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modo

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
Modo(モド)
logo 3D
作者さくしゃ The Foundry Visionmongers英語えいごばん
開発元かいはつもと Luxology英語えいごばん
最新さいしんばん
Modo 16.0v3(2022/8/16現在げんざい)
対応たいおうOS Microsoft Windows, macOS, Linux
対応たいおう言語げんご 日本語にほんご英語えいご
公式こうしきサイト http://modogroup.jp/ (日本にっぽん)
https://www.thefoundry.co.uk/products/modo/ (本家ほんけ英語えいご)
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Modo (モド) はThe Foundry英語えいごばんしゃ開発かいはつしている3次元じげんコンピュータグラフィックス (3DCG) 作成さくせいソフトウェアである。2012ねん10がつ最初さいしょ開発元かいはつもとであるLuxology英語えいごばんしゃとThe Foundryしゃあいだにおいて経営けいえい統合とうごうがなされたことにより、The Foundryしゃ提供ていきょうする合成ごうせい編集へんしゅうツール「Nuke」などの製品せいひんラインアップのひとつとしてくわわった。日本にっぽんでは、株式会社かぶしきがいしゃディストーム MODO JAPAN グループが代理だいりてんとして日本語にほんごばんのローカライズと販売はんばいおこなっている。ピクサーなどの主要しゅようなCG制作せいさくスタジオでも採用さいようされている高機能こうきのうソフトウェアであり、開発かいはつ経緯けいいからモデリングにとくしたソフトウェアとしての印象いんしょうつよいが、バージョン201以降いこうモデリング以外いがい機能きのう大幅おおはば拡張かくちょうされ、V-Rayひとし有名ゆうめいプラグインもMODOよう参入さんにゅうした。

また、MODOはLightWave 3D初期しょき開発かいはつスタッフ(LW3Dレイアウト開発かいはつしゃアレン・ヘイスティングとLW3Dモデラー開発かいはつしゃスチュワート・ファーガソン)を中心ちゅうしん開発かいはつされている。

エディション

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正式せいしきばんほかに、教育きょういく関係かんけいしゃ学生がくせいけエディションと、ゲーム配信はいしんサービスSteamのゲームで使つかmodやインディーズゲームの制作せいさくようとしてとくした「MODO indie」がある。ともに大幅おおはば安価あんかだが教育きょういくよう商用しょうよう不可ふか、SteamばんはSteam以外いがいでの利用りよう不可ふか商用しょうよう利用りよう可能かのう)などの制限せいげんがある。

本家ほんけに15日間にちかん試用しようできる「modo Basic Trial」という無料むりょう体験たいけんばんがある。(英語えいごばんのみ)[1]

変遷へんせん

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Siggraph 2004ではじめてのデモンストレーションがおこなわれ、2004ねんあきにリリースされた。

コードネームNexus(ネクサス)とばれるLuxology独自どくじの3DCGアプリケーション開発かいはつプロットじょう製作せいさくされた最初さいしょのアプリケーションということである。

※(Nexusの目的もくてき複雑ふくざつする3DCGデザインのワークフローをいまいち整理せいりなおし、より効率こうりつてきなモデリング、レンダリング、アニメーションなどの一連いちれん作業さぎょう統合とうごうてきおこなえる環境かんきょうととのえることにあり、modoはその一環いっかんとして製作せいさくされている。)

modo101しん機能きのう

  • モデリング機能きのうのみの実装じっそうである。

2006ねん6がつ7にち発売はつばい日本語にほんごばんは2006ねん6がつ中旬ちゅうじゅん

modo201しん機能きのう

  • レンダリング機能きのう追加ついかなど。

2007ねん9がつ発売はつばい。ポリゴン、サブディビジョンサーフェースによるモデリング機能きのう、スカルプティング、3Dペイント、アニメーション、およびレンダリングができる統合とうごうパッケージへと進化しんかげている。

スカルプティングのような、普通ふつうべつアプリとして提供ていきょうされるような機能きのう大胆だいたん搭載とうさいされた。

現在げんざいのmodoの骨格こっかく完成かんせいしたバージョンである。

modo301しん機能きのう

  • スカルプト機能きのう搭載とうさい
  • 3Dペイント機能きのう搭載とうさい
  • 簡単かんたんなアニメーション機能きのう搭載とうさい(作業さぎょう画面がめんにanimateタブ追加ついか)

ほか多数たすう

※ なお、1ねんの2008ねんなつごろに、マイナーアップデートばんmodo302が発売はつばいされた。

2009ねん6がつ20にちごろ発売はつばいおもにプロダクトや建築けんちくシーンを志向しこうした機能きのう追加ついかされた。

おもSolidworksとの提携ていけいによりまれた機能きのうをmodoにフィードバックしたためである。

modo401しん機能きのう

  • アイテムプリセットの追加ついか(ショートカット F6)。(事前じぜん使用しようしたアイテムを登録とうろくすることですばやくべつのシーンに追加ついかできる)
  • 作業さぎょう画面がめん上部じょうぶにLayoutタブの追加ついか(インテリアシーンよう作業さぎょう画面がめんである。プリセットブラウザーがデフォルトで表示ひょうじされており、アイテムをドラッグ&ドロップし素早すばやくシーンをセットアップできる)
  • 表現ひょうげんする「fur」の追加ついか。([シェーダツリー]>[レイヤー追加ついか]>「special」>「fur material」)
  • リプリケーターの追加ついか
  • 「Blurry Refraction」の追加ついか簡単かんたんに「すりガラス」が表現ひょうげんできるようになった)。
  • 「クリアコート」の追加ついか(クリアラッカーのようなコーティングによる塗膜とまく表現ひょうげん)。
  • あやかたせい反射はんしゃ」の追加ついか。ステンレスの表現ひょうげん有効ゆうこう。(マテリアル>ラフネスのした追加ついかされた。%で設定せっていできる)
  • カラーピッカーのみガンマ補正ほせいができるようになった。
  • トーンマッピングの追加ついか(レンダリングウィンドウに設置せっちされた後処理あとしょり機能きのう画像がぞうのトーンをおさえることができる)
  • ボリュームライトの追加ついか (シェーダーツリー>アイテムタブ>ディレクションライト>ディレクションライトプロパティいちばんのボリュームチェックボックス)
  • シャドウキャッチャーの追加ついか
  • うつしかい深度しんど追加ついか(シェーダーツリー>アイテムタブ>「カメラ」>下部かぶプロパティ>タブ「カメラエフェクト」)F-stopがひくいほどボケがおおきく手前てまえまでる。おおきければシャープになる。
  • ペンツールにかべモードが追加ついかされ、かべあつみを設定せっていしてトレースできるようになった。
  • 回転かいてん表現ひょうげんするモーションブラーエフェクトがかけられるようになった。
  • バックドロップアイテムはコントラスト、輝度きど透明とうめいチャンネルをつように変更へんこうされた。
  • あたらしいUVの投影とうえい方法ほうほう導入どうにゅうされ、ペイントおよびスカルプティングのUVの問題もんだい減少げんしょうした。
  • ペイントはマルチスレッドに対応たいおう
  • エッジベベル(かくまるめ)はより複雑ふくざつなエッジ選択せんたくたいしてこう品質ひんしつなベベルを生成せいせいするようになった。
  • サーフェイスにたいしてノンバイアスのモンテカルロを設定せっていできるようになった。([シェーダツリー]>[base shader]>「Indirect illum type」)
  • アイテムのスナップがXキーで使用しよう選択せんたくされているアイテム、ピボット、センターにたいして有効ゆうこう
  • Autodesk FBX は、ふるい2006と最新さいしんの2010ライブラリの両方りょうほうをサポートするように更新こうしんされた。
  • COLLADA ローダーとセーバーがサポートされた。このプラグインはジオメトリのきだけでなく、アニメーションもサポート。
  • 現在げんざい選択せんたくしているエレメントの寸法すんぽう表示ひょうじするバウンディングボックス表示ひょうじツール(寸法すんぽうツール)が追加ついか
  • ふたつのジョイントで定義ていぎされる簡単かんたんな2Dのインバースキネマティクスの機能きのうがmodo 401で有効ゆうこうに。
  • パラメーターの数値すうちがマウスホイールで小数点しょうすうてん以下いかほろ調整ちょうせい可能かのうになった。
  • アンチエイリアスのかかりかたあらたに追加ついかされた。(shader tree > render > settingタブのうえから2つめに[Box], [Triangle], [Gaussian], [Catmull-Rom], [Michell-Netravali]、デフォルトは[Gaussian])
  • カーブレンダリング:実体じったいいベジェ曲線きょくせんにカーブがつけられる(曲線きょくせん選択せんたくしたのち、item>該当がいとうのメッシュ選択せんたく>メッシュプロパティ>中段ちゅうだんにある「render curve」)

ほか多数たすう

また、modo401より、修正しゅうせいばんはサービスパック (SP1, SP2, ...) といった表記ひょうきになった。

このころ発売はつばいされたmodo関連かんれん商品しょうひん

  • Splash Kit(みずしぶきや水滴すいてきのプリセットしゅう)
  • PHOTON CRAFTのデータしゅう家具かぐのプリセットしゅう

参考さんこう

2010ねん12月24にちにmodo501日本語にほんごばん発売はつばい

Pixarしゃのサブディビジョンサーフェイス(P-Sub)のサポートがおおきなトピックであった。

またレンダリング速度そくど大幅おおはばなスピードアップもおどろきをもってむかれられた[だれによって?]

modo501しん機能きのう

  • Mayaなどと互換ごかんさせるため、P-Subという旧式きゅうしきのサブディビジョンサーフェスが搭載とうさいされた。(モデリングビューでShift+tabキーでえ)
  • スカルプトに、「マルチレゾリューション」チェックボックスが追加ついかされ、より快適かいてきにスカルプティングがしやすくなった。
  • レンダリングスピードが大幅おおはば高速こうそく。(同時どうじにプレビューレンダリングも高速こうそくされた)
  • 「RayGL」の追加ついかされ、最終さいしゅう画面がめんちか状態じょうたい作業さぎょうできるようになった。(プレビューレンダリングない作業さぎょうできるような感覚かんかくである)
  • スケマティックビューの搭載とうさい。(いわゆるノード表示ひょうじ
  • P-Subモードのときのみ「エッジウェイト」が使用しようでき、より簡単かんたん操作そうさかくまるみが表現ひょうげんできるようになった。
  • モーションブラーを後処理あとしょり表現ひょうげんできるようになり、みじかいレンダリング時間じかんでブラーエフェクトを表現ひょうげんできるようになった。
  • えないファーの除去じょきょ機能きのう搭載とうさい。(Fur materialのプロパティ中段ちゅうだんの「View Frustum Culling」チェックボックス)
  • 分割ぶんかつされた巨大きょだいなテクスチャーが利用りようできるようになった。
  • 「Displacement as Bump」の追加ついかされ、非常ひじょうおもいディスプレースメントマッピングを使つかわなくても、通常つうじょうのバンプより高性能こうせいのう凹凸おうとつ表現ひょうげんができるようになった。
  • うつしかい深度しんど改善かいぜん:「カメラ」アイテムにある「カメラエフェクトタブ」じょうから4番目ばんめに「はね枚数まいすう」がえらべるようになった。どううえから番目ばんめに「エッジウェイト」がえらべるようになりぼけあじのシャープさを設定せっていできる。
  • アンチエイリアスのサンプルすうが1024pixelまでえらべるようになった。(従来じゅうらいは256pixelまで)
  • マテリアルに物体ぶったいえていくような効果こうか「ディソルブりょう」が設定せっていできるようになった。
  • 立体りったいレンダリングのサポート。(あかあおメガネを使用しようすることにより、立体りったいてきえることができる)
  • マテリアルのひょううら別々べつべつのグラデーションを設定せっていすることができるようになった。
  • 輪郭りんかくせんレンダリングができるようになった。([シェーダツリー]>[最終さいしゅうカラー]>「輪郭りんかく」>「サーフェイス境界きょうかい」)
  • カラーピッカーがカスタム可能かのうになりHDRもサポートされた。
  • プレビューレンダリングウィンドウでマテリアルなどのうえみぎクリックをすると、現在げんざいのマテリアル設定せってい表示ひょうじされるようになった。
  • メニューバーの「レンダー」ーのメニューいちばんに「レンダーリージョンツール」が追加ついか。これを選択せんたくしてドラッグすると矩形くけい部分ぶぶんのみがレンダリングされる。
  • 等間隔とうかんかくにクローン:「duplicateタブ」の「clone」で1つ複製ふくせい作成さくせい>「clone」ツールプロパティ中腹ちゅうふくにある「between」チェックボックスにチェック > 一番いちばんじょう必要ひつよう数値すうちれることで等間隔とうかんかくにクローンをつくることができる[1]
  • COLLADA 入出力にゅうしゅつりょくオプションの追加ついか

バグなど

  • 501よりバンプシステムが大幅おおはば変更へんこうになり、modo401からmodo501にってくるとバンプがつよくなってしまうので、modo501よう修正しゅうせいする必要ひつようがあった。
  • バンプなどにバグがのこっており、一部いちぶ改善かいぜんされていない。
  • modoオリジナル方式ほうしきのSDSにくらべ、けっしてP-SUBはすぐれた方式ほうしきではない。あくまでソフトとの互換ごかんせいたかめるものである。

参考さんこう

2012ねん3がつ1にち (日本語にほんごばんは3がつ8にち) に、modo601が発表はっぴょうされた。ぜんバージョンからやく14ヶ月かげつぶりの登場とうじょうとなった。

おもに、アニメ、キャラクター、人物じんぶつうごきを重視じゅうしした機能きのうおお追加ついかされた。

modo601しん機能きのう

  • modo601では、かねてより非常ひじょう要望ようぼうたかかった「ボーン」がついに搭載とうさいされ、本格ほんかくてきなキャラクターアニメーションができるようになった。(IKinemaしゃライセンス)(これにより、モデリングからアニメまでmodo一本いっぽん完結かんけつできるようになり、アプリケーションをする手間てま大幅おおはばることが期待きたいされる。)
  • セルシェーダーが追加ついかされ、りもふくめたアニメ調ちょうのレンダリングが可能かのうになった。
  • 以前いぜんよりプラグインとして別売べつうりにされていた、物体ぶったい衝突しょうとつをシミュレーションする「リコイル」がmodo本体ほんたい統合とうごうされ、さらにぬの衝突しょうとつあつかえるようになった。
  • テクスチャリプリケータ技術ぎじゅつ搭載とうさい
  • エリアライトが可視かしできるようになった。(従来じゅうらい可視かししようとすると、エリアライトに発光はっこう設定せっていしたいたポリゴンをかさねなくてはいけなかった。)
  • 「スカイポータル」機能きのう追加ついか。(そとこうはい室内しつないインテリアレンダリングにおいて、発生はっせいしやすいアーティファクトを低減ていげんさせる補助ほじょ機能きのう
  • マテリアルに「Round Edge Widht」(ラウンドウェッジウェイト)が追加ついかされた。これにより、SDSじょう非破壊ひはかいタイプのかくまるめが可能かのうになった。実際じっさい形状けいじょうえていないので変更へんこう簡単かんたんにできる。(ただし擬似ぎじてきかくまるめなので、不都合ふつごう場合ばあいがある。その場合ばあいフリーズなどを使つか必要ひつようがある)
  • 「レンダーパス」という複数ふくすう設定せっていのレンダリング結果けっか比較ひかくするツールができた。
  • 「レンダーブーリアン」が搭載とうさいされ、従来じゅうらい形状けいじょうをスライスして断面だんめんをレンダリングしていたが、この機能きのう使つかうことにより、非破壊ひはかいてき断面だんめんをレンダリングすることができるようになった。
  • リトポロジー機能きのう(クリーンなポリゴンモデルをさい生成せいせいする機能きのう専用せんよう画面がめん追加ついかされた。これにより3Dスキャナーや3DCADからのインポートなどでまれた不具合ふぐあいおおいモデルを、きれいなメッシュモデルにさい構築こうちくすることができる。
  • スリップUV機能きのう:ポリゴンメッシュをうごかすとメッシュじょうのUVも変形へんけいされてしまったが、「スリップUV」を使つかうとメッシュじょうのUVをうごかさずメッシュを変更へんこうできる。(トランスフォームツールにチェックボックスがついた)
  • 人間にんげんはだ専用せんようシェーダーとして、スキンシェーダーとヘアシェーダーがあらたに搭載とうさいされた。
  • modo601から、アダプティブサブディビジョンがP-subでも使用しようできるようになった。
  • Matcapという、光源こうげんひかり影響えいきょうけないシェーダーがあらたに搭載とうさいされた。形状けいじょう把握はあくするのにやすい。(ZBrush搭載とうさいされたものにちかい。)
  • レンダリング結果けっかのウィンドウが進化しんかし、従来じゅうらいくわえ、画像がぞうたいして後処理あとしょりなどもおこなえるようになった。また、複数ふくすうのレンダリング結果けっかはん透明とうめいかさねてを比較ひかくする機能きのうもついた。→「レンダーディスプレー機能きのう
  • modo 601ではAlembic 1.0に対応たいおうした入出力にゅうしゅつりょくプラグインに対応たいおうした(2012ねん時点じてん最新さいしんの3D入出力にゅうしゅつりょくフォーマット。Alembicの基本きほんコードはプロジェクトのGoogle Codeサイトよりダウンロードすることが。)
  • 履歴りれきデフォーマーの搭載とうさい
  • フォールオフツールにsoftimage XSIふう選択せんたく方法ほうほう「ソフトセレクション」追加ついか。(選択せんたく周辺しゅうへんにあるメッシュとう距離きょりおうじたウェイト設定せってい)が搭載とうさいされている。
  • 「シルエット表示ひょうじチェックボックス」を搭載とうさい。「ipodのCM」のように[よう説明せつめい]オブジェクトをシルエット表示ひょうじできる。
  • 601からRender OutputにあたらしくVolume専用せんようのOutputがいくつか追加ついかされており、Volume Depthを使つかうとDepthの情報じょうほうがバッファにる。
  • まるめエッジはば」の追加ついか。オブジェクト同士どうしがくっつきメタボールてき表現ひょうげん出来できる。マテリアルを設定せっていし、マテリアルプロパティないにある、サーフェース法線ほうせんまるめエッジはば数値すうちげる。
  • F8キーでてくる「プレビューレンダラー」の上部じょうぶに「フルレゾリューションモード」が追加ついかされた。実際じっさいのサイズまでレンダリングをつづけてくれる。しかもプレビューレンダリングの上部じょうぶメニュー[save]でフルレゾリューションでセーブも出来できる。
  • ペンツールのウォールモードが進化しんかかべあつさもいた直後ちょくごなら変更へんこうできる。頂点ちょうてん数字すうじ表示ひょうじできるチェックボックスが下部かぶについた。
  • くもけむりなどのボリュームレンダリングが追加ついか。またみずながれをアニメーションするRealFlowのbinファイルも可能かのう([シェーダーツリー」>「アイテム追加ついか」>下部かぶの「ボリューム」>マテリアルプロパティ「パーティクルソース」で変更へんこう
  • 3Dconnexionの3Dマウスが使つかえるようになった。素早すばやくビュー操作そうさができる。

2012ねん6がつ19にち modo 601 SP2リリース たくさんのバグが修正しゅうせいされた。[2]

2012ねん8がつ14にち modo 601 SP3リリース たくさんのバグが修正しゅうせいされた。[3]

別売べつうりプラグインなど

  • modo601ように「CADきゃど Loaders for modo」が別売べつうりで発売はつばいされ、従来じゅうらい「ポリゴンけ」などがおお修正しゅうせい非常ひじょう時間じかんがかかっていた「IGES」などの3DCADデータが非常ひじょうにきれいにめるようになった。IGES,STEP,Parasolidとうめる上位じょういばんは695ドル(やく56295えん)、Parasolidのみの下位かいばんは495ドル(やく40095えん)である。複数ふくすうおな部品ぶひんむときにリプリケーターとしてまれるため、動作どうさかるくなる。
アメリカのカリフォルニアしゅうサンディエゴのIntegrityWareしゃによってluxologyのために開発かいはつされたプラグイン。
これはsubdivisionとNURBSをつなげるプラグインで、modoでつくったsub-DをCADきゃどのNURBSにエクスポートできるツールである。601以降いこう使用しようできる。(595ドル/やく48195えん)

参考さんこう

その

  • 3Dゲームエンジン「unity」開発かいはつツールはmodoのlxoネイティブに対応たいおうしている。
  • ソリッドワークスのデータを直接ちょくせつむことが出来できようになった。(ただし、32ビットのWindowsばんのみ)

2013ねん3がつ26にち発売はつばい。(日本語にほんごプレリリースばん2013ねん4がつ10日とおか〜12にち予定よてい

MODO601から13ヶ月かげつぶりのメジャーリリースである。このバージョンより価格かかくすこ上昇じょうしょうした。

このバージョンからThe Foundryしゃ合併がっぺい同社どうしゃ製品せいひんラインナップと違和感いわかんがないようにロゴ「modo」が大文字おおもじ「MODO」に変更へんこうされた。

映像えいぞうけいつよいThe Foundryしゃソフトとの連動れんどう意識いしきしたためか、エフェクトめん(けむり表現ひょうげんとう)での強化きょうかられる。

インポートされたあつかいにくいメッシュをきれいなメッシュに変換へんかんするトポロジー関係かんけいにも機能きのう追加ついかされた。

アニメーション関連かんれんではオーディオがサポートされたためアニメにおとをつけることが可能かのうになった。

MODO 701しん機能きのう
  • パーティクルシミュレーション:エミッターなどダイナミックにパーティクルを生成せいせいするシミュレーションエンジンを搭載とうさい。ライブシミュレーション機能きのう使つかっていろいろな方法ほうほうでパーティクルを発生はっせいさせることができる。パーティクルのスカルプティングやメッシュへの変換へんかんもできる。
  • レイアウトスイッチャー(Ctrl+TABキー):ショートカットキーを使用しようしてモデルやレンダリングのレイアウトを素早すばや
  • Ctrl+~(チルダ)キーでパイメニュー形式けいしきでレイアウトが表示ひょうじ (Favoriteモード) これも上記じょうきおなじできな作業さぎょう画面がめん複数ふくすう登録とうろくせる機能きのう任意にんい登録とうろくできる。
  • コンターツール(等高線とうこうせんツール):アクティブのアイテムの輪切わぎりにして断面だんめんをカーブポリゴンとして生成せいせい。ブリッジツールとわせた、リトポ使用しよう想定そうてい
  • ブリッジツール:複数ふくすうのブリッジをいちおこなうことができるようになった。上記じょうきのコンターツールとわせて素早すばやくトポロジーができるようにつくられている。
  • トポロジーペンにPointモード、Fillモード追加ついか
  • エッジベベルツールにあたらしいオプション:Sharpモード(ポリゴンにたいしてインセットをおこなったのとおなじような分割ぶんかつ) Squareモード(エッジからオフセットした位置いちにスライスをおこない、エッジウェイトなしでまるみをびたシャープなエッジが追加ついか可能かのう)
  • エッジやポリゴンのコピーアンドペースト機能きのう改善かいぜん:エッジがコピーアンドペースト出来できるように(601までは不可ふか)
  • item listにメッシュのマージとアンマージ追加ついか (Merge Meshes:選択せんたくした複数ふくすうのメッシュを最初さいしょ選択せんたくしたアイテムに結合けつごう Unmerge Mesh:メッシュをポリゴングループ単位たんい別々べつべつのメッシュアイテムに分割ぶんかつ ひとつのメッシュアイテムにふくまれている複数ふくすう部品ぶひん別々べつべつのメッシュアイテムに分離ぶんりしてアニメーションさせたいときなどに便利べんり)
  • スプリットノーマル (エッジを部分ぶぶんてきするどくする)
  • Pythonスクリプトのインタープリタが大幅おおはば強化きょうか:modoのコマンドラインばんであるmodo_clに-console:pythonという引数ひきすうをつけて起動きどうすると、Pythonのコンソールとしてmodoを使用しようすることができる
  • スケマティックビューの強化きょうか
  • アニメーション作業さぎょうレイアウトの大幅おおはば変更へんこう
  • アニメーションのオーディオサポート
  • アニメーション タイムツールやモーションパスの編集へんしゅう機能きのう追加ついか
  • アニメーション ダイナミックペアレンティング :インタラクティブに親子おやこ関係かんけい変更へんこうすることができる
  • ポーズツールにダイナミックピニングの機能きのう
  • プレビューレンダリング:速度そくどぜんバージョンとくらべものにならないぐらい[よう説明せつめい]高速こうそく
  • スカルプティング速度そくど大幅おおはば向上こうじょう
  • スカルプティングHUDの搭載とうさい
  • スカルプトのマスキング機能きのうによる使つか勝手がって向上こうじょう
  • 環境かんきょうのインポータンスサンプリング :レンダリングにたいする影響えいきょうおおきい重要じゅうよう最適さいてき箇所かしょ環境かんきょうマップから抽出ちゅうしゅつする技術ぎじゅつで、モンテカルロほうわせてよりノイズのすくないレンダリングを高速こうそくおこなうことが
  • フィジカルスカイの計算けいさんモデルを従来じゅうらいのモデルしきよりもより精度せいどたかいモデルに変更へんこう
  • カーブレンダリングの機能きのう強化きょうか
  • シェーダツリーでの作業さぎょうレスポンスが大幅おおはば向上こうじょう沢山だくさんのマテリアルやアイテムをつシーンでのマテリアル設定せってい作業さぎょう効果こうか発揮はっき
  • レンダープロキシ:レンダリング動的どうてきにモデルデータを
  • Linuxばん(ベータばん
  • プリセットの登録とうろく簡単かんたんに。シェーダツリーからマテリアルをドラッグしてプリセットブラウザにドロップするとそのマテリアルのプリセットが自動的じどうてき作成さくせいされる。
  • modo 701ではかくレイアウトごとにキーボードショートカットを定義ていぎできるように。
  • UTF-8のサポート:漢字かんじなどの2バイト文字もじふくんだファイルめいみや保存ほぞん問題もんだい低減ていげん
  • (Macのみ)アプリケーションをフルスクリーンで表示ひょうじするモードのサポート
  • (Macのみ)Retinaディスプレイでフォントを綺麗きれい表示ひょうじするための改善かいぜん

2014ねん4がつリリース[4]

MODO 801しん機能きのう
  • ノーダルシェーディング:従来じゅうらいのシェーダーツリー (ツリー構造こうぞうベースのシェーダー構築こうちく) にくわえ、ノードベースでのシェーダー構築こうちく可能かのうになった。
編集へんしゅうはスケマティックビューでおこなう。
  • スナップ機能きのう強化きょうか
  • ヘア機能きのう強化きょうか

2015ねん8がつリリース[5]

これまで別売べつうりのプラグインとして提供ていきょうされていたMeshFusionが統合とうごうされた[6]

その、UV関連かんれん機能きのう強化きょうかされている。

2018ねん4がつ上旬じょうじゅんにリリース。

価格かかく通常つうじょう価格かかく257,040えん(税込ぜいこみ)(日本語にほんごばん)となっている。[7]

MODO 12しん機能きのう[8]

  • プロシージャルモデリング / メッシュペイントの強化きょうか
  • Modo VR レビューとレイアウト
  • MeshFusion Surface Strips と Stitching
  • AMD Radeon Pro Render

Luxologyしゃ公認こうにんmodoユーザーグループ

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アップルストアのセミナーなどを前身ぜんしんとして、有志ゆうしによる定期ていきてきなセミナーがひらかれ、よりmodoを効率こうりつてき使つかえるように勉強べんきょうかいおこなわれている。

脚注きゃくちゅう

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外部がいぶリンク

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