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Passage (来生きすぎたかおのアルバム)

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Passage
来生きすぎたかおスタジオ・アルバム
リリース
録音ろくおん 日付ひづけ記載きさいなし
(スタジオ キーストーン)
ジャンル ニューミュージック
時間じかん
レーベル キティレコード
プロデュース 来生きすぎたかお
チャート最高さいこう順位じゅんい
来生きすぎたかお アルバム 年表ねんぴょう
永遠えいえん瞬間しゅんかん
(1991ねん)
Passage
(1993ねん)
Another Story
(1994ねん)
『Passage』収録しゅうろくシングル
  1. 「ためいきのあとで」
    リリース: 1992ねん5がつ27にち
  2. あいする時間じかんに」
    リリース: 1992ねん11月21にち
  3. 二人ふたり場所ばしょ
    リリース: 1993ねん7がつ1にち
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Passage』(パッセージ)は、1993ねんにリリースされた来生きすぎたかおの17まいのオリジナル・アルバム(CT規格きかく品番ひんばん:KTTR-1247〉/CD規格きかく品番ひんばん:KTCR-1247〉)である。

概要がいよう[編集へんしゅう]

原則げんそくてきに、来生きすぎたかおは“来生きすぎ”に省略しょうりゃく来生きすぎえつこは“来生きすぎえつこ”と表記ひょうき

前作ぜんさく永遠えいえん瞬間しゅんかん』から2ねんはんりのオリジナル・アルバムであり、また、CTが存在そんざいする最後さいごのアルバムでもある。

ジャケット写真しゃしんは、だい1撮影さつえい候補こうほ箱根はこね台風たいふうのために断念だんねんせざるをず、北海道ほっかいどうまであしばし、かれのカフェテラスで撮影さつえいしたものである[1]

復刻ふっこくばん[編集へんしゅう]

  • 2007ねん3月21にち:オリジナル・アルバム、企画きかくアルバムをあつめた21まいぐみCD-BOX『来生きすぎたかおだい全集ぜんしゅう』(ユニバーサルミュージック規格きかく品番ひんばん:UPCY-6355/75)に1995年版ねんばん収録しゅうろく規格きかく品番ひんばん:UPCY-6371)。

パッケージの体裁ていさい[編集へんしゅう]

アルバムタイトル[編集へんしゅう]

初出しょしゅつのジャケット表記ひょうき“Passage”以外いがいのもの

おび
  • CD:“パッセージ”
ケースの側面そくめん
  • CT:“パッセージ”

各種かくしゅディスコグラフィーひとしによってもことなり、それぞれに片仮名かたかなアルファベット使用しようされている。

ディスクジャケット[編集へんしゅう]

  • オリジナルばんCD:ジュエルケースにブックレットを挿入そうにゅう
  • 2007年版ねんばんCD:ジュエルケースにオリジナルばんCDのものを基調きちょうとしたブックレットを挿入そうにゅう

おびのコピー[編集へんしゅう]

収録しゅうろくきょく[編集へんしゅう]

CTばん(CDばん省略しょうりゃく

かくきょく収録しゅうろく時間じかんはCDに準拠じゅんきょ

SIDE 1[編集へんしゅう]

  1. Almost(3:52)
    • 作詞さくし来生きすぎえつこ作曲さっきょく来生きすぎたかお / 編曲へんきょく松井まつい忠重ただしげ
    • 来生きすぎえつこによれば、ディレクターとの相談そうだん結果けっかあま食卓しょくたく」(アルバム『ジグザグ収録しゅうろく)のイメージでつくられた楽曲がっきょくで、タイトルになった“Almost”は、ギルバート・オサリヴァン会食かいしょくしたり、会話かいわなかにこの単語たんご頻発ひんぱつして印象いんしょうのこったため、いつか使つかいたいとおもっていたという[2]
    • 来生きすぎも、ギルバート・オサリヴァンを意識いしきしてつくったとべている[2]
  2. 二人ふたり場所ばしょ(5:13)
    • 作詞さくし来生きすぎえつこ / 作曲さっきょく来生きすぎたかお / 編曲へんきょく椎名しいな和夫かずお
    • だい29だんオリジナル・シングル(1993ねん7がつ1にちリリース)で、はごろもフーズのテレビCMで使用しようされた。
    • 来生きすぎえつこによれば、歌詞かし登場とうじょうする男女だんじょ来生きすぎたかお夫婦ふうふをイメージの源泉げんせんにしているという[3]。また、歌詞かしに“笑顔えがお”をれる注文ちゅうもんがあって苦労くろうしたが作品さくひんになったとかたっている[4]
    • 来生きすぎは、ほんアルバムのきな楽曲がっきょくの1つにえらんでいる[2]
    • どう曲名きょくめいかんしたテレフォンカードつくられている。
  3. きみおくふう(4:33)
    • 作詞さくし来生きすぎえつこ / 作曲さっきょく来生きすぎたかお / 編曲へんきょく十川そがわとも
    • 日本にっぽん自転車じてんしゃ振興しんこうかいのマウンテンバイク・キャンペーンのイメージソングとしてテレビCMで使用しようされ、シングル「ためいきのあとで」にもカップリングきょくとして収録しゅうろくされている。
    • 来生きすぎえつこによれば、さきにCMフィルムをて、そのイメージにわせたという[2]
    • 来生きすぎは、バラードが中心ちゅうしんのアルバムのため、シングルのカップリングきょくからほんきょくえらんで収録しゅうろくしたとべている[2]
  4. つきなみだ(3:59)
    • 作詞さくし来生きすぎえつこ / 作曲さっきょく来生きすぎたかお / 編曲へんきょく萩田はぎた光男みつお
    • 来生きすぎえつこによれば、舞台ぶたいはロマンチックな曲調きょくちょうわせて月夜つきよにし、タイトルがかんだとき、すんなり納得なっとく出来できたという[2]
    • 来生きすぎは、ほんアルバムのきな楽曲がっきょくの1つにえらんでいる。パット・ブーンコニー・フランシス連想れんそうするという[2]
  5. ためいきのあとで(4:33)
    • 作詞さくし来生きすぎえつこ / 作曲さっきょく来生きすぎたかお / 編曲へんきょく富田とみたもとひろし
    • だい27だんオリジナル・シングル(1992ねん5月27にちリリース)で、テレビ朝日てれびあさひABCけいドラマ『うら刑事けいじ』(1992ねん4がつ14にち - 6月30にち)の主題歌しゅだいかとして使用しようされた。
    • 来生きすぎえつこによれば、刑事けいじドラマの主題歌しゅだいかということで、先方せんぽう意向いこうんだものになったという。また、おとりにくいうたしのメロディーにおとうとらしさをかんじるとべている[2]

SIDE 2[編集へんしゅう]

  1. あいという角度かくど(5:15)
    • 作詞さくし来生きすぎえつこ / 作曲さっきょく来生きすぎたかお / 編曲へんきょく萩田はぎた光男みつお
    • 来生きすぎえつこによれば、作詞さくしにおいて試行錯誤しこうさくごがあり、“あいという角度かくど”というフレーズをおもいたことで最終さいしゅうてきにメッセージしょくたせたという。また、タイトルの選定せんていはディレクターによるものだったとかしている[2]
  2. エンドレス(3:50)
    • 作詞さくし来生きすぎえつこ / 作曲さっきょく来生きすぎたかお / 編曲へんきょく松井まつい忠重ただしげ
    • 来生きすぎえつこによれば、歌詞かしないの“通過つうかしてもエンドレス”というフレーズにアルバム・タイトルの意味合いみあいをもっとめているという[5]
  3. あいする時間じかん(4:57)
    • 作詞さくし来生きすぎえつこ / 作曲さっきょく来生きすぎたかお / 編曲へんきょく富田とみたもとひろし
    • だい28だんオリジナル・シングル(1992ねん11月21にちリリース)で、東映とうえい映画えいがわたしいてそしてキスして』(1992ねん)の主題歌しゅだいかとして使用しようされた。オリコンだい78最高さいこう)にライクインした。
    • 来生きすぎえつこは、歌詞かし上記じょうき映画えいが監督かんとく佐藤さとうじゅんわたる意向いこうれたかたちになったことをかしている[2]
  4. あなたの色彩しきさい(4:39)
    • 作詞さくし来生きすぎえつこ / 作曲さっきょく来生きすぎたかお / 編曲へんきょく萩田はぎた光男みつお
    • NTT「ハウディ・コードレスホンCP-R40」のテレビCMで使用しようされた。
    • 来生きすぎえつこによれば、すぐさまディレクターと意見いけん一致いっちし、“ロマンティックですこいき”という世界せかいかん決定けっていしたという[2]。なお、歌詞かしえがかれた美術館びじゅつかん光景こうけいは、アルフレッド・ヒッチコック監督かんとくの『めまい』、ブライアン・デ・パルマ監督かんとくの『ころしのドレス』がもとになっているという[6]
    • 来生きすぎは、バート・バカラック楽曲がっきょくをイメージしてつくったという[2]
  5. ゆめつむ(5:01)
    • 作詞さくし来生きすぎえつこ / 作曲さっきょく来生きすぎたかお / 編曲へんきょく萩田はぎた光男みつお
    • 来生きすぎえつこによれば、最初さいしょからクリスマス・ソングとして制作せいさくし、「Made In X'mas」(アルバム『With Time収録しゅうろく)とはぎゃくにしっとりした楽曲がっきょく意図いとしたという[2]
    • 来生きすぎによれば、映画えいがディア・ハンター』(1978ねん)の挿入歌そうにゅうかである「MEMORY ETERNAL」の、コーラスをかさねた牧歌ぼっかてき叙情じょじょうてきなイメージをもと制作せいさくし、ほんアルバムのきな楽曲がっきょくの1つにえらんでいる[2]

参加さんかミュージシャン[編集へんしゅう]

記載きさいなし

参加さんかスタッフ[編集へんしゅう]

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

  1. ^ ファンクラブ「TAKAO CLUB」の会報かいほう『égalité』vol.29
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n ファンクラブ「TAKAO CLUB」の会報かいほう『égalité』vol.30
  3. ^ 『égalité』vol.28
  4. ^ ベスト・アルバム『二人ふたり場所ばしょ Ballad Selection』(1996ねん7がつ25にち)のブックレット
  5. ^ 『égalité』vol.29
  6. ^ ファンクラブ「来生きすぎたかおインフォメーションデスク」の会報かいほう別冊べっさつ 来生きすぎたかお』1998あきごう