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With Time

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
『With Time』
来生きすぎたかおスタジオ・アルバム
リリース
録音ろくおん 日付ひづけ記載きさいなし
(キーストーンスタジオ、キーストーンスタジオ〈リミックス〉、キティ伊豆いずスタジオ〈リミックス〉)
ジャンル ニューミュージック
時間じかん
レーベル キティレコード
プロデュース 多賀たが英典ひでのり
チャート最高さいこう順位じゅんい
  • LP:34オリコン
  • CT:51(オリコン)
  • CD:28(オリコン)
来生きすぎたかお アルバム 年表ねんぴょう
Étranger
(1987ねん)
With Time
(1988ねん)
SOMETHING ELSE
(1989ねん)
『With Time』収録しゅうろくシングル
テンプレートを表示ひょうじ

With Time』(ウィズ タイム)は、1988ねんにリリースされた来生きすぎたかおの14まいのオリジナル・アルバム(LP規格きかく品番ひんばん:28MS-0189〉/CT規格きかく品番ひんばん:28CS-0189〉/CD規格きかく品番ひんばん:H32K-20131〉)である。

概要がいよう

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原則げんそくてきに、来生きすぎたかおは“来生きすぎ”に省略しょうりゃく来生きすぎえつこは“来生きすぎえつこ”と表記ひょうき

アナログLPばんがリリースされた最後さいごのアルバムで、タイトルには“このアルバムをいているとききみ一緒いっしょ”という意味合いみあいをめており、来生きすぎえつこが用意よういした候補こうほあんから、かりやすさと字面じめんさでえらばれた。なお、一旦いったんは“SCENES”というタイトルにまっていたが、ニューミュージックけいぼうアーティストがさきんじてたようなタイトルのアルバムをリリースしていたため、急遽きゅうきょ変更へんこうになったという[1]

ジャケットには、短髪たんぱつ来生きすぎ自身じしん写真しゃしんもちいられている。これは、ほんアルバムのリリースに先立さきだち、テニスプレーヤーのペレン・フォースをイメージしてかみみじかくしていたためで、来生きすぎ自身じしんもこの写真しゃしんっているという[2]

編曲へんきょくしゃの“矢倉やくらぎん”は来生きすぎのペンネームであり、編曲へんきょくくわわっている“スタートル”は来生きすぎのバックバンドである。

復刻ふっこくばん

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パッケージの体裁ていさい

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アルバムタイトル

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初出しょしゅつのジャケット表記ひょうき“With Time”以外いがいのもの

ケースの側面そくめん
  • CT:?
  • オリジナルばんCD・1991年版ねんばんCD:“ウィズ・タイム”“With Time”の併記へいき
おび
  • 1991年版ねんばんCD:“ウィズ・タイム”

なお、各種かくしゅディスコグラフィーによっても表記ひょうき片仮名かたかなやアルファベットになっている。

ディスクジャケット

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  • オリジナルばんCD:ジュエルケースにブックレットを挿入そうにゅう
  • 1991年版ねんばんCD:ジュエルケースにオリジナルばんCDのものを基調きちょうとしたブックレットを挿入そうにゅう
  • 1995年版ねんばんCD:ジュエルケースにオリジナルばんCDのものを基調きちょうとしたブックレットを挿入そうにゅうおよび、既出きしゅつオリジナルアルバムのディスコグラフィー)を挿入そうにゅう
  • 2007年版ねんばんCD:ジュエルケースにオリジナルばんCDのものを基調きちょうとしたブックレットを挿入そうにゅう

LP・CTにおいては、ジャケットだけでなく歌詞かしカードにも来生きすぎ自身じしんうつったカラー写真しゃしんもちいられている。

おびのコピー

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  • LP:こいきもせず いま記憶きおくたぐりよせる〟収録しゅうろくきょくあおいNovember」の一節いっせつ
  • オリジナルばんCD:こいきもせず いま記憶きおくたぐりよせる〟
  • 1991年版ねんばんCD:記載きさいなし。
  • 1995年版ねんばんCD:?(“20th anniversary”の記載きさいあり)

収録しゅうろくきょく

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LPばん・CTばん(CDばん省略しょうりゃく

かくきょく収録しゅうろく時間じかんはLPに記載きさいがないためCDに準拠じゅんきょ

  1. かたりつぐあい(3:55)
  2. たそがれになみだして(3:48)
    • 作詞さくし来生きすぎえつこ / 作曲さっきょく来生きすぎたかお / 編曲へんきょく萩田はぎた光雄みつお
    • メロディてきにもすんなりれるきな楽曲がっきょくで、シングルきょく候補こうほとしてもかんがえていたという[3]
  3. あま偶然ぐうぜん(4:10)
    • 作詞さくし来生きすぎえつこ / 作曲さっきょく来生きすぎたかお / 編曲へんきょく萩田はぎた光雄みつお
  4. あおいNovember(4:25)
    • 作詞さくし来生きすぎえつこ / 作曲さっきょく来生きすぎたかお / 編曲へんきょく萩田はぎた光雄みつお
    • 第一生命だいいちせいめい「リード21新作しんさく太鼓判たいこばんシリーズ」テレビCMきょくとして使用しようされ、だい23だんオリジナル・シングル「かたりつぐあいに」のBめん(カップリング)にも収録しゅうろくされている。
  5. おもいの破片はへん(4:25)
    • 作詞さくし来生きすぎえつこ / 作曲さっきょく来生きすぎたかお / 編曲へんきょく萩田はぎた光雄みつお
    • 元々もともと松本まつもと典子のりこのシングル「あめ水曜日すいようび」(1988ねん10月23にちリリース)のBめん(カップリング)に収録しゅうろくされた提供ていきょうきょく
    • 片思かたおもいになやひか女性じょせいえがかれており、来生きすぎはそれまでのあね歌詞かしにはあまりないタイプであると感想かんそうべている[3]。なお、タイトルの“破片はへん”は“かけら”とませている。
  1. Silent Memory(4:37)
  2. みず消息しょうそく(3:53)
    • 作詞さくし来生きすぎえつこ / 作曲さっきょく来生きすぎたかお / 編曲へんきょく矢倉やくらぎん & スタートル
    • 来生きすぎえつこによれば、登場とうじょうする男性だんせい映画えいがエンゼル・ハート』(1987ねん)でミッキー・ロークえんじた役柄やくがらがモデルになっているという[4]
    • ほんアルバムちゅう唯一ゆいいつバックバンドの“スタートル”とともつくげた楽曲がっきょくで、来生きすぎは、スタジオミュージシャンとはちがあじているとひょうしている。また、主語しゅごが“おれ”になっている数少かずすくない楽曲がっきょくでもあり、当初とうしょぼく”でうたってみたが、しっくりこなかったという[3]
  3. On The Line(4:41)
    • 作詞さくし来生きすぎえつこ / 作曲さっきょく来生きすぎたかお / 編曲へんきょく清水しみず信之のぶゆき
    • タイトルをはじめ、歌詞かしには数々かずかずのテニス用語ようご“スライス”“パッシングショット”“ダウン・ザ・ライン”が使つかわれている。
    • 来生きすぎは、フィル・スペクターっぽい1960年代ねんだい後半こうはんのアメリカン・ポップスをイメージしたという[3]
  4. とおえき(4:31)
    • 作詞さくし来生きすぎえつこ / 作曲さっきょく来生きすぎたかお / 編曲へんきょく清水しみず信之のぶゆき
  5. Made In X'mas(4:19)
    • 作詞さくし来生きすぎえつこ / 作曲さっきょく来生きすぎたかお / 編曲へんきょく清水しみず信之のぶゆき
    • 年末ねんまつのコンサートのアンコールをかざ定番ていばんきょくで、来生きすぎえつこは自信じしんさくべている[5]
    • 来生きすぎは、“来生きすぎバラード”というイメージを意図いとてき裏切うらぎった曲調きょくちょうにしたという[1]

参加さんかミュージシャン

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参加さんかスタッフ

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脚注きゃくちゅう

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  1. ^ a b ファンクラブ「TAKAO CLUB」の会報かいほう『égalité』vol.4
  2. ^ 『égalité』vol.3
  3. ^ a b c d 『égalité』vol.5
  4. ^ 『égalité』vol.6
  5. ^ 来生きすぎえつこちょゆめ途中とちゅうに』(リクルート出版しゅっぱん/1990ねん