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RISC-V

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
RISC-Vのロゴ
RISC-V
開発かいはつしゃ カリフォルニア大学だいがくバークレーこう
ビットすう 32, 64, 128
発表はっぴょう 2015ねん (9ねんまえ) (2015)[1]
バージョン 2.2
デザイン RISC
タイプ Load-store
エンコード Variable
ブランチ Compare-and-branch
エンディアン Little
拡張かくちょう M, A, F, D, Q, C, P
オープン Yes
レジスタ
汎用はんよう 16, 32 (ゼロ・レジスタを1つふくむ)
浮動ふどう小数点しょうすうてん 32 (オプション)
2013ねん1がつ製造せいぞうされたRISC-Vプロセッサのプロトタイプ

RISC-V(リスク ファイブ)はカリフォルニア大学だいがくバークレーこう開発かいはつされオープンソース提供ていきょうされている命令めいれいセットアーキテクチャえい: instruction set architecture、ISA)である[2]

本稿ほんこうではISAであるRISC-Vの実装じっそう(RISC-Vコア)およびエコシステム(対応たいおうOS、開発かいはつツール)をふくめて解説かいせつする。

概要がいよう

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オープンソースライセンス

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おおくの命令めいれいセットアーキテクチャ(ISA)設計せっけいとはことなり、RISC-V ISAは、使用しようりょうのかからないオープンソースライセンス提供ていきょうされている。おおくの企業きぎょうがRISC-Vハードウェアを提供ていきょうしたり、発表はっぴょうしたりしており、RISC-Vをサポートするオープンソースのオペレーティングシステム利用りよう可能かのうであり、いくつかの一般いっぱんてきなソフトウェアツールチェーン命令めいれいセットがサポートされている。

命令めいれいセット(ISA)がRISC

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RISC-Vは縮小しゅくしょう命令めいれいセットコンピュータ (RISC) の原則げんそくもとづいている。RISC-V ISAの注目ちゅうもくすべき特徴とくちょうは、ロードストア・アーキテクチャ[3][4]、CPUないマルチプレクサ簡素かんそするビットパターン、IEEE 754浮動ふどう小数点しょうすうてん、アーキテクチャてき中立ちゅうりつ設計せっけい符号ふごう拡張かくちょう高速こうそくするためにさい上位じょういビットを固定こてい位置いち配置はいちすることなどである。命令めいれいセットは、幅広はばひろ用途ようと対応たいおうできるように設計せっけいされている。可変かへんはば拡張かくちょう可能かのうなので、つねによりおおくのエンコーディングビットを追加ついかすることができる。32、64、128ビットの3つのワードはばと、さまざまなサブセットをサポートしている。かくサブセットの定義ていぎは、3つのワードはばによって若干じゃっかんことなる。サブセットは、小型こがたみシステムパーソナルコンピュータ、ベクトルプロセッサを搭載とうさいしたスーパーコンピュータ、倉庫そうこ規模きぼ19インチラックマウント並列へいれつコンピュータをサポートしている。

命令めいれいセットスペースの拡張かくちょう

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ISAの128ビット伸張しんちょうばん命令めいれいセットスペースが確保かくほされたのは、60ねんにわたる業界ぎょうかい経験けいけんから、もっと回復かいふく不可能ふかのう命令めいれいセット設計せっけいじょうあやまりはメモリにたいするアドレス空間くうかん不足ふそくであることがしめされているからである。2016ねん時点じてんで、128ビットISAは意図いとてき未定義みていぎのままであるが、これは、このようなだい規模きぼなメモリシステムでの実用じつようてき経験けいけんがまだほとんどないためである。

実用じつようてき使用しよう使つかえる設計せっけい

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このプロジェクトは2010ねんカリフォルニア大学だいがくバークレーこう開始かいしされたが、貢献こうけんしゃおおくは大学だいがくとは関係かんけいのないボランティアである。のアカデミックな設計せっけいは、一般いっぱんてき説明せつめい簡単かんたんにするためだけに最適さいてきされているのにたいし、RISC-Vの命令めいれいセットは、実用じつようてきなコンピュータで使用しようできるように設計せっけいされている。

2019ねん6がつ時点じてんで、ユーザスペースISAのバージョン2.2と特権とっけんISAのバージョン1.11は凍結とうけつされており、ソフトウェアとハードウェアの開発かいはつすすめることができる。デバッグ仕様しようは、ドラフトとしてバージョン0.13.2が用意よういされている[5]

開発かいはつ動機どうき

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オープンなISA

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命令めいれいセットアーキテクチャはコンピュータにおけるハードウェアとソフトウェアのインターフェースである。いISA/インターフェースはソフトウェアのさい利用りようせいげコストを低減ていげんする。また、ハードウェア製造せいぞうしゃあいだ競争きょうそう促進そくしんされ、ハードウェア製造せいぞうしゃは、よりおおくのリソースを設計せっけい使つかえるようになり、ソフトウェア・サポートに使つかうリソースはすくなくできる[6]

商業しょうぎょうてき成功せいこうひろもちいられていたISAはクローズドにライセンシングされてきた。たとえばARMホールディングスミップス・テクノロジーズは、かれらの特許とっきょ利用りようするにあたり、相当そうとうのライセンスりょうする[7]かれらはまた、設計せっけい優位ゆういせい命令めいれいセットをしるした文書ぶんしょわたまえ秘密ひみつ保持ほじ契約けいやく要求ようきゅうする。クローズドなISAおよびIPは改変かいへん禁止きんしされるケースがおおく、性能せいのう向上こうじょう目的もくてきとしたISAの改良かいりょう教育きょういく目的もくてきとしたISAの変更へんこうさまたげられていた。このような背景はいけいから、オープンかつフリーなISAには一定いってい需要じゅようがあった。

RISC-V以前いぜんのオープンISAのほとんどはGNU General Public License(GPL)を使用しようし、ユーザーにコピーや利用りようするにあたって実装じっそうをオープンにするようにさせていた。RISC-Vでは自由じゆう利用りよう可能かのうなCPUデザインをBSDライセンスした提供ていきょうすることを目指めざしている。BSDライセンスは、RISC-Vチップの設計せっけい派生はせい成果せいかぶつを、RISC-V自身じしん同様どうようオープンかつ自由じゆうに、またはクローズドで独占どくせんてきに、作成さくせいすることを許可きょかする。

実用じつよう可能かのうかつシンプルなISA

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かれらの主張しゅちょうによれば、命令めいれいセットの設計せっけいではあたらしい設計せっけい原理げんりあらわれることはほとんどなく、過去かこ40ねんなかもっと成功せいこうした設計せっけいはますます似通にかよってている。失敗しっぱいした設計せっけいのほとんどは、出資しゅっしした企業きぎょう商業しょうぎょうてき失敗しっぱいしたのであり、命令めいれいセットが技術ぎじゅつてきおとっていたからではない。よって、よく設計せっけいされたオープンな命令めいれいセットが、十分じゅうぶん確立かくりつされた設計せっけい原理げんりもちいて設計せっけいされれば、おおくのベンダーが長期間ちょうきかんわたってサポートするになるだろう[6]

学術がくじゅつ目的もくてき設計せっけいとはことなり、RISC-V命令めいれいセットは、研究けんきゅう内容ないよう説明せつめいのための簡略かんりゃく最適さいてきするのではなく、実用じつようてきなコンピュータに最適さいてきした簡略かんりゃくにすると宣言せんげんされている。この簡略かんりゃくはコンピュータの速度そくど向上こうじょう目的もくてきとするが、コストや電力でんりょく使用しようりょう削減さくげんされる。この命令めいれいセットにふくまれるものは、ロード/ストア アーキテクチャ、CPU内部ないぶのマルチプレクサを単純たんじゅんするビット・パターン、簡略かんりゃくされた標準ひょうじゅんもとづいた浮動ふどう小数点しょうすうてん、アーキテクチャに中立ちゅうりつ設計せっけい、および、さい上位じょうい符号ふごうビットを固定こていとすることによる符号ふごう拡張かくちょう高速こうそくである。符号ふごう拡張かくちょうは、しばしば、クリティカル・タイミング・パスになるとわれている。

命令めいれいセットは3種類しゅるいのワードはば

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命令めいれいセットは、幅広はばひろそうのユーザーけに設計せっけいされている。32-、64-、128-ビットの3つのワードはば様々さまざまなサブセットをサポートする。かくサブセットの定義ていぎは、3つワードはばあいだで、わずかに変化へんかする。サブセットは、ちいさなみシステムパーソナルコンピュータ、ベクタプロセッサをスーパーコンピュータ、および、ウェアハウス・スケールのラック・マウントがた並列へいれつ計算けいさんマシンをサポートする。

命令めいれいセットは可変長かへんちょうはば

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命令めいれいセットは、可変長かへんちょうはばで、拡張かくちょう可能かのうであるため、よりおおくのエンコード・ビットが追加ついか可能かのうである。ISAには128ビットまで拡張かくちょうされたバージョンまで予約よやくされている。これは、過去かこ60ねん業界ぎょうかい歴史れきしなかで、過去かこ命令めいれいセットでメモリアドレス空間くうかん不足ふそくしていたことが原因げんいんで、かえしのつかない失敗しっぱいきたことを反映はんえいしている。2016ねん現在げんざい、128-ビットのISAは、その巨大きょだいなメモリシステムにかんする知見ちけんがほとんどないために、意図いとてき定義ていぎにされている。

教育きょういくじょう有効ゆうこう

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RISC-Vのシンプルさは教育きょういくじょう有効ゆうこうでもある。整数せいすう命令めいれいのサブセットは単純たんじゅんであるため、学生がくせい初歩しょほてき練習れんしゅうをすることができ、整数せいすう命令めいれいサブセットはシンプルなISAであるため、ソフトウェアによる研究けんきゅうようマシンの制御せいぎょにも利用りようできる。可変長かへんちょうのISAは、学生がくせい練習れんしゅう研究けんきゅうのための拡張かくちょう可能かのうにする[8]べつ定義ていぎ特権とっけん命令めいれいセットをもちいれば、OSの研究けんきゅうを、コンパイラをさい設計せっけいせずにサポートできる[9]。RISC-Vのオープンな知的ちてき財産ざいさんによって、設計せっけい公開こうかいしたり、さい利用りようしたり、修正しゅうせい可能かのうになる[8]

歴史れきし

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先行せんこう開発かいはつ

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RISC」という用語ようごは1980ねんごろつくられた[10]。それ以前いぜんは、よりシンプルな設計せっけいのコンピュータは効率こうりつてき可能かのうせいがあるといういくつかの知見ちけん存在そんざいしたが、そのような設計せっけい指針ししんはまだひろまってはいなかった。単純たんじゅん効率こうりつてきなコンピュータは、つね学術がくじゅつてき関心かんしんにとどまっていた。

研究けんきゅうしゃは、RISC命令めいれいセットのDLXを、1990ねん初版しょはんの『コンピュータ・アーキテクチャ 設計せっけい実現じつげん評価ひょうか定量ていりょうてきアプローチ』のために作成さくせいした。著者ちょしゃデイビッド・パターソンは、のちにRISC-Vを支援しえんした。しかし、DLXは教育きょういく目的もくてきようだったため、研究けんきゅうしゃやホビーストはDLXをFPGA使つかって実装じっそうしたが、商業しょうぎょうてきには成功せいこうしなかった。

ARM CPUのバージョン2とそのまえは、パブリックドメイン命令めいれいセットであり、現在げんざいもまだGNUコンパイラコレクションによってサポートされている。このISAけに、3つのオープンソースのコアが存在そんざいするが、もはや製造せいぞうされていない[11][12]

OpenRISCは、DLXをベースとしたオープンソースのISAであり、RISCの実装じっそうの1つである。OpenRISCはGCCとLinux実装じっそう完全かんぜんにサポートしているが、商業しょうぎょうてき実装じっそうすくない。

RISC-Vという名称めいしょうは、カリフォルニア大学だいがくバークレーこう発表はっぴょうしたRISC ISAの5番目ばんめのメジャー・バージョンであることをあらわしている[8]。RISC-Vのまえの4つのバージョンは、それぞれRISC-I[13]、RISC-II[14]、SOAR[15]、およびSPUR[16]である。

RISC-V財団ざいだんとRISC-V International

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カリフォルニア大学だいがくバークレーこうクルステ・アサノヴィッチは、オープンソースのコンピュータシステムがひろ普及ふきゅうしている状況じょうきょう認識にんしきしていた。2010ねんかれは「なつの3ヶ月かげつ短期間たんきかんプロジェクト」のなかで、RISC-Vを開発かいはつ公開こうかいすることを決意けついした。この計画けいかくは、研究けんきゅうしゃ企業きぎょうのユーザーに役立やくだつものだったため[6]、バークレーこうデイビッド・パターソン協力きょうりょくした。もともとパターソンは、バークレーRISC特性とくせいさだめた人物じんぶつであり、RISC-Vは、かれのRISC-Vの研究けんきゅうプロジェクトのなが経歴けいれきひとつである。初期しょき開発かいはつでは、DARPA財政ざいせい支援しえんおこなっていた[8]

RISC-V財団ざいだんは2015ねん設立せつりつされた[1]。RISC-V財団ざいだんをサポートしている組織そしきとしては、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ[17]、Andes Technology[18]BAEシステムズ、Berkeley Architecture Research、Bluespec, Inc.、Cortus、Google、GreenWaves Technologies、ヒューレット・パッカード・エンタープライズはなため技術ぎじゅつIBM、Imperas Software、中国科学院ちゅうごくかがくいん、IIT Madras、ラティスセミコンダクター、Mellanox Technologies、Microsemiマイクロン・テクノロジNVIDIANXPセミコンダクターズオラクルクアルコム、Cryptography Research、ウェスタン・デジタルSiFiveなどがある[19][20][21]

2019ねん11月に、RISC-V財団ざいだん米国べいこく貿易ぼうえき制限せいげんたいする懸念けねんからスイスへの移転いてん表明ひょうめい[22]、2020ねん3がつにはスイスの国際こくさい交流こうりゅう協会きょうかいRISC-V Internationalが設立せつりつされた[1]

RISC-V Internationalは、RISC-Vをソフトウェアおよびハードウェア設計せっけい自由じゆう利用りようできるようRISC-Vの仕様しよう公開こうかいしている。仕様しよう策定さくていはRISC-V Internationalの会員かいいんによりおこなわれる。さらに、会員かいいん組織そしき製品せいひんたいして「RISC-V Compatible™」ロゴの使用しよう許可きょかされる[23]

表彰ひょうしょう

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  • 2017ねん、Linley Groupにより、ベスト・テクノロジー(命令めいれいセット)しょう選定せんていされた。

実装じっそう

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RISC-Vオーガニゼーションは、RISC-VのCPUとSoCの実装じっそうリストを管理かんりしている[24]

既存きそん

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既存きそん商用しょうよう実装じっそうには以下いかのようなものがある。

  • Xuantie-910: 2019ねん7がつ発表はっぴょう[25]アリババグループ (T-Head) による。2.5GHz 16コア64ビット(RV64GCV)、アウトオブオーダーかた。2021ねん10がつ、T-Headはこれをふくむ4プロセッサ (C910[26], C906[27], E906[28], E902[29]) をオープンソースした。
  • N25/NX25: 2017ねんリリース、RISC-V Internationalの創設そうせつメンバーであるAndes Technology Corporationによる[30]
  • CodasipとUltraSoCは、CodasipのRISC-VコアなどのIPとUltraSoCのデバッグ、最適さいてき、アナリティクスをわせたRISC-VみSOCけに完全かんぜんにサポートされた知的ちてき財産ざいさん開発かいはつしている[31]
  • GD32Vシリーズ: GigaDeviceによる[32]。RV32IMAC実装じっそう中国ちゅうごく電子でんし企業きぎょうSipeedしゃ製造せいぞうしたLongan Nanoボードに採用さいよう[33]
  • GAP8: 2018ねん2がつ発表はっぴょう、GreenWaves Technologiesによる。32ビット1コントローラ+8のコンピュートコア、32ビットSoC(RV32IMC)。GAPuino GAP8開発かいはつボードは2018ねん5がつ出荷しゅっか開始かいし[34][35][36]
  • SCR1: Syntacoreによる。RV32I/E[MC] 実装じっそう
  • UltraSOC標準ひょうじゅんトレースシステムを提案ていあんし、実装じっそう寄贈きぞうした。
  • SweRV Core: 2018ねん12月発表はっぴょうWestern Digitalによる。インオーダー2ウェイスーパースカラと9ステージのパイプライン設計せっけい特徴とくちょうとする。WDは、SweRVベースのプロセッサをフラッシュコントローラやSSDに採用さいようする予定よていで、2019ねん1がつにサードパーティけにオープンソースとして公開こうかいしている[37][38][39]
  • ESP32-S2 ULPコプロセッサ: Espressifによる。

開発かいはつ環境かんきょう

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  • IAR Systemsは、RV32 32ビットRISC-Vコアと拡張かくちょう機能きのうをサポートする「IAR Embedded Workbench for RISC-V」の最初さいしょのバージョンをリリースした。今後こんごのリリースでは、64ビットのサポートとより小型こがたのRV32Eベース命令めいれいセットのサポート、機能きのう安全あんぜん認証にんしょうとセキュリティソリューションがふくまれる予定よてい
  • SEGGERは、同社どうしゃのデバッグ・プローブJ-Link[40]同社どうしゃ統合とうごう開発かいはつ環境かんきょうEmbedded Studio[41]、RTOSのembOSとみソフトウェアにRISC-Vコアのサポートを追加ついかした[42]
  • FPGAコアのインスタントSoCRISC-Vコア。C++で定義ていぎされたRISC-VコアをふくSystem On Chip

開発かいはつ会社かいしゃ

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  • RISC-Vハードウェアの開発かいはつとくして設立せつりつされたSiFiveは、2017ねんにリリースされたプロセッサモデルをっている[43][44]。これらには、Linuxなどの汎用はんようOSを実行じっこう可能かのうなクアッドコア、64ビット(RV64GC)のシステムオンチップ(SoC)がふくまれている[45]
  • CloudBEARは、さまざまなアプリケーションけに独自どくじのRISC-Vコアを開発かいはつするプロセッサIP企業きぎょうである[46]
  • Syntacore[47]はRISC-V Internationalの創設そうせつメンバーであり、最初さいしょ商用しょうようRISC-V IPベンダーの1しゃである。2015ねんからRISC-V IPファミリーの開発かいはつとライセンス供与きょうよおこなっている。2018ねん現在げんざい製品せいひんラインにはオープンソースのSCR1をふくむ8つの32コアと64ビットコアがふくまれている[48]。2016ねんにはSyntacore IPをベースにした最初さいしょ商用しょうようSoCがデモされた[49]

開発かいはつちゅう

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  • ASTCは、みICようのRISC-V CPUを開発かいはつした[50]
  • Centre for Development of Advanced Computing, India(C-DAC)は、64ビットのアウトオブオーダーのクアッドコアRISC-Vプロセッサを開発かいはつしている[51]
  • Cobham GaislerのNOEL-V 64ビット[52]
  • ケンブリッジ大学けんぶりっじだいがくコンピューター研究所けんきゅうじょが、FreeBSDプロジェクトと共同きょうどうで、そのオペレーティングシステムを64ビットRISC-Vに移植いしょくし、ハードウェア・ソフトウェア研究けんきゅうプラットフォームとして使用しようしていると発表はっぴょうしている。
  • Esperanto Technologiesは、RISC-Vベースの高性能こうせいのうコア「ET-Maxion」、エネルギー効率こうりつたかいコア「ET-Minion」、グラフィックスプロセッサ「ET-Graphics」の3つのプロセッサを開発かいはつしていると発表はっぴょうした[53]
  • チューリッヒ工科こうか大学だいがくボローニャ大学だいがくは、エネルギー効率こうりつたかいIoTコンピューティングのための並列へいれつちょうてい電力でんりょく(PULP)プロジェクトの一環いっかんとして、オープンソースのRISC-V PULPinoプロセッサを共同きょうどう開発かいはつした[54]
  • European Processor Initiative(EPI)、RISC-V Accelerator Stream。 [55][56]
  • インド工科こうか大学だいがくマドラスこうは、IoTよう小型こがた32ビットCPUから、RapidIOやHybrid Memory Cube技術ぎじゅつをベースにしたサーバーファームなどの倉庫そうこ規模きぼのコンピュータけに設計せっけいされただい規模きぼ64ビットCPUまで、6つの用途ようとわせて6つのRISC-VオープンソースCPU設計せっけい開発かいはつしている。
  • lowRISCは、64ビットのRISC-V ISAをベースにした完全かんぜんオープンソースのハードウェアSoCを実装じっそうする営利えいりプロジェクトである。
  • Nvidiaは、GeForceグラフィックスカードのFalconプロセッサをえるためにRISC-Vを使用しようする計画けいかく[57]
  • SiFiveは、同社どうしゃはつのRISC-Vアウトオブオーダー高性能こうせいのうCPUコア「U8シリーズプロセッサIP」を発表はっぴょうした[58]

オープンソース

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以下いかのようにおおくのオープンソースのRISC-V CPUの設計せっけい(IP)がある。

ひょう. オープンソースRISC-V IP
名称めいしょう 開発かいはつしゃ ISA 用途ようと 開発かいはつツール リンク
Rocket[59] バークレー RV64? 小型こがた/てい消費しょうひ電力でんりょくなかあいだてきコンピュータ Chisel [60]
BOOM バークレー RV64GC 個人こじんよう、スパコン、倉庫そうこ規模きぼ Chisel [61]
Sodor[62] バークレー RV32? [63]
picorv32 Claire Wolf RV32IMC MCU Verilog [64]
scr1 Syntacore RV32IMC MCU Verilog [65]
PULPino チューリヒ工科こうか大学だいがく / ボローニャ大学だいがく RV32IMC/RV32IMFC MCU・DSPカスタム [66]
mmRISC-1 Munetomo Maruyama RV32IM[A][F]C MCU Verilog [67]

ソフトウェア

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あたらしい命令めいれいセットの通常つうじょう問題もんだいは、CPU設計せっけいとソフトウェアの不足ふそくであり、この2つの問題もんだいはその使つかいやすさを制限せいげんし、採用さいよう減少げんしょうさせる[12]。RISC-Vのソフトウェアには、ツールチェーン、オペレーティングシステム、ミドルウェア[vague]、設計せっけいソフトウェアなどがある。

あたらしい命令めいれいセットをつくさい一般いっぱんてき問題もんだいてんは、CPUの設計せっけいとソフトウェアが存在そんざいしないことである[よう出典しゅってん]

現在げんざい利用りよう可能かのうなRISC-Vソフトウェアのツールとしては以下いかげられる:

UEFI仕様しようv2.7のRISC-Vバインディングおよびtianocoreへのポートは、HPEのエンジニアによって完了かんりょうしており、アップストリームに反映はんえいされることが期待きたいされている。seL4マイクロカーネルのポートも存在そんざいする[68][69]ウェブブラウザうえでRISC-V Linuxが動作どうさするシミュレータシステムがJavaScriptかれている[70]

OSサポート

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RISC-VではOSをサポートするために、ユーザーモード命令めいれい仕様しよう汎用はんよう目的もくてき特権とっけん命令めいれいセットの予備よび仕様しよう用意よういされている。OSのサポートはLinuxカーネル、FreeBSDNetBSD存在そんざいしているが、特権とっけんモード命令めいれいは2019ねん3がつ14にち (2019-03-14)現在げんざい標準ひょうじゅんされていない[71]ため、暫定ざんていてき対応たいおうとなっている。RISC-Vアーキテクチャへの予備よびのFreeBSD移植いしょくばんは2016ねん2がつにアップストリームに反映はんえいされ、FreeBSD 11.0で公開こうかいされた[72][73]Debianへのポート[74]およびFedoraへのポート[75]はすでに安定あんていしている。Das U-Bootへのポートが存在そんざいする[76]

脚注きゃくちゅう

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公開こうかい資料しりょう解説かいせつしょ

[編集へんしゅう]
  • RISC-V Publications
  • David Patterson & John Hennessy: "Computer Organization and Design (RISC-V Edition)", Morgan Kaufmann, ISBN 978-0128122754 (Apr. 27th, 2017).
  • David Patterson & Andrew Waterman: "RISC-V reader: an open architecture atlas", Strawberry Canyon, ISBN 978-0-9992491-1-6 (Sep. 10th, 2017).
  • John Hennessy & David Patterson: "Computer Architecture (6th Edition)", Morgan Kaufmann, ISBN 978-0128119051 (Dec, 7th, 2017).
  • デイビッド・パターソン、アンドリュー・ウォーターマン、成田なりた 光彰みつあき (わけ):「RISC-V原典げんてん オープンアーキテクチャのススメ」、日経にっけいBPしゃISBN 978-4822292812(2018ねん10がつ18にち)。

関連かんれん項目こうもく

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外部がいぶリンク

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