(Translated by https://www.hiragana.jp/)
S・O・S - Wikipedia コンテンツにスキップ

S・O・S

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
「S・O・S」
ピンク・レディーシングル
初出しょしゅつアルバム『ペッパー警部けいぶ
Bめん ピンクの林檎りんご
リリース
ジャンル アイドル歌謡かようきょく
レーベル VICTOR
(ビクター音楽おんがく産業さんぎょう
作詞さくし作曲さっきょく 阿久あくゆう都倉とくら俊一しゅんいち
チャート最高さいこう順位じゅんい
  • 週間しゅうかん1オリコン
  • 1977年度ねんど年間ねんかん8(オリコン)
ピンク・レディー シングル 年表ねんぴょう
ペッパー警部けいぶ
(1976ねん)
S・O・S
(1976ねん)
カルメン'77
(1977ねん
テンプレートを表示ひょうじ

S・O・S」(エスーオーエス)は、1976ねん11月にビクター音楽おんがく産業さんぎょうげんJVCケンウッド・ビクターエンタテインメント)からリリースされた日本にっぽんアイドルグループピンク・レディーの2まいシングルである。売上うりあげ枚数まいすうやく65まんまいオリコン)、120まんまい[1](ビクター)。

解説かいせつ

[編集へんしゅう]
  • ピンク・レディーにとってはつのオリコン1獲得かくとく作品さくひんである。発売はつばいしばらくのあいだ目立めだったうごきがなく、1977ねん1がつ17にちづけチャートでようやくトップ10りした。1獲得かくとく2がつ14にちづけの1しゅうのみとなり、しかも「青春せいしゅん時代じだい」(うた森田もりた公一こういちとトップギャラン)との50まいでのオリコンチャート史上しじょう最少さいしょう枚数まいすうでの首位しゅいであった[ちゅう 1]。ちなみにこのしゅうには前作ぜんさくペッパー警部けいぶ」も10にランクされている。
  • Bめんの「ピンクの林檎りんご」も人気にんききょくであり、さい結成けっせいツアーでもBめんのリクエストNo.1であった。

冒頭ぼうとう部分ぶぶん放送ほうそうでのカット

[編集へんしゅう]

オリジナルのレコードでは、きょく冒頭ぼうとう部分ぶぶんモールス符号ふごうによる「SOS」(遭難そうなん信号しんごう)が効果こうかおんとして使つかわれていたため、放送ほうそうきょくでは(テレビ局てれびきょくラジオきょくともに)冒頭ぼうとう部分ぶぶんをカットして放送ほうそうしていた[ちゅう 2]

収録しゅうろくきょく

[編集へんしゅう]
  1. S・O・S
  2. ピンクの林檎りんご
    • 2きょくともに 作詞さくし阿久あくゆう作曲さっきょく編曲へんきょく都倉とくら俊一しゅんいち
S・O・S
ピンクの林檎りんご

アニメ作品さくひんでのカバー

[編集へんしゅう]

その

[編集へんしゅう]

脚注きゃくちゅう

[編集へんしゅう]

注釈ちゅうしゃく

[編集へんしゅう]
  1. ^ 1:「S.O.S.」49,950まい、2:「青春せいしゅん時代じだい」49,900まい
  2. ^ テレビ番組ばんぐみでは楽団がくだんによるなま演奏えんそううたわれることがおおく、この場合ばあい効果こうかおん自体じたいれていなかった。
  3. ^ まれなケースとして、2009ねん平成へいせい21ねん)2がつ4にち放送ほうそうの『クイズ雑学ざつがくおう』(テレビ朝日てれびあさひ)において、このエピソードをクイズにしたさい正解せいかいVTRで悪用あくよう厳禁げんきんむねテロップ画面がめん表示ひょうじしながらモールス符号ふごうからはじまるオリジナルのイントロを放送ほうそうしている。これはテレビジョン放送ほうそうよう電波でんぱ到達とうたつ範囲はんい基本きほんてき日本にっぽん国内こくないのみであり、誤認ごにんされる可能かのうせいきわめてすくないことを考慮こうりょしてとしたものであった。近隣きんりん諸国しょこくにも到達とうたつする中波ちゅうは短波たんぱ放送ほうそうでは2017ねん現在げんざいでも放送ほうそうしない。
  4. ^ 最強さいきょうパレパレード」の一部分いちぶぶんは、"SOS"をあらわす「・・・---・・・」というリズムで構成こうせいされているものの、冒頭ぼうとう効果こうかおん英文えいぶん和文わぶんのモールス符号ふごう該当がいとうするものがない。

出典しゅってん

[編集へんしゅう]
  1. ^ 塩澤しおざわみのるしん昭和しょうわ流行りゅうこう物語ものがたり 佐藤さとう千夜子ちやこから笠置かさぎシズ子しずこ美空みそらひばりへ』展望てんぼうしゃ、2011ねん、316ぺーじISBN 978-4-88546-231-3
  2. ^ 中山なかやまひさみん 編著へんちょ日本にっぽん歌謡かようポップス 最後さいご証言しょうげん白夜書房びゃくやしょぼう、2015ねん9がつ、106ぺーじISBN 978-4-86494-072-6 
  3. ^ もり達也たつや放送ほうそう禁止きんし光文社こうぶんしゃ知恵ちえもり文庫ぶんこ、2003ねん、70-71ぺーじ 
  4. ^ 吉野よしの健三けんぞう歌謡かようきょく 流行はやらせのメカニズム』ばんこえしゃ (ヤゲンブラ選書せんしょ) 、1978ねん、108ぺーじ、114-115ぺーじ、245ぺーじ同書どうしょ113ぺーじに1978ねん9がつ5にち時点じてんのものと記載きさい)。
  5. ^ a b “ピンク・レディーをうたぐピンク・ベイビーズ、1stシングルはあの名曲めいきょく. 音楽おんがくナタリー. (2016ねん8がつ31にち). https://natalie.mu/music/news/200193 2016ねん9がつ1にち閲覧えつらん 
  6. ^ TOP the SONG「おおかみなんかこわくない ~阿久あくゆうがピンク・レディーの「S・O・S」から発展はってんさせていた石野いしの真子しんじのデビューきょく、TAP the POP 2017ねん8がつ1にち
  7. ^ メテオレンジャーのしん兵器へいき特殊とくしゅ詐欺さぎ被害ひがい防止ぼうしうた、ケンオー・ドットコム、2017ねん6がつ24にち