TeX Live

TeX Live
作者さくしゃ	TeX Users Group
開発元かいはつもと	Karl Berry
初版しょはん	1996年ねん (28年ねん前まえ)
最新さいしん版ばん	2023 / 2023年ねん3月がつ19日にち (16か月げつ前まえ)
リポジトリ	www.tug.org/svn/texlive/;
対応たいおうOS	クロスプラットフォーム
対応たいおう言語げんご	英語えいご, 日本語にほんご他た
サポート状じょう況きょう	開発かいはつ中ちゅう
種別しゅべつ	TeXディストリビューション
ライセンス	LPPL（英語えいご版ばん）, GPL (Version 2)
公式こうしきサイト	www.tug.org/texlive/
	テンプレートを表示ひょうじ

TeX Liveは、TeXディストリビューションの1つ。サポートを終了しゅうりょうした^[1]teTeXというディストリビューションの代替だいたいとされ^[2]、Fedora^[3]、Debian^[4]^[5]、Ubuntu^[6]、Gentoo^[7] などのLinuxディストリビューションでは、デフォルトのTeXディストリビューションである。

OpenBSD^[8]、FreeBSD^[9]、NetBSD^[10] といった他ほかのUNIXディストリビューションも、teTeXからTeX Liveへの移行いこうを進すすめている。

経緯けいい

このプロジェクトは、元来がんらいSebastian Rahtzが1996年ねんにTeX Users Groupを含ふくむ世界中せかいじゅうのTeXユーザグループとの共同きょうどう作業さぎょうで始はじめたものであり、現在げんざいはKarl Berryがメンテナンスを行おこなっている。

バージョン2009まで、TeX LiveはCD ROM、DVD ROMや他たのモバイルデバイスから直接ちょくせつ起動きどうしたり、「活性かっせい化か」することができた。しかし、TeX Live 2010以降いこうのTeX Collection DVDでは、ストレージ空間くうかんの制限せいげんにより起動きどう不可ふかとなっている。TeX Liveは、TeX Directory Structure（英語えいご版ばん）に準拠じゅんきょする。

バージョン2009以降いこうでは、Microsoft WindowsとmacOS用ようにTeXworksエディタとベクタグラフィックス言語げんごAsymptoteが含ふくまれている^[11]。

macOSには、TeX Liveに準拠じゅんきょし、Mac上じょうでTeXを使つかうためのツール群ぐん（TeXShopエディタや文献ぶんけん管理かんり機構きこうBibDeskなど）が含ふくまれるMacTeX^[12] がある。TeX Liveは、MacPortsでもコンパイルやインストールが可能かのうである。

日本語にほんごの収録しゅうろく

TeX Live 2010以降いこう、日本語にほんご対応たいおうのパッケージが数多かずおおくマージされている。

2010にはpTeX/pLaTeXを収録しゅうろく。

2011にはレジストリ数すうを拡張かくちょうしたεいぷしろん-TeXの日本語にほんご対応たいおう版ばんであるεいぷしろん-pTeXを収録しゅうろく。

2012にはpTeX、εいぷしろん-pTeXの内部ないぶUnicode処理しょり版ばんであるupTeX、εいぷしろん-upTeXを収録しゅうろく。IPAフォントを収録しゅうろく。babel-japaneseパッケージを収録しゅうろく。Open Type Font用ようVF (japanese-otf-uptex) を収録しゅうろく。LuaTeX-jaを収録しゅうろく。

出典しゅってん

^ Thomas Esser. “teTeX: no next release”. 20 November 2009閲覧えつらん。
^ “TeX Live”. 19 November 2009閲覧えつらん。
^ “Fedora Wiki - TeX Live Migration”. 19 November 2009閲覧えつらん。
^ “Debian -- Details of package texlive in lenny”. 19 November 2009閲覧えつらん。
^ “TeX Live and Debian”. 19 November 2009閲覧えつらん。
^ “Ubuntu -- Details of package texlive in karmic”. 19 November 2009閲覧えつらん。
^ “Gentoo Monthly Newsletter: 30 September 2008”. 7 March 2010閲覧えつらん。
^ Edward Barrett (June 2008). Barbara Beeton. ed. “Porting TeX Live to OpenBSD” (PDF). TUGboat (Portland, Oregon, USA: TeX Users Group) 29 (2): 303–304. ISSN 0896-3207 19 November 2009閲覧えつらん。.
^ “FreeBSD ports for TeX Live”. 19 November 2009閲覧えつらん。
^ “The NetBSD Packages Collection: print/texlive-tetex”. 19 November 2009閲覧えつらん。
^ “Release notes for TeX Live 2009”. 20 November 2009閲覧えつらん。
^ “MacTeX”. 20 November 2009閲覧えつらん。

外部がいぶリンク

公式こうしきウェブサイト

[1] Thomas Esser. “teTeX: no next release”. 20 November 2009閲覧えつらん。

[2] “TeX Live”. 19 November 2009閲覧えつらん。

[3] “Fedora Wiki - TeX Live Migration”. 19 November 2009閲覧えつらん。

[4] “Debian -- Details of package texlive in lenny”. 19 November 2009閲覧えつらん。

[5] “TeX Live and Debian”. 19 November 2009閲覧えつらん。

[6] “Ubuntu -- Details of package texlive in karmic”. 19 November 2009閲覧えつらん。

[7] “Gentoo Monthly Newsletter: 30 September 2008”. 7 March 2010閲覧えつらん。

[8] Edward Barrett (June 2008). Barbara Beeton. ed. “Porting TeX Live to OpenBSD” (PDF). TUGboat (Portland, Oregon, USA: TeX Users Group) 29 (2): 303–304. ISSN 0896-3207 19 November 2009閲覧えつらん。.

[9] “FreeBSD ports for TeX Live”. 19 November 2009閲覧えつらん。

[10] “The NetBSD Packages Collection: print/texlive-tetex”. 19 November 2009閲覧えつらん。

[11] “Release notes for TeX Live 2009”. 20 November 2009閲覧えつらん。

[12] “MacTeX”. 20 November 2009閲覧えつらん。

[1]

[2]

[3]

[4]

[5]

[6]

[7]

[8]

[9]

[10]

[11]

[12]