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WS027SH

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
HYBRID W-ZERO3 (WS027SH)
(FOMAハイスピード対応たいおうばん
キャリア ウィルコム
製造せいぞう シャープ
発売はつばい 2010ねん1がつ28にち
概要がいよう
OS Microsoft Windows Mobile 6.5 Professional
CPU Qualcomm MSM7200A 528MHz
音声おんせい通信つうしん方式ほうしき W-SIM依存いぞん
タ通信たつうしん方式ほうしき 3G:W-CDMA/HSDPA/HSUPA (800/2100MHz、HSUPAは、最大さいだい5.7Mbps)
およびIEEE 802.11b/g
およびW-SIMに依存いぞん
形状けいじょう スライドしき
サイズ 120 × 53 × 16.9 mm
質量しつりょう 158 g
連続れんぞく通話つうわ時間じかん やく5あいだ
連続れんぞく待受まちうけ時間じかん やく200時間じかん(3G使用しよう)/やく400時間じかん(3G使用しよう
内部ないぶメモリ フラッシュメモリ 512MB (OSとユーザー領域りょういき共用きょうよう)
RAM 256MB
外部がいぶメモリ microSD/microSDHC
日本語にほんご入力にゅうりょく Microsoft IME
ケータイShoin
ダイヤルキー入力にゅうりょく
赤外線せきがいせん通信つうしん機能きのう IrDA1.2/IrMC 1.1
Bluetooth 内蔵ないぞう
備考びこう USBホスト機能きのう対応たいおう、パソコンようUSB接続せつぞく通信つうしんモデム機能きのう対応たいおう
メインディスプレイ
方式ほうしき タッチパネルモバイルASV液晶えきしょう
解像度かいぞうど 480×854(フルワイドVGA)
サイズ 3.5インチ
表示ひょうじしょくすう 262,144しょく
サブディスプレイ
なし
メインカメラ
画素がそすう方式ほうしき やく500まん画素がそCMOS
機能きのう 静止せいし動画どうが撮影さつえい笑顔えがお撮影さつえい機能きのうQRコード認識にんしき名刺めいし認識にんしき
サブカメラ
なし
カラーバリエーション
 
ノーブルブラック
 
プレミアムゴールド
テンプレート / ノート
ウィキプロジェクト
HYBRID W-ZERO3 (WS027SH S)
(3G ハイスピード対応たいおうばん
キャリア ウィルコム
製造せいぞう シャープ
発売はつばい 2010ねん10月8にち
概要がいよう
OS Microsoft Windows Mobile 6.5 Professional
CPU Qualcomm MSM7200A 528MHz
音声おんせい通信つうしん方式ほうしき W-SIM依存いぞん
タ通信たつうしん方式ほうしき 3G:W-CDMA/HSDPA/HSUPA (800/2100MHz、HSUPAは、最大さいだい1.4Mbps)
およびIEEE 802.11b/g
およびW-SIMに依存いぞん
形状けいじょう スライドしき
サイズ 120 × 53 × 16.9 mm
質量しつりょう 158 g
連続れんぞく通話つうわ時間じかん やく5あいだ
連続れんぞく待受まちうけ時間じかん やく200時間じかん(3G使用しよう)/やく400時間じかん(3G使用しよう
内部ないぶメモリ フラッシュメモリ 512MB (OSとユーザー領域りょういき共用きょうよう)
RAM 256MB
外部がいぶメモリ microSD/microSDHC
日本語にほんご入力にゅうりょく Microsoft IME
ケータイShoin
ダイヤルキー入力にゅうりょく
赤外線せきがいせん通信つうしん機能きのう IrDA1.2/IrMC 1.1
Bluetooth 内蔵ないぞう
備考びこう USBホスト機能きのう対応たいおう、パソコンようUSB接続せつぞく通信つうしんモデム機能きのう対応たいおう
メインディスプレイ
方式ほうしき タッチパネルモバイルASV液晶えきしょう
解像度かいぞうど 480×854(フルワイドVGA)
サイズ 3.5インチ
表示ひょうじしょくすう 262,144しょく
サブディスプレイ
なし
メインカメラ
画素がそすう方式ほうしき やく500まん画素がそCMOS
機能きのう 静止せいし動画どうが撮影さつえい笑顔えがお撮影さつえい機能きのうQRコード認識にんしき名刺めいし認識にんしき
サブカメラ
なし
カラーバリエーション
 
ノーブルブラック(K)
 
プレミアムゴールド(N)
テンプレート / ノート
ウィキプロジェクト

WS027SH (ダブリューエス ゼロ に なな エスエイチ) はシャープ開発かいはつし、ウィルコムけに供給きょうきゅうされる携帯けいたい情報じょうほう端末たんまつスマートフォン)。通称つうしょうHYBRID W-ZERO3(ハイブリッド ダブリューゼロスリー)。

ノーブルブラック(ひだり) プレムアムゴールド(みぎ)

概要がいよう

[編集へんしゅう]

ほん端末たんまつは、2009ねん11月にウィルコムのプレスリリース[1]にて発表はっぴょうされた、W-ZERO3シリーズのひとつであるWILLCOM 03(WS020SH)の実質じっしつてき後継こうけいである。

WILLCOM 03とくらべ、GPS、モーションセンサー、どうシリーズ最高さいこう画素がそすうやく500まん画素がそカメラ搭載とうさいされる一方いっぽうで、ワンセグチューナーおよQWERTYキーボードが削減さくげんされている。なお、QWERTYキーボードが搭載とうさい端末たんまつはW-ZERO3シリーズではつである。

また、WILLCOM 03にあったイルミネーションキーはスライドしき物理ぶつりキーへと変更へんこうされるとともに、Advanced/W-ZERO3 [es](WS011SH)に搭載とうさいされていたカーソルキーXcrawl(エクスクロール)がふたた搭載とうさいされた。

裏面りめん

3しゅ通信つうしん方式ほうしき対応たいおう

[編集へんしゅう]

世界せかいはつとなる、PHSW-CDMAHSDPA/HSUPA、3.5G)のりょう方式ほうしき対応たいおうした通信つうしん機能きのうをもつ端末たんまつとなり、同時どうじ発表はっぴょうされたW-SIMがたGSMモジュール「CM-G100」(インベンテック・アプライアンシズせい2010ねん4がつ22にち発売はつばい)により海外かいがいGSM方式ほうしきエリアでの通信つうしんにも対応たいおうしており、どうW-SIMの場合ばあいは、900/1800/1900MHzのトライバンド対応たいおうとなる。なお、SIMカードは本体ほんたいがわ装着そうちゃくする仕様しようのため、「CM-G100」はこの端末たんまつ以前いぜん発売はつばいされたW-SIMよう端末たんまつ利用りようすることはできない。

W-CDMAは、原則げんそくとしてNTTドコモMVNOあみであるWILLCOM CORE 3G利用りようする。SIMロックはかかっていないため、NTTドコモやソフトバンクモバイル、またはそれらMVNO事業じぎょうしゃUIMカード使用しようすることもできるが、公式こうしきには動作どうさ保証ほしょうがいとしているため自己じこ責任せきにんでの利用りようとなる。

対応たいおう周波数しゅうはすうたい2100MHzたい/800MHzたい(Band1/6)。周波数しゅうはすうたいことなるイー・モバイル(Band9)、ドコモの東名とうめいばんバンド利用りよう(Band9)およびソフトバンクモバイルが2010ねん4がつ以降いこう順次じゅんじ稼働かどう開始かいしするしんバンド(1.5GHzたい・Band11)利用りよう不可ふか音声おんせい通話つうわはW-SIM経由けいゆのみであり、WCDMAもうによる音声おんせい通話つうわ不可ふか

なお、タ通信たつうしんは、デフォルトではWILLCOM CORE 3G利用りようする設定せっていとなっているため、W-SIMがわ(PHS・W-OAM typeG方式ほうしき)や他社たしゃUIMカード利用りようした通信つうしんおこな場合ばあい別途べっと設定せっていようする。WILLCOM CORE 3G利用りよう同時どうじ通話つうわすることが可能かのうである。

また、おなじく同時どうじ発表はっぴょうされたW-OAM typeG(PHS高度こうど通信つうしん規格きかく対応たいおう新型しんがたW-SIM「RX430AL」がセットとしてははじめて採用さいようされた。W-SIMについては、将来しょうらいてきには中国ちゅうごくけのTD-SCDMA方式ほうしき対応たいおうしたモジュールが提供ていきょうされる可能かのうせいもある[2]。ただし、音声おんせいについてはW-SIMの通信つうしん方式ほうしき依存いぞんするため、音声おんせいよう用意よういされている中央ちゅうおうのスロットにんだだけでは、たとえ国内こくないの3G対応たいおうUIMカードしたとしても利用りよう出来できない。独立どくりつして利用りよう可能かのうなのは、右側みぎがわにあるデータようのスロット(FOMAカードスロット)のみである。

なお、W-SIMによるPHS通信つうしんおよ内蔵ないぞうのW-CDMA(WILLCOM CORE 3G通信つうしん両方りょうほう利用りようするため、とう機種きしゅ専用せんよう料金りょうきんプラン(しんウィルコム定額ていがくプランG/しんウィルコム定額ていがくプランGS)の契約けいやく必須ひっすになる。

また、モバイルWi-Fiルータとしての利用りよう可能かのうであるが、こちらは専用せんようアプリのオンライン購入こうにゅう必要ひつようである(試用しよう期間きかん無料むりょう利用りよう可能かのう)。

これまでのシャープせいウィルコム端末たんまつ同様どうよう本体ほんたい対応たいおうしていないため台湾たいわんベトナムタイ王国おうこくでのローミングサービスには対応たいおう海外かいがい利用りようする場合ばあいは、PHSでの通話つうわ通信つうしんではなく、海外かいがいでの利用りよう可能かのうかく携帯けいたい電話でんわ会社かいしゃのSIMカードを用意よういしたうえで、上記じょうきのGSM対応たいおうW-SIMモジュール「CM-G100」が別途べっと必要ひつよう。 PHSによるローミングを利用りようしたい場合ばあいは、WS023Tなどの、海外かいがいローミング対応たいおうのW-SIMジャケットが別途べっと必要ひつよう。なお、PHSの海外かいがいローミングサービスは2013ねん3がつまつをもって終了しゅうりょうしている。

また、WILLCOM CORE 3G海外かいがいローミングには対応たいおうのため、海外かいがいでのタ通信たつうしん利用りよう他社たしゃのUIMカードにえる必要ひつようがある。データようのUIMスロットは、UMTSの周波数しゅうはすうたいさえ適合てきごうすれば、設定せってい変更へんこうだけで利用りよう可能かのうとなっている。

2010ねん10月より、WILLCOM CORE 3Gあみに、ソフトバンクモバイルを利用りようしたものが新設しんせつされることになったため、そちらに対応たいおうしたバージョンが2010ねん10月8にち発売はつばいとなった。この端末たんまつについては、基本きほん仕様しようは、従来じゅうらいのドコモもうのタイプとほぼわらないが、SBMもうようプランであるしんウィルコム定額ていがくプランGS契約けいやく必須ひっすになり、従来じゅうらいのドコモもうようプランのしんウィルコム定額ていがくプランGでの契約けいやくはできない。また、以前いぜん端末たんまつでは、しんウィルコム定額ていがくプランGSの契約けいやくはできず、新規しんき購入こうにゅうようする。なお、ソフトバンクモバイルばん(以下いかSBMばん)では、ネットワークがわ制限せいげんにより、HSUPAの速度そくど最大さいだい1.4Mbpsとなる。

WS027SH銘柄めいがらシール

ドコモばんとSBMばんちがいは、銘板めいばんじょう型番かたばん形式けいしきが、ドコモばんがWS027SH(K)またはWS027SH(N)となっているのにたいして、SBMばんはWS027SH(K)SまたはWS027SH(N)Sとなっている。また、FOMAカードスロットとしょうしていた右側みぎがわUIMカードスロットの名称めいしょうが、USIMカードスロットに変更へんこうされている。なお、SBMばん従来じゅうらいどおりSIMロックはかっていない。

Windows Mobile 6.5 Professional 採用さいよう

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これまでのW-ZERO3シリーズでは、スマートフォンのおおくが採用さいようしているProfessionalバージョンが、PHSの通信つうしん方式ほうしき対応たいおうしておらず、通話つうわ通信つうしんようのソフトウェアを独自どくじ開発かいはつする必要ひつようがあるため、OSにWindows MobileシリーズのClassicバージョンを採用さいようしてきた。

ほん端末たんまつでは、W-CDMA方式ほうしき通信つうしん対応たいおうしていることにくわえ、マイクロソフト提供ていきょうするしんサービス「Windows Marketplace for Mobile」/「My Phone」へ対応たいおうするため、Professionalバージョンを採用さいようしている。

また、Windows Live専用せんようボタンを搭載とうさいするほか、Windows Live メールのアカウントが簡単かんたん取得しゅとくできる機能きのう搭載とうさいするなどマイクロソフトのクラウドサービスに積極せっきょくてき対応たいおうしている。Windows Liveメールについてはプッシュ配信はいしん対応たいおうする[2]

その

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従前じゅうぜん機種きしゅでは、本体ほんたい側面そくめんもうけられていたmicroSDスロットは、ほん製品せいひんでは、リアカバーをけたところにあり、汎用はんようSIMスロットとならんでもうけられている。

充電じゅうでんよう端子たんしそなえておらず、卓上たくじょうホルダ純正じゅんせいオプションとして用意よういされていない。これはW-ZERO3シリーズでは、初代しょだいWS003SH/WS004SH以来いらい充電じゅうでんはmicroUSB端子たんしからのみおこなうことができる。ACアダプタWS020SHおなじ5V1A出力しゅつりょくのものが付属ふぞくする。

発売はつばい当初とうしょは、3Gモードでもウィルコム公式こうしきサイトの閲覧えつらん可能かのうだった。2010ねん3月15にちの14:00~15:00に実施じっしされたシステム変更へんこうによるしんウィルコム定額ていがくプランG改訂かいていで、PHSのパケットが基本きほん料金りょうきんないまるめられるかたちになり、オプション関係かんけいのぞけば、3Gパケットと通話つうわのみ課金かきんされる仕組しくみとなったのにともない、ごく一部いちぶ例外れいがいのぞき、PHSモード利用りよう以外いがい公式こうしきサイトの閲覧えつらん不可能ふかのうになった。

しんウィルコム定額ていがくプランGS対応たいおうばん(SBMばん)についても、通信つうしんえや通信つうしん方式ほうしきについての制限せいげんなどは、通信つうしん速度そくどなどをのぞき、しんウィルコム定額ていがくプランG対応たいおうばん(ドコモばん)の内容ないようをほぼ踏襲とうしゅうしたものとなっている。

2011ねん3がつ9にちのニュースサイトGIGAZINE報道ほうどうにより、SBMばん在庫ざいこかぎりで販売はんばい終了しゅうりょうすること判明はんめいした[3]

さらにマイクロソフトがWindows Mobile 6.5以前いぜん端末たんまつけに提供ていきょうしていたMicrosoft My Phoneサービスを2011ねん10がつ6にち停止ていし[4]、2012ねん5がつ17にちには(Windows Mobile 6.5以前いぜん端末たんまつけの)Windows Marketplaceサービスも終了しゅうりょうとなった[5]

沿革えんかく

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関連かんれん項目こうもく

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FOMAカード DN03

脚注きゃくちゅう

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外部がいぶリンク

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