兩りょう稅法ぜいほう

兩りょう稅法ぜいほう是これ唐から德とく宗むね時代じだい宰相さいしょう楊炎所ところ創はじめ之これ稅ぜい法ほう。由よし徵收ちょうしゅう穀物こくもつ、布ぬの匹ひき等とう實物じつぶつ為ため主ぬし的てき租庸調そようちょう法ほう，改あらため為ため徵收ちょうしゅう金錢きんせん為ため主ぬし，一いち年ねん兩次りょうじ徵稅ちょうぜい(秋季しゅうき及夏季かき徵稅ちょうぜい)，是ぜ為ため兩りょう稅法ぜいほう。因よし為ため武たけ周あまね末すえ年ねん均ひとし田制たせい頹萎，唐から初はつ的てき租庸調そようちょう法ほう早はや已やめ不ふ適用てきよう，唐から德とく宗むね建けん中ちゅう元年がんねん（780年ねん）開始かいし實行じっこう兩りょう稅法ぜいほう，持續じぞく到いた明代あきよ1581年ねん張ちょう居きょ正ただし於全國ぜんこく推行一条いちじょう鞭むち法ほう。

實施じっし辦法

兩りょう稅法ぜいほう其主要しゅよう分ぶん四よん點てん：

• 「戶と無主むしゅ、客きゃく，以見居きょ為ため簿ぼ；人じん無む丁ひのと、中なか，以貧富ひんぷ為ため差さ」，不ふ分ぶん主ぬし户（本ほん貫戶ぬくど）、客きゃく户（外來がいらい戶ど），一律编入现居住州县户籍，就地纳税。可か以避免めん一いち些官僚かんりょう、富とみ人為じんい逃避とうひ租庸調そようちょう，而到其他州しゅう縣けん置おけ產さん。
• 取消とりけし租庸調そようちょう及雜稅ざつぜい。
• 夏秋なつあき交稅：夏なつ稅みつぐ不ふ得とく過か六ろく月がつ，秋あき稅みつぐ不ふ得とく過か十じゅう一いち月がつ。
• 按户等とう纳钱，按田亩纳粟あわ米まい。

影響えいきょう

兩りょう稅法ぜいほう一いち出現しゅつげん，統一とういつ了りょう唐とう代だい中ちゅう季き以來いらい紊亂びんらん的てき稅制ぜいせい，一開始在一定程度上減輕人民的負擔。实行两税法ほう这一いち年ねん，财政收入しゅうにゅう就增加ぞうか到いた“一いち千せん三さん百ひゃく五ご万まん六ろく千せん七なな十じゅう贯，盐利不在ふざい此限”。《新しん唐から书·杨炎传》称しょう赞两税法ぜいほう说：“赋不加か敛而增ぞう入いれ，版籍はんせき不ふ造みやつこ而得其虚实，吏不诫而奸无所しょ取と，轻重之の权始归朝廷矣。”

兩りょう稅法ぜいほう以個人じん之の土地とち和わ財產ざいさん為本ためもと，改變かいへん了りょう唐から一貫以丁為單位的做法。兩りょう稅法ぜいほう初はつ行ぎょう时，貨重錢ぜに輕かる(通つう货膨胀)，因いん此以绫绢折おり钱纳税ぜい，并成为定额。但ただし是ぜ后きさき来らい物もの价降低ひく，钱的定てい额却没ぼつ有ゆう改あらため变，农民负担遂とげ又また加重かじゅう。

也有やゆう學者がくしゃ認みとめ為ため，兩りょう稅法ぜいほう徵收ちょうしゅう時じ以實物ぶつ居きょ多た，緡錢只ただ是ぜ實施じっし折おり算さん而來，韓國かんこく磐いわ《隋ずい唐とう五ご代だい史し綱つな》認みとめ爲ため：“兩りょう稅法ぜいほう是ぜ以實物ぶつ爲ため主ぬし的てき。”王おう仲なか犖《唐とう代だい兩りょう稅法ぜいほう研究けんきゅう》主張しゅちょう：“兩りょう稅ぜい中ちゅう的てき戶と稅ぜい錢ぜに，固かた然しか定てい稅ぜい之の數すう，皆みな計けい緡錢，而實際ぎわ上じょう納稅のうぜい之の時とき，多た配はい綾あや絹きぬ。貨幣かへい在ざい這裏，只ただ作爲さくい計算けいさん的てき標準ひょうじゅん，而農戶ど實際じっさい繳納的てき大だい部分ぶぶん則そく是ぜ絹布けんぷ，小しょう部分ぶぶん是ぜ錢ぜに貫ぬき。”

兩りょう稅法ぜいほう规定：“此外敛者，以枉法ほう论。”（在ざい兩りょう稅法ぜいほう以外いがい再さい行くだり課稅かぜい，即そく屬ぞく違法いほう），但ただし是ぜ建けん中ちゅう三さん年ねん淮南ワイナン节度使し陈少游ゆう请求朝廷ちょうてい在ざい本道ほんどう每ごと贯加税ぜい200，朝廷ちょうてい准じゅん许，并命各かく道みち照あきら此加徵ちょう。贞元八はち年ねん（793年ねん）剑南四川しせん观察使し韦皋奏そう请加税ぜい什二に以增给官吏かんり。此外，安やす史し之の乱みだれ后きさき，朝廷ちょうてい又また增加ぞうか了りょう盐税、茶ちゃ税ぜい等とう许多苛捐杂税，增加ぞうか了りょう人民じんみん的てき负担。往後歷朝れきちょう於兩稅ぜい外がい加か稅ぜい之の現象げんしょう亦また多た有ゆう之の。

此外，土地とち兼併けんぺい也更加か盛行せいこう，出現しゅつげん了りょう“势力侵おかせ夺”和かず“降くだ人ひと为客”，“百姓土田为有力者所并，三さん分ふん逾一”，農民のうみん多た破產はさん而淪為ため佃つくだ戶ど。陸りく贄にえ等とう便びん強烈きょうれつ反對はんたい兩りょう稅法ぜいほう，主張しゅちょう恢復かいふく租庸調そようちょう。陸りく贄にえ说，当とう时“往者おうしゃ纳绢一いち匹ひき，当とう钱三さん千せん二に三さん百ひゃく文ぶん，今いま者しゃ纳绢一いち匹ひき，当とう钱一千せん五ご六ろく百ひゃく文ぶん；往输其一者しゃ，今こん过于二に矣，虽官非ひ增ぞう赋，而私已やめ倍ばい输”，又また說せつ“贫者无容足あし之の居い，依よ托たく强豪きょうごう，以为私わたし属ぞく，贷其种食，赁其田た庐，终年服ふく劳，无日休息きゅうそく，罄输所しょ假かり，常つね患不充たかし。”。因よし此，兩りょう稅法ぜいほう的てき弊へい病びょう导致了りょう唐とう代だい宗むね以后小しょう规模的てき叛亂はんらん不断ふだん发生。即そく至いたり北きた宋そう苏洵亦また稱たたえ“募つの召浮客分きゃくぶん耕こう其中，鞭むち笞むち驱役，视以奴やつ仆。”

相關そうかん條目じょうもく

• 稅ぜい

参考さんこう文献ぶんけん

• 李り劍けん農のう：《魏ぎ晉すすむ南北なんぼく朝あさ隋ずい唐から經濟けいざい史し稿こう》第だい12章しょう
• 李り志こころざし賢けん：《楊炎及其兩りょう稅法ぜいほう研究けんきゅう》
• 陳ちん明あきら光こう：〈陸りく贄にえ論ろん兩りょう稅法ぜいほう評議ひょうぎ—兼けん論ろん唐から德とく宗むね實施じっし兩りょう稅法ぜいほう的てき侷限性せい〉

外部がいぶ連結れんけつ

• 中國ちゅうごく歷代れきだい改革かいかく家傳かでん 第だい九きゅう章しょう 楊炎 （页面存そん档备份，存そん于互联网档案あん馆）