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增ぞう一いち阿おもね含經

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  此条目め页的主題しゅだい是ぜ北きた传佛教ぶっきょう典籍てんせき《增一ますいち阿おもね含經》。关于南みなみ傳でん佛教ぶっきょう经藏中ちゅう对应的てき内容ないよう，請見「增ぞう支部しぶ」。

初期しょき佛教ぶっきょう
佛教ぶっきょう大綱たいこう（英えい语：Outline of Buddhism） 佛教ぶっきょう主ぬし题

《增ぞう一いち阿おもね含經》亦また寫うつし作さく《增ぞう壹いち阿おもね含經》（舊稱きゅうしょうEkottara Āgama，公おおやけ元もと 2000年ねん後ご，歐おう美學びがく者しゃ的てき擬音ぎおん已やめ經けい改作かいさく：Ekottarika Āgama），為ため初期しょき佛教ぶっきょう的てき基本きほん經典きょうてん「四よん阿おもね含」之の一いち，相當そうとう於巴利り五ご尼あま柯耶之これ增ぞう支部しぶ（Aṅguttara-Nikāya）。《薩婆多た毘尼毘婆沙すな·總そう序じょ》稱しょう「為ため諸しょ天てん、世人せじん隨時ずいじ說法せっぽう，集しゅう為ため增ぞう一いち，是ぜ勸化かんげ人じん所しょ習」。

概がい述じゅつ

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「增一ますいち」或ある「增ぞう支ささえ」是ぜ指ゆび編集へんしゅう時じ，經文きょうもん的てき法ほう數すう漸次ぜんじ增加ぞうか，將はた從したがえ「一いち」（如念佛ねんぶつ；念ねん法ほう；念ねん僧そう，各自かくじ計けい為ため一法いっぽう）、「二に」（如止、觀かん；名めい、色いろ）、「三さん」（如三さん種しゅ受：苦く受、樂らく受、不ふ苦く不ふ樂らく受；三界さんがい：欲界よくかい、色いろ界かい、無色むしょく界かい）至いたり「十じゅう」（如十惡じゅうあく、十善じゅうぜん、十念じゅうねん）（或ある編へん至いたり十じゅう一いち）的てき佛法ぶっぽう名目めいもく，各自かくじ編入へんにゅう所屬しょぞく的てき「集しゅう」，再さい依よ數すう目もく次序じじょ排列はいれつ[1]。《長なが阿おもね含經》中ちゅう的てき眾集經けい、十じゅう上じょう經けい等とう以及《本ほん事こと經けい》、《如是にょぜ語ご》同樣どうよう用よう「增一ますいち」法ほう編へん排はい。

漢かん譯やく《增一ますいち阿おもね含經》計けい有ゆう52品ひん472經けい[1]，由ゆかり曇くもり摩ま難なん提ひさげ憑記憶きおく背せ誦而出で，竺佛念ねん傳つて譯やく。後來こうらい，該譯本ほん又また為ため僧そう伽とぎ提ひさげ婆ばば略ほぼ加か改訂かいてい[2][3]。現存げんそん《增一ますいち阿おもね含經》在ざい經文きょうもん與あずか攝と頌（嗢拕南みなみ，uddāna）兩りょう方面ほうめん都と有ゆう遺漏いろう佚失的てき現象げんしょう，另外對照たいしょう法ほう數すう和わ現存げんそん的てき攝と頌，部ぶ份經文きょうもん的てき次第しだい顯あらわ有ゆう錯亂さくらん，次序じじょ無法むほう對應たいおう上じょう[4]。

與あずか對應たいおう的てき《增ぞう支部しぶ》（Aṅguttara-Nikāya）不同ふどう，漢かん譯やく《增一ますいち阿おもね含經》有ゆう相當そうとう份量的てき經文きょうもん使用しよう大乘だいじょう詞し彙或顯あきら露ろ大乘だいじょう傾向けいこう[5]。此一現象究竟出自默誦者還是翻譯者，甚至是ぜ翻譯ほんやく完成かんせい初期しょき的てき編輯へんしゅう者しゃ的てき影響えいきょう，有ゆう待まち進しん一いち步ほ研究けんきゅう。

漢かん譯やく《增一ますいち阿おもね含經》(T125)翻譯ほんやく於公元もと384年ねん，是ぜ現存げんそん漢かん譯やく四阿あずまや含經(T1, T26, T99)當とう中年ちゅうねん代だい最早もはや的てき翻譯ほんやく本ほん。另有一いち本ほん釋しゃく《增一ますいち阿おもね含經》義よし的てき經けい疏，名めい《分別ふんべつ功德くどく論ろん》，從したがえ初はつ〈序品じょぼん〉至いたり第だい四よん〈弟子でし品ひん〉過半かはん。

傳つて譯やく

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在ざい苻秦建たて元はじめ二に十じゅう年ねん(384年ねん)，由ゆかり法師ほうし曇くもり摩ま難なん提ひさげ默だま誦，竺佛念ねん傳つて譯やく，慧とし嵩かさ筆ひつ受，出で41卷かん本ほん（一說いっせつ33卷かん）《增ぞう壹いち阿おもね含經》，這是增ぞう壹いち阿おもね含的首くび次じ漢かん譯やく[6]。古代こだい經けい錄ろく或ある稱しょう「東あずま晉すすむ隆たかし安やす二に年ねん（398年ねん）瞿曇僧そう伽とぎ提ひさげ婆ばば重譯じゅうやく」[7]，宇井うい伯壽はくじゅ、平川ひらかわ彰あきら、印しるし順じゅん等とう人じん都と不贊成ふさんせい此說，認みとめ為ため瞿曇僧そう伽とぎ提ひさげ婆ばば至いたり多た只ただ對たい初はつ譯本やくほん做出改訂かいてい[8]。

現存げんそん的てき《增一ますいち阿おもね含經》為ため五ご十じゅう一いち卷かん52品ひん，但ただし從したがえ歷代れきだい經けい錄ろく所見しょけん，卷數かんすう差異さい多た達たち數すう種しゅ不同ふどう記載きさい，計けい有ゆう32卷かん、33卷かん、34卷かん、40卷かん、41卷かん、42卷かん、46卷かん、50卷かん、51 卷かん、60卷かん，顯あらわ得どく相當そうとう紛亂ふんらん。例れい如唐朝あさ玄げん逸いっ編纂へんさん的てき《大だい唐とう開ひらけ元もと釋教しゃっきょう廣こう品しな歷れき章あきら》卷まき18：「增ぞう壹いち阿おもね含經五ご十じゅう一いち卷かん(或ある五ご十じゅう卷かん、或ある四よん十じゅう二に卷かん、或ある六ろく十じゅう卷かん、或ある三さん十じゅう三さん卷かん)」[9]

依據いきょ佛教ぶっきょう學者がくしゃ的てき研究けんきゅう，梁はり朝あさ寶たから唱《經けい律りつ異相いそう》引用いんよう的てき《增一ますいち阿おもね含經》經文きょうもん和わ現存げんそん版本はんぽん不同ふどう，這表示ひょうじ可能かのう曾經有ゆう異い於現存げんそん版本はんぽん的てき《增ぞう壹いち阿おもね含經》同時どうじ流傳りゅうでん過か[10][11][12]。也有やゆう意見いけん認みとめ為ため《經けい律りつ異相いそう》所しょ引用いんよう的てき《增一ますいち阿おもね含經》經文きょうもん可能かのう是ぜ出自しゅつじ曇くもり摩ま難なん提つつみ所出しょしゅつ的てき41卷かん本ほん，現存げんそん的てき51卷かん本もと是ただし竺佛念ねん從したがえ41卷かん本ほん再さい加か以增補ぞうほ而來[13]。

由よし於經中有ちゅうう“六ろく度ど”、“三さん乘じょう”等とう詞し句く，承認しょうにん菩薩ぼさつ大乘だいじょう，近きん乎大だい眾部的てき主張しゅちょう，一般いっぱん認みとめ為ため漢かん譯やく《增ぞう壹いち阿おもね含經》是ぜ大だい眾部的てき傳つて本ほん[2][14][15]。也有やゆう意見いけん認みとめ為ため《增一ますいち阿おもね含經》歸屬きぞく法藏ほうぞう部ぶ，「因いん為ため它很符合ふごう法ほう藏部くらべ的てき理論りろん特とく點てん」[16][17]。平川ひらかわ彰あきら比ひ對たい《增一ますいち阿おもね含經》與あずか《摩ま訶僧祗律》，因いん其中有ちゅうう許多きょた不ふ合ごう之の處しょ，認みとめ為ため不ふ是ぜ仍屬部ぶ派は佛教ぶっきょう的てき大だい眾部所傳しょでん持じ，而是大乘だいじょう教きょう內傳持じ的てき經典きょうてん，以所屬しょぞく部ぶ派は看み待まち為ため不明ふめい，比較ひかく妥當だとう[18]。印しるし順じゅん認みとめ為ため《增一ますいち阿おもね含經》是ぜ大だい眾部末まつ派は的てき誦本[19]。

內容簡介

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《增ぞう壹いち阿おもね含》的てき主要しゅよう特とく點てん是ぜ法ほう數すう。「增ぞう壹いち」是ぜ「增ぞう上じょう一いち個こ（數すう目もく）」之の意い，將はた佛陀ぶっだ聖教せいきょう按「法ほう數すう」逐次ちくじ增ふえ一いち，一いち直ちょく到いた第だい十じゅう一法いっぽう（說せつ一切いっさい有ゆう部ぶ為ため增ぞう至いたり十じゅう法ほう），以便記憶きおく傳でん佈。四阿あずまや含中，《薩婆多た毘尼毘婆沙すな·總そう序じょ》以增壹いち阿おもね含是佛陀ぶっだ為ため「諸しょ天てん、世人せじん應おう機き說法せっぽう」，為ため「勸化かんげ人じん所しょ習」[20]。 經けい中ちゅう編入へんにゅう了りょう眾多的てき譬たとえ喻，例れい如如來にょらい苦行くぎょう成佛じょうぶつ，降魔ごうま，度ど五ご比丘びく，化か三さん迦葉，舍利しゃり弗どる目め犍連的てき入滅にゅうめつ等とう等とう。

漢かん譯本やくほん《增ぞう壹いち阿おもね含經》中ちゅう，蘊有菩薩道ぼさつどう以及他方たほう佛土ぶつど思想しそう，並なみ提ひさげ倡對於佛經けい的てき書寫しょしゃ、供養くよう[21]，以及佛像ぶつぞう的てき製作せいさく[22]，具有ぐゆう諸多しょた大乘だいじょう風格ふうかく之の特色とくしょく。在ざい漢かん譯本やくほん特有とくゆう的てき《序品じょぼん》中ちゅう列れつ出で四阿含順序為增一、中なか、長ちょう、雜ざつ，以本經けい增ぞう壹いち為ため首くび。[23]

〈等とう見み品ひん〉第だい三さん〇〇經けい：「諸佛しょぶつ世尊せそん皆みな出で人間にんげん，非ひ由よし天てん而得也。」，此為人間にんげん佛教ぶっきょう教理きょうり之の依據いきょ來らい源げん[21]。

組織そしき

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按照晉すすむ朝あさ道みち安やす〈增ぞう一阿含經序〉記載きさい，曇くもり摩ま難なん提ひさげ所ところ譯やく《增一ますいち阿おもね含經》上部じょうぶ為ため26卷かん無む忘錄偈げ，下部かぶ為ため15卷かん失しつ其錄偈げ，總計そうけい41卷かん[24]，「合ごう上下じょうげ部ぶ，四よん百ひゃく七なな十じゅう二に經けい」[25]。

現存げんそん漢かん譯やく《增一ますいち阿おもね含經》則のり有ゆう五ご十じゅう一いち卷かん，52品ひん472經けい。從したがえ第だい1經けい到いた第だい446經けい，大だい多た是ぜ從したがえ一法いっぽう、二に法ほう、三さん法ほう增ぞう至いたり十じゅう一法いっぽう，原則げんそく上じょう呈てい現出げんしゅつ「增一ますいち」的てき形式けいしき。但ただし在ざい第だい447經けい-472經けい不ふ屬ぞく於十じゅう一法いっぽう，而較無む規律きりつ[13]。增ぞう一阿含經文次第有些地方有錯亂，未み按照法ほう數すう和わ攝と頌編排はい。另外，依よ《撰集せんしゅう三藏及雜藏傳》「十じゅう一いち處しょ經けい，名めい放ひ牛うし兒じ，慈經斷だん後ご，增ぞう一いち經けい終おわり」等とう語ご，位い於增壹いち阿おもね含49品ひん10經けい的てき〈慈經〉本ほん該當がいとう是ぜ增ぞう壹いち阿おもね含十じゅう一いち法的ほうてき最後さいご一いち經けい[26]。

僧そう肇はじめ〈長なが阿おもね含經序ついで〉稱しょう「增ぞう一阿含四分八誦」，今本いまもと僅在「放ひ牛うし品ひん第だい四よん十じゅう九きゅう」題だい有ゆう第だい四よん分別ふんべつ誦，無法むほう確定かくてい今本いまもと是ただし否いや有ゆう同樣どうよう的てき結構けっこう[27]。

經卷きょうかん目次もくじ

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《增一ますいち阿おもね含》品名ひんめい 《佛ふつ光藏みつぞう》經けい次じ編へん號ごう[28] 《大だい正藏しょうぞう》卷まき次じ 《廣こう品しな歷れき章あきら》卷まき次じ [9]
1 序品じょぼん 1 1
2 十念じゅうねん品ひん 1-10 1 1
3 廣こう演えんじ品ひん 11-20 2 2
4 弟子でし品ひん 21-30 3 3
5 比丘尼びくに品ひん 31-35 3 3
6 清きよし信士しんじ品ひん 36-39 3 3
7 清きよし信女しんにょ品ひん 40-42 3 3
8 阿須あず倫りん品ひん 43-52 3 3
9 一いち子し品ひん 53-62 4 4
10 護まもる心しん品ひん 63-72 4 4
11 不ふ逮品，(不ふ還かえ品しな【宋そう】【元もと】【明あきら】)。 73-82 5 5 ，不ふ還かえ品しな
12壹いち入道にゅうどう品ひん 83-92 5 5 ，一いち入道にゅうどう品ひん
13 利り養やしなえ品ひん 93-99 6 6
14 五戒ごかい品ひん 100-109 7 7
15 有無うむ品ひん 110-119 7 7
16 火ひ滅めつ品ひん 120-129 7 7
17 安やす般品 130 7 7
131-140 8 8
18 慚愧ざんき品ひん 141-150 9 9
19 勸請かんじょう品ひん 151-161 10 10
20 善ぜん知識ちしき品ひん 162-174 11 11
21 三寶さんぼう品ひん 175-184 12 12
22 三さん供養くよう品ひん 185-194 12 12
23 地主じぬし品ひん 195-204 13 13
24 高だか幢品 205-209 14 14
209 15 15
210-214 16 16
25 四諦したい品ひん 215-224 17 17
26 四よん意い斷だん品ひん 225-233 18 18
233-234 19
27 等とう趣おもむき四諦したい品ひん 235-244 19 19
28 聲聞しょうもん品ひん 245-251 20 20
29 苦樂くらく品ひん 252-261 21 21
30 須陀品ひん 262-264 22 22
31 增ぞう上品じょうひん 265-275 23 23
32 善ぜん聚品 276-287 24 24
33 五ご王おう品ひん 288-297 25 25
34 等とう見み品ひん 298-307 26 26
35 邪よこしま聚品 308-317 27 27
36 聽法品ひん 318-322 28 28
37 六ろく重じゅう品ひん 323-327 29 29
328-332 30 30
38 力ちから品ひん 333-338 31 31
339-344 32 32
39 等とう法ほう品ひん 345-354 33 33
40 七なな日にち品ひん 355-361 34 34
362-364 35 35
41 莫畏品ひん 365-369 35 35
42 八はち難なん品ひん 370-372 36 36
372-379 37 37
43 馬うま血ち天子てんし問とい八はち政せい品ひん 380-384 38 38，馬うま血ち天子てんし品ひん
384-389 39 39
44 九きゅう眾生居きょ品ひん 390-400 40 40
45 馬うま王おう品ひん 401-407 41 41
46 結ゆい禁きん品ひん 408-417 42 42
47 善惡ぜんあく品ひん 418-427 43 43
48 十じゅう不善ふぜん品ひん 428-430 44 44
431-433 45 45
49 放ひ牛うし品ひん，附記ふき「第だい四よん分別ふんべつ誦」 434-439 46 46，附記ふき「第だい四よん分別ふんべつ誦」
439-443 47 47
50 禮れい三寶さんぼう品ひん 444-453 48 48
51 非常ひじょう品ひん 454-463 49 49
52 大だい愛あい道どう般涅槃品 464-466 50 50
467-472 51 51

其他傳承でんしょう

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漢かん譯やく《增ぞう壹いち阿おもね含經》一般認為是帶有大乘だいじょう思想しそう的てき大だい眾部或ある不明ふめい部ぶ派は誦本。分別ふんべつ說せつ部ぶ系けい赤銅しゃくどう鍱部中なか的てき對應たいおう誦本則ほんそく名めい為ため《增ぞう支部しぶ》。漢かん譯やく 《增ぞう壹いち阿おもね含經》中ちゅう，僅有一いち三さん五經ごきょう與あずか《增ぞう支部しぶ》對應たいおう，不足ふそく三さん分ふん之の一いち。其餘勘かん同どう巴ともえ利文としふみ《長部おさべ》的てき約やく二に經けい，同どう於《中部ちゅうぶ》的てき約やく三さん十じゅう三さん經けい，同どう於《相應そうおう部ぶ》的てき約やく四よん十じゅう六ろく經けい[29]。

《藏ぞう文ぶん大藏經だいぞうきょう》無む完かん整せい譯出やくしゅつ的てき整せい部ぶ《增ぞう壹いち阿おもね含經》，只ただ存そん留とめ單たん經けい[1]。

在ざい新しん疆地區ちく有ゆう發現はつげん了りょう一些梵文殘葉，有ゆう相當そうとう於漢譯やく之の增ふえ一阿含經善聚品第五經[1][30]。另外，大だい英えい圖書館としょかん藏ぞう品ひん（British Library Collection）中有ちゅうう與あずか《增ぞう壹いち阿おもね含經》或ある《增ぞう支部しぶ》相對そうたい應おう的てき犍陀羅ら語ご殘片ざんぺん，可能かのう屬ぞく於法藏ほうぞう部ぶ傳つて本ほん[31][32]。

注釋ちゅうしゃく

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  1. ^ 1.0 1.1 1.2 1.3 佛ふつ光こう大だい辭典じてん. 增ぞう壹いち阿おもね含經. [2018-05-13]. （原始げんし内容ないよう存そん档于2020-08-09）. 
  2. ^ 2.0 2.1 任にん杰. 增ぞう─阿おもね含經. 中國ちゅうごく大だい百科全書ひゃっかぜんしょ. [2018-05-13]. （原始げんし内容ないよう存そん档于2018-05-13）. 
  3. ^ 《出で三さん藏ぞう記き集しゅう·中ちゅう阿おもね含經記き》：「昔むかし釋しゃく法師ほうし於長安出やすいで《中ちゅう阿おもね含》、《增ぞう壹いち》、《阿おもね毘曇》（發はつ智さとし論ろん）、《廣こう說せつ》（大だい毗婆沙すな論ろん）、《僧そう伽羅きゃら叉また》、《阿おもね毘曇心こころ》、《婆ばば須蜜》、《三さん法度はっと》、《二に眾從解脫げだつ緣えん》（鼻はな奈耶），此諸經けい律りつ，凡百ぼんぴゃく餘あまり萬まん言こと，並なみ違たがえ本ほん失しつ旨むね，名めい不當ふとう實み，依よ俙屬辭じ，句く味あじ亦また差さ，良りょう由よし譯やく人造じんぞう次じ，未み善ぜん晉すすむ言げん故こ使つかい爾なんじ耳みみ。會かい燕つばめ秦しん交戰こうせん，關せき中ちゅう大亂たいらん，於是良りょう匠たくみ背せ世よ，故こ以弗獲え改正かいせい。乃經數すう年ねん，至いたり關東かんとう小清こせい，冀州道人どうじん釋しゃく法ほう和わ、罽賓沙門しゃもん僧そう伽とぎ提ひさげ和わ，招集しょうしゅう門徒もんと，俱遊洛らく邑，四よん、五ご年ねん中研ちゅうけん講こう遂とげ精しらげ，其人漸やや曉あかつき漢語かんご，然しか後こう乃知先さき之の失しつ也。於是，和かず乃追恨先失しつ，即そく從したがえ提ひさげ和わ更さら出で《阿おもね毘曇》及《廣こう說せつ》也。自じ是ぜ之これ後ご，此諸經けい、律りつ漸やや皆みな譯やく正ただし，唯ただ《中ちゅう阿おもね含》、《僧そう伽羅きゃら叉また》、《婆ばば須蜜》、《從したがえ解脫げだつ緣えん》未み更さら出で耳みみ。」
  4. ^ 蘇そ錦にしき坤ひつじさる. 《增ぞう壹いち阿おもね含經》攝と頌初探さがせ (PDF). 福ぶく嚴げん佛學ぶつがく研究けんきゅう. 2010 [2018-05-13]. （原始げんし内容ないよう (PDF)存そん档于2019-07-17）. 
  5. ^ 例れい如「彌勒みろく稱しょう善ぜん快哉かいさい說せつ，發はつ趣おもむき大乘だいじょう意い甚廣」，「如是にょぜ增ぞう壹いち阿おもね含法，三さん乘じょう教化きょうか無差別むさべつ」，「若わか有ゆう書寫しょしゃ經卷きょうかん者しゃ，繒綵華はな蓋ぶた持じ供養くよう」。
  6. ^ 《出で三さん藏ぞう記き集しゅう》：「增一ますいち阿おもね鋡經三さん十じゅう三さん卷かん(秦はた建けん元もと二に十じゅう年ねん夏なつ出いずる。至いたり二に十じゅう一年春訖定三十三卷或分為三十四卷)、中ちゅう阿おもね鋡經五ご十じゅう九きゅう卷かん(同どう建けん元もと二に十じゅう年ねん出で)。右みぎ二に部ぶ，凡九十じゅう二に卷かん。晉すすむ孝こう武ぶ時じ，兜かぶと佉勒國こく沙門しゃもん曇くもり摩ま難なん提ひっさげ，以符堅けん時じ入にゅう長安ながやす。難なん提ひさげ口誦こうしょう胡えびす本ほん，竺佛念ねん譯出やくしゅつ。……至いたり建けん元もと二に十じゅう年ねん，政せい復ふく請曇摩ま難なん提出ていしゅつ僧そう一阿含及中阿含，於長安城あき內集義ぎ學がく沙門しゃもん請念為ため譯やく。……以秦建けん元もと二に十じゅう年來ねんらい詣まい長安ながやす，外國がいこく鄉きょう人じん咸皆善之よしゆき。武威ぶい太守たいしゅ趙ちょう文ぶん業ぎょう，求もとめ令れい出で焉。佛ふつ念ねん譯やく傳でん，曇くもり嵩かさ筆ひつ受，歲さい在ざい甲かぶと申さる夏なつ出いずる（增一ますいち阿おもね含），至いたり來年らいねん春はる乃訖，為ため四よん十じゅう一いち卷かん。分ぶん為ため上下じょうげ部ぶ，上部じょうぶ二に十じゅう六ろく卷かん，全ぜん無む遺忘いぼう。下部かぶ十じゅう五ご卷かん，失しつ其錄偈げ也。」 《古今ここん譯やく經けい圖ず紀き》：「沙門しゃもん曇くもり摩ま難なん提ひさげ……以建元もと二に十じゅう年ねん歲次さいじ戊子ぼし，堅けん遣や道みち安やす集しゅう義ぎ學僧がくそう，請難提ひさげ譯やく中ちゅう阿おもね含經(五ご十じゅう九きゅう卷かん)、增ぞう壹いち阿おもね含經(五ご十じゅう一いち卷かん)……總そう五ご部ぶ合一ごういつ百ひゃく一いち十じゅう四よん卷かん。沙門しゃもん竺佛念ねん度ど語ご，慧とし嵩かさ筆ひつ受。」
  7. ^ 水野みずの弘ひろし元もと《增ぞう一阿含經解說》：現存げんそん增ぞう一阿含經並非曇摩難提所譯，而係經けい僧そう伽とぎ提ひさげ婆ばば改譯かいやく者しゃ。然しか則のり，僧そう伽とぎ提ひさげ婆ばば於何なん時じ何なん地ち改譯かいやく呢？大周たいしゅう刊かん定てい錄ろく作さく「隆たかし安やす元年がんねん(三さん九きゅう一いち)廬いおり山やま譯やく」(大正たいしょう五ご五ご‧四よん二に二にa)、開ひらく元もと錄ろく亦また載の「隆りゅう安やすし元年がんねん正月しょうがつ出で，與あずか難なん提ひさげ本ほん小異しょうい」(大正たいしょう五ご五ご‧五ご〇五ごa)。常盤大ときわだい定てい在ざい譯やく經けい總そう錄ろく(八はち二に八はち－八はち三さん一いち頁ぺーじ)中ちゅう，認みとめ為ため係がかり在ざい僧そう伽とぎ提ひさげ婆ばば未み至いたり廬いおり山やま之の前まえ，與あずか法ほう和わ在ざい洛陽らくよう時じ共同きょうどう改譯かいやく的てき。
  8. ^ 印しるし順じゅん《原始げんし佛教ぶっきょう聖典せいてん之の集成しゅうせい》：「曇くもり摩ま難なん提ひっさげ原げん譯本やくほん，僧そう伽とぎ提ひさげ婆ばば改正かいせい本ほん，可能かのう曾同時じ流行りゅうこう，但ただし只ただ是ぜ初はつ譯本やくほん與あずか重治しげはる本ほん，而決沒ぼつ有ゆう異こと部ぶ別べつ本ほん的てき差別さべつ。如現經けい僧そう伽とぎ提ひさげ婆ばば改正かいせい本ほん，共きょう四よん七なな二に經けい；而道安やす序じょ所說しょせつ，曇くもり摩ま難なん提つつみ譯本やくほん，也是『四よん百ひゃく七なな十じゅう二に經けい』。道みち安やす說せつ『下部かぶ十じゅう五卷失其錄偈』，今本いまもと的てき『錄ろく偈げ』，也是參差しんし不全ふぜん的てき。所以ゆえん即そく使し有ゆう兩りょう本ほん流行りゅうこう，也只是ぜ『小異しょうい』而已。梁はり代だい所しょ集しゅう的てき《經けい律りつ異相いそう》，引有《增ぞう壹いち阿おもね含經》一いち五ご則のり，但ただし不足ふそく以證明しょうめい曇くもり摩ま難なん提つつみ本ほん，更さら難なん以證明しょうめい為ため說せつ一切いっさい有ゆう部ぶ本ほん。」
  9. ^ 9.0 9.1 京きょう兆ちょう 華嚴けごん寺てら 沙門しゃもん 釋しゃく玄げん逸いっ 篹. CBETA 電子でんし佛典ぶってん集成しゅうせい » 金きん藏ぞう (A) » 第だい 98 冊さつ » No.1276 » 第だい 18 卷かん 大だい唐から開ひらけ元もと釋教しゃっきょう廣こう品しな歷れき章あきら卷まき第だい十じゅう八はち (CBETA, A098, no. 1276, p. 367, b9-10). [2018-04-23]. （原始げんし内容ないよう存そん档于2020-10-30）. 
  10. ^ 蘇そ錦にしき坤ひつじさる，(2010)，〈《增ぞう壹いち阿おもね含經》攝と頌初探さがせ〉，《福ぶく嚴げん佛學ぶつがく研究けんきゅう》5期き，59-114頁ぺーじ，新しん竹たけ市し，台灣たいわん。蘇そ錦にしき坤ひつじさる. 〈《增ぞう壹いち阿おもね含經》攝と頌初探さがせ〉. [2018-04-22]. （原始げんし内容ないよう存そん档于2021-08-13）. 
  11. ^ 水野みずの弘ひろし元もと，(1969)，〈增ぞう一阿含經解題〉，《國くに譯やく一切經いっさいきょう》，卷かん 4。(本文ほんぶん已やめ經けい被ひ翻譯ほんやく為ため中ちゅう文ぶん〈增ぞう一阿含經解說〉，收おさむ在ざい《佛ふつ光こう大藏經だいぞうきょう》《阿おもね含藏》之の《附錄ふろく(下した)》，761-785頁ぺーじ，台北たいぺい市し，台灣たいわん)
  12. ^ 水野みずの弘ひろし元もと《增ぞう一阿含經解說》：須注意ちゅうい的てき是ぜ大周たいしゅう錄ろく的てき記事きじ。在ざい說明せつめい僧そう伽とぎ提ひさげ婆ばば譯やく增ぞう一阿含經之下，大周たいしゅう錄ろく舉梁寶たから唱錄言ごと：「前多まえだ說せつ四諦したい、十じゅう二に因緣いんねん、五ご陰かげ、六ろく入いれ、十じゅう八はち界かい、出で蘇そ陀耶沙彌さや論議ろんぎ得とく戒事；後ご出世しゅっせ界かい成敗せいばい，又また出で成道じょうどう度ど人じん，又また作さく三さん道みち寶たから階かい，又また出で波は斯匿王おう十じゅう夢ゆめ，又また出で高だか廣大こうだい床ゆか是ぜ金きん、銀ぎん、象牙ぞうげ等とう作さく之の，又また明あかり七なな佛ふつ得道とくどう制せい戒。」若わか此一記載值得相信的話，則のり在ざい梁はり代だい寶たから唱經錄ろく中ちゅう即そく已やめ明あきら揭有僧そう伽とぎ提ひさげ婆ばば譯やく之の增ふえ一いち阿おもね含經。然しか而其後ご之の出で三さん藏ぞう記き集しゅう、法ほう經けい錄ろく、仁ひとし壽ことぶき錄ろく等とう頗為信實しんじつ之の諸しょ經けい錄ろく，則のり絲いと毫未曾提起ていき，誠まこと屬ぞく不可思議ふかしぎ之の事こと。 若わか將しょう上述じょうじゅつ寶たから唱錄所載しょさい之の文ぶん與あずか現存げんそん本ほん增ぞう一阿含經比對而觀，則のり可か發現はつげん四諦したい、五陰大致位於前半，十じゅう二に因緣いんねん與六よろく入いれ，則のり多た居きょ後半こうはん。又また在ざい現存げんそん增ぞう一阿含經中未曾見有十八界之說，至いたり於蘇陀耶沙彌さや之の事こと則そく見み於卷二に二に須陀品ひん，惟おもんみ蘇そ陀耶一いち名めい則のり作さく須陀。故知こち十じゅう八界說與蘇陀耶沙彌不見於現存增一阿含經中。其次，關せき於世界かい成敗せいばい、三さん道みち寶たから階かい、波なみ斯匿王おう十じゅう夢ゆめ部分ぶぶん，可か於後半こうはん見み之の；但ただし成道じょうどう度ど人じん則そく不ふ見み於後半こうはん，而見於前半ぜんはん。又また高こう廣大こうだい床ゆか是ぜ金きん、銀ぎん、象牙ぞうげ等とう作さく之の句く，在ざい現存げんそん增ぞう一阿含經中亦無此文，惟おもんみ唐から道世みちよ之これ法ほう苑えん珠たま林りん：「又また阿おもね含經云うん，高こう廣大こうだい床ゆか者しゃ，陛下へいか足長あしなが尺じゃく六ろく非ひ高だか，闊四よん尺しゃく非ひ廣こう，長ちょう八はち尺しゃく非ひ大だい，越えつ此量者しゃ，方ぽう名高なだか廣大こうだい床ゆか。復ふく有ゆう八はち種しゅ床ゆか。初はつ四よん約やく物もの弁べん體たい，貴人きじん不ふ合ごう坐すわ，下した四よん約やく人ひと弁べん大だい，縱たて含地鋪しき人じん，擬なずらえ於尊人じん亦また不ふ合ごう坐すわ。一いち金きん床ゆか、二に銀ぎん床ゆか、三さん牙きば床ゆか、四角よつかど床ゆか、五ご佛ふつ床ゆか、六ろく辟支佛ふつ床ゆか、七なな羅漢らかん床ゆか、八はち師僧しそう床ゆか。」 此係引自阿おもね含經之の文ぶん，但ただし現存げんそん所有しょゆう阿おもね含經中ちゅう，均ひとし不ふ見み此段文句もんく。若わか是ぜ寶たから唱錄所載しょさい增ぞう一阿含之高廣大床一段，為ため法ほう苑えん珠たま林りん所しょ引用いんよう者しゃ，則のり可視かし為ため此句或ある許もと存そん於今已やめ失しつ佚之增ぞう一いち阿おもね含中。上述じょうじゅつ所しょ引寶唱錄之の記載きさい中ちゅう，有ゆう很多不ふ見み於今之の增ふえ一阿含經者，有ゆう的てき則のり位置いち不ふ合ごう，此使人じん認みとめ為ため寶たから唱錄所しょ介かい紹之增ぞう一阿含經並非現存者，而可能かのう是ぜ失しつ佚之增ぞう一いち阿おもね含經。
  13. ^ 13.0 13.1 林家はやしや安やすし. 現行げんこう漢かん譯やく 《 增一ますいち阿おもね含經 》 譯者やくしゃ考こう (PDF). 全國ぜんこく佛學ぶつがく論文ろんぶん聯合れんごう發表はっぴょう會かい論ろん文集ぶんしゅう. 2007 [2018-05-15]. （原始げんし内容ないよう (PDF)存そん档于2018-05-16）. 
  14. ^ 水野みずの弘ひろし元もと《增ぞう一阿含經解說》：「關せき於現存げんそん增ぞう一阿含經之所屬部派，法ほう幢在俱舍論ろん稽古けいこ中ちゅう以為係屬けいぞく於大おだい眾部。日本にっぽん明治めいじ以後いご之の學者がくしゃ亦また多た認みとめ為ため屬ぞく於大おだい眾部。……主張しゅちょう屬ぞく於大おだい眾部派は者しゃ，如宇井うい伯壽はくじゅ於其「印度いんど哲學てつがく研究けんきゅう二に‧一いち三さん七なな頁ぺーじ以下いか」說せつ：現存げんそん增ぞう一阿含其列舉四阿含之順序等，與あずか撰集せんしゅう三藏さんぞう及雜藏ぞう傳でん、有ゆう部ぶ毘奈耶雜事ざつじ、大智たいち度ど論ろん等とう相しょう同どう，故こ乍看之の下した，似に屬ぞく有ゆう部ぶ。但ただし從したがえ另一方面ほうめん來らい看み，其與摩ま訶僧祇律、分別ふんべつ功德くどく論ろん、增ぞう一阿含序品等亦有共通之部分，可か見み其未必屬於有部ぶ，故こ應おう視し為ため屬ぞく於大おだい眾部或ある其系統けいとう所傳しょでん之の阿おもね含」
  15. ^ 赤沼あかぬま智さとし善ぜん《佛教ぶっきょう經典きょうてん史論しろん》：「增ぞう一阿含在大乘教興起之後有所增飾，此為明白めいはく之の事こと。而就其大乘だいじょう化か及教義之よしゆき特色とくしょく來らい看み，乃屬於大おだい眾部所傳しょでん。……大だい眾部有ゆう很多部ぶ派は，增ぞう一阿含可能是屬於大眾部中之說假部所傳」
  16. ^ 恆つね強きょう. 原始げんし佛教ぶっきょう之の中道ちゅうどう. [2018-05-21]. （原始げんし内容ないよう存そん档于2020-08-09）. 
  17. ^ 根據こんきょ《增一ますいち阿おもね含經》提ひさげ到いた過か比丘びく有ゆう二に百ひゃく五ご十じゅう戒與四よん分ふん律りつ相あい符ふ，和わ主張しゅちょう“阿羅漢あらかん果はて不退轉ふたいてん
  18. ^ 平川ひらかわ彰あきら《律藏りつぞう之の研究けんきゅう》：「其實從したがえ內容的てき檢討けんとう上じょう來らい看み，很難認みとめ為ため增ぞう一阿含屬於大眾部。和わ確定かくてい為ため大だい眾部所傳しょでん的てき摩ま訶僧祇比較ひかく之の下した，有ゆう種種相しゅじゅそう異こと之の處しょ。相對そうたい於僧祇律宣せん說せつ九きゅう分ふん教きょう，增ぞう一阿含則列出十二部經。此外相對そうたい於僧祇律以長、中なか、雜ざつ、增一ますいち、雜ざつ藏ぞう的てき順序じゅんじょ，列れつ出で阿おもね含，增ぞう一阿含的列出四阿含的順序為增一、中なか、長ちょう、雜ざつ阿おもね含。第だい三さん，相對そうたい於僧祇律說明せつめい雜ざつ藏ぞう的てき內容為ため，「雜ざつ藏ぞう者しゃ，所謂いわゆる辟支佛ふつ、阿羅漢あらかん自說じせつ本ほん行ぎょう因緣いんねん，如是にょぜ等比とうひ偈げ頌，是ぜ名めい雜ざつ藏ぞう。」，增ぞう一阿含則記載為，「方ほう等ひとし大乘だいじょう義ぎ玄げん邃，及諸契ちぎり經けい為ため雜ざつ藏ぞう」，兩者りょうしゃ的てき雜ざつ藏ぞう內容不一致ふいっち。進すすむ而，分別ふんべつ功德くどく論ろん為ため增ぞう一阿含的註釋書，但ただし是ぜ其中提ひさげ及「外國がいこく師し」，介かい紹「薩婆多た家か」之これ說せつ，並なみ認みとめ為ため兩りょう百ひゃく五ご十じゅう戒與五ご百ひゃく形かたち是ぜ「俗ぞく戒」，且斷為ため「聲聞しょうもん家か之の戒」。即そく使つかい是ぜ大だい眾部，因いん為ため是ぜ聲聞しょうもん乘じょう，所以ゆえん大だい眾部有ゆう這樣的てき表現ひょうげん並なみ不ふ令れい人じん訝いぶか異い。而且在ざい分別ふんべつ功德くどく論ろん中ちゅう敘述，「眾僧」之の中有ちゅうう羅漢らかん僧そう、緣えん覺さとし僧そう、大乘だいじょう僧そう。這一點也無法被大眾部的比丘說接受。因よし為ため增ぞう一阿含及分別功德論中有許多大乘表現，不ふ難なん將しょう此認為ため是ぜ一大乘教徒所傳持的經典，而要認みとめ為ため是ぜ部ぶ派は佛教ぶっきょう內部的てき大だい眾部所傳しょでん持じ的てき，就有困難こんなん了りょう。不ふ過か根本こんぽん沒ぼつ有ゆう任にん何なん正面しょうめん的てき根據こんきょ，認みとめ為ため增ぞう一阿含是大眾部所傳，所以ゆえん我わが認みとめ為ため，將しょう增ぞう一阿含的所屬部派看待為不明，比較ひかく妥當だとう。」
  19. ^ 印しるし順じゅん《原始げんし佛教ぶっきょう聖典せいてん之の集成しゅうせい》：「 總そう之これ，曇くもり摩ま難なん提つつみ原本げんぽん，四よん七なな二に經けい，經けい前ぜん有ゆう序じょ，明あかり十じゅう一事いちじ，決けつ非ひ說せつ一切いっさい有ゆう部ぶ本ほん。僧そう伽とぎ提ひさげ婆ばば，只ただ是ぜ加か以重治ち改定かいてい而已。現存げんそん『增ぞう壹いち阿おもね含經』，舊きゅう傳つて為ため大だい眾部本ほん（未必みひつ是ぜ大だい眾本部ほんぶ），是ぜ確かく而可信しん的てき。……大だい眾部末まつ派は的てき誦本，前ぜん有ゆう「序品じょぼん」。『分別ふんべつ功德くどく論ろん』卷まき一說いっせつ：「薩婆多た家か無む序じょ」。『增ぞう支部しぶ』也沒有ゆう序じょ，可か見み上座かみざ部ぶSthavira系けい的てき誦本，是ぜ沒ぼつ有ゆう序じょ的てき；這是有ゆう序じょ與あずか沒ぼっ有ゆう序じょ的てき差別さべつ。『增ぞう壹いち阿おもね含經』「序品じょぼん第だい一いち」，先さき明あかり結集けっしゅう，次じ明あきら傳授でんじゅ。在ざい結集けっしゅう中ちゅう，立たて四よん藏ぞう。說せつ到いた菩薩ぼさつ的てき「六ろく度ど」，「甚深論ろん空理くうり」；「方かた等とう大乘だいじょう義ぎ玄げん邃，及諸契ちぎり經けい為ため雜ざつ藏ぞう」。在ざい四阿あずまや含中，以「增ぞう壹いち阿おもね含」為ため最上さいじょう，以為「如是にょぜ增ぞう壹いち阿おもね含法，三さん乘じょう教化きょうか無差別むさべつ」。這是明確めいかく的てき容よう忍にん大乘だいじょう，但ただし大乘だいじょう還かえ沒ぼっ有ゆう獨立どくりつ而自成なり一いち藏ぞう。又また說せつ：「若わか有ゆう書寫しょしゃ經卷きょうかん者しゃ，繒綵華はな蓋ぶた持じ供養くよう」，這已到いた了りょう書寫しょしゃ漸やや盛もり的てき時代じだい。供養くよう經卷きょうかん，與あずか『大だい般若はんにゃ經けい』相あい同どう。在ざい書寫しょしゃ與あずか大乘だいじょう漸やや盛もり的てき時代じだい，流行りゅうこう於北方ほっぽう的てき大だい眾部的てき學派がくは，成立せいりつ「序品じょぼん」，約やく為ため西元にしもと前後ぜんこう。『增ぞう支部しぶ』與あずか『增ぞう壹いち阿おもね含經』，都みやこ是ただし一法いっぽう，二に法ほう，到いた十じゅう一法いっぽう。化か地ち部ぶMahīśāsaka的てき《五ご分ふん律りつ》，法藏ほうぞう部ぶDharmaguptaka的てき《四よん分ふん律りつ》，也是這樣。說せつ一切有部的誦本，雖沒有ゆう傳來でんらい，但ただし知道ともみち以十法ほう為ため止どめ，沒ぼつ有ゆう十じゅう一法いっぽう。」
  20. ^ 《薩婆多た毘尼毘婆沙すな·總そう序じょ》：「為ため諸しょ天てん、世人せじん隨時ずいじ說法せっぽう，集しゅう為ため增ぞう一いち，是ぜ勸化かんげ人じん所しょ習。為ため利根りこん眾生說せつ諸しょ深ふか義ぎ，名めい中ちゅう阿おもね含，是ぜ學問がくもん者しゃ所しょ習。說せつ種種しゅじゅ隨ずい禪ぜん法ほう，是ぜ雜ざつ阿おもね含，是ぜ坐禪ざぜん人じん所しょ習。破やぶ諸しょ外道げどう，是長これなが阿おもね含。」
    《撰集せんしゅう三藏及雜藏傳》：「從したがえ此義中ちゅう，當とう一いち一いち解かい，此經若干じゃっかん，故こ名な增ぞう一いち。猶なお如畫師し，分部わけべ色しょく像ぞう，是ぜ一いち增ぞう一いち，種種しゅじゅ撰せん合あい，如藥無限むげん，隨ずい病びょう和合わごう，名めい某ぼう藥丸やくまる，故こ名な增ぞう一いち。一いち一いち縷綖，經緯けいい成なり布ぬの，以一一說いっせつ，成なり於增一いち，如合諸物しょぶつ，名めい空そら集しゅう音おん，種種しゅじゅ諸しょ經けい，故こ名な增ぞう一いち。猶なお如草木くさき，埿土起おこり牆，圍かこえ覆くつがえ於空，爾しか乃成舍しゃ，如是にょぜ施ほどこせ戒，生なま天てん涅槃ねはん，以義圍かこえ遶，故こ名な增ぞう一いち。如一いち種しゅ泥どろ，成なり數すう種しゅ器き，是ぜ一いち增ぞう一いち，種種しゅじゅ義ぎ合あい，從したがえ此當知ち，種種しゅじゅ義ぎ說せつ，此經盡つき出で，當とう持じ增ぞう一いち。」
    《分別ふんべつ功德くどく論ろん》：「以一為本ためもと，次じ至いたり十じゅう一いち，一いち二に三さん隨ずい事ごと增ぞう上じょう，故こ曰增一いち。」
  21. ^ 21.0 21.1 釋しゃく星雲せいうん. 經典きょうてん之これ部ぶ ■阿おもね含經. [2018-04-21]. （原始げんし内容ないよう存そん档于2020-08-09）. 
  22. ^ 林はやし許もと文二ぶんじ; 陳ひね師し蘭らん. 尋ひろ找聖者しゃ的てき容顏ようがん. 香こう光こう莊嚴しょうごん. 2002, 96 [2018-05-15]. （原始げんし内容ないよう存そん档于2020-08-09）. 
  23. ^ 《增一ますいち阿おもね含經·序品じょぼん》：契ちぎり經けい今いま當分とうぶん四よん段だん。次つぎ名めい增ぞう一いち二に名めい中ちゅう。三さん名めい曰長多た瓔珞ようらく。雜ざつ經けい在ざい後ご為ため四よん分ふん。
  24. ^ 晉すすむ 沙門しゃもん 釋しゃく道みち安やす 撰せん. CBETA 電子でんし佛典ぶってん集成しゅうせい » 大正たいしょう藏ぞう (T) » 第だい 2 冊さつ » No.0125 » 第だい 1 卷かん 增ぞう壹いち阿おもね含經序じょ (CBETA, T02, no. 125, p. 549, a10-17). [2018-04-23]. （原始げんし内容ないよう存そん档于2020-10-28）. 
  25. ^ 東あずま晉すすむ 罽賓 三藏さんぞう 瞿曇僧そう伽とぎ提ひさげ婆ばば 譯わけ. CBETA 電子でんし佛典ぶってん集成しゅうせい » 大正たいしょう藏ぞう (T) » 第だい 2 冊さつ » No.0125 » 第だい 1 卷かん 增ぞう壹いち阿おもね含經卷きょうかん第だい一いち 序品じょぼん第だい一いち (CBETA, T02, no. 125, p. 549, a26). [2018-04-23]. （原始げんし内容ないよう存そん档于2020-10-28）. 
  26. ^ 印しるし順じゅん《原始げんし佛教ぶっきょう聖典せいてん之の集成しゅうせい》：「卷まき四よん六ろく──五ご一いち，共ども六ろく卷かん，四よん品ひん，三さん九きゅう經けい，論ろん次第しだい是ぜ末まつ後ご的てき「十じゅう一法いっぽう」。然しか除じょ「放ひ牛うし品ひん」的てき一いち‧二に‧三さん‧四よん‧六ろく‧七なな‧一いち〇──七なな經けい，「禮れい三寶さんぼう品ひん」的てき一いち‧二に‧三さん──三さん經けい外がい，其餘的てき二に九きゅう經けい，都と與あずか「十じゅう一法いっぽう」不ふ合ごう……『撰集せんしゅう三藏及雜藏傳』說せつ：「十じゅう一いち處しょ經けい，名めい放ひ牛うし兒じ，慈經斷だん後ご，增ぞう一いち經けい終おわり」。在ざい『增ぞう壹いち阿おもね含經』中ちゅう，這是「放ひ牛うし品ひん」：放ひ牛うし十じゅう一法いっぽう為ため初はつ，慈心十じゅう一いち福ぶく為ため後ご（「放ひ牛うし品ひん」的てき五ご‧八はち‧九きゅう經けい，不ふ是ぜ十じゅう一いち數すう。如與「禮れい三寶さんぼう品ひん」的てき一いち‧二に‧三さん經けい相合そうごう，恰好かっこう是ぜ十じゅう經けい），這也許もと是ぜ漢かん譯やく『增ぞう壹いち阿おもね含經』本ほん十じゅう一いち法的ほうてき原形げんけい了りょう。」
  27. ^ 《增ぞう壹いち阿おもね含經》卷まき46〈放ひ牛うし品ひん 49〉：「放ひ牛うし品ひん第だい四よん十じゅう九きゅう，第だい四よん分別ふんべつ誦」(CBETA, T02, no. 125, p. 794, a6)。東あずま晉すすむ 罽賓三藏さんぞう 瞿曇僧そう伽とぎ提ひさげ婆ばば. CBETA 電子でんし佛典ぶってん集成しゅうせい » 大正たいしょう藏ぞう (T) » 第だい 2 冊さつ » No.0125 » 第だい 46 卷かん 增ぞう壹いち阿おもね含經卷きょうかん第だい四よん十じゅう六ろく. [2018-04-23]. （原始げんし内容ないよう存そん档于2021-01-18）. 
    《大だい唐とう開ひらけ元もと釋教しゃっきょう廣こう品しな歷れき章あきら》卷まき18：「增ぞう壹いち阿おもね含經放ひ牛うし品ひん第だい四よん十じゅう九きゅう，第だい四よん分別ふんべつ誦」(CBETA, A098, no. 1276, p. 389, b10)京きょう兆ちょう 華嚴けごん寺てら 沙門しゃもん 釋しゃく玄げん逸いっ 篹. CBETA 電子でんし佛典ぶってん集成しゅうせい » 金きん藏ぞう (A) » 第だい 98 冊さつ » No.1276 » 第だい 18 卷かん 大だい唐から開ひらけ元もと釋教しゃっきょう廣こう品しな歷れき章あきら卷まき第だい十じゅう八はち. [2018-04-23]. （原始げんし内容ないよう存そん档于2020-10-30）. 
    這兩則そく記載きさい並なみ未み提ひっさげ到いた其他幾いく誦的名目めいもく。
    《長なが阿おもね含經》卷まき1：「《增一ますいち阿おもね含》四よん分ふん八はち誦」(CBETA, T01, no. 1, p. 1, a11-12)長安ながやす 釋しゃく僧そう肇はじめ 述じゅつ. CBETA 電子でんし佛典ぶってん集成しゅうせい » 大正たいしょう藏ぞう (T) » 第だい 1 冊さつ » No.0001 » 第だい 1 卷かん 長ちょう阿おもね含經序じょ. [2018-04-23]. （原始げんし内容ないよう存そん档于2020-11-25）. 
    《出で三さん藏ぞう記き集しゅう》卷まき9：「增ぞう一阿含四分八誦」(CBETA, T55, no. 2145, p. 63, b26)釋しゃく僧そう祐ゆう 撰せん. CBETA 電子でんし佛典ぶってん集成しゅうせい » 大正たいしょう藏ぞう (T) » 第だい 55 冊さつ » No.2145 » 第だい 9 卷かん 出で三藏記集序卷第九. [2018-04-23]. （原始げんし内容ないよう存そん档于2022-02-17）. 
  28. ^ 指ゆび《佛ふつ光こう大藏經だいぞうきょう》 （页面存そん档备份，存そん于互联网档案あん馆）中ちゅう的てき《阿おもね含藏》 （页面存そん档备份，存そん于互联网档案あん馆）
  29. ^ 田光たこう烈れつ. 增ぞう壹いち阿おもね含經解題かいだい. [2018-05-13]. （原始げんし内容ないよう存そん档于2020-08-09）. 
  30. ^ A. F. Rudolf Hoernle. Manuscript Remains of Buddhist Literature Found in Eastern Turkestan I. Alpha Editions. 25 August 2019 [2020-09-04]. ISBN 978-93-89465-58-7. （原始げんし内容ないよう存そん档于2021-08-13）. 
  31. ^ Mark Allon; Andrew Glass. Three Gāndhārī Ekottarikāgama-type Sūtras: British Library Kharoṣṭhī Fragments 12 and 14. University of Washington Press. 2001 [2020-09-04]. ISBN 978-0-295-98185-7. （原始げんし内容ないよう存そん档于2021-08-13）. 
  32. ^ 薩爾吉きち. 馬うま克かつ 艾あい倫りん：三篇犍陀羅本的增一阿含型經：英國えいこく圖書館としょかん所藏しょぞう佉盧文ぶん殘片ざんぺん12和わ14. [2018-05-13]. （原始げんし内容ないよう存そん档于2018-05-14）. 

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