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かいふかみつけい

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かいふかみつけい梵語ぼんごsaṃdhi-nirmocana-sūtraぞうདགོངས་པ་ངེས་འགྲེལ༏转写dgongs pa nges 'grelTHLGongpa Ngédrel),ぞく大乘だいじょう佛教ぶっきょう唯識ゆいしき學派がくは經典きょうてん如來にょらいぞう學派がくはまた重視じゅうし此經。

けいだい[编辑]

かいふかみつあるわけため相續そうぞく解脫げだつ」、「ふかみつ解脫げだつあるかいぶし」,梵音ため「珊地涅暮おり」,闡明せんめいみつ(Abhiprāya)てき意思いし[1]

涅暮おり(nirmōcana)そくかいひらく[2]。珊地(saṃdhi)ゆび相續そうぞく連結れんけつ連續れんぞく[3]よし於此けいしょあきら甚深みつなん通達つうたつなん解釋かいしゃく,如同けんゆい堅固けんごかかわゆい相續そうぞく連接れんせつはた相續そうぞくけんゆいかいひらけ解釋かいしゃく闡明せんめい如是にょぜ甚深めいためかいふかみつ[4]

版本はんぽん[编辑]

かいふかみつけいてき梵文ぼんぶんほんやめしつ現存げんそんかん譯本やくほん與藏よぞう譯本やくほん

梵文ぼんぶんほん[编辑]

かん譯本やくほん[编辑]

ゆう二種完整的漢文譯本:

  1. きた天竺てんじく三藏さんぞう菩提ぼだいとめささえ,於北えいねん(533ねんやく,《ふかみつ解脫げだつけい[5]
  2. から三藏さんぞうげん,於貞かんじゅういちねん(647ねんざいひろぶくてらやく,《かいふかみつけい

しゅぶし譯本やくほん

  1. 天竺てんじく三藏さんぞうもとめばつ陀羅ざいひがし安寺あてらやく,《相續そうぞく解脫げだつけい》(相當そうとう於解ふかみつけいまつりょうしな)及《第一義だいいちぎそうりゃく》(佚失)
  2. 天竺てんじく三藏さんぞう真諦しんたい,於陳定年ていねんあいだやく,《かいぶしけい》(相當そうとう於解ふかみつけいはつりょうしな

ほんけいまた於論しょちょう引:

  1. 瑜伽ゆがろんまき75いたりまき78,引用いんようかいふかみつけいじょ序品じょぼん外的がいてき全部ぜんぶ
  2. ちょ大乘だいじょうろんかれはてさとしぶん引用いんよう序品じょぼん前半ぜんはん
  3. おや大乘だいじょうろんしゃくまき1,引用いんようしん意識いしきしょうひんいくきん全部ぜんぶ

ぞう譯本やくほん[编辑]

現存げんそんぞうでん佛教ぶっきょうあまたまなんじちゅうてきかいふかみつけい》,譯者やくしゃしょうぬのひたぶる佛教ぶっきょう記載きさい:11世紀せいきゆかりさとしぐんところやく

ぞうでん佛教ぶっきょう譯本やくほんてき根源こんげん有數ゆうすうしゅ不同ふどう說法せっぽうりょ澂與せきいさおきょう考證こうしょうぞう譯本やくほんよし梵文ぼんぶん譯出やくしゅつりょ澂認ためよしげん奘攜かいてき梵文ぼんぶんほん譯出やくしゅつざいぜんひろ譯出やくしゅつ日本にっぽん學者がくしゃ桍谷憲昭のりあき考證こうしょうえんはかかいふかみつけい疏》曾被やくためぞうぶんいん現存げんそんてきぞうぶん譯本やくほん可能かのう參考さんこうりょうかん譯本やくほん

另外,ぞう瑜伽ゆが行地ゆくじぎま》(Viniścaya-Saṃgrahaṇī) 引用いんようほんけい(かけ序品じょぼん),此與かんやく瑜伽ゆがろんまき75いたりまき78どう

にちぶん譯本やくほん[编辑]

現存げんそん譯本やくほんかいふかみつけいゆかり深浦ふかうら正文まさふみ註疏ちゅうそなみやく

法文ほうぶん譯本やくほん[编辑]

法文ほうぶん譯本やくほんよしEtienne Lamotte譯出やくしゅつ,其底ほん不詳ふしょう確定かくてい由藏よしぞう譯本やくほんあるかん譯本やくほんてん譯出やくしゅつ

英文えいぶん譯本やくほん[编辑]

Buddhist Yoga: A Comprehensive Course by Thomas Cleary. (Shambhala: June 13, 1995)

内容ないよう[编辑]

ほん提出ていしゅつてきさんせいtri-lakṣaṇā/tri-svabhāva)、さん無性むしょう(trividhā nihsvabhāvatā)これせつなりためただ识宗てきかく心理しんり论。這是般若はんにゃけいちゅう一切いっさいほう自性じしょうてき義理ぎりようさん自性じしょう及三無自性的架構加以清楚闡明。

さんせいちゅう

  1. あまね计所执性 (parikalpita-svabhāva):ひと们妄执五蕴、じゅう二处和十八界以及宇宙万法都是实有,ゆう自性じしょう,并普遍ふへん执著这种かりゆう;说明りょうわが凡夫ぼんぷてきわが执、ほう执境かい
  2. おこりせい (paratantra-svabhāva):一切事物都是依因待缘和合而生的,しょう有性ゆうせいそらてきかりゆう;显示りょうきゃく世界中せかいじゅういんまち缘所せいてきかりゆう现象。
  3. 圆成实性 (pariṇispanna-svabhāva):彻底远离虚妄きょもうへん计所执自せい真正しんせい明瞭めいりょう一切皆依他起自性,就是圆成实自せい揭示けいじ圣人以如实智しょ认识てき宇宙うちゅう人生じんせい实质。

这三性也对应佛法的三转过程。

  1. 凡夫ぼんぷよし无知产生てき心外しんがい 实有わがほう境界きょうかいぼつゆうてきしょ以依へん计所执立しょう无性,相即そうそく无性,りょう不可ふかとく
  2. いんまち缘所せい现象虽有,ただし自然しぜんゆうゆう而不しんしょ以依起立きりつせい无性,盖无自然しぜんせい也。
  3. 宇宙うちゅう人生じんせいてき实质,实不むなしただし必须远离凡夫ぼんぷ错误观念,そらあまね计所执才能さいのう证得,しょ以依圆成实立胜义无性,ゆかり此胜义是无性しょ显,修道しゅうどうじんじょへん计所执性きさき才能さいのう证得。

ちゅう[编辑]

真諦しんたいれいいんげんはん、憬興、もとあかつき曾為《かいふかみつけい註疏ちゅうそみなほろび佚不そん古代こだいてき漢語かんご註疏ちゅうそただあまえんはか所作しょさかえ保存ほぞんらい。《はか疏》やく於九世紀せいき時期じきゆかりほうなりつてやくいた西藏とりぞうなりためそう喀巴だてべんりょうりょうぜんせつぞうろんてき引據いち。另外,遁倫(みちりんてき瑜伽ゆがろん》、きよ素的すてき瑜伽ゆがろんえんじまた保存ほぞんたいかいふかみつけいてき註疏ちゅうそ現存げんそんてきかいふかみつけい註疏ちゅうそゆう

  • とうだいえんはかせんかいふかみつけい疏》じゅうかん(另有稻葉いなばただし[6]かずしゃくかんそら[7]たいしょ闕第十卷從藏譯本還譯的補遺)
  • とうだい,遁倫(しんそうじんせん瑜伽ゆがろんまきじゅういたまきじゅういちじょうおう竟無此編ためかんかいふかみつけいちゅう》,序品じょぼんてき解說かいせつ親光ちかみつてきふつ經論きょうろん》)
  • とうだいきよしせん瑜伽ゆがろんえんじまきさんじゅうかんいたりさんじゅうかん出自しゅつじちょうじょう金藏きんぞう
  • 日本にっぽんもとべんせん《箋註解ちゅうかいふかみつけいかん
  • 日本にっぽんとくりゅうせんかいふかみつけいこうたたえななかん
  • みんこく太虚たいきょだい师撰《かいふかみつ经纲よう》,がい论经及全经大意たいい
  • みんこくえんじつちかえほうせんかいふかみつ经语たい释》,ようしろ话文うつしなり通俗つうぞくえき懂,がく习本经的にゅう门教ざい
  • みんこくかん清淨せいじょうせんかいふかみつけい分別ふんべつ瑜伽ゆがひんほぼしゃく》,註解ちゅうかい分別ふんべつ瑜伽ゆがひん

ざい西藏にしくら大藏經だいぞうきょうちゅうかえそんゆうさんしゅぞう註釋ちゅうしゃく

  • ちょせんかいふかみつりゃくしゃく》(Ārya-saṃdhinirmocana-bhāṣya),ひゃくじゅう頌,不足ふそくいちかん
  • さとしぞうえいJñānagarbhaせん《慈氏といひん註》(Ārya-maitreya-kevala-parivarta-bhāṣya),註解ちゅうかい分別ふんべつ瑜伽ゆがひん。(《瑜伽ゆがろんぎまぶんしょ引解ふかみつけい慈氏ひん略解りゃっかいこれかんかがみきよしたい註解ちゅうかいてきかん譯本やくほん
  • さとしどおりぞう:Byang chub rdzu 'phrul)せんかいふかみつけいこうしゃく》(Ārya-saṃdhinirmocana-sūtrasya-vyākhyāna)。

現代げんだい考證こうしょう[编辑]

りょあずか橫山よこやま紘一こういち主張しゅちょう,《かいふかみつけいぞく於中大乘だいじょう經典きょうてんざいりゅういつきこうざい出現しゅつげんやくざい西元にしもと3世紀せいき編成へんせい

瑜伽ゆがろんざいこじぶんちゅう大量たいりょう引用いんようかいふかみつけい》,ただしざい較早編成へんせいてき本地ほんじぶんちゅうそく大量たいりょう引用いんようざつおもね含經》。《瑜伽ゆがろんあずかかいふかみつけいあいだてき關係かんけい在學ざいがくしゃあいだゆうしょ爭論そうろん

平川ひらかわあきらたえたに憲昭のりあき勝呂かつろしんせいとう學者がくしゃみとめため最早もはやてきかいふかみつけい可能かのう單行たんこうほん出現しゅつげん獨立どくりつ流通りゅうつう於世。《かいふかみつけいちゅう勝義まさよしたいしょうひん〉、〈しん意識いしきしょうひん〉、〈一切いっさい法相ほうしょうひん〉、〈自性じしょうしょうひん〉這よんひん最早もはや出現しゅつげん,〈分別ふんべつ瑜伽ゆがひんせっちょ出現しゅつげん,〈ひそかしな〉及〈如來にょらいなり所作事しょさごとひん時代じだいさらばんいたり於〈序品じょぼん〉受到《華嚴經けごんきょう影響えいきょうのりさいばん加入かにゅうてきざい瑜伽ゆがろん》〈本地ほんじぶん編成へんせいいたりこじぶん編成へんせいまえ,這段時間じかんよし瑜伽ゆがぎょうはた這些單行たんこうほんしゅう結成けっせいかいふかみつけい》。集結しゅうけつかいふかみつけいてき目的もくてきざい對抗たいこうりゅうじゅ的中てきちゅうかん學派がくは論點ろんてん大乘だいじょう瑜伽ゆがぎょう以密せつじゅうしんかいしゃく一切いっさいほうそら,以支持しじ自身じしん唯識ゆいしきさかいてき論點ろんてん

Lambert Schmithausenみとめため,《かいふかみつけいよし瑜伽ゆがろん》〈ぎまぶん獨立どくりつ出來できこれ編集へんしゅううつしなり

かいふかみつけいてき集成しゅうせい,其目的もくてき可能かのうざい解決かいけつよしりゅういつきちゅうかん學派がくはところ提出ていしゅつてきしつなんざい大智たいちろんちゅうりゅういつき提出ていしゅつ,如果意識いしき存在そんざいてきおう該有だいなな識與ろく相應そうおうただしぼつゆうだいなな存在そんざいいん無我むが[8]

註釋ちゅうしゃく[编辑]

  1. ^ ちょう國森くにもり. 華嚴經けごんきょう及解ふかみつけい (PDF). [2020-05-26]. (原始げんし内容ないようそん (PDF)于2020-08-09). 
  2. ^ Nirmocana, Nirmōcana: 6 definitions. [2020-05-26]. (原始げんし内容ないようそん于2020-12-21). 
  3. ^ Samdhi, Saṃdhi: 8 definitions. [2020-05-26]. (原始げんし内容ないようそん于2020-12-21). 
  4. ^ しゅうなり唯識ゆいしきろんえんじ》:「此經梵本めい曰珊涅暮おり。涅暮おり此翻めいかい。珊地こえ含於さんいち諸物しょぶつ相續そうぞくほねぶししょうれんさんふかみつ西方せいほう土俗どぞくよびさんしゅなみめい珊地。また如薩たちごえつつみせん陀婆ごうどおりかいよんめい前後ぜんごやくじんかくいち以立けいだいみな相違そういしかよりどころけいむねかいふかみつめいためゆう矣。」
    遁倫《瑜伽ゆがろん》:「ぜんちゅうげんかいふかみつけいしゃ。此經ゆうよんこぼし。一流支翻名深密解脫經。二求那跋陀羅翻名相續解脫經。三真諦翻名解節經。四玄奘翻名解深密經。梵本いちおとさんいちりょうぶつ相續そうぞく。二骨節相連義。さんふかみつ歷代れきだい三藏各取一義故譯名不同。」
    えんはかかいふかみつけい疏》:「げんかいぶししゃ。如真諦しんたいかいそく解釋かいしゃくふしいいけんゆいけん堅固けんごゆいばくなお如木ぶし及人こつぶしなみゆう堅固けんごかかわむすぶまといばく。此經しょあきら甚深みつなん通達つうたつなん解釋かいしゃく凡夫ぼんぷしんくだり菩薩ぼさつしょのうかいりょうせつ此義。めいためけんゆい。此經のうかいめいかいぶしかいぶし。凡有しゅいちふかみつ如法にょほうとうなん通達つうたつめいためぶし。此經のうしゃくめいかいぶし。二者無明習氣心惑。凡夫ぼんぷじょうしょ不能ふのうやぶせつ此惑めいためけんゆい由緣ゆえん真實しんじつのうめつ此惑。せつ真實しんじつめいためかいぶし三者さんしゃ智慧ちええん真實しんじつまたせつ此智めいためかいぶししたがえさかいとくめい也。よんしゃ此經文句もんくめいためかいぶししたがえしょあらわとくめいしゃ一切いっさいさんじょうきょうちゅう所有しょゆう微細びさいなんりょう。聚在此經。分明ふんみょう解釋かいしゃくせつ此經めいためかいぶし。。」
  5. ^ ふかみつ解脫げだつけいじょ:「ゆうきた天竺てんじく三藏法師菩提留支。おとどう晞。曾為此地沙門しゃもんみやこみつる也。識性內融。かみ機外きがいろうおきぶんげんぞう。罔不該洞。以永熈ねん龍次りゅうじほしおさむつきりょ蕤賓。みことのりいのち三藏さんぞう。於顯殿どのこう陞法。披匣揮麈。くち翻譯ほんやくとどこおすめらぎじょうみことけい祇法。翰輪くびひつ成句せいく文義ふみよしそうあらわむねつつみぐんせき。含眾典之のりゆきおくただしまんふち曠。ようおわり訖。捨筆これてん授沙かど法師ほうしとしこうくもりやすしざいえいやすし上寺うえでらきょう律師りっしそうべん居士こじくるわとう。遵承じょう軌。としつねこぼしえんじしんけいもろろんさとるつねすな。」
  6. ^ 稻葉いなばただし就. えんはかかいふかみつけい疏の散逸さんいつ部分ぶぶん漢文かんぶんやく. 大谷大學おおたにだいがく研究けんきゅう年報ねんぽう. 1972, 24. 
  7. ^ しゃくかんそら. かいふかみつけい疏(へん). 圓光えんこう佛學ぶつがくいん. 1986. 
  8. ^ 大智たいちろんまき12:「とい曰:うんなん不可ふかとくこたえ曰:如上じょじょう我聞がもんいちちゅうやめせつこんとうさらせつ佛說ぶっせつろく識:識及眼識がんしき相應そうおうほうきょうえんしょく不緣ふえん屋舍おくしゃ城郭じょうかく種種しゅじゅしょみみはなした識,また如是にょぜ意識いしき意識いしき相應そうおうほうしょく眼識がんしき乃至ないしほう意識いしき識所えんほうみなそら無我むが生滅しょうめつ自在じざい無為むいほうちゅうまたけい苦樂くらく受故。ちゅうわかつよし有我ありがほうおうとうゆうだいなな識識わが;而今なんじ,以是故知こち無我むが。」

参考さんこう文献ぶんけん[编辑]

  1. 济群ほう师《かいふかみつ经》あずかただ思想しそう页面そん档备份そん互联网档あん
  2. けん : 《かいふかみつけい えんはか疏節よう
  3. えんはか : かいふかみつけい[永久えいきゅう失效しっこう連結れんけつ]
  4. 菩提ぼだいりゅうささえやくふかみつ解脫げだつけい
  5. げん奘譯《かいふかみつけい
  6. ためしかいかいふかみつけいてき奧祕おうひ(0-1)页面そん档备份そん互联网档あん