张重华

張ちょう重しげる華はな
統治とうち	346年ねん–353年ねん
出生しゅっしょう	327年ねん
逝世	353年ねん（25—26歲さい）
安やす葬そう	显陵
年號ねんごう 建けん兴：346年ねん五ご月がつ-353年ねん 谥号 昭あきら公こう(前まえ涼すずし私わたし諡おくりな) 桓公かんこう(前まえ涼すずし私わたし諡おくりな) 敬たかし烈れつ公こう(東あずま晉すすむ賜たまもの諡おくりな) 桓王(威い王おう追つい諡おくりな) 庙号 世よ宗むね(威い王おう追つい尊みこと)
政せい权	前ぜん凉

张重华（327年ねん—353年ねん），字じ泰たい臨，是ぜ十じゅう六ろく国こく时期前ぜん凉政せい权的君主くんしゅ。为前凉文王おう张骏次子じし，353年ねん病死びょうし。張ちょう重しげる華はな統治とうち時期じき，前ぜん涼りょう國勢こくせい達たち於極盛もり，多た次つぎ擊げき敗はい後ご趙ちょう石いし虎とら的てき進攻しんこう，後ご更さら乘じょう後ご趙ちょう末まつ年とし國こく亂らん而進取しんしゅ秦しん州しゅう。在位ざいい七なな年ねん病死びょうし，年ねん僅二に十じゅう七なな歲さい。

生平おいだいら

早年そうねん

建けん興きょう二に十じゅう年ねん（332年ねん），群ぐん僚請張ちょう駿しゅん立たて世子せいし，張ちょう駿しゅん最初さいしょ不ふ肯，但ただし在ざい中堅ちゅうけん將軍しょうぐん宋そう輯的てき勸すすむ說せつ下か，張ちょう駿しゅん還かえ是ぜ立りつ了りょう張ちょう重しげる華はな為ため世子せいし。建けん興きょう三さん十じゅう三さん年ねん（345年ねん），張ちょう駿しゅん從したがえ涼りょう州しゅう分ぶん劃出沙すな州しゅう及河州しゅう，以武威ぶい、武たけ興きょう、西平にしだいら、張ちょう掖わき、酒さけ泉いずみ、建たて康やすし、西郡にしごおり、湟河、晉すすむ興きょう、須武及安やす故ゆえ十じゅう一いち郡ぐん仍為涼りょう州しゅう，由ゆかり張ちょう重しげる華はな任つとむ五官ごかん中ちゅう郎ろう將はた、涼りょう州しゅう刺史しし。

统治

建けん興きょう三さん十じゅう四よん年ねん（346年ねん），張ちょう駿しゅん去さ世よ，涼りょう州しゅう官かん屬ぞく推張重じゅう華はな為ため使し持じ節ぶし大だい都と督とく、太ふとし尉じょう、護まもる羌校尉じょう、涼りょう州しゅう牧まぎ，襲爵しゅうしゃく西平にしだいら公こう，假かり涼りょう王おう。張ちょう重しげる華はな即位そくい後ご減げん輕けい賦ふ斂，免除めんじょ關稅かんぜい，減げん省しょう園えん囿，以撫恤貧窮きゅう者しゃ。同年どうねん後ご趙ちょう派は麻あさ秋あき、王おう擢等とう侵おかせ涼すずし，金城きんじょう太守たいしゅ張ちょう沖おき降くだ趙ちょう，涼りょう州しゅう震動しんどう。張ちょう重しげる華はな任用にんよう謝しゃ艾もぐさ抵抗ていこう，終おわり大破たいは趙ちょう軍ぐん，殺ころせ五ご千せん人にん。翌年よくねん，後ご趙ちょう再さい派は石いし寧やすし領りょう二に萬兵まんひょう作為さくい麻あさ秋あき後援こうえん，前ぜん涼りょう將領しょうりょう宋そう秦しん更さら加か率りつ二に萬まん戶こ人じん投降とうこう後ご趙ちょう。張ちょう重しげる華はな再度さいど起用きよう謝しゃ艾もぐさ，命いのち其率三さん萬步騎進軍臨河，又また破やぶ趙ちょう軍ぐん，斬殺ざんさつ趙ちょう將すすむ杜もり勳くん、汲魚，一いち萬まん三さん千人被俘或陣亡。不ふ久ひさ，石せき寧やすし聯合れんごう麻あさ秋あき等とう率りつ十じゅう二に萬兵進屯河南，再度さいど進攻しんこう，張ちょう重しげる華はな想おもえ要よう親おや自じ出擊しゅつげき，但ただし為ため謝しゃ艾もぐさ及索遐所勸すすむ止とめ，遂とげ派は二に人にん率りつ兵へい二に萬まん抵抗ていこう。時どき後ご趙ちょう將すすむ孫まご伏ふし都と、劉りゅう渾率りつ步ふ騎き二に萬まん增援ぞうえん麻あさ秋あき，眾人渡わたり過か黃河こうが並なみ屯たむろ於長最さい。謝しゃ艾もぐさ等とう進軍しんぐん至いたり神かみ鳥とり，擊げき敗はい王おう擢前鋒ほこさき，令れい其退回かい黃河こうが以南いなん，接せっ著ちょ就進攻しんこう長ちょう最さい，再さい敗はい趙ちょう軍ぐん，麻あさ秋あき等とう退すさ還かえ金城きんじょう。石いし虎とら聞麻秋あき戰敗せんぱい，也嘆息たんそく道どう：「我わが以偏師し就平定へいてい了りょう九きゅう個こ州しゅう，現在げんざい用よう九個州的力量卻在枹罕寸步難行，真ま是ぜ對たい方かた有能ゆうのう人じん，還かえ不可ふか以謀取と呀。」不ふ過か，麻あさ秋あき隨ずい後ご擊げき敗はい了りょう張ちょう瑁，枹なら罕護軍ぐん李り逵降趙ちょう，於是河南かなん地區ちく羌、氐族人じん都と附ふ趙ちょう。

建けん興きょう三さん十じゅう五ご年ねん（347年ねん），東あずま晉すすむ派は侍さむらい御ご史し俞歸到いた涼りょう州しゅう，授予張ちょう重しげる華はな假かり節ふし、侍さむらい中ちゅう、大だい都と督とく、督とく隴右關せき中ちゅう諸しょ軍事ぐんじ、護まもる羌校尉じょう、大將軍だいしょうぐん、涼りょう州しゅう刺史しし，封ふう西平にしだいら公こう。俞歸到いた涼すずし時とき，時じ張ちょう重しげる華はな想そう稱しょう涼りょう王おう，故こ未み受詔，更さら命いのち親おや信しん沈猛向こう俞歸表示ひょうじ，但ただし為ため俞歸拒絕きょぜつ，並なみ言ごと：「今こん天てん你的主ぬし公おおやけ剛つよし剛つよし繼つぎ位い就要稱しょう王おう，若わか果はて率りつ領りょう河かわ右みぎ部ぶ眾平定へいてい東方とうほう的てき胡えびす、羯，修復しゅうふく晉すすむ朝ちょう帝みかど陵りょう及宗廟そうびょう，迎むかい天子てんし還かえ都と洛陽らくよう，還かえ有ゆう甚麼いんも可か以嘉獎呀？」沈猛把わ俞归的てき话全都と转达给张重じゅう华，张重华就此作罢。另一种说法ほう是ぜ，张重华嫌弃东晋すすむ册さつ封ふう的てき位い号ごう不ふ够显贵，怒いか不ふ受诏，群臣ぐんしん遂とげ尊みこと张重华为丞相じょうしょう、凉王、雍秦凉三さん州しゅう牧まき。

建けん興きょう四よん十じゅう年ねん（352年ねん），因いん後ご趙ちょう國こく亂みだれ，苻健乘じょう時じ於關中ちゅう建立こんりゅう前ぜん秦はた，時任ときとう後ご趙ちょう西中にしなか郎ろう將しょう的てき王おう擢向東あずま晉すすむ請降，獲え授征西にし將軍しょうぐん、秦しん州しゅう刺史しし，但ただし同年どうねん就被前ぜん秦しん將領しょうりょう苻雄擊破げきは，於是出奔しゅっぽん涼りょう州しゅう，向むかい前ぜん涼りょう歸き降くだ。張ちょう重しげる華はな厚あつし待まち他た，任命にんめい他た為ため征せい虜とりこ將軍しょうぐん、秦しん州しゅう刺史しし。張ちょう重しげる華はな更さら派は了りょう將軍しょうぐん張ちょう弘ひろし及宋修おさむ率りつ一萬五千兵與王擢會合，讓ゆずる他た進攻しんこう前ぜん秦しん。次つぎ年ねん（353年ねん）兩りょう軍ぐん交戰こうせん，王おう擢大敗たいはい逃奔姑しゅうと臧，張ちょう弘ひろし及宋修おさむ都と戰死せんし。張ちょう重しげる華はな素もと服ふく為ため陣じん亡ほろび將士しょうし舉哀，也安慰其家人かじん，更さら加か再さい命いのち王おう擢進攻しんこう前ぜん秦しん秦しん州しゅう，最終さいしゅう取と勝かち，奪取だっしゅ秦しん州しゅう。張ちょう重しげる華はな因いん而上疏東晉すすむ請求せいきゅう伐き秦はた，東あずま晉すすむ則そく進しん張ちょう重しげる華はな涼すずか州しゅう牧まき。

去さ世よ

建けん興きょう四よん十じゅう一いち年ねん（353年ねん），張ちょう重しげる華はな因いん病やめ去ざ世よ，享年きょうねん二に十じゅう七なな，葬そう顯あらわ陵りょう。初はつ諡おくりな為ため昭あきら公おおやけ，後こう改あらため桓公かんこう，晉すすむ朝ちょう則そく賜たまもの諡號しごう敬たかし烈れつ公おおやけ。重じゅう華はな病びょう重おも時とき曾下手へた令れい徵ちょう召謝艾もぐさ為ため衞まもる將軍しょうぐん、監かん中外ちゅうがい諸しょ軍事ぐんじ以輔政せい，但ただし最終さいしゅう為重ためしげ華はな兄けい張ちょう祚等人じん壓あつ下か，終おわり由ゆかり張ちょう祚輔政せい，不ふ久ひさ更さら廢はい掉張重じゅう華はな的てき世子せいし張ちょう曜靈，自己じこ登とう位い。張ちょう祚稱帝みかど，追つい諡おくりな張ちょう重しげる華はな為ため桓王，上うえ廟びょう號ごう世よ宗むね。

性格せいかく特徵とくちょう

張ちょう重しげる華はな寬厚かんこう平和へいわ，深ふか沉穩重じゅう，又また寡言かげん。不ふ過か在ざい擊退げきたい後ご趙ちょう連れん番ばん進攻しんこう後ご表現ひょうげん怠惰たいだ，疏於政事せいじ且很少しょう親身しんみ接見せっけん賓客ひんきゃく，司直しちょく索さく遐曾經けい進言しんげん勸すすむ諫，張ちょう重しげる華はな雖然大だい感かん高だか興きょう，但ただし沒ぼっ有ゆう改變かいへん。他た又また喜和きわ身邊しんぺん小人こども玩樂，更さら多た次つぎ向こう左右さゆう近臣きんしん賞しょう賜金しきん錢ぜに。

家族かぞく列れつ表ひょう

父母ちちはは

• 父ちち亲 张骏
• 母はは亲 马氏

妻妾さいしょう

• 裴王后きさき，為ため張ちょう祚所殺ころせ。
• 郭かく夫人ふじん

子こ

• 哀あい公こう张曜灵
• 敬けい悼公张玄靓

参考さんこう文献ぶんけん

1. 《晋すすむ书·張ちょう軌傳》附ふ《張ちょう重しげる華はな傳つたえ》
2. 《資し治ち通どおり鑒》（卷まき九きゅう十じゅう七なな至いたり九きゅう十じゅう八はち）

前任ぜんにん： 父ちち前ぜん凉文王おう张骏

前ぜん涼りょう君主くんしゅ 346年ねん--353年ねん

繼つぎ任にん： 子こ前ぜん凉哀公こう張ちょう曜靈