施ほどこせ士し洁

施ほどこせ士し洁
國家こっか	清きよし
名な	應おう嘉よしみ
字じ	澐舫
號ごう	芸げい況きょう，又また號ごう喆園
氏族しぞく	錢ぜに江え施ほどこせ氏し
籍せき貫ぬき	福建ふっけん晉すすむ江え縣けん西にし岑鄉
出生しゅっしょう	咸豐五ご年ねん十二月じゅうにがつ十じゅう九きゅう 福建ふっけん臺灣たいわん縣けん
逝世	民みん國こく十じゅう一いち年ねん五ご月がつ二に十じゅう三さん 中華民國ちゅうかみんこく福建ふっけん同どう安やす鼓浪嶼ころうしょ（今いま廈門）
親おや屬ぞく 父親ちちおや 施ほどこせ瓊芳 母親ははおや 黃き品ひん娘むすめ 兄弟きょうだい （兄あに）士し沅

施ほどこせ士し洁（1853年ねん—1922年ねん），又また名な施ほどこせ士し浩ひろし、原名げんめい應おう嘉よしみ，字じ澐舫，號ごう芸げい況きょう，又また號ごう喆園，福建ふっけん臺灣たいわん人ひと，與あずか其父施ほどこせ瓊芳為ため清きよし代だい臺灣たいわん仅有的てき父子ふし進士しんし。父親ちちおや施ほどこせ瓊芳，為ため道どう光こう廿にじゅう五ご年ねん（1845年ねん）乙おつ巳み恩おん科か進士しんし。長兄ちょうけい施ほどこせ應おう濬，乳ちち名めい增川ますかわ，學名がくめい士し沅，號ごう瞿仙，邑廩生せい。咸豐五ご年ねん（1855年ねん）十二月じゅうにがつ十じゅう九きゅう日にち出生しゅっしょう，由ゆかり於生辰せいしん與あずか宋そう代だい文人ぶんじん蘇そ東ひがし坡相あい同どう，常つね以東いとう坡自比ひ，所以ゆえん將はた詩集ししゅう名稱めいしょう命名めいめい為ため「後ご蘇そ龕がん」。家いえ住じゅう臺だい南みなみ赤あか嵌はま樓ろう畔ほとり石せき蘭山あららぎやま館かん，一說いっせつ位い於今臺たい南市みなみいち中西なかにし區く民族みんぞく路ろ6巷ちまた，一說位於今臺南市中西區赤嵌街15巷ちまた。

生平おいだいら

施ほどこせ士し洁於同どう治ち十じゅう年ねん（1871年ねん）17歲さい時じ被ひ知ち縣けん白しろ鸞卿選拔せんばつ為ため童わらわ生せい試ためし第だい一いち名めい，後こう考試こうし屢失意しつい，奮發ふんぱつ振作しんさく後ご，同どう治ち13年ねん舉茂才ざい，縣けん、府ふ、院いん三さん試ためし均ひとし第だい一いち，號ごう稱しょう「小しょう三さん元げん」。光ひかり緒いとぐち元年がんねん（1875年ねん）參加さんか乙おつ亥い恩おん科か鄉きょう試こころみ，中ちゅう試ためし舉人。光ひかり緒いとぐち二年進京參加丙子恩科春試，中ちゅう賜たまもの同どう進士しんし出身しゅっしん三さん甲かぶと二に名めい，任にん內閣中書ちゅうしょ。

先後せんご任にん職しょく彰あきら化か白しろ沙すな書院しょいん、臺たい南みなみ崇たかし文書ぶんしょ院いん山やま長ちょう，光ひかり緒いとぐち十じゅう三さん年ねん（1887年ねん）應おう臺灣たいわん道どう唐から景けい崧之これ聘，主おも講こう海うみ東ひがし書院しょいん，門生もんせい許もと南みなみ英すぐる、汪ひろし春はる源げん均ひとし中ちゅう進士しんし，丘おか逢甲、鄭てい鵬ほう雲くも文名ぶんめい顯著けんちょ。光ひかり緒いとぐち十じゅう七年任唐景崧幕僚。

1895年ねん乙未おとみ割わり臺後だいご西にし渡わたり回かい泉州せんしゅう晉すすむ江こう縣西けんせい岑故里さと，曾任職しょく廈門商しょう政局せいきょく，負ふ責せめ貢みつぎ燕つばめ業務ぎょうむ，宣せん統みつる三さん年ねん（1911年ねん）出だし任にん同どう安やす縣けん馬うま巷ちまた廳ちょう廳ちょう長ちょう，民みん國こく六ろく年ねん（1917年ねん）至いたり福ふく州しゅう「閩省修おさむ志こころざし局きょく」，民みん國こく十じゅう一いち年ねん（1922年ねん）於鼓浪嶼ころうしょ去さ世よ。

施ほどこせ士し洁曾先後せんご加入かにゅう文學ぶんがく社團しゃだん，在ざい臺たい期間きかん參加さんか崇たかし正せい社しゃ、斐亭吟社ぎんしゃ、牡丹ぼたん吟社ぎんしゃ。西にし渡わたり後ご參加さんか菽まめ莊そう吟社ぎんしゃ。

著作ちょさく及評價ひょうか

歷史れきし研究けんきゅう者しゃ黃き典てん權けん依據いきょ施ほどこせ氏し手しゅ稿こう所しょ編へん《後ご蘇そ龕がん合ごう集しゅう》，內容包括ほうかつ《後ご蘇そ龕がん詩鈔ししょう》12卷かん（其中第だい5卷かん已やめ全ぜん佚）及補編へん，收錄しゅうろく古こ近體きんたい詩し1630首しゅ；《後ご蘇そ龕がん詞し草そう》1卷かん，收おさむ詞し58闋；《後ご蘇そ龕がん文ぶん稿こう》2卷かん及補編へん，收おさむ文ぶん79篇へん，收入しゅうにゅう臺灣たいわん銀行ぎんこう經濟けいざい研究けんきゅう室しつ出版しゅっぱん「臺灣たいわん文獻ぶんけん叢くさむら刊かん」第だい215種しゅ。據よりどころ黃き典てん權けん教授きょうじゅ所しょ言げん，施ほどこせ士し洁作品さくひん除じょ上述じょうじゅつ《後ご蘇そ龕がん合ごう集しゅう》外そと，尚なお有ゆう《日記にっき》1冊さつ、《鄉さと談だん聲ごえ律りつ啟蒙けいもう》1冊さつ、《喆園吟ぎん草くさ》4冊さつ。其中《日記にっき》1冊さつ僅存遺稿いこう〈後ご蘇そ龕がん泉いずみ廈日記にっき(壬みずのえ寅とら正月しょうがつ至いたり癸みずのと卯う二に月がつ)〉，收おさむ於《台たい南みなみ文化ぶんか》8卷かん2期き，《鄉さと談だん聲ごえ律りつ啟蒙けいもう》至いたり今こん未見みけん。

國立こくりつ臺灣たいわん文學ぶんがく館かん2008年ねん出版しゅっぱん《全ぜん臺たい詩し》第だい拾ひろえ貳に冊さつ，收おさむ有ゆう施ほどこせ士し洁詩作しさく共ども1710首しゅ。館かん內並收藏しゅうぞう《喆園吟ぎん草くさ》4冊さつ（缺かけ一いち、二に卷かん），《後ご蘇そ龕がん稿こう》4冊さつ、《後ご蘇そ龕がん草そう》2冊さつ。

關せき於施士し洁的評價ひょうか，詩人しじん連れん橫よこ在ざい《臺灣たいわん詩し乘じょう》提ひさげ到いた：「光ひかり緒いとぐち以來いらい，臺灣たいわん詩し界かい群ぐん推施澐舫、邱仙根ね二に公おおやけ，各かく成家なるいえ數すう。」詩人しじん李り漁りょう叔《三さん臺だい詩し傳でん》則のり說せつ：「清光せいこう緒いとぐち時じ臺だい南みなみ有ゆう兩りょう進士しんし，一施士洁澐舫，一許南英蘊白，皆みな負まけ時じ名めい，取と科か第だい，均ひとし能のう詩し……澐舫與邱仙根ね並稱へいしょう作者さくしゃ，其佳處しょ當とう不ふ多た讓ゆずる。」

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