水野みずの忠邦ただくに

水野みずの忠邦ただくに
濱松はままつ藩はん藩主はんしゅ
任期にんき 1817年ねん—1845年ねん
前任ぜんにん	井上いのうえ正ただし甫はじめ
继任	水野みずの忠ただし精せい
唐津からつ藩はん藩主はんしゅ
任期にんき 1812年ねん—1817年ねん
前任ぜんにん	水野みずの忠光ただみつ
继任	小笠原おがさわら長ちょう昌あきら
江戶えど幕府ばくふ老中ろうじゅう首座しゅざ
任期にんき 1844年ねん—1845年ねん
任期にんき 1828年ねん—1843年ねん
大坂おおさか城代じょうだい
任期にんき 1826年ねん—1828年ねん
前任ぜんにん	松平まつだいら康やすし任にん
继任	松平まつだいら宗はじめ發はつ
京都きょうと所司代しょしだい
任期にんき 1825年ねん—1826年ねん
前任ぜんにん	松平まつだいら康やすし任にん
继任	松平まつだいら宗はじめ發はつ
寺社じしゃ奉行ぶぎょう
任期にんき 1817年ねん—1825年ねん
个人资料
出生しゅっしょう	(1794-07-19)1794年ねん7月がつ19日にち （寬政かんせい6年ねん6月がつ23日にち）
逝世	1851年ねん3月がつ12日にち(1851歲さい—03—12)（56歲さい） （嘉よしみ永なが4年ねん2月がつ10日とおか）
時代じだい	江戶えど时代后きさき期き
改名かいめい	於莵五ご郎ろう（幼名ようみょう）→忠邦ただくに
戒名かいみょう	英えい烈れつ院いん忠ちゅう亮あきら孝友たかとも大だい居士こじ
墓所はかしょ	旧きゅう万松寺ばんしょうじ跡あと（茨城いばらき县結城ゆうき市し）
朝廷ちょうてい官位かんい	从五ご位い下か式部しきぶ少しょう辅、和泉いずみ守まもる、左ひだり近衛このえ將すすむ監かん、从四よん位い下か侍從じじゅう、越前えちぜん守まもる
主君しゅくん	德川とくがわ家か齐→德川とくがわ家か庆
藩はん	唐津からつ藩はん主おも→濱松はままつ藩はん主あるじ
氏族しぞく	水野みずの氏し
父母ちちはは	父ちち：水野みずの忠光ただみつ、母はは：恂まこと
兄弟きょうだい	芳よし丸まる、忠邦ただくに、內藤正せい繩なわ、堀ほり直哉なおや、跡部あとべ良りょう弼、駒木根こまぎね政まさし任にん、忠ちゅう勸すすむ、長谷川はせがわ正道せいどう

水野みずの忠邦ただくに（日にち语：水野みずの 忠邦ただくに／みずの ただくに ^{Mizuno Tadakuni}，1794年ねん7月がつ19日にち—1851年ねん3月がつ12日にち），是ぜ江こう户时代だい后きさき期き的てき大名だいみょう以及首席しゅせき老中ろうじゅう，肥前ひぜん唐津からつ藩はん主しゅ以及远江濱松はままつ藩はん主おも。

生涯しょうがい

出生しゅっしょう及唐津からつ、濱松はままつ藩主はんしゅ時代じだい

宽政6年ねん（1794年ねん）6月がつ23日にち，水野みずの忠邦ただくに是ぜ唐津からつ藩はん第だい三さん代だい藩主はんしゅ水野みずの忠光ただみつ的てき次男じなん，他た的てき兄あに长芳丸まる早さ夭。文化ぶんか2年ねん（1805年ねん），他た作さく为唐津からつ藩はん的てき继承者しゃ，受到11代将だいしょう军德川とくがわ家か齐以及其继承者しゃ德川とくがわ家か庆的てき接せっ见。之これ后きさき他た被ひ授予从五ご位い下か式部しきぶ少しょう辅。

文化ぶんか9年ねん（1812年ねん），其父水野みずの忠光ただみつ隐居，忠邦ただくに继承家督かとく。

忠邦ただくに有ゆう着ぎ进入幕にゅうまく阁工作こうさく的てき欲望よくぼう，他た使用しよう巨きょ额的钱来买官，结果在ざい文化ぶんか13年ねん（1816年ねん），他た成なり为了奏者そうしゃ番ばん，在ざい这之后きさき，他た希望きぼう能のう够晋升ます为更高だか的てき官かん。但ただし因よし为唐泽藩承うけたまわ担长崎的てき警备任にん务，所以ゆえん他た无法晋すすむ升ます。把わ家臣かしん的てき谏言置おけ之の不ふ理り的てき忠邦ただくに在ざい文化ぶんか14年ねん (1817年ねん) 9月がつ，他た自じ愿すなお从实封ふう25万まん3000石せき唐津からつ转封到いた实封15万まん3000石せき的てき滨松藩はん。

在ざい这之后きさき，德川とくがわ家か齐初露ろ头角。文政ぶんせい8年ねん（1825年ねん），他た成なり为大坂おおさか城代じょうだい，晋すすむ升ます为从四よん位い下か。文政ぶんせい9年ねん（1826年ねん），他た成なり为京都きょうと所司代しょしだい并兼任けんにん侍さむらい从。

天保てんぽう5年ねん（1834年ねん），水野みずの忠ただし成なり病やまい逝，忠邦ただくに代替だいたい他出たしゅつ任にん本丸ほんまる老中ろうじゅう，天保てんぽう8年ねん（1837年ねん）兼任けんにん勝手かって御用ごよう掛かけ，天保てんぽう10年ねん（1839年ねん）成なり为首席せき老中ろうじゅう。

天保てんぽう改革かいかく

主しゅ条目じょうもく：天保てんぽう改革かいかく

水野みずの忠邦ただくに一方いっぽう面めん担忧不断ふだん出で现在日本にっぽん近海きんかい的てき外国がいこく船せん只ただ威い胁日本にっぽん的てき海防かいぼう，另一方面ほうめん，他た为在大御所おおごしょ政治せいじ下しも幕府ばくふ捉襟见底的てき财政感かん到いた担忧。但ただし是ぜ，在家ありいえ齐担任たんにん幕府ばくふ将はた军时，水野みずの忠ただし笃、林はやし忠英ただひで、美び浓部茂しげる育いく已やめ经掌握しょうあく权力。水野みずの忠邦ただくに的てき改革かいかく无法进行。

天保てんぽう八はち年ねん（1837年ねん）4月がつ，德川とくがわ家か庆就任しゅうにん第だい十じゅう二に代だい幕府ばくふ将はた军，天保てんぽう12年ねん（1841年ねん）闰一いち月がつ，大御所おおごしょ德川とくがわ家か齐突然しか死去しきょ，家いえ齐身边的人じん都と被ひ罢免。水野みずの忠邦ただくに任用にんよう远山景元かげもと、矢部やべ定じょう謙けん、冈本正成まさしげ、鸟居耀藏ようぞう、涉わたる川がわ敬けい直じき、后きさき藤ふじ三さん右みぎ卫门并开始はじめ进行改革かいかく。

鉴于大量たいりょう农民逃离农村涌入江いりえ户的形がた势，水野みずの忠邦ただくに颁布以复兴农村むら为目的もくてき的てき人ひと返かえし令れい，并下令れい颁布散漫さんまん的てき大御所おおごしょ时代的てき风气的てき奢侈しゃし，风俗肃正颁布。实施解散かいさん导致物ぶつ价上涨的株かぶ仲間なかま的てき低てい价格政策せいさく。另外一いち方面ほうめん，他た通どおり过制造づくり低劣ていれつ货币来らい弥わたる补幕府ばくふ财政，但ただし却导致了相反あいはん的てき结果。心腹しんぷく远山反はん对使百姓ひゃくしょう痛苦つうく的てき政策せいさく，赢得了りょう民心みんしん。天保てんぽう14年ねん（1843年ねん）9月がつ，水野みずの忠邦ただくに强行きょうこう实行上うえ知とも令れい，遭到了りょう大名だいみょう和わ旗本はたもと的てき反はん对。心腹しんぷく鸟居耀蔵ようぞう投なげ向こう反はん对上知ち令れい的てき老中ろうじゅう土井どい利とし位い，并交给他机つくえ密みつ文ぶん件けん。9月13日にち水野みずの忠邦ただくに被ひ罢免。

再さい次つぎ任にん职老中ちゅう

水野みずの忠邦ただくに之の墓はか

水野みずの忠邦ただくに的てき激烈げきれつ改革かいかく招来しょうらい了りょう平民へいみん的てき抱だき怨，在ざい水野みずの忠邦ただくに下野げや后きさき，江こう户的暴徒ぼうと袭击了りょう他た的てき住宅じゅうたく。

弘ひろし化か元年がんねん(1844年ねん)5月がつ，江こう户城丸しろまる因いん火ひ灾烧毁。老中ろうじゅう首座しゅざ土井どい利とし位い收おさむ取と了りょう大名だいみょう的てき再建さいけん费用，引来了りょう德川とくがわ家か庆的不ふ满。6月21日にち家か庆以与外国がいこく纠纷为理由りゆう，再さい次つぎ任命にんめい水野みずの忠邦ただくに为老中ちゅう首座しゅざ。但ただし是ぜ水野みずの忠邦ただくに失しつ去さ了りょう往日おうじつ的てき地位ちい，所しょ接受せつじゅ的てき任にん务都不ふ重要じゅうよう。同年どうねん7月がつ开始，他た以痛、腹はら泻、腰痛ようつう、发热等とう理由りゆう请假。从12月がつ开始直ちょく到いた辞去じきょ老中ろうじゅう的てき弘ひろし化か二に年ねん（1845年ねん）2月がつ都と没ぼつ有ゆう工作こうさく，而为了りょう报复在天ざいてん保ほ改革かいかく时代背叛はいはん自己じこ的てき土井どい和かず鸟居。土井どい主しゅ动辞职，鸟居的てき职务被ひ解除かいじょ。

嘉よしみ永ひさし4年ねん（1851年ねん）2月がつ10日とおか、死去しきょ。享年きょうねん58岁。墓はか所在しょざい茨城いばらき县結城ゆうき市し的てき旧きゅう万松寺ばんしょうじ跡あと。

任にん职履历

• 文化ぶんか4年ねん（1807年ねん）
  • 9月7日にち - 元服げんぷく
  • 11月7日にち - 従したがえ五ご位い下か・式部しきぶ少しょう輔
• 文化ぶんか9年ねん（1812年ねん）8月がつ - 继承家督かとく，成なり为肥前まえ国こく肥前ひぜん国こく唐津からつ藩主はんしゅ、迁任和泉いずみ守もり。
• 文化ぶんか12年ねん（1815年ねん）11月12日にち - 奏者そうしゃ番ばん
• 文化ぶんか14年ねん（1817年ねん）
  • 8月がつ - 转封远江国こく濱松はままつ藩はん6万まん石せき
  • 9月がつ10日とおか - 兼任けんにん寺社じしゃ奉行ぶぎょう。迁任左近さこん卫将监。
• 文政ぶんせい8年ねん（1825年ねん）5月がつ15日にち - 大坂おおさか城代じょうだい。從したがえ四よん位い下か。
• 文政ぶんせい9年ねん（1826年ねん）
  • 11月23日にち - 京都きょうと所司代しょしだい。兼任けんにん侍さむらい从。
  • 12月 - 迁任越前えちぜん守まもる。
• 文政ぶんせい11年ねん（1828年ねん）11月23日にち - 西丸にしまる老中ろうじゅう
• 天保てんぽう5年ねん（1834年ねん）3月がつ1日にち - 老中ろうじゅう（本丸ほんまる老中ろうじゅう）
• 天保てんぽう8年ねん（1837年ねん）3月がつ27日にち - 兼任けんにん
• 天保てんぽう10年ねん（1839年ねん）12月2日にち - 老中ろうじゅう首座しゅざ
• 天保てんぽう14年ねん（1843年ねん）
  • 3月 - 颁布人じん返かえし令れい。
  • 6月1日にち - 颁布上うえ知とも令れい。
  • 闰9月がつ7日にち - 撤回てっかい上じょう知ち令れい。
  • 闰9月がつ13日にち - 免まぬかれ去ざ老中ろうじゅう御ご役やく。差控さしひかえ。
• 弘ひろし化か元年がんねん（1844年ねん）6月がつ21日にち - 再任さいにん老中ろうじゅう首座しゅざ。
• 弘ひろし化か2年ねん（1845年ねん）
  • 2月がつ22日にち - 辞去じきょ老中ろうじゅう职务。
  • 9月2日にち - 隐居。被ひ没收ぼっしゅう一いち万まん石せき。
  • 11月30日にち - 转封到いた出羽いずは国こく山形やまがた5万まん石せき 。

参考さんこう文献ぶんけん

• 北きた岛正元もと『水野みずの忠邦ただくに』
• 角田つのだ音吉おときち『水野みずの越前えちぜん守まもる』

登場とうじょう作品さくひん

• 大奥おおおく （吉永よしなが史ふみ）