譙縱

譙縱
統治とうち	405年ねん－413年ねん
逝世	413年ねん
政權せいけん	譙蜀

譙縱（—413年ねん），字じ不ふ詳しょう，巴ともえ西にし南みなみ充たかし（今いま四川しせん南みなみ充たかし）人にん。十じゅう六ろく國こく時期じき譙蜀建立こんりゅう者しゃ。其祖父ちち譙獻之の就是成なり漢かん司つかさ空そら，於蜀地ち甚有名望めいぼう，成なり漢かん亡ほろび後ご亦また獲え招攬入いれ仕つかまつ東あずま晉すすむ。

生平おいだいら

譙縱為ため人じん謙けん和わ謹慎きんしん，故こ此深得とく蜀しょく地ち人民じんみん愛あい戴。在ざい晉すすむ官かん至いたり平ひら西にし參さん軍ぐん。義ぎ熙元年がんねん（405年ねん），益えき州しゅう刺史しし毛もう璩命いのち軍隊ぐんたい東下ひがししも討伐とうばつ攻おさむ陷おちい江こう陵りょう、俘虜ふりょ安やす帝みかど的てき桓振，其中譙縱就與侯ほう暉あきら領りょう兵へい經けい涪水，將はた要よう與あずか毛け璩會合かいごう。由よし於蜀軍ぐん不ふ願ねがい離鄉りきょう背景はいけい，侯ほう暉あきら與あずか陽ひ昩於是發起ほっき兵へい變へん，並なみ因いん譙縱受人愛あい戴而推他為ため首領しゅりょう。譙縱本人ほんにん不ふ肯接受せつじゅ，投とう水すい欲よく自殺じさつ，被ひ救すくい起おこり後ご又また向こう大家たいか叩頭こうとう拒絕きょぜつ，然しか而變軍ぐん仍以暴力ぼうりょく逼他就範，推舉他た為ため梁りょう、秦はた二に州しゅう刺史しし。不ふ久ひさ，變へん軍ぐん攻おさむ下か成都せいと，殺害さつがい毛げ璩及其在成都せいと的てき家か屬ぞく，譙縱自稱じしょう成都せいと王おう，建立こんりゅう西にし蜀しょく。

次つぎ年ねん（406年ねん），時じ掌てのひら政せい的てき東あずま晉すすむ車しゃ騎き將軍しょうぐん劉りゅう裕ひろし派は了りょう毛もう修之のぶゆき與あずか司馬しば榮さかえ期き等とう進すすむ伐き西にし蜀しょく，不ふ過か司馬しば榮さかえ期き因いん部將ぶしょう叛亂はんらん而遇害がい，毛もう修之のぶゆき亦また只ただ得え退ずさ軍ぐん。至いたり義ぎ熙三さん年ねん（407年ねん），譙縱就向後こう秦はた稱しょう藩はん，又また與あずか盧の循暗中あんちゅう聯れん結ゆい，更さら以討伐とうばつ劉りゅう裕ひろし為ため名めい請後秦しん天王てんのう姚興讓ゆずる先さき前ぜん投とう奔後秦しん的てき桓謙率りつ眾入蜀しょく。不ふ過か桓謙入いれ蜀しょく後ご譙縱就猜疑さいぎ他た，反たん派は人じん監視かんし。

義ぎ熙五ご年ねん（409年ねん），後こう秦しん封ふう譙縱為ため大だい都と督とく、相國しょうこく、蜀しょく王おう，加か九きゅう錫すず。次つぎ年ねん（410年ねん），譙縱又また向後きょうこう秦はた請兵討伐とうばつ東あずま晉すすむ，派は了りょう桓謙及譙道福ぶく進攻しんこう東あずま晉すすむ荊州，並なみ得どく後ご秦はた將すすむ苟林率りつ騎兵きへい會合かいごう，而當時とうじ盧の循亦因いん苟林擊げき敗はい王おう鎮之而分兵へい支持しじ他た；但ただし最終さいしゅう各かく軍ぐん還かえ是ぜ大敗たいはい給きゅう晉すすむ荊州刺史しし劉りゅう道みち規ぶんまわし。

義ぎ熙九きゅう年ねん（413年ねん），劉りゅう裕ひろし以朱しゅ齡よわい石せき為ため帥そち伐き西にし蜀しょく，大破たいは譙蜀守もり軍ぐん。譙縱棄城出で逃，並なみ先さき往祖墳ふん告つげ辭やめ，其女兒じ認みとめ為ため不可能ふかのう逃脫，被ひ抓つめ着ちゃく也要死し，更さら會かい受辱，勸すすむ譙縱於墳前ぜん自殺じさつ，但ただし譙縱不ふ肯。當時とうじ譙道福正ふくしょう領りょう兵へい內援，譙縱就去投とう靠もたれ他ほか，然しか而譙道どう福ぶく斥責他た怕死，更さら向こう他た擲劍，擲中了りょう他た的てき馬鞍まぐら。譙縱因いん而出走しゅっそう，並なみ自じ縊身亡ほろび，西にし蜀しょく亦また隨ずい之の滅亡めつぼう。

延伸えんしん閱讀

[在ざい維基數すう據よりどころ編へん輯]

《晉すすむ書しょ·卷まき100》，出自しゅつじ房ぼう玄げん齡よわい《晉すすむ書しょ》

參考さんこう資料しりょう

• 《晉すすむ書しょ·譙縱傳でん》
• 《資し治ち通どおり鑑かん》（卷まき一いち百ひゃく一いち十じゅう四よん至いたり一いち百ひゃく一いち十じゅう六ろく）

前任ぜんにん： 建國けんこく

譙蜀君主くんしゅ 405年ねん-413年ねん

繼つぎ任にん： 亡國ぼうこく