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立岩真也『現代思想』連載
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立岩たていわしん也『現代げんだい思想しそう連載れんさい2005〜

立岩たていわしん也:青土おうづちしゃとの仕事しごと



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現代げんだい思想しそう2005  2006  2006  2007  2008  2009  2010  2011  2012  2013  2014  2015  2016  2017  2018  2019 

『ベーシックインカム――分配する最小国家の可能性』表紙 『税を直す』表紙 『差異と平等――障害とケア/有償と無償』表紙
立岩真也『造反有理――精神医療現代史へ』表紙 『わらじ医者の来た道――民主的医療現代史』表紙 立岩真也『精神病院体制の終わり――認知症の時代に』表紙 立岩真也・杉田俊介『相模原障害者殺傷事件――優生思想とヘイトクライム』表紙 立岩真也『不如意の身体――病障害とある社会』表紙 立岩真也『病者障害者の戦後――生政治史点描』表紙 立岩真也『弱くある自由へ――自己決定・介護・生死の技術 増補新版』表紙
表紙ひょうし写真しゃしんクリックで紹介しょうかいぺーじへ]
立岩たていわ しん也 2019/01/01 最終さいしゅうかい 連載れんさい・153」,『現代げんだい思想しそう』47-01(2019-01):279-309

※ *1 「有限ゆうげんでもあるからひかえることについて」は、れたのち以下いかほんだいしょうになりました。 cf.資料しりょう
立岩たていわ しん也 20090325 ただせい筑摩書房ちくましょぼう,424p. ISBN-10: 4480867201 ISBN-13: 978-4480867209 3360 [amazon][kinokuniya] ※ et.
※ *2 税制ぜいせいについて だい38かい(2008ねん11がつごう)〜だい44かい(2009ねん07がつごう)は以下いかほんだいになりました。
立岩たていわ しん也・村上むらかみ まきつかさ橋口はしぐち 昌治しょうじ 2009/09/10 ぜいなおす』青土おうづちしゃ,350p. ISBN-10: 4791764935 ISBN-13: 978-4791764938 2310 [amazon][kinokuniya] ※ t07
※ *3は、れたのち以下いかほんだいになりました。
立岩たていわ しん也・齊藤さいとう たく 2010/04/10 『ベーシックインカム――分配ぶんぱいする最小さいしょう国家こっか可能かのうせい青土おうづちしゃ,ISBN-10: 4791765257 ISBN-13: 978-4791765256 2310 [amazon][kinokuniya] ※ bi.
※ *4は、れたのち以下いかほん一部いちぶになりました。
立岩たていわ しん也・堀田ほった 義太郎よしたろう 20120610 差異さい平等びょうどう――障害しょうがいとケア/有償ゆうしょう無償むしょう青土おうづちしゃ,342+17p. ISBN-10: 4903690865 ISBN-13: 978-4903690865 2200+110 [amazon][kinokuniya] ※ w02, f04
※ *5は、れて以下いかほんになりました。
立岩たていわ しん也 2013/12/10 造反ぞうはん有理ゆうり――精神せいしん医療いりょう現代げんだいへ』青土おうづちしゃ,434p. ISBN-10: 4791767446 ISBN-13: 978-4791767441 2800+ [amazon][kinokuniya] ※ m.
※ *6はだいぶれて以下いかほん一部いちぶになりました。
早川はやかわ 一光かずみつ立岩たていわ しん也・西沢にしざわ いづみ 2015/09/10 『わらじ医者いしゃみち――民主みんしゅてき医療いりょう現代げんだい青土おうづちしゃ,250p. ISBN-10: 4791768795 ISBN-13: 978-4791768790 1850+ [amazon][kinokuniya] ※
※ *7は、れて以下いかほんだい一部いちぶになりました。
立岩たていわ しん也 2015/11/13 精神せいしん病院びょういん体制たいせいわり――認知にんちしょう時代じだいに』青土おうづちしゃ,433p. ISBN-10: 4791768884 ISBN-13: 978-4791768882 2800+ [amazon][kinokuniya] ※ m.
※ *8(のうち2回分かいぶん連載れんさいれんばんははいっていませんが)は、れて以下いかほんだい一部いちぶになりました。
立岩たていわ しん也・杉田すぎた 俊介しゅんすけ 2017/01/05 相模原さがみはら障害しょうがいしゃ殺傷さっしょう事件じけん――優生ゆうせい思想しそうとヘイトクライム』青土おうづちしゃ,260p. ISBN-10: 4791769651 ISBN-13: 978-4791769650 1944 [amazon][kinokuniya] ※
※ *9は、れて以下いかほんになりました。
立岩たていわ しん也 2018/11/30 不如意ふにょい身体しんたい――やまい障害しょうがいとある社会しゃかい青土おうづちしゃ
※ *10は、れて以下いかほんになりました。
立岩たていわ しん也 2018/12/** 病者びょうしゃ障害しょうがいしゃ戦後せんご――なま政治せいじ点描てんびょう青土おうづちしゃ

だい16かい「ワークフェア、自立じりつ支援しえん」〜(◇:4回分かいぶん)+「制度せいど人間にんげんのこと」(◇:10回分かいぶん)はどうもなっていません。
(□、だい136かいまでについて63回分かいぶん)もいまのところどうもなっていません。

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◆□家族かぞくせい市場いちば 1
 2005/10/01 『現代げんだい思想しそう』33-11(2005-10):008-019
◆□労働ろうどうがわ利益りえきていない――家族かぞくせい市場いちば 2
 2005/11/01 『現代げんだい思想しそう』33-12(2005-11):28-38 
◆□労働ろうどうがわ利益りえきていない・ぞく――家族かぞくせい市場いちば 3
 2005/12/01 『現代げんだい思想しそう』33-13(2005-12):8-19

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◆□経済けいざいというかたりなにしているのか――家族かぞくせい市場いちば 4
 2006/01/01 『現代げんだい思想しそう』34-1(2006-1):8-19
◆□専業せんぎょう主婦しゅふ体制たいせい・1――家族かぞくせい市場いちば 5
 2006/02/01 『現代げんだい思想しそう』34-2(2006-2):8-19
◆□専業せんぎょう主婦しゅふ体制たいせい・2――家族かぞくせい市場いちば 6
 2006/03/01 『現代げんだい思想しそう』34-4(2006-3):8-19
専業せんぎょう主婦しゅふ体制たいせい・3――家族かぞくせい市場いちば 7
 2006/04/01 『現代げんだい思想しそう』34-5(2006-4):8-19
専業せんぎょう主婦しゅふ体制たいせい・4――家族かぞくせい市場いちば 8
 2006/05/01 『現代げんだい思想しそう』34-2(2006-2):8-19
労働ろうどうについて(これからの予定よてい)――家族かぞくせい市場いちば 9
 2006/06/01 『現代げんだい思想しそう』34-7(2006-6):8-19
□「不払ふばら労働ろうどう」について・1――家族かぞくせい市場いちば 10
 2006/07/01 『現代げんだい思想しそう』34-8(2006-7):8-19.
撤退てったいそして基本きほん所得しょとくというあん――連載れんさい 11
 2006/08/01 『現代げんだい思想しそう』34-9(2006-8):8-20 
労働ろうどう義務ぎむについて・再度さいど――連載れんさい 12
 2006/08/01 『現代げんだい思想しそう』34-10(2006-9):8-20.
□「不払ふばら労働ろうどう」について・2――連載れんさい 13
 20061001 『現代げんだい思想しそう』34-11(2006-10):8-20.
□「不払ふばら労働ろうどう」について・3――連載れんさい 14
 2006/11/01 『現代げんだい思想しそう』34-13(2006-11):8-19
◇ワークフェア、自立じりつ支援しえん――連載れんさい 15
 20061201 『現代げんだい思想しそう』34-14(2006-12):8-19

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◇ワークフェア、自立じりつ支援しえん・2――連載れんさい 16
 2007/01/01 『現代げんだい思想しそう』35-1(2007-1):8-19
◇ワークフェア、自立じりつ支援しえん・3――連載れんさい 17
 2007/02/01 『現代げんだい思想しそう』35-2(2007-2):8-19
労働ろうどう必要ひつよう方法ほうほうについて――連載れんさい 18
 2007/03/01 『現代げんだい思想しそう』35-4(2007-3):8-19
技術ぎじゅつについて――連載れんさい 19
 2007/04/01 『現代げんだい思想しそう』35-5(2007-4):20-31
ひとかずについて――連載れんさい 20
 2007/05/01 『現代げんだい思想しそう』35-6(2007-5):8-19
ひとかず生産せいさんかさについて――連載れんさい 21
 2007/06/01 『現代げんだい思想しそう』35-7(2007-6):20-31
生産せいさん消費しょうひについて――連載れんさい 22
 2007/07/01 『現代げんだい思想しそう』35-8(2006-7):8-19.
夢想むそう回顧かいこすること――連載れんさい 23
 2007/08/01 『現代げんだい思想しそう』35-10(2007-8):8-19.
人々ひとびと意識いしき位置いち――連載れんさい 24
 2007/09/01 『現代げんだい思想しそう』35-12(2007-9):8-19.
*4無償むしょう有償ゆうしょう――連載れんさい 25
 2007/10/01 『現代げんだい思想しそう』35-13(2007-10):8-19.
*4無償むしょう有償ゆうしょうぞく――連載れんさい 26
 2007/11/01 『現代げんだい思想しそう』35-14(2007-11):8-19
*4はたらいてること――連載れんさい 27
 2007/12/01 『現代げんだい思想しそう』35-16(2007-12):8-19.

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はたらいてることについて・あん――連載れんさい 28
 2008/01/01 『現代げんだい思想しそう』36-1(2008-1):32-43
*1有限ゆうげんでもあるからひかえることについて――連載れんさい 29
 2008/01/01 『現代げんだい思想しそう』36-2(2008-2):48-60
*1有限ゆうげんでもあるからひかえることについて・2――連載れんさい 30
 2008/03/01 『現代げんだい思想しそう』36-3(2008-3):20-31
*1有限ゆうげんでもあるからひかえることについて・3――連載れんさい 31
 2008/04/01 『現代げんだい思想しそう』36-4(2008-4):32-44
*1有限ゆうげんでもあるからひかえることについて・4――連載れんさい 32
 2008/05/01 『現代げんだい思想しそう』36-5(2008-5):14-25
*1有限ゆうげんでもあるからひかえることについて・5――連載れんさい 33
 2008/05/01 『現代げんだい思想しそう』36-7(2008-6):14-25
*1有限ゆうげんでもあるからひかえることについて・6――連載れんさい 34
 2008/07/01 『現代げんだい思想しそう』36-8(2008-7):38-49
*1有限ゆうげんでもあるからひかえることについて・7――連載れんさい 35
 2008/08/01 『現代げんだい思想しそう』36-10(2008-8):8-21
*4無償むしょう有償ゆうしょうゆい――連載れんさい 36
 2008/09/01 『現代げんだい思想しそう』36-11(2008-9):14-25
半分はんぶん要約ようやく・1――連載れんさい 37
 2008/10/01 『現代げんだい思想しそう』36-13(2008-10):14-26
*2税制ぜいせいについて――連載れんさい 38
 2008/11/01 『現代げんだい思想しそう』36-14(2008-11):14-25
*2税制ぜいせいについて・2:「労働ろうどうインセンティヴ」ぞく――連載れんさい 39
 2008/12/01 『現代げんだい思想しそう』36-15(2008-12):13-25

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*2税制ぜいせいについて・3:「労働ろうどうインセンティヴ」2――連載れんさい 40
 2009/01/01 『現代げんだい思想しそう』37-1(2009-1):38-50
*2税制ぜいせいについて・4――連載れんさい 41
 2009/03/01 『現代げんだい思想しそう』37-3(2009-3):26-44
*2税制ぜいせいについて・5――連載れんさい 42
 2009/04/01 『現代げんだい思想しそう』37-4(2009-4):36-70
*2税制ぜいせいについて・6――連載れんさい 43
 2009/05/01 『現代げんだい思想しそう』37-5(2009-5):44-56
*2税制ぜいせいについて・7――連載れんさい 44
 2009/06/01 『現代げんだい思想しそう』37-6(2009-6):28-39
*2「税制ぜいせいについて・8(おわり):法人ほうじんぜいについて――連載れんさい 45」
 2009/07/01 『現代げんだい思想しそう』37-(2009-7):-
□「『ぜいなおす』+つぎ仕事しごと準備じゅんび――連載れんさい 46」
 2009/09/01 『現代げんだい思想しそう』37-12(2008-9):24-35
□「政権せいけん交代こうたいについて――連載れんさい 47」
 2009/10/01 『現代げんだい思想しそう』37-13(2008-10):,
*3「資産しさんとしてのしょく・1――連載れんさい 48」
 2009/11/01 『現代げんだい思想しそう』37-14(2009-11):
*3「ベーシックインカムというあんについて――連載れんさい 49」
 2009/12/01 『現代げんだい思想しそう』37-15(2009-12):54-66

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*3「ベーシックインカム・2――連載れんさい 50」
 2010/01/01 『現代げんだい思想しそう』38-01(2010-01):22-33
*3「ベーシックインカム・3:「優越ゆうえつてき多様たようせい」――連載れんさい 51」
 2010/02/01 『現代げんだい思想しそう』38-02(2010-02):40-51
*3「差異さいとのつきあいかた――連載れんさい 52」
 2010/03/01 『現代げんだい思想しそう』38-03(2010-03):26-35
*3△「差異さいとのつきあいかた・2――連載れんさい 53」
 2010/04/01 『現代げんだい思想しそう』38-04(2010-04):-
□「『ぜいをなおす』のつづき――連載れんさい 54」
 2010/05/01 『現代げんだい思想しそう』38-7(2010-5):26-37
□「『ベーシックインカム』のつづき――連載れんさい 55」
 2010/06/01 『現代げんだい思想しそう』38-(2010-6):-
*9「過剰かじょう過少かしょう・1――連載れんさい 56」
 2010/07/01 『現代げんだい思想しそう』38-9(2010-7):36-46
*9「「社会しゃかいモデル」・じょ――連載れんさい 57」
 2010/08/01 『現代げんだい思想しそう』38-10(2010-8):
*9「「社会しゃかいモデル」・1――連載れんさい 58」
 2010/09/01 『現代げんだい思想しそう』38-11(2010-9):
*9「「社会しゃかいモデル」・2――連載れんさい 59」
 2010/10/01 『現代げんだい思想しそう』38-(2010-10):
*9「社会しゃかいさき・1――連載れんさい 60」
 2010/11/01 『現代げんだい思想しそう』38-(2010-11):
*9「社会しゃかいさき・2――連載れんさい 61」
 2010/12/01 『現代げんだい思想しそう』38-(2010-12):

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*5「社会しゃかいさき・3――連載れんさい・62」
 2011/01/01 『現代げんだい思想しそう』39-1(2011-01):20-31
*5「社会しゃかいさき・4――連載れんさい・63」
 2011/02/01 『現代げんだい思想しそう』39-2(2011-02):2-19
*5「社会しゃかいさき・5――連載れんさい・64」
 2011/03/01 『現代げんだい思想しそう』39-(2011-3):
*5「社会しゃかいさき・6――連載れんさい・65」
 2011/03/01 『現代げんだい思想しそう』39-(2011-4):
*5「社会しゃかいさき・7――連載れんさい 66」
 2011/05/01 『現代げんだい思想しそう』39-7(2011-5):8-20
*5「社会しゃかいさき・8――連載れんさい 67」
 2011/06/01 『現代げんだい思想しそう』39-8(2011-6):8-19
*5「社会しゃかいさき・9――連載れんさい 68」
 2011/07/01 『現代げんだい思想しそう』39-10(2011-7):18-30
*5「社会しゃかいさき・10――連載れんさい 69」
 2011/08/01 『現代げんだい思想しそう』39-(2011-8):
*5「社会しゃかいさき・11――連載れんさい・70」
 2011/09/01 『現代げんだい思想しそう』39-13(2011-9):34-46
*5「社会しゃかいさき・12――連載れんさい・71」
 2011/10/01 『現代げんだい思想しそう』39-(2011-10):
*5「社会しゃかいさき・13――連載れんさい・72」
 2011/11/01 『現代げんだい思想しそう』39-14(2011-11):16-27
*5「社会しゃかいさき・14――連載れんさい・73」
 2011/12/01 『現代げんだい思想しそう』39-(2011-12):22-33

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*4「どれだけをについてのまとめ・1――連載れんさい・74」
 2012/01/01 『現代げんだい思想しそう』40-1(2012-1):22-33
*4「どれだけをについてのまとめ・2――連載れんさい・75」
 2012/02/01 『現代げんだい思想しそう』40-2(2012-2):24-35
*4「どれだけをについてのまとめ・3――連載れんさい・76」
 2012/03/01 『現代げんだい思想しそう』40-4(2012-3):24-35
*4「どれだけをについてのまとめ・4――連載れんさい・77」
 2012/04/01 『現代げんだい思想しそう』40-5(2012-4):-
◇「制度せいど人間にんげんのこと・1――連載れんさい・78」
 2012/05/01 『現代げんだい思想しそう』40-6(2012-5):42-53 
◇「制度せいど人間にんげんのこと・2――連載れんさい・79」
 2012/06/01 『現代げんだい思想しそう』40-6(2012-6): 
◇「制度せいど人間にんげんのこと・3――連載れんさい・80」
 2012/07/01 『現代げんだい思想しそう』40-9(2012-7):52-63
◇「制度せいど人間にんげんのこと・4――連載れんさい・81」
 2012/08/01 『現代げんだい思想しそう』40-10(2012-8):30-41
◇「制度せいど人間にんげんのこと・5――連載れんさい・82」
 2012/09/01 『現代げんだい思想しそう』40-(2012-10):40-52
※2012/10きゅう
◇「制度せいど人間にんげんのこと・6――連載れんさい・83」
 2012/11/01 『現代げんだい思想しそう』40-15(2012-11):-
◇「制度せいど人間にんげんのこと・7――連載れんさい・84」
 2012/12/01 『現代げんだい思想しそう』40-(2012-12):-

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◇「素朴そぼく唯物ゆいぶつろん支持しじする――連載れんさい・85」
 2013/01/01 『現代げんだい思想しそう』41-1(2013-1):14-26
◇「制度せいど人間にんげんのこと・8――連載れんさい・86」
 2013/02/01 『現代げんだい思想しそう』41-2(2013-2):8-17
◇「制度せいど人間にんげんのこと・9――連載れんさい・87」
 2013/03/01 『現代げんだい思想しそう』41-3(2013-3):8-19
*5「『精神せいしん医療いりょうほん』(だい未定みてい)の準備じゅんび・1――連載れんさい・88」
 20130401 『現代げんだい思想しそう』41-(2013-04):
*5「精神せいしん医療いりょうについてのほん準備じゅんび・2――連載れんさい・89」
 20130501 『現代げんだい思想しそう』41-(2013-5):
*5「精神せいしん医療いりょうについてのほん準備じゅんび・3――連載れんさい・90」
 20130601 『現代げんだい思想しそう』41-(2013-6):
*5「精神せいしん医療いりょうについてのほん準備じゅんび・4――連載れんさい・91」
 20130701 『現代げんだい思想しそう』41-(2013-7):
*5「精神せいしん医療いりょうについてのほん準備じゅんび・5――連載れんさい・92」
 20130801 『現代げんだい思想しそう』41-(2013-8):
*5「精神せいしん医療いりょうについてのほん準備じゅんび・6――連載れんさい・93」
 20130901 『現代げんだい思想しそう』41-(2013-9):
*5「精神せいしん医療いりょうについてのほん準備じゅんび・7――連載れんさい・94」
 20131001 『現代げんだい思想しそう』41-(2013-10):
**「精神せいしん医療いりょうめぐ現代げんだいほんについて――連載れんさい・95」
 20131101 『現代げんだい思想しそう』41-(2013-11):
*7「『造反ぞうはん有利ゆうり』はでたが、病院びょういんなぞのこる――連載れんさい・96」
 20131201 『現代げんだい思想しそう』41-(2013-12):

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なま現代げんだいのために・1――連載れんさい 97」
 20140301 『現代げんだい思想しそう』41-(2014-3):-
なま現代げんだいのために・2――連載れんさい 98」
 2014/04/01 『現代げんだい思想しそう』41-(2014-4):-
*7「精神せいしん医療いりょう現代げんだいへ・追記ついき2――連載れんさい 99」
 2014/05/01 『現代げんだい思想しそう』41-(2014-4):-
*7精神せいしん医療いりょう現代げんだいへ・追記ついき3――連載れんさい・100」
 2014/05/01 『現代げんだい思想しそう』42-8(2014-5):8-21
*7精神せいしん医療いりょう現代げんだいへ・追記ついき4――連載れんさい・101」
 2014/07/01 『現代げんだい思想しそう』42-(2014-7)
*7かみきよし医療いりょう現代げんだいへ・追記ついき5――連載れんさい・102」
 2014/08/01 『現代げんだい思想しそう』42-(2014-8)
*6「早川はやかわ一光かずみつインタビューののちで・1――連載れんさい 103」
 2014/09/01 『現代げんだい思想しそう』42-(2014-9)
*6早川はやかわ一光かずみつインタビューののちで・2――連載れんさい・104」
 2014/10/01 『現代げんだい思想しそう』42-(2014-10)
*7精神せいしん医療いりょう現代げんだいへ・追記ついき8――連載れんさい・105」
 2014/11/01 『現代げんだい思想しそう』41-(2014-11):8-19
*7精神せいしん医療いりょう現代げんだいへ・追記ついき9――連載れんさい・106」
 2014/12/01 『現代げんだい思想しそう』41-(2014-12)

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*7精神せいしん医療いりょう現代げんだいへ・追記ついき10――連載れんさい・107」
 2015/01/01 『現代げんだい思想しそう』41-(2015-1)
*7精神せいしん医療いりょう現代げんだいへ・追記ついき11――連載れんさい・108」
 2015/02/01 『現代げんだい思想しそう』41-(2015-2)
*7認知にんちしょう精神せいしん病院びょういん安楽あんらく精神せいしん医療いりょう現代げんだいへ・追記ついき12)――連載れんさい 109」
 2015/03/01 『現代げんだい思想しそう』43-(2015-3)
*7精神せいしん医療いりょう現代げんだいへ・追記ついき13――連載れんさい 110」
 2015/04/01 『現代げんだい思想しそう』43-(2015-4)
*7「精神せいしん医療いりょう現代げんだいへ・追記ついきおわり――連載れんさい 111」
 2015/05/01 『現代げんだい思想しそう』43-(2015-5)
なま現代げんだいのために・3 連載れんさい・112」
 2015/06/01 『現代げんだい思想しそう』43-(2015-6)
なま現代げんだいのために・4 連載れんさい・113」
 2015/07/01 『現代げんだい思想しそう』43-(2015-7)
*9なま現代げんだいのために・5 連載れんさい・114」
 2015/08/01 『現代げんだい思想しそう』43-(2015-8)
*9なま現代げんだいのために・6 連載れんさい・115」
 2015/09/01 『現代げんだい思想しそう』43-(2015-9)
「『精神せいしん病院びょういん体制たいせいわり――認知にんちしょう時代じだいに』 連載れんさい・116」
 2015/10/01 『現代げんだい思想しそう』43-(2015-10)
今般こんぱん認知にんちしょう業界ぎょうかい政治せいじ先日せんじつまでの社会しゃかい防衛ぼうえい 連載れんさい 117」
 2015/11/01 『現代げんだい思想しそう』43-(2015-11)
病者びょうしゃ障害しょうがいしゃ運動うんどう研究けんきゅう――せい現代げんだいのために・7 連載れんさい・118」
 2015/12/01 『現代げんだい思想しそう』43-(2015-12)

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加害かがいのことすこし――せい現代げんだいのために・8 連載れんさい 119」
 2016/01/01 現代げんだい思想しそう』44-(2016-1):-
国立こくりつ療養りょうようしょきんジストロフィー――せい現代げんだいのために・9 連載れんさい 120」
 2016/02/01 現代げんだい思想しそう』44-3(2016-2):14-25
なま現代げんだいのために・10(予告よこく) 連載れんさい 121」
 2016/03/01 現代げんだい思想しそう』44-(2016-3):-
*10国立こくりつ療養りょうようしょ――せい現代げんだいのために・11 連載れんさい 122」
 2016/04/01 現代げんだい思想しそう』44-9(2016-4):16-27
*10国立こくりつ療養りょうようしょ・2――せい現代げんだいのために・12 連載れんさい・123」
 2016/05/01 『現代げんだい思想しそう』44-(2016-5):
*10国立こくりつ療養りょうようしょ・3――せい現代げんだいのために・13 連載れんさい・124」
 2016/06/01 『現代げんだい思想しそう』44-(2016-6):
*10国立こくりつ療養りょうようしょ・4――せい現代げんだいのために・14 連載れんさい・125」
 2016/07/01 『現代げんだい思想しそう』44-13(2016-7):18-29
*10国立こくりつ療養りょうようしょ・5――せい現代げんだいのために・15 連載れんさい・126」
 2016/08/01 『現代げんだい思想しそう』44-15(2016-8):16-27
*8ななろく殺傷さっしょう事件じけんに」
 2016/09/01 『現代げんだい思想しそう』44-17(2016-09):196-213
*8ななろく殺傷さっしょう事件じけんに 2」
 2016/10/01 『現代げんだい思想しそう』44-19(2016-10):133-157
*10なま現代げんだいのために・16 連載れんさい・127」
 2016/11/01 『現代げんだい思想しそう』44-21(2016-11):16-28
*8なま現代げんだいのために(ばん外篇がいへん) 連載れんさい・128」
 2016/12/01 『現代げんだい思想しそう』44-(2016-12):-

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*9「『相模原さがみはら障害しょうがいしゃ殺傷さっしょう事件じけん補遺ほい」 連載れんさい・129」
 2017/01/01 『現代げんだい思想しそう』45-1(2017-1):22-33 (*9に一部いちぶ使用しよう
なま現代げんだいのために・18:資料しりょうについて 連載れんさい・130」
 2017/02/01 『現代げんだい思想しそう』45-3(2017-2):16-30 (*10に一部いちぶ使用しよう
*10施設しせつだつ施設しせつ病院びょういんだつ病院びょういん せい現代げんだいのために・19 連載れんさい・131」
 2017/03/01 『現代げんだい思想しそう』45-6(2017-3):16-27
*10なま現代げんだいのために・20 連載れんさい・132」
 2017/04/01 『現代げんだい思想しそう』45-7(2017-4):16-28
*10高野たかの岳志たけし以前いぜん――せい現代げんだいのために・21 連載れんさい・133」
 2017/05/01 『現代げんだい思想しそう』45-8(2017-5):8-21
*10高野たかの岳志たけし――せい現代げんだいのために・22 連載れんさい・134」
 2017/06/01 『現代げんだい思想しそう』45-12(2017-6):16-28
*10福嶋ふくしまあき――せい現代げんだいのために・23 連載れんさい・135」
 2017/07/01 『現代げんだい思想しそう』45-(2017-7):-
*10福嶋ふくしまあきにじかい・2――せい現代げんだいのために・24 連載れんさい・136」
 2017/08/01 『現代げんだい思想しそう』45-(2017-8):-
*10福嶋ふくしまあきにじかい・2――せい現代げんだいのために・24 連載れんさい・136」
 2017/09/01 『現代げんだい思想しそう』45-(2017-9):-
*9「『障害しょうがい社会しゃかい準備じゅんびわりから3――連載れんさい・137」
 『現代げんだい思想しそう』45-(2017-9):-
*9「どこからはいるか――連載れんさい・138」
 『現代げんだい思想しそう』45-(2017-10):-
*9不如意ふにょいなのに/だからかたること――連載れんさい・139」
 『現代げんだい思想しそう』45-(2017-11):-
*9星加ほしか良司りょうじ障害しょうがいとはなにか』の1――連載れんさい・140」
 『現代げんだい思想しそう』45-(2017-12):-
*9星加ほしか良司りょうじ障害しょうがいとはなにか』の2――連載れんさい・141」

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*9星加ほしか良司りょうじ障害しょうがいとはなにか』の2――連載れんさい・141」
 『現代げんだい思想しそう』46-(2018-1):-
*9社会しゃかい科学かがくする(←星加ほしか良司りょうじ障害しょうがいとはなにか』の3)――連載れんさい・142」
 『現代げんだい思想しそう』46-(2018-2):-
*9労働ろうどう編成へんせいとう星加ほしか良司りょうじ障害しょうがいとはなにか』の4――連載れんさい・143」
 『現代げんだい思想しそう』46-(2018-3):-
*9榊原さかきばら賢二郎けんじろう社会しゃかいてき包摂ほうせつ身体しんたい』――連載れんさい・144」
 『現代げんだい思想しそう』46-(2018-4):-
*10石川いしかわ左門さもんたち/ありのまましゃ――――連載れんさい・145」
 『現代げんだい思想しそう』46-(2018-5):-
*10埼玉さいたま金沢かなざわで――連載れんさい・146」
 『現代げんだい思想しそう』46-(2018-6):-
*10ななねん体制たいせいへ・うえ――連載れんさい・147」
 『現代げんだい思想しそう』46-(2018-7):-
*10ななねん体制たいせいへ・した――連載れんさい・148」
 『現代げんだい思想しそう』46-12(2018-8):204-229
*9能力のうりょくあつかい・1――連載れんさい・149」
 『現代げんだい思想しそう』46-(2018-9):-
*9「『不如意ふにょい身体しんたい』にくわえた部分ぶぶん――連載れんさい・150」
*9能力のうりょくあつかい・2――連載れんさい・151」
 『現代げんだい思想しそう』46-(2018-11):-
*10「『病者びょうしゃ障害しょうがいしゃ戦後せんご――なま政治せいじ点描てんびょう』」
 『現代げんだい思想しそう』46-(2018-12):-
*10「『病者びょうしゃ障害しょうがいしゃ戦後せんご――なま政治せいじ点描てんびょう』 連載れんさい・152」
 『現代げんだい思想しそう』46-18(2018-12):216-229(*10に使つかったのは一部いちぶ
□2019/01/01 最終さいしゅうかい 連載れんさい・153」
 『現代げんだい思想しそう』47-01(2019-01):279-309
□2019/07/01 「「いたいのはこまる」から障害しょうがい社会しゃかい熊谷くまがい晋一郎しんいちろうとの対談たいだん
 『現代げんだい思想しそう』47-09(2019-07):221-229
*112019/08/01 高橋たかはしおさむうえはなしのこすこと――『よわくある自由じゆうへ』だいはんに・1」
 『現代げんだい思想しそう』47-10(2019-08):222-237
◆2019/09/01 高橋たかはしおさむなか――『よわくある自由じゆうへ』だいはんに・2」
 現代げんだい思想しそう』47-12(2019-09):206-221
◆2019/10/01 高橋たかはしおさむした――『よわくある自由じゆうへ』だいはんに・3」
 『現代げんだい思想しそう』47-13(2019-10):215-231
◆2019/12/01 身体しんたい×社会しゃかいアーカイブの構築こうちく――『よわくある自由じゆうへ』だいはんに・おぎなえあきら
 『現代げんだい思想しそう』47-15(2019-12):209-221
◆2018/12/01 「『病者びょうしゃ障害しょうがいしゃ戦後せんご――なま政治せいじ点描てんびょう』 連載れんさい・152」
 『現代げんだい思想しそう』46-18(2018-12):216-229


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■■連載れんさい

だいかい 
 『現代げんだい思想しそう』33-11(2005ねん10がつごう):8-19 特集とくしゅう宇宙うちゅうろんとの対話たいわ,1300えん本体ほんたい1238えん)ISBN4-7917-1141-6 [kinokuniya]

■■ はじめに+概要がいようしるすことについて
■■概要がいよう1 家族かぞく単位たんい+「古典こてんてき分業ぶんぎょう
■1 ごく素朴そぼくには、市場いちばはたらかせないことにはない
■2 拡張かくちょう分解ぶんかいしてかんがえると、ちがこたえになる
■3 古典こてんてき近代きんだい家族かぞく体制たいせい成立せいりつ
■■概要がいよう2 市場いちばないでの格差かくさ
■1 専業せんぎょう主婦しゅふ体制たいせい解体かいたい変容へんよう
■2 格差かくさ説明せつめい
■3 生産せいさん流通りゅうつう変化へんか男女だんじょあいだ格差かくさ
■■概要がいよう3 家事かじ労働ろうどう/「さい生産せいさん労働ろうどう」をどうかんがえるか?
■1 まちがいについて
■2 「ケアの仕事しごと」はなぜやすいか?
■■4 どうするか


労働ろうどうがわ利益りえきていない――連載れんさい・2
 『現代げんだい思想しそう』33-12(2005-11):028-038
 *現代げんだい思想しそう』33-12(2005ねん11がつごう) 特集とくしゅう:マルチチュード
  238p. 1300えん本体ほんたい1238えん)ISBN: 4791711424 ; Vol.33-12 [kinokuniya]


差別さべつしてだれしているのか?
 ■とくするひとはいるのか?
 ■雇用こようぬし趣味しゅみ嗜好しこう
 ■その趣味しゅみとお場合ばあい
 ■消費しょうひしゃ
 ■消費しょうひしゃ趣味しゅみとおせる
 ■消費しょうひしゃ主権しゅけんはどこまでみとめられるか?
 ■男性だんせい労働ろうどうしゃ利益りえきている

◇  だいかい 『現代げんだい思想しそう』33-13(2005-12):08-19
 *現代げんだい思想しそう』33-13(2005ねん12がつごう) 特集とくしゅう:1990年代ねんだいろん――規律きりつから管理かんり
  214p. 1300えん本体ほんたい1238えん)ISBN: 4791711432 ; Vol.33-12 [kinokuniya]

■■労働ろうどうがわ利益りえきていない・つづけ

おなじならおなじはずだとわれた
■「人的じんてき資本しほん」+「統計とうけいてき差別さべつ
■「労働ろうどう市場いちば分断ぶんだん
改善かいぜん論理ろんりにも使つかえること
■まだわらないはずだ


 ◇だいかい 『現代げんだい思想しそう』34-01(2006-01):008-019
 *現代げんだい思想しそう』34-01(2006ねん01がつごう) 特集とくしゅう災害さいがい 難民なんみん階級かいきゅう・セキュリティ
  1300えん本体ほんたい1238えん)ISBN: 4791711440  [kinokuniya] ※
 http://www.seidosha.co.jp/siso/200601/

■■経済けいざいというかたりなにしているのか――家族かぞくせい市場いちば 4

すこしまとめ・予告よこく
構成こうせい要素ようそ
 (1)格差かくさ
 (2)拡大かくだい
 (3)維持いじ
関係かんけい
家族かぞくという単位たんい
利害りがい布置ふちとその評価ひょうか

 ◇だいかい 『現代げんだい思想しそう』34-02(2006-02):008-019
 *現代げんだい思想しそう』34-02(2006ねん02がつごう) 特集とくしゅう:ポストゲノムの進化しんかろん
  1300えん本体ほんたい1238えん)ISBN: 4791711459  [kinokuniya] ※
  http://www.seidosha.co.jp/siso/200602/

■■専業せんぎょう主婦しゅふ体制たいせい・1――家族かぞくせい市場いちば 5

簡略かんりゃくひとつの歴史れきし
られわれていること
辻褄つじつまっているのか?
なにこったのか?
 ■ちゅう(↓)

 ◇だいかい 『現代げんだい思想しそう』34-0(2006-03):-
 *現代げんだい思想しそう』34-0(2006ねん03がつごう) 特集とくしゅう
■■専業せんぎょう主婦しゅふ体制たいせい・2――家族かぞくせい市場いちば 6

■わけをろうとすることについて
らくであること/の顕示けんじ
おとこにとってどうか?

 ◇だいかい 『現代げんだい思想しそう』34-0(2006-04):-
 *現代げんだい思想しそう』34-05(2006ねん04がつごう):008-019 特集とくしゅう

■■専業せんぎょう主婦しゅふ体制たいせい・3――家族かぞくせい市場いちば 7

心構こころがまえおよび復習ふくしゅう
おとこ支配しはい
生産せいさんおとこ優位ゆういかんする論点ろんてん
おとこ大変たいへんだ、について
おこらないひとにしないひと

 ◇だいかい 『現代げんだい思想しそう』34-0(2006-05):-

■■専業せんぎょう主婦しゅふ体制たいせい・4――家族かぞくせい市場いちば 8

■「経済けいざい」にとって
労働ろうどうしゃおおいほどよいとはえない
生存せいぞん生活せいかつ維持いじ
生産せいさん成長せいちょう

 ◇だいかい 『現代げんだい思想しそう』34-07(2006-06):8-19

■■労働ろうどうについて これからの予定よてい――家族かぞくせい市場いちば 9

予告よこく不払ふばら労働ろうどうろんについて
予告よこく労働ろうどうについて
予告よこく家事かじ労働ろうどう世話せわする仕事しごとについて
予告よこく専業せんぎょう主婦しゅふ体制たいせい

 ◇だい10かい 『現代げんだい思想しそう』34-0(2006-07):-

■■「不払ふばら労働ろうどう」について・1――家族かぞくせい市場いちば 10

不払ふばら労働ろうどうという理解りかい
おっと支払しはらうということ
おっとたいする労働ろうどうたいするおっと支払しはら
たいする労働ろうどうたいするおっと支払しはら

 ◇だい11かい 『現代げんだい思想しそう』34-09(2006-08):008-020

■■撤退てったいそして基本きほん所得しょとくというあん――家族かぞくせい市場いちば 11

 ◇だい12かい 『現代げんだい思想しそう』34-10(2006-09):008-020

■■労働ろうどう義務ぎむについて・再度さいど――家族かぞくせい市場いちば 12

事情じじょう説明せつめい
義務ぎむあたえられる
■どの範囲はんいにある問題もんだいなのか
■1・はなせないもの
■2・負荷ふか
特定とくていされた行為こうい義務ぎむはあまりされる必要ひつようがない
義務ぎむとしてなされると無効むこうになるおこない
他人たにん役立やくだたないもの/必須ひっすであるもの

 ◇だい13かい 『現代げんだい思想しそう』34-11(2006-10):-

■■「不払ふばら労働ろうどう」について・2――家族かぞくせい市場いちば 13

迂回うかい迂回うかいまえについて
価格かかく設定せっていについて
合理ごうりされる可能かのうせい
機会きかい費用ひようというろん
きょうはたらけ共有きょうゆう


■■「不払ふばら労働ろうどう」について・3――家族かぞくせい市場いちば 14
  ◇『現代げんだい思想しそう』34-(2006-11):-

復習ふくしゅう
どもによる支払しはら
からっても得失とくしつはない
市場いちばでの支払しはら
国家こっかによる支払しはらい?
■<外部がいぶ>への依存いぞんという理解りかいについて

■■ワークフェア、自立じりつ支援しえん――家族かぞくせい市場いちば 15
  ◇『現代げんだい思想しそう』34-(2006-12):-

■また逸脱いつだつすることについて
■ワークフェアへ
変化へんか連続れんぞく
正義せいぎかんからはっする反感はんかん
■しかしあなたかた不当ふとう損失そんしつこうむっているのか

■■ワークフェア、自立じりつ支援しえん・2――家族かぞくせい市場いちば 16

逸脱いつだつつづけることについて
記録きろくすべきこと
義務ぎむ履行りこうふくめ、みでよいとかんがえればよい

■■ワークフェア、自立じりつ支援しえん・3――家族かぞくせい市場いちば 17
  20070201 『現代げんだい思想しそう』35-2(2007-2)8-19
復習ふくしゅう
権利けんり義務ぎむりという問題もんだい
仕事しごとすこと/褒美ほうびあたえること
褒美ほうびられないひとのこと
苦労くろうできないひとにとっての迷惑めいわく
決定的けっていてき手段しゅだんはない

■■労働ろうどう必要ひつよう方法ほうほうについて――家族かぞくせい市場いちば 18
  20070301 『現代げんだい思想しそう』35-3(2007-3):8-19
全体ぜんたいなか位置いちづけてるべきこと
■「動因どういん」について
■「動機どうきづけ」について
仕事しごとたのしみ
褒美ほうび位置いち

■■技術ぎじゅつについて――家族かぞくせい市場いちば 19
 20070401 『現代げんだい思想しそう』35-(2007-4):

復習ふくしゅうとう
技術ぎじゅつ
■1・身体しんたいおかせかさね
■2・にんしるし喪失そうしつ
■3・仕事しごとたのしみの喪失そうしつ
■4・かせぎの喪失そうしつ
■5・への影響えいきょう開発かいはつ偏重へんちょう
補足ほそく

■■ひとかずについて――家族かぞくせい市場いちば 20  20070501 『現代げんだい思想しそう』35-(2007-5):

度々どど復習ふくしゅう
ひとかずのこと
将来しょうらいりないせつ

■■ひとかず生産せいさんかさについて――家族かぞくせい市場いちば 21
 20070601 『現代げんだい思想しそう』35-(2007-6):

にしておくべきところ
ひとかずのこと・つづけ
ものについて

■■生産せいさん消費しょうひについて――家族かぞくせい市場いちば 22
 20070701 『現代げんだい思想しそう』35-(2007-7):

たとえば年金ねんきんという枠組わくぐみ
生産せいさん消費しょうひ制限せいげんろん・1
生産せいさん消費しょうひ制限せいげんろん・2

■■夢想むそう回顧かいこすること――家族かぞくせい市場いちば 23
 20070801 『現代げんだい思想しそう』35-(2007-8):

中断ちゅうだんして回顧かいこすることについて
夢想むそうについて
現実げんじつ現実げんじつてき変革へんかくあん
回帰かいき停滞ていたい
再度さいど
いち番目ばんめ夢想むそう

■■人々ひとびと意識いしき位置いち――家族かぞくせい市場いちば 24
 20070901 『現代げんだい思想しそう』35-(2007-9):

■「分業ぶんぎょう廃絶はいぜつ」について・予告よこく
関係かんけい意識いしき循環じゅんかん、をつものとしての革命かくめい、の困難こんなん
個別こべつ関係かんけいにある意識いしき、からの再度さいど出立しゅったつ
意識いしき選好せんこうただしく位置いちづけるべきこと
ひとなにおもっているとするのか
可能かのうであるはずのことが可能かのうでない(とされる)ことについて

■■無償むしょう有償ゆうしょう――家族かぞくせい市場いちば 25
 20071001 『現代げんだい思想しそう』35-(2007-10):

夢想むそうについて・つづけ
手段しゅだんであること/ひと使つかうこと
贈与ぞうよ
方法ほうほう
双方そうほうのいいぶん
■もうひと

■■無償むしょう有償ゆうしょうぞく――家族かぞくせい市場いちば 26
 20071101 『現代げんだい思想しそう』35-(2007-11):

かんがえてみていること
無条件むじょうけん請求せいきゅうされる有限ゆうげん責務せきむ
本当ほんとう公平こうへい実施じっしされるか

■■はたらいてること――家族かぞくせい市場いちば 27
 20071201 『現代げんだい思想しそう』35-(2007-12):

なに反対はんたいしたのか
賞罰しょうばつ理由りゆう
賞罰しょうばつべつのものか
βべーた労苦ろうくへの返礼へんれい
直接ちょくせつおこなわせること

■■28 はたらいてること・あん
 20080101 『現代げんだい思想しそう』35-(2008-1):

だい29〜35かい資料しりょう
■■36 無償むしょう有償ゆうしょうゆい
支払しはらうことについて・さい
心性しんせい損耗そんこうという懸念けねん
しつ劣化れっかという心配しんぱい
組織そしき場合ばあい
本人ほんにんによる要求ようきゅうについて
支払しはらいが不要ふよう場合ばあい

■■37 半分はんぶん要約ようやく・1

かま
もっとみじか要約ようやく
夢想むそうについて
義務ぎむについて
動機どうきについて
義務ぎむについて
間違まちがった義務ぎむあたかた

 ……

■■2009/09/01 「ぜいなおす』つぎ仕事しごと準備じゅんび――家族かぞくせい市場いちば 46」
 『現代げんだい思想しそう』37-(2008-7):- 資料しりょう,


 
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 ■■資料しりょう引用いんよう

■「近代きんだい家族かぞく」の形成けいせい

◇「高度こうど成長せいちょうは、おとこにとってはいわば「いちおくそうサラリーマン」の完成かんせいおんなにとっては「サラリーマンのつま」=「おくさん」にがる[「がる」に傍点ぼうてんゆめ完成かんせいであった[…]ろく年代ねんだい高度こうど成長せいちょうをつうじて、日本にっぽん社会しゃかいは、滅私めっし奉公ぼうこうする企業きぎょう戦士せんしとそれを銃後じゅうごささえる家事かじ育児いくじ専念せんねんするつま、というもっとも近代きんだいてき性別せいべつ役割やくわり分担ぶんたん完成かんせいし、それを大衆たいしゅう規模きぼ確立かくりつした。」(上野うえの[1990:196])

◇「戦前せんぜん都市とし中間なかまそう世帯せたいには、夏目なつめ漱石そうせきのようにもと不如意ふにょいをつねにこぼすような家庭かていにも、下女げじょ一人ひとりにんはいたことがられている。[…]/「主婦しゅふ」という言葉ことばは、語源ごげんてきには、ヨーロッパでも日本語にほんごでも「いえおんなあるじ」を意味いみしていた。「主婦しゅふ」であるための資格しかくは、家長かちょうつまであることとともに、下働したばたらきの「女子衆おなごしゅ(おなごし)」や親族しんぞく女性じょせい配下はいかしたがえ、それに采配さいはいをふるう家政かせい指揮しき監督かんとくけんにぎっていることであった。しかし、都市としかく家族かぞく進展しんてん過程かていで、「主婦しゅふ」の大衆たいしゅう(と地位ちい低下ていか)がきる。かく家族かぞくなかの「主婦しゅふ」は、下女げじょうしなうだ<0138<けでなく、拡大家族の中にいた他の成人女性メンバーをも失った。今や家族中の唯一の成人女性メンバーとなった主婦の肩に、すべての家事労働がかかってくる。こうして世帯内の家事専従者としての「主婦」が成立する。アン・オークレー流に言うなら、「主婦」とは「家事使用人を失った家長の妻」のことである。」(上野[1991:138-139]、言及されているオークレーの著書はOakley[1974=1986])

◇「主婦しゅふという言葉ことば雑誌ざっしなどに登場とうじょうはじめたのは明治めいじよん年代ねんだいであるが、[…]主婦しゅふがいるのが「普通ふつう家庭かてい」の姿すがたになったのは、高度こうど成長せいちょうわりである。主婦しゅふ大衆たいしゅうするまえ、「サラリーマン」は都市としかぎられたそうであり、「主婦しゅふであること」は中流ちゅうりゅう階級かいきゅうのサラリーマン家庭かていの「おくさん」として女性じょせいあこがれだっ<0075<た。」(国広[1993:75-76])

◇「「戦後せんご女性じょせい社会しゃかい進出しんしゅつした」のではありません。「戦後せんご女性じょせい家庭かていはいった」のです。「戦後せんご女性じょせい主婦しゅふした」のです。」(落合おちあい[1994:19])
 「「おくさん」というのは、ようするに月給げっきゅうりのつまなのです。戦後せんご日本にっぽん社会しゃかいがサラリーマン社会しゃかいになったことによって、おんなはみな主婦しゅふになったのだといましたが、そのルーツはまさにこの大正たいしょう時代じだいにありました。だいいち大戦たいせんこうきょう産業さんぎょう急速きゅうそく進展しんてんにより、だい組織そしき管理かんりてき労働ろうどうになう「俸給ほうきゅう生活せいかつしゃ」が大量たいりょうされました。今日きょう言葉ことばでいえば、ホワイトカラーのサラリーマンです。梅棹うめさおさんの生家せいかのような商家しょうかを「きゅう中間なかまそう」とぶのにたいし、会社かいしゃいん教師きょうし官吏かんりなどとともに「新中しんなかあいだそう」とばれます。かれらは、大都市だいとし郊外こうがいあたらしくひらかれた郊外こうがい住宅じゅうたくみ、そこからまたあたらしく敷設ふせつされた市電しでんって職場しょくばまで通勤つうきんするという、あたらしい生活せいかつ<0044<様式を創出しました。このような職場と家庭の分離、いいかえれば公私の分離があって初めて、妻は夫の留守を守る「おくさん」になったのです。(落合[1994:44-45)
◇「当時とうじ中流ちゅうりゅう家庭かていには、しばしば「女中じょちゅう」という家事かじ使用人しようにんやとわれていました。いちきゅう世紀せいきヨーロッパの中産ちゅうさん階級かいきゅうでもそうです。」(落合おちあい[1994:45])
 千本せんぼん暁子あきこ研究けんきゅうへの言及げんきゅう(p.46)
◇「戦前せんぜんのおくさんと戦後せんご主婦しゅふとのちがい、そのひとつは家事かじ使用人しようにん使つかわなくなったことですが、もうひとおおきなちがいがあるとわたしはかんがえています。それは、日本にっぽん女性じょせい全体ぜんたいなかめる割合わりあいという量的りょうてき問題もんだいです。しかし量的りょうてき問題もんだいは、たんなる量的りょうてき問題もんだいにとどまりません。多数たすうであるかないかということは、それが規範きはんりょくつよさに関係かんけいしてきます。」(落合おちあい[1994:47])
◇「このほんのテーマである「家族かぞく戦後せんご体制たいせい」、これもまた人口じんこう過剰かじょう時代じだい適合てきごうしていたのではないかとかんがえられます。男性だんせいのみが職業しょくぎょう労働ろうどうをし、女性じょせい家事かじ専業せんぎょうになるという近代きんだい家族かぞくてき性別せいべつ分業ぶんぎょうは、効率こうりつというてんからると、じつ効率こうりつです(17)。性別せいべつなどにこだわらず、能力のうりょくによって適材適所てきざいてきしょ配置はいちしてはたらかせたほう効率こうりつはいいにまっていますから。[…]性別せいべつ分業ぶんぎょう女性じょせいを「失業しつぎょうしゃ」ならぬ「主婦しゅふ」というかく家族かぞくにかかえこます役割やくわりたしたともえます。しかし性別せいべつ分業ぶんぎょうは、一人ひとり女性じょせい一人ひとり男性だんせいりつけることでまたとない「失業しつぎょう対策たいさく」となり、社会しゃかい不安ふあん<0217<を防いだことになるでしょう。」(落合[1994:217-218] 注(17)は落合・落合[1991]) ・落合おちあい 恵美子えみこ 19940405 『21世紀せいき家族かぞくへ――家族かぞく戦後せんご体制たいせいかた・えかた』,有斐閣ゆうひかく選書せんしょ1613,249p. 1648 ※ *r
 http://www.ritsumei.ac.jp/acd/gr/gsce/db1990/9404oe.htm
落合おちあい 仁司ひとし落合おちあい 恵美子えびす 1991 「家父長制かふちょうせいだれ利益りえきか――マルクス主義まるくすしゅぎフェミニズム批判ひはん」、『現代げんだい思想しそう』19-11:199-207

◇「最近さいきん話題わだいんだ落合おちあい恵美子えみこさんの『いち世紀せいき家族かぞくへ―家族かぞく戦後せんご体制たいせいかた・えかた―』(有斐閣ゆうひかく選書せんしょいちきゅうきゅうよんねん)では、近代きんだい家族かぞく大衆たいしゅう完成かんせいするのは、だいいち大戦たいせんからだい大戦たいせんまえであるとしています。そして近代きんだい家族かぞくいちきゅう世紀せいき近代きんだい家族かぞく女中じょちゅうさんのいる中流ちゅうりゅう家族かぞく)と世紀せいき近代きんだい家族かぞく一般いっぱん大衆たいしゅう家族かぞく)を峻別しゅんべつするとするならば、大正たいしょう日本にっぽんは、じゅうきゅう世紀せいきてき近代きんだい家族かぞく成立せいりつといったほう妥当だとうであって、世紀せいきてき近代きんだい家族かぞく成立せいりつは、むしろだい大戦たいせん年代ねんだい以降いこうとみるべきだと主張しゅちょうしています。いちきゅう年代ねんだいまでの日本にっぽん就業しゅうぎょう構造こうぞうからみても、このかんがかた妥当だとうだといってよいでしょう。」(竹中たけなか[1995:109])
 「いままでわたしたちは、せい役割やくわり分業ぶんぎょうはごく自然しぜんなものとしてめてきたのですが、歴史れきしてきにいえばけっしてそんなにふるはなしではないということです。それは資本しほん主義しゅぎ経済けいざい発展はってんなか確立かくりつしてきたもので、主婦しゅふ誕生たんじょうは、イギリスの場合ばあい世紀せいき初頭しょとう日本にっぽんでは、大正たいしょう昭和しょうわ初期しょきっていいとおもいます。たとえば「主婦しゅふとも」をはじめとする主婦しゅふ雑誌ざっしてくるのは大正たいしょうですが、専業せんぎょう主婦しゅふ対象たいしょうにした雑誌ざっしまれるということは、確実かくじつせい役割やくわり分業ぶんぎょうによる専業せんぎょう主婦しゅふ概念がいねん確立かくりつしてきたことを意味いみしているとおもいます。イギリスの場合ばあいについて、アン・オークレーがいた『主婦しゅふ誕生たんじょう』(三省堂さんせいどう)というほんていますが、日本にっぽん問題もんだいについては、荻野おぎの美穂みほさんの『制度せいどとしてのおんな』(平凡社へいぼんしゃ)というほんなかかれている「日本にっぽんにおけるせい役割やくわり分業ぶんぎょう形成けいせい」という論文ろんぶん千本せんぼん暁子あきこさんの執筆しっぴつ)がありますが、それは、そのことを分析ぶんせきしているものです。」(竹中たけなか[1995:109])
竹中たけなか 恵美子えみこ 19950810 『女性じょせいろんのフロンティア――平等びょうどうから衡平こうへいへ』,はじめもとしゃ,243p. ISBN:4-422-32023-8 2233 [kinokuniya][bk1] ※,

◇「産業さんぎょう進行しんこう都市としすす明治めいじまつねんから大正たいしょうには、そうしたあたらしい家族かぞく観念かんねん実現じつげんしうる、都市とし新中しんなかあいだ階級かいきゅうひとつの社会しゃかい階層かいそうをなすにいたる」(牟田むた[1996:36])

◇「日本にっぽんにおいてマジョリティ女性じょせい主婦しゅふという時代じだいむかえたのは、だい大戦たいせんこった急激きゅうげき高度こうど経済けいざい成長せいちょうのただなかであった。「三食さんしょく昼寝ひるねつき」が専業せんぎょう主婦しゅふ代名詞だいめいしとなり、「そうサラリーマン」した男性だんせいと「そう専業せんぎょう主婦しゅふ」した女性じょせいというわせが一般いっぱんてきなものとなり、はたら女性じょせいにあっても、まず主婦しゅふでありははであるということが第一義だいいちぎてき位置いちづけられる段階だんかい形成けいせいされたのである(4)。」(木本きもと[1996:127])

◇「専業せんぎょう主婦しゅふ促進そくしんする条件じょうけんは、高度こうど経済けいざい成長せいちょうにともない増加ぞうかする。同時どうじ専業せんぎょう主婦しゅふ要請ようせいする条件じょうけんも、おっとが「企業きぎょう戦士せんしすることによって強化きょうかされていった」(杉野すぎの米村よねむら[2000:182])
◇「高度こうど成長せいちょうにむかっての主婦しゅふ転換てんかんがたライフコースの増加ぞうか背景はいけいには、自営業じえいぎょう家族かぞく従業じゅうぎょうしゃ減少げんしょう、サラリーマンの増加ぞうかとその賃金ちんぎん雇用こよう安定あんてい配偶はいぐうしゃ控除こうじょ制度せいどなどの主婦しゅふ促進そくしんする条件じょうけんがあった。くわえて、結婚けっこん女性じょせいはたらつづける職場しょくばかぎられていた。配偶はいぐうしゃおおくの場合ばあいつま)の所得しょとく一定いっていがく以下いか場合ばあいしゅたる所得しょとくしゃおおくの場合ばあいおっと)の所得しょとくから控除こうじょけられるという配偶はいぐうしゃ控除こうじょは、結婚けっこん退職たいしょく制度せいど社内しゃない結婚けっこん禁止きんしとともに、「企業きぎょう戦士せんし」を家庭かていささえるという、女性じょせい主婦しゅふ助長じょちょうする制度せいどであった。いちきゅうろくいちねん以降いこう導入どうにゅうされたこの制度せいどが、いわゆるパートの「いち〇〇まんえんかべ」をすこととなった」(杉野すぎの米村よねむら[2000:182)
◇「いちきゅうろく年代ねんだいからなな年代ねんだいにかけては、サラリーマンのおっとそとでフルにはたらき、つま家事かじ専従せんじゅうするという仕組しくみが完成かんせいへとかった時代じだいであった」(杉野すぎの米村よねむら[2000:182-183)

◇「  」落合おちあい[2000:154ff.]

◇「結論けつろん先取さきどりしていえば、だいいち世界せかい大戦たいせんの1920年代ねんだいに、日本にっぽんてき労使ろうし関係かんけい原型げんけいかたち形成けいせいされてくるが、まさにそのとき、その対象たいしょうとなる重工業じゅうこうぎょうだい企業きぎょう男子だんし労働ろうどうしゃ家庭かていで、相対そうたいてきだか賃金ちんぎんささえられて、単独たんどく稼得で生活せいかつできる近代きんだい家族かぞく成立せいりつしてきたのである。とはいえ、生活せいかつ水準すいじゅん落差らくさがあり、かつ、これまで就業しゅうぎょうであった下層かそう社会しゃかいでも、同様どうように、つま就業しゅうぎょうりつ減少げんしょうし、近代きんだい家族かぞく成立せいりつしてくることも事実じじつである。つまり、経済けいざいてき基盤きばん有無うむにかかわらず、幅広はばひろそう同時どうじ近代きんだい家族かぞく成立せいりつしてきたわけである。その意味いみでは、近代きんだい家族かぞく成立せいりつには、経済けいざいてき要因よういんだけではなく、それとはべつ要因よういん作用さようしているとかんがえられる。そして、そのような要因よういんのうち重要じゅうようなものが、良妻賢母りょうさいけんぼ思想しそう家庭かていイデオロギーであり、これらは国民こくみん国家こっか成立せいりつ不可欠ふかけつ近代きんだい家族かぞく成立せいりつさせるために明治めいじなか以降いこう普及ふきゅうしてきたイデオロギーであった。」(川東かわひがし[2001:102])
川東かわひがし 英子えいこ 2001 「日本にっぽんてき労使ろうし関係かんけい源流げんりゅう――1920年代ねんだい近代きんだいてき労働ろうどうしゃ創出そうしゅつ性別せいべつ分業ぶんぎょう成立せいりつ」、三宅みやけへん[2001:101-128]*
三宅みやけ 義子よしこ へん 20011220 日本にっぽん社会しゃかいとジェンダー』明石書店あかししょてん叢書そうしょ 現代げんだい経済けいざい社会しゃかいとジェンダー3,276p. ISBN: 4750315060  3800+ [kinokuniya] ※

◇「19世紀せいき近代きんだい家族かぞく中産ちゅうさん階級かいきゅうだけのものであり、労働ろうどうしゃ家族かぞくには妥当だとうしない。近代きんだい家族かぞく特徴とくちょう労働ろうどうしゃ家族かぞくにまで大衆たいしゅうするのは、20世紀せいきにおけるフォーディズムの生成せいせい発展はってんつうじてである。」(若森わかもり[2002:239])

◇「いちきゅうろくねん明治めいじさんきゅう時点じてんで、繊維せんい工業こうぎょう女工じょこうすうろくじゅうさんまんにんたいして、ほぼ同数どうすう家事かじサービス労働ろうどうしゃとして女中じょちゅうがいた(ななじゅうろくまんにん)。つまり、当時とうじ女性じょせい主要しゅようはたらこう<0198<は女性と女工で占められていたことがわかる。もちろん商業にもほぼ同じ程度の多くの雇用が吸収されていたが、この産業には零細の行商から大手デパートまであらゆる小売り、卸売りが含まれているので、職業としては雑多なものを含むことになる。」(篠塚[1995:198-199])西成彦が……を述べている(西[2005])。「労働力の女性化」とか「労働のジェンダー化」(これらの語が書名にある本として、竹中・久場[1994]と言われる。このことを考える上でも気にかけておいてよいことだと思う。……)


◇「竹中たけなか[1991]では「なぜ…労働ろうどうりょく商品しょうひん体制たいせいのなかにせい役割やくわり分業ぶんぎょうまれたのか…。労働ろうどうりょく商品しょうひん体制たいせいは、なぜせい役割やくわり分業ぶんぎょう基礎きそとするのか、せい役割やくわり分業ぶんぎょうにおいて、家事かじ労働ろうどうのほうを担当たんとうするのがなぜおとこでなくておんなになったのか」という壮大そうだいいが提出ていしゅつされ、それにたいするこたえとしておおきくみっつあげられ、そのさん番目ばんめ性別せいべつ分業ぶんぎょうが「経済けいざい効率こうりつてき」であるというこたえとしてよんてんがあげられているなか最初さいしょのものが、「一人ひとり人間にんげんであればできないような労働ろうどう時間じかん生活せいかつ時間じかんにまでくいんでできる」というてんなのだが、以上いじょうのような疑問ぎもんについてはかんがえられておらず、したがってこたえもない。これを積極せっきょくてき主張しゅちょうてんとする以上いじょうは、「くいんできる」という事実じじつ――これはたしかに事実じじつではある――を指摘してきするのでわるのではなく、それがかんがえられる様々さまざま場合ばあい(そのいくつかを本文ほんぶんにあげた)にくらべて、どうして、そしてどれほど有利ゆうりであるかをわねばならない。よりどころしょう責任せきにんは、まずはこのような主張しゅちょうするがわにある。こうした議論ぎろん現状げんじょう論点ろんてんについてもそうわらない。」


■「家族かぞく賃金ちんぎん

◇「フェミニストによる「家族かぞく賃金ちんぎん観念かんねん定着ていちゃく過程かてい把握はあくにおいて、論者ろんしゃによって力点りきてんのおきかた相違そういはあるものの、ほぼ共通きょうつう認識にんしきとしては、労働ろうどう運動うんどうがこれにかかわったという事実じじつをあげることができる。[…]
 ここでの重要じゅうようなポイントは、バレットらとともにヒラリ・ランドも指摘してきするように、これが「資本しほん主義しゅぎ要求ようきゅう」であるだけではなく、組織そしきされた労働ろうどうしゃとく熟練じゅくれん労働ろうどうしゃ)が自分じぶんたちの利益りえきにかなうものとしてこの戦略せんりゃく選択せんたくし、支持しじしたというてんである(Barrett & McIntosh[1980:53]、Land[1980:54])。労働ろうどう組合くみあい運動うんどうが、賃金ちんぎん交渉こうしょう重要じゅうよう論点ろんてんとして「家族かぞく賃金ちんぎん観念かんねんかかげ、単純たんじゅん労働ろうどうしゃ場合ばあいも、じゅうきゅう世紀せいきからじゅう世紀せいき初頭しょとうあいだにこれを、賃金ちんぎん交渉こうしょう主要しゅよう武器ぶきとするようになった(Lewis[1986:103])。とりわけ組織そしきされた労働ろうどうしゃ中心ちゅうしん勢力せいりょくであった熟練じゅくれん労働ろうどうしゃにとって、「家事かじ専念せんねんするつまによって秩序ちつじょただしく清潔せいけつ管理かんりされた家庭かていつまにかしづかれること」(はら[1988:233])が、<0064<想の家庭像になり、下位の階層にもこれが普及していったのである。ここに、労働者が自ら主体的に、「家庭賃金」観念を、したがって近代的な性別分業構造を選択し受容したプロセスを見出すことができる。[…]
 ウォリィ・セカムによれば、だいいち世界せかい大戦たいせんまでにこの観念かんねんは、「すべての発達はったつした資本しほん主義しゅぎこくにおいて、プロレタリアの理想りそうとして強烈きょうれつしんじられるようになった」(Seccombe[1986:54])」(木本きもと[1995:64-65])

 「吉田よしだ恵子けいこは、つまどもをくわえたふくあいてき家計かけい収入しゅうにゅう構造こうぞうから、おっとのみの単一たんいつてき家計かけい収入しゅうにゅう構造こうぞうへの変化へんか時期じきいちはちはち年代ねんだい以降いこうとし、その背景はいけいとして実質じっしつ賃金ちんぎん上昇じょうしょう注目ちゅうもくする(吉田よしだ[1985])。児童じどう労働ろうどうはすでにいちはちななねん義務ぎむ教育きょういくほうによって減少げんしょうへとかっていたが、実質じっしつ賃金ちんぎん上昇じょうしょうが、既婚きこん女性じょせい就労しゅうろう必要ひつようせい低下ていかさせるとともに、女性じょせい労働ろうどう可視かしてきあらわれる最後さいご領域りょういきだった家内かない工業こうぎょう衰退すいたいさせたのである。こうして既婚きこん女性じょせい経済けいざい活動かつどうからの撤退てったい方向ほうこうづけられ、性別せいべつ分業ぶんぎょう構造こうぞう明瞭めいりょう姿すがたをとることになった。」(木本きもと[1995:67])

 Humphries[1977]の紹介しょうかい:「ここでハンフリーズは、労働ろうどうしゃの「家族かぞく賃金ちんぎん」をもとめる運動うんどう動機どうきを、「伝統でんとうてき家族かぞく構造こうぞう擁護ようごするというつよ動機どうき」(Humphries[1977:244])にもとめる。この「伝統でんとうてき家族かぞく構造こうぞう」の含意がんいさだかではないが、これを労働ろうどうしゃ階級かいきゅう擁護ようごする理由りゆうてんあげられている。ひとつは、資本しほん主義しゅぎ発展はってんとともに家族かぞくの「共同きょうどうたいてき関係かんけい」が堕落だらくさせられる傾向けいこうあらわれるが、すくなくとも工業こうぎょう初期しょき段階だんかい労働ろうどうしゃ階級かいきゅうにとって、家族かぞく維持いじ家族かぞく内部ないぶ扶養ふようメンバーをサポートするために不可欠ふかけつなものであったとする。つまりていコストの親族しんぞく関係かんけいにもとづく相互そうご扶助ふじょが、家族かぞく依存いぞんの「物質ぶっしつてき基礎きそ」であり、同時どうじにそれは「人間にんげんてき行為こうい」にみちびかれたものであるとする。だい理由りゆうは、普遍ふへんてきプロレタリアのもとでの労働ろうどうりょく価値かち低下ていか遭遇そうぐうした労働ろうどうしゃが、「労働ろうどう供給きょうきゅうのコントロール」をつうじて、家族かぞく生活せいかつ水準すいじゅん維持いじしようとしたところにもとめられる。すなわち家族かぞくのあるメンバーが労働ろうどう市場いちばから撤退てったいし、のこった労働ろうどうしゃ賃金ちんぎん増加ぞうかもとめる「家族かぞく賃金ちんぎん要求ようきゅう究極きゅうきょくてきには、家族かぞく擁護ようごを「階級かいきゅう利益りえき」とする労働ろうどうしゃ階級かいきゅう採用さいようした戦略せんりゃくだということになる。」(木本きもと[1995:71])。
 批判ひはん:Barrett & McIntosh[1980]、Seccombe[1986]

 Humphries[1981]の紹介しょうかい:「鉱山こうざんほう以前いぜんにすでに、せい年齢ねんれいおうじての職域しょくいき分離ぶんり構造こうぞう堅固けんごにできあがったいたので、男女だんじょ労働ろうどうしゃあいだ労働ろうどう市場いちばにおける「競合きょうごう」はそもそもありえなかった。しかも労働ろうどう家族かぞくだんとして雇用こようされる習慣しゅうかんのもとでは、男性だんせい労働ろうどうしゃにとってつまむすめ就労しゅうろう家族かぞく収入しゅうにゅう最大さいだいするみちであった。適当てきとう家族かぞくいんとチームをめない場合ばあいは、家族かぞくがい労働ろうどうしゃやとい、かれらに賃金ちんぎん支払しはらわねばならなかったからである。またおっと統率とうそつ家族かぞく労働ろうどうにおいては、基本きほんてき個人こじんとして賃金ちんぎんけとる習慣しゅうかんがなかった。また「個人こじん収入しゅうにゅう」という観念かんねん存在そんざいしないので、つまむすめ就労しゅうろうによって、おっと父親ちちおや)の権威けんいそこなわれることはすこしもなかったのである。したがってこの事例じれいかんするかぎり、男性だんせいが「家族かぞく賃金ちんぎん要求ようきゅうによって利益りえきはまったくなかったことになる。」((木本きもと[1995:73])

◇Barrett, Michele & McIntosh, Mary 1980 The 'Family Wage': Some Problems for Socialists and Feminists, Capital and Class 11, Summer 1980
◇Humphries, Jane 1977a "Class Sturuggle and the Persistance of the Working Class Family", Cambgidge Journal of Economics 1-3
The Review of Radical Political Economics 9-3
木本もくほん 喜美子きみこ 19951120 『家族かぞく・ジェンダー・企業きぎょう社会しゃかい――ジェンダー・アプローチの模索もさく』,ミネルみねるァ書房ぁしょぼう,シリーズ・現代げんだい社会しゃかい家族かぞく,258p. ISBN: 4623025861 3675 [kinokuniya] ※
◇Land, Hilary 1980 The Family Wage, Feminist Review 6
◇Lewis, Jane 1986 The Working-Class Wife and Mother and State Intervention, 1870-1918, Lewis ed.[1986]
◇Lewis, Jane ed. 1986 Labour and Love: Women's Experience of Home and Family, 1870-1918, Basil Blackwell
◇Seccombe, Wally 1986 Patricarchy Stabilized: The Construction of the Male Breadwiner Wage Norm in Nineteenth-Century Britain, Social History 12-1
竹中たけなか 恵美子えみこ へん 20010301 労働ろうどうとジェンダー』明石書店あかししょてん叢書そうしょ現代げんだい経済けいざい社会しゃかいとジェンダー2,284p. ISBN: 4750313823 3,800+ [kinokuniya] ※
山田やまだ 和代かずよ 20010301 「戦後せんご日本にっぽん労働ろうどう組合くみあいにおける家族かぞく賃金ちんぎん形成けいせい展開てんかい」,竹中たけなかへん[20010301:77-101]
吉田よしだ 恵子えこ 1985 「家庭かてい経済けいざいよりみたじゅうきゅう世紀せいきまつ英国えいこくにおける貧困ひんこん」,大陽寺おおひじじゅん一教授還暦記念論文集編集委員会編[1985]


工場こうじょうほう
 「さて、工場こうじょうほうをジェンダーの視点してんから見直みなお作業さぎょうが1970年代ねんだい以降いこうめざましく進展しんてんしているにもかかわらず、奇妙きみょうなことに、これらの成果せいかはわがくに工場こうじょうほう研究けんきゅうにはほとんど反映はんえいされているないようである。ひめおかとし批判ひはんするように、わがくに工場こうじょうほう研究けんきゅうにおいては、工場こうじょうほうのジェンダー・スペシフィックな性格せいかく含意がんいわれることはなく、その傾向けいこう最近さいきん研究けんきゅうにおいても同様どうようである23)。千本せんぼん暁子あきこは、わがくにはじめての工場こうじょうほうである1911ねんほう女性じょせい保護ほご実現じつげんした「おおきな前進ぜんしん」としており、このてんについてはひめおか批判ひはんてきである24)。もちろん、工場こうじょうほうのジェンダー・スペシフィックな性格せいかくのもつ否定ひていてき側面そくめん大勢おおぜいめても、あえて工場こうじょうほう積極せっきょくてき評価ひょうかする立場たちばもありうる。「資源しげんをもたない」男女だんじょ労働ろうどうしゃにとってジェンダー・スペシフィックな工場こうじょうほうもとめたのは選択せんたくよくのない戦略せんりゃくであるとして、工場こうじょうほう積極せっきょくてき意義いぎさい評価ひょうかしようとしたジェーン・ハンフリーの研究けんきゅうなどはそれにあたろう25)。しかしながら、千本せんぼんすくなくとも、女性じょせい保護ほご否定ひていてき含意がんい強調きょうちょうする近年きんねん研究けんきゅうとの緊張きんちょう関係かんけいなかでそれをすべきだったであったろう。」(竹内たけうち[2001:83])

千本せんぼん 暁子あきこ 1995 「日本にっぽんにおける女性じょせい保護ほご規定きてい成立せいりつ――いちきゅういちいちねん工場こうじょうほう成立せいりつ前史ぜんし」,『阪南はんなん論集ろんしゅう 人文じんぶん自然しぜん科学かがくへん』30-3 ◇ひめおか とし 199904 「労働ろうどうのジェンダー――にちどくにおける女性じょせい保護ほご規定きてい」,『思想しそう』898→ひめおか[2004]に収録しゅうろく
◇―――――  20040325 『ジェンダーする社会しゃかい――労働ろうどうとアイデンティティのにちどく比較ひかく』,岩波書店いわなみしょてん世界せかい歴史れきし選書せんしょ,211+18p.ISMN:4-00-026850-3 2600 [kinokuniya] ※ *f
三宅みやけ 義子よしこ へん 20011220 日本にっぽん社会しゃかいとジェンダー』明石書店あかししょてん叢書そうしょ 現代げんだい経済けいざい社会しゃかいとジェンダー3,276p. ISBN: 4750315060  3800+ [kinokuniya] ※
竹内たけうち 敬子けいこ 1985-6 「イギリスいちはちよんよんねん工場こうじょうほうにおける婦人ふじん労働ろうどう規制きせいについて」,『社会しゃかい経済けいざい史学しがく』51-2:80-98
◇―――――  1994 「イギリス1847ねん工場こうじょうほう女性じょせい」,『成蹊大学せいけいだいがく文学部ぶんがくぶ紀要きよう』29 ◇―――――  20011220 「工場こうじょうほうとジェンダー――1911ねん工場こうじょうほう女性じょせいをめぐる「仮説かせつ」の受容じゅよう」,三宅みやけへん[2001:075-099]


 
 
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だいかいちゅう

★01 「アン・オークレーりゅううなら、「主婦しゅふ」とは「家事かじ使用人しようにんうしなった家長かちょうつま」のことである。」(上野うえの[1991:139→1994:169]、言及げんきゅうされているオークレーの著書ちょしょはOakley[1974=1986])。
 A使用人しようにん専業せんぎょう主婦しゅふ家庭かてい→B専業せんぎょう主婦しゅふ家庭かていという移行いこうがあり、AあるいはBが拡大かくだい普及ふきゅうしていくときに、A→Bという経路けいろとおったのか、つまりいったんはAのタイプの家族かぞくになったのちBになったのか、それともはじめからBのタイプだったのか。これについては、本稿ほんこう関心かんしんからはおおまかなことがえればよい。つまり、時期じき階層かいそうによってことなる。ある部分ぶぶんについてはA使用人しようにんやとった形態けいたいからBそうしたひとのいない形態けいたいうつっていったが、ある階層かいそうについては最初さいしょからBだった。時期じきてきには、戦後せんご専従せんじゅう主婦しゅふ家庭かていはほとんどがBになる。使用人しようにんやとうほどの余力よりょくはなかった、使用人しようにん賃金ちんぎんがっていた、家電かでん製品せいひん導入どうにゅうなどで人手ひとでのかかりかたすくなくなった、といった要因よういんがあるだろう。
★02 おとこそとはたらき、おんないえなか家事かじをするといった事実じじつはんするえがかれかたはあって、それはたとえばセガレーヌによって批判ひはんされもする(Segalen[1980=1983])。篠塚しのづか[1984→1995a:79-80]に紹介しょうかい)。ただ、米国べいこく場合ばあいにはまだ農業のうぎょう社会しゃかいであった時期じきから、おんな農作業のうさぎょうをすることはすくなかったという(篠塚しのづか[1984→1995a:78-83])。篠塚しのづか各種かくしゅ資料しりょうから作成さくせいした「女性じょせい労働ろうどうりょくりつ長期ちょうき変動へんどういちはちきゅう〇〜いちきゅうきゅうねん)」(篠塚しのづか[1984→1995a:77])は貴重きちょう資料しりょうであり、たとえば世紀せいき初頭しょとうにおいては日本にっぽん女性じょせい労働ろうどうりょくりつほうが、すで産業さんぎょう革命かくめいている英国えいこくや(産業さんぎょう構造こうぞう変化へんかという要因よういんだけでは説明せつめいできないとされる)米国べいこくよりずっとたかかったことがわかる。落合おちあい[2004:25]には、のち篠塚しのづか著書ちょしょ収録しゅうろくされたもとの論文ろんぶん篠塚しのづか[1984])からこのグラフが引用いんようされている。篠塚しのづか依拠いきょした資料しりょうめい記載きさいされている(落合おちあい[1994:228-229])。さらに独自どくじ推計すいけいした英国えいこくにおける労働ろうどうりょくりつ長期ちょうき変動へんどういちはちいちねんいちきゅうはちいちねん)のグラフも掲載けいさいされている(落合おちあい[1994:26])。
★03 うまでもないことだが、現金げんきん収入しゅうにゅうないにしても農業のうぎょうなどをおこないながら家事かじおこな主婦しゅふのありかた近代きんだい家族かぞくにおける専業せんぎょう主婦しゅふとをおなじものとかんがえるべきではない。「アンペイドワーク」の多様たようなありかたについては中村なかむら川崎かわさきへん[2000]に様々さまざましるされているのだが、そこに収録しゅうろくされている座談ざだんかいきょう[2000])でもそのことはべた。
★04 もうひとつは、ちゅう1にも関連かんれんし、「女中じょちゅう」である。「いちきゅうろくねん明治めいじさんきゅう時点じてんで、繊維せんい工業こうぎょう女工じょこうすうろくじゅうさんまんにんたいして、ほぼ同数どうすう家事かじサービス労働ろうどうしゃとして女中じょちゅうがいた(ななじゅうろくまんにん)。つまり、当時とうじ女性じょせい主要しゅようはたらこう女性じょせい女工じょこうめられていたことがわかる。もちろん商業しょうぎょうにもほぼおな程度ていどおおくの雇用こよう吸収きゅうしゅうされていたが、この産業さんぎょうには零細れいさい行商ぎょうしょうから大手おおてデパートまであらゆる小売こうり、卸売おろしうりがふくまれているので、職業しょくぎょうとしては雑多ざったなものをふくむことになる。」(篠塚しのづか[1995b:198-199])「労働ろうどうりょく女性じょせい」とか「労働ろうどうのジェンダー」と――後者こうしゃはあまり使つかわれないかもしれないが――われる(これらのかたり書名しょめいにあるほんとして、竹中たけなか久場くばへん[1994]、ひめおかへん[2005])。そのことをかんがえるじょうでも――もちろん時代じだいちがうと様々さまざまことなりはするのだが――にかけておいてよいとおもう。西にし成彦なるひこ後者こうしゃほんなか女中じょちゅう位置いち注意ちゅういけるべきことをべている(西にし[2005])。
★05 むろん、全体ぜんたいとしてなにっているかが大切たいせつであり、文章ぶんしょうかれている文脈ぶんみゃく大切たいせつである。しかし紙面しめん制約せいやくもありそうなが引用いんようできない。わたしのホームページによりなが引用いんよう掲載けいさいしてある。今後こんご増補ぞうほしていく。にむろん外国がいこくについてべている文献ぶんけんおおくある。以下いかにフォーディズムと関連かんれんさせた論文ろんぶんからの引用いんようひとつ。
 「19世紀せいき近代きんだい家族かぞく中産ちゅうさん階級かいきゅうだけのものであり、労働ろうどうしゃ家族かぞくには妥当だとうしない。近代きんだい家族かぞく特徴とくちょう労働ろうどうしゃ家族かぞくにまで大衆たいしゅうするのは、20世紀せいきにおけるフォーディズムの生成せいせい発展はってんつうじてである。」(若森わかもり[2002:239])
★06 戦時せんじ女性じょせい労働ろうどうりょく利用りようされたのはたとえば米国べいこくでもおなじである。ファイアストーンが、その有名ゆうめい著作ちょさくで、だい大戦たいせん米国べいこくについてつぎのようにいている。「おんなたちがやとわれたのは危機ききのときの臨時りんじ使用しようとして有効ゆうこう剰余じょうよ労働ろうどうりょくとなることがわかったからであったが、こんおんなたちを公然こうぜん解雇かいこするわけにはいかなかった。もしそうすれば注意深ちゅういぶかかんがされた解放かいほう神話しんわ台無だいなしにしてしまうだろう。一番いちばん方法ほうほうは、おんなたちを自分じぶんからすすんでめるようにさせることである。女性じょせい神秘しんぴは、まさにこの目的もくてきにうってつけであった。」(Firestone[1970=1972:35-36]、篠塚しのづか[1995b:145]にこの部分ぶぶんへの言及げんきゅうがある)
★07 この部分ぶぶんについて、以前いぜんのようにいた。「これを積極せっきょくてき主張しゅちょうてんとする以上いじょうは、「くいんでできる」という事実じじつ――これはたしかに事実じじつではある――を指摘してきするのでわるのではなく、それがかんがえられる様々さまざま場合ばあいくらべて、どうして、そしてどれほど有利ゆうりであるかをわねばならない。よりどころしょう責任せきにんは、まずはこのような主張しゅちょうするがわにある。こうした議論ぎろん現状げんじょう論点ろんてんについてもそうわらない。」(立岩たていわ[1994b])
★08 もちろん普通ふつうには失業しつぎょうわれない。総務そうむしょう統計とうけいきょくの『労働ろうどうりょく調査ちょうさ』が把握はあくするところの「完全かんぜん失業しつぎょうしゃ」とは、「(1)就業しゅうぎょうしゃ以外いがいで、仕事しごとがなく調査ちょうさ期間きかんあいだすこしも仕事しごとをしなかったもののうち、(2)就業しゅうぎょう可能かのうでこれを希望きぼうし、かつ(3)仕事しごとさがしていたもの、あるいは(4)仕事しごとがあればすぐにつける状態じょうたい過去かこおこなった就職しゅうしょく活動かつどう結果けっかっているもの」(樋口ひぐち[2003:1-2])をうから、もちろん、ここでわたしう「失業しつぎょうしゃ」のなかのごく一部いちぶである。それで、やはり当然とうぜんのことであるが「失業しつぎょう女子じょし労働ろうどう」というあきら篠塚しのづか[1982]だいしょう)でも、書物しょもつでも、わたしがすればよいのにとおもはなしがなされることはない。「潜在せんざい失業しつぎょうしゃ」が議論ぎろんされるときには女性じょせいのことがいくらかわれるのではあるが(古郡ふるこおり[1998:111-112])、それでも記述きじゅつはやはりごく穏健おんけんなものである。
★09 ただ、これはこれまでのことでこれからはちがう、家庭かていないでもそとでも労働ろうどうりょく不足ふそくするようになる、というのが落合おちあい見方みかたであり、その立場たちばはその維持いじされている。落合おちあい[1994]には新版しんぱん落合おちあい[1994])とだいさんはん落合おちあい[2004])があるが内容ないようわっていない。わたし落合おちあい[2000:154ff.]に言及げんきゅうしてつぎのようにべた。「落合おちあいはこれからは労働ろうどうりょく不足ふそくする時代じだいだからこれまでとおりではいけないとう。かうべき方向ほうこうについて同意どういするが、わたしは、全体ぜんたいとして労働ろうどう力不足ちからぶそくになるとはえないのでないかとかんがえ、また不足ふそくでないのに不足ふそくとされる部分ぶぶん不足ふそくしているのに不足ふそくとされない部分ぶぶん同時どうじ存在そんざいする状況じょうきょうあらわれる、すであらわれていると理解りかいしており、その理解りかいうえかんがえる必要ひつようがあるとかんがえている。」(立岩たていわ[2003])
 なお「じつ効率こうりつです」とあるところのちゅう参照さんしょうもとめられているのが落合おちあい落合おちあい[1991]。この論文ろんぶんについて、やはり以前いぜんつぎのようにいた。「落合おちあい落合おちあい[1991]の結論けつろんとほぼおなじことをいたいのだが、あの論議ろんぎについては、たてじく=「市場いちばにおいて購入こうにゅうされるざい・サーヴィスのりょう」、よこじく=「家事かじ労働ろうどうりょう」の「家族かぞくさい生産せいさん関数かんすう」のせん原点げんてんかってとつがた曲線きょくせんであるとするとき、ほとんど結論けつろんたもおなじではないかという素朴そぼく疑問ぎもんいている。そして、わたしたちは「だれ利益りえきにもならない」のになぜあるのか、「そのつぎ」をかんがえてみようとする。」(立岩たていわ[1994a])


 
 
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ちゅう
★01 家族かぞく賃金ちんぎんについて、日本語にほんご文献ぶんけんでは、英国えいこくについて吉田よしだ[1985]、ほんになったものとしてはら[1988]、ひとし日本にっぽんについては、かく社会しゃかいそうおっとかせぎが一家いっか生計せいけいうえかい時点じてん調査ちょうさし、それと専業せんぎょう主婦しゅふとの対応たいおうしめした千本せんぼん[1990]があること、またせんほん調査ちょうさしたのち時期じきについての研究けんきゅうとしてきょしん[2004]があることを前々回ぜんぜんかい紹介しょうかいした。また川東かわひがし[2001]は「日本にっぽんてき労使ろうし関係かんけい」の形成けいせいい、それと「良妻賢母りょうさいけんぼ思想しそう」との関係かんけいしるしている。そして山田やまだ[2001]は、「戦後せんご日本にっぽん賃金ちんぎん研究けんきゅうでは、「家族かぞく賃金ちんぎん概念がいねん批判ひはんてき分析ぶんせきしたものはほとんどみられない」(山田やまだ[2001:78])としたうえで、電算でんさん賃金ちんぎん体系たいけい総評そうひょう賃金ちんぎん政策せいさく検証けんしょうしている。以下いか、よりなが引用いんよう紹介しょうかいはHP(http://www.arsvi.com/)に掲載けいさい
 なかでも、木本きもと[1995]は、ひとつのしょうをあてて英国えいこくでの議論ぎろん紹介しょうかい検討けんとうしており、それはこの稿こうかんがえようとしているおおくの論点ろんてんかかわっている。そこではそれまでの日本にっぽんでの研究けんきゅうにも言及げんきゅうしながら――たとえばはら著書ちょしょは「近代きんだい社会しゃかいにおける女性じょせい従属じゅうぞくてき地位ちいと「家族かぞく賃金ちんぎん観念かんねん成立せいりつ定着ていちゃくとをむすびつける視角しかくをもたない。」(木本きもと[1995:63-64])とひょうされる――とくにハイジ・ハートマンとジェイン・ハンフリーズとのあいだ論争ろんそう焦点しょうてんてられている。以下いかは、木本もくほん全面ぜんめんてき依拠いきょする。(なお木本もくほん著書ちょしょのこの部分ぶぶんは、木本きもと[1996]としてべつほんにも収録しゅうろくされている。)
 家族かぞく賃金ちんぎんは「「資本しほん主義しゅぎ要求ようきゅう」であるだけではなく、組織そしきされた労働ろうどうしゃとく熟練じゅくれん労働ろうどうしゃ)が自分じぶんたちの利益りえきにかなうものとしてこの戦略せんりゃく選択せんたくし、支持しじした[…](Barrett & McIntosh[1980:53]、Land[1980:54])。労働ろうどう組合くみあい運動うんどうが、賃金ちんぎん交渉こうしょう重要じゅうよう論点ろんてんとして「家族かぞく賃金ちんぎん観念かんねんかかげ、単純たんじゅん労働ろうどうしゃ場合ばあいも、じゅうきゅう世紀せいきからじゅう世紀せいき初頭しょとうあいだにこれを、賃金ちんぎん交渉こうしょう主要しゅよう武器ぶきとするようになった(Lewis[1986:103])。とりわけ組織そしきされた労働ろうどうしゃ中心ちゅうしん勢力せいりょくであった熟練じゅくれん労働ろうどうしゃにとって、「家事かじ専念せんねんするつまによって秩序ちつじょただしく清潔せいけつ管理かんりされた家庭かていつまにかしづかれること」(はら[1988:233])が、理想りそう家庭かていぞうになり、下位かい階層かいそうにもこれが普及ふきゅうしていったのである。ここに、労働ろうどうしゃみずか主体しゅたいてきに、「家庭かてい賃金ちんぎん観念かんねんを、したがって近代きんだいてき性別せいべつ分業ぶんぎょう構造こうぞう選択せんたく受容じゅようしたプロセスを見出みいだすことができる。[…]ウォリィ・セカムによれば、だいいち世界せかい大戦たいせんまでにこの観念かんねんは、「すべての発達はったつした資本しほん主義しゅぎこくにおいて、プロレタリアの理想りそうとして強烈きょうれつしんじられるようになった」(Seccombe[1986:54])」(木本きもと[1995:64-65])
 ここでは、家族かぞく賃金ちんぎんは「資本しほん主義しゅぎ要求ようきゅう」であるとされているのだが――このことについての説明せつめいはとくになされてない――ハートマンは、より男性だんせいがわ利害りがい重視じゅうしする。
 「家父長制かふちょうせい物質ぶっしつてき基盤きばんは、男性だんせいによる女性じょせい労働ろうどうりょく支配しはいにある。この支配しはいは、重要じゅうよう経済けいざいてき生産せいさん資源しげんから女性じょせいとおざけることにより、そして女性じょせいのセクシュアリティを制約せいやくすることにより維持いじされる。」(Hartmann[1981=1991:53])
 ここは前回ぜんかいにも引用いんようしたが、そのまえ論文ろんぶんでは以下いか
 「せいによるしょくからの排除はいじょは、資本しほんせい社会しゃかいにおいておとこおんなたいする優越ゆうえつせい維持いじする基本きほんてき機構きこうである。」(Hartmann[1976→1976:139])。
 「男性だんせい労働ろうどうしゃたちが女性じょせい雇用こよう彼等かれらしょくたいする脅威きょういたのは、労働ろうどうしゃあいだ競争きょうそうによって特徴とくちょうづけられる経済けいざいシステムを所与しょよとすれば、不思議ふしぎなことではない。女性じょせいがよりひく賃金ちんぎんやとわれたことは、その脅威きょういをいっそう激化げきかさせた。しかし、その対応たいおうが、女性じょせいたちを組織そしきすることより女性じょせいたちを排除はいじょしようとすることであった理由りゆうは、資本しほんせいによってではなく、男性だんせい女性じょせいあいだ家父長制かふちょうせいてき関係かんけいによって説明せつめいされる。男性だんせいたちは女性じょせい家庭かていであてがわれた仕事しごとつづけることが保証ほしょうされることをほっしたのである。」(Hartmann[1976→1976:155]、木本きもと[1995:70]では初出しょしゅつ雑誌ざっしから「女性じょせいたちを組織そしき[…]関係かんけいによって」の部分ぶぶん(Hartmann[1976:70-71→1976:155])が訳出やくしゅつされている)
 このような理解りかいとハンフリーズの理解りかいことなる。
 「ハンフリーズは、労働ろうどうしゃの「家族かぞく賃金ちんぎん」をもとめる運動うんどう動機どうきを、「伝統でんとうてき家族かぞく構造こうぞう擁護ようごするというつよ動機どうき」(Humphries[1977:244])にもとめる。[…]これを労働ろうどうしゃ階級かいきゅう擁護ようごする理由りゆうてんあげられている。ひとつは、資本しほん主義しゅぎ発展はってんとともに家族かぞくの「共同きょうどうたいてき関係かんけい」が堕落だらくさせられる傾向けいこうあらわれるが、すくなくとも工業こうぎょう初期しょき段階だんかい労働ろうどうしゃ階級かいきゅうにとって、家族かぞく維持いじ家族かぞく内部ないぶ扶養ふようメンバーをサポートするために不可欠ふかけつなものであったとする。つまりていコストの親族しんぞく関係かんけいにもとづく相互そうご扶助ふじょが、家族かぞく依存いぞんの「物質ぶっしつてき基礎きそ」であり、同時どうじにそれは「人間にんげんてき行為こうい」にみちびかれたものであるとする。だい理由りゆうは、普遍ふへんてきプロレタリアのもとでの労働ろうどうりょく価値かち低下ていか遭遇そうぐうした労働ろうどうしゃが、「労働ろうどう供給きょうきゅうのコントロール」をつうじて、家族かぞく生活せいかつ水準すいじゅん維持いじしようとしたところにもとめられる。すなわち家族かぞくのあるメンバーが労働ろうどう市場いちばから撤退てったいし、のこった労働ろうどうしゃ賃金ちんぎん増加ぞうかもとめる「家族かぞく賃金ちんぎん要求ようきゅう究極きゅうきょくてきには、家族かぞく擁護ようごを「階級かいきゅう利益りえき」とする労働ろうどうしゃ階級かいきゅう採用さいようした戦略せんりゃくだということになる。」(木本きもと[1995:71])。
 そのろんは、ハートマンらによって批判ひはんされるのだが(Hartmann & Markusen[1980]、にBarrett & McIntosh[1980]、Seccombe[1986])、ハンフリーズは、いちきゅうはちいちねん論文ろんぶんでは、さらに実証じっしょうてき慎重しんちょうないいかたで、反論はんろんする。労働ろうどう現場げんばおとこおんなとは競合きょうごうしておらず、おんな撤退てったいおとこ利益りえきにはならなかったという。
 「鉱山こうざんほう以前いぜんにすでに、せい年齢ねんれいおうじての職域しょくいき分離ぶんり構造こうぞう堅固けんごにできあがっていたので、男女だんじょ労働ろうどうしゃあいだ労働ろうどう市場いちばにおける「競合きょうごう」はそもそもありえなかった。しかも労働ろうどう家族かぞくだんとして雇用こようされる習慣しゅうかんのもとでは、男性だんせい労働ろうどうしゃにとってつまむすめ就労しゅうろう家族かぞく収入しゅうにゅう最大さいだいするみちであった。[…]またおっと統率とうそつ家族かぞく労働ろうどうにおいては、基本きほんてき個人こじんとして賃金ちんぎんけとる習慣しゅうかんがなかった。また「個人こじん収入しゅうにゅう」という観念かんねん存在そんざいしないので、つまむすめ就労しゅうろうによって、おっと父親ちちおや)の権威けんいそこなわれることはすこしもなかったのである。したがってこの事例じれいかんするかぎり、男性だんせいが「家族かぞく賃金ちんぎん要求ようきゅうによって利益りえきはまったくなかったことになる。」(木本きもと[1995:73])
 まずいちきゅうはちいちねん論文ろんぶん主張しゅちょうについて。おとこおんな職種しょくしゅことなっているなら、おとこおんなしてもおとこえきがないというのは、まずははもっともである。しかし、本文ほんぶんべたことは、またハートマンがうことは、それが事実じじつであるとして、なお妥当だとうしうる。かつて一家いっか総出そうではたらいていたのが、つま家庭かていのこしてみずからがかせしゅになることで、おとこ象徴しょうちょうてきまた物質ぶっしつてき優位ゆういつことができたとうことはできる。本文ほんぶんしるしたように、必要ひつようなのは、ある事実じじつ指摘してきべつなにかをしさってしまうのか、それとも並存へいそんすることがあるのかを検証けんしょうしていくことである。
 いちきゅうななななねん論文ろんぶんについて。「伝統でんとうてき家族かぞく構造こうぞう」の保存ほぞんという主張しゅちょうについては留保りゅうほするが、労働ろうどうりょく価値かち低下ていか(そこには供給きょうきゅう過剰かじょうがあったはずだ)にたいする生活せいかつ防衛ぼうえいさくとして専業せんぎょう主婦しゅふ体制たいせい採用さいようされたという主張しゅちょうは――どのようにそれを「実証じっしょう」するかという問題もんだいはあるが――本文ほんぶんべることと合致がっちする。そして、これも本文ほんぶんべることになるが、この指摘してきと、男性だんせい支配しはい存在そんざいするという理解りかいも、やはり両立りょうりつする。
 つぎに、このようにてゆくと、ハンフリーズとハートマンの「おたがいを「階級かいきゅうだいいち主義しゅぎ」「家父長制かふちょうせいだいいち主義しゅぎ」とネーミングしあった両者りょうしゃのヴォルテージのややたか論争ろんそう」(木本きもと[1995:69])においてなにあらそわれていたのか、というより、そこにあったのはいずれかがまさしくいずれかが間違まちがっているという意味いみでの論争ろんそうであったのか。木本もくほん以下いかのようにまとめる。
 「ハートマンの議論ぎろんは、「家族かぞく賃金ちんぎん」という観念かんねん定着ていちゃくした結果けっかから考察こうさつした視角しかくであり、それはこの観念かんねんそれ自体じたいゆうしていた歴史れきしてき限界げんかい時間じかん経過けいかとともに明確めいかくになった地平ちへいからとらえようとするものである[…]。これにたいしてハンフリーズはあくまでも、歴史れきしてき事実じじつとしてどのようにこの観念かんねんれられ、定着ていちゃくしてきたのかを把握はあくしようとする。」(木本きもと[1995:75])
 当時とうじ本人ほんにんたちとしてはしかじかのつもりだったのだが、結果けっかとしてはおとこ優位ゆうい支配しはいをもたらすものであったのだという。そのようにとらえることもできようが、わたし本文ほんぶんしるすようにかんがえる。おんな労働ろうどう市場いちばからめるという戦略せんりゃくは、そのとき人々ひとびとがそれを志向しこうしたというだけでなく、この形態けいたいがいったん成立せいりつしたのちにおいても、労働ろうどう供給きょうきゅう調整ちょうせいという意味いみでは有効ゆうこう戦略せんりゃくでありうる。そしてこのやりかた男女だんじょ双方そうほう利得りとくをもたらしたかもしれないということと、そこにおとこ支配しはいがあったということは並存へいそんする。ではたんに両方りょうほうあったということをえばよいのか。そうはかんがえない。なにかしらの有効ゆうこうせいがあったとして不当ふとうなものは不当ふとうである。不当ふとうでないそして有効ゆうこう方法ほうほうかんがえるべきだという主張しゅちょうをすることになる。
 さらに注意ちゅういしておいてよいのは、てき味方みかた布置ふちである。(通常つうじょう理解りかいされる、といってなに通常つうじょう理解りかいなのかがよくわからないのだが)「二元論にげんろん」は、家父長制かふちょうせい資本しほんせいを、まずは別々べつべつてて、相互そうご関係かんけいてゆくという立場たちばなのだろう。そして、これに対置たいちされる(これもまたよくわからない)「一元論いちげんろん」は、家父長制かふちょうせい資本しほんせい(の利害りがい)の共通きょうつうせい共犯きょうはんせい、さらに同一どういつせいようとする立場たちばということになる。それにたいして、ハンフリーズのろんは、単純たんじゅんにすれば、おとこおんな共通きょうつう階級かいきゅうてき利害りがいゆうしており、資本しほん対抗たいこうしているというものであり、古典こてんてきな(家父長制かふちょうせいほう無視むしあるいは軽視けいしした)社会しゃかい主義しゅぎ路線ろせんめる。ここでは家族かぞく賃金ちんぎん資本しほんこうしてなされて要求ようきゅうされたということになり、資本しほんおとこがぐるになっているという一元論いちげんろん方向ほうこうとも、(資本しほんがわは、ここでは、とくしてないかもしれないが)おとことくをしているという二元論にげんろん理解りかいともことなる。そしてもちろん、ふるいものがふるいがゆえにまちがっているということにもならない。ようするに、様々さまざま論点ろんてん混在こんざいしており、各々おのおの立場たちばがどんなものであるのかよくわからなくなるほど錯綜さくそうしているから、整理せいりしながら、ひとつひとつていかなければならないということである。

 
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 AIU保険ほけん会社かいしゃ[1989]の試算しさんによれば、子供こどもにんおや直接ちょくせつにかける費用ひようは、大学だいがく卒業そつぎょうするまでに基本きほんてき養育よういく1549まんえん教育きょういく(けいこごととうにかかる費用ひようふくむ) 647まん幼稚園ようちえんから大学だいがくまで国公立こっこうりつ)〜1392まんえん(すべて私立しりつ大学だいがく理系りけい)、総計そうけい2196まん〜2941まんえん★09であり、ここには住居じゅうきょ水道すいどう光熱こうねつふくまれていない。これらをふくめ、子供こどもにんとすれば、かかる費用ひようは4500まん〜6000まんえんを(とく大都市だいとしけんでははるかに)えるがくになるだろう★10。他方たほう専業せんぎょう主婦しゅふつま労働ろうどうだけを提供ていきょうする。そのそう時間じかんは、調査ちょうさからおおまかに試算しさんするとやく23000時間じかん有職ゆうしょく主婦しゅふ場合ばあい14000あいだ)である★11。たとえば時給じきゅう2500えんとして換算かんさん両者りょうしゃ比較ひかくするなら、 ★09 東京とうきょう都民とみんの「生活せいかつ調査ちょうさ」(『都民とみんらしむき』)や各種かくしゅデータをもとに1989ねん物価ぶっか水準すいじゅん算出さんしゅつしたもの。桝潟[1991:136ー138]に紹介しょうかいされている。なお経済企画庁けいざいきかくちょうへん[1992:128-130]では、すべ幼稚園ようちえんから大学だいがくまで公立こうりつ場合ばあい教育きょういく学費がくひ)543まんえん小学校しょうがっこうのみ公立こうりつでそれ以外いがい私立しりつ場合ばあい1057まんえん大学だいがく生活せいかつくわえた場合ばあい公立こうりつ自宅じたく市立しりつ下宿げしゅく、714まんえん〜1057まんえん)となっている。
★10 に、結婚けっこんそう費用ひよう768まん5せんえんのうち、おや援助えんじょがくが40.3%の309まん9せんえんなどという数字すうじもある(1991ねん三和銀行さんわぎんこう調査ちょうさ経済企画庁けいざいきかくちょうへん[1992:130])。
★11 そう時間じかんもとめるのに、育児いくじにかける時間じかんとされるいちにちあたりの時間じかん(NHKの調査ちょうさ(→ちゅう8)では「どもの世話せわ」は共働ともばたらきのつま行為こういしゃ行為こういしゃりつ44%)平日へいじつあいだ22ふん共稼ともかせぎのつま行為こういしゃ行為こういしゃりつ26%)平均へいきんあいだ21ふん井上いのうえ江原えばらへん[1991:171]に採録さいろく)をそのまま積算せきさんすることはできないだろう。今回こんかいは、結局けっきょく適切てきせつなデータをさがすことができず、ひとまず、直井なおいへん[1989]に掲載けいさいされている、A末子まっし就学しゅうがく、B末子まっし小学生しょうがくせい、C末子まっし中高生ちゅうこうせい以上いじょう、D同居どうきょなしの家事かじ時間じかんのデータをもちい、2ねんへだてて2人ふたりまれるものとし、AからDをいた時間じかんを8年間ねんかん、B−Dを6年間ねんかん、C−Dを6年間ねんかん積算せきさん集計しゅうけいした。


言及げんきゅうしている&するかもしれない文献ぶんけん(210→217)

◇AIU保険ほけん会社かいしゃ 1989 『現代げんだい子育こそだ経済けいざいこう
新井あらい 美佐子みさこ 20020329 「労働ろうどう市場いちば分断ぶんだん女性じょせい労働ろうどう――じゅう労働ろうどう市場いちばろん・SSAアプローチ・レギュラシオン理論りろん中心ちゅうしんにして」、久場くばへん[2002:97-120]
◇Arrow, Kenneth Joseph 1973 "Models of Job Discrimination", Ashenfelter & Rees eds.[1973] <367>
◇―――――  1974 "The Theory of Discrimination", Ashenfelter & Rees eds.[1974]
安積あさか 純子じゅんこ岡原おかはる 正幸まさゆき尾中おちゅう ぶん哉・立岩たついわ 也 1990 『なま技法ぎほう――いえ施設しせつらす障害しょうがいしゃ社会しゃかいがく』→1995 増補ぞうほ改訂かいていばん藤原ふじわら書店しょてん、2500えん
◇Ashenfelter, Orey ; Rees, Albert eds. 1973 Discrimination in Labour Markets, Princeton Univ. Press
◇―――――  1974 Labour Market, Princeton Univ. Press
Becker, Gary 1957 The Economics of Discrimination, Univ. of Chicago Press <367>
◇―――――  1964 Human Capital, Columbia Univ. Press <367>
◇―――――  1975 Human Capital, 2nd ed., Columbia Univ. Press=1976 佐野さの陽子ようこやく,『人的じんてき資本しほん――教育きょういく中心ちゅうしんとした理論りろんてき経験けいけんてき分析ぶんせき』,東洋経済新報社とうようけいざいしんぽうしゃ,299p. <367>
◇―――――  1981 A Treatise on the Family, Harvard University Press
◇―――――  1985 Human Capital, Effort, and the Sexual Division Laor," Journal of Laboor Economics 3-1, Part 2:S33-58
◇Barrett, Michele & McIntosh, Mary 1980 The 'Family Wage': Some Problems for Socialists and Feminists, Capital and Class 11, Summer 1980
◇Beechey, Veronica(ヴェロニカ・ビーチ) 1987 Unequal Work, Verso=19930310 高島たかしま 道枝みちえ安川やすかわ 悦子えつこ やく現代げんだいフェミニズムと労働ろうどう――女性じょせい労働ろうどう差別さべつ中央大学ちゅうおうだいがく出版しゅっぱん,295p. ISBN: 4805721502 4200 [kinokuniya] ※ u
別冊べっさつ宝島たからじま編集へんしゅう へん 20020322 『ワークシェアリングがやってくる!』,宝島社たからじましゃ新書しんしょ,191p. ISBN: 4796626298 735 [kinokuniya] ※,
◇Blaxall, Martha & Reagan, Barbara eds. 197608 Women and the Workplace: The Implications of Occupational Segregation, Univ of Chicago Pr, 326p. ISBN: 0226058212 [kinokuniya] ※
千本せんぼん 暁子あきこ 19900723 「日本にっぽんにおける性別せいべつ役割やくわり分業ぶんぎょう形成けいせい――家計調査かけいちょうさをとおして」,荻野おぎの田邊たなべひめおか千本せんぼん長谷川はせがわ落合おちあい[1990:187-228]
◇―――――  1995 「日本にっぽんにおける女性じょせい保護ほご規定きてい成立せいりつ――いちきゅういちいちねん工場こうじょうほう成立せいりつ前史ぜんし」,『阪南はんなん論集ろんしゅう 人文じんぶん自然しぜん科学かがくへん』30-3 ◇中馬ちゅうま 宏之ひろゆき樋口ひぐち 美雄よしお 19971016 『労働ろうどう経済けいざいがく』,岩波書店いわなみしょてん現代げんだい経済けいざいがく入門にゅうもん,238p. ISBN: 4000045784 2940 [kinokuniya] [boople] ※
中馬ちゅうま 宏之ひろゆき駿河するが 輝和てるかず へん 19970625 雇用こよう慣行かんこう変化へんか女性じょせい労働ろうどう東京とうきょう大学だいがく出版しゅっぱんかい,339p. ISBN: 4130401548 5670 [kinokuniya] ※
◇Cohen, Gerald Allan 1995 Self-Ownership, Freedom, and Equality, Cambridge University Press=20050121 松井まつい あきら中村なかむら 宗之むねゆき やく自己じこ所有しょゆうけん自由じゆう平等びょうどう』,青木あおき書店しょてん,405p. ISBN: 4250205010 6000+ [kinokuniya] ※
大陽寺おおひじじゅん一教授還暦記念論文集編集委員会 へん 198501 『社会しゃかい政策せいさく思想しそう歴史れきし――大陽寺おおひじじゅんいち教授きょうじゅ還暦かんれき記念きねんろん文集ぶんしゅう』,千倉ちくら書房しょぼう,463p. ISBN: 4805105100 7140 [kinokuniya]
◇Dalla Costa, Giovanna Franca 1978 Un labora d'amoure, Edizioni delle donne, Roma=19911125 伊田いだ久美子くみこやくあい労働ろうどう,インパクト出版しゅっぱんかい,177p. 1880
◇Dalla Costa, Mariarosa 1986 伊田いだ久美子くみこ伊藤いとう公雄きみおやく,『家事かじ労働ろうどう賃金ちんぎんを――フェミニズムのあらたな展望てんぼう』、インパクト出版しゅっぱんかい発売はつばい:イザラ書房しょぼう)、2060えん
◇Delphy, Chrisitine 1984 Close to Home : A Materialist Analysis of Women's Oppression, trans. by Diana Leonard, Univ.of Massachusetts Press
◇Doeringer, P. B. & Piore, M. J. 1971 Internal Labor Market and Manpower Analysis, D. C. Heath
江原えばら 由美子ゆみこ 1992 「「社会しゃかいてき権力けんりょく」の理論りろんはいかにして可能かのうなのか?」、『現代げんだい思想しそう』20-1:90-102
江原えばら 由美子ゆみこ へん 20011015 『フェミニズムとリベラリズム――フェミニズムの主張しゅちょう5』,勁草書房しょぼう,255+14p. 2700 ※
江原えばら 由美子ゆみこ長谷川はせがわ 公一こういち山田やまだ 昌弘まさひろてん 志保しほよし安川やすかわ いち伊藤いとう るり 1989『ジェンダーの社会しゃかいがく――おんなたち/おとこたちの世界せかい』、しん曜社、2400えん
◇Esping-Andersen, Gosta =200111 渡辺わたなべ 雅男まさお渡辺わたなべ 景子けいこ やく,『福祉ふくし国家こっか可能かのうせい 改革かいかく戦略せんりゃく理論りろんてき基礎きそ』,桜井さくらい書店しょてん
◇Firestone, Shulamyth 1970 The Dialectic of Sex : The Case for Feminist Revolution, William Morrow =1972 はやし弘子ひろこやく,『せい弁証法べんしょうほう――女性じょせい解放かいほう革命かくめい場合ばあい』,評論ひょうろんしゃ,305p. <172> ※ *f
Friedman, Milton 1962 Capitalism and Freedom Univ. of Chicago Press=1975 熊谷くまがい尚夫ひさお西山にしやま千明ちあき白井しらい孝昌たかまさやく,『資本しほん主義しゅぎ自由じゆう』,マグロウヒル好学こうがくしゃ,234p. 1700
福島ふくしま 瑞穂みずほ 19911007 「扶養ふよう遺贈いぞう相続そうぞく」、上野うえのへん[1991:170-187]
古郡ふるこおり 鞆子  19800407 「男女だんじょ差別さべつ経済けいざい分析ぶんせき」,『季刊きかん現代げんだい経済けいざい』38:020-032
◇―――――  19970109 『正規せいき労働ろうどう経済けいざい分析ぶんせき』,東洋経済新報社とうようけいざいしんぽうしゃ,268p. 3300 ※
◇―――――  19980530 はたらくことの経済けいざいがく有斐閣ゆうひかく ※
はら つよし 19880220 『19世紀せいきまつ英国えいこくにおける労働ろうどうしゃ階級かいきゅう生活せいかつ状態じょうたい』,勁草書房しょぼう,359p. ISBN: 4326500603 9240 [kinokuniya]
原田はらだ いたる 1993 「主婦しゅふたちの「モダン」」,『ホーム・エコノミカ』1993-3 http://www.andrew.ac.jp/sociology/teachers/harada/profile/sociology1/eco2.html#eco2
◇Hartmann, Heidi 1976 "Capitalism, Patriarchy, and Job Segregation by Sex", Signs 1-3→Blaxall & Reagan eds.[1976:137-169]
◇Hartmann, Heidi 1981 The Unhappy Marriage of Marxism and Feminism : Towards aMore Progressive Union", Lydia Sergent ed. Women and Revolution : A Discussion on the Unhappy Marriage of Marxism and Feminism, South End Press.=1991 田中たなかかずやくマルクス主義まるくすしゅぎとフェミニズムの不幸ふこう結婚けっこん――さらにみのりある統合とうごうけて」 『マルクス主義まるくすしゅぎとフェミニズムの不幸ふこう結婚けっこん』:31-80、勁草書房しょぼう
◇Hartmann, Heidi & Markusen, Ann 1980 "Contemporary Marxist Theory and Practice: A Feminist Critique", The Review of Radical Political Ecinomics, Summer 1980
長谷川はせがわ 三千子みちこ 1984 「『男女だんじょ雇用こよう平等びょうどうほう』は文化ぶんか生態せいたいけい破壊はかいする」、『中央公論ちゅうおうこうろん』1984-5
◇――――― 1984 「『雇用こよう平等びょうどうほう』をかんがえぬけば」、『中央公論ちゅうおうこうろん』1984-10
ひめおか とし 20040325 『ジェンダーする社会しゃかい――労働ろうどうとアイデンティティのにちどく比較ひかく』,岩波書店いわなみしょてん世界せかい歴史れきし選書せんしょ,211+18p.ISMN:4-00-026850-3 2600 [kinokuniya] ※ *f
樋口ひぐち 美雄よしお 19960215 労働ろうどう経済けいざいがく東洋経済新報社とうようけいざいしんぽうしゃ,プログレッシブ経済けいざいがくシリーズ,368p. ISBN: 4492812938 [kinokuniya] 2752 ※ w
◇――――― 20011120 雇用こよう失業しつぎょう経済けいざいがく日本経済新聞社にほんけいざいしんぶんしゃ,471p. ISBN: 4532132215 2520 [kinokuniya] ※ w
◇――――― 20021225 『日本にっぽんがたワークシェアリングの実践じっせん――仕事しごとらしをえる』,生産せいさんせい出版しゅっぱん,243p. ISBN: 4820117459 1680 ※ [kinokuniya] *w,
ひめおか とし 199904 「労働ろうどうのジェンダー――にちどくにおける女性じょせい保護ほご規定きてい」,『思想しそう』898→ひめおか[2004]に収録しゅうろく
◇―――――  20040325 『ジェンダーする社会しゃかい――労働ろうどうとアイデンティティのにちどく比較ひかく』,岩波書店いわなみしょてん世界せかい歴史れきし選書せんしょ,211+18p.ISMN:4-00-026850-3 2600 [kinokuniya] ※ *f
ひめおか とし池内いけうち 靖子やすこ中川なかがわ 成美まさみ岡野おかの はちだい へん 20050314 労働ろうどうのジェンダー――ゆらぐ労働ろうどうとアイデンティティ』平凡社へいぼんしゃ,345p. ISBN: 458247229X 3150 [kinokuniya] ※
広田ひろた 寿子ひさこ 19790915 『現代げんだい女子じょし労働ろうどう研究けんきゅう』,労働ろうどう教育きょういくセンター,379p.
◇ホーン・川島かわしま 瑶子ようこ 19851220 女子じょし労働ろうどう労働ろうどう市場いちば構造こうぞう分析ぶんせき日本にっぽん経済けいざい評論ひょうろんしゃ,151p.  ISBN: 4818800805 2000 [kinokuniya] ※
◇Humphries, Jane 1977a "Class Struggle and the Persistance of the Working Class Family", Cambgidge Journal of Economics 1-3
◇―――――  1977b "The Working Class Family, Women's Liberation and Class Struggle: The Case of Nineteenth Century British History",The Review of Radical Political Economics 9-3
◇―――――  1981 Protective Legislation, the Capitalist State, and Working Class Men: The Case of the 1842 Mines Regulation Act, Feminist Review 7
伊田いだ 広行ひろゆき  1994 『せい差別さべつ資本しほんせい』、啓文ひろふみしゃ
◇―――――  1998 『21世紀せいき労働ろうどうろん――規制きせい緩和かんわへのジェンダーてき対抗たいこう』、青木あおき書店しょてん
◇―――――  1998 『シングル単位たんい社会しゃかいろん――ジェンダー・フリーな社会しゃかいへ』、世界せかい思想しそうしゃ
きょかみ ひろし 20040215 「家計かけい構造こうぞうからみた性別せいべつ役割やくわり分業ぶんぎょう――経済けいざい高度こうど成長せいちょう日本にっぽんがた家族かぞくシステムの確立かくりつ」,玉井たまい久本ひさもとへん[2004:133-154]
稲葉いなば 振一郎しんいちろう立岩たていわ しん 20060830 所有しょゆう国家こっかのゆくえ』日本にっぽん放送ほうそう出版しゅっぱん協会きょうかい,NHKブックス1064,301p. ISBN:414091064X 1176 [kinokuniya][amazon]
井上いのうえ 輝子てるこ江原えばら 由美子ゆみこ へん 1991 『女性じょせいのデータブック』、有斐閣ゆうひかく、2987えん
井上いのうえ 輝子てるこ上野うえの 千鶴子ちづこ江原えばら 由美子ゆみこ へん 19941213 『権力けんりょく労働ろうどう』,岩波書店いわなみしょてん日本にっぽんのフェミニズム4,242p. 2000 [kinokuniya] ※
石川いしかわ あきらなか いさむ 20030410 『ナレッジマネジメントとリスク戦略せんりゃく――ワークシェアリング、人材じんざいデリバティブズなどをめぐって』,近代きんだい文芸ぶんげいしゃ新書しんしょ,151p. ISBN: 4773370173 1050 [kinokuniya] ※,
鎌田かまた とし 19950710 男女だんじょ共生きょうせい社会しゃかいのワークシェアリング』,サイエンスしゃ女性じょせい社会しゃかい学者がくしゃによるしん社会しゃかいがく叢書そうしょ,226p. ISBN: 4781907717 1700+ [kinokuniya] ※, *f *w
きょう 尚中しょうちゅう井上いのうえ 泰夫やすお立岩たついわ 也・中村なかむら 陽一よういち川崎かわさき 賢子さとこ 2000 「アンペイド・ワークからえてくるもの――グローバリゼーション、ポストコロニアル、家族かぞく地域ちいき」(座談ざだんかい)、中村なかむら陽一よういち川崎かわさき賢子さとこへん[2000:137-174]
金井かない 淑子としこ  1992 『フェミニズム問題もんだい転換てんかん』、勁草書房しょぼう、2369えん
関西かんさい婦人ふじん問題もんだい研究けんきゅうかいへん 1991 『ゼミナールおんな労働ろうどう』、ドメス出版しゅっぱん
金城きんじょう 清子せいご  1991 『ほう女性じょせいがく――その構築こうちく課題かだい』、日本にっぽん評論ひょうろんしゃ、3700えん
川東かわひがし 英子えいこ 2001 「日本にっぽんてき労使ろうし関係かんけい源流げんりゅう――1920年代ねんだい近代きんだいてき労働ろうどうしゃ創出そうしゅつ性別せいべつ分業ぶんぎょう成立せいりつ」、三宅みやけへん[2001:101-128]
川口かわぐち あきら 1997 「男女だんじょあいだ賃金ちんぎん格差かくさ経済けいざい理論りろん」,中馬ちゅうま駿河するがへん[1997:207-241]
経済企画庁けいざいきかくちょう へん 1992 『平成へいせい年度ねんどばん国民こくみん生活せいかつ白書はくしょ――少子しょうし社会しゃかい到来とうらい、その影響えいきょう対応たいおう大蔵省おおくらしょう印刷いんさつきょく、1400えん
◇Keynes, J. M. 1936 The General Theory of Employment, Interest and Money, Macmillan=1941 塩野谷しおのやきゅうじゅうきゅうやく,『雇傭こよう利子りしおよび貨幣かへい一般いっぱん理論りろん』,東洋経済新報社とうようけいざいしんぽうしゃ
木本もくほん 喜美子きみこ 19951120 『家族かぞく・ジェンダー・企業きぎょう社会しゃかい――ジェンダー・アプローチの模索もさく』,ミネルみねるァ書房ぁしょぼう,シリーズ・現代げんだい社会しゃかい家族かぞく,258p. ISBN: 4623025861 3675 [kinokuniya] ※
◇―――――  1996 「「家族かぞく賃金ちんぎん観念かんねん現代げんだいてき意味いみ――家族かぞく・「個人こじん生活せいかつ」・ジェンダー」、西川にしかわへん[1996]→1995 「「家族かぞく賃金ちんぎん」という観念かんねん現代げんだい家族かぞく」、木本きもと[1995:61-86]
小池こいけ 和男かずお 19910620 『仕事しごと経済けいざいがく』,東洋経済新報社とうようけいざいしんぽうしゃ,275p. ISBN: 4492260420 3700 [amazon]/[kinokuniya] ※,
◇――――― 19990506 『仕事しごと経済けいざいがく だいはん』,東洋経済新報社とうようけいざいしんぽうしゃ,349p. ISBN: 4492260579 3200+ [amazon]/[kinokuniya] ※
厚生こうせい労働省ろうどうしょう 20010426 『ワークシェアリングにかんする調査ちょうさ研究けんきゅう報告ほうこくしょ
 http://www.mhlw.go.jp/houdou/0104/h0426-4.html
厚生こうせい労働省ろうどうしょう発表はっぴょう 20020329 「ワークシェアリングにかんする政労せいろう使合意ごうい別紙べっし ワークシェアリングについての基本きほんてきかんがかた
 http://www.mhlw.go.jp/houdou/2002/03/h0329-1.html
久場くば うれし 1991 「資本しほんせい経済けいざい女子じょし労働ろうどう」(竹中たけなか恵美子えみこへんしん女性じょせい労働ろうどうろん』、有斐閣ゆうひかく選書せんしょ496、335p.):001-031
久場くば うれし へん 20020329 経済けいざいがくとジェンダー』叢書そうしょ現代げんだい経済けいざい社会しゃかいとジェンダー 1),明石書店あかししょてん,257p. 4-7503-1554-0 3800 [kinokuniya] ※
熊沢くまさわ まこと 20020424 女性じょせい労働ろうどう企業きぎょう社会しゃかい岩波いわなみ新書しんしょ ※
◇―――――  20030418 『リストラとワークシェアリング』岩波いわなみ新書しんしょしんあか834,213p. <289> ※
国広くにひろ陽子ようこ 19931110 「都市とし生活せいかつ世界せかい女性じょせい主婦しゅふ意識いしき」,矢澤やさわへん[1993:69-106] ◇Kruger, A.  1963 "The Economics of Discrimination", Journal of Political Economy October 1963 <367>
桑原くわばら 靖夫やすお 197810 「差別さべつ経済けいざい分析ぶんせき」,『日本にっぽん労働ろうどう協会きょうかい雑誌ざっし』1978-10 <*>
◇――――― 197811 「差別さべつ経済けいざい分析ぶんせき」,『日本にっぽん労働ろうどう協会きょうかい雑誌ざっし』1978-11 <*>
◇――――― 19800407 「せい差別さべつ経済けいざい理論りろん展望てんぼう」,『季刊きかん現代げんだい経済けいざい』38:084-099 <*>
◇Land, Hilary 1980 The Family Wage, Feminist Review 6
◇Lewis, Jane 1986 The Working-Class Wife and Mother and State Intervention, 1870-1918, Lewis ed.[1986]
◇Lewis, Jane ed. 1986 Labour and Love: Women's Experience of Home and Family, 1870-1918, Basil Blackwell
◇Lewis, W. A. 1954 "Economic Development with Unlimited Supplies of Labour," The Manchester School, May 1954
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◇Lloyd, C. B. ed. 1975 Sex, Discrimination, and the Division of Labor, Columbia Univ. Press
◇Madden, J. F. 1975 "Discrimination: A Manifestation of Male Market Power", Lloyd ed.[1975]
◇Mason, Roger 1998 The Economics of Conspicuous Consumption: Theory and Thought since 1700, Edward Elgar=200010 鈴木すずき信雄のぶおこう哲男てつお橋本はしもとつとむやく顕示けんじてき消費しょうひ経済けいざいがく』,名古屋大学出版会なごやだいがくしゅっぱんかい,242p. ISBN: 4815803919 [kinokuniya] ※
◇桝潟 俊子としこ  1991 「家族かぞくのコスト計算けいさん――教育きょういく介護かいごからみる」、上野うえのへん[1991:133-152]
宮島みやじま よう   1992 『高齢こうれい時代じだい社会しゃかい経済けいざいがく』、岩波書店いわなみしょてん、2200えん
三宅みやけ 義子よしこ へん 20011220 日本にっぽん社会しゃかいとジェンダー』明石書店あかししょてん叢書そうしょ 現代げんだい経済けいざい社会しゃかいとジェンダー3,276p. ISBN: 4750315060  3800+ [kinokuniya] ※
牟田むた 和恵かずえ 19960730 『戦略せんりゃくとしての家族かぞく――近代きんだい日本にっぽん国民こくみん国家こっか形成けいせい女性じょせい』,しん曜社,216p. 2200 ※
長坂ながさか 寿久としひさ 20000411 『オランダモデル――制度せいど疲労ひろうなき成熟せいじゅく社会しゃかい日本経済新聞社にほんけいざいしんぶんしゃ,236p. ISBN: 4532148219 1785 [kinokuniya] ※,
中田なかた 喜文よしふみ 1997 「日本にっぽんにおける男女だんじょ賃金ちんぎん格差かくさ要因よういん分析ぶんせき――どういち職種しょくしゅ男女だんじょ労働ろうどうしゃあいだ賃金ちんぎん格差かくさ存在そんざいするのか?」,中馬ちゅうま駿河するがへん[1997:173-199]
中村なかむら 陽一よういち川崎かわさき 賢子さとこ へん 2000 『アンペイド・ワークとはなにか』、藤原ふじわら書店しょてん
中澤なかざわ 俊一しゅんいち 20020819 『自社じしゃ人材じんざいかすワークシェアリング』,経営けいえい書院しょいん,204p. ISBN: 4879138185 1890 [kinokuniya] ※,
直井なおい 道子みちこ へん 1989 『家事かじ社会しゃかいがく』、サイエンスしゃ、1500えん
日本にっぽん婦人ふじん団体だんたい連合れんごうかい へん 1993 『婦人ふじん白書はくしょ 1993』、ほるぷ出版しゅっぱん、2800えん
日本にっぽん経営けいえいしゃ団体だんたい連盟れんめい日本にっぽん労働ろうどう組合くみあいそう連合れんごうかい 20011018 「「雇用こようかんする社会しゃかい合意ごうい推進すいしん宣言せんげん
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日本にっぽん労働ろうどう研究けんきゅう機構きこう研究所けんきゅうじょ へん 200205 『欧州おうしゅうのワークシェアリング――フランス、ドイツ、オランダ調査ちょうさ研究けんきゅう報告ほうこくしょ』,日本にっぽん労働ろうどう研究けんきゅう機構きこう,97p. ISBN: 4538891495 [kinokuniya],
日経連にっけいれん労働ろうどう問題もんだい研究けんきゅう委員いいんかい 199901 『ダイナミックでとくのあるくにをめざして』,日本にっぽん経団連けいだんれん出版しゅっぱん,578 ISBN:4-8185-9811-9
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日経連にっけいれん労働ろうどう問題もんだい研究けんきゅう委員いいんかい 200001 『「人間にんげんかおをした市場いちば経済けいざい」をめざして――平成へいせい12年版ねんばん労働ろうどう問題もんだい研究けんきゅう委員いいんかい報告ほうこく』,日経連にっけいれん出版しゅっぱん,46p. ISBN:4-8185-9912-3 578
 骨子こっしhttp://www.nikkeiren.or.jp/h_siryou/2000/20000112_roudou.htm
西にし 成彦なるひこ 20050314 「『三四郎さんしろう』の下層かそう』,ひめおか池内いけうち中川なかがわ岡野おかのへん[2005:314-318]
西村にしむら 豁通・中西なかにし ひろし竹中たけなか 恵美子えみこ 1996 『個人こじん共同きょうどうたい社会しゃかい科学かがく近代きんだいにおける社会しゃかい人間にんげん』,ミネルみねるァ書房ぁしょぼう,MINERVA人文じんぶん社会しゃかい科学かがく叢書そうしょ,429p. ISBN: 4623025497 5097 [kinokuniya] ※
根本ねもと たかし 20020201 『ワークシェアリング――『オランダ・ウェイ』にまな日本にっぽんがた雇用こよう革命かくめい』,ビジネスしゃ,210p. ISBN: 4828409688 1470 [kinokuniya] ※,
野田のだ 正彰まさあき 20050810 『この社会しゃかいゆがみについて――とざする青年せいねん病弊びょうへいする大人おとな』,ユビキタスタジオ,発売はつばい:KTC中央ちゅうおう出版しゅっぱん,127p. ISBN: 4877585001 [kinokuniya] ※,
◇Oakley, Ann 1974 Women's Work : The Housewife Past and Present, Deborah Rogers Ltd.,London (Vintage Books)=19860530 岡島おかじま茅花つばなやく,『主婦しゅふ誕生たんじょう』,三省堂さんせいどう,234p.
落合おちあい 恵美子えみこ 19940405 『21世紀せいき家族かぞくへ――家族かぞく戦後せんご体制たいせいかた・えかた』,有斐閣ゆうひかく有斐閣ゆうひかく選書せんしょ1613,244p. ISBN: 4641182051 1680 ※/千葉ちばしゃ4949/三鷹みたか367 [kinokuniya] *r
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◇―――――  20001031 『近代きんだい家族かぞくがりかど』,角川書店かどかわしょてん,269+11p. 2800 ※ *r
落合おちあい 仁司ひとし落合おちあい 恵美子えびす 1991 「家父長制かふちょうせいだれ利益りえきか――マルクス主義まるくすしゅぎフェミニズム批判ひはん」、『現代げんだい思想しそう』19-11:199-207
大庭おおば けん  1990 「平等びょうどう正当せいとう」、『現代げんだい哲学てつがく冒険ぼうけん3 差別さべつ』、岩波書店いわなみしょてん:227-313
◇―――――  20040727 『所有しょゆうという神話しんわ――市場いちば経済けいざい倫理りんりがく』,岩波書店いわなみしょてん,286+3p. ISBN:4-00-023396-3 3570 [kinokuniya][amazon]/[bk1] ※
荻野おぎの 美穂みほ田邊たなべ 玲子れいこひめおか とし千本せんぼん 暁子あきこ長谷川はせがわ 博子ひろこ落合おちあい 恵美子えみこ 19900723 制度せいどとしての<おんな>――せいさん家族かぞく比較ひかく社会しゃかい平凡社へいぼんしゃ,322p. 3300
小倉こくら とぎまる大橋おおはし 由香子ゆかこ へん 1991 『はたらく/はたらかない/フェミニズム――家事かじ労働ろうどうちん労働ろうどう呪縛じゅばく?!』、あおゆみしゃ、2575えん
岡野おかの はちだい 20011015 「リベラリズムの困難こんなんからフェミニズムへ」,江原えばらへん[2001:3-34]
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竹中たけなか 恵美子えみこ久場くば うれし へん 19940310 『労働ろうどうりょく女性じょせい――21世紀せいきへのパラダイム』,有斐閣ゆうひかく有斐閣ゆうひかく選書せんしょ,327p. ISBN: 464118206X 1995 [kinokuniya] ※
竹信たけのぶ 三恵子みえこ 20020314 『ワークシェアリングの実像じつぞう――雇用こよう分配ぶんぱいか、分断ぶんだんか』,岩波書店いわなみしょてん,250p. ISBN: 4000026437 2100 [kinokuniya] ※,
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玉井たまい きん久本ひさもと 憲夫のりお 20040215 高度こうど成長せいちょうのなかの社会しゃかい政策せいさく――日本にっぽんにおける労働ろうどう家族かぞくシステムの誕生たんじょうミネルみねるァ書房ぁしょぼう,MINERVA現代げんだい経済けいざいがく叢書そうしょ,250p. ISBN: 4623039765 4200 [kinokuniya] ※
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上野うえの 千鶴子ちづこ鶴見つるみ 俊輔しゅんすけ中井なかい 久夫ひさお中村なかむら 達也たつや宮田みやた とう山田やまだ 太一たいち へん 19911007 『システムとしての家族かぞく』(シリーズ変貌へんぼうする家族かぞく3)、岩波書店いわなみしょてん、2600えん
上野うえの 千鶴子ちづこ鶴見つるみ 俊輔しゅんすけ中井なかい 久夫ひさお中村なかむら 達也たつや宮田みやた のぼる山田やまだ 太一たいち へん 19911106 『家族かぞくのフォークロア』(シリーズ変貌へんぼうする家族かぞく 4),岩波書店いわなみしょてん,299p.ISBN:4000041444 2600 [kinokuniya] ※ *r
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■■『現代げんだい思想しそう』の特集とくしゅう

現代げんだい思想しそう』32-07(2004-06) 特集とくしゅう:フェミニズムの最前線さいぜんせんまえ――女性じょせい動員どういん主体しゅたい
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 http://www.seidosha.co.jp/siso/200406/
現代げんだい思想しそう』33-10(2005ねん09がつごう) 特集とくしゅうおんなはどこにいるのか
 246p. 1300えん本体ほんたい1238えん)ISBN: 4791711408 [kinokuniya] ※
 http://www.seidosha.co.jp/siso/200511/



*このファイルは文部もんぶ科学かがくしょう科学かがく研究けんきゅう補助ほじょきんけてなされている研究けんきゅう基盤きばん(B)・課題かだい番号ばんごう16330111 2004.4〜2008.3)の成果せいか/のための資料しりょう一部いちぶでもあります。
 http://www.ritsumei.ac.jp/acd/gr/gsce/p1/2004t.htm

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女性じょせい労働ろうどう家事かじ労働ろうどう性別せいべつ分業ぶんぎょう  ◇労働ろうどう  ◇家族かぞく  ◇フェミニズム  ◇差別さべつ  ◇立岩たていわ しん  ◇立岩たていわしん也:青土おうづちしゃとの仕事しごと 
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