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ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム - Wikipedia

ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム

ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム英語えいご:War Guilt Information Program)は、

  1. 太平洋戦争たいへいようせんそう終結しゅうけつ連合れんごう国軍こくぐん最高さいこう司令しれいかんそう司令しれい(GHQ/SCAP、以下いかGHQと略記りゃっき)が日本にっぽん占領せんりょう政策せいさく一環いっかんとして短期たんきったといわれる日本にっぽん国民こくみんたいするさい教育きょういく計画けいかく[1]ほんこう詳述しょうじゅつする。
  2. 戦争せんそう責任せきにん(ウォー・ギルト)広報こうほう(インフォメーション)計画けいかく(プログラム)」戦犯せんぱん裁判さいばん記録きろく情報じょうほうとう公開こうかいしたもの。この情報じょうほう記録きろく日本にっぽん独立どくりつ行政ぎょうせい法人ほうじん国立こくりつ公文書こうぶんしょかんにある[2]
「Draft of c/n, Subject : War Guilt Information Program」の1ページ「東京とうきょう裁判所さいばんしょについて」のぼつとなった文書ぶんしょ。ただし、内容ないよう海外かいがいにおける戦犯せんぱん起訴きそ判決はんけつ状況じょうきょうについて日本人にっぽんじん関心かんしんこたえてらせる必要ひつようや、それとともに広島ひろしまといった占領せんりょう悪影響あくえいきょうあたえかねない情報じょうほうまで日本にっぽん逆流ぎゃくりゅうしかねない問題もんだいについて、報告ほうこくしたもので、これ自体じたいほんこう詳述しょうじゅつする冒頭ぼうとうの1.ではなく、むしろ2.のたんなる情報じょうほう公開こうかいつながる内容ないようのものとなっている。

1.について

編集へんしゅう

1.の「ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム」でおもおこなわれたのは、連合れんごうこくがわ提供ていきょうした情報じょうほうもとづいて、事実じじつじょう連合れんごうこくがわ見地けんちった解釈かいしゃく戦争せんそう経過けいかかえ新聞しんぶん記事きじを10日間にちかん掲載けいさいし、および連合れんごうこくがわ見地けんちった解釈かいしゃく戦争せんそう経過けいかかえしゅう1かいのラジオ放送ほうそうやく2かげつあいだ放送ほうそうしたことだったとされる(その聴取ちょうしゅしゃからの質問しつもんこたえる番組ばんぐみきゅうげつ放送ほうそう[3]

名称めいしょうは、江藤えとうあつしが1989ねん自著じちょ紹介しょうかいしたのが最初さいしょである[4]が、たんなる一種いっしゅ陰謀いんぼうろんとの見方みかたつよい。とくに江藤えとうあつしが「日本人にっぽんじんしん国家こっかつみとその淵源えんげんかんする目的もくてき開始かいしし、かつこれまでに影響えいきょうおよぼしてきた民間みんかん情報じょうほう活動かつどう概要がいよう」といった語句ごくがあったとする、1948ねん2がつ6にちけの民間みんかん情報じょうほう教育きょういくきょく文書ぶんしょは、2022ねん現在げんざいにおいてもいまだに所在しょざいあきらかにされておらず、公開こうかいもされていないため真偽しんぎ不明ふめいである。[よう出典しゅってん]

概要がいよう

編集へんしゅう

CIE設立せつりつ指令しれいa3こうふくまれている、日本人にっぽんじんに「ウォー・ギルト」(えい: war guilt)を周知しゅうちさせるという任務にんむもとづき開始かいしされたものである[5]

「ウォー・ギルト」につづかたりとしては様々さまざま用例ようれい当時とうじ文書ぶんしょからは見出みいだされるが、「ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム」は1946ねん1がつ8にち承認しょうにんされた「日本人にっぽんじんさい方向ほうこうづけのための積極せっきょくてき政策せいさく」にもとづき開始かいしされた[6]

江藤えとうは、1989ねん著書ちょしょとざされた言語げんご空間くうかん』で、「ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム」(戦争せんそうについての罪悪ざいあくかん日本人にっぽんじんしんけるための宣伝せんでん計画けいかく)という名称めいしょうはGHQの内部ないぶ文書ぶんしょもとづくものであるとろんじている[7]。この名称めいしょう高橋たかはし史朗しろう[8]藤岡ふじおか信勝のぶかつ[9]小林こばやしよしのり[10]櫻井さくらいよしこ[11]保阪ほさかただしやすし[12]西尾にしおみき[13]かちおかひろし[14]ケント・ギルバートのほか、『産経新聞さんけいしんぶん[15]使用しようしている。ウォー・ギルト[16]WGIP[17]という略称りゃくしょうもちいられる。

"War Guilt"は、一般いっぱんてきには「戦争せんそう責任せきにん」を用語ようごである。ヴェルサイユ条約じょうやくだい231じょうは、通称つうしょう"War Guilt Clause"、「戦争せんそう責任せきにん条項じょうこう」とばれている[18][19]

1979ねん昭和しょうわ54ねん)よりウィルソン・センターでべいぐん占領せんりょう検閲けんえつ事情じじょう調査ちょうさしていた江藤えとうは、アマースト大学だいがく史学しがく教授きょうじゅレイ・ムーアより「Draft of c/n, Subject : War Guilt Information Program, From : CIE, To : G-2 (CIS), : Date : 6 February 1948」と表題ひょうだいされた文書ぶんしょのコピーを提供ていきょうされたという[20]江藤えとうはこの文書ぶんしょについて、1948ねん昭和しょうわ23ねん)2がつ6にちづけでCI&E(民間みんかん情報じょうほう教育きょういくきょく)からG-2(CIS・参謀さんぼうだい2部民ぶみんあいだ諜報ちょうほうきょくてにはっせられたGHQの内部ないぶ文書ぶんしょであるとしており、「コピーには特段とくだんのスタンプはいが、推測すいそくするところThe National Record Center, Suitland, Marylandで、ムーア教授きょうじゅがGHQ文書ぶんしょ閲覧えつらんちゅう発見はっけんしたものとおもわれる。」とべている[20]

しかし、主張しゅちょう根拠こんきょとなった「Draft of c/n, Subject : War Guilt Information Program, From : CIE, To : G-2 (CIS), : Date : 6 February 1948」と表題ひょうだいされたGHQの内部ないぶ文書ぶんしょそのものは江藤えとうらによって公開こうかいされていなかった。また、この表題ひょうだいには「ドラフト(あん)」との記載きさいがあったことから、真偽しんぎうたが主張しゅちょうもあった[21]

2015ねん平成へいせい28ねん)、関野せきの通夫みちお[22] が、「ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム」の名称めいしょう使用しようしているGHQの指令しれい文書ぶんしょ[23]国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかん所蔵しょぞうの「GHQ/SCAP文書ぶんしょ[24][25][26][27][28][29]なか存在そんざい[30] していると、自著じちょ[31]や『正論せいろん』(2015ねん5がつごう[22]写真しゃしんかかげて主張しゅちょうし、けん文書ぶんしょ明星大学めいせいだいがく戦後せんご教育きょういく研究けんきゅうセンターで発見はっけんしたとべている[22]関野せきの調査ちょうさたり、同大どうだい教授きょうじゅ高橋たかはし史朗しろうおよびどう戦後せんご教育きょういく研究けんきゅうセンター勤務きんむかちおかひろしからアドバイスをたとべている[22][32])。

内容ないよう

編集へんしゅう

「ウォー・ギルト・インフォーメーション・プログラム」の冒頭ぼうとうには、「CIS局長きょくちょうと、CI&E局長きょくちょう、およびその代理だいりしゃあいだ最近さいきん会談かいだんにもとづき、民間みんかん情報じょうほう教育きょういくきょくは、ここに同局どうきょくが、日本人にっぽんじんしん国家こっかつみとその淵源えんげんかんする自覚じかくえつける目的もくてきで、開始かいししかつこれまでに影響えいきょうおよぼして民間みんかん情報じょうほう活動かつどう概要がいよう提出ていしゅつするものである。」とある[33]

ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラムについて江藤えとうは、その嚆矢こうしである太平洋戦争たいへいようせんそうという宣伝せんでん文書ぶんしょを「日本にっぽんの「軍国ぐんこく主義しゅぎもの」と「国民こくみん」とを対立たいりつさせようという意図いとひそめられ、この対立たいりつ仮構かこうすることによって、実際じっさいには日本にっぽん連合れんごうこくとく日本にっぽん米国べいこくとのあいだのたたかいであった大戦たいせんを、現実げんじつには存在そんざいしなかった「軍国ぐんこく主義しゅぎしゃ」と「国民こくみん」とのあいだのたたかいにすりえようとする底意そこいめられている」と分析ぶんせき[33]。また、「もしこの架空かくう対立たいりつ図式ずしきを、現実げんじつ錯覚さっかくし、あるいはなんらかの理由りゆう錯覚さっかくしたふりをする日本人にっぽんじん出現しゅつげんすれば、CI&Eの「ウォー・ギルト・インフォーメーション・プログラム」は、一応いちおう所期しょき目的もくてき達成たっせいしたといってよい。つまり、そのとき、日本にっぽんにおける伝統でんとうてき秩序ちつじょ破壊はかいのための、永久えいきゅう革命かくめい図式ずしき成立せいりつする。以後いご日本人にっぽんじん大戦たいせんのために傾注けいちゅうしたおびただしいエネルギーは、二度にどふたた米国べいこくけられることなく、もっぱら「軍国ぐんこく主義しゅぎしゃ」ときゅう秩序ちつじょ破壊はかいけられるにちがいない」とも指摘してきしている[33]

また、「軍国ぐんこく主義しゅぎしゃ」と「国民こくみん」の対立たいりつという架空かくう図式ずしき導入どうにゅうすることによって、「国民こくみん」にたいする「つみ」をおかしたのも、「現在げんざいおよび将来しょうらい日本にっぽん苦難くなん窮乏きゅうぼう」も、すべて「軍国ぐんこく主義しゅぎしゃ」の責任せきにんであって、米国べいこくにはなんらの責任せきにんもないという論理ろんり成立せいりつ可能かのうになる。大都市だいとし差別さべつ爆撃ばくげきも、広島ひろしま長崎ながさきへの原爆げんばく投下とうかも、「軍国ぐんこく主義しゅぎしゃ」がわるかったからおこった災厄さいやくであって、実際じっさいばくだんおとした米国べいこくじんにはすこしもわるいところはない、ということになるのである」としている[33]

“WGIP”をおも担当たんとうしたのはGHQの民間みんかん情報じょうほう教育きょういくきょく (CIE) で、“WGIP”の内容ないようはすべてCIEの機能きのうふくまれている[34][35]当初とうしょはCIEに“War Guilt & Anti-Millitarist”(これまで「戦犯せんぱんはん軍国ぐんこく主義しゅぎ」とやくされてきた)[36][37]、あるいは“War Guilt & Criminal”[38] という名称めいしょう下部かぶ組織そしきのちに「」)がかれていた(1945ねん11月の組織そしき改編かいへん消滅しょうめつ)。

“WGIP”は「なにつたえさせるか」という積極せっきょくてき政策せいさくであり、検閲けんえつなどのような「なにつたえさせないか」という消極しょうきょくてき政策せいさく表裏一体ひょうりいったい関係かんけいであり、後者こうしゃれいとしてプレスコード代表だいひょうてきである。1946ねん昭和しょうわ21ねん)11がつまつにすでに「削除さくじょまたは掲載けいさい発行はっこう禁止きんし対象たいしょうとなるもの」として「SCAP-連合れんごうこく最高さいこう司令しれいかん司令しれい)にたいする批判ひはん」など30項目こうもくおよ検閲けんえつ指針ししんがまとめられていたことが、べい国立こくりつ公文書こうぶんしょかん分室ぶんしつ所在しょざい資料しりょうによってあきらかである[39]プランゲ文庫ぶんこ保存ほぞんのタイプコピーには、多少たしょうちがいがあるが同様どうよう検閲けんえつ指針ししんとして具体ぐたいてき内容ないようげられている。

中国共産党ちゅうごくきょうさんとうによる「二分にぶんほう

編集へんしゅう

2014ねん7がつイギリス国立こくりつ公文書こうぶんしょかん所蔵しょぞうする英国えいこくないのスパイ摘発てきはつ国家こっか機密きみつ漏洩ろうえい阻止そしなどの防諜ぼうちょうになうMI5などの秘密ひみつ文書ぶんしょのうち、「共産きょうさん主義しゅぎしゃとその共感きょうかんしゃ」と名付なづけられたカテゴリーに『ノーマン・ファイル』(分類ぶんるい番号ばんごうKV2/3261)があることが公表こうひょうされ、戦後せんご日本にっぽんでGHQの通訳つうやくをして日本にっぽん共産党きょうさんとう支援しえんしていたエドガートン・ハーバート・ノーマンについてガイ・リッデルMI5ふく長官ちょうかんからカナダ連邦れんぽう騎馬きば警察けいさつ(RCMP)ニコルソン長官ちょうかんてた1951ねん10がつ9にちづけ書簡しょかんないで「イギリス共産党きょうさんとうふか関係かんけいしていたことはうたがいようがない」と共産きょうさん主義しゅぎしゃのスパイだとしるされていたことが判明はんめいした[40]どうファイルには、GHQでマッカーサーの政治せいじ顧問こもんづけ補佐ほさかんだった米国べいこく外交がいこうかんジョン・エマーソン英語えいごばんがノーマンの共産きょうさん主義しゅぎしゃ疑惑ぎわく関連かんれんしてべい上院じょういん国内こくない治安ちあんしょう委員いいんかい証言しょうげんした記録きろくふくまれていた[41]

『ノーマン・ファイル』によると、エマーソンは1944ねん11月にアメリカ軍事ぐんじ視察しさつだん英語えいごばん戦時せんじ情報じょうほうきょく(OWI)の一員いちいんとして中国ちゅうごくのべやすおとずれ、同地どうち中国共産党ちゅうごくきょうさんとう野坂のさかさんさん日本にっぽん人民じんみん解放かいほう連盟れんめいつうじて日本にっぽんぐん捕虜ほりょ心理しんりせん洗脳せんのう工作こうさく)をおこない、成功せいこうしていることをった[41]。それは軍国ぐんこく主義しゅぎしゃ人民じんみん区別くべつする「二分にぶんほう」をもちいて、軍国ぐんこく主義しゅぎしゃへの批判ひはん人民じんみんへの同情どうじょうかえびかけ、捕虜ほりょ反戦はんせん贖罪しょくざい意識いしきけていく内容ないようだった[42][43]

高橋たかはし史朗しろうは、占領せんりょうぐん日本人にっぽんじん戦争せんそう犯罪はんざい意識いしきませるために、共産きょうさん主義しゅぎしゃ社会しゃかい主義しゅぎしゃ利用りようし、「精神せいしんてき武装ぶそう解除かいじょ」を実現じつげんさせるため左翼さよくやリベラル利用りようして「内部ないぶからの自己じこ崩壊ほうかい」を「教育きょういく民主みんしゅ」の美名びめいした支援しえんすることが占領せんりょうぐん根本こんぽんてき政策せいさくだった、とべている[44]

エマーソンは、のべやすにおける洗脳せんのう工作こうさく成果せいかがアメリカのたいにち政策せいさくにも役立やくだつとかんがえた[41]のち大森おおもりみのるたいし、「(のべやすでの収穫しゅうかくもと日本にっぽん降伏ごうぶく勧告かんこくする宣伝せんでん戦後せんごたいする心理しんり作戦さくせんかんがえた」とかたっている[42]

産経新聞さんけいしんぶんは、GHQが占領せんりょう日本にっぽんで「軍国ぐんこく主義しゅぎしゃ」と「国民こくみん」の分断ぶんだん意図いとした政策せいさく実施じっししたとし、これらはエマーソンが「二分にぶんほう」をもちいた中国共産党ちゅうごくきょうさんとう洗脳せんのう手法しゅほうからまなんだものであるとしている[45]

1945ねん昭和しょうわ20ねん)7がつ26にちはっせられたポツダム宣言せんげんだい6こうには「われとう無責任むせきにんナル軍国ぐんこく主義しゅぎ世界せかいヨリ駆逐くちくセラルルニいたりまで平和へいわ安全あんぜん正義まさよししん秩序ちつじょせいとくザルコトヲ主張しゅちょうスルモノナルヲ以テ日本国にっぽんこく国民こくみん欺瞞ぎまんヲシテ世界せかい征服せいふくきょヅルノ過誤かごおかせサシメタルしゃ権力けんりょく勢力せいりょく永久えいきゅう除去じょきょセラレザルベカラズ」としるされており[46]、8がつ14にち日本にっぽん政府せいふはこの宣言せんげん受諾じゅだくした。

9月22にち降伏ごうぶくニ於ケル米国べいこく初期しょきたいにち方針ほうしん米国べいこくマッカーサーたいし「日本国にっぽんこく国民こくみんたいシテハ其ノ現在げんざい将来しょうらい苦境くきょう招来しょうらいせき陸海りくかいぐん指導しどうしゃ及其ノ協力きょうりょくしゃためシタル役割やくわり徹底的てっていてきラシムルため一切いっさい努力どりょくためサルベシ」と指令しれいした。

GHQは1945ねん10がつ2にち一般いっぱん命令めいれいだいよんごういて「各層かくそう日本人にっぽんじんに、かれらの敗北はいぼく戦争せんそうかんするつみ現在げんざいおよび将来しょうらい日本にっぽん苦難くなん窮乏きゅうぼうたいする軍国ぐんこく主義しゅぎしゃ責任せきにん連合れんごうこく軍事ぐんじ占領せんりょう理由りゆう目的もくてきを、周知しゅうち徹底てっていせしめること」と勧告かんこくした[47]

米国べいこく政府せいふ連合れんごう国軍こくぐん最高さいこう司令しれいかんたいし11月3にち日本にっぽん占領せんりょうおよ管理かんりのための降伏ごうぶくにおける初期しょき基本きほんてき指令しれいはっし「かんは、適当てきとう方法ほうほうをもって、日本人にっぽんじんみんぜん階層かいそうたいしその敗北はいぼく事実じじつ明瞭めいりょうにしなければならない。かれらの苦痛くつう敗北はいぼくは、日本にっぽん不法ふほうにして無責任むせきにん侵略しんりゃく行為こういによってもたらされたものであるということ、また日本人にっぽんじん生活せいかつしょ制度せいどから軍国ぐんこく主義しゅぎ除去じょきょされたときはじめて日本にっぽん国際こくさい社会しゃかい参加さんかすることがゆるされるものであるということをかれらにたいして認識にんしきさせなければならない。かれらが国民こくみん権利けんり日本にっぽん国際こくさい義務ぎむ尊重そんちょうする軍国ぐんこく主義しゅぎてき民主みんしゅ主義しゅぎてき日本にっぽん発展はってんさせるものと期待きたいされているということをかれらにらせなければならない。かんは、日本にっぽん軍事ぐんじ占領せんりょうは、連合れんごうこく利益りえきのためおこなわれるものであり、日本にっぽん侵略しんりゃく能力のうりょく戦力せんりょく破壊はかいするため、また日本にっぽんわざわいをもたらした軍国ぐんこく主義しゅぎ軍国ぐんこく主義しゅぎてきしょ制度せいど除去じょきょするために必要ひつようなものであるということを明瞭めいりょうにしてやらなければならない。(下略げりゃく)」と命令めいれいした[12]

どう12がつ8にち、GHQは新聞しんぶんしゃたい用紙ようし特配とくはいし、日本にっぽんぐん残虐ざんぎゃく行為こうい強調きょうちょうした「太平洋戦争たいへいようせんそう」を連載れんさいさせた。その前書ぜんしょつぎ文言もんごんはじまる。

日本にっぽん軍国ぐんこく主義しゅぎしゃ国民こくみんたいしておかしたつみ枚挙まいきょに遑(いとま)がないほどであるが、そのうち幾分いくぶんかはすで公表こうひょうされてゐるものの、そのおおくはいま白日はくじつしたさらされてをらず、ときのたつにしたがえつて次々つぎつぎうごかすことの出来でき明瞭めいりょう資料しりょうによつて発表はっぴょうされてくことにならう。(下略げりゃく[注釈ちゅうしゃく 1][33]

それと平行へいこうし、GHQはよく9にちからNHKのラジオを利用りようして「真相しんそうはかうだ[48]放送ほうそう開始かいしした。番組ばんぐみはその、「真相しんそうばことう名称めいしょう体裁ていさいえつつ続行ぞっこうされた。1948ねん昭和しょうわ23ねん以降いこう番組ばんぐみ民間みんかん情報じょうほう教育きょういくきょく (CIE) の指示しじによりキャンペーンをおこなうインフォメーション・アワーへ[49]わった[11]

1945ねん昭和しょうわ20ねん)12月15にち、GHQは神道しんとう指令しれいはっするとともに、以後いご検閲けんえつによって「だい東亜とうあ戦争せんそう」という文言もんごん強制きょうせいてきすべて「太平洋戦争たいへいようせんそう」へと書換かきかえさせ言論げんろん統制とうせいした。当時とうじべいぐん検閲けんえつかん開封かいふうした私信ししん江藤えとうは「戦地せんちにいる肉親にくしんへの郵便ゆうびん」かという)はつぎのような文言もんごんめつくされていた。

突然とつぜんのことなのでおどろいております。政府せいふがいくら最悪さいあく事態じたいになったといっても、聖戦せいせん完遂かんすいちかった以上いじょう犬死いぬじにはしたくありません。てき人道じんどう主義しゅぎ国際こくさい主義しゅぎなどととなえていますが、日本人にっぽんじんたいしてしたあの所業しょぎょうはどうでしょうか。かずれぬ戦争せんそう犠牲ぎせいしゃのことをおもってほしいとおもいます。にくしみをかんじないわけにはいきません」(8がつ16にちづけ
だい東亜とうあ戦争せんそうがみじめな結末けつまつむかえたのは承知しょうちとおりです。通学つうがく途中とちゅうにも、場所ばしょでも、あのにく米兵べいへい姿すがたかけなければならなくなりました。今日きょう午後ごごには、米兵べいへい何人なんにん学校がっこうちかくの床屋とこやにはいっていました。/べいへい学校がっこうにもやってて、教室きょうしつまわってきました。なにていやな奴等やつらでしょう! ぼくたち子供こどもですら、いかりをかんじます。戦死せんしした兵隊へいたいさんがこの光景こうけいたら、どんな気持きもちがするでしょうか」(9がつ29にちづけ

江藤えとうは、「ここで注目ちゅうもくすべきは、当時とうじ日本人にっぽんじん戦争せんそう敗戦はいせん悲惨ひさんさをもたらしたのが、みずからの「邪悪じゃあく」さとはかんがえていなかったという事実じじつである。/「かずれぬ戦争せんそう犠牲ぎせいしゃは、日本にっぽんの「邪悪じゃあく」さのゆえうまれたのではなく、「てき」、つまりべいぐん殺戮さつりく破壊はかい結果けっかうまれたのである。「にくしみ」をかんずべき相手あいて日本にっぽん政府せいふ日本にっぽんぐんであるよりは、ずもってとう殺戮さつりくしゃ破壊はかいしゃでなくてはならない。当時とうじ日本人にっぽんじんは、ごく順当じゅんとうにこうかんがえていた。」と主張しゅちょうした[50]

GHQ文書ぶんしょ月報げっぽう)には敗戦はいせん直後ちょくご様子ようすしるされていた。「占領せんりょうぐん東京とうきょういれしたとき、日本人にっぽんじんあいだ戦争せんそう贖罪しょくざい意識いしきまったくといっていいほど存在そんざいしなかった。(りゃく日本にっぽん敗北はいぼくたん産業さんぎょう科学かがく劣性れっせい原爆げんばくのゆえであるという信念しんねんきわたっていた」[51]

こうした日本人にっぽんじん国民こくみん感情かんじょうはそのもしばらくつづき、CIEの文書ぶんしょはG-2(CIS)隷下れいか民間みんかん検閲けんえつ支隊したい (CCD) の情報じょうほうによれば昭和しょうわ23ねんになっても「依然いぜんとして日本人にっぽんじんしんに、占領せんりょうしゃのぞむようなかたちで「ウォー・ギルト」が定着ていちゃくしてなかった」有力ゆうりょく証拠しょうこである、また、このプログラムが以後いご正確せいかく東京とうきょう裁判さいばんなどの節目ふしめ々々の時期じきわせて展開てんかいしていった事実じじつ看過かんかできないとも江藤えとう主張しゅちょうした[52]

東京とうきょう裁判さいばん東條とうじょう英機ひできによる陳述ちんじゅつがあったその2かげつ民間みんかん情報じょうほう教育きょういくきょく (CIE) は世論せろん動向どうこうかんしてつぎのような分析ぶんせきおこなっている。

一部いちぶ日本人にっぽんじんなかには(中略ちゅうりゃく東條とうじょう確信かくしんつて主張しゅちょうした、かれ勇気ゆうき日本にっぽん国民こくみん称賛しょうさんすべきだとする感情かんじょうこうまつてゐる。これは、東條とうじょう処刑しょけいするだんになると東條とうじょう殉教じゅんきょうといふところまで拡大かくだいするおそれがある。」「広島ひろしまにおける原子げんしばくだん使用しようを『残虐ざんぎゃく行為こうい』と做す・・・最近さいきん傾向けいこう[53]

こうした国民こくみん機運きうん醸成じょうせいたいしCIE局長きょくちょうは6がつ19にち民間みんかん諜報ちょうほうきょく (CIS) の同意どういうえで、プログラムにだいさん段階だんかいくわえる手筈てはずととのえ、情報じょうほう宣伝せんでんける対抗たいこう処置しょちった[14][ようページ番号ばんごう]

年表ねんぴょう

編集へんしゅう

1945ねん昭和しょうわ20ねん

1946ねん昭和しょうわ21ねん

  • 1がつ11にち - 文部省もんぶしょう修身しゅうしん日本にっぽん歴史れきし地理ちり停止ていしかんするGHQ指令しれいについて通達つうたつ[56]
  • 2がつ12にち - 文部省もんぶしょう修身しゅうしん国史こくし地理ちり教科書きょうかしょ回収かいしゅうについて通達つうたつ[56]
  • 4がつ9にち - 文部省もんぶしょう国史こくし教科書きょうかしょ代用だいよう教材きょうざいとして『太平洋戦争たいへいようせんそう』を購入こうにゅう利用りようするよう通達つうたつ[57][58]
  • 5月3にち - 極東きょくとう国際こくさい軍事ぐんじ裁判さいばん[33][59]審理しんり開始かいし以来いらい、1948ねん4がつ16にちまでのうち、1948ねん1がつまでは、だい1放送ほうそうにおいて正午しょうごと15定時ていじニュースで速報そくほうを、1915ふんから15分間ふんかんにその審理しんり概要がいよう毎日まいにちつたえ、毎週まいしゅう日曜にちよう2130ふんから30分間ふんかん現地げんち録音ろくおんした素材そざい中心ちゅうしんに、裁判さいばん模様もよう放送ほうそうした。1948ねん1がつ以降いこうは、前記ぜんきのうち裁判さいばん録音ろくおん番組ばんぐみだい2放送ほうそう毎週まいしゅう日曜にちよう2100ふんから15分間ふんかん変更へんこうした。

1949ねん昭和しょうわ24ねん

  • 2がつ長崎ながさきかねにマニラの悲劇ひげき特別とくべつ附録ふろくとして挿入そうにゅうさせる。

内容ないよう矛盾むじゅん

編集へんしゅう

実際じっさいに、「真相しんそうはかうだ」といった連合れんごうこく都合つごう解釈かいしゃくのラジオがやく3ねんほど放送ほうそうされたのは事実じじつであり、「真相しんそうはかうだ」の放送ほうそう当時とうじ日本にっぽん全国ぜんこくから「連合れんごうこくがわかたよっている」とう批判ひはん殺到さっとうしていた[60]

日本にっぽん国内こくない右翼うよく思想しそうたかめるために右派うはけい独自どくじ製作せいさくした偽物にせものという指摘してきがある[61]また、WGIPをあつかうサイトはすべ洗脳せんのうけたと主張しゅちょうする日本にっぽんのサイトであり、発端ほったんとするアメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくイギリスフランス中華人民共和国ちゅうかじんみんきょうわこくおよ台湾たいわんなどでの認知にんちはなく、関連かんれんサイトはウィキペディアをはじめとして日本語にほんごばんのみしか存在そんざいしなく、英語えいごをはじめとする外国がいこく説明せつめいされているサイトが一切いっさいない。[よう出典しゅってん]

WGIPが日本人にっぽんじん罪悪ざいあくかんあたえる計画けいかくというのが存在そんざいしていたとしても、成功せいこうしたとはいいがたいとのこえもある[62]

論評ろんぴょうなど

編集へんしゅう
産経新聞さんけいしんぶん
産経新聞さんけいしんぶんつぎのようにろんじている。
占領せんりょう連合れんごう国軍こくぐんそう司令しれい (GHQ) が実施じっしした「戦争せんそうについての罪悪ざいあくかん日本人にっぽんじんしんえつけるための宣伝せんでん計画けいかく」(ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラムと同義どうぎ)は、いまかたちえて教育きょういく現場げんばつづけている。(中略ちゅうりゃく文芸ぶんげい評論ひょうろん江藤えとうあつし著書ちょしょとざされた言語げんご空間くうかん』のなかつぎのようにいている。

いったんこの(GHQの)検閲けんえつ宣伝せんでん計画けいかく構造こうぞうが、日本にっぽん言論げんろん機関きかん教育きょういく体制たいせい定着ていちゃくされ、維持いじされるようになれば、(中略ちゅうりゃく日本人にっぽんじんアイデンティティ歴史れきしへの信頼しんらいは、いつまでも内部ないぶ崩壊ほうかいつづけ、また同時どうじにいつなんでも国際こくさいてき検閲けんえつ脅威きょういさらされ

1999ねん平成へいせい11ねん)7がつ21にちした江藤えとうの「予言よげん」は、不幸ふこうにも現実げんじつのものとなろうとしている[63]
高橋たかはし史朗しろう
高橋たかはし史朗しろう明星大みょうじょうだい教授きょうじゅは、
東京とうきょう裁判さいばん倫理りんりてき正当せいとうであることをしめすとともに、侵略しんりゃく戦争せんそうおこなった日本にっぽん国民こくみん責任せきにん明確めいかくにし戦争せんそう贖罪しょくざい意識いしきえつけることであり、いわば日本人にっぽんじんへの『マインドコントロール計画けいかく』だった」とろんじている[15]
有山ありやま輝雄てるお
有山ありやま輝雄てるおは、『とざされた言語げんご空間くうかん』の新刊しんかん紹介しょうかいで、だいいち資料しりょうによって占領せんりょうぐん検閲けんえつあきらかにした先駆せんくてき研究けんきゅうであるとしながらも「著者ちょしゃ主張しゅちょうむすびつけるための強引ごういん資料しりょう解釈かいしゃく随所ずいしょ見受みうけられる。また、占領せんりょうぐん検閲けんえつ様々さまざまあく根源こんげんしつける悪玉あくだま善玉ぜんだま史観しかんになっているが、これは現在げんざい政治せいじ状況じょうきょう思想しそう状況じょうきょうへの著者ちょしゃ戦術せんじゅつなのであろう」とひょうした[64]
山本やまもと武利たけとし
山本やまもと武利たけとしは、江藤えとう占領せんりょう研究けんきゅうについて、占領せんりょうぐん検閲けんえつ方針ほうしんしめしただいいち資料しりょうをGHQ関係かんけい資料しりょうによって検証けんしょうした先駆せんくてき仕事しごとであると評価ひょうかした[65]。Robert Jacobsによれば、山本やまもと江藤えとう著書ちょしょ重要じゅうようせいみとめながらも1996ねんの『占領せんりょうメディア分析ぶんせき』で江藤えとう反論はんろんし、降伏ごうぶく以前いぜん日本にっぽん当局とうきょくによる検閲けんえつ横行おうこうしていた反面はんめん米国べいこくによる検閲けんえつたいしては日本にっぽん左翼さよく[だれ?]抵抗ていこうしたという事実じじつ江藤えとう無視むししたと、山本やまもとべたとしている[66]
はたいく
はたいくは、江藤えとうの「歴史れきし記述きじゅつパラダイム規定きてい言語げんご空間くうかん限定げんていし、かつ閉鎖へいさした」や、高橋たかはしの「日本人にっぽんじんマインドコントロール計画けいかく」などの主張しゅちょうたいして、「たしてそんなだいそれたものか」「江藤えとう論調ろんちょう必然ひつぜんてき反米はんべい思想しそうきつく」と否定ひていしている[67]はたべい留学りゅうがくちゅう江藤えとう体験たいけんだん引用いんようしながら、江藤えとうが「日米にちべい関係かんけいにひそむ『あまえの構造こうぞう』にはやくからづ」いており「それを最大限さいだいげん利用りようしていたよう」だと論評ろんぴょう江藤えとうろんは「アメリカせい公文書こうぶんしょいに、陰謀いんぼうの『証拠しょうこかため』にした」、「相手あいて中国ちゅうごく朝鮮ちょうせん半島はんとうであれば厄介やっかい紛争ふんそうまねきかねないが、アメリカならききながすかわらいにまぎらすだけ」の「陰謀いんぼうせつ」であり、このような「(日米にちべい協調きょうちょう同盟どうめい関係かんけいを)たいべい従属じゅうぞくなし、『あまえてもおこられない』(おこってくれない)のを承知しょうちうえ反発はんぱつする論調ろんちょう」は今後こんごえないだろうとべている[67]
賀茂かも道子みちこ
賀茂かも道子みちこは、日本にっぽんは「無条件むじょうけん降伏ごうぶく」したにもかかわらず、日本にっぽんぐんによる捕虜ほりょ虐待ぎゃくたい占領せんりょうでの住民じゅうみん虐殺ぎゃくさつ(バターン行進こうしん南京なんきん虐殺ぎゃくさつ、マニラの虐殺ぎゃくさつなど)などの残虐ざんぎゃく行為こういたいし、日本にっぽんがわまった反省はんせいいろいばかりか、外務省がいむしょう原爆げんばく投下とうか批判ひはん国際こくさい世論せろん形成けいせいするために、在外ざいがい公館こうかんつうじてプロパガンダをおこなおうとしていた。その対抗たいこうさくとして「ウォー・ギルト・プログラム」がおこなわれたのであり、それは連合れんごうこくがわからすれば当然とうぜんであろうとべている[4][注釈ちゅうしゃく 4]
のう川元かわもとはじめ
日本にっぽん占領せんりょう終結しゅうけつすうじゅうねんはじめて洗脳せんのうやマインドコントロールがつよ効力こうりょく発揮はっきしたとする江藤えとうらのせつは、中国ちゅうごくおこなわれた思想しそう改造かいぞうすうねんけていったことを報告ほうこくするほか事例じれい整合せいごうせず、蓋然性がいぜんせいひくいとのう川元かわもとはじめ指摘してきする[68]

"WGIP"の記述きじゅつがあるGHQの文書ぶんしょ

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一部いちぶには当時とうじのラジオにおける戦争せんそう内幕うちまく暴露ばくろ番組ばんぐみともいうべき『眞相しんそうはかうだ』『眞相しんそうばことうとのかかわりがてきたり、また、ときに占領せんりょう関係かんけいしゃらの(連合れんごうぐんがわにとってのものにせよ)真実しんじつあきらかにするのだ、それによって民主みんしゅ主義しゅぎきずくのだといった意気込いきごみがかれているものの、内容ないようてきには、南京なんきん事件じけんやマニラ虐殺ぎゃくさつといった事件じけん存在そんざいについてすららなかった日本人にっぽんじんたいし、とりわけ戦犯せんぱん容疑ようぎをかけられているものやその家族かぞくらのためにも、そもそも、なぜ戦犯せんぱん裁判さいばんおこなわれているのか、戦犯せんぱん容疑ようぎしゃらがなぜ嫌疑けんぎをかけられ、どのようなつみわれているのかをらせ、理解りかいさせるための広報こうほう活動かつどう情報じょうほう提供ていきょう活動かつどうについてのものだともうことが出来できる。したがって、いずれも、ほんこう冒頭ぼうとう2.でいう「ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム」の一環いっかんだともえ、このなかにその範囲はんいえて、一部いちぶかたられるような洗脳せんのう計画けいかくとまで断定だんていできる内容ないようのものがあるとれるかについてはむずかしい。

脚注きゃくちゅう

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注釈ちゅうしゃく

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  1. ^ 仮名遣かなづかいは出典しゅってんのママ。()ないはルビ。
  2. ^ 太平洋戦争たいへいようせんそう」は新聞しんぶん連載れんさい終了しゅうりょう中屋なかやけんわけ翌年よくねん高山たかやま書院しょいんから刊行かんこうされた(発行はっこうは4がつ5にちと6がつ10日とおかの2かい)。
  3. ^ 真相しんそうはかうだ」は番組ばんぐみめいえながら、1948ねん昭和しょうわ23ねん)1がつまでつづけられた[33][11]
  4. ^ ポツダム宣言せんげんだい13こうでは、「無条件むじょうけん降伏ごうぶく」をしたのは全日本ぜんにほんぐんであって、日本にっぽん政府せいふではない。

出典しゅってん

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参考さんこう文献ぶんけん

編集へんしゅう
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関連かんれん項目こうもく

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外部がいぶリンク

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