ガーナ

ガーナ共和きょうわ国こく

Republic of Ghana

（国旗こっき）	(国くに章あきら)

国くにの標語ひょうご：Freedom and Justice
（英語えいご: 自由じゆうと正義まさよし）

国歌こっか：God Bless Our Homeland Ghana（英語えいご）
神かみよ、祖国そこくガーナを賛美さんびしたもう

公用こうよう語ご	英語えいご
首都しゅと	アクラ
最大さいだいの都市とし	アクラ
政府せいふ 大統領だいとうりょう ナナ・アクフォ＝アド 副ふく大統領だいとうりょう マハムドゥ・バウミア 面積めんせき 総計そうけい 238,537km2（77位い） 水面すいめん積せき率りつ 3.6% 人口じんこう 総計そうけい（2021年ねん） 31,732,000[1]人ひと（46位い） 人口じんこう密度みつど 139.5人ひと/km2 GDP（自国じこく通貨つうか表示ひょうじ） 合計ごうけい（2018年ねん） 3085億おく8700万まんセディ GDP（MER） 合計ごうけい（2018年ねん） 672億おく5900万まんドル（70位い） 1人ひとりあたり 2275.769ドル GDP（PPP） 合計ごうけい（2018年ねん） 1619億おく9900万まんドル（79位い） 1人ひとりあたり 5481.368ドル
独立どくりつ  - 日付ひづけ	イギリスから 1957年ねん3月6日にち
通貨つうか	セディ（GHS （GH￠））
時間じかん帯たい	UTC(0) (DST:なし)
ISO 3166-1	GH / GHA
ccTLD	.gh
国際こくさい電話でんわ番号ばんごう	233

ガーナ共和きょうわ国こく（ガーナきょうわこく）、通称つうしょうガーナは、西にしアフリカにある共和きょうわ制せい国家こっか。イギリス連邦れんぽう加盟かめい国こく。東ひがしはトーゴ、北きたはブルキナファソ、西にしはコートジボワールと国境こっきょうを接せっし、南みなみは大西おおにし洋ひろしに面めんする。首都しゅとはアクラ。

概要がいよう

ガーナは脱だつ植民しょくみん地ち化かが活発かっぱつであった最中さいちゅうの1957年ねん、サハラ以南いなんのアフリカにおいて初はじめて現地げんち人じんが中心ちゅうしんとなってヨーロッパの宗主そうしゅ国こくから独立どくりつを達成たっせいした国家こっかである。

イギリス領りょうゴールド・コーストと呼よばれていたが、独立どくりつに際さいして国名こくめいを「ガーナ」に変更へんこうした。

また、初代しょだい大統領だいとうりょうクワメ・エンクルマは、アフリカ統一とういつ運動うんどうを推進すいしんしたことで有名ゆうめい。

ダイヤモンドや金きむを産出さんしゅつしており、カカオ豆まめの産地さんちとしても有名ゆうめい。2010年ねん12月から沖合おきあい油田ゆでんで原油げんゆ・ガス生産せいさんが始はじまり、国際こくさい的てきに大おおきな注目ちゅうもくを集あつめている。

国名こくめい

正式せいしき名称めいしょうは英語えいごで、Republic of Ghana（リパブリク・オブ・ガーナ）。通称つうしょう、Ghana [ˈɡɑːnə] ( 音声おんせいファイル) ガーナ）。

日本語にほんごの表記ひょうきは、ガーナ共和きょうわ国こく。

漢字かんじ表記ひょうきでは、加納かのう。

植民しょくみん地ち時代じだいはイギリス領りょうゴールド・コースト（黄金おうごん海岸かいがん）と呼よばれていたが、独立どくりつに際さいしてかつて西にしアフリカに栄さかえたガーナ帝国ていこくから新しん国名こくめいを採用さいようした。　

アカン系けい諸しょ民族みんぞくは中世ちゅうせい以降いこう、中部ちゅうぶギニアの金かね産地さんちを掌握しょうあくし、いくつもの王国おうこくを建たてた（アシャンティ王国おうこく、アクワム、デンキイラ、アキムなど）。彼かれらの祖先そせんは北きたからやって来きた古代こだいガーナ王国おうこくの末裔まつえいとの伝説でんせつを持もっているため、アカン系けい民族みんぞくが多数たすうを占しめる旧きゅうイギリス領りょう黄金おうごん海岸かいがんの独立どくりつ時じにガーナ共和きょうわ国こくとの国名こくめいが採用さいようされた。

「ガーナ」とは現地げんち語ごで「戦士せんし王おう」という意味いみになる。

歴史れきし

→詳細しょうさいは「ガーナの歴史れきし」を参照さんしょう

紀元きげん前後ぜんこう

この地域ちいきが注目ちゅうもくされるのは、紀元前きげんぜん2000年ねん紀きのキンタンポ文化ぶんかの出現しゅつげんからである。新しん石器せっき時代じだい後期こうきに位置いちづけられるこの文化ぶんかの人々ひとびとは、森林しんりんとサバンナの境界きょうかい地帯ちたいに住すみ、交易こうえきを行おこないつつも狩猟しゅりょうと採集さいしゅうによって暮くらしていた。2世紀せいきごろからハニ遺跡いせきで製鉄せいてつが行おこなわれたことがわかっている。

13世紀せいき以前いぜん

現在げんざいのモーリタニアとマリを部分ぶぶん的てきにカバーする内陸ないりく国こくとしてガーナ王国おうこくが8世紀せいき - 13世紀せいきに存在そんざいした。サヘル地域ちいきにいたアカン族ぞくが現在げんざいのガーナを含ふくむギニア湾わん以西いせいの海岸かいがん付近ふきんにやってきたのは11世紀せいきごろである。

13 - 16世紀せいき

1688年ねんのエルミナ城じょう。この城砦じょうさいから多おおくの奴隷どれいが南北なんぼくアメリカ大陸あめりかたいりくに連行れんこうされていった。

13世紀せいきから16世紀せいきは、ベゴーをはじめいくつかの町まちがサハラ交易こうえきの一端いったんを担になったとも思おもわれるが、ボノ・マンソに見みられるように地域ちいき的てきなものにとどまった町まちもあったと思おもわれる。また、西方せいほうからアカン人じん、モシ人じん、エウェ人じん、ゲン人じん（英えい: Mina-Gen people、グベ人じん - 英えい: Gebe people）が移住いじゅうし、先住民せんじゅうみんと対立たいりつしその後ご圧迫あっぱくしていった。

15世紀せいきにはポルトガル人ひとが到来とうらいし、エルミナなどに城塞じょうさいを築きずき、奴隷どれい貿易ぼうえきの拠点きょてんとした。その後ご、金きむが産出さんしゅつすることがわかると「黄金おうごん海岸かいがん」と呼よばれるようになった。その後ご、ドイツ人じんやデンマーク人じん、イギリス人じん、オランダ人じんが来航らいこうし、金きむと奴隷どれいの貿易ぼうえきを奴隷どれい制せいが廃止はいしされる19世紀せいきまで続つづけた。大西おおにし洋ひろし三角さんかく貿易ぼうえきにより多おおくの人々ひとびとがアメリカ大陸あめりかたいりくに連行れんこうされ、1776年ねんに独立どくりつしたアメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくにおいては、労働ろうどう力りょくとして使つかわれることとなった。

アシャンティ王国おうこく

アシャンティ王おうコフィ・カルカリ（位くらい:1867年ねん - 1874年ねん）の黄金おうごんのマスク

17世紀せいきには奴隷どれい貿易ぼうえきで力ちからを蓄たくわえ、ヨーロッパ人じんから購入こうにゅうした銃火じゅうか器きで周辺しゅうへんの民族みんぞくに対たいして優位ゆういに立たったアシャンティ人じんのオセイ・トゥトゥがアシャンティ王国おうこくを建設けんせつし、大おおいに繁栄はんえいした。王国おうこくは18世紀せいきから19世紀せいき初頭しょとうにかけて全盛期ぜんせいきを迎むかえ、海岸かいがん部ぶのファンテや北部ほくぶのダゴンバなどを支配しはい下かに収おさめて現在げんざいのガーナの版図はんとの大だい部分ぶぶんを勢力せいりょく下かとした。しかし、19世紀せいき初頭しょとうにイギリスをはじめとする各国かっこくが奴隷どれい貿易ぼうえきを禁止きんしすると、アシャンティの主力しゅりょく輸出ゆしゅつ品ひんは金かねとなった。

イギリス植民しょくみん地ち

19世紀せいき初頭しょとうには、この地域ちいきの海岸かいがん部ぶにはケープコーストを拠点きょてんとするイギリスとエルミナを拠点きょてんとするオランダ、そしてデンマークの3か国こくが勢力せいりょくを持もっていた。このうち有力ゆうりょくなのはイギリスであったが、奴隷どれい貿易ぼうえきの禁止きんしと海岸かいがん部ぶのファンテ人じんの支配しはい権けんをめぐってアシャンティとの関係かんけいが悪化あっかし、1824年ねんには第だい一いち次じイギリス・アシャンティ戦争せんそうが勃発ぼっぱつした。この戦争せんそうによってイギリスは沿岸えんがん部ぶの支配しはい権けんを確立かくりつし、1850年ねんにはデンマークの砦とりでを買収ばいしゅうしてさらに支配しはいを固かためたが、このころから再ふたたびアシャンティとの関係かんけいが悪化あっかした。アシャンティはオランダ人じんと協力きょうりょくすることでイギリスと対抗たいこうしていたが、1872年ねんにオランダがエルミナをはじめとするこの地方ちほうのすべての拠点きょてんをイギリスに売却ばいきゃくし撤退てったいしたため交易こうえきルートが途絶とぜつし、経済けいざい的てきに打撃だげきをこうむった。このため同年どうねん第だい二に次じイギリス・アシャンティ戦争せんそうが勃発ぼっぱつしたが、イギリスは勝利しょうりを重かさね、1874年ねんにはアシャンティの首都しゅとクマシに入城にゅうじょうして講和こうわが締結ていけつされた。この戦たたかいのあと、イギリスは沿岸えんがん部ぶの開発かいはつを進すすめ、一方いっぽうアシャンティは権威けんいの失墜しっついにより勢力せいりょくは大幅おおはばに縮小しゅくしょうした。

イギリス領りょうゴールドコーストへ

アフリカ分割ぶんかつが激化げきかした1896年ねん、イギリスは3度どアシャンティに侵攻しんこうし、国王こくおうプレンペー2世せいを捕とらえセーシェルへと流罪るざいにした。この時点じてんでアシャンティはイギリスの保護ほご下かに置おかれたが、1900年ねんにホジソン総督そうとくがアシャンティのレガリアである「黄金おうごんの床几しょうぎ」を要求ようきゅうしたことで全土ぜんどに及およぶ大だい反乱はんらんが勃発ぼっぱつした（黄金おうごんの床几しょうぎ戦争せんそう）。この戦争せんそうでアシャンティは完全かんぜんに滅亡めつぼうし、イギリス領りょうゴールド・コーストは従来じゅうらいの沿岸えんがん部ぶに加くわえアシャンティや北部ほくぶなどを編入へんにゅうした。

1942年ねん12月12日にちに撮影さつえいされたガーナの首都しゅとアクラ近郊きんこうで墜落ついらくした爆ばく撃げき機き

英えい領りょうゴールド・コーストにおいては、従来じゅうらいの金かねや木材もくざいに加くわえ、1879年ねんにテテ・クワシによって持もち込こまれたカカオ豆まめの栽培さいばいが急速きゅうそくに普及ふきゅうし、1911年ねんには世界せかい最大さいだいの生産せいさん国こくとなった。こうした産品さんぴんの輸出ゆしゅつでゴールド・コースト経済けいざいは繁栄はんえいし、鉄道てつどうの敷設ふせつや学校がっこうの建設けんせつなどが行おこなわれた。

イギリスは第だい二に次じ世界せかい大戦たいせんに連合れんごう国こくの1国こくとして勝利しょうりしたものの、その国力こくりょくは衰退すいたいしており、これを受うけて民族みんぞく主義しゅぎの気運きうんが高たかまった。1947年ねんには独立どくりつを目的もくてきとした「連合れんごうゴールドコースト会議かいぎ」が設立せつりつされ、クワメ・エンクルマが1949年ねんには会議かいぎ人民じんみん党とうを設立せつりつした。部族ぶぞく間あいだの争あらそいを越こえて独立どくりつを標榜ひょうぼうする会議かいぎ人民じんみん党とうは人々ひとびとの広範こうはんな支持しじを得えて、1951年ねんの選挙せんきょでは圧倒的あっとうてき過半数かはんすうを占しめる第だい一いち党とうとなった。

独立どくりつ以降いこう

独立どくりつの父ちちクワメ・エンクルマ。汎ひろしアフリカ主義しゅぎ構想こうそうに基もとづいてアフリカ合衆国がっしゅうこくの建国けんこくを目指めざしたが、1966年ねんに失脚しっきゃくした。

1956年ねんにはエンクルマの下したに自治じち政府せいふが成立せいりつし、翌よく1957年ねんに東ひがし隣となりのイギリス領りょうトーゴランドと合あわせて独立どくりつを達成たっせいし、ブラック・アフリカ初はつの独立どくりつ国こくとなった。独立どくりつ当初とうしょのガーナはイギリス国王こくおうを立憲りっけん君主くんしゅに頂いただく英えい連邦れんぽう王国おうこくであったが、1960年ねんに共和きょうわ制せいへ移行いこうし、エンクルマが初代しょだい大統領だいとうりょうとなった。エンクルマは汎ひろしアフリカ主義しゅぎを掲かかげ、冷戦れいせん下したにおいて社会しゃかい主義しゅぎ圏けん（東側ひがしがわ諸国しょこく）やギニアとの友好ゆうこう関係かんけいを強化きょうかし、財政ざいせい強化きょうかに努つとめたが、債務さいむ超過ちょうかなど失政しっせいを招まねき1966年ねんにクーデターで失脚しっきゃくした。政権せいけんを掌握しょうあくした国家こっか解放かいほう評議ひょうぎ会かいはエンクルマの政策せいさくから脱だっし、1969年ねんには選挙せんきょを実施じっしした。同どう選挙せんきょでコフィ・ブシアが首相しゅしょうに選えらばれ民政みんせいに移管いかんしたが、反はんエンクルマ政策せいさくによるアカン人じん中心ちゅうしん主義しゅぎ的てきな政策せいさくが国内こくないの諸しょ民族みんぞくの反発はんぱつを招まねき、1972年ねんにはイグナティウス・アチャンポン将軍しょうぐんがクーデターを起おこし、政権せいけんを握にぎった。しかし国情こくじょうは安定あんていせず、経済けいざい停滞ていたいから幾いく度どか政変せいへんが発生はっせいした。

1979年ねんに軍事ぐんじクーデターを起おこしたジェリー・ローリングス空軍くうぐん大尉たいいが政権せいけんを掌握しょうあくし、民政みんせい移管いかん期間きかんを挟はさんで1981年ねんに完全かんぜんな軍政ぐんせいを敷しいた。ローリングスはガーナ経済けいざい再建さいけんのためにIMFや世界銀行せかいぎんこうの構造こうぞう調整ちょうせい計画けいかくを受うけ入いれ、所得しょとく格差かくさの拡大かくだいとともにガーナ経済けいざいと政治せいじの安定あんてい化かを達成たっせいした。ローリングスは複数ふくすう政党せいとう制せいを認みとめた1992年ねんの選挙せんきょで大統領だいとうりょうに選出せんしゅつされ、軍政ぐんせいから民政みんせい移管いかんした。これを受うけて、政治せいじをボイコットしてきた野党やとうも国政こくせいに参加さんかを表明ひょうめいし、国情こくじょうは安定あんていを迎むかえた。ローリングスは2001年ねんまで大統領だいとうりょうを務つとめ、後任こうにんには選挙せんきょに勝利しょうりした新しん愛国あいこく党とうのジョン・アジェクム・クフォーが大統領だいとうりょうに就任しゅうにんした。

近年きんねん

西にしトーゴランド

政情せいじょうが安定あんていし、自由じゆう選挙せんきょにより平和へいわ的てきに政権せいけんが移譲いじょうされるようになったことから、現在げんざいは西にしアフリカにおける数少かずすくない議会ぎかい制せい民主みんしゅ主義しゅぎ国くにとして知しられるようになった。2009年ねんの選挙せんきょでは国民こくみん民主みんしゅ会議かいぎが勝利しょうりし、ジョン・アッタ・ミルズが大統領だいとうりょうに就任しゅうにんした。2012年ねん7月がつ24日にち、ミルズは首都しゅとアクラの病院びょういんで急死きゅうし。副ふく大統領だいとうりょうのジョン・ドラマニ・マハマが大統領だいとうりょうに昇格しょうかくした。2016年ねんの選挙せんきょでは新しん愛国あいこく党とうが政権せいけんを奪回だっかいし、ナナ・アクフォ＝アドが大統領だいとうりょうの座ざに就ついた。

2020年ねん9月25日にち、ガーナ東部とうぶの分離ぶんり独立どくりつ派はが西にしトーゴランドの独立どくりつを宣言せんげんした。

政治せいじ

ガーナの最高さいこう裁判所さいばんしょ

→詳細しょうさいは「ガーナの政治せいじ」を参照さんしょう

ガーナは国家こっか体制たいせいとして共和きょうわ制せい、大統領だいとうりょう制せいをとる立憲りっけん国家こっかである。現行げんこう憲法けんぽうは1992年ねん4月がつ28日にちに制定せいていされたもの。

→「ガーナ政府せいふ」も参照さんしょう

行政ぎょうせい

→詳細しょうさいは「ガーナの大統領だいとうりょう」を参照さんしょう

国家こっか元首げんしゅである大統領だいとうりょうは、国民こくみんの直接ちょくせつ選挙せんきょにより選出せんしゅつされる。任期にんきは4年ねん。3選せんは禁止きんし。内閣ないかくに相当そうとうする閣僚かくりょう評議ひょうぎ会かいのメンバーは大統領だいとうりょうにより任命にんめいされるが、国民こくみん議会ぎかいの承認しょうにんが必要ひつようである。首相しゅしょう職しょくはかつて存在そんざいしたが、現行げんこう憲法けんぽう下かでは存在そんざいしない。

立法りっぽう

→詳細しょうさいは「国民こくみん議会ぎかい (ガーナ)」を参照さんしょう

→「ガーナの政党せいとうの一覧いちらん」も参照さんしょう

立法府りっぽうふは一院制いちいんせいの国民こくみん議会ぎかい。定数ていすうは230議席ぎせきで、議員ぎいんは小しょう選挙せんきょ区く制せいに基もとづき国民こくみんの直接ちょくせつ選挙せんきょによって選出せんしゅつされる。議員ぎいんの任期にんきは4年ねんである。

ガーナは1992年ねんに現行げんこう憲法けんぽうが施行しこうされて以降いこう、複数ふくすう政党せいとう制せいが認みとめられており、実質じっしつ的てきには二に大だい政党せいとう制せいが機能きのうしている。1つは自由じゆう民主みんしゅ主義しゅぎを掲かかげる中道右派ちゅうどううはの新しん愛国あいこく党とう（NPP）、もう1つは社会しゃかい民主みんしゅ主義しゅぎを掲かかげる中道ちゅうどう左派さはの国民こくみん民主みんしゅ会議かいぎ（NDC）である。その他たの勢力せいりょくは二に大だい政党せいとうほどの影響えいきょう力りょくは持もっていないが、比較的ひかくてき有力ゆうりょくなものに人民じんみん国民こくみん会議かいぎ（PNC）がある。かつてクワメ・ンクルマ初代しょだい大統領だいとうりょうのもとで権勢けんせいを振ふるった会議かいぎ人民じんみん党とう（CPP）は現在げんざいも存続そんぞくしているが、勢力せいりょくは弱体じゃくたい化かしている。

司法しほう

司法しほう府ふの最高さいこう機関きかんは最高さいこう裁判所さいばんしょであり、その下したに高等こうとう裁判所さいばんしょ、巡回じゅんかい裁判所さいばんしょ、地方裁判所ちほうさいばんしょが置おかれている。

国際こくさい関係かんけい

→詳細しょうさいは「ガーナの国際こくさい関係かんけい」を参照さんしょう

西にしアフリカ諸国しょこく経済けいざい共同きょうどう体たいの主導しゅどう的てきな立場たちばにある国くにのひとつである。アフリカの周辺しゅうへん諸国しょこくのみならず、旧きゅう宗主そうしゅ国こくのイギリスをはじめとした欧米おうべい諸国しょこくとも友好ゆうこう関係かんけいを保たもっている。

日本にっぽんとの関係かんけいでは、野口のぐち英世ひでよがイギリスの植民しょくみん地下ちかのガーナで黄熱病おうねつびょうの研究けんきゅう中ちゅうに死去しきょしているなど、古ふるくから関係かんけいがあり、英世ひでよの故郷こきょうである福島ふくしま県けんの福島県立医科大学ふくしまけんりついかだいがくが医師いしを派遣はけんするなど関係かんけいも深ふかい。日本にっぽんの援助えんじょで、1979年ねんにガーナ大学だいがくに野口のぐち記念きねん医学いがく研究所けんきゅうじょが設立せつりつされた。また2006年ねんには、千葉ちば県けん浦安うらやす市しなどから自転車じてんしゃなどの無償むしょう援助えんじょを受うけている。2009年ねんの国際こくさい交流こうりゅう基金ききんによる日本語にほんご教育きょういく機関きかん調査ちょうさでは、ガーナにおける日本語にほんご学習がくしゅう者しゃの数かずは906人にんであり、サハラ以南いなんでは、中央ちゅうおうアフリカ、マダガスカル、ケニアに継つぐ第だい4位いである。2021年ねん10月がつ現在げんざいの在留ざいりゅう日本人にっぽんじん数すうは267人にん、2020年ねん12月がつ現在げんざいの在日ざいにちガーナ人数にんずうは2,506人にんである。

日本にっぽんのガーナからの輸入ゆにゅう品ひんの大半たいはんはカカオであり、2013年ねんにはガーナからの輸入ゆにゅうの76.7%を占しめていた。大手おおて菓子かしメーカーロッテの商品しょうひん「ガーナチョコレート」により、日本にっぽんにおいてはガーナがカカオ豆まめの産出さんしゅつ地ちであることが知しられている。

日本にっぽんとの関係かんけい

→詳細しょうさいは「日本にっぽんとガーナの関係かんけい」を参照さんしょう

駐ちゅう日にちガーナ大使館たいしかん

→詳細しょうさいは「駐ちゅう日にちガーナ大使館たいしかん」を参照さんしょう

• 住所じゅうしょ：東京とうきょう都と港みなと区く西麻布にしあざぶ1丁目ちょうめ5-21
• アクセス：東京とうきょうメトロ日比谷線ひびやせん/都営とえい大江戸おおえど線せん六本木ろっぽんぎ駅えき2番ばん出口でぐち

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  ガーナ大使館たいしかん全景ぜんけい
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  ガーナ大使館たいしかん開館かいかん時間じかん
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  ガーナ大使館たいしかん正面しょうめん玄関げんかん

国家こっか安全あんぜん保障ほしょう

→詳細しょうさいは「ガーナ軍ぐん」を参照さんしょう

ガーナ軍ぐん（GAF）は地上ちじょう軍ぐんと海軍かいぐん、空軍くうぐんの3つで構成こうせいされている。また、同国どうこくでは国境警備隊こっきょうけいびたいが配備はいびされており、警備けいび隊たいの最高さいこう軍事ぐんじ司令しれい官かんは同国どうこく軍ぐんと同おなじく大統領だいとうりょうが兼任けんにんしている。

地理ちり

ガーナの地図ちず

ガーナの標高ひょうこう図ず

→詳細しょうさいは「ガーナの地理ちり」を参照さんしょう

ギニア湾わんに面めんしており、ヴォルタ川がわ流域りゅういきの低地ていちが国土こくどの大半たいはんを占しめるため、最高さいこう標高ひょうこう点てんは885メートルに過すぎない。ヴォルタ川がわ水系すいけいの面積めんせきは国土こくど面積めんせきの７7%を占しめる。特とくに1965年ねんにヴォルタ川がわをせき止とめて作つくったアコソンボダムが有名ゆうめい。自然しぜん湖みずうみとしてボスムトゥイ湖こが存在そんざいしている。

気候きこう的てきには全土ぜんどが熱帯ねったいに属ぞくする。西部せいぶ州しゅうやアシャンティ州しゅうをはじめとする南西なんせい部ぶは熱帯ねったいモンスーン気候きこう（Am）に属ぞくし、多量たりょうの降雨こううに恵めぐまれて熱帯ねったい雨林うりんが広ひろがっている。ガーナ経済けいざいを支ささえるカカオはおもにこの地域ちいきで栽培さいばいされる。海岸かいがん部ぶでも首都しゅとアクラを中心ちゅうしんとする東部とうぶは降水こうすい量りょうが少すくなく、サバナ気候きこう（Aw）に属ぞくする。中部ちゅうぶから北部ほくぶにかけてもサバナ気候きこうに属ぞくし、サバンナが広ひろがる。北きたに行いくほど降水こうすい量りょうは少すくなくなり、乾燥かんそうの度合どあいが強つよくなるが、少すくない地域ちいきでも1,000ミリ前後ぜんこうの降水こうすい量りょうはある。

地方ちほう行政ぎょうせい区分くぶん

ガーナの州しゅう

→詳細しょうさいは「ガーナの地方ちほう行政ぎょうせい区画くかく」を参照さんしょう

ガーナは2018年ねん以降いこう16州しゅう（region）から構成こうせいされている。

• アハフォ州しゅう（Ahafo）
• アシャンティ州しゅう（Ashanti）
• ボノ州しゅう（Bono）
• ボノ・イースト州しゅう（東ひがしボノ州しゅう、Bono East）
• セントラル州しゅう（中央ちゅうおう州しゅう、Central）
• イースタン州しゅう（東部とうぶ州しゅう、Eastern）
• グレーター・アクラ州しゅう（大だいアクラ州しゅう、Greater Accra）
• ノース・イースト州しゅう（北東ほくとう州しゅう、North East）
• ノーザン州しゅう（北部ほくぶ州しゅう、Northern）
• オティ州しゅう（Oti）
• サバンナ州しゅう（Savannah）
• アッパー・イースト州しゅう（上東じょうとう州しゅう、Upper East）
• アッパー・ウエスト州しゅう（上西かみにし州しゅう、Upper West）
• ヴォルタ州しゅう（Volta）
• ウェスタン州しゅう（西部せいぶ州しゅう、Western）
• ウェスタン・ノース州しゅう（北西部ほくせいぶ州しゅう、Western North）

主要しゅよう都市とし

→詳細しょうさいは「ガーナの都市としの一覧いちらん」を参照さんしょう

最大さいだい都市としは南部なんぶ海岸かいがんにある首都しゅとのアクラである。第だい二に都市としであるクマシは旧きゅうアシャンティ王国おうこくの首都しゅとであり、英えい領りょうとなったあともカカオなどこの地域ちいきの物産ぶっさんの集散しゅうさん地ちとして栄さかえた。南部なんぶ海岸かいがんにあるセコンディ・タコラディも植民しょくみん地ち時代じだいからの都市としであり、深水ふかみず港こうを持もつ。北部ほくぶの中心ちゅうしん都市としはタマレである。

経済けいざい

→詳細しょうさいは「ガーナの経済けいざい」を参照さんしょう

首都しゅとアクラのダウンタウン

左ひだりテマ港こう、右みぎタコラディ港こう

クマシ

2013年ねんのガーナのGDPは約やく442億おくドルであり、長崎ながさき県けんとほぼ同おなじ経済けいざい規模きぼである。同年どうねんの一人ひとり当あたりのGDPは1,729ドルであり、世界せかい平均へいきんの2割わり程度ていどで世界せかい的てきに下位かいに留とどまっているが、近年きんねんは原油げんゆの商業しょうぎょう生産せいさんが始はじまったことにより経済けいざい成長せいちょうも著いちじるしい。

経済けいざいは農業のうぎょう・鉱業こうぎょうなどなどの一いち次じ産業さんぎょうに依存いぞんし、特とくにカカオは世界せかい有数ゆうすうの産出さんしゅつ量りょうを誇ほこる。独立どくりつ直後ちょくごから債務さいむ超過ちょうかに悩なやんでいたが、1983年ねん以降いこう、構造こうぞう調整ちょうせいを実施じっしして経済けいざいの再建さいけんに取とり組くんだ結果けっか、1980年代ねんだい後半こうはんから平均へいきん5%のGDP成長せいちょう率りつを達成たっせいしアフリカにおける構造こうぞう調整ちょうせいの優等生ゆうとうせいとして評価ひょうかされてきた。

2000年代ねんだいに入はいると金きむやカカオの国際こくさい価格かかくの低迷ていめい、主要しゅよう輸入ゆにゅう品ひんである原油げんゆ価格かかくの高騰こうとうなどにより経済けいざいは低迷ていめい。2001年ねん3月、拡大かくだいHIPC（重じゅう債務さいむ貧困ひんこん国こく）イニシアティブ適用てきようによる債務さいむ救済きゅうさい申請しんせいを行おこなう政策せいさく転換てんかんを行おこない、経済けいざい再建さいけんへ向むけた努力どりょくを行おこなっている。その結果けっか、マクロ経済けいざい状況じょうきょうは改善かいぜん、安定あんていしてきている。

鉱工業こうこうぎょう

ガーナ最大さいだいの輸出ゆしゅつ品ひんは金きむであり、2013年度ねんどには総そう輸出ゆしゅつ額がくの42.6%を占しめた。金かねは古ふるくからこの地域ちいきの特産とくさん品ひんであり、アシャンティ王国おうこくの隆盛りゅうせいを支ささえた。植民しょくみん地ち時代じだいの黄金おうごん海岸かいがん（ゴールド・コースト）の名なもこれに由来ゆらいしている。かつては原油げんゆの純じゅん輸入ゆにゅう国こくであったが、2007年ねん6月がつから沖合おきあいで油田ゆでんがいくつか発見はっけんされ、2010年ねん以降いこうガーナは原油げんゆの輸出ゆしゅつ国こくへと転てんじた。2013年ねんには原油げんゆ輸出ゆしゅつは総そう輸出ゆしゅつ額がくの23.8%を占しめ、ガーナ第だい2の輸出ゆしゅつ品ひんとなっている。

電力でんりょくはアコソンボダムによる大だい規模きぼな水力すいりょく発電はつでんが行おこなわれており、総そう発電はつでん量りょうのうち水力すいりょくの割合わりあいは6割わり強きょうを占しめる。この電力でんりょくはトーゴやベナン、コートジボワールに輸出ゆしゅつされており、テマ市しではこの電力でんりょくによるアルミニウム精錬せいれんも行おこなわれている。しかし水力すいりょく発電はつでんは旱魃かんばつに弱よわく、また近年きんねんの経済けいざい成長せいちょうと送電そうでん網もうの不備ふびにより電力でんりょく不足ふそくがたびたび生しょうじている。

近年きんねん、金かねやダイヤモンドなどの詐欺さぎ事件じけんが多発たはつし、対策たいさくとして高こう価値かち鉱物こうぶつマーケティング公社こうしゃ（PMMC）という公的こうてき機関きかんも設立せつりつされているが、公的こうてき機関きかんの書類しょるい自体じたいも偽造ぎぞうされている場合ばあいがあり注意ちゅういが必要ひつようである。2000年代ねんだい後半こうはんには金かねの価格かかくが高騰こうとうし、関連かんれん産業さんぎょうも賑にぎわいを見みせるようになったが、次第しだいに中国人ちゅうごくじんが流入りゅうにゅうした。2013年ねんには3万まん人にんとも5万まん人にんとも推定すいていされる労働ろうどう者しゃ（鉱夫こうふ）が違法いほう労働ろうどうを行おこなうようになり、当局とうきょくに検挙けんきょされる事例じれいが増ふえている。

2020年ねん、フォルクスワーゲンがガーナに進出しんしゅつして自動車じどうしゃ組くみ立たて工場こうじょうの建設けんせつに着手ちゃくしゅ。年間ねんかん生産せいさん量りょうは5000台だいを計画けいかくしているが、2019年ねんのガーナの新車しんしゃ登録とうろく台数だいすうは5700台だいとなっており、余剰よじょう生産せいさん分ぶんは周辺しゅうへん国こくなどへの輸出ゆしゅつが検討けんとうされている。

農林のうりん業ぎょう

カカオ豆まめは、1879年ねんにテテ・クワシによって導入どうにゅうされたのち栽培さいばいが順調じゅんちょうに拡大かくだいし、1911年ねんにはガーナは世界せかい最大さいだいの生産せいさん国こくとなった。その後ごも植民しょくみん地ち期きを通つうじてカカオはガーナ最大さいだいの産業さんぎょうであり続つづけ、1960年代ねんだい中盤ちゅうばんまでその地位ちいは揺ゆらがなかった。しかし独立どくりつ後ごのカカオ政策せいさくの混乱こんらんと価格かかく低落ていらくによって生産せいさん量りょうは急減きゅうげんし、コートジボワールに生産せいさん量りょう1位いの座ざを明あけ渡わたすこととなった。その後ご生産せいさん量りょうは回復かいふくし、2013年度ねんどには生産せいさん世界せかい第だい2位い、ガーナ総そう輸出ゆしゅつ額がくの10.9%を占しめた。

カカオ豆まめの生産せいさんは、ほとんどが貧困ひんこんにあえぐ零細れいさい農家のうかの手てにより行おこなわれており、農地のうち（焼畑やきばた農業のうぎょう）拡大かくだいのための場当ばあたり的てきな森林しんりん伐採ばっさい、児童じどう労働ろうどうの誘発ゆうはつなど環境かんきょうや社会しゃかい経済けいざいに大おおきな影響えいきょうを与あたえている。2019年ねん11月、アフリカへの投資とうしフォーラムへ出席しゅっせきしたナナ・アクフォ＝アド大統領だいとうりょうは、コートジボワールとともに豆まめの価格かかく管理かんりを進すすめることを発表はっぴょうした。演説えんぜつの中なかで「チョコレート産業さんぎょうは1,000億おくドル規模きぼだが、農家のうかが労働ろうどうと引ひき換かえに手てにする額がくは60億おくドルにすぎない」として農家のうかへの還元かんげんを求もとめた。

一方いっぽう、カカオの生産せいさんは天候てんこうに左右さゆうされやすく、2023年ねんから2024年ねんにかけて発生はっせいした干かんばつでは収穫しゅうかく量りょうが極端きょくたんに減少げんしょう。カカオの木きが枯かれる被害ひがいも発生はっせいした。

農林のうりん産品さんぴんとしてはこのほか、カシューナッツや木材もくざいの輸出ゆしゅつもある。自給じきゅう用よう作物さくもつとしては、キャッサバ・ヤムイモ・タロイモの生産せいさんが世界せかい10位い以内いないとなっている。

1990年ねん時点じてんの森林しんりん率りつは42%であるが漸減ぜんげん傾向けいこうにある。これは木材もくざい生産せいさん量りょうの95%が国内こくない向むけの燃料ねんりょう用材ようざいとなっており、大だい規模きぼな伐採ばっさいが続つづいているためである。

2022年ねんデフォルト

2022年ねん12月19日にち、ガーナは経済けいざい危機ききに見舞みまわれ、事実じじつ上じょうのデフォルト（債務さいむ不履行ふりこう）に陥おちいった。

交通こうつう

クマシの鉄道てつどう駅えき

→詳細しょうさいは「ガーナの交通こうつう」を参照さんしょう

→「ガーナの空港くうこうの一覧いちらん」および「ガーナの鉄道てつどう」も参照さんしょう

コトカ国際こくさい空港くうこうは同国どうこくにおけるハブ空港くうこうであり、国内線こくないせんのみならずアフリカの近辺きんぺん国こくや欧米おうべいとの航空こうくう路線ろせんも多おおく運航うんこうされている。鉄道てつどうは1903年ねんの開通かいつう後ご、アクラ、クマシ、セコンディ・タコラディの3都市としを互たがいに結むすぶ路線ろせん網もうを維持いじしているが貨物かもつ主体しゅたいであり、2011年ねん時点じてんで、旅客りょかく列車れっしゃはアクラ近郊きんこうの2路線ろせん（テマなど）のみの運転うんてんとなっている。一般いっぱんの旅客りょかく輸送ゆそうはトロトロ（ワゴンタイプのミニバス）や大型おおがたの都市とし間あいだバスなどが主体しゅたいとなっている。

国民こくみん

→詳細しょうさいは「ガーナの人口じんこう統計とうけい」および「ガーナへの移民いみん」を参照さんしょう

民族みんぞく

2000年ねんのセンサスによれば、アカン人じん（ファンティ人じん、en:Akyem、アシャンティ人じん、en:Kwahu、en:Akuapem people、en:Nzema people、Bono、en:Akwamu、en:Ahanta people、その他た）が45.3%、モシ・ダゴンバ人じんが15.2%、エウェ人じんが11.7%、ガー人じんが4%、グルマ人じんが3.6%、グルシ人じんが2.6%、マンデ・ブサンガ人じんが1%、その他たの民族みんぞくが1.4%、ヨーロッパ人じんやアラブ人じんなどその他たが7.8%となっている。

言語げんご

→詳細しょうさいは「ガーナの言語げんご」を参照さんしょう

公用こうよう語ごは英語えいごであり、その他たにアカン語ご、ダバニ語ご、エウェ語ご、ガー語ごなどが使つかわれる。

政府せいふ公認こうにん言語げんごとして、トウィ語ごアクアペム方言ほうげん（Akuapem Twi）、トウィ語ごアサンテ方言ほうげん（Asante Twi）、エウェ語ご（Ewe）、ダガリ語ご（Dagaare）、ダバニ語ご（Dagbani）、アダングメ語ご（ダンメ語ご）（Dangme）、ガ語ご（Ga）、ゴンジャ語ご（Gonja）、カセム語ご（Kasem）、ファンティ語ご（Mfantse）、ンゼマ語ご（Nzema）がある。

婚姻こんいん

女性じょせいは婚姻こんいん時じに改姓かいせいすること（夫婦ふうふ同姓どうせい）もしないこと（夫婦ふうふ別姓べっせい）も可能かのうである。

宗教しゅうきょう

クマシのキリスト教きりすときょう大だい聖堂せいどう

→詳細しょうさいは「ガーナの宗教しゅうきょう」を参照さんしょう

2000年ねんのセンサスによれば、国民こくみんの68.8%がキリスト教徒きりすときょうとである。そのうちの24.1%がペンテコステ派は、18.6%がプロテスタント、15.1%がカトリック、その他たのキリスト教きりすときょうが11.5%である。イスラームは国民こくみんの15.9%を擁ようし、伝統でんとう宗教しゅうきょうが8.5%、その他たの宗教しゅうきょうが0.7%、無む宗教しゅうきょうが6.1%となる。

教育きょういく

→詳細しょうさいは「ガーナの教育きょういく」を参照さんしょう

2年間ねんかんの就学しゅうがく前ぜん教育きょういくと6年間ねんかんの初等しょとう教育きょういくが義務ぎむ教育きょういくであり、初等しょとう教育きょういくの後のちに3年間ねんかんの前期ぜんき中等ちゅうとう教育きょういくと4年間ねんかんの後期こうき中等ちゅうとう教育きょういくを経へて高等こうとう教育きょういくへの道みちが開あける。初等しょとう教育きょういくから学校がっこう教育きょういくにおける教授きょうじゅ言語げんごは英語えいごであり、ガーナの公立こうりつ学校がっこうでは小学校しょうがっこう1年生ねんせいから英語えいごで授業じゅぎょうが行おこなわれる。2000年ねんのセンサスによれば、15歳さい以上いじょうの国民こくみんの識字しきじ率りつは57.9%（男性だんせい：66.4%、女性じょせい：49.8%）である。2005年ねんにはGDPの5.4%が教育きょういく費ひに支出ししゅつされた。

おもな高等こうとう教育きょういく機関きかんとしてはガーナ大学だいがく（1948）、クマシ大学だいがく、クワメ・エンクルマ科学かがく技術ぎじゅつ大学だいがく、ケープ・コースト大学だいがくなどの名なが挙あげられる。

→「ガーナの大学だいがく一覧いちらん」も参照さんしょう

保健ほけん

→詳細しょうさいは「ガーナの保健ほけん」を参照さんしょう

→「ガーナにおける障害しょうがい」も参照さんしょう

医療いりょう

→詳細しょうさいは「ガーナの医療いりょう」を参照さんしょう

ガーナはユニバーサルヘルスケアが実現じつげんされ、政府せいふ所管しょかんの国民こくみん健康けんこう保険ほけん（NHIS）にて実現じつげんされている。医療いりょうはさまざまなものが提供ていきょうされ、1,200万まん人にんが国民こくみん健康けんこう保険ほけんに加入かにゅうしている。都市とし部ぶは病院びょういん、診療しんりょう所しょ、薬局やっきょくとも十分じゅうぶんに整備せいびされ、国内こくないには200以上いじょうの病院びょういんが存在そんざいし医療いりょう観光かんこうの受入うけいれ国こくになっている。

2013年ねんの平均へいきん寿命じゅみょうは、男性だんせい66歳さい、女性じょせい67歳さい、乳児にゅうじ死亡しぼう率りつは1,000出生しゅっしょうあたり39である。2010年ねんでは、人口じんこう10万まんあたり医師いしは15人にん、看護かんご師し93人にんであり、GDPの5.2%が保健ほけん支出ししゅつであった。ガーナ市民しみんはプライマリヘルスケアにアクセスする権利けんりがある。ガーナの医療いりょう制度せいどはアフリカ諸国しょこくにおいてもっとも成功せいこうしたものであるとビル&メリンダ・ゲイツ財団ざいだんは評ひょうしている。2012年ねんでは、15 - 49歳さい成人せいじんのHIV罹患りかん率りつは1.40%であった。

治安ちあん

→詳細しょうさいは「ガーナにおける犯罪はんざい」を参照さんしょう

同国どうこくの治安ちあん情勢じょうせいは、西にしアフリカ諸国しょこくにおいて比較的ひかくてき良よい部類ぶるいとされているが、日本にっぽん外務省がいむしょうにおける2017年ねん時点じてんでの危険きけん情報じょうほうによればガーナ全域ぜんいきが危険きけんレベル1との注意ちゅういが発令はつれいされており、2020年ねん2月がつ時点じてんから隣国りんごくブルキナファソの治安ちあん悪化あっかに伴ともない、ブルキナファソとの国境こっきょう地域ちいきとトーゴ、コートジボワールとの一部いちぶの国境こっきょう地域ちいきに対たいする危険きけん度どがレベル2に引ひき上あげられている。そして、2024年ねん10月がつ、アッパー・イースト州しゅうなどで部族ぶぞく間あいだの対立たいりつが激化げきかしていることが確認かくにんされており、夜間やかん外出がいしゅつ禁止きんし令れいが発出はっしゅつしていることから、アッパー・イースト州しゅうをレベル2に引ひき上あげ、不要ふよう不急ふきゅうの渡航とこうをやめるよう勧告かんこくした。加くわえて、首都しゅとアクラを中心ちゅうしんに外国がいこく人じんを狙ねらった犯行はんこうが発生はっせいしている問題もんだい点てんがある。

また、ガーナでは治安ちあんの良よくない地域ちいきがピンポイントに存在そんざいしており、北部ほくぶ州しゅうのビンビラやクパティンガ、ブンプルクならびにヴォルタ州しゅうのアラヴァンヨやウコンヤは首長しゅちょうが没ぼっしたことによって次代じだい首長しゅちょうの座ざを巡めぐって争あらそいが勃発ぼっぱつしていたり、部族ぶぞくと同国どうこく政府せいふの衝突しょうとつが起おきていることをはじめ、当該とうがいエリアから夜間やかん外出がいしゅつ禁止きんし令れいも出だされている事情じじょうにより治安ちあんが安定あんていしておらず、他たのアフリカ諸国しょこく地域ちいき同様どうように今後こんごの変化へんかが大おおきいものとなる可能かのう性せいがあることを留意りゅういする必要ひつようがある。

更さらに、観光かんこう客きゃくを狙ねらった巧妙こうみょうな詐欺さぎ事件じけんも発生はっせいしているとの報告ほうこくがあり、悪質あくしつなガイドに気きを付つけるよう注意ちゅういが発はっされている点てんから現時点げんじてんで治安ちあんの心配しんぱいがないと言いい切きるのは難むずかしい面めんが見みえる。

人権じんけん

→詳細しょうさいは「ガーナにおける人権じんけん」を参照さんしょう

マスコミ

→詳細しょうさいは「ガーナのメディア」を参照さんしょう

→「ガーナの通信つうしん」および「ガーナの新あたらしいメディア」も参照さんしょう

文化ぶんか

→詳細しょうさいは「ガーナの文化ぶんか」を参照さんしょう

食しょく文化ぶんか

クリクリ。ピーナッツから作つくられる菓子かしで、ガーナをはじめとする西にしアフリカ諸国しょこくで広ひろく食しょくされている。

→詳細しょうさいは「ガーナ料理りょうり」を参照さんしょう

ガーナの食事しょくじは主食しゅしょくにシチューを付つけ合あわせるのが基本きほんであるが、主食しゅしょくの種類しゅるいは数多かずおおい。ヤムイモ、キャッサバ、プランテンバナナ、モロコシ、トウモロコシ、トウジンビエなどが主食しゅしょくとして食しょくされるほか、都市とし化かの進展しんてんに伴ともない米べいの消費しょうひも伸のびている。食たべ方かたとしてはイモ類るいやバナナはそのまま、キャッサバや穀物こくもつは一いち度ど製粉せいふんしてから練ねり粥かゆにして食たべる。また、イモ類るいやバナナを杵きねと臼うすでついて餅もち状じょうにしたフフも広ひろく食たべられている。

文学ぶんがく

→詳細しょうさいは「ガーナ文学ぶんがく」を参照さんしょう

小説しょうせつ家かを数多かずおおく輩出はいしゅつしている。代表だいひょう的てきな人物じんぶつにはクオブナ・オトバ・クゴアーノ、アイシャ・ハルーナ・アッタ、ナナ・オフォリアッタ・アイムらが存在そんざいする。

→「アフリカ文学ぶんがく」も参照さんしょう

音楽おんがく

ガーナの鼓手こしゅ

→詳細しょうさいは「ガーナの音楽おんがく」を参照さんしょう

1920年代ねんだいにリベリアやシエラ・レオネで生うまれたパームワイン・ミュージックを発展はってんする形かたちでハイライフが生うまれた。ハイライフは最初さいしょ期きに成立せいりつしたアフリカのポピュラー音楽おんがくであり、近隣きんりんのナイジェリアやシエラ・レオネなど英語えいご圏けんに拡大かくだいしたほか、ベルギー領りょうコンゴにも波及はきゅうしてフランコやパパ・ウェンバらに影響えいきょうを与あたえ、キューバ音楽おんがくとともにリンガラ・ポップス（ルンバ・ロック）成立せいりつに大おおきな影響えいきょうを与あたえた。

1990年代ねんだいにはハイライフ、アフロ＝レゲエ、ダンスホール、ヒップ・ホップなどの影響えいきょうを受うけた若者わかものによって新あらたなジャンルが創造そうぞうされた。この新あらたなハイブリッド音楽おんがくはヒップライフと呼よばれている。R&B/ソウルの歌手かしゅライアン・ベンソンやハイライフ歌手かしゅのコージョ・アントウィ、ラッパーのティンチー・ストライダーなどのガーナのミュージシャンは国際こくさい的てきな成功せいこうを収おさめている。

映画えいが

ガーナ国立こくりつ劇場げきじょう
アクラにて撮影さつえい

→詳細しょうさいは「ガーナの映画えいが」を参照さんしょう

世界せかい遺産いさん

→詳細しょうさいは「ガーナの世界せかい遺産いさん」を参照さんしょう

ガーナ国内こくないには、ユネスコの世界せかい遺産いさんリストに登録とうろくされた文化ぶんか遺産いさんが2件けん存在そんざいする。

• 
  ヴォルタ州しゅう、グレーター・アクラ州しゅう、セントラル州しゅう、ウェスタン州しゅうの城塞じょうさい群ぐん - （1979年ねん、文化ぶんか遺産いさん）
• 
  アシャンティの伝統でんとう的てき建築けんちく物ぶつ群ぐん - （1980年ねん、文化ぶんか遺産いさん）

祝祭日しゅくさいじつ

→詳細しょうさいは「ガーナの祝日しゅくじつ」を参照さんしょう

日付ひづけ	日本語にほんご表記ひょうき	現地げんち語ご表記ひょうき	備考びこう
1月がつ1日にち	元日がんじつ
1月がつ7日にち	憲法記念日けんぽうきねんび		新あらたに確定かくていされた祝日しゅくじつの一ひとつで2019年ねんから開始かいし。1992年ねんの憲法けんぽう公表こうひょうと1993年ねんの第だい四よん共和きょうわ政せい制定せいていに基もとづいて制定せいていされた。
3月6日にち	独立記念日どくりつきねんび		1957年ねんに独立どくりつしたことを記念きねんして制定せいていされた。
3月がつから5月、年としにより移動いどう	復活ふっかつ祭さい		前日ぜんじつに聖せい金曜日きんようびを祝いわい、終了しゅうりょう後ごにはイースターマンデーを祝いわう。
5月1日にち	メーデー
8月がつ4日にち	創設そうせつ者しゃの日ひ		同国どうこくの独立どくりつ運動うんどうに貢献こうけんしたThe Big Sixを称となえて制定せいていされた。
9月21日にち	クワメ・エンクルマ記念きねん日び		同国どうこくの初代しょだい首相しゅしょう（1957年ねん-1960年ねん）および初代しょだい大統領だいとうりょう（1960年ねん-1966年ねん）であるエンクルマの誕生たんじょう日びを記念きねんしたものである。
12月第だい1金曜日きんようび	農民のうみんの日ひ		同国どうこくの食品しょくひん農業のうぎょう省しょうによって導入どうにゅうされたもので、勤勉きんべんな農民のうみんと漁師りょうしを称たたえる為ための祝日しゅくじつとして制定せいていされた。
12月25日にち	クリスマス
12月26日にち	ボクシングデー
ヒジュラ暦れき第だい10月がつ	シャウワール		1日にちからイド・アル＝フィトルとなる。別名べつめいで『断食だんじきの祭典さいてん』とも呼よばれる。
ヒジュラ暦れき第だい12月がつ	ズー・アル＝ヒッジャ		10日とおかからイード・アル＝アドハー（犠牲ぎせい祭さい）となる。別名べつめいで『犠牲ぎせいの饗宴きょうえん』とも呼よばれる。

スポーツ

→詳細しょうさいは「ガーナのスポーツ」を参照さんしょう

→「オリンピックのガーナ選手せんしゅ団だん」も参照さんしょう

サッカー

→詳細しょうさいは「ガーナのサッカー」を参照さんしょう

熱狂ねっきょう的てきな事ことで知しられるサッカーガーナ代表だいひょうのサポーター。

ガーナ国内こくないではサッカーが圧倒的あっとうてきに1番ばん人気にんきのスポーツであり、国民こくみん的てきなアイデンティティである。ガーナサッカー協会きょうかい（GFA）によって構成こうせいされるサッカーガーナ代表だいひょうは「ブラック・スターズ (The Black Stars)」の愛称あいしょうで国くに中ちゅうから絶大ぜつだいな支持しじを集あつめており、アフリカネイションズカップでは1963年ねん大会たいかい、1965年ねん大会たいかい、1978年ねん大会たいかい、1982年ねん大会たいかいと4度どの優勝ゆうしょうを飾かざっている。さらに1992年ねんのバルセロナ五輪ごりんでは、銅どうメダルを獲得かくとくしている。

FIFAワールドカップには2006年ねんドイツ大会たいかいで初はつ出場しゅつじょうしグループリーグを突破とっぱしたが、決勝けっしょうトーナメントで前回ぜんかい大会たいかい王者おうじゃのブラジル代表だいひょうと当あたりベスト16で敗退はいたいした。続つづく2010年ねん南みなみアフリカ大会たいかいにも出場しゅつじょうし、アフリカ勢ぜいでは1990年ねんのカメルーン代表だいひょう、2002年ねんのセネガル代表だいひょう以来いらいとなるベスト8に進出しんしゅつした。2014年ねんブラジル大会たいかいでは、まさかのグループリーグ最下位さいかいでの敗退はいたいとなった。2022年ねんカタール大会たいかいにも2大会たいかいぶりに出場しゅつじょうを果はたした。

国内こくないリーグとしては1956年ねんにガーナ・プレミアリーグが創設そうせつされており、アサンテ・コトコSCとアクラ・ハーツ・オブ・オークの二に強きょうによってリーグは圧倒的あっとうてきに支配しはいされている。また、リーグ戦せん以外いがいにもガーナFAカップやガーナ・スーパーカップなども存在そんざいする。

ボクシング

ガーナではサッカーの次つぎにボクシングも盛さかんであり、元もとWBA世界せかいウェルター級きゅう王者おうじゃのアイク・クォーティや、元もとIBF世界せかいウェルター級きゅう王者おうじゃのジョシュア・クロッティなど、単たんなる一いち王者おうじゃではなく世界せかい水準すいじゅんでも評価ひょうかの高たかい好こう選手せんしゅを輩出はいしゅつしている。さらにアズマー・ネルソンは、ガーナのみならず「アフリカボクシング界かい」全体ぜんたいの象徴しょうちょうになるまでの評価ひょうかを得えた選手せんしゅである。

著名ちょめいな出身しゅっしん者しゃ

→詳細しょうさいは「ガーナ人じんの一覧いちらん」を参照さんしょう

• ヤァ・アサンテワァ - 王おう母はは
• コフィー・アナン - 国際こくさい連合れんごう事務じむ総長そうちょう
• ニャホ・ニャホ＝タマクロー - ガーナサッカー協会きょうかい会長かいちょう
• マイケル・エッシェン - サッカー選手せんしゅ
• サリー・ムンタリ - サッカー選手せんしゅ
• アサモア・ギャン - サッカー選手せんしゅ
• ケヴィン＝プリンス・ボアテング - サッカー選手せんしゅ
• クワドォー・アサモア - サッカー選手せんしゅ
• クリスティアン・アツ - サッカー選手せんしゅ
• トーマス・パーテイ - サッカー選手せんしゅ
• アイク・クォーティ - プロボクサー
• ジョシュア・クロッティ - プロボクサー

参考さんこう文献ぶんけん

• 高根たかね, 務つとむ『ガーナ : 混乱こんらんと希望きぼうの国くに』日本にっぽん貿易ぼうえき振興しんこう機構きこうアジア経済けいざい研究所けんきゅうじょ〈アジアを見みる眼め 104〉、2003年ねん11月。ISBN 4258051047。 NCID BA64253338。 
• 高根たかね, 務つとむ、山田やまだ, 肖あやか子こ『ガーナを知しるための47章しょう』（初版しょはん）明石書店あかししょてん〈エリア・スタディーズ 92〉、2011年ねん8月がつ。ISBN 9784750334394。 NCID BB0643554X。 

• 砂すな野の幸さいわい稔みのる 著ちょ「アフリカ文化ぶんかのダイナミズム」、岡倉おかくら登志とし 編へん『ハンドブック現代げんだいアフリカ』明石書店あかししょてん、東京とうきょう、2002年ねん12月。 

関連かんれん項目こうもく

• ガーナ関係かんけい記事きじの一覧いちらん
• 汎ひろしアフリカ色しょく

外部がいぶリンク

• 政府せいふ
  • 在日ざいにちガーナ大使館たいしかん （日本語にほんご）（英語えいご）
• 日本にっぽん政府せいふ
  • 日本にっぽん外務省がいむしょう - ガーナ （日本語にほんご）
• 観光かんこう
  • ガーナ政府せいふ観光かんこう局きょく （英語えいご）
  • ウィキトラベルには、ガーナに関かんする旅行りょこうガイドがあります。 （日本語にほんご）
• その他た
  • "Ghana". The World Factbook (英語えいご). Central Intelligence Agency. （英語えいご）
  • ガーナ - Curlie（英語えいご） （英語えいご）
  • ガーナに関連かんれんする地理ちりデータ - オープンストリートマップ
  • ガーナのウィキメディア地図ちず （英語えいご）
  • 地図ちず - Google マップ
  • 『ガーナ』 - コトバンク