ゼンダマン
タイムボカンシリーズ | ||
ヤッターマン | 1977 - 1979 | |
ゼンダマン | 1979 - 1980 | |
タイムパトロール オタスケマン |
1980 - 1981 |
『タイムボカンシリーズ ゼンダマン』(
アニメ:タイムボカンシリーズ ゼンダマン | |
---|---|
タツノコプロ | |
キャラクターデザイン | |
メカニックデザイン | |
アニメーション |
タツノコプロ |
フジテレビ、タツノコプロ | |
フジテレビ | |
1979 | |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | アニメ |
ポータル | アニメ |
概要
『タイムボカン』と『ヤッターマン』のヒットを
ストーリー
登場 キャラクター
ゼンダマン
鉄 ちゃん(てっちゃん) / ゼンダマン1号 声 -三ツ矢 雄二 本 作品 の主人公 。紋 者 博士 の助手 。一人称 は「ボク」。13歳 の少年 。紋 者 研究所 の近 くに住 んでおり、スポーツ万能 でプラモデルが趣味 。ハンバーガーが好物 。武器 はケンダマコルトとセンスソーサーとゼンダディスコパンチ(ソーサーを打 ち出 す銃 。当時 提供 スポンサーのタカトクトイスが発売 した玩具 を流用 )。また、ゼンダライオンやゼンダゴリラがピンチに陥 った際 に、電気 ショックによって活力 を蘇 らせる鞭 「愛 のムチ」も所持 。アクションに勝利 すると2号 アマッタンと共 に「勝利 の手打 ち式 (初期 の数 話 のみ、後 に「勝利 の確認 」へ変更 )」で音頭 と取 ったが、ゼンダゴリラの投入 以降 は行 っていない。ムージョをからかう発言 も多 い。鉄 ちゃん役 は当初 曽我部 和行 が担当 する予定 で、主題歌 のレコーディングにもセリフ入 れで参加 していたが、番組 初 収録 前 に体調 不良 となり降板 したことから(その後 、第 49話 にゲスト出演 している)、三ツ矢 が演 じることとなった。- さくらちゃん / ゼンダマン2
号 声 -滝沢 久美子 紋 者 博士 の孫娘 。鉄 ちゃんのガールフレンド。一人称 は「私 」。12歳 の少女 。趣味 は読書 。わがままで桜餅 が好物 。何 かと美 しさのことで隣 に住 んでいるムージョと張 り合 う。武器 はペンシングとピカリング。ピカリングでアクダマトリオの組 体操 を妨害 した事 がある。また、その組 体操 が失敗 する度 に、「それとも中年 太 りかしら!?」(第 44話 )「あんまり無理 すると神経痛 が出 るわよ!中年 の皆 さん!!」(第 51話 )とアクダマトリオをからかう事 が多 い。- アマッタン
声 -麻上 洋子 (第 1話 )→佐久間 あい(第 2話 - ) /川上 とも子 (ボカンですよ) /深森 らえる(ボカンGoGoGo)- ゼンダマンの
二人 が作 ったロボット。列車 の車掌 をモチーフにした姿 をしている。具体 的 なメカの運用 を司 っており、胸 にシステムメカを組 み立 てるコンピューター、クミコンが内蔵 されている。余 りものの材料 で作 られているためシステムメカの部品 を余 らせてしまうという欠点 を持 っている。特殊 な笛 を吹 くことでゼンダメカを呼 び出 すことも可能 。一人称 は「ボクタン」で語尾 に「〜ッタン」を付 けて話 す。タイトル読 み上 げも担当 。
アクダマン(アクダマトリオ)
- ムージョ
声 -小原 乃梨子 - お
色気 美女 でアクダマンの女 ボス。24歳 。自称 、世界一 の美女 。何 かにつけて隣 に住 んでいるさくらと美 しさで張 り合 い、トボッケーにいつも「どっちがいい女 か」と質問 を行 っている。美 しさを維持 するための努力 を怠 らず、スタイルもモデル並 みに抜群 である。被 り物 や仮面 姿 だったこれまでの女 ボスの容姿 を大幅 に改訂 し、ヘアバンドのみの素顔 で登場 (変装 する際 は仮面 を着用 することもある)、衣装 も歴代 女 ボス中 もっとも露出 度 が高 い。タイムワープをする際 、及 び各 時代 ではマントを着用 し、ゼンダマンとの戦 いで名乗 りを上 げる際 に脱 ぐのが恒例 。鉄 ちゃんもムージョの色 っぽさに赤 くなってしまう程 であり、その成果 は中盤 以降 の悩 ましポーズで発揮 される。本編 にてサイバンマシーンに処罰 された回数 は最多 である 世界一 の美女 を自称 しているだけに『タイムボカン王道 復古 』ではナレーターや観客 を、『ボカンGoGoGo』ではドクロベエを魅了 したことがある。- トボッケー
声 -八奈見 乗児 - アクダマンのメカ
製造 および戦術 担当 。25歳 。ムージョにスカウトされる前 は落 ちこぼれ科学 者 だったが、天才 頭脳 を持 っている。女子高 生 だけでなく女子 中学生 が大好 き。ギャグはツッコミ。たまに、視聴 者 のサポートしているかのように常識 人的 なマトを得 た発言 をしたりする。故郷 は会津若松 市 で、同様 に「会津若松 のおハナちゃん」がたまに言及 される。ムージョから「あたしとさくらどっちが美人 か」と質問 され最初 はムージョを立 てるなど、ムージョに好意 を持 っているような発言 をしているが最後 につい本音 を出 していつもムージョを怒 らせている。 一人称 は「アタシ」または「ボクちゃん」(ただし、真剣 になった際 には一人称 が「俺 」になることがある)でオネエ口調 。ボタンを押 す時 の口癖 は「ディボっとな」。攻勢 に出 るときの台詞 は「今週 の脱線 転覆 大 作戦 〜」。ドンジューローからは「トボやん」と呼 ばれる。- ドンジューロー
声 - たてかべ和也 - アクダマンの
力仕事 担当 の怪力 男 。30歳 。フルネームはナニワヤ・ドンジューロー。ギャグはボケ。元 プロレスラーや歌舞伎 役者 をやっていたが、身体 を壊 して引退 し、その後 ムージョにスカウトされた。その経歴 から、度々 見 得 を切 る癖 がある[注 1]。余 り態度 に表 さないが、ムージョに好意 を持 っており、命 のもとを手 に入 れた暁 には歌舞伎 役者 にカムバックし、ムージョと結婚 しようと思 っている(ただし、呼 び捨 てしたり、責任 を押 し付 けたり、サイバンマシーンでムージョがお仕置 きされる場合 はトボッケーとともに積極 的 にお仕置 きに協力 する場面 もある)。またサイバンマシーンからは「台詞 が少 ない」「出番 がなかった」と他 の二人 に比 べ、理不尽 な理由 でお仕置 きを受 けることもある。トンズラーと同 じく関西 (大阪 )弁 で話 す。一人称 はトンズラーと同 じく「ワイ」。インチキのときの女装 や変装 することもある。 - ニャラボルタ
声 -池田 勝 - アクダマンと
行動 を共 にする長毛 の猫 。人語 を話 し、一人称 は「我輩 」、稀 に「僕 」で語尾 に「ニャ」を付 けて会話 する。体 色 はピンク色 。資金 不足 に陥 っていたアクダマンの前 に突如 現 れ、小判 が詰 まった千両箱 を差 し出 して資金 援助 を行 った。 元 は名無 しだったがムージョによって名付 けられ、可愛 がられている。それもあるのか普段 はムージョの忠実 な下僕 として振 る舞 い、彼女 が気分 を害 した時 に、そのきっかけとなった人物 [注 2]の顔 を引 っかいている[注 3]。しかし、裁判 メカの判決 でムージョが処罰 された際 にはトボッケーやドンジューローの場合 と同様 、他人事 のように笑 って見 ている[注 4]。ただ、ドンジューローが傷心 した時 に体 を摺 り寄 せて慰 めたこともある。最終 話 (第 52話 )で命 のもとを水 で薄 めながら3000年 も飲 み続 けて現在 まで生 き延 びていた化 け猫 であった事 が紋 者 博士 の口 から明 かされた。本性 は大変 狡猾 で、上記 のように処罰 に参加 したり、彼 らの不幸 を嘲笑 う他 、第 51話 でアクダマンが奪 った命 のもとが入 ったタンクにあらかじめ仕掛 けていた爆薬 で穴 を開 けて漏出 させ、自分 の分 は竹筒 に入 れて独 り占 めしつつ、タンクが空 になるようにタイムトンネルを操作 して遠回 りをさせていた。全 てが露見 したことに逆上 、メカを乗 っ取 って攻撃 するも修理 を終 えていたゼンダゴリラに一蹴 されて敗 れた上 に、竹筒 をアクダマンに奪 われ、中身 を飲 み干 されたために命 のもとの効果 が切 れ、干 乾 びたかのように一気 に老衰 して死亡 した。『ボカンGoGoGo』では彼 によく似 た猫 が登場 しているが、ニャラボルタとは異 なり人語 は話 さず、同一 の存在 であるかまでは言及 されていない。
その他
紋 者 博士 (もんじゃはかせ)声 -宮内 幸平 - さくらちゃんの
祖父 。不老 長寿 の秘薬 「命 のもと」を探 している。人 が良 いせいか毎回 アクダマンにだまされ、命 のもとのありかの手 がかりを奪 われてしまう。博士 はゼンダマンの正体 が鉄 ちゃんとさくらちゃんとは知 らされておらず、ゼンダマンの親友 とされている。そのためいつも「ゼンダマンによろしくな」と言 う。幾度 かゼンダマンと一緒 に出動 しようとしてはいるが、その度 にさくらちゃんや鉄 ちゃんに色々 理由 を付 けては置 き去 りにされている。 - トボ
山 タケオ 声 -八奈見 乗児 - メカレス
戦 の際 に実況 アナウンサーとして登場 する。トボッケーとは容姿 と声 が似 ているが別人 である。悪玉 メカびいきの実況 を展開 する。 - ドンノ
十郎 声 - たてかべ和也 - メカレス
戦 の際 に解説 役 として登場 する。ドンジューローとは容姿 と声 が似 ているが別人 である。 - トミー・ヤマ
声 -富山 敬 - メカレス
戦 の際 にリングアナウンサーとして登場 する。その名 の通 り声 を担当 している富山 がモデルで、シリーズとしては本 作品 が初 登場 。 - ナレーター
声 -富山 敬 前作 の流 れを汲 む「解説 しよう」や「解説 せねばならない」などのフレーズを使用 したことから、登場 人物 から「解説 マン」と呼 ばれることもあった。また、本 作品 から富山 は次週 予告 ナレーションも担当 している。
登場 メカ
ゼンダマンのメカ
- ゼンダライオン
声 -山本 正之 - ゼンダマンを
乗 せタイムトンネルを駆 け巡 る蒸気 機関 車 とライオンを合 わせたメカ。最大 高 9m、重量 16トン(獅子 の16だから)、最高 速度 120km/h。ナンバープレートは「B-4416」(動輪 が二 つあることを示 すBと、九 九 の4×4=16→獅子 の16という洒落 から)。上半身 を前 に倒 すことで、走行 形態 (玩具 での名称 は「シシポッポ」)に変形 する。帽子 にカラオケ装置 を内蔵 しており、声 を担当 した山本 自身 が歌 うテーマソング通 りの「のど自慢 」で、タイムトンネル走行 中 はその自慢 の喉 を振 るわせ、セリフにメロディをつけるという、独特 の台詞回 しで話 したりもした。また、現代 の出動 においてはゼンダマン基地 側 に置 かれた廃 トレーラーの荷台 を展開 させパネルを通路 として連結 し道路 に接続 して出動 する(第 1話 など)。出動 時 ゼンダマン達 は下 顎 の牙 をグリップとして握 る。またアマッタンは後部 スペースに座 って乗 り込 む。 武器 はたてがみを展開 させて放 つ熱線 「ライオンビーム」、鼻 からの高熱 蒸気 噴射 、口 から火焔 放射 機 に、こしょう爆 弾 、笑 いガス弾 、破壊 音波 などがある。アクダマンのメカの攻撃 を受 けて行動 不能 になるが、1号 の持 つ「愛 のムチ」で打 たれると「効 いた〜!!愛 の〜目覚 め〜!」と称 して元気 を取 り戻 す。オーケストラメカによるファンファーレの後 、アマッタンが作成 したシステムメカでピンチを乗 り越 える。またファンファーレメカが行動 不能 に陥 った際 などは、ゼンダマンがファンファーレを担当 するときもあった。歌 う事 しか興味 を持 っていないため、戦闘 には消極 的 。アマッタンの嘘 で救援 メカがデビューしたと聞 いた際 、「ガラクタども」と評 するなど口 が悪 く、「初 めから目覚 めているから今日 はいらん!」と愛 のムチの電流 をゼンダマン1号 に逆流 させたこともあった。こうした性格 に手 を焼 かされた鉄 ちゃんとさくら、アマッタンは徹夜 でゼンダゴリラ達 を造 る事 となり、第 36話 以降 、ゼンダゴリラ、ゼンダコトラ、ゼンダワンを格納 する貨車 とアマッタンが立 って乗 り込 む専用 の台車 の合 わせて4両 を連結 し全 5両 編成 の輸送 専用 車両 となった。- システムメカ
- 『ヤッターマン』のビックリドッキリメカに
相当 する、最終 兵器 的 メカ。ゼンダライオンのしっぽに引 っ掛 けたトランクの中 からパーツが現 れ、それをアマッタンが持 つリモコン「クミコン」で組 み立 て、アクダマメカを攻撃 する。そのパーツは一般 的 な物 から、野菜 ・日曜 大工 用品 ・学用品 ・金貨 など色々 有 る。 大抵 はアクシデント無 しでアクダマメカを撃破 するのが多 いが、時 によってはアマッタンがパーツを1ヶ余 らせたためにピンチになるも、偶然 から勝利 するという例 もしばしば有 る。次 の通 り。
第 1話 の箱船 メカ戦 …ジェットコースターレールメカを作成 し、箱船 メカを乗 せて暴走 させるも、パーツが余 ってメカがストップしてしまうが、レールメカが揺 れて再 び暴走 し、岩 に激突 させて大破 。第 13話 のコバンマリン戦 …日曜 大工 メカ製 のノコギリザメメカを作 ったのに対 し、アクダマンは小判 爆 弾 をノコギリザメメカに貼 り付 ける。だがパーツが余 ってノコギリザメメカはバラバラになって、小判 爆 弾 がコバンマリンに戻 り、そうとは知 らぬトボッケーのボタン操作 で爆破 。第 14話 のハネスネーク戦 …学用品 メカで飛行機 を作 るも、バネパーツが余 ってハネスネークの攻撃 で大破 、だが余 ったバネがミサイルを発射 して勝利 。第 23話 のギュウバコーン戦 …竹筒 メカを組 み合 わせた闘牛 士 ロボを作 るも、剣 を刺 した直後 に爆発 させるのに必要 な信管 パーツを余 らせてしまう。しかし調子 に乗 ったムージョがレーダーを狂 わせて突撃 を命 じたため、ゼンダマンが期待 した馬鹿 さ加減 を曝 け出 す格好 で激突 の衝撃 によって闘牛 士 ロボ諸共 爆破 。ムージョはサイバンマシーンにもこれを指摘 された。第 35話 のハリコンタイガー戦 …竹筒 メカで作 った弓 兵 メカを作 るも、パーツが余 ったために矢 が打 てず、ハリコンタイガーの大型 爆 弾 で大破 。だが矢 の爆 弾 が爆風 でハリコンタイガーに命中 して爆破 。
- ゼンダゴリラ
編 となった第 36話 以降 のシステムメカは、メカレス用 のリングとなり、毎回 同 じパーツを組 み立 てて完成 、また夜間 試合 となった第 45話 では、照明 まで作 られた。なおメカレスの客席 (一部 除 く)や、第 48話 の土俵 (この回 は相撲 勝負 だった)については語 られていない。
- ゼンダモグラ
声 -宮村 義人 戦力 不足 を埋 めるために登場 (初 登場 は第 3話 )したモグラの姿 をしたゼンダーメカ(救助 メカ)。高 さ3.5m、重 さ4t、速度 100km/h。口 の先 に付 いたドリルと回転 する手 で地中 を進 む事 ができ、装備 は、ドリルを回転 させて飛 ばすドリルパンチに、羽 を広 げれば空 も飛 べるジェットノズル、背中 に装備 された特殊 爆 弾 。アマッタンの笛 でやって来 る。地中 での探索 や戦闘 に適 している。歌 いながら登場 する。- ゼンダビーバー
声 -田中 勝 戦力 不足 を埋 めるために登場 (初 登場 は第 4話 )したビーバーの姿 をしたゼンダーメカ(救助 メカ)。高 さ2.2m、重 さ2t、速度 100km/h。敵 を切 り刻 む両手 の丸 ノコギリと、相手 を噛 む前歯 に、背中 より飛 び出 すチェーンを装備 として備 え、森林 や水中 での戦闘 に適 した仕様 となっている。アマッタンが笛 を吹 くことで、タイムトンネルを駆 けてやって来 る。ジーン・ヴィンセントの『ビー・バップ・ア・ルーラ("Be Bop A-Lula")』を模 した歌 を歌 いながら仕事 をこなす。ムージョからは「バービー」などと呼 ばれる。- ゼンダシロクマ
声 -荒川 保男 戦力 不足 を埋 めるために登場 (初 登場 は第 5話 )したシロクマの姿 をしたゼンダーメカ(救助 メカ)。高 さ3.3mm、重 さ3.5t、速度 100km/h。強力 エンジンによるキャタピラで走行 。装備 は背中 に2基 搭載 した特殊 爆 弾 と、相手 を凍 らせる口 から出 す冷気 、素早 く伸 びて敵 を吸 い付 ける胸 に隠 してある強力 磁石 。アマッタンの笛 でやって来 る。寒冷 地 での戦闘 に適 している。民謡 を歌 いながら登場 する。ムージョには「ベアベア」と呼 ばれている。第 36話 以降 、ゼンダゴリラが中心 となってメカ戦 で戦 うようになったため、3機 とも登場 しない。- ゼンダゴリラ
声 -飯塚 昭三 - ゼンダライオンの
戦闘 嫌 いに手 を焼 かされていたゼンダマンが第 36話 冒頭 で完成 させて登場 したゴリラ型 のゼンダーメカ。36話 等 におけるリングアナのトミーヤマの選手 紹介 によると、2600パウンドのAカップ。(パウンド数 は稀 に2600パウンド3分 の2になったりと、若干 の変動 が有 る。)移動 用 を兼 ねていたゼンダライオンと異 なり戦闘 に特 化 したマシンで、怪力 で戦 う。足 にローラースケートを履 いており、ゼンダライオンが出 したリングで、悪玉 メカとプロレスで勝負 する(例外 的 に土俵 が出 され、相撲 で勝負 したこともあった)。また、フェンシングで勝負 したこともある(第 37話 )。勝負 する前 には逸 るアクダマンを制 して必 ず「今週 のアクション踊 り」というダンスを踊 り自身 の士気 を上 げる。このとき尻 を見 せ、トボッケーに「ムージョに変 なもん見 せんなー!」と怒 られるのはお約束 。乳房 が燃料 タンクになっており、エネルギー切 れになるとゼンダワンから補給 を受 ける。強 い刺激 を受 けたり極度 に興奮 するとエネルギーを過剰 消費 するという弱点 があり、毎回 そこを突 かれてムージョのお色気 攻撃 「悩 ましポーズ」で鼻息 を荒 らげ歌 い混乱 状態 「春 の目覚 め」に陥 るが、1号 の持 つ「愛 のムチ」で打 たれると「野生 の目覚 め」となって、悪玉 メカに逆転 勝利 する。基本 的 にプロレス技 を使 うが、胸部 からミサイルを放 つこと(第 39話 )や、ロケットパンチを放 つこと(第 42話 )も可能 。語尾 に「ゴリラ」を付 けて話 すことが多 い。第 40話 以降 は、その時代 の女性 客 に歓声 を浴 びるようになり、ムージョに「世 の中 、どっかが狂 ってるよ」と言 われたり(第 40話 )、トボ山 タケオに「世 の中 も変 われば変 わるものです」と言 われるようになる(第 44話 )。 - ゼンダコトラ
声 -山本 正之 初 登場 は第 36話 。その名 のとおり子供 のトラの姿 をしたゼンダーメカ(救助 メカ)。背中 に救急 箱 を抱 えている。ゼンダゴリラの修理 役 を担当 する他 、鉄 球 やつま先 から出 すミサイルで援護 攻撃 も行 う。主 に破損 した部分 を針 と糸 の補修 財 で修理 する。口 がバーナーになっていて、閉 じると溶着 ペンチの役割 をなし断線 した配線 をつなぐことも出来 る。- ゼンダワン
声 -田中 勝 初 登場 は第 36話 。ダックスフントの姿 をしたゼンダーメカ(救助 メカ)。ゼンダゴリラのエネルギー補給 を担当 。長 い体 の腹部 に3基 の燃料 タンクを積 んでおり通常 上 の2基 が発射 される(残 り1基 は予備 )。ゼンダコトラの修理 中 、背部 のミサイルや体当 たりで援護 攻撃 を行 うこともある。- ゼンダマン
基地 - ゼンダ
基地 とも。ゼンダマン達 の使 う6階 建 の移動 基地 。最上階 がハンバーガー店 になっていて普段 は地面 の中 に隠 してあるが、タイムマシンも内蔵 しており緊急 時 には「呼 び寄 せミラー」を使 って呼 び出 す。走行 時 は60km/h。基地 上部 のミサイル発射 台 、基地 前面 に赤外線 ビームを内蔵 。基地 内部 にはゼンダライオン等 のメカを待機 させることができる。また、隣接 して置 かれているトレーラーの荷台 は道路 合流 用 のランチになっており荷台 パネルを展開 して高架 道路 に連結 する。
アクダマンのメカ
- シャレコウベメカ
- シャレコウベ
型 のメカ。アクダマンがタイムワープする際 に使 う。『タイムボカン』のタイムガイコッツに相当 し、これに様々 な装備 をつけて出発 する。 - アクダマンメカ
浦島 太郎 の時代 →カメメカ(第 2話 )など、行 った時代 に因 んだ物 や動物 がモデルとなっている。また二 重 構造 になっていたり、トボッケーの「アクダマメカ、衣替 えェ!」のコールで変形 するのもある。第 36話 からは、モチーフは変 わらないが、メカレスのためにレスラー(稀 に騎士 や相撲取 り)に似 た姿 をしているメカが登場 。そのメカレスでは観客 に罵声 を浴 びせられた上物 を投 げつけられるのが定番 となっている。- ゼンダライオンとの
戦 いにおいては、第 4話 ・第 21話 のようにコクピットを突付 かれたり、第 5話 ・第 34話 などのようにコクピットにミサイルが戻 ってきたり、第 19話 のように杭 打 ち機 メカで潰 されたりしても、シャレコウベメカはピンピンしていることが多 い。こうしたやられ方 のパターンは、『逆転 イッパツマン』まで踏襲 されることとなる。 - サイバンマシーン(おしおきマシーン・
裁判 メカとの表記 もある) 声 -宮村 義人 - アクダマンのアジト
地下 にいつの間 にか置 かれていた巨大 なメカ。左側 にハンマーと重火器 を、右側 に重火器 をそれぞれ装備 する。誰 が作 ったのかは作中 では明確 には触 れられておらず[注 5]、第 1話 の時点 ではトボッケーもその存在 を知 らなかった様子 を示 している。毎回 失敗 の原因 を分析 し責任 者 に罰 を与 える。失敗 の責任 が一番 重 いと判断 された者 を断罪 し、「馬 蹴 りの刑 」や「サンドバッグの刑 」などに処 した。自身 の判決 に逆 らう事 を良 しとせず反論 すれば即 法廷 侮辱 罪 に。第 24話 では弁護士 メカをライフルで撃破 、また第 36話 では内蔵 している重火器 を全 展開 して抵抗 するアクダマン達 を屈服 させた事 もあった。ただしかなりいい加減 なところもあり、全員 を処罰 したり、「時間 がないので適当 に決 める」としたこともある。 抑揚 のない低 い声 で話 すのが特徴 だが、第 31話 などごく稀 に自身 の感情 を表 に出 すような声 を出 すことも。特定 の誰 かに責任 があると言 いつつ別 の人物 を最 も責任 重大 と断定 するなど論理 を飛躍 させたり、アクダマンが若返 っていてもそれと認識 できるなど、優秀 なコンピューターを持 つ。- 1
週間 に一 度 判決 を下 さないと異常 を来 す。それゆえ第 51話 では、アクダマンがニャラボルタの策略 で戻 って来 れなかったために怒鳴 り声 を上 げながら怒 り狂 い、ハンマーを叩 き続 けたり右側 にある重火器 を乱射 した末 に最終 回 で暴走 。ハンマーが外装 を叩 き潰 して屋敷 を巻 き添 えに大 爆発 という最期 となった。 - EDクレジットは「
裁判 メカ」と表記 され、アクダマンも時折 、裁判 メカと呼称 する。 弁護士 メカ第 24話 と第 41話 に登場 。アクダマンの弁護 を行 うためにトボッケーが製作 したメカ。第 24話 に登場 した1号機 は弁護士 スタイルと漫才 師 スタイルの2面 構造 となっており、弁護士 メカが「お許 しください。彼 らの努力 を買 って執行 猶予 とか」と発言 した直後 に、漫才 師 スタイルに切 り替 わった途端 「いよぉー裁判 長 大統領 、こんちまたにくいねぇ、女殺 し」と発言 したことから、直後 にサイバンマシーンの右肩 にあるライフルによって破壊 された。第 41話 に登場 した2号機 は弁護士 スタイルのみとなり、「予算 を使 った割 には工夫 の無 いアイデア不足 にある」という検事 側 の文書 を誤 って読 んでしまった。第 24話 ・第 41話 とも、最終 的 にトボッケーが刑罰 を受 ける羽目 となった。
コクピットメカ
- おだてブタ
声 -富山 敬 前作 に引 き続 いての登場 。本 作品 では鉄道 の腕木 式 信号 機 を登 って登場 する。なお前作 のようにヤシの木 を登 って登場 することもある。本 作品 では、「ブタより太 ったブタもいる」(第 16話 で鬼 によって太 らされたアクダマンに対 し)や、「毎度 やってると疲 れるのだ」(第 35話 )や、「ブタも貶 せばずり落 ちる」(第 43話 で敗戦 後 )のように、アクダマンを茶化 したり、巨大 サイズで鼻息 をムージョにかましたり(第 39話 )、ムージョがゲストキャラを口説 き落 とそうとした寸前 に突如 現 れたり、とタイムボカンシリーズの中 でもかなりアクティブである。- オシイ
星 人 声 -荒川 保男 →坂東 健児 - トボッケーがマンネリを
破 るべく徹夜 で作 り上 げた宇宙 人 型 メカ。第 20話 で初 登場 。攻撃 が反 れると登場 し、踊 りながら(初回 のみ振付 けが異 なっている)「惜 しい」を「オシイ」と絡 ませ、最後 に「もうチョト〜」で締 める歌 を歌 う。モデルはタイムボカンシリーズに演出 として参加 していた押井 守 。デザインは笹川 監督 の手 による[1]。 次 作 「オタスケマン」のエンディングテーマでは映像 (第 1エンディングでは歌 の方 も)の締 めを担 った。- はげましカラス
声 -池田 勝 - 「ハゲ
増 し」との引 っ掛 けで、頭 がハゲているカラス。こぶしを振 り上 げて「ヤラレンナヨー」と叫 ぶ。 - コーラスガラス
声 -池田 勝 、宮村 義人 、山本 正之 、富山 敬 - 4
羽 一 組 のメカ。別名 はヤルガラス。3体 が順番 に言 った後 に最後 の1体 が必 ず負 けることを推測 することをコーラスをする。なお1回 だけ最後 の1体 とおだてブタが入 れ替 わって登場 して、他 のカラスがずっこけた事 があった(第 42話 )。また、最後 の1体 がムージョに撃 たれて壊 された事 もあった[注 6]。 - ワンスモアガラス
声 -佐久間 あい- コーラスガラスが
登場 した後 に再 び登場 させる。 - お
答 えガラス 声 -富山 敬 、肝付 兼太 割符 の鑑定 をしてくれるメカ。セリフの最後 によく、「ただし正確 な情報 ではありません」と付 け加 えることが多 い。
その他 のメカ
- ドッチデモイーゾー
- メカレス
戦 でレフェリーを担当 する。
用語
- タイムトンネル
- アクダマンが
使用 する大昔 にも未来 にも行 けるメカ。紋 者 博士 の発明 を真似 して作 った。 - ムージョ
屋敷 紋 者 研究所 の裏手 にある崩 れかけた屋敷 。外見 こそ崩 れかけているが内部 は生活 可能 な環境 を有 しアクダマンの隠 れ家 になっている。電気 、ガス類 は盗 んで使 っており、紋 者 研究所 に電線 を接続 して情報 を盗 み聞 きする。階段 を降 りた所 にサイバンマシーン、右手 側 は作業場 、左手 側 はタイムトンネル、ムージョの個室 は男性 立 ち入 り禁止 。最終 話 でサイバンマシーンが暴走 の末 に自壊 したため、崩壊 してしまった。命 のもと不老 長寿 の効果 があると言 われている秘薬 であり、本 作品 におけるキーアイテム。紋 者 博士 はこれを世界 平和 に役立 てるために研究 を重 ね、探索 と回収 のためにタイムトンネルを完成 させた。しかし、これを己 のために用 いようとするアクダマトリオが妨害 工作 を仕掛 けてきた事 から、戦 いの幕 が切 って落 とされることになる。第 51話 で命 のもとが1860年 (安政 7年 )の会津 にある事 が判明 。争奪 戦 の末 にティラノサウルスメカでゼンダマンを破 ったアクダマンが命 のもとが溢 れた池 を一滴 残 らず吸 い上 げて帰還 しようとするも、真 の黒幕 であるニャラボルタの策略 によってタンクに穴 をあけられ、更 にタイムトンネルを巧妙 に操作 された末 に中身 を空 にされてしまう。実 は、命 のもとの正体 は「一時 的 な若返 りの薬 」であり、効果 が切 れればそのまま本来 の肉体 年齢 に戻 ってしまうもので、一度 飲 めば永遠 の命 を得 られるといった都合 の良 いものではなかった。しかも原液 のままでは効果 が強 すぎるため、飲 むときは水 で薄 めなければ副作用 を起 こし、赤 ん坊 にまで肉体 が戻 ってしまう。3000年 も生 きているニャラボルタのように、適量 を定期 的 に飲 み続 ければ長 い年月 生 き永 らえる事 も可能 だが、一 度 でも摂取 できずにき目 が切 れると、その瞬間 に急激 な加 齢 により肉体 が老化 して死 んでしまう。実際 に紋 者 博士 が忠告 しようとした時 にアクダマンがニャラボルタから奪 った命 のもとを原液 のまま(薄 めないで)飲 み干 してしまった事 で副作用 を引 き起 こし、赤 ん坊 へと急激 に若返 ってしまった。反対 にニャラボルタはアクダマンに竹筒 を奪 われた挙句 、中身 も全 て飲 み干 されたために命 のもとを摂取 できず、効果 切 れによって呆気 なく老衰 死 してしまう自業自得 な末路 を遂 げた。
アクダマンの受 けた刑罰
刑罰 用 の装置 やメカはサイバンマシーン同様 、誰 によって製作 されたかまでは特 に言及 されていない。装置 やメカの操作 は刑罰 を免 れたメンバーやニャラボルタが行 っていた。
ムージョ
- ペンペンの
刑 第 1話 。処罰 理由 は「リーダーとしての責任 の欠如 」。水車 型 のメカ本体 に取 り付 けられたマニピュレーターに連続 で尻 を叩 かれる。この水車 メカは手回 し式 で、トボッケーが操作 を担当 した。- かすみ
網 の刑 第 9話 。「口 の割 には大 して活躍 がない」から。光線 の具合 で霞 んで見 える上 に所々 穴 の開 いた網 の上 を歩 かされる。下 に針 地獄 。三 千里 の刑 第 11話 。理由 は第 1話 とほぼ同様 。超 高速 で回転 するコンベアの上 を走 らされる。背後 に回転 ノコギリ。宇宙 迷子 の刑 第 17話 。自分 達 の活躍 をアピールするトボッケーとドンジューローの眼 の前 で「お前 達 が当 てにならないから新人 を募集 する」と発言 したことで、「部下 を信 じようとしない」とサイバンマシーンに判断 され、且 つお色気 過剰 であるという理由 で処 された。トボッケーとドンジューローが動 かすプラネタリウムを背景 に逆 さ吊 りにされる。美容 体操 の刑 第 18話 。「部下 にだけ寒 い思 いをさせ、自分 は美容 のためと称 していた」から(二人 に氷河期 でマンモスを探 させ、連絡 が来 るまで風呂 に入 っており、一 度 は無視 しようとした)。体 中 にベルトを巻 かれ、体操 の如 くあちこちに引 っ張 られる。更 にドンジューローからは「お食事 は当分 レタスのお浸 しだけでっせ」と告 げられた。なお、判決 が下 った際 、パック中 だったためムージョが「今 パックしてるんですけど、刑 の執行 はその後 にしてもらえます?」と懇願 しサイバンマシーンが男性 陣 共々 ずっこける珍 しい描写 がある。野球 拳 の刑 第 19話 。ジャンケンコンピューターと野球 拳 をさせられ、負 けると服 を剥 ぎ取 られる[注 7]。判決 理由 は無 く、「なぜかは知 らねど」と言 いつつの指名 によるもの。安楽 の刑 第 20話 。「自分 が悪 いと思 う者 、前 に出 なさい」というサイバンマシーンの指示 にトボッケーとドンジューローがすかさず後 ろに下 がったことで、ムージョが前 に出 た格好 になったため。ドンジューローが第 16話 で受 けた風船 の刑 と似 ている。ニャラボルタに体内 に空気 を入 れられたり、抜 かれたりして上下 の針 地獄 の間 を風船 玉 のように漂 わされる[注 8]。最後 は針 地獄 に接触 して破裂 、体型 は元 に戻 るが素 っ裸 に。- インベーダーの
刑 第 23話 。トボッケーが台 に固定 されたムージョの操作 、ドンジューローが小型 爆 弾 落 としを担当 するという形 で反撃 なしのインベーダーゲームをするというもの。いきなり判決 を下 されたため、「審議 はしないんですか?」とムージョは問 いたが、「黙 れ。ムージョ、お前 は馬鹿 さ加減 をさらけ出 して今回 の失敗 を招 いた[注 9]罪 はまことに許 し難 い」とサイバンマシーンに切 り捨 てられ、問答 無用 で処罰 された。操作 した2人 は「ボクちゃん、こういうの下手 なんよ」「ワイら給料 安 いよって、練習 でけへんもんな」と言 いながら楽 しんでいた[注 10]。籠 かきの刑 第 26話 。ベルトコンベアの上 で尻 を鞭 で打 たれながら、トボッケーとドンジューローの乗 った籠 の籠 かきをさせられ、操作 担当 のニャラボルタに速度 を上 げられる。即刻 い渡 されて処罰 されたため、理由 は無 い。黒焦 げの刑 第 29話 。処罰 理由 は「(坂本 龍馬 に恋 をして)悪 の道 から脱落 しようとした」から。煙 の出 る煙突 の真上 に吊 るされて、トボッケーとドンジューローが交互 にふいごを踏 んで噴 き出 す煙 を浴 びて、燻製 にされる。黒船 との引 っかけである(実際 にサイバンマシーンは「黒船 ならぬ」と言 っている)。裸 踊 りの刑 第 31話 。アクダライオン(声 -滝口 順平 )敗北 の責任 を取 らされてのもの(実際 は即座 に処罰 )。温度 調節 可能 な氷 の牢 中 で裸 踊 りをさせられる刑罰 。判決 が下 った時 、「あら、ボクちゃんそういうの大好 き!(トボッケー)」「ワイも好 きや〜!(ドンジューロー)」の言葉 に「我輩 もだ!」とサイバンマシーンにしては珍 しい抑揚 のある返答 をされたアクダマトリオは盛大 にずっこけた。踏 み潰 しの刑 第 33話 。処罰 理由 は「他人 (トリオの男性 陣 )に責任 を押 し付 け、代官 に流 し目 を送 った」から。巨大 なロボット足 に地面 を踏 まれた反動 で上 に飛 ばされ、拳骨 を食 らって下 に落 とされるのを繰 り返 される。メカは有人 操作 であり、ドンジューローが担当 。叶 わぬ鯉 の滝 登 りの刑 第 34話 。サイバンマシーンに申 し開 きを許 された瞬間 、トボッケーとドンジューローの欠点 をまくし立 てた事 で、「部下 を庇 う事 無 く、自分 だけ良 い子 になろうとする」からという理由 で有罪 に。激 しく流 れる滝 の下 からかわるがわる突 き出 して来 る針 に尻 を刺 されながら、蔓 を使 って登 るというもの。なお、この時 トボッケーとドンジューローは「良 い眺 めね〜、ビールが美味 しい」「そうや、ビジョビジョ(美女 の引 っかけ)や〜」とビール(ジョッキ)を飲 みながら見物 していた。「叶 わぬ恋 」と引 っかけた刑罰 である。また、処罰 理由 は前述 の通 り第 33話 のものと似 ており、これは連続 で処罰 されたケースでも珍 しいことである。- ごちそうの
刑 第 39話 。処罰 理由 は「きびだんごを食 うチャンスを何 度 も逃 した」から。回 し車 の中 でハムスターよろしくメカライオンに追 いかけられる(つまりムージョ自身 がごちそうにされる)刑罰 である。五輪 の刑 第 43話 。処罰 理由 は「優勝 する筈 の無 いトボッケーとドンジューローを出場 させ、神聖 なるオリンピックを汚 したムージョの罪 はその体重 と同 じくらいに重 い」のと、体重 を出 されて不服 を唱 えたムージョがサイバンマシーンにお色気 を使 った事 による法廷 侮辱 罪 ならぬ「法廷 おちょくり罪 」(サイバンマシーンはこの時 、「目眩 が〜」と言 いながら軽 くずっこけた)。小 さなテーブルの上 で両 手足 と腰 に火 の付 いた小 さいフラフープを片足 立 ちで回 される刑罰 で、回 す輪 の数 とオリンピックの五輪 を引 っかけている。周 りにはガソリンが流 れており、落 とすと火 の海 になる(火 の海 になる描写 はトボッケーとドンジューローの想像 入 り解説 のみ)。素晴 らしいプロポーションの刑 第 44話 。「メカ設計 上 の不備 の罪 」を理由 に有罪 にされかけたトボッケーが異議 を唱 えたため、これを認 めたサイバンマシーンが「責任 者 」である事 を理由 に処 した。胸 と尻 に風船 を固定 され、トボッケーとドンジューローがふいごで空気 を入 れて膨 らました後 、ニャラボルタが引 っ掻 いて屋敷 ごと大 爆発 。上空 に飛 ばされながら全裸 にされた。この時 「お達者 で〜(トボッケー)」「もう来 るな〜(ドンジューロー)」「ニャラちゃん、来週 から親分 ニャー(ニャラボルタ)」と言 われてしまった。判決 が下 った時 、「やだぁ〜、これ以上 美 しくなったらどうしよう」と言 っていたため、男性 陣 がずっこけた後 で第 18話 同様 サイバンマシーンが「ずっこけた〜」と言 いながら真後 ろにずっこけた。巨人 の刑 第 46話 。「特 に目立 って悪 い者 はいないが、そうはいかない」というサイバンマシーンの気 まぐれによる指名 で処 された。いずれもトボッケーが受 けた、第 8話 の島流 しの刑 と第 38話 の二枚目 の刑 を掛 け合 わせたようなもの。両 手足 を鎖 で引 っ張 られながら、巨大 なローラーに挟 まれた体 を巨人 のように大 きくされる。操作 担当 はドンジューロー。- お
灸 の刑 第 49話 。処罰 理由 は「悪玉 のくせに小次郎 の嘘 に引 っかかった」から。体 の上 に、お灸 のもぐさで作 った野球 のダイヤモンドを設置 される。トボッケーが簡易 カタパルトで放 ち、ドンジューローが操作 するバッター型 メカにより打 ち放 たれた火種 によって一塁 に当 たる場所 から点火 。火 はやがてホームの特大 もぐさに到達 (トボッケーいわく「ホームイン」。)し、その中 に仕込 まれた打 ち上 げ花火 がドラゴン花火 のような火花 を吹 き上 げて打 ち上 がる。昇天 の刑 第 50話 。作中 における最後 の刑罰 。処罰 理由 は「天女 に情 けをかけた」から(ムージョは全裸 の状態 でいた天女 に「せめてもの情 けよ」と自分 のマントを与 えていた)。列車 砲 のような巨 大 大砲 でムージョを砲弾 にして撃 ち出 す、所謂 「人間 大砲 」である。それを見 て大笑 いしていたニャラボルタもトボッケーによって大砲 に放 り込 まれて、一緒 に処罰 される羽目 に。ムージョは撃 ち出 された後 「後 で物凄 い仕返 ししちゃうから」と報復 する気 満々 だった。
トボッケー
- はりむしろの
刑 第 2話 。針山 で全身 をつつかれる刑罰 。吟味 するのが面倒 といって、三 人 の喧嘩 の中 で最後 に名前 が出 たという非常 に理不尽 な理由 で処 された。- モグラ
叩 きの刑 第 4話 。モグラ叩 きゲームのモグラの役 をさせられる。予算 不足 を口実 に、「ええ加減 なメカ」を作 って敗退 したことによる理由 からの処罰 。馬 蹴 りの刑 第 7話 。振 り子 のように宙吊 りにされて、馬 ロボットの後 ろ足 に蹴 られ続 ける。「他 の2人 よりもトボッケーが悪 い」とサイバンマシーンは理由 に上 げていたが、どのように悪 いのかは語 っておらず、非常 にいい加減 。急 に言 われたトボッケー本人 も「どうして!?」と驚 いていた。島流 しの刑 第 8話 。縞 模様 の囚人 服 を着 せられて、ローラーでつぶされる。その様 から「縞 流 し」とも引 っかけている。判決 理由 は「裁判 中 に無関係 なこと[注 11]を言 ったため」。- おだてブタの
刑 第 10話 。上 に2匹 の豚 がいる状態 でカニロボットに追 いかけられながら延々 と木 を登 らされる。この回 ではメカ(三重 の塔 メカ)を3分裂 させてゼンダマンを撹乱 したが、調子 に乗 ったトボッケーが作 ってあった特大 のおだてブタを登場 させたため、本体 を見破 られて敗北 した事 が処罰 の理由 。窮屈 の刑 第 12話 。何故 かいきなり判決 をい渡 された時 に、「審議 もしないで判決 なんて無茶 よ」と文句 を言 ったことでサイバンマシーンから「今 の一言 でトボッケーに決定 」と断 じられた。狭 い部屋 内 で四方八方 から靴 が押 し付 けてくる(「窮屈 」と「靴 」が掛 かっている。)。鮫 攻 めの刑 第 13話 。狭 いガラス張 りの部屋 内 で4枚 の円盤 ノコギリが前後 から襲 ってくる。処罰 理由 は「時間 が無 いので簡単 に決 める」として、3人 に向 かって放 った1個 のサイコロがトボッケーの前 で止 まったからという極 めて適当 なもの。勿論 トボッケーは「罪名 言 ってみろってんだい!」と激怒 するが、その時 手 すりを何 度 も殴 って壊 してしまったがために「騒乱 罪 、及 び法廷 侮辱 罪 、並 びに器物 破損 罪 である」と告 げられる羽目 に。毛抜 きの刑 第 14話 。ドンジューローが操作 するメカで髪 と足 の毛 を抜 かれる。この回 のメカ、ハネスネークが爆発 した際 、どさくさに紛 れてニャラボルタの毛 を、日頃 の恨 みで毟 ったことがサイバンマシーンにバレていたため、問答 無用 で処 された。- ボール
当 ての刑 第 22話 。ボール当 ての的 にされる。理由 は作中 にて落盤 に巻 き込 まれ気絶 、それから何 もしなかったため。事実 この回 ではトボッケーの気絶 のせいで、ムージョとドンジューローがメカの操縦 に四苦八苦 していた。泥 人形 の刑 第 24話 、中世 ボヘミアからの帰還 後 。命 の水 の入手 の失敗 に対 する判決 ではなく、法廷 侮辱 罪 に問 われての処罰 。この回 、トボッケーが出 した弁護士 メカが「いよぉー裁判 長 大統領 、こんちまたにくいねぇ、女殺 し」と発言 した事 がそのきっかけだった。首 から下 を覆 われた粘土 と共 にろくろに回 されながら、色々 なものに作 られた。- ワニワニバックンの
刑 第 25話 。「はるばる(蛇 がモチーフのメカのヤナコンダーで)アマゾンにまで行 ってカエル(型 のシステムメカ)にバカにされた3人 を代表 して」という非常 に適当 な理由 から処 された[注 12]。口 を開 け閉 めしているワニの頭部 型 メカの上 にバネで宙吊 りにされる。迷路 の刑 第 28話 。広大 な上 に出口 のない迷路 の中 を延々 とさまよわされる刑罰 。処罰 理由 は「(他 の2人 と比 べて)たかが野菜 のメカにやられるようなメカを作 ったトボッケーの責任 は最 も重 い」から。トラ刈 りの刑 第 35話 。「(他 の2人 の罪 よりも)口 ばっかり達者 でいつも失敗 ばかりしているトボッケーの罪 は一番 重 い」ことから有罪 に。ドンジューローが操作 するメカによって全身 をバリカンで切 り裂 かれる(「虎刈 り」とこの話 のテーマの「虎 狩 り」が掛 かっている。)。最後 に「全国 の女子高 生 の皆 さん、助 けて!」と懇願 し、バリカンで殴 られた。二枚目 の刑 第 38話 。処罰 理由 はずばりメカ戦 で完敗 (チャンバラン→アクダマジェットシン。最後 はゼンダゴリラの連続 攻撃 で大破 )したことに対 する責任 。顔 を無理 やり整形 させられ、しまいには脚 まで伸 ばされた。- ところてんの
刑 第 41話 。ところてんのように平 らに潰 されて下 の筒 へ落 とされ、潰 されてまた下 の筒 へと押 し出 されるのを繰 り返 される刑罰 。処罰 理由 は2代目 弁護士 メカがうっかり検事 側 の「予算 を使 った割 には工夫 の無 いアイデア不足 にある」という文書 を読 んだため。この際 サイバンマシーンは「弁護 してちょうだいよ〜」と妙 にノリが良 かった。- サンドバッグの
刑 第 42話 。「弱 いメカを作 ったトボッケーの罪 は重 い」として即行 で処 された。四方八方 からパンチが飛 んでくる中 でスパーリングをさせられる。操作 担当 のムージョに「ムージョ、よく聞 け! お前 よりさくらの方 が美人 だー!」と本音 混 じりの文句 を言 った途端 、パンチの一斉 攻撃 を喰 らい、「こんな番組 辞 めてやる!」と怒 り心頭 だった。気長 の刑 第 48話 。処罰 理由 は「最後 まで諦 めずに戦 おうとせず、あっさり負 けた」から。鉄 球 付 きの足枷 をつけられて、塩 粒 の数 を数 えさせられる。自棄 を起 こすとサイバンマシーンが操 るメカに殴 られるおまけが付 いている。- キャッチャーミットの
刑 映画 で登場 。ボール当 ての刑 と同 じ。
ドンジューロー
断食 の刑 第 3話 。処罰 理由 は「メカ戦 敗退 の全 ての元凶 」[注 13]。鳥 かごのような牢屋 に閉 じ込 められて、他 のメンバーの食事 の光景 を見 せられながら断食 させられた結果 、やつれてしまった。岩石 落 としの刑 第 5話 。「メカ戦 でトボッケーとムージョが焦 る中 、涼 しい顔 でただ見 ていただけだった」から。トボッケーが作 った、ニャラボルタが穴 にナイフを刺 していくロシアンルーレット式 の罰 で、当 たりの穴 にナイフを入 れると紐 が切 れて装置 が作動 、頭上 の岩 が落 ちる。落下 と同時 に屋敷 が崩 れ落 ちた。- ジュージューの
刑 第 15話 。時間 がないためすぐに処 された。処罰 理由 は「脂 がのっているから」。熱 い鉄板 の上 に乗 せられる。風船 の刑 第 16話 。ただでさえ太 っているという理由 で処 された。トボッケーとニャラボルタによって体 に空気 を送 り込 まれて風船 玉 のようにされ、最後 は爆発 。殆 ど似 た様 な理由 で二 週 連続 で有罪 となった珍 しいケースでもある。大仏 の刑 第 21話 。処罰 理由 は反省 している他 の2人 (実際 は演技 )を嘲笑 したことで、全 く反省 していないと見 なされたため。頂上 に大仏 と同 じポーズと格好 で固定 され、ダルマ落 としの要領 で下 の針 地獄 へと近付 いていく。- ウサギとカメの
刑 第 27話 。処罰 理由 は「台詞 がほとんど無 かったから出番 を与 える」ためというこれまでにないほど理不尽 なもの。手足 の自由 を奪 われた上 でターンテーブルを走 るウサギ型 メカかカメ型 メカのどちらかに乗 せられ、その後 ろを大 きな電気 丸 のこの刃 が追 いかけてくる。特別 に選択 権 があり、最初 ドンジューローはカメを選 んだが、カメのスピードが遅 すぎてウサギに変 えた。ところが今度 はスピードが早 すぎて早 くターンテーブルを一周 してしまい、前方 にいる鋸 刃 に自分 から当 たってしまった(ぶつかる直前 にドンジューローが叫 ぶ顔 のアップで本編 は終了 した)。- お
金 積 みの刑 第 30話 。敗北 そのものよりも、サボテンメカの制作 費 をネコババ[注 14]していたことによってメカの弱体 化 を招 いたことに対 する責任 を問 われて有罪 に。天秤 にパンツ一 丁 で縛 り付 けられたドンジューローと積 まれたコインの皿 をそれぞれ置 き、積 まれたコインの重 さ次第 でドンジューローの下 で燃 えさかる炎 によって尻 が焼 かれる。初舞台 の刑 第 32話 。アクダマトリオを辞 めて歌舞伎 役者 への復帰 を考 えていたため。高所 に設置 された狭 い舞台 に立 たされ、さらにその舞台 がだんだん狭 くなっていき最後 は落下 。それと同時 に何故 か屋敷 も真下 に陥没 する。なお判決 が下 った時 、ドンジューローは「舞台 に立 てるんでっか?」と喜 んでいた。- メリーゴーランドの
刑 第 40話 。処罰 理由 は「まるで活躍 しなかった」から。3体 の馬 に揺 られながら、ドンジューローの乗 った馬 の前後 の馬 達 に蹴 られ、乗 った馬 に突 き上 げられて上 から拳骨 を喰 らった後 に、乗 った馬 が高速 回転 する刑罰 。機関 車 の刑 第 47話 。時間 の都合 により審議 なしで、「力 自慢 であるにも拘 らず、全 く役 にたなかった」ことから処 された。槍 の穂先 がある板 に左右 を挟 まれ、右 にバネ、左 に鎖 が付 いた鉄 の輪 で固定 される。そしてニャラボルタが操縦 する機関 車 で引 かれれば左 の板 、逆 に緩 まればバネの力 で右 の板 に引 き寄 せられる刑罰 。
3人 全員 または複数
猛獣 の刑 第 6話 。番組 初 の3人 全員 が処 された刑 。「汝 ら、また失敗 をしたな。その罪 は海 よりも深 し」と告 げた途端 、3人 が責任 を擦 り付 け合 ったのを「お前 達 のチームワークがなってないがための失敗 だ」と咎 めた上 でい渡 した。ムージョが水車 でネズミ、トボッケーがその水車 で雲梯 をしながら猿 、ドンジューローがコンベアの上 でゴリラをそれぞれさせられる。トボッケーには下 から時折 伸 びてくる針 が、ドンジューローにはコンベアの後方 にある巨大 な回転 ノコギリがそれぞれ襲 ってくる。- オイルの
天 ぷら揚 げの刑 第 36話 。処罰 理由 は「イメージチェンジであるにも拘 らず、無様 な敗北 を喫 した事 は許 せない」から。3人 揃 って抵抗 しようとしたが、サイバンマシーンが内蔵 銃火 器 を全 展開 して対抗 したために降参 し、3人 全員 が処 された。ニャラボルタが踏 んで操作 する巨大 な穴 空 きお玉 に乗 せられた3人 が下 にある高温 のオイルに落 とされて、天 ぷらにされる刑罰 (劇 中 では落 ちていない)。- ガムテープの
刑 第 37話 。トボッケーとドンジューローが「何 もしなかった」という理由 で処 された。体 中 に貼 られたガムテープを剥 がされて毛 を毟 られる刑罰 。サイバンマシーンは当初 彼 らの発言 を許可 するつもりだったようだが、「どうせ罪 の擦 りっこ(擦 り合 い)をする事 だろうから」ということで結局 しなかった。入 れ歯 ガチガチの刑 第 45話 。シーソーに立 たされた3人 が前後 にある巨大 入 れ歯 の機械 に襲 われる刑罰 。尺 の関係 からか即刻 処 された。
この
スタッフ
製作 -吉田 健二 原作 - タツノコプロ企画 室 (連載 誌 - 『てれびくん』、『小学館 学習 雑誌 』)企画 -九里 一平 、鳥海 尽 三 、柳川 茂 、酒井 あきよし音楽 -神保 正明 (現 ・神保 雅彰 )、山本 正之 担当 ディレクター -原 征 太郎 ( -第 37話 )、大貫 信夫 文芸 担当 -小山 高男 (第 38話 - )- オープニングアニメ -
田中 亨 - プロデューサー -
永井 昌嗣 、横尾 潔 - キャラクターデザイン -
天野 嘉孝 - メカニックデザイン -
大河原 邦男 美術 スタイリング -多田 喜久子 担当 -別所 孝治 、田島 潔 (フジテレビ)、内間 稔 、大野 実 (読売広告社 )総 監督 -笹川 ひろし美術 担当 -岡田 和夫 録音 制作 - ザックプロモーション録音 ディレクター -鳥海 俊 材 効果 -加藤 昭二 (アニメサウンドプロダクション)録音 -高橋 久義 現像 -東京現像所 制作 担当 -松本 堯一、岡嶋 雄二 、加藤 長 輝 制作 協力 - アニメフレンド、アニメルーム、葦 プロダクション、アドコスモ、スタジオナイト、タマプロダクション制作 - フジテレビ、タツノコプロ
主題歌
- オープニングテーマ「ゼンダマンの
歌 」 作詞 ・作曲 -山本 正之 /編曲 -神保 正明 /歌 -藤井 健 第 38話 からは、オープニング映像 にゼンダゴリラ、ゼンダコトラ、ゼンダワンの映像 が追加 したものが放送 された。- アルバム『アニメの
大王 』には山本 によるセルフカバー版 が収録 されている。
- エンディングテーマ「これまたアクダマン」
作詞 ・作曲 -山本 正之 /編曲 -神保 正明 /歌 -山本 まさゆき各 番 締 め「♪これまたアクダマン〜」のフレーズは、第 7話 から第 35話 まで(第 32話 は除 く)メカ戦 の決着 後 に行 われた「勝利 の確認 」で、最後 にゼンダライオンが歌 って締 めた[注 15]。第 38話 から第 51話 までは、アクダマンとニャラボルタが地球 を抱 えている場面 に、「スタッフ一同 がんばっています また見 てね!」というテロップが添 えられた。
挿入歌 -
- 「ゼンダライオン」
作詞 -松山 貫之 /作曲 -山本 正之 /編曲 -神保 正明 /歌 -山本 まさゆき他 出動 の際 に挿入歌 として使用 。第 19話 では出動 がアクダマンによるパロディであるため、アクダマンが歌 い、第 31話 ではアクダライオン(ただしライオンビームで顔 が焼 けた状態 )が歌 った。途中 「新 ゼンダライオンの歌 」にその役目 を譲 るも終盤 近 くで復活 した。第 6話 、最終 回 では三ツ矢 と滝沢 によるデュエットバージョンが流 れた(1番 のみ)。- また
第 5話 から第 35話 までは、番組 が募集 した視聴 者 がタイムトンネル走行 中 に流 れる同 曲 を歌 うサービスも行 われており、応募 が集 まるまではスタッフやキャストの子供 が担当 していた。 - 「わすれっこなしよ」(
第 14話 、第 24話 ) 作詞 ・作曲 -山本 正之 /編曲 -神保 正明 /歌 -三ツ矢 雄二 、滝沢 久美子 第 24話 ではムージョがこの歌 を歌 った。- 『
逆転 イッパツマン』の第 25話 では放 夢 ランがカラオケでこの曲 を熱唱 した。 - 「タイムボカン」(
第 16話 ) 作詞 ・作曲 -山本 正之 /編曲 -市 久 /歌 -山本 まさゆき、三ツ矢 雄二 、滝沢 久美子 、佐久間 あい- 『タイムボカン』のOPテーマ。この
回 の出動 シーンで使用 。山本 は原曲 時 とは大幅 に異 なった歌 い方 をしている。 - 「とんでもニャー
猫 ニャラボルタ」(第 51話 ) 作詞 -松山 貫之 /作曲 -山本 正之 /編曲 -神保 正明 /歌 -池田 勝 - オリジナルは
杉本 真人 とスクールメイツブラザーズの歌唱 。 - 「サイバンマシーンとアクダマン」
作詞 ・作曲 -山本 正之 /編曲 -神保 正明 /歌 -小原 乃梨子 、八奈見 乗児 、たてかべ和也 、鈴木 雪夫 同 曲 の中 では、宮村 義人 ではなくザ・ブレッスン・フォーのメンバーの鈴木 雪夫 がサイバンマシーンを演 じている。- 「
救援 メカのうた」 作詞 ・作曲 -山本 正之 /編曲 -神保 正明 /歌 - ねもとあゆみ- 「
新 ゼンダライオンの歌 」 作詞 -松山 貫之 /作曲 -山本 正之 /編曲 -神保 正明 /歌 -山本 まさゆき、スクールメイツブラザーズ挿入歌 として第 36話 から使用 された。- 「ムージョ
様 のために」(第 52話 ) 作詞 ・作曲 -山本 正之 /編曲 -神保 正明 /歌 -小原 乃梨子 、八奈見 乗児 、たてかべ和也 / セリフ -富山 敬 次回 作 である『タイムパトロール隊 オタスケマン』の第 26話 でも歌詞 を一部 改変 して使用 された。- 「おだてブタ」
作詞 -松山 貫之 /作曲 ・編曲 -筒井 広志 /歌 -小原 乃梨子 、八奈見 乗児 、たてかべ和也 、富山 敬 、スクールメイツ・ブラザーズ- 「ヤッターマン」の
挿入歌 として製作 された曲 であり、本 作品 でもアクダマンとおだてブタが劇 中 で歌唱 している。
各 話 リスト
サブタイトル | キャラクター | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
1979 2 |
- | モアの | |||||
2 |
カメメカ | ||||||
2 |
エデンの |
メカコブラン | |||||
2 |
ヤマタイ |
ドウタクメカ | |||||
3月3 |
テンシュカックン | ||||||
3 |
ヨロシクヨロイ | ||||||
3月17 |
|||||||
3月24 |
ドン・ |
クロフーネン | |||||
3月31 |
ボケの |
スイトルン | |||||
4 |
- | ||||||
4 |
メカホース | ||||||
4 |
メカシューズン | ||||||
4 |
バイキングだよ! ゼンダマン | - | コバンマリン | ||||
5月5 |
ハネスネーク | ||||||
5月12 |
ジンギスカンだよ! ゼンダマン | ジュージューメカ | |||||
5月19 |
こぶとりじいさんだよ! ゼンダマン | オニダルマメカ | |||||
5月26 |
デストロンロケット | ||||||
6月2 |
- | キバルーン | |||||
6月9 |
アパッチの |
ガトリング | |||||
6月16 |
バラサイユだよ! ゼンダマン | メカボトラー | |||||
6月23 |
ジャムの |
ダイブツン | |||||
6月30 |
ポンペイの |
モアイモアイ | |||||
7 |
かぐや |
- | ギューバコン | ||||
7 |
ゴーレム |
ボヘミワゴン | |||||
7 |
アマゾン |
- | ヤナコンダ | ||||
7 |
アラエッサッサー | ||||||
8 |
ピョンタンク | ||||||
8 |
バレテノンメカ | ||||||
8 |
|||||||
8 |
サボテンメカ | ||||||
9月1 |
クックンの |
アクダライオン | |||||
9月8 |
ドンドンブリッジメカ | ||||||
9月15 |
フラジンのランプメカ | ||||||
9月22 |
ヨーローの |
||||||
9月29 |
トラ |
ハリコタイガー | |||||
10月6 |
チャーンカムバック! ゼンダマン | オコルスキー→キラー・オコルスキー | |||||
10月13 |
タマコング | ||||||
10 |
チャンバラン→アクダマジェットシン | ||||||
10月27 |
オニオンメカ→アクダブッチャー | ||||||
11月3 |
とべよペガサス! ゼンダマン | ハープンプン | |||||
11月10 |
ハナタンク | ||||||
11月17 |
オーソレミーヨ→アクダババ | ||||||
11月24 |
ヒガボーボー | ||||||
12月1 |
コサック |
オロロンスキー | |||||
12月8 |
オオカミ |
マリンカメゴン | |||||
12月15 |
ボストーンバックーン(アサッテノジョーダン) | ||||||
12月22 |
タイムモンスターだよ! ゼンダマン | ||||||
12月29 |
パーパーマンだよ! ゼンダマン | ガブリンタンク | |||||
1980 1 |
ジャイアントブッチャー | ||||||
1 |
イカリ・ザ・セーラーマン | ||||||
1 |
|||||||
1 |
ああ |
放送 局
フジテレビ | フジテレビ |
|||
[3] | ||||
フジテレビ |
||||
フジテレビ |
[4] | |||
[4] | ||||
[4] | ||||
テレビ |
||||
テレビ |
10 | |||
フジテレビ |
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1980 |
劇場 版
ゼンダマン ピラミッドの | |
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タツノコプロ | |
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ナレーター |
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たてかべ | |
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1980 | |
13 | |
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ヤッターマン( | |
タイムパトロール |
『ゼンダマン ピラミッドの
『
シリーズ
- ストーリー
- 「
命 のもと」を探 し求 める紋 者 博士 は、手掛 かりとして1個 の鍵 を見 つける。その鍵 はウソ800年 のエジプトのギザのピラミッドの、頂上 にある箱 の物 だった。だが例 によってこの鍵 をアクダマンに奪 われ、アクダマンはアクダマメカ・ハンブンライオンで出撃 、それを知 った鉄 ちゃんとさくらちゃんも、それぞれゼンダマンに変身 し、ゼンダライオン達 と共 に出撃 した。 現場 にいち早 く到着 したアクダマンは、早速 箱 を手 に入 れる。だがムージョのミスで箱 は取 り返 すが、鍵 を入手 しているのはアクダマンだった。そしてその鍵 をめぐって、ゼンダゴリラとハンブンライオンのメカレスの開始 となった。- エジプトに
特設 されたリングで、両 メカの戦闘 が始 まる。最初 はゴリラが優勢 だったが、ムージョの「今週 の悩 ましポーズ大 作戦 」でゴリラのパワーはダウン、そこでゼンダワンがエネルギーカプセルを投入 、そして「愛 のムチ」でゴリラは「野生 の目覚 め」となり、ハンブンライオンを撃破 、鍵 を取 り返 した。 早速 ゼンダマンが箱 を開 けると、中 から大男 が出 て来 た。大男 は、悪事 をしたため800年 もの間 、箱 に封印 されていた。彼 が改心 したことを宣言 すると、魔法 大王 が現 れ、彼 を免罪 するのだった。
映像 ソフト
- LD
-
- タツノコハイパーコレクションLDボックス ゼンダマン(パイオニアLDC)
- Part1
- Part2
漫画
その他 の作品 での登場
- 1981
年 3月 公開 の「東映 まんがまつり」内 で上映 された『タイムパトロール隊 オタスケマン アターシャの結婚 披露宴 !?』に、他 シリーズ作品 の善玉 ・悪玉 と共 に、ゼンダマンとアクダマンが登場 (実 はトンマノマントによる幻影 )、劇 中 ではゼンダライオンの出撃 シーンと、第 1話 のゼンダライオンと箱船 メカとのメカ戦 が挿入 された。ただし上映 時間 の関係 上 、「レールシステムメカのパーツが余 って箱船 メカが一旦 停 まってしまう」シーンは省 かれた。 - 1981
年 11月7日 放送 の『ヤットデタマン』第 40話 「六 周年 だよ!舞台 中継 」に、ゼンダマン・アマッタン・紋 者 博士 ・アクダマン・ニャラボルタが、他 作品 の善玉 ・悪玉 と共 に、観客 役 で出演 している。 - OVA『タイムボカン
王道 復古 』の第 1話 ではゼンダマンの2人 が「オール3悪 メカメカ猛 レース」の観客 として、レースの参加 者 としてアクダマンが登場 。搭乗 メカはアクダライオン(劇 中 ではアクダマライオンと呼称 。本 作品 とは異 なり喋 らない)。終盤 マージョ一味 (タイムボカン)の罠 にかかるもいち早 く脱出 に成功 、ゴール直前 でムージョのお色気 ポーズを披露 するほどの余裕 を見 せるもドロンボー一味 (ヤッターマン)が追 い上 げてきたことで慌 てて発進 しようとするも罠 からの脱出 でエネルギーを使 いすぎてしまっており、リタイア。さらにはムージョが怒 りに任 せて自爆 スイッチを押 してしまった(実際 の爆発 シーンはなし)。 - 2000
年 に発売 されたプレイステーション用 ゲーム『ボカンGoGoGo』ではシャレコウベメカ、ゼンダライオンが登場 。アクダマン側 は不思議 な力 を持 った花 ・シュヤクノザを巡 るレースに参加 。レース勝利 後 、ムージョの色仕掛 けによりドクロベエからシュヤクノザの蜜 を飲 むと玉 のような肌 になるという情報 をき出 す。しかし飲 んだ後 、玉 のような肌 どころか玉 そのものになってしまい、駆 けつけたゼンダマンに嘲笑 される。
脚注
注釈
- ^
転職 を考 えていた際 には見 えの切 り方 を再度 練習 していた。 - ^ その
殆 どがトボッケー。そのため彼 からは恨 まれており、彼 によって手 の爪 を切 られたり、メカの爆発 時 に近 くにいたのをいいことに毛 を毟 られたり、ムージョが刑 を執行 される時 その巻 き添 えを食 わされたことも。 - ^ ただし、
第 27話 ではムージョに「あたしとあの子 (アリス)、どっちが綺麗 ?」と振 られて返答 に窮 したためにムージョに、喋 る花 に侮辱 されて怒 ったムージョにけしかけられた時 にはその花 に、それぞれ縦 掻 きを喰 らってしまった。 - ^
例外 として第 50話 においてトボッケーに無理 やり詰 め込 まれる形 でこの回 の処罰 対象 者 であるムージョと共 に昇天 の刑 を受 けたことがある。 - ^
第 1話 ではサイバンマシーンがアクダマンに対 して「お前 達 が自 らの失敗 を反省 するために作 った裁判 マシンである」と話 している。 - ^
第 5話 より。この他 に第 20話 では最後 の1体 がハンマーで叩 き壊 された。 - ^ しかも
劇 中 の描写 を見 るに、コンピューターはどう見 ても後 出 ししている時 がある。男性 陣 は嬉々 として服 を脱 がすのを手伝 おうとしていた。 - ^ ニャラボルタもムージョが
針 地獄 に接 さないようにする必要 があるので、他 に彼 が執行 を担当 した刑罰 と比 べるとかなり四苦八苦 していた。 - ^
詳 しいことは登場 メカの「システムメカ」の項 を参照 。トボッケーは「(メカを狂 わせるのは)やめたほうがいい」とムージョを諌 めていたが、彼女 はき入 れなかった。 - ^
第 32話 であと一 歩 の所 までいっていたということを考 えると、ドンジューローは明 らかにわざと下手 にやっている。 - ^ ムージョがドンジューローに「お
前 の逃 げの姿勢 が失敗 を生 む」と言 ったことに対 して「ムージョ様 子供 産 むんですか?」と反応 してしまった。 - ^ トボッケーも「
何 でボクちゃんなのよ〜!」と突 っ込 んでいる。 - ^ 「
敗北 の原因 は、ムージョが予算 を大幅 にケチったことで、トボッケーのメカ設計 に不備 が生 じたからだが、予算 削減 の原因 はドンジューローが大飯 を食 い過 ぎて生活 費 を圧迫 していることにある」という考 えによるもの。 - ^
体 に貼 った膏薬 の下 に隠 していたが、サイバンマシーンの身体 検査 で発覚 。ムージョとトボッケーは「たった10円 ?」とその金額 の少 なさに呆 れていたが、膏薬 は沢山 貼 られていることに加 え、物語 も地続 きになっているので、発覚 するまでこれ以上 の額 をネコババしていた可能 性 もある。 - ^ 「♪やられたアクダマン〜」のバージョンもあり。また
第 12話 ではゼンダライオンの歌 の直後 、ゼンダシロクマが「やったベア〜」と合 いの手 を入 れた。 - ^
本来 の系列 局 である福島 テレビ(当時 はTBS系列 とのクロスネット局 )では、前作 『ヤッターマン』同様 に『タイムボカン』の放送 終了 後 、次 作品 である『タイムパトロール隊 オタスケマン』を放送 したため未 放送 。
出典
- ^ DVD-BOX2の
解説 書 に掲載 のインタビューより。 - ^ 「
全国 放映 リスト」『アニメージュ』1979年 8月 号 、徳間書店 、70 - 71頁 。 - ^ 『
福島 民 報 』1979年 2月 3日 - 1980年 1月 26日 付 朝刊 、テレビ欄 。 - ^ a b c 『
北國 新聞 』1979年 4月 7日 付 朝刊 テレビ欄 より。 - ^ 『
河北 新報 』1979年 2月 9日 - 1980年 2月 1日 付 朝刊 、テレビ欄 。 - ^ 『
福島 民 報 』1987年 6月 13日 - 1988年 6月 18日 付 朝刊 、テレビ欄 。 - ^ 「
全国 放映 リスト」『アニメージュ』1980年 11月 号 、徳間書店 、112頁 。 - ^ 『
日刊 スポーツ』1979年 4月 7日 付 テレビ欄 。 - ^ 『アニメージュ』1980
年 5月 号 『TV STATION NETWORK』(75頁 )
外部 リンク
フジテレビ |
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タイムボカンシリーズ
ゼンダマン (1979 |