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八木秀次 (法学者) - Wikipedia

八木やぎ秀次しゅうじ (法学ほうがくしゃ)

八木やぎ 秀次しゅうじ(やぎ ひでつぐ、1962ねん昭和しょうわ37ねん3月9にち - )は、日本にっぽん法学ほうがくしゃ麗澤大学れいたくだいがく国際こくさい学部がくぶ教授きょうじゅ[1]せんもん憲法けんぽうがくほう思想しそう一般いっぱん財団ざいだん法人ほうじん日本にっぽん教育きょういく再生さいせい機構きこう理事りじちょうフジテレビジョン番組ばんぐみ審議しんぎ委員いいん産経新聞さんけいしんぶん正論せいろんメンバー[ちゅう 1]。「あたらしい歴史れきし教科書きょうかしょをつくるかいだい3だい会長かいちょう

やぎ ひでつぐ

八木やぎ 秀次しゅうじ
生誕せいたん (1962-03-09) 1962ねん3月9にち(62さい
日本の旗 日本にっぽん 広島ひろしまけん尾道おのみち
出身しゅっしんこう 早稲田大学わせだだいがく法学部ほうがくぶ
団体だんたい あたらしい歴史れきし教科書きょうかしょをつくるかい
日本にっぽん教育きょういく再生さいせい機構きこう
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来歴らいれき

編集へんしゅう

広島ひろしまけん尾道おのみち出身しゅっしん早稲田大学わせだだいがく法学部ほうがくぶどう大学だいがく大学院だいがくいん法学ほうがく研究けんきゅう修士しゅうし課程かていて、どう大学だいがく大学院だいがくいん政治せいじがく研究けんきゅう博士はかせ後期こうき課程かてい中退ちゅうたい指導しどう教員きょういん修士しゅうし課程かていでは井上いのうえしげる博士はかせ後期こうき課程かていでは小林こばやし昭三しょうぞう東京理科大学とうきょうりかだいがく慶應義塾大学けいおうぎじゅくだいがく非常勤ひじょうきん講師こうしつとめたのち、高崎経済大学たかさきけいざいだいがく専任せんにん講師こうしどう大学だいがく助教授じょきょうじゅどう大学だいがく教授きょうじゅ2006ねん)。2014ねんから麗澤大学れいたくだいがく教授きょうじゅ[2]

2002ねん正論せいろん新風しんぷうしょう受賞じゅしょう[ちゅう 2]

あたらしい歴史れきし教科書きょうかしょをつくるかい」で3代目だいめ会長かいちょうつとめていたが、2006ねん2がつ28にちかい内紛ないふんおよび中国ちゅうごくへの無断むだん渡航とこう責任せきにんわれ解任かいにんされた。一部いちぶ八木はちぼく尽力じんりょくふく会長かいちょうとどまったが、同年どうねん4がつ30にち藤岡ふじおか信勝のぶかつ日本にっぽん共産党きょうさんとういんれき怪文書かいぶんしょ事件じけん責任せきにんわれ、ふく会長かいちょうおよび理事りじ解任かいにん。つくるかいから脱退だったいした[3]

2006ねん5がつ24にち安倍晋三あべしんぞう講演こうえんで「官房かんぼう長官ちょうかん職責しょくせきをしっかりとつとめていくことによって、おのずとみちまってくる」とべ、同年どうねん9がつ実施じっし予定よてい自民党じみんとう総裁そうさい選挙せんきょ出馬しゅつばへの意欲いよくしめした[4]同年どうねんはるから6がつにかけて、伊藤いとう哲夫てつお西岡にしおかつとむ島田しまだ洋一よういち中西なかにし輝政てるまさらと3かいほど会合かいごうかさね、きたるべき「安倍あべ政権せいけん」の課題かだいについて議論ぎろんした。かれらは「人組にんぐみ」としょうされ、この時期じき安倍あべ重要じゅうようなブレーンとしてられた[5]。6月30にち八木はちぼく伊藤いとう西岡にしおか島田しまだの4にん安倍あべ側近そっきん一人ひとりである下村しもむら博文ひろぶみまじえ、靖国神社やすくにじんじゃ参拝さんぱい問題もんだいなどについて協議きょうぎ。「安倍あべ参拝さんぱいくともかないとも明言めいげんしない」との基本きほんスタンスがめられた[5]同年どうねん7がつ21にち安倍あべだいベストセラーとなる『うつくしいくに』(文春ぶんしゅん新書しんしょ)を上梓じょうし[6][7]。さらに同年どうねん9がつ20日はつかおこなわれた自民党じみんとう総裁そうさい選挙せんきょはつ当選とうせん。9月26にち首相しゅしょう就任しゅうにんした。

同年どうねん10がつ22にち日本にっぽん教育きょういく再生さいせい機構きこう発足ほっそく[8][9]どう団体だんたい準備じゅんびしつ代表だいひょうつとめた八木はちぼく[9]理事りじちょう就任しゅうにんした。

2007ねん平成へいせい19ねん7がつ24にち八木はちぼく事務じむきょく担当たんとうとして教科書きょうかしょ改善かいぜんかい発足ほっそく現在げんざいそだておおとりしゃから歴史れきし公民こうみん教科書きょうかしょ発行はっこうしている。

2008ねん公開こうかい南京なんきんだい虐殺ぎゃくさつ否定ひていろんあつかった映画えいが南京なんきん真実しんじつ』の賛同さんどうしゃとなる[10]

2012ねん2がつ26にち日本にっぽん教育きょういく再生さいせい機構きこう主催しゅさいによるシンポジウム「教育きょういく再生さいせい民間みんかんタウンミーティングin大阪おおさか」が大阪おおさか市立しりつこども文化ぶんかセンターで開催かいさいされる[11]八木はちぼく進行しんこうやくつとめ、安倍あべ大阪おおさか府知事ふちじ松井まつい一郎いちろう対談たいだんした。この直前ちょくぜん松井まつい大阪おおさか府議会ふぎかい教育きょういく行政ぎょうせい基本きほん条例じょうれいあん提出ていしゅつしていた[12]八木はちぼくは「条例じょうれいあん安倍あべ先生せんせいこころざしぐもの。大阪おおさかうごきは『戦後せんごレジームからの脱却だっきゃく』の大阪おおさかばん」とべ、大阪おおさか維新いしんかい教育きょういく政策せいさく賛辞さんじした。安倍あべは「首長しゅちょう教育きょういくについてつよ信念しんねんっていれば、その信念しんねんもとづいて教育きょういく委員いいんえていくんです」「条例じょうれいあんわたしたちの方向ほうこう合致がっちしている」とべた[11][ちゅう 3]。このころ安倍あべ同年どうねん9がつ自民党じみんとう総裁そうさいせんへの出馬しゅつば意欲いよくしめしており、大阪おおさか維新いしんかいからこえがかかったことをのちのちまで感謝かんしゃしたとわれている[13][14]

2013ねん1がつだい2安倍あべ内閣ないかくより「教育きょういく再生さいせい実行じっこう会議かいぎ委員いいん指名しめいされる[15]岸田きしだ政権せいけんが2021ねんに「教育きょういく未来みらい創造そうぞう会議かいぎ」を設置せっちしたさい廃止はいし)。

主張しゅちょう

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女系じょけい天皇てんのう容認ようにんろんへの批判ひはん

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2004ねん以降いこう皇位こうい継承けいしょう問題もんだいめぐ浮上ふじょうした女系じょけい天皇てんのう容認ようにんろん反対はんたいし、男系だんけい男子だんしによる継承けいしょう維持いじ主張しゅちょう。その理由りゆうのひとつとしてY染色せんしょくたい男系だんけい連続れんぞくせいせつ提示ていじし、「XY染色せんしょくたいにより、Y染色せんしょくたいにある遺伝子いでんし代々だいだい男性だんせいにしかがれないため、天皇てんのう形質けいしつのある部分ぶぶん男性だんせいにしかがれない」とべた[16]

フェミニズムへの批判ひはん

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男女だんじょ共同きょうどう参画さんかくフェミニズム反対はんたいしている。ジェンダーフリーについては、日本にっぽん崩壊ほうかいさせようとする左翼さよくとフェミニストの陰謀いんぼうであり、「ジェンダーフリーは狂気きょうき思想しそうである」とべている[17]

選択せんたくてき夫婦ふうふ別姓べっせいろんについても反対はんたいしている[18]

同性どうせいこんへの反対はんたい

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子供こども男女だんじょあいだにしかまれない。それゆえ婚姻こんいん男女だんじょ関係かんけいかぎられる。」などと主張しゅちょうしている[19]宗教しゅうきょう新聞しんぶんしゃ主催しゅさい同性どうせいこん問題もんだいてんかんがえる講演こうえんかいにおいて、日本にっぽん同性どうせいこん合法ごうほうされた場合ばあいは「少子化しょうしか倍速ばいそくさせるだろう」として、「婚姻こんいん制度せいど根幹こんかんは、子供こどもそだてるためのものである」、「結婚けっこんとは男女だんじょによるものであって、それはそのあいだでしか子供こどもまれないからだ」と主張しゅちょうした[20]2021ねんにもきゅう統一教会とういつきょうかいけい世界せかい日報にっぽう』の読者どくしゃでつくる「クラブ」の講演こうえんで「同性愛どうせいあいおおくは治癒ちゆ可能かのう」との趣旨しゅし主張しゅちょうをし、同性どうせいこん訴訟そしょうLGBT関連かんれん法案ほうあん問題もんだいてんについて解説かいせつした[21][22]

渋谷しぶやのLGBT条例じょうれいにも反対はんたいしており[19]、「性的せいてき志向しこう先天せんてんせいのものと後天こうてんせいのものがあるという意見いけんが」と主張しゅちょうしている[23](なお、八木はちぼくくまで憲法けんぽう学者がくしゃである)。

はんLGBTでられる世界日報社せかいにっぽうしゃが2015ねん10がつ出版しゅっぱんした『らぐ「結婚けっこん」―同性どうせいこん衝撃しょうげき日本にっぽん未来みらい』というほんなかで、八木はちぼく古賀こが俊昭としあきと20ページ以上いじょうわたって対談たいだんをし、統一教会とういつきょうかい協議きょうぎ沿かたちでLGBT差別さべつ発言はつげんかえした[24]。その対談たいだん司会しかいしゃ著者ちょしゃである世界せかい日報にっぽう編集へんしゅう委員いいん森田もりたきよしさくだった[24]

おなじく世界日報社せかいにっぽうしゃが2022ねん5がつ出版しゅっぱんした『「LGBT」かくされた真実しんじつ人権じんけん」をよそおせい革命かくめい』というほんなかで、八木はちぼく統一教会とういつきょうかい協議きょうぎ沿主張しゅちょうをした[25]

2022ねん7がつ28にち自民党じみんとうはLGBTにかんする施策しさくについて議論ぎろんする「性的せいてきマイノリティにかんする特命とくめい委員いいんかい」をひらき、有識者ゆうしきしゃヒアリングとして八木やぎ秀次しゅうじまねき、意見いけん交換こうかんした[23]

宗教しゅうきょうかん

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宗教しゅうきょう政治せいじてき価値かちかん関係かんけいについて、「しん左翼さよくてき価値かちかんむすびついたら宗教しゅうきょうカルトになる」とべている[26]

教育きょういく勅語ちょくごについて

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教育きょういく勅語ちょくごについて、「そのものの復活ふっかつむずかしいだろうが、そこにかれていることは普遍ふへんてきなことなので、あらたなかたちでその精神せいしん復活ふっかつさせることは必要ひつよう」とべている[27]

憲法けんぽうめぐ天皇てんのう皇后こうごう発言はつげんたいする発言はつげん

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2013ねん平成へいせい25ねん)10がつ20日はつか美智子みちこ皇后こうごうは、誕生たんじょうにあたってのコメントで五日市いつかいち憲法けんぽう草案そうあん言及げんきゅうした[28]。さらに同年どうねん12がつ18にち明仁あきひと天皇てんのうが、やはり誕生たんじょうにあたってのコメントで「戦後せんご連合れんごう国軍こくぐん占領せんりょうにあった日本にっぽんは、平和へいわ民主みんしゅ主義しゅぎを、まもるべき大切たいせつなものとして、日本国にっぽんこく憲法けんぽうつくり、様々さまざま改革かいかくおこなって、今日きょう日本にっぽんきずきました。戦争せんそう荒廃こうはいした国土こくどなおし、かつ、改善かいぜんしていくために当時とうじくに人々ひとびとはらった努力どりょくたいし、ふか感謝かんしゃ気持きもちをいています。また、当時とうじ米国べいこくじん協力きょうりょくわすれてはならないこととおもいます」とべた[29]

これにたいし、八木はちぼくは「りょう陛下へいかのご発言はつげんが、安倍あべ内閣ないかくすすめようとしている憲法けんぽう改正かいせいへの懸念けねん表明ひょうめいのように国民こくみんめられかねない」「宮内庁くないちょうのマネジメントはどうなっているのか」と正論せいろん2014ねん4がつごう非難ひなんしている。

ざい特会とっかいとヘイトスピーチについて

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在日ざいにち特権とっけんゆるさない市民しみんかい通称つうしょうざい特会とっかい)にたいして批判ひはんてきであり、「おなじようなくくりにされてはなは迷惑めいわくであり、かれらの行為こうい確実かくじつ反日はんにちてき左翼さよく外国がいこく勢力せいりょくするものだとかんがえている」とコメント。拉致らち問題もんだい解決かいけつのための集会しゅうかいのデモで、「すべての朝鮮ちょうせんじん東京とうきょうわんにたたきめ」というシュプレヒコールががった問題もんだいについては「拉致らち被害ひがいしゃ救出きゅうしゅつ運動うんどうをヘイトスピーチとおなくくりにすることで世論せろん支持しじうしなわせ、させようとする思惑おもわくがあるのではないかとおもわれて仕方しかたない。外国がいこく勢力せいりょく関与かんようたがわれる」とべた。

2013ねん平成へいせい25ねん)2がつ大阪おおさか鶴橋つるはしおこなわれたデモで14さい女子じょし中学生ちゅうがくせい[ちゅう 4]が「南京なんきんだい虐殺ぎゃくさつっているだろう、あんたたちがていかなければ鶴橋つるはしだい虐殺ぎゃくさつをやりますよ」と演説えんぜつしたけんでは、「すじのいい『右派うは』ならば、南京なんきんだい虐殺ぎゃくさつ全面ぜんめん肯定こうていしたりはしない。中学生ちゅうがくせい発言はつげん南京なんきんだい虐殺ぎゃくさつ日本人にっぽんじんこしたという前提ぜんていでそれを鶴橋つるはしでもこしてやろうというものだ。右派うは発言はつげんとも日本人にっぽんじん心性しんせいともおもえない」とべた[30]

憲法けんぽう改正かいせい

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9じょう改正かいせいするべきとしている[31]。その天皇てんのう明文めいぶん元首げんしゅし、国民こくみん国防こくぼう義務ぎむ明文化めいぶんか幸福こうふく追求ついきゅうけんだい13じょう)や男女だんじょ平等びょうどうしめしただい24じょう改定かいていするべきと主張しゅちょうしている[32]

特攻隊とっこうたいいんについて

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戦時せんじちゅう特攻隊とっこうたいいんを「かれらの『青春せいしゅん』をうらやましくおもう。」「これほどの精神せいしんせいたかさを、それもごく普通ふつう日本人にっぽんじんちえた時代じだいがあったのだ。」「わたしはこのような“英雄えいゆう”たちとおな日本人にっぽんじんまれたことをしんからほこりにおもう」と評価ひょうかしている[33]

発言はつげん

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  • 東京とうきょう都議会とぎかいやじ問題もんだい関連かんれんして、「やじをはっした議員ぎいん真意しんいは、少子化しょうしか問題もんだい深刻しんこくするなかで、独身どくしん女性じょせい議員ぎいんたいし、少子化しょうしか対策たいさく一般いっぱんろんべるのも結構けっこうだが、自分じぶん結婚けっこんして子供こどもんではどうか、といたかったのではないか。」とべた[34]
  • 明仁あきひと天皇てんのう皇后こうごう憲法けんぽうについての発言はつげんたいして、2013ねん12月の天皇てんのう記者きしゃ会見かいけんや10がつ皇后こうごう記者きしゃ会見かいけん内容ないよう言及げんきゅうしつつ、「わたしがここで指摘してきしておきたいのは、りょう陛下へいかのご発言はつげんが、安倍あべ内閣ないかくすすめようとしている憲法けんぽう改正かいせいへの懸念けねん表明ひょうめいのように国民こくみんめられないことだ」」とべた[35]
  • 天皇てんのう譲位じょういかんして「天皇てんのう自由じゆう意思いしによる退位たいいは、いずれかなら即位そくいこば権利けんりにつながる。男系だんけい男子だんし皇位こうい継承けいしょうしゃ次々つぎつぎ即位そくい辞退じたいしたら、男系だんけいによるまんせい一系いっけい天皇てんのう制度せいど崩壊ほうかいする」「退位たいいみとめれば『パンドラのはこ』があく」とべた[36]

きゅう統一とういつ教会きょうかい世界せかい平和へいわ統一とういつ家庭かてい連合れんごう関連かんれん団体だんたいとのかかわり

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世界せかい平和へいわ統一とういつ家庭かてい連合れんごうきゅう世界せかい基督教きりすときょう統一とういつ神霊しんれい協会きょうかい統一教会とういつきょうかい)とかかわりのふかクラブやてんちゅう平和へいわ連合れんごう(UPF)の講演こうえん度々どどまねかれているほか、UPF国際こくさい会議かいぎでは統一教会とういつきょうかい幹部かんぶである徳野とくの英治えいじ梶栗かじくり正義まさよしらとともうつっている様子ようすがレポートされている[37]

世界日報社せかいにっぽうしゃ出版しゅっぱんしたほんにもたびたび登場とうじょうしている[24][25]

ふく理事りじちょうなかもと世界せかい日報にっぽう記者きしゃ事務じむ国際こくさいかちども連合れんごう幹部かんぶ在籍ざいせきしていた全国ぜんこく教育きょういく問題もんだい協議きょうぎかい大会たいかい自由じゆう民主みんしゅ会館かいかん開催かいさい)でも、八木はちぼくふくすうかいパネリストとしてまねかれていた[38][39]

八木はちぼくきゅう統一とういつ教会きょうかい関連かんれん団体だんたいとの関係かんけいについて、共産きょうさん主義しゅぎ文化ぶんかマルクス主義まるくすしゅぎへの警戒けいかいしん共有きょうゆうできたことを理由りゆうげている[40]

著書ちょしょ

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たんちょ

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  • 論戦ろんせん布告ふこく――日本にっぽんをどうする』徳間書店とくましょてん、1999ねん6がつISBN 4-19-861024-X 
  • だれ教育きょういくほろぼしたか――学校がっこう家族かぞくむしばあやしき思想しそう』PHP研究所けんきゅうじょ、2001ねん5がつISBN 4-569-61613-5 
  • はん人権じんけん宣言せんげん筑摩書房ちくましょぼう〈ちくま新書しんしょ〉、2001ねん6がつISBN 4-480-05898-2 
  • 明治めいじ憲法けんぽう思想しそう――日本にっぽん国柄くにがらとはなにか』PHP研究所けんきゅうじょ〈PHP新書しんしょ〉、2002ねん4がつISBN 4-569-62145-7 
  • 日本国にっぽんこく憲法けんぽうとはなにか』PHP研究所けんきゅうじょ〈PHP新書しんしょ〉、2003ねん5がつISBN 4-569-62839-7 
  • 国家こっか再生さいせい哲学てつがく』モラロジー研究所けんきゅうじょ生涯しょうがい学習がくしゅうブックレット〉、2004ねん6がつISBN 4-89639-091-1 
  • 『「女性じょせい天皇てんのう容認ようにんろん」をはいす――論集ろんしゅう現代げんだい日本にっぽんについての省察せいさつ清流せいりゅう出版しゅっぱん、2004ねん12月。ISBN 4-86029-104-2 
  • あたらしい歴史れきし教科書きょうかしょをつくるかい へん国民こくみん思想しそう産経新聞さんけいしんぶんニュースサービス、2005ねん3がつISBN 4-594-04921-4 
  • 本当ほんとう女帝にょていみとめてもいいのか』よういずみしゃ新書しんしょy〉、2005ねん6がつISBN 4-89691-927-0 
  • 『Q&Aでかる天皇てんのう制度せいど――日本人にっぽんじんならっておきたい!』扶桑社ふそうしゃ、2006ねん7がつISBN 4-594-05200-2 
  • 日本にっぽん国家こっかぞう国民こくみん思想しそう國民こくみん會館かいかん國民こくみん會館かいかん叢書そうしょ 67〉、2006ねん11月。 
  • おおやけ教育きょういく再生さいせい――「正常せいじょう」のために国民こくみんっておくべきこと』PHP研究所けんきゅうじょ、2007ねん1がつISBN 4-569-65910-1 
  • 日本にっぽんあいするもの自覚じかくすべきこと』PHPファクトリー・パブリッシング、2007ねん7がつISBN 978-4-569-69398-9 
  • 日本にっぽん個性こせい――日本にっぽん文明ぶんめいろん入門にゅうもんいくおおとりしゃ、2008ねん11月。ISBN 978-4-594-05787-9 
  • 『「人権じんけん弁護士べんごし」の常識じょうしき非常識ひじょうしき』PHP研究所けんきゅうじょ、2008ねん11月。ISBN 978-4-569-69731-4 
  • 憲法けんぽう改正かいせいがなぜ必要ひつようか――「革命かくめい」をつづける日本国にっぽんこく憲法けんぽう正体しょうたい』PHPパブリッシング、2013ねん11月。ISBN 978-4-907-44003-9 

共著きょうちょ

編集へんしゅう

編著へんちょ

編集へんしゅう
  • 教育きょういくくろしょ――学校がっこうはわがなにおしえているか』PHP研究所けんきゅうじょ、2002ねん11月。ISBN 4-569-62388-3 

共編きょうへんちょ

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監修かんしゅう

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  • せいせん尋常じんじょう小學しょうがく修身しゅうしんしょ」――明治めいじ大正たいしょう昭和しょうわ親子おやこみたい』小学しょうがくかん小学館しょうがくかん文庫ぶんこ〉、2002ねん6がつISBN 4-09-402776-9 
  • 図解ずかい一目いちもくでわかる現代げんだい――日本にっぽんへん三笠みかさ書房しょぼう、2004ねん5がつISBN 4-8379-2094-2 

論文ろんぶん

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  • 美濃部みのべ達吉たつきちにおける国家こっか天皇てんのう」(早稲田大学わせだだいがく大学院だいがくいん法学ほうがく研究けんきゅう修士しゅうし論文ろんぶん 1987ねん3がつ
  • 中世ちゅうせいてき立憲りっけん主義しゅぎ主権しゅけん(1)」(『早稲田わせだ政治せいじ公法こうほう研究けんきゅう』1990ねん3がつ
  • いちろく世紀せいきフランスにおける主権しゅけん概念がいねん形成けいせい――中世ちゅうせいてき立憲りっけん主義しゅぎ主権しゅけん(2)」(『早稲田わせだ政治せいじ公法こうほう研究けんきゅう』1990ねん10がつ
  • 美濃部みのべ達吉たつきち明治めいじ憲法けんぽう改正かいせい消極しょうきょくろん――戦後せんご美濃部みのべ達吉たつきち(いち) 」(『早稲田わせだ政治せいじ公法こうほう研究けんきゅう』1991ねん9がつ
  • 美濃部みのべ達吉たつきちの"はちがつ革命かくめいせつ"――戦後せんご美濃部みのべ達吉たつきち()・かん 」(『早稲田わせだ政治せいじ公法こうほう研究けんきゅう』1991ねん12がつ
  • 明治めいじ憲法けんぽう夏島なつしま草案そうあんだいいちじょうにおけるシラスから「統治とうちス」への修訂しゅうてい意義いぎについて」(『早稲田わせだ政治せいじ公法こうほう研究けんきゅう』1993ねん4がつ
  • 自己じこ決定けっていけん徹底てっていした個人こじん主義しゅぎ(1) 夫婦ふうふ別姓べっせいろん提起ていきするもの」(『早稲田わせだ政治せいじ公法こうほう研究けんきゅう』1995ねん4がつ
  • 「"自己じこ決定けっていけん"と家族かぞく秩序ちつじょ」(『憲法けんぽう研究けんきゅう』1995ねん5がつ
  • 自己じこ決定けっていけん徹底てっていした個人こじん主義しゅぎ夫婦ふうふ別姓べっせいろん提起ていきするもの(2・かん) 」(『早稲田わせだ政治せいじ公法こうほう研究けんきゅう』1995ねん8がつ
  • 昭和しょうわ天皇てんのう憲法けんぽうかん」(憲法けんぽう政治せいじがく研究けんきゅうかいへん近代きんだい憲法けんぽうへのいかけ――憲法けんぽうがく周縁しゅうえん世界せかいなり蹊堂 1999ねん11月)

出演しゅつえん

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レギュラーコメンテーター

脚注きゃくちゅう

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注釈ちゅうしゃく

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  1. ^ 紙面しめんコラム『正論せいろん』を交代こうたい執筆しっぴつする一人ひとり
  2. ^ フジサンケイグループが、おも保守ほしゅけい論壇ろんだん人物じんぶつあたえるしょう
  3. ^ 八木はちぼく安倍晋三あべしんぞう松井まつい一郎いちろう登壇とうだんした2012ねん2がつ26にちのシンポジウムの模様もようはドキュメンタリー映画えいが教育きょういく愛国あいこく』でることができる。
  4. ^ 全日本ぜんにほん愛国あいこくしゃ団体だんたい会議かいぎもとふく議長ぎちょうチーム関西かんさい構成こうせいいん桂田かつらだ智司さとしむすめであることがのちに判明はんめいした。

出典しゅってん

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  1. ^ 教員きょういん紹介しょうかい 八木やぎ 秀次しゅうじ
  2. ^ 八木やぎ秀次しゅうじ iRONNA
  3. ^ 種子島たねがしま会長かいちょう八木やぎふく会長かいちょう辞任じにんいた議論ぎろん経過けいか”. つくるかいニュース (2008ねん5がつ2にち). 2011ねん1がつ15にち閲覧えつらん
  4. ^ 山村やまむら敬一けいいち (2006ねん7がつ22にち). “福田ふくだ出馬しゅつば安倍あべ優位ゆうい自民じみん総裁そうさいせん麻生あそう谷垣たにがきらの対応たいおう焦点しょうてん”. ブルームバーグ. 2022ねん10がつ28にち閲覧えつらん
  5. ^ a b 竹内たけうち洋一よういち山川やまかわ剛史たけし「こちら特捜とくそう安倍あべ』ブレーンどんなひと?(うえ靖国やすくに拉致らち教育きょういく問題もんだい...おもいっ保守ほしゅ5人組にんぐみ」 『東京とうきょう新聞しんぶん』2006ねん9がつ9にちづけ朝刊ちょうかん特報とくほう1めん、24ぺーじ
  6. ^ 文春ぶんしゅん新書しんしょうつくしいくにへ』安倍晋三あべしんぞう”. 文藝春秋ぶんげいしゅんじゅう. 2022ねん6がつ13にち閲覧えつらん
  7. ^ 2006ねん 年間ねんかんベストセラー”. トーハン. 2022ねん10がつ28にち閲覧えつらん
  8. ^ 基本きほんデータ”. 一般いっぱん財団ざいだん法人ほうじん日本にっぽん教育きょういく再生さいせい機構きこう. 2022ねん6がつ13にち閲覧えつらん
  9. ^ a b 竹内たけうち洋一よういち山川やまかわ剛史たけし「こちら特捜とくそう安倍あべ』ブレーンどんなひと?(した) ベストセラー『うつくしいくにへ』 自立じりつ日本にっぽん 思想しそうくっきり」 『東京とうきょう新聞しんぶん』2006ねん9がつ9にちづけ朝刊ちょうかん特報とくほう2めん、25ぺーじ
  10. ^ 賛同さんどうしゃ一覧いちらん”. 映画えいが南京なんきん真実しんじつ製作せいさく委員いいんかい (2008ねん1がつ24にち). 2015ねん6がつ26にち閲覧えつらん
  11. ^ a b きむもり隆一りゅういち安倍あべもと首相しゅしょうらと教育きょういく条例じょうれいあん討論とうろん 松井まつい大阪おおさか府知事ふちじ大阪おおさか】」 『朝日新聞あさひしんぶん』2012ねん2がつ27にちづけ朝刊ちょうかん、2社会しゃかい、38めん
  12. ^ 大阪おおさか 平成へいせい24ねん2がつ 定例ていれいかい 02がつ23にち-01ごう”. 大阪おおさか府議会ふぎかい 会議かいぎろく検索けんさくシステム. 2020ねん7がつ23にち閲覧えつらん
  13. ^ もりいさおあくだくみ―「加計かけ学園がくえん」の悲願ひがんかなえた総理そうり欺瞞ぎまん小学館しょうがくかん、2017ねん12月15にち、15-16ぺーじ 
  14. ^ 小野おのきのえ太郎たろう安倍あべもと首相しゅしょう久々ひさびさ注目ちゅうもく 維新いしん関係かんけいみつ自民じみん総裁そうさいせん影響えいきょうも」 『朝日新聞あさひしんぶん』2012ねん8がつ21にちづけ朝刊ちょうかん、4総合そうごう、4めん
  15. ^ 森友もりとも学園がくえんかご理事りじちょうむすめ安倍あべ首相しゅしょうのブレーン団体だんたいのシンポジウムで講演こうえん予定よてい、2017ねん3がつ2にち
  16. ^ Voice (雑誌ざっし) 2004ねん9がつごう特集とくしゅう皇室こうしつ危機きき日本にっぽん危機きき」 pp.71-72『女性じょせい天皇てんのう容認ようにんろんはいす』
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外部がいぶリンク

編集へんしゅう
先代せんだい
田中たなかえいどう
あたらしい歴史れきし教科書きょうかしょをつくるかい 会長かいちょう
3だい:2004ねん - 2006ねん
次代じだい
種子島たねがしまけい
先代せんだい
設立せつりつ
日本にっぽん教育きょういく再生さいせい機構きこう 理事りじちょう
初代しょだい:2006ねん -
次代じだい
現職げんしょく