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君の名は - Wikipedia

きみ

日本にっぽんのラジオドラマ

きみ』(きみのなは)は、1952ねんから1954ねん日本にっぽんNHKラジオ放送ほうそうされたラジオドラマ小説しょうせつ映画えいがテレビドラマ舞台ぶたいもされた。

概要がいよう

編集へんしゅう

脚本きゃくほん菊田きくた一夫かずお代表だいひょうさく1952ねんラジオドラマ放送ほうそうされ、多大ただい人気にんき獲得かくとくした。ただし、最初さいしょ半年はんとしあいだ菊田きくたが「人々ひとびと戦争せんそう体験たいけん主題しゅだいに」シリアスタッチでえがいていたため、あまり人気にんきはなかった[1]当初とうしょは、東京とうきょう佐渡さわたり志摩半島しまはんとう家族かぞく並行へいこうする社会しゃかいラジオドラマを目指めざしていた。真知子まちこ春樹はるきとの恋愛れんあいにドラマが集中しゅうちゅうはじめ、はじめて人気にんき番組ばんぐみとなった[1]。「番組ばんぐみはじまる時間じかんになると、銭湯せんとうおんなからひとえる」といわれるほどであったという[2]。このエピソードは松竹しょうちく宣伝せんでんによる虚構きょこうだというせつもあるが、『宣伝せんでん・ここに妙手みょうしゅあり』(田中たなか純一郎じゅんいちろう、1958ねん)では、映画えいがばん監督かんとくがけた大庭おおば秀雄ひでお夫人ふじん松竹しょうちく女優じょゆう森川もりかわまさみ発言はつげんがもとだとしており、『松竹しょうちく内幕うちまく』(横溝よこみぞ竜彦たつひこ、1957ねん)では松竹しょうちく重役じゅうやくかんがえたとしているなど、記述きじゅつによってせつがバラバラであり、これ自体じたいもないうわさである可能かのうせい否定ひていできない。

ラジオドラマの人気にんきけて1952ねんから菊田きくたによる小説しょうせつばん新聞しんぶん連載れんさいののちたからぶんかんから出版しゅっぱんされ[3]菊田きくたにとってはつ出版しゅっぱんにおけるベストセラーとなった[4]。1953ねんには松竹しょうちく映画えいがされるとだいヒットを記録きろくし、氏家うじいえ真知子まちこストールかたが「真知子まちこ」とばれて女性じょせいあいだ流行りゅうこうした。

 
映画えいがきみは』(1953ねん)から数寄屋橋すきやばしのシーン。かってみぎきし恵子けいこひだり佐田さた啓二けいじ

これは、主演しゅえんきし惠子けいこ北海道ほっかいどうロケ合間あいま現地げんちさむさをしのごうと、神奈川かながわけん横浜よこはまちゅう馬車ばしゃどう界隈かいわいみせ購入こうにゅうして持参じさんしていた私物しぶつのストールをかたから一周いっしゅうさせ、みみあたまをくるんでいたことによるとされる。この姿すがたはカメラがまわっているときにも使つかわれることになり、「真知子まちこき」が誕生たんじょうした。だい一部いちぶ冒頭ぼうとう佐渡さどわた船上せんじょうでも真知子まちこは「真知子まちこき」にるいしたストールのかたをしている。

真知子まちこ春樹はるき再会さいかいしそうになる(半年はんとしごとの数寄屋すきやきょうでのわせなど)が、不都合ふつごうきてなかなかうことができない。この「えそうでえない」という事態じたいなんかえされた。これは恋愛れんあいドラマでもよくられる描写びょうしゃ演出えんしゅつ)であり、ほんさくはこのパターンの典型てんけいにして古典こてんとなっている。

2020ねん連続れんぞくテレビ小説しょうせつエール』でもげきちゅうげきとして使つかわれた。げきちゅうでは真知まち子役こやく恒松つねまつあゆみ春樹はるきやく三木みき眞一郎しんいちろう、アナウンサー(かたやく尾田おだころもつとめた。

だい大戦たいせん東京とうきょうだい空襲くうしゅう[注釈ちゅうしゃく 1]よる焼夷弾しょういだんそそなか、たまたま一緒いっしょになった見知みしらぬ男女だんじょ氏家うじいえ真知子まちこ後宮こうきゅう春樹はるきたすって戦火せんかなかまどううちに、いのちからがら銀座ぎんざ数寄屋橋すきやばしまでたどりく。一夜いちやけて、二人ふたりはここでようやくおたがいの無事ぶじ確認かくにんする。

たがいにきていたら、半年はんとしの11月24にち、このはしおうと約束やくそくし、おたがいのらぬままわかれた。やがて、二人ふたり戦後せんごうずまれ、おたがいに数寄屋すきやきょう相手あいてつも再会さいかいかなわず、1ねんはんの3度目どめにやっとえたとき真知子まちこは、すで明日あしたよめくというであった。しかし、おっととの生活せいかつなや真知子まちこ、そんな彼女かのじょにかける春樹はるき二人ふたりをめぐるさまざまな人々ひとびとあいだで、運命うんめいはさらなる展開てんかいむかえていく。

NHKラジオ連続れんぞく放送ほうそうげき

編集へんしゅう
連続れんぞく放送ほうそうげききみは」
ジャンル ラジオドラマ
放送ほうそう方式ほうしき 生放送なまほうそう
放送ほうそう期間きかん 1952ねん4がつ10日とおか - 1954ねん4がつ8にち
放送ほうそう時間じかん 木曜もくよう 20:30 - 21:00(30ふん
放送ほうそう回数かいすう 98
放送ほうそうきょく NHKラジオだい1放送ほうそう
パーソナリティ 北沢きたざわぴょうおもねさと道子みちこ
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放送ほうそう期間きかんは、1952ねん昭和しょうわ27ねん)4がつ10日とおかから1954ねん昭和しょうわ29ねん)4がつ8にち毎週まいしゅう木曜もくよう2030ふんから21までの30ふん放送ほうそうぜん98かい

番組ばんぐみ冒頭ぼうとうで「忘却ぼうきゃくとはわすることなり。わすずして忘却ぼうきゃくちかしんかなしさよ」という加藤かとう幸子さちこ[よう曖昧あいまい回避かいひ]の、1953ねん昭和しょうわ28ねん)1がつからは鎌田かまたわたるめぐみの「わすひととはとおひとうなり。ひとつねわすひとわすれよとう」というナレーションがながれた。また、当時とうじのラジオドラマは生放送なまほうそうだったため、げきちゅうBGM音楽おんがく担当たんとう古関こせきひろしがスタジオにハモンドオルガン毎回まいかい即興そっきょう演奏えんそうしていた。さらに、当初とうしょは4クールの予定よていだったが2年間ねんかんのロングランとなった。

1953ねん12月、1954ねん1がつった冬季とうき聴取ちょうしゅりつ調査ちょうさでは、『きみは』は関東かんとう地区ちくで59パーセントと、ぜん番組ばんぐみなかでベスト2結果けっかになっている[5]。なお、出演しゅつえんしゃである臼井うすい正明まさあき七尾ななお伶子れいこはこの作品さくひんをきっかけに結婚けっこんした。仲人なこうど菊田きくた一夫かずおである[6]

主題歌しゅだいか

編集へんしゅう

映画えいがとレコードは茂子しげこによってまれている。

ラジオ復刻ふっこくばん

編集へんしゅう

NHK放送ほうそう開始かいし80周年しゅうねん記念きねん特別とくべつ番組ばんぐみもっと身近みぢかに もっと世界せかいへ NHK80』(2005ねん3がつ19にちから22にち)の一環いっかんとして、「復刻ふっこくラジオドラマ」としてNHKラジオだい1放送ほうそう放送ほうそうされた。放送ほうそう日時にちじは19にちから21にち連日れんじつ215ふんごろから2155ふん。NHKのライブラリーに保管ほかんされている音源おんげん台本だいほん参考さんこうにしている。

出演しゅつえん田中たなか美里みさと真知子まちこ)、萩原はぎはら聖人まさと春樹はるき)、内山うちやまもり修造しゅうぞう)、まつぐま明子あきこゆうおこりえだ)、むらがく勝則かつのり)、山本やまもと深紅しんくあや)、金内かなうち喜久夫きくおかん)、岩本いわもと多代たよ信枝のぶえ)、吉野よしの佳子けいことくえだ)、吉野よしのゆうわが水沢みずさわ謙吾けんご)、佐藤さとう麻衣子まいこ美子よしこ)、谷川たにがわしゅん副島そえじま)、岡本おかもと敏明としあき野島のじま医師いし)、かつ由美子ゆみこ(ユミ)、村上むらかみそうふとし俊樹としき)、永島ながしま広美ひろみ(あさ)、劇団げきだんギルド。ナレーションは、映画えいがばん主人公しゅじんこう氏家うじいえ真知子まちこえんじたきし恵子けいこ担当たんとうした。 演出えんしゅつ伊藤いとうゆたかえい デスク:どう健嗣けんじ 制作せいさく統括とうかつ金澤かなざわ宏次こうじ 技術ぎじゅつむらたけ西田にしだ俊和としかず 音響おんきょう効果こうか久保くぼ光男みつお大和やまと定次さだじ米本よねもとみつる高石たかいし真美子まみこ


NHK総合そうごうでは、「きみは&ふゆのソナタ 今夜こんや純愛じゅんあいをあなたに…」の特集とくしゅうみ、そのなかでラジオドラマの収録しゅうろく風景ふうけい放送ほうそうしている。放送ほうそうは3がつ20日はつか司会しかい小野おの文惠ふみえ(NHKアナウンサー)。

きみ
監督かんとく 大庭おおば秀雄ひでお
脚本きゃくほん 柳井やない隆雄たかお
原作げんさく 菊田きくた一夫かずお
音楽おんがく 古関こせきひろし
主題歌しゅだいかきみは」
きみ、いとしきひとよ」
撮影さつえい 斎藤さいとうあつし
編集へんしゅう 杉原すぎはら
製作せいさく会社かいしゃ 松竹しょうちく
配給はいきゅう 松竹しょうちく
公開こうかい   1953ねん9月15にち[8]
上映じょうえい時間じかん 127ふん
製作せいさくこく   日本にっぽん
言語げんご 日本語にほんご
配給はいきゅう収入しゅうにゅう   2おく5047まんえん[9]
つぎさく きみだい
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ぜん3だいヒットし、とお上映じょうえいでは6あいだえることから総集編そうしゅうへん製作せいさくされた。3さくそう観客かんきゃく動員どういんすうやく3,000まんにん(1さく平均へいきん1,000まんにん)である。

きみは(だい一部いちぶ

編集へんしゅう

1953ねん9がつ15にち公開こうかい。2おく5047まんえん配給はいきゅう収入しゅうにゅうをあげ、1953年度ねんど配給はいきゅう収入しゅうにゅうランキングだい2(1同名どうめいだい)。

冒頭ぼうとうのタイトル表記ひょうきには「だい一部いちぶ」のはなく、最後さいごに「きみは 㐧いちへん おわり」と表示ひょうじされる。

特殊とくしゅ撮影さつえい担当たんとうした円谷つぶらや英二えいじは、公職こうしょく追放ついほう解除かいじょ前年ぜんねん東宝とうほう復帰ふっきしており、書籍しょせき円谷つぶらや英二えいじ特撮とくさつ世界せかい』ではほん作品さくひん東宝とうほう復帰ふっきまえ受注じゅちゅうしたものと推測すいそくしている[8]

キャスト(だい一部いちぶ

編集へんしゅう

スタッフ(だい一部いちぶ

編集へんしゅう

協賛きょうさんだい一部いちぶ

編集へんしゅう

きみは(だい

編集へんしゅう
きみだい
監督かんとく 大庭おおば秀雄ひでお
脚本きゃくほん 柳井やない隆雄たかお
原作げんさく 菊田きくた一夫かずお
音楽おんがく 古関こせきひろし
主題歌しゅだいかはなのいのちは」
黒百合くろゆりうた
撮影さつえい 斎藤さいとうあつし
編集へんしゅう 杉原すぎはら
製作せいさく会社かいしゃ 松竹しょうちく
配給はいきゅう 松竹しょうちく
公開こうかい   1953ねん12月1にち
上映じょうえい時間じかん 120ふん
製作せいさくこく   日本にっぽん
言語げんご 日本語にほんご
配給はいきゅう収入しゅうにゅう   3おく0002まんえん[9]
前作ぜんさく きみだい一部いちぶ
つぎさく きみだいさん
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1953ねん12月1にち公開こうかい。3おく2まんえん配給はいきゅう収入しゅうにゅうをあげ、1953年度ねんど配給はいきゅう収入しゅうにゅうランキングだい1

キャスト(だい

編集へんしゅう

スタッフ(だい

編集へんしゅう
  • 原作げんさく菊田きくた一夫かずお
  • 監督かんとく大庭おおば秀雄ひでお
  • 脚本きゃくほん柳井やない隆雄たかお
  • 音楽おんがく古関こせきひろし
  • 主題歌しゅだいか:「はなのいのちは」「黒百合くろゆりうた
  • 製作せいさく山口やまぐち松三郎まつさぶろう
  • 撮影さつえい斎藤さいとうあつし
  • 美術びじゅつ濱田はまだ辰雄たつお
  • 録音ろくおん大村おおむら三郎さぶろう[よう曖昧あいまい回避かいひ]
  • 照明しょうめい磯野いその春雄はるお
  • 装置そうち関根せきね正平しょうへい
  • 装飾そうしょく山崎やまざき鉄治てつはる
  • 衣装いしょう五島ごしまサエ子さえこ
  • 現像げんぞう神田かんだ亀太郎かめたろう
  • 編集へんしゅう杉原すぎはら与志よし
  • 監督かんとく助手じょしゅ尾崎おざきはじめ
  • 撮影さつえい助手じょしゅ柳澤やなぎさわ春雄はるお
  • 録音ろくおん助手じょしゅ栗田くりたしゅう十郎じゅうろう
  • 証明しょうめい助手じょしゅ市村いちむら政二郎まさじろう
  • 録音ろくおん技術ぎじゅつ堀川ほりかわ修造しゅうぞう
  • 進行しんこう新井あらい勝次かつじ

協賛きょうさんだい

編集へんしゅう

きみは(だいさん

編集へんしゅう
きみだいさん
 
監督かんとく 大庭おおば秀雄ひでお
脚本きゃくほん 柳井やない隆雄たかお
原作げんさく 菊田きくた一夫かずお
音楽おんがく 古関こせきひろし
主題歌しゅだいかきみはるかな」
わすひと
数寄屋橋すきやばしエレジー」
あやうた
撮影さつえい 斎藤さいとうあつし
編集へんしゅう 杉原すぎはら
製作せいさく会社かいしゃ 松竹しょうちく
配給はいきゅう 松竹しょうちく
公開こうかい   1954ねん4がつ27にち
上映じょうえい時間じかん 124ふん
製作せいさくこく   日本にっぽん
言語げんご 日本語にほんご
配給はいきゅう収入しゅうにゅう   3おく3015まんえん[10]
前作ぜんさく きみだい
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1954ねん4がつ27にち公開こうかい。3おく3015まんえん配給はいきゅう収入しゅうにゅうをあげ、1954年度ねんど配給はいきゅう収入しゅうにゅうランキングだい1。ライバルの東宝とうほうは『七人しちにんさむらい』(4がつ26にち公開こうかい)を公開こうかいしている。

キャスト(だいさん

編集へんしゅう

スタッフ(だいさん

編集へんしゅう
  • 原作げんさく菊田きくた一夫かずお
  • 監督かんとく大庭おおば秀雄ひでお
  • 脚本きゃくほん柳井やない隆雄たかお
  • 音楽おんがく古関こせきひろし
  • 主題歌しゅだいか:「きみはるかな」「わすひと」「数寄屋橋すきやばしエレジー」「あやうた
  • 製作せいさく山口やまぐち松三郎まつさぶろう
  • 撮影さつえい斎藤さいとうあつし
  • 美術びじゅつ濱田はまだ辰雄たつお
  • 録音ろくおん妹尾せのお芳三郎よしさぶろう
  • 照明しょうめい磯野いその春雄はるお
  • 装置そうち関根せきね正平しょうへい
  • 装飾そうしょく山崎やまざき鉄治てつはる
  • 衣装いしょう細井ほそいしんこう
  • 現像げんぞう神田かんだ亀太郎かめたろう
  • 編集へんしゅう杉原すぎはら
  • 監督かんとく助手じょしゅ萩原はぎはら徳三とくぞう
  • 撮影さつえい助手じょしゅ柳澤やなぎさわ春雄はるお
  • 録音ろくおん助手じょしゅ栗田くりたしゅう十郎じゅうろう
  • 証明しょうめい助手じょしゅ市村いちむら政次郎まさじろう
  • 録音ろくおん技術ぎじゅつ沼上ぬまがみ精一せいいち
  • 進行しんこう新井あらい勝次かつじ

協賛きょうさんだいさん

編集へんしゅう

主題歌しゅだいか挿入歌そうにゅうか

編集へんしゅう
  • きみは」(うた茂子しげこ
  • きみいとしきひとよ」(うた伊藤いとう久男ひさお
  • 黒百合くろゆりうた」(うた茂子しげこ
  • わすひと」(うた伊藤いとう久男ひさお
  • 数寄屋橋すきやばしエレジー」(うた伊藤いとう久男ひさお
  • きみはるかな」(うた佐田さた啓二けいじ茂子しげこ
  • あやうた」(うた淡島あわしま千景ちかげ

きみは」にかんするうた作詞さくし作曲さっきょくは、すべて菊田きくた一夫かずお古関こせきひろしのコンビによる。

宝塚歌劇団たからづかかげきだんによって舞台ぶたいされた作品さくひん一覧いちらん参照さんしょう

テレビドラマ

編集へんしゅう

テレビでは4ドラマされている。

1962年版ねんばん

編集へんしゅう

1962ねん10月2にちから1963ねん10月13にちまで、フジテレビけい放映ほうえい放送ほうそう時間じかん火曜かよう21 - 2130ふんだったが、1963ねん4がつ14にち以降いこう日曜にちよう2030ふん - 21変更へんこうされた。

フジテレビけい 火曜かよう21だい前半ぜんはんわく
ぜん番組ばんぐみ 番組ばんぐみめい 番組ばんぐみ
21:00 スターせんいち
(21:30わく移動いどう
21:15 あいする
きみ
(1962ねん10がつ - 1963ねん4がつ
フジテレビけい 日曜にちよう20だい後半こうはんわく
きみ
(1963ねん4がつ - 10がつ

1966年版ねんばん

編集へんしゅう

1966ねん5月23にちから1967ねん1がつ28にちまで、日本にほんテレビ系列けいれつ毎週まいしゅう月曜げつよう - 土曜どようの13 - 1315ぶん時間じかんわく放映ほうえいぜん216かい

日本にほんテレビけい つき - 土曜どよう13:00 - 13:15 わく
ぜん番組ばんぐみ 番組ばんぐみめい 番組ばんぐみ
きみ

1976年版ねんばん

編集へんしゅう

1976ねん10月1にちから12月24にちまで、NETテレビ(げんテレビ朝日てれびあさひ系列けいれつ毎週まいしゅう金曜きんよう21わく放映ほうえいぜん13かい

NETけい NET金曜きんよう9わく連続れんぞくドラマ当時とうじはNETの制作せいさくわく
ぜん番組ばんぐみ 番組ばんぐみめい 番組ばんぐみ
きみ

1991年版ねんばん(NHK連続れんぞくテレビ小説しょうせつ

編集へんしゅう
きみ
ジャンル テレビドラマ
脚本きゃくほん 井沢いざわみつる ほか
演出えんしゅつ 原嶋はらしま邦明くにあき ほか
出演しゅつえんしゃ 鈴木すずき京香きょうか
倉田くらたてつを
布施ふせひろし
田中たなか好子よしこ
平田ひらたみつる
宍戸ししどひらく
古舘ふるたち伊知郎いちろう
村田むらた雄浩たけひろ
高品たかしなかく
中原なかはらひとみ
加藤かとうたけし
佐々木ささきすみ
宍戸ししどじょう
蟹江かにえ敬三けいぞう
金田かねだ龍之介りゅうのすけ
佐藤さとう友美ゆみ
樹木きき希林きりん
安達あだち祐実ゆみ
星野ほしの真里まり
橋爪はしづめいさお
加藤かとう治子はるこ
いしだあゆみ
ナレーター 八千草やちぐさかおる
音楽おんがく 池辺いけべ晋一郎しんいちろう
オープニング 石川いしかわさゆりきみは」
時代じだい設定せってい 昭和しょうわ20ねん - 30ねん
製作せいさく
制作せいさく NHK
放送ほうそう
放送ほうそうこく地域ちいき  日本にっぽん
放送ほうそう期間きかん1991ねん4がつ1にち - 1992ねん4がつ4にち
放送ほうそう時間じかん月曜日げつようび - 土曜日どようび 8:15 - 8:30
放送ほうそうわく連続れんぞくテレビ小説しょうせつ
放送ほうそうぶん15ふん
回数かいすうぜん312
番組ばんぐみ年表ねんぴょう
前作ぜんさくきょう、ふたり
つぎさくおんなは度胸どきょう
テンプレートを表示ひょうじ

1991ねん平成へいせい3ねん4がつ1にちから1992ねん平成へいせい4ねん4がつ4にちまで、連続れんぞくテレビ小説しょうせつ30周年しゅうねん記念きねん作品さくひんだい46さく)として放送ほうそうされた。ぜん312かい[11]連続れんぞくテレビ小説しょうせつでは、1983ねん昭和しょうわ58ねんの『おしん以来いらいの1年間ねんかん放送ほうそう[12][13][14]

解説かいせつ

編集へんしゅう

年々ねんねん視聴しちょうりつ下降かこうつづけていた連続れんぞくテレビ小説しょうせつテコ入てこいれとして、1975ねん以前いぜん原点げんてんもど放送ほうそう期間きかんを1年間ねんかんとした。千葉ちばけん野田のだに1おくえんをかけ数寄屋橋すきやばしのオープンセットをつく[13]など、異例いれい予算よさんまれた。原作げんさく一世いっせい風靡ふうびした作品さくひんであったためぜん評判ひょうばん大変たいへんたかく、視聴しちょうりつが50%をえるのではないかともいわれていた。

しかしながら、最高さいこう視聴しちょうりつ34.6%、期間きかん平均へいきん視聴しちょうりつ29.1%(関東かんとう地区ちくビデオリサーチ調しらべ)ともに、ほんドラマ終了しゅうりょう時点じてんでの当時とうじ歴代れきだい最低さいてい記録きろくした[15]

あまりのてい視聴しちょうりつ放送ほうそう途中とちゅう前例ぜんれいのない改変かいへんおこなわれ副題ふくだいタイトルの挿入そうにゅう、オープニングテーマを曲調きょくちょうあかるいものに変更へんこう、ストーリーもくらさをなくすなどテコ入てこいれをおこなったが視聴しちょうりつ改善かいぜんすることはなかった。

あさドラのおも舞台ぶたいとしては、新潟にいがたけんおも舞台ぶたいになった最初さいしょあさドラとなった[16]

なお、だい舞台ぶたいは、長崎ながさきけん島原しまばら予定よていだったが、雲仙うんぜん普賢岳ふげんだけ噴火ふんかにより中止ちゅうしとなり、舞台ぶたいは、静岡しずおかけん西伊豆にしいず変更へんこうされた。

2006ねん4がつ3にちから2007ねん3月31にちまで、BS2アンコール放送ほうそうされた。

放送ほうそうライブラリーではだい1かい公開こうかい[17]

構成こうせい

編集へんしゅう
  • だい一部いちぶだい1 - 12しゅうだい1 - 72かい[注釈ちゅうしゃく 4]
  • だい:「結婚けっこんへん」:だい13 - 19しゅうだい73 - 114かい
  • だいさん:「旅立たびだち・北海道ほっかいどうへん」:だい20 - 25しゅうだい115 - 150かい
  • だいよん:「あいふたたび・志摩しまへん」:だい26 - 34しゅうだい151 - 204かい
  • だい:「あいのゆくえ・対決たいけつへん」:だい35 - 39しゅうだい205 - 234かい
  • だいろく:「それからのにん夫婦ふうふへん」:だい40 - 52しゅうだい235 - 312かい

キャスト(1991年版ねんばん

編集へんしゅう
氏家うじいえ(→浜口はまぐち後宮こうきゅう真知子まちこ
えんじ - 鈴木すずき京香きょうか
ヒロイン。
後宮こうきゅう春樹はるき
えんじ - 倉田くらたてつを
空襲くうしゅう真知子まちこたすけたおとこ
東京とうきょう浜口はまぐち
編集へんしゅう
浜口はまぐち勝則かつのり
えんじ - 布施ふせひろし
真知子まちこおっと
浜口はまぐちいさおえだ
えんじ - 加藤かとう治子はるこ
勝則かつのりはは真知子まちこしゅうと
その 東京とうきょう住人じゅうにん
編集へんしゅう
小野瀬おのせあや
えんじ - いしだあゆみ
真知子まちこ春樹はるき友人ゆうじん佐渡さど出身しゅっしん
本間ほんま定彦さだひこ
えんじ - 古舘ふるたち伊知郎いちろう
真知子まちこ春樹はるき友人ゆうじん佐渡さど出身しゅっしん北国きたぐに文学ぶんがくてんてんきょう布教ふきょう
よしむら蘭子らんこ
えんじ - 佐藤さとう友美ゆみ
よるおんな
よしむら礼治れいじ
えんじ - 小坂こさか一也かずや
蘭子らんこおっと戦争せんそうによって記憶きおく喪失そうしつになる。
よしむら千枝子ちえこ
えんじ - 川田かわた美香みか幼少ようしょう小川おがわ京子きょうこ
よしむら夫妻ふさいむすめ戦争せんそうによって行方ゆくえ不明ふめいになる。志摩しま内野ないやでの里子さとご
あさ
えんじ - 伊藤いとう嘉奈子かなこ
よるおんな
石上いしがみこずえ
えんじ - 河合かわい美智子みちこ
よるおんな
瀬田せた修造しゅうぞう
えんじ - 橋爪はしづめいさお
もと陸軍りくぐん少将しょうしょう
加瀬かせ田岸たぎしえだ
えんじ - 中原なかはらひとみ
修造しゅうぞうつまあけぼのそう管理人かんりにん
瀬田せだ和子かずこ
えんじ - 羽田はた美智子みちこ
加瀬かせ田夫でんぷつまむすめ
田上たうえうらら
えんじ - 益田ますだ愛子あいこ
てんてんきょう教祖きょうそ
富士子ふじこ
えんじ - うえだたかし
てんてんきょう信者しんじゃ。おかま。
岩間いわま副島そえじま伝次でんじ
えんじ - 宍戸ししどひらく
闇市やみいちでならしたヤクザ。
マリー
えんじ - 佐山さやまひろ
よるおんな蘭子らんこのライバル。
永橋ながはし
えんじ - 加藤かとうたけし
勝則かつのり上司じょうし
永橋ながはし清子きよこ
えんじ - 高田たかだ敏江としえ
永橋ながはしつま
深野ふかの柳子りゅうこ
えんじ - 樹木きき希林きりん
下町したまちちょう大家たいか
かのう哲司てつし
えんじ - でんでん
長屋ながや住人じゅうにん畳屋たたみや
住職じゅうしょく
えんじ - 鈴木すずききよしじゅん
真知子まちこ春樹はるき結婚式けっこんしきおこなてら住職じゅうしょく
多比良たいら良作りょうさく
えんじ - 蟹江かにえ敬三けいぞう
定彦さだひこ仕事しごと仲間なかま税務署ぜいむしょ職員しょくいん
木村きむら吾郎ごろう
えんじ - はちひゃくさかけいゆう大沢おおさわ樹生みきお当時とうじ光GENJIひかるげんじ
大学だいがく受験生じゅけんせい下宿げしゅく勉強べんきょうちゅう
真知子まちこちち
えんじ - 冨田とみた浩太郎こうたろう
東京とうきょうだい空襲くうしゅう死去しきょかんおとうと
真知子まちこはは
えんじ - いずみよし
東京とうきょうだい空襲くうしゅう死去しきょ
清宮きよみや東京とうきょう
編集へんしゅう
清宮きよみや(→浜口はまぐち美子よしこ
えんじ - とよた真帆まほ
勝則かつのりの2番目ばんめ婚約こんやくしゃ
清宮きよみや田鶴子たづこ
えんじ - 稲垣いながき美穂子みほこ
美子よしこはは
北海道ほっかいどう 美幌びほろ弟子屈てしかが
編集へんしゅう
末永すえながたもつ
えんじ - 村田むらた雄浩たけひろ
春樹はるき大学だいがく先輩せんぱい
牧子まきこ
えんじ - 塚田つかだきよみ
末永すえながつま
松吉まつよし
えんじ - 高品たかしなかく
末永すえなが先代せんだいから牧場ぼくじょうはたらいている。
ユミ
えんじ - 松永まつなが麗子れいこ
春樹はるききになったおんな
三郎さぶろう
えんじ - 土門どもんひろ
牧場ぼくじょうはたらいているおとこ
新潟にいがた佐渡さど
編集へんしゅう
野添のぞえ絹子きぬこ
えんじ - 早乙女さおとめあい
定彦さだひこ友人ゆうじんかん不倫ふりん相手あいて
角倉すみくらかん
えんじ - 宍戸ししどじょう
真知子まちこ叔父おじかくかんあるじ
すみくら信枝のぶえ
えんじ - 佐々木ささきすみ
真知子まちこ叔母おばすみかん女将おかみ
米夫よねお
えんじ - 井上いのうえやすし
すみかん従業じゅうぎょういん
捨松すてまつ
えんじ - 中野なかの英雄ひでお
すみかん従業じゅうぎょういん
スミだい
えんじ - 山家やまや千花ちか
捨松すてまつつま
ちゅうこう
えんじ - 三井みついよしただし
すみかん従業じゅうぎょういん
三重みえけん志摩しま
編集へんしゅう
西崎にしざき(→後宮こうきゅう水沢すいたくゆうおこりえだ
えんじ - 田中たなか好子よしこ
春樹はるきあね
水沢みずさわ謙吾けんご
えんじ - 平田ひらたみつる
ゆうおこりえだ友人ゆうじん
戸村とむら(→水沢すいたく奈美なみ
えんじ - 杉本すぎもとあや
海女あま謙吾けんごつまのち行方ゆくえ不明ふめいになる。
水沢みずさわフサ
えんじ - 小林こばやしトシこう
謙吾けんごはは
西崎にしざき
えんじ - 森山もりやま周一郎しゅういちろう
ゆうおこりえだ義父ぎふ
長島ながしま龍伍りゅうご
えんじ - 鶴田つるたしのぶ
密輸みつゆ組織そしきのボス。
善吉ぜんきち
えんじ - 横山よこやまあきお
長島ながしまだま酒場さかば店主てんしゅ
海渡うと琴乃ことの
えんじ - 伊藤いとう友乃ともの
志摩しまみせいとなむ。
西野にしの彰一しょういち
えんじ - 柾木まさきたく
里子さとご義父ぎふ
西野にしの珠子たまこ
えんじ - 内田うちだ藍子あいこ
里子さとご義母ぎぼ長島ながしま龍伍りゅうごあね
草薙くさなぎ
えんじ - 岡部おかべみやびろう
小学校しょうがっこう校長こうちょう住職じゅうしょく
柴山しばやま晴男はるお
えんじ - 伊沢いさわつとむ
小学校しょうがっこう教諭きょうゆ
前野まえの
えんじ - 小澤おざわひろし
元長もとながとう手下てした
愛知あいち名古屋なごや
編集へんしゅう
尾田おだ登美子とみこ
えんじ - 山田やまだあきら
那古野なごの旅館りょかん女将おかみ
天馬てんま徹太郎てつたろう
えんじ - 金田かねだ龍之介りゅうのすけ
浪漫ろうまんタイムス編集へんしゅうちょう
菅谷すがや三千代みちよ
えんじ - たかべしげこ
天馬てんばもとつま
菅谷すがや博史ひろふみ
えんじ - 美木みき良介りょうすけ
さん千代ちよ天馬てんば現在げんざい巣鴨すがも留置とめおきしょ生活せいかつ
きし
えんじ - 安達あだち祐実ゆみ
浜口はまぐちまえあそおんな
美代子みよこ
えんじ - 星野ほしの真理まり
春樹はるき列車れっしゃなか出会であったおんな
数寄屋すきやきょう警官けいかん
えんじ - きたろう
その
えんじ - 会田あいだ博康ひろやす青木あおきしげる青木あおき雪絵ゆきえ青柳あおやぎ文太郎ぶんたろう明石あかし知也ともや明石あかしりょう浅賀あさか秀郎ひでお浅川あさがわ理恵りえ芦沢あしざわ孝子たかこ足立あだち建夫たけお阿部あべ光子みつこ阿部あべ六郎ろくろう阿部あべわたる綾田あやた俊樹としき鮎川あいかわ昌平しょうへい新井あらいりょうだい荒井あらい昌代まさよ有村ありむらけいすけ飯島いいじま正和まさかず五十嵐いがらし憲子のりこいかりはるみ池上いけがみ尚吾しょうご池田いけだ道枝みちえ石井いしい富子とみこ石黒いしぐろ正男まさお石坂いしざかあきら石坂いしざか重二しげじ石沢いしざわとおる石住いしずみ昭彦あきひこ石田いしだ純子じゅんこ石原いしはら辰己たつみ市瀬いちのせあきらひさし市原いちはら清彦きよひこ伊藤いとうかつ伊藤いとう公子きみこ伊藤いとうとみ美也みや伊藤いとうしん稲垣いながきけん井上いのうえ牧子まきこ井上いのうえ康夫やすお井上いのうえひろし季子としこ伊庭いばたかし今西いまにし正男まさお伊予いよ博史ひろふみ岩崎いわさき智江ちえ入谷いりや美幸みゆき上杉うえすぎ二美つぐみ上田うえだしげる上田うえだ日出ひのではる植田うえだ博美ひろみ上村うえむら裕樹ゆうき内山うちやまもり梅津うめづ直美なおみさわめぐむ及川おいかわヒロオ大川おおかわ浩正ひろまさ大川おおかわまん裕子ゆうこ大倉おおくらじゅんけん大島おおしま蓉子ようこ大須賀おおすが裕子ゆうこ大嶽おおたけ隆司たかし太田おおたみのる大塚おおつか秀喜ひでき大坪おおつぼ日出にっしゅつだい大林おおばやし丈史たけし大豆生田まみょうだしんあきら大森おおもりあきらほこらろう岡村おかむら洋一よういち小川おがわ英信えいしん小川おがわ美那子みなこ奥野おくのただし奥村おくむらただし小栗おぐり一也かずや押切おしきり優子ゆうこ尾高おだか久美子くみこ小田島おだじまたかし落合おちあいひとみ小貫おぬき加恵かえ恩田おんだ恵美子えみこ甲斐かい純一郎じゅんいちろう柿崎かきざき澄子すみこ笠井かさいこころ柏木かしわぎみどり幸一こういち勝又かつまた祐子ゆうこ加藤かとうおさむ東京とうきょう加藤かとう忠夫ただお金沢かなざわ喜久子きくこ兼田かねだ晴臣はるおみ金丸かねまるただしじょうかのうヤスフミ河合かわい真希まき川村かわむら一代かずよ川村かわむらたかし神田かんだ正夫まさお北原きたはら弘一こういち木田きだ三千雄みちお北見きたみ敏之としゆき北村きたむらたかさかえ木村きむらみどり久我くが陽子ようこ草薙くさなぎ良一りょういち草村くさむら礼子あやこ久野くの浩太郎こうたろう久保くぼ酎吉久保くぼ道子みちこくろせい浩子ひろこ小池こいけ幸次こうじ小池こいけさかえ小池こいけ雄介ゆうすけ小塩こしお利文としふみ児玉こだま頼信よりのぶ後藤ごとう哲夫てつお斉川さいかわ一夫かずお坂井さかい淳子じゅんこ坂田さかた祥一朗しょういちろう坂本さかもとあきら坂本さかもと由美ゆみ佐川さがわ二郎じろう咲田さきたとばこ桜井さくらいまさる佐々木ささき菜摘なつみ佐々木ささき正明まさあき五月さつき晴子はるこ佐藤さとう麻衣子まいこ佐藤さとうひろしただし佐藤さとう裕一ひろいち佐藤さとう幸雄ゆきお沢田さわだかおる佐渡さわたりみのる澤登さわのぼり伸一しんいち山道さんどう志穂しほ椎名しいなしげるジェームズ・ナージェント茂木もき和範かずのり篠田しのだかおるしのぶりゅう島田しまだ亜希子あきこしまたに和幸かずゆき島田しまだひろしはち島津しまつ賢次けんじ清水しみず甚也したもと史朗しろうジョージ・ネルソン白井しらい真木まき代田しろた勝久かつひさ城間しろま章子あきこ杉浦すぎうら明彦あきひこ菅原すがわら千加ちかだいじゅうわか博之ひろゆきせき悦子えつこ千田せんだみき仙波せんば和之かずゆきそう英徳ひでのり田岡たおか美也子みやこ高杉たかすぎあきらたいら高野たかのまもる多賀たが啓史ひろし高嶺たかねいわお高橋たかはしさとし高橋たかはし千代美ちよみ高橋たかはしゆたか高山たかやま尚子しょうこ滝川たきがわけん武川たけかわ信介しんすけ武中たけなか秀人ひでと竹田たけだ寿郎としおたけおとなつみ武野むの功雄いさお竹本たけもと和正かずまさ竹本たけもとじゅんたいら武山たけやま桃子ももこ田島たじまきょくおのれ田嶋たじまはじめきち多田木ただきあきらたすくただのあっ立花たちばなめぐみたちばな三蔵さんぞうたちばな雪子ゆきこ竜川りゅうがわしんいたるじょう龍次りゅうじ田中たなか幸子さちこ田中たなかさとしゆう谷口たにぐちとおるらく田村たむら元治もとはる丹治たんじ靖之やすゆきチャック・ウィルソンつくだ典彦のりひこ柘植つげ欽也きんやつじ万里ばんりつつみ勝巳かつみ常松つねまつめぐみ坪井つぼい由理ゆり津村つむらたかこころざし勅使河原てしがわら祐二ゆうじ寺田てらだ奈穂子なおこ天現寺てんげんじりゅう飛田ひだみがくゆかり富田とみた三千代みちよ豊島としままさみ永井ながい紀子のりこ長倉ながくら理子さとこ長坂ながさかしほり中島なかじまはじめ仲野なかのぶん中村なかむら美代子みよこ中村なかむら由起子ゆきこ夏川なつかわ加奈子かなこ夏川なつかわ光央みつお成田なりた重実しげざね西尾にしお元気げんき西川にしかわひろみ西川にしかわわたる西田にしだ俊太郎しゅんたろう西谷にしたにたくみつるにしだまちこ西根にしね智彦ともひこ西野にしのたかりつ西村にしむら淳二じゅんじ二宮にのみや千尋ちひろ根上ねあがりあや野沢のざわさとし野田のだ和孝かずたか野原のはらひろみ信実しんじつ一徳かずのり野村のむら信次しんじ萩原はぎはらひとし橋本はしもとありすはちがつ薫子かおるこ花田はなた暁美あけみ花山はなやま幸三郎こうざぶろう浜田はまだ道彦みちひこ浜野はまの正幸まさゆき早川はやかわ友子ゆうこはやしじゅん速見はやみりょうはら純二じゅんじはるのべとも日高ひだかけいさとしにち埜洋じん平沢ひらさわ敦子あつこ平野ひらの早苗さなえ広瀬ひろせ五朗ごろう深谷ふかやみさを藤井ふじい佳代子かよこ藤岡ふじおか京子きょうこ藤岡ふじおかたかし藤尾ふじおとしじゅ藤岡ふじおか広子ひろこ藤田ふじたあきらふじ夏子なつこ二見ふたみ忠男ただお舟越ふなこしけいたすく船田ふなだめぐみはら鉄平てっぺいペコちゃん星野ほしのりゅうよしまいどゆたか前沢まえさわすすむゆう前田まえだ昌明まさあきあさ志奈しな純子じゅんこえきとみ信孝のぶたか増山ますやま幸司こうじ松井まつい範雄のりお松浦まつうら正幸まさゆき松岡まつおかみどり松澤まつざわ重雄しげお松田まつだ章生あきお松田まつだまさる松永まつながとしよ松乃まつのかおるまつ美里みさと松本まつもとじゅん松本まつもと直之なおゆき松本まつもとしん真鍋まなべ敏宏としひろ丸谷まるや小一郎こいちろう三浦みうらめぐみ三重みえがい恒二つねじ三上みかみ瓔子ようこ水谷みずたにひろ水野みずの麻美あさみ水森みずもりコウふとし三田みた篤子あつこ皆川みなかわしゅうみなと雄一ゆういち三野輪みのわ有紀ゆき宮内みやうち順子じゅんこ宮沢みやざわあきら宮島みやじまりゅう宮武みやたけのりひろ宮原みやはら綾香あやか宮本みやもとあきら武藤むとうまきそうきん晴見はるみ村上むらかみ靖博やすひろ村山むらやますすむたいら村山むらやま野々ののモト冬樹もとふゆき森尾もりお由香ゆかもり康子やすこ谷津たについさおやなぎゆう山口やまぐちあきら山口やまぐち智恵ちえ山口やまぐちひとし奈子山崎やまざき紫乃しの山崎やまざきみつる山下やました徳久とくひさやまだしんご山田やまだのぼりただし山中やまなかあつし山中さんちゅう臨在山根やまね久幸ひさゆき山本やまもと英樹ひでき山本やまもと弘光ひろみつ横山よこやま由佳ゆか𠮷こう太一たいち吉田よしだ晃介こうすけ吉田よしだ真弓まゆみ吉羽よしば美由紀みゆきよね郁男いくおらんべにてっれんじょうひろしじゅう若菜わかな一義かずよし和田わだ浩一こういち和田わだあまね渡辺わたなべ里沙りさ渡部わたなべ真美子まみこわかこまジャパンアクションクラブ稲川いながわ素子もとこ事務所じむしょおおとりプロ早川はやかわプロ劇団げきだんいろは劇団げきだんひまわり劇団げきだん若草わかくさ丹波たんば道場どうじょう劇団げきだん東俳とうはい東京とうきょう児童じどう劇団げきだんツインズ商会しょうかい悪役あくやく商会しょうかい劇団げきだん7曜日ようびT&T企画きかく東海とうかい芸術げいじゅつアカデミー東京とうきょうたからうつ巣山すやまプロ安乗あのり人形にんぎょう芝居しばい保存ほぞんかいのみなさん、ばともり小学校しょうがっこうみなさん、三重みえけん阿児あごまちのみなさん

スタッフ(1991年版ねんばん

編集へんしゅう

放送ほうそう日程にってい

編集へんしゅう
しゅう 回数かいすう 放送ほうそう 脚本きゃくほん 演出えんしゅつ
1991ねん
だい一部いちぶ
1 1 - 6 4がつ1にち - 4がつ6にち 井沢いざわみつる 原嶋はらしま邦明くにあき
2 7 - 12 4がつ8にち - 4がつ13にち
3 13 - 18 4がつ15にち - 4がつ20日はつか 宮沢みやざわ俊樹としき
4 19 - 24 4がつ22にち - 4がつ27にち 諏訪部すわべ章夫あきお
5 25 - 30 4がつ29にち - 5月4にち 長沖ながおきわたる
6 31 - 36 5月6にち - 5月11にち 原嶋はらしま邦明くにあき
7 37 - 42 5月13にち - 5月18にち 宮沢みやざわ俊樹としき
8 43 - 48 5がつ20日はつか - 5月28にち 長沖ながおきわたる
9 49 - 54 5月27にち - 6月1にち 原嶋はらしま邦明くにあき
10 55 - 60 6月3にち - 6月8にち 宮沢みやざわ俊樹としき
11 61 - 66 6がつ10日とおか - 6月15にち 長沖ながおきわたる
12 67 - 72 6月17にち - 6月22にち 原嶋はらしま邦明くにあき
だい 結婚けっこんへん
13 73 - 78 6月24にち - 6月30にち 井沢いざわみつる 宮沢みやざわ俊樹としき
14 79 - 84 7がつ1にち - 7がつ6にち 三井みつい智一ともかず
15 85 - 90 7がつ8にち - 7がつ13にち 長沖ながおきわたる
16 91 - 96 7がつ15にち - 7がつ20日はつか 横光よこみつあきら
宮村みやむら優子ゆうこ
原嶋はらしま邦明くにあき
17 97 - 102 7がつ22にち - 7がつ27にち 三井みつい智一ともかず
18 103 - 108 7がつ29にち - 8がつ3にち 長沖ながおきわたる
19 109 - 114 8がつ5にち - 8がつ10日とおか 原嶋はらしま邦明くにあき
だいさん 旅立たびだち・北海道ほっかいどうへん
20 115 - 120 8がつ12にち - 8がつ17にち 横光よこみつあきら
星川ほしかわ泰子やすこ
長沖ながおきわたる
21 121 - 126 8がつ19にち - 8がつ24にち 宮沢みやざわ俊樹としき
22 127 - 132 8がつ26にち - 8がつ31にち 長沖ながおきわたる
23 133 - 138 9月2にち - 9月7にち
24 139 - 144 9月9にち - 9月14にち 宮沢みやざわ俊樹としき
25 145 - 150 9月16にち - 9月21にち
だいよん あいふたたび・志摩しまへん
26 151 - 156 9月23にち - 9月28にち 宮村みやむら優子ゆうこ 伊豫田いよだしずひろし
27 157 - 162 9月30にち - 10月5にち 原嶋はらしま邦明くにあき
28 163 - 168 10月7にち - 10月12にち 長沖ながおきわたる
29 169 - 174 10月14にち - 10月19にち 伊豫田いよだしずひろし
30 175 - 180 10月21にち - 10月26にち 一井いちい久司ひさし
31 181 - 186 10月28にち - 11月2にち 吉川よしかわ幸司こうじ
32 187 - 192 11月4にち - 11月9にち 一井いちい久司ひさし
33 193 - 198 11月11にち - 11月16にち 吉川よしかわ幸司こうじ
34 199 - 204 11月18にち - 11月23にち 松本まつもとじゅん
だい あいのゆくえ・対決たいけつへん
35 205 - 210 11月25にち - 11月30にち 横光よこみつあきら 原嶋はらしま邦明くにあき
36 211 - 216 12月2にち - 12月7にち 三井みつい智一ともかず
37 217 - 222 12月9にち - 12月14にち 長沖ながおきわたる
38 223 - 228 12月16にち - 12月21にち 若泉わかいずみひさろう
39 229 - 234 12月23にち - 12月28にち 長沖ながおきわたる
1992ねん
だいろく それからのにん夫婦ふうふへん
40 235 - 240 1がつ6にち - 1がつ11にち 井沢いざわみつる 原嶋はらしま邦明くにあき
41 241 - 246 1がつ13にち - 1がつ18にち 宮沢みやざわ俊樹としき
42 247 - 252 1がつ20日はつか - 1がつ25にち 長沖ながおきわたる
43 253 - 258 1がつ27にち - 2がつ1にち 原嶋はらしま邦明くにあき
44 259 - 264 2がつ3にち - 2がつ8にち 宮沢みやざわ俊樹としき
45 265 - 270 2がつ10日とおか - 2がつ15にち 三井みつい智一ともかず
46 271 - 276 2がつ17にち - 2がつ22にち 小林こばやし政広まさひろ 若泉わかいずみひさろう
47 277 - 282 2がつ24にち - 2がつ29にち 吉田よしだ雅夫まさお
はやし可奈子かなこ
48 283 - 288 3月2にち - 3月7にち 三井みつい智一ともかず
49 289 - 294 3月9にち - 3月14にち 長沖ながおきわたる
50 295 - 300 3月16にち - 3月21にち 井沢いざわみつる
51 301 - 306 3月23にち - 3月28にち 宮沢みやざわ俊樹としき
52 307 - 312 3月30にち - 4がつ4にち 原嶋はらしま邦明くにあき
NHK 連続れんぞくテレビ小説しょうせつ
ぜん番組ばんぐみ 番組ばんぐみめい 番組ばんぐみ
きょう、ふたり
(1990年度ねんど下半期しもはんき
きみ
(1991年度ねんど
おんなは度胸どきょう
(1992年度ねんど上半期かみはんき
NHK BS2 連続れんぞくテレビ小説しょうせつ・アンコール
かりん
(2005年度ねんど下半期しもはんき
きみ
(2006年度ねんど
さくら
(2007年度ねんど上半期かみはんき
  • 数寄屋すきやきょう撤去てっきょ:1964ねん昭和しょうわ39ねん)の東京とうきょうオリンピックひかえ、皇居こうきょ外堀そとぼりめて東京とうきょう高速こうそく道路どうろつくられることになり、1957ねん昭和しょうわ32ねん)7がつ数寄屋橋すきやばし撤去てっきょ工事こうじ開始かいしされた。いま数寄屋橋すきやばし交差点こうさてんはたにある数寄屋橋公園すきやばしこうえんに、原作げんさくしゃ菊田きくた一夫かずおふでによる「数寄屋橋すきやばし 此処ここらに ありき」とのちいさな石碑せきひのこされている。
  • 台湾たいわん映画えいがでの使用しよう:1993ねん製作せいさく台湾たいわん映画えいがくわちゅう主人公しゅじんこう映画えいが描写びょうしゃで、『きみは(だい)』の冒頭ぼうとう部分ぶぶん使用しようされている。
  • 伊集院いじゅういんひかりひゃくねんラヂオ(NHK FM)の2024ねん5がつ19にち放送ほうそうにおいて、NHKアーカイブス保管ほかんされているオリジナルのラジオドラマ『きみは』のだい1がほぼフルサイズで放送ほうそうされた。また、NHKアーカイブスにはだい1ほかだい97だい98けい3しか現存げんそんしないとかされた[18]

参考さんこう文献ぶんけん

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  • 円谷つぶらや英二えいじ特撮とくさつ世界せかい勁文しゃ、2001ねん8がつ10日とおかISBN 4-7669-3848-8 

脚注きゃくちゅう

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注釈ちゅうしゃく

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  1. ^ 東京とうきょうだい空襲くうしゅう」は一般いっぱんてき1945ねん昭和しょうわ20ねん3がつ10日とおか出来事できごとあらわすが、この空襲くうしゅうは5月26にちの23にちからつづいた東京とうきょう全滅ぜんめつ最後さいご空襲くうしゅうで、銀座ぎんざこうじまち、が爆撃ばくげきされ、東京とうきょうえきもこのとき焼失しょうしつした。春樹はるき真知子まちこ銀座ぎんざどおりから数寄屋すきやきょうげ、ここではじめて言葉ことばわした。ただし、映画えいが作中さくちゅうでは5月24にちよるのこととされる。
  2. ^ a b 映画えいが表札ひょうさつは「濱口はまぐち表記ひょうき
  3. ^ 手紙てがみ差出人さしだしにんは「水澤すいたく表記ひょうき
  4. ^ だい1は、副題ふくだいはなかった。

出典しゅってん

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  1. ^ a b 小幡おばた欣治きんじ評伝ひょうでん 菊田きくた一夫かずお』(岩波書店いわなみしょてん)P.175
  2. ^ 『NHK年鑑ねんかん 1955〔としばん〕』日本にっぽん放送ほうそう出版しゅっぱん協会きょうかい、1954ねん、124ぺーじ 
  3. ^ きみは : NHK連続れんぞく放送ほうそうげきNHKラジオ新聞しんぶん連載れんさい国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかんデジタルコレクション
  4. ^ 学校がっこう図書館としょかん』1955ねん8がつごう、52-53ぺーじNDLJP:10292650/33
  5. ^ 『NHK年鑑ねんかん 1955〔としばん〕』日本にっぽん放送ほうそう出版しゅっぱん協会きょうかい、1954ねん、297ぺーじ 
  6. ^ 婦人ふじん生活せいかつ 8(3)』婦人生活社ふじんせいかつしゃ、1954ねん3がつ、138-142ぺーじ 
  7. ^ a b しんさくらオールスタァ名鑑めいかん」『芸能げいのうほう』4がつごう、サン出版しゅっぱんしゃ、1958ねん 
  8. ^ a b 円谷つぶらや英二えいじ特撮とくさつ世界せかい 2001, pp. 26–27, 「初期しょき作品さくひん紹介しょうかい 1950-53ねん
  9. ^ a b キネマ旬報きねまじゅんぽうベスト・テン85かいぜん 1924-2011』キネマ旬報社きねまじゅんぽうしゃキネマ旬報きねまじゅんぽうムック〉、2012ねん5がつ、104ぺーじISBN 978-4873767550 
  10. ^ キネマ旬報きねまじゅんぽうベスト・テン85かいぜん 1924-2011』キネマ旬報社きねまじゅんぽうしゃキネマ旬報きねまじゅんぽうムック〉、2012ねん5がつ、112ぺーじISBN 978-4873767550 
  11. ^ NHKクロニクル
  12. ^ 「NHKトピックス」『放送ほうそう教育きょういくだい46かんだい1ごう日本にっぽん放送ほうそう教育きょういく協会きょうかい、1991ねん4がつ1にち、83ぺーじNDLJP:2341112/42 
  13. ^ a b 「『きみは』の制作せいさく / 渡部わたなべ浩和ひろかず ; 中村なかむら和夫かずお ; 中山なかやま鎮雄しずお ; 佐藤さとう勝彦かつひこ」『映画えいがテレビ技術ぎじゅつ = The motion picture & TV engineering』だい467ごう日本にっぽん映画えいがテレビ技術ぎじゅつ協会きょうかい、1991ねん7がつ1にち、24 - 29ぺーじNDLJP:4433248/20 
  14. ^ a b c d 日本にっぽん放送ほうそう協会きょうかい放送ほうそう文化ぶんか研究所けんきゅうじょ 放送ほうそう情報じょうほう調査ちょうさ へん『NHK年鑑ねんかん'92』日本にっぽん放送ほうそう出版しゅっぱん協会きょうかい、1992ねん10がつ9にち、155ぺーじISBN 978-4-1400-7172-4 
  15. ^ NHK 連続れんぞくテレビ小説しょうせつ視聴しちょうしゃ −“あさドラ”はどうられているか −” (PDF). メディア研究けんきゅう. NHK放送ほうそう文化ぶんか研究所けんきゅうじょ (2020ねん1がつ30にち). 2023ねん7がつ23にち閲覧えつらん(19ぺーじ「Ⅰ歴史れきしへん 〈1 Ⅲ42さく青春せいしゅん家族かぞく』から61さく『あすか』まで〉」の25ぺーじ注釈ちゅうしゃく31)
  16. ^ 「ご当地とうちマップ」参照さんしょう
  17. ^ a b c d e f g h i 放送ほうそうライブラリー program番号ばんごう:177859
  18. ^ 日本にっぽん放送ほうそう協会きょうかい銭湯せんとうガラき!伝説でんせつのラジオドラマ【きみは】 - 伊集院いじゅういんひかりひゃくねんラヂオhttps://www.nhk.jp/p/ijuin100r/rs/KZ1MQWYKVV/episode/re/1MLGP98WWY/2024ねん5がつ22にち閲覧えつらん 

関連かんれん項目こうもく

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外部がいぶリンク

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