鱗うろこ竜りゅう形がた類るい

鱗うろこ竜りゅう形がた類るい（りんりゅうけいるい、英語えいご: Lepidosauromorpha）は、双そう弓ゆみ類るいに属ぞくする爬虫類はちゅうるいの一群いちぐんである。

鱗うろこ竜りゅう形がた類るい Lepidosauromorphs
生息せいそく年代ねんだい: 三さん畳じょう紀き前期ぜんき - 完かん新しん世よ
地質ちしつ時代じだい
三さん畳じょう紀き前期ぜんき - 完かん新しん世よ（現代げんだい）
分類ぶんるい
ドメイン : 真ま核かく生物せいぶつ Eukaryota 界さかい : 動物界どうぶつかい Animalia 門もん : 脊索せきさく動物どうぶつ門もん Chordata 亜あ門もん : 脊椎動物せきついどうぶつ亜あ門もん Vertebrata 綱つな : 爬虫綱つな Reptilia 亜あ綱つな : 双そう弓ゆみ亜あ綱つな Diapsida 下綱しもつな : 鱗うろこ竜りゅう形がた下綱しもつな Lepidosauromorpha
シノニム
Ankylopoda (Obsolete Clade)
和名わみょう
鱗うろこ竜りゅう形がた類るい (りんりゅうけいるい)
下位かい分類ぶんるい
マルモレッタ †Marmoretta パリグアナ †Paliguana パメリナ †Pamelina ソフィネタ †Sophineta キューネオサウルス科か †Kuehneosauridae 鱗うろこ竜りゅう類るい Lepidosauria

概要がいよう

現存げんそんする唯一ゆいいつの下位かいグループは鱗うろこ竜りゅう類るい(Lepidosauria)(トカゲ、ヘビ、 ミミズトカゲとムカシトカゲなど)。ワニや鳥類ちょうるいを含ふくむ主しゅ竜りゅう類るい(Archosauromorpha)とは比較的ひかくてき近ちか類るい（最近さいきんではカメは主しゅ竜りゅう類るいに近ちかいことがわかってきている)。鱗うろこ竜りゅう形がた類るいはペルム紀きにはカメ及および主しゅ竜りゅう類るいの祖先そせん（主しゅ竜りゅう形がた類るい）と分岐ぶんきし、続つづく三さん畳じょう紀きには適応てきおう放散ほうさんを果はたし、鰭ひれ竜りゅう類るい（首長しゅちょう竜りゅうなどを含ふくむグループ）などを生うみ出だした。。

鱗うろこ竜りゅう形がた類るいは主しゅ竜りゅう形がた類るい（主しゅ竜りゅう類るい）と異ことなり、より原始げんし的てきな這はう姿勢しせいをとり、魚さかなのような正弦せいげん波はを描えがく動作どうさで移動いどうし、烏口からすぐち骨こつと胸骨きょうこつをつなぐ関節かんせつを持もち、面めん生せい歯はを持もつ。比較ひかくして主しゅ竜りゅう形がた類るいは、矢や状じょう面めん歩行ほこうで移動いどうし、より小ちいさな皮かわ骨こつを持もち、胸骨きょうこつがより小ちいさいか失うしなわれており、槽ふね歯は類るい歯は列れつ(ソケットに収おさまった歯は)を持もつ。

鱗うろこ竜りゅう形がた類るいは這はう姿勢しせいをとるため大量たいりょうのエネルギーを浪費ろうひする必要ひつようはなく、現生げんなまのものは全すべて変温動物へんおんどうぶつである。