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ミニ (BMW) - Wikipedia

ミニ (BMW)

ドイツの自動車じどうしゃ会社かいしゃ
MINIから転送てんそう

ミニ (Mini ) は、ドイツ自動車じどうしゃメーカーであるBMW展開てんかいしている小型車こがたしゃブランドである。ブリティッシュ・モーター・コーポレーション(BMC)時代じだいミニモチーフとして2001ねん登場とうじょうし、BMWいちから開発かいはつしたはつ前輪ぜんりん駆動くどうくるまとなった[ちゅう 1]

ロゴ
クーパー (R56)

BMC時代じだいのミニと区別くべつする場合ばあい、BMCせいを「クラシックミニ」「ローバーミニ」、BMWせいを「ニューミニ」「BMWミニ」などと呼称こしょうされることがある。

概要がいよう

編集へんしゅう

ミニの後継こうけいしゃ開発かいはつは、1994ねんにBMWがローバー傘下さんかおさめ、生産せいさんをはじめとするミニにかんするすべての権利けんりゆうしたことで開始かいしされた。

開発かいはつ当初とうしょイギリス拠点きょてんにローバーが中心ちゅうしんとなってすすめられ、1997ねんジュネーヴ・モーターショーで2だいコンセプトカー公開こうかいされた。しかし、ローバーの経営けいえい悪化あっか一途いっと辿たどったことから同社どうしゃはBMWの傘下さんかから離脱りだつすることになり、次期じきミニの開発かいはつ拠点きょてんドイツうつされた。インチサイズのヤード・ポンドほうから、ミリもちいるトル法とるほうへのさい設計せっけいおこなうなどの紆余曲折うよきょくせつすえ、2001ねん新生しんせいミニが発表はっぴょうされた。

ボディサイズは軽自動車けいじどうしゃ規格きかくよりちいさかったBMCミニとくらべて大幅おおはば拡大かくだいされ、各種かくしゅボディカラー、インテリアカラー、オプション装備そうびわせることにより、バリエーションはやく10まんとおりにもおよぶ。先代せんだいが40年間ねんかんキープコンセプトで生産せいさんしていたのと同様どうように、モデルチェンジをてもほぼおなじデザインを継承けいしょうしている。

日本にっぽんではBMW JAPANが3月2にちを「ミニの」と制定せいていし、2002ねん3がつ2にち発売はつばいされた。正規せいき輸入ゆにゅうされるぜん車種しゃしゅぜんグレードでMT選択せんたく可能かのうであったが、2014ねん9月8にちのクロスオーバーのマイナーチェンジより、AT限定げんていのモデルが設定せっていされるようになった。

生産せいさん

編集へんしゅう
 
スウィンドン工場こうじょう

BMWはミニの生産せいさんにあたり、オックスフォード近郊きんこうにあるきゅうローバーのカウリー工場こうじょう本社ほんしゃとする生産せいさん子会社こがいしゃのBMW (UK) Manufacturing Ltd.を設立せつりつし、オックスフォード工場こうじょうとして2001ねん4がつから生産せいさん開始かいしした。BMWグループとなったのちもミニの伝統でんとうまも方針ほうしんから、ドイツではなくイギリスで生産せいさんされているが、カントリーマンとペースマンは、よんりん駆動くどうシステムの開発かいはつ生産せいさんなが実績じっせきオーストリアマグナ・シュタイア生産せいさんしている[1]

増産ぞうさん対応たいおうのため、2006ねん9月12にちよりミニプロダクション・トライアングル(通称つうしょう:トライアングル)としょうされるイギリス国内こくない3工場こうじょうでの生産せいさん開始かいしされた。ボディパネルのプレスシャシコンポーネントとサブASSYスウィンドン工場こうじょう、シャシ、塗装とそう完成かんせいしゃ組立くみたてオックスフォード工場こうじょう、それまでブラジルおこなっていたミニ専用せんようガソリンエンジン生産せいさんは、バーミンガム近郊きんこうのハムス・ホール工場こうじょう担当たんとうしている。

初代しょだい (2001ねん - 2006ねん) R50/52/53

編集へんしゅう
ミニ
 
ワン
 
概要がいよう
販売はんばい期間きかん 2001ねん-2006ねん
ボディ
ボディタイプ ハッチバック
コンバーチブル
駆動くどう方式ほうしき FF
パワートレイン
エンジン 直列ちょくれつ4気筒きとう 1.4L/1.6L NA/SC
最高さいこう出力しゅつりょく 90-170ps
変速へんそく 5MT/6MT/6AT/CVT
まえ まえ: ストラット
: マルチリンク
のち まえ: ストラット
: マルチリンク
車両しゃりょう寸法すんぽう
ホイールベース 2,465mm
全長ぜんちょう 3,625mm
全幅ぜんぷく 1,690mm
ぜんこう 1,425mm
車両しゃりょう重量じゅうりょう 1,130kg/1,270kg(コンバーチブル)
その
最小さいしょう回転かいてん半径はんけい 5.1m (ワン)
系譜けいふ
先代せんだい ミニ (BMC)
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2001ねん5がつ登場とうじょう日本にっぽんでは2002ねん3がつ2にち発売はつばい。デザイナーはフランク・ステファンソン担当たんとうした[ちゅう 2]

ボディタイプは3ドアハッチバックとコンバーチブルで、グレードは基本きほんとなる「ワン」、エンジン制御せいぎょプログラムの変更へんこうにより出力しゅつりょくたかめた「クーパー」、スーパーチャージャー装着そうちゃくした「クーパーS」の3種類しゅるい。モデルコードはハッチバックのワンとクーパーがR50、コンバーチブルがR52、ハッチバッククーパーSがR53

エンジンは、BMWとクライスラーとの合弁ごうべん会社かいしゃでブラジルに拠点きょてんくトライテックが製造せいぞうする、1.6Lの通称つうしょうトライテック・エンジン[ちゅう 3]搭載とうさい。スーパーチャージャーの1.6 Lは、1.4 Lから1.8 Lのカテゴリーにおいて「インターナショナル・エンジン・オブ・ザ・イヤー for 2003」「テン・ベスト・エンジン2005」を受賞じゅしょうしている。

欧州おうしゅう仕様しようには1.4 L コモンレールしきターボディーゼル搭載とうさいする「ワンD」も設定せっていされ、このためにトヨタ自動車とよたじどうしゃから欧州おうしゅうけのヤリスカローラよう1ND-TVかたエンジンが供給きょうきゅうされていた。

トランスミッションは「ワン」と「クーパー」が5そくMTもしくはCVT、「クーパーS」は6そくMTもしくは6そくAT(ATは2005ねんのマイナーチェンジで追加ついか)。

サスペンションは、フロントにストラット、リアにマルチリンク採用さいようする。「ワン」はバネやダンパー設定せってい比較的ひかくてきやわらかめなのにたいして、「クーパー」は前後ぜんごともスタビライザー装備そうびし、バネ定数ていすうとダンパー減衰げんすいりょくたかめたスポーツサスペンションを、「クーパーS」はさらにみちふといスタビライザーとかためのダンパーをったスポーツサスペンションプラスを標準ひょうじゅん装備そうびしている。

バリエーション

編集へんしゅう

コンバーチブル

編集へんしゅう
 
コンバーチブル クーパー

2004ねん9がつ発売はつばい電動でんどうソフトトップを採用さいようし、フルオープンまでの所要しょよう時間じかんやく15びょう電動でんどう開閉かいへい可能かのうなだけでなく、ウインドシールド上部じょうぶにあるスイッチを1かいすと40cmほどひらいたところ停止ていしするサンルーフモードとなり、再度さいどスイッチをつづけるとZがたたたまれてフルオープン状態じょうたいとなる。

Bピラーを結合けつごうするロールバーがないため、サイドシルのいたあつして補強ほきょうプレートを追加ついかしねじり剛性ごうせい確保かくほしたほか、Aピラーのスチールせいパイプによる補強ほきょう、アルミロールバーの追加ついか極太ごくぶとフレームきのほろ、さらに側面そくめん衝突しょうとつ対策たいさくとしてドアの強化きょうかとうほどこされたことなどにより、重量じゅうりょうはハッチバックの「クーパー」やく130kg増加ぞうかし1,270kgとなった。

日本にっぽんへの導入どうにゅうグレードは「クーパー」と「クーパーS」のみ。2007ねん5がつ専用せんようデザインのホイールやレザーシートを装備そうび特別とくべつしょく用意よういした「サイドウォーク」が発売はつばいされた[2]

沿革えんかく

編集へんしゅう

2004ねんコンバーチブル追加ついかにあわせて既存きそんのハッチバックもマイナーチェンジをけ、ヘッドランプまわり、前後ぜんごバンパー形状けいじょう、リアコンビネーションランプ割付わりつけ、リアフォグランプ配置はいち、インテリアの見直みなおしなどがほどこされた。

2005ねん、バックミラーやドアハンドルなどインテリアデザインを中心ちゅうしんにマイナーチェンジがほどこされ、専用せんようしょく特別とくべつ装備そうび設定せっていされた。同時どうじに、BMC時代じだいのモデルをモチーフに、それぞれポップ、シック、スポーツをテーマとしてドレスアップをほどこした「セブン」「パークレーン」「チェックメイト」が追加ついかされた[3][4]

2006ねん9がつ、「クーパーS with JCW GP kit」をぜん世界せかい2,000だい限定げんてい販売はんばい日本にっぽんへのては160だい)。JCW(ジョン・クーパー・ワークス)を名乗なのるこのモデルは、レーシングミニのめいチューナーとしてのブランドイメージをつよした仕様しようとなっており、最高さいこう出力しゅつりょくは「クーパーS」の170psから48psぞうの218psを発生はっせいする。内装ないそうではこうせき撤去てっきょし2シーターされたほか、フォグランプやリアワイパーも撤去てっきょし、ヘッドランプも軽量けいりょうのためにHIDからハロゲンに変更へんこうされ、リアサスペンションのロアアームもアルミせいとし、専用せんようのセッティングとブレーキを採用さいようするなど、はしりにった構成こうせいとなっている。シートもぜんモデルがレカロせいせん用品ようひん採用さいようする。一方いっぽうだいみちの18インチホイールの採用さいよう各部かくぶ補強ほきょう整流せいりゅうばん追加ついかなどもあり、車両しゃりょう重量じゅうりょうはクーパーSより15kgほどぞうの1,195kgとなった。ほかにもおおくの部分ぶぶん見直みなおしがはかられ、スポイラーや車体しゃたい下部かぶ整流せいりゅうばんなどそらりょくにもれられた結果けっか最高さいこう速度そくど240km/h、0-100km/h加速かそく6.5びょうという、シリーズ最高さいこう性能せいのう発揮はっきしている[5]

2006ねん11月、日本にっぽん専用せんよう特別とくべつ仕様しようしゃ「デザイナーズチョイス」を発売はつばい。「クーパー」が100だい、「クーパーS」が200だい合計ごうけい300だい限定げんていである[6]

だい2世代せだい (2006ねん - 2016ねん) R55/56/57/58/59/60/61

編集へんしゅう
ミニ
 
クーパー
 
概要がいよう
販売はんばい期間きかん 2006ねん11月-2016ねん
ボディ
ボディタイプ ハッチバック
エステート
コンバーチブル
カントリーマン
クーペ
ロードスター
駆動くどう方式ほうしき FF/4WD
パワートレイン
エンジン 直列ちょくれつ4気筒きとう 1.4L/1.6L NA/ターボ
最高さいこう出力しゅつりょく 98-211ps(72kW-155kW)
6000rpm
最大さいだいトルク 15.6-26.5kg·m(153-260N·m)
1850-5600rpm
変速へんそく 6そくMT/6そくAT/CVT
まえ まえ: ストラット
: マルチリンク
のち まえ: ストラット
: マルチリンク
車両しゃりょう寸法すんぽう
ホイールベース 2,465-2,595mm
全長ぜんちょう 3,715-4,120mm
全幅ぜんぷく 1,685-1,790mm
ぜんこう 1,430-1,550mm
車両しゃりょう重量じゅうりょう 1,130-1,460kg
その
最小さいしょう回転かいてん半径はんけい 5.1m (ワン)
5.5m (クラブマン、クラブバン)
5.8m(カントリーマン)
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2006ねんパリサロン発表はっぴょうされ、同年どうねん11がつに「クーパー」「クーパーS」がイギリスとドイツで発売はつばい日本にっぽんでの発売はつばいは2007ねん2がつ24にち。なお、サルーン(ハッチバック)は2代目だいめとなったが、コンバーチブルは初代しょだい継続けいぞく生産せいさんされ、2009ねんモデルより新型しんがた移行いこうした。

2007ねん4がつ、イギリスを皮切かわきりにベーシックモデル「ワン」「クーパーD」が発売はつばいされた(日本にっぽんへの導入どうにゅう前者ぜんしゃのみ)。

このだいでバリエーションが一気いっきえ、ぜん7種類しゅるいのボディをつようになった。モデルコードは「クラブマン」「クラブバン」がR55、サルーンの「ワン」「クーパー」「クーパーS」がR56、コンバーチブルがR57、クーペがR58、ロードスターがR59、カントリーマンがR60、ペースマンがR61

オリジナルミニ同様どうよう、「わらないさ」が基本きほんコンセプトとなっており、外観がいかん初代しょだいのキープコンセプトであるが、ボディサイズは前後ぜんご左右さゆうに20mmほど拡大かくだいされた。ヘッドライトがエンジンフードから車体しゃたいがわ固定こていされたため、コスト低減ていげんともにフードの開閉かいへいかるくなった。燃費ねんぴしょう資源しげん安全あんぜんめんにも改良かいりょうほどこされている。

2013ねん7がつ11にち日本にっぽんゆるキャラであるくまモンが、イギリスの国民こくみんてきキャラクターであるパディントンベアから招待しょうたいされオックスフォード工場こうじょうおとずれた。サプライズとしてR57をベースとした「くまモンMINI」も披露ひろうされ、同年どうねん7がつ13にちより故郷こきょうである熊本くまもとけんのMINI熊本くまもと展示てんじされた[7]

エンジンは、BMWとフランスのPSAグループとの共同きょうどう開発かいはつによる新型しんがたエンジン、コードネーム「Prince」が搭載とうさいされる。当初とうしょのグレードはバルブトロニック技術ぎじゅつ採用さいようした直列ちょくれつ4気筒きとうDOHC1.6L (120ps) の「クーパー」と、通常つうじょうのバルブ機構きこうそなえた1.6L ツインスクロールちょくターボ (175ps) の「クーパーS」。2007ねんには1.4L (95ps) の「ワン」と1.6L ターボディーゼル (110ps) の「クーパーD」が追加ついかされた。なお、当代とうだいよりディーゼルエンジンにかんするトヨタ自動車とよたじどうしゃとの提携ていけい関係かんけい解消かいしょうされた。

トランスミッションはゲトラグせい6そくMTと、パドルシフトきのアイシンAW(げん:アイシンせい6そくATが設定せっていされ、油圧ゆあつ制御せいぎょしき湿式しっしきいたクラッチの制御せいぎょ問題もんだいから評判ひょうばんくなかったCVTは廃止はいしされた。

後期こうきモデル(2010ねん3がつ〜)からはMTしゃアイドリングストップ機構きこう追加ついかされた。

バリエーション

編集へんしゅう
 
クラブマン

シリーズはつとなるエステートタイプで、往年おうねんのシリーズめいから「クラブマン」と命名めいめいされた。発売はつばい先立さきだつ2007ねん7がつ29にちから写真しゃしん動画どうが配信はいしんされた。

日本にっぽんでは2007ねん10がつ東京とうきょうモーターショー発表はっぴょうされ同日どうじつ受注じゅちゅう開始かいし。2008ねん3がつ2にち(ミニの) に納車のうしゃ開始かいしされた[8]日本にっぽんへの導入どうにゅうグレードは「クーパー」「クーパーS」の展開てんかいとなる。

全体ぜんたいてきなスタイリングは2005ねんフランクフルトモーターショー発表はっぴょうされたコンセプトカーを踏襲とうしゅうしている。全長ぜんちょうはサルーンの「ワン」とくらべて240mmながく、ホイールベースも延長えんちょうされた。サイドドアに「アシメトリック・クラブドア」とばれる左右さゆう非対称ひたいしょうドアを採用さいようし、車体しゃたい右側みぎがわにのみちいさなリアドア(クラブドア)が追加ついかされ、観音開かんのんびら構造こうぞうとなっている。このクラブドアはマツダ・RX-8トヨタ・bB オープンデッキサターン・アイオン クアッドクーペなどと同様どうように、前側まえがわのドアをひらいてからでないとけることができない構造こうぞうである。バックドアは左右さゆう対称たいしょう観音開かんのんびらきで、ヒンジの中心ちゅうしんせん垂直すいちょくではなくぜんかたぶけしているてんなどもオリジナルにならっている。

「コントラスト・リアピラー」とばれる車体しゃたいはしすみそとばんことなるいろ仕上しあげることが可能かのうで、これも往時おうじのウッドフレームを彷彿ほうふつとさせる。リアのコンビネーションランプをかこ部分ぶぶんはバックドアのヒンジをねているため、ドアをけた場合ばあいもランプるい車体しゃたいがわのこ構造こうぞうとなっており、視認しにんせい確保かくほしたうえでヘッドランプとエンジンフードの関係かんけい反復はんぷくするあそびもせている。

クラブマンの派生はせい車種しゃしゅとして商用しょうようパネルバンの「クラブバン」がある。2012ねんのジュネーブモーターショーでコンセプトモデルとして発表はっぴょうされ、のち日本にっぽん市場いちばにも少数しょうすうながら導入どうにゅうされた。クラブマンとのおおきなちがいは2シーターであるてんと、リアクォーターウィンドウ部分ぶぶんにボディ同色どうしょくのフィルムがられているてんなどである(室内しつないがわには樹脂じゅしパネルがられている)。後部こうぶ座席ざせきがないため、ラゲッジスペースはクラブマンの260Lにたいし860Lとなっており、くるまじゅうも50kg軽量けいりょうである。日本にっぽんでは各種かくしゅ法規ほうき関係かんけいで4ナンバーではなく5ナンバーとして登録とうろくされる。

コンバーチブル

編集へんしゅう

2009ねん追加ついか。グレードは「クーパー」と「クーパーS」。ソフトトップは30km/h以下いかでの走行そうこうにおいても動作どうさ可能かのうとなっている。横転おうてん安全あんぜん確保かくほするロールバーは先代せんだい固定こていしきから格納かくのうしきとなり、横転おうてん検知けんちすると0.15びょう伸長しんちょうする。しつ容量ようりょう先代せんだいで+5L、こうせきたおした状態じょうたいでは+55Lに拡大かくだいされた[9]

カントリーマン(日本にっぽんめい:クロスオーバー)

編集へんしゅう
 
カントリーマン クーパー

2008ねんパリサロン発表はっぴょうされた「MINIクロスオーバー」がルーツで、2010ねん1がつ発表はっぴょう同年どうねん9がつ欧州おうしゅう発売はつばいされた。

シリーズはつの4ドアしゃかつクロスオーバーSUV(BMWではSAV(Sports Activity Vehicle)と呼称こしょう)となる同車どうしゃのボディサイズは、全長ぜんちょう4,105 mm×全幅ぜんはば1,790 mm×全高ぜんこう1,550 mmで、ホイールベースも2,595 mmとシリーズでもっとおおきくながい。全長ぜんちょうはサルーンで+365 mm、エステートのクラブマンとくらべても125 mmながく、ぜんこうは1,561 mmでサルーン+120 mmとなる。日本にっぽん仕様しよう特徴とくちょうとして、機械きかいしき立体りったい駐車ちゅうしゃじょう入庫にゅうこできるようにルーフアンテナのマウント形状けいじょう日本にっぽん専用せんよう開発かいはつし、ぜんこうを1,550 mmとしている。また、全幅ぜんぷくが1,700 mmをえるため、日本にっぽん正規せいき輸入ゆにゅうされるシリーズでははつ普通ふつう自動車じどうしゃ(3ナンバー)となる。

インテリアは独立どくりつタイプののちせき標準ひょうじゅんだが、オプションで3にんけのベンチシート用意ようい。スライド機構きこうとリクライニング機構きこうそなえ、しつ容量ようりょう通常つうじょうで350 L、こうせき格納かくのうすると最大さいだい1,170 Lとなる。足元あしもと頭上ずじょう、ショルダーまわりがひろく、シートポジションはモデルよりたかめとなっている。特有とくゆう装備そうびとして、センターコンソールのわりに「MINIセンターレール」が採用さいようされ、小物こものれやドリンクホルダー、外部がいぶオーディオ機器ききなどを自由じゆう装着そうちゃくできるようになっている。

ラインナップは「ワン」「クーパー」「クーパーS」「クーパーS ALL4」の4種類しゅるい。「クーパーS ALL4」にはシリーズはつとなるよんりん駆動くどうシステムの「MINI ALL4」を採用さいようし、ファイナルドライブに直接ちょくせつりつけられた電子でんし制御せいぎょ油圧ゆあつしきディファレンシャルによって前後ぜんご駆動くどうりょく配分はいぶん段階だんかい制御せいぎょし、走行そうこうじょうきょうおうじて駆動くどう配分はいぶん前後ぜんご0:100 - 100:0まで自動的じどうてき変化へんかさせる。エンジンはすべて1.6 Lで、「ワン」と「クーパー」はそれぞれ最高さいこう出力しゅつりょく98 psと122 ps、最大さいだいトルク15.6kg·mと16.3kg·mのNAエンジン、「クーパーS」「クーパーS ALL4」には最高さいこう出力しゅつりょく184 ps、最大さいだいトルク24.5 kg·mを発生はっせいするツインスクロールターボエンジンを搭載とうさいする。

2014ねん9月8にちのマイナーチェンジで「クーパーS」が廃止はいしされ、ディーゼルモデルが追加ついかされた。ディーゼルモデルはシリーズはつとなるAT限定げんていモデルで、MTの設定せっていはない。ラインナップは「ワン」「クーパー」「クーパーD」「クーパーD ALL4」「クーパーSD」の5種類しゅるい。エンジンはディーゼルが2.0 Lターボで、「クーパーD」「クーパーD ALL4」は最高さいこう出力しゅつりょく112 ps、最大さいだいトルク27.5 kg·mを発生はっせい、「クーパーSD」は最高さいこう出力しゅつりょく143 ps、最大さいだいトルク31.1 kg·mを発生はっせいする。

   
クーペ JCW

2011ねん6がつ20日はつか、シリーズ5番目ばんめのバリエーションとして追加ついかされた。同年どうねん9がつ27にち日本にっぽん仕様しよう発表はっぴょう同時どうじ予約よやく開始かいしした。グレードはクーパー、クーパーS、ジョン クーパー ワークス (JCW) の3しゅ。シリーズはつ2人ふたりりであり、同時どうじにボディ後部こうぶにリアデッキがある3ボックスがたでもある。ミニでは「クラシックなグラン・ツーリスモ (GT) スタイル」と表現ひょうげんしている。室内しつないはリアシートをそなえないわりに、しつ容量ようりょうハッチバックで+120Lの280Lを確保かくほしている[10]

エクステリアは、フロントウインドシールドがシリーズちゅうもっとおおきく傾斜けいしゃし、くるまだかもハッチバックより40mm以上いじょうひくい。また「ヘルメットルーフ」とばれるルーフは2トーンカラーでけられ、そのはし帽子ぼうしのつばを連想れんそうさせるスポイラー装着そうちゃくくわえて、トランクリッドには走行そうこう速度そくどが80km/hをえると自動的じどうてきにせりがる格納かくのうしきのウイングもそなえている[10]

ロードスター

編集へんしゅう
 
ロードスター コンセプト

2011ねん10がつ30にち、シリーズ6番目ばんめのバリエーションとして2009ねんのフランクフルトモーターショーに出品しゅっぴんされた「MINIロードスターコンセプト」を市販しはんした「MINIロードスター」を発表はっぴょう[11]。グレードはクーペ同様どうよう、クーパー、クーパーS、ジョン クーパー ワークス (JCW) の3しゅ

日本にっぽん仕様しようは2012ねん1がつ19にち発表はっぴょう受注じゅちゅう開始かいし。なお、日本にっぽんでは登場とうじょう布袋ほてい寅泰ともやすとのコラボレーションモデル[ちゅう 4]特別とくべつ製作せいさくすることを発表はっぴょう[12]のちに「HOTEIxMINIコラボカー」としてブラックのロードスターをベースにホワイトの幾何きかがく模様もようした「ギタリズム・モデル」とレッドのクーペをベースにブラックのほのおした「ブラック・ファイヤー・モデル」が製作せいさくされ[13]全国ぜんこく各地かくち展示てんじされている[14]

おなじオープンモデルでもある「コンバーチブル」との決定的けっていてきちがいとして、2シーターで独立どくりつしたトランクをそなえていることげられる。これはコンバーチブルがサルーンをベースにしているのにたいし、ロードスターがクーペをベースにしているためである。ソフトトップの開閉かいへい手動しゅどうしき採用さいようし、ベースのクーペ同様どうよう格納かくのうしきウイングもそなわる。なお、後期こうきモデルについてはオプションでソフトトップの電動でんどうしき開閉かいへいえらべるようになった。

2015ねん2がつ12にち、クーペとロードスターの生産せいさん終了しゅうりょうかされた[15]

   
ペースマン クーパーS

2011ねん1がつデトロイトショー世界せかいはつ公開こうかい、2013ねん3がつ発売はつばいされた。カントリーマンをベースとした3ドアのクーペ仕様しようで、ミニではクロスオーバーSUVではくSAC[ちゅう 5]としている。名称めいしょうは、MINIブランド全体ぜんたいをペースメーカーのようにってゆくモデルになってしいとのねがいから名付なづけられ[16]、リアゲートに名称めいしょうのエンブレムがく(カントリーマンもマイナーチェンジで同様どうようのエンブレムが追加ついかされた)。初代しょだいグレードは、クーパー、クーパーS、JCWで、カントリーマンと同様どうように4WDも設定せっていされる。

2014ねん9がつ8にちのマイナーチェンジによりグレードは、クーパー、クーパーS、クーパーDが設定せっていされている。

カントリーマンと比較ひかくして、スポーティーなセッティングとされているほか、ボディサイズは全長ぜんちょう+15mm、全幅ぜんぷく−5mm、全高ぜんこう−20mm。しつ容量ようりょうは−20Lとなる330Lで、リアシートをたたむことで1,080Lに拡大かくだいする[17]

だい3世代せだい (2013ねん - ) F54/F55/F56/F57/F60

編集へんしゅう
ミニ(だい3世代せだい[ちゅう 6]
 
クーパーS 3ドア 2013ねん発売はつばいがた
 
運転うんてんせき
概要がいよう
販売はんばい期間きかん 2013ねん -
ボディ
ボディタイプ ハッチバックステーションワゴンコンバーチブル
駆動くどう方式ほうしき FF4WD
パワートレイン
エンジン 直列ちょくれつ3気筒きとう 1.2L/1.5L ターボ
直列ちょくれつ4気筒きとう 2.0L ターボ
直列ちょくれつ4気筒きとう 2.0L ディーゼル
最高さいこう出力しゅつりょく ワン前期ぜんきがた
102ps(75kW)/4100rpm
ワン後期こうきがた
102ps(75kW)/3900rpm
クーパー
136ps(100kW)/4400rpm
クーパーD(ディーゼル)
116ps(85kW)/4000rpm
クーパーS
192ps(141kW)/5000rpm
クーパーSD(ディーゼル)
170ps(125kW)/4000rpm
ジョンクーパーワークス
231ps(170kW)/5200rpm
ジョンクーパーワークスGP
306ps(225kW)/5200rpm
最大さいだいトルク ワン前期ぜんきがた
18.4kgfm(180Nm)/1400rpm
ワン後期こうきがた
19.4kgfm(190Nm)/1380rpm
クーパー
22.4kgfm(220Nm)/1250rpm
クーパーD(ディーゼル)
27.5kgfm(270Nm)/1750rpm
クーパーS
28.6kgfm(280Nm)/1350rpm
クーパーSD(ディーゼル)
36.7kgm(360Nm)/1500rpm
ジョンクーパーワークス
32.6kgfm(320Nm)/1450rpm
ジョンクーパーワークスGP
45.9kgfm(450Nm)/1450rpm
変速へんそく 6そくMT/6そくAT/7そくDCT/8そくAT
まえ まえ: マクファーソンストラット
: マルチリンク
のち まえ: マクファーソンストラット
: マルチリンク
車両しゃりょう寸法すんぽう
ホイールベース 2,495mm
全長ぜんちょう 3,821mm
全幅ぜんぷく 1,727mm
ぜんこう 1,415mm
その
最小さいしょう回転かいてん半径はんけい 5.1m
JC08モード燃費ねんぴ 19.2km/L (MT)
17.9km/L (AT)
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ミニのみのおやであるサー・アレック・イシゴニス生誕せいたん107ねんたる2013ねん11月18にち、オックスフォード工場こうじょう世界せかいはつ公開こうかい[18]、2にちの11月20にちには東京とうきょうモーターショー2013でショーはつ披露ひろう、2014ねんジュネーブモーターショーではドアすう変更へんこうあわせ、クラブドアが観音開かんのんびらきからすべぜんヒンジの一般いっぱんてきな4ドアに変更へんこうされた「クラブマン・コンセプト」が公開こうかい[19]、7がつには5ドアハッチバックの生産せいさん開始かいしされた[20]。ボディサイズの拡大かくだいにより、日本にっぽんでは3ナンバー (普通ふつうしゃ) 登録とうろくとなる[21]。プラットフォームはしん開発かいはつの「UKL」ならびに「UKL2」が採用さいようされ、ホイールは4あなから5あな変更へんこうされ、PCDも100から112に変更へんこうされた。なお、F54はクラブマン、F55は5ドア、 F56は3ドア、F57はカブリオ(日本にっぽんめい:コンバーチブル)、F60はカントリーマン(日本にっぽんめい:クロスオーバー)をあらわす。

エクステリアは「アイコニックデザイン」を踏襲とうしゅうした先代せんだいのキープコンセプトだが、インテリアは、初代しょだいから採用さいようされていたセンターメーターが廃止はいしされたことにともない、スピードメーターは一般いっぱんてきなステアリングおくへと変更へんこうされた。センターメーターが設置せっちされていた位置いちには、iPhoneAndroid端末たんまつにも対応たいおうする「MINI Connected」をそなえた「センターディスプレイ」が設置せっちされ、オプションで車速しゃそく表示ひょうじする「ヘッドアップディスプレイ」も設定せっていした。

エンジンは、ガソリン&ディーゼルども直列ちょくれつ3気筒きとうDOHC12バルブの1.2/1.5 L[ちゅう 7]直列ちょくれつ4気筒きとうDOHC16バルブの2.0 L。BMWグループの“ツインパワーターボテクノロジー[ちゅう 8]”にもとづくターボ仕様しようで、CO2排出はいしゅつりょうは、96 ps/70 kWのディーゼル1.2 Lが最小さいしょうの89 g/km、もっとこう出力しゅつりょくな221 ps/162 kWのガソリン2.0 Lでは172 g/kmとなっている[ちゅう 9]。トランスミッションは6そくMTまたは6そくAT。日本にっぽん仕様しようエコカー減税げんぜい対象たいしょうとなるよう、ドライブトレーンが独自どくじ調整ちょうせいされている[23]。オプションのMINIドライビング・モードは、走行そうこう特性とくせい標準ひょうじゅんのMID、ハンドリング重視じゅうしのSPORT、燃費ねんぴ重視じゅうしのGREENから選択せんたく可能かのうどうモードを搭載とうさいするATモデルには、コースティング機能きのう[ちゅう 10]そなわる[21]

サスペンションはフロントがマクファーソンストラット、リヤがマルチリンク基本きほん構成こうせいおなじだが、ストロークが改善かいぜんされた。オプションとして、2段階だんかい可変かへんする電子でんし制御せいぎょしきのダイナミックダンパーコントロール (DDC)[24]設定せっていされ、ドライビング・モードとのわせで連動れんどう制御せいぎょ可能かのうとなっている[25]

安全あんぜんめんでは、5 km - 15 km/hで作動さどうする自動じどうブレーキのドライビングアシスト、ETC内蔵ないぞうのルームミラー、LEDヘッドランプ、アクティブクルーズコントロールなどがあらたに採用さいようされた。また、ぜんモデルではMT仕様しようのみに採用さいようされていたアイドリングストップ機構きこうが、ATしゃにも採用さいようされた。クラブマンにはミニ史上しじょうはつとなる電動でんどうしきパーキングブレーキ採用さいようされている。

モータースポーツ

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ジョンクーパーワークスWRC

BMC時代じだい同様どうよう、ラリーを中心ちゅうしん活動かつどうしている。2011ねんプロドライブがBMWワークスとして、改定かいていされたWRカー規定きていのっとったミニ・ジョン クーパー ワークス WRCWRC参戦さんせん開始かいし。2012ねんラリー・モンテカルロで、ダニ・ソルド総合そうごう2表彰台ひょうしょうだい獲得かくとくするなどの活躍かつやくせたが、同年どうねん2がつ資金しきんめぐってプロドライブとBMWの関係かんけい決裂けつれつわってチーム・ミニ・ポルトガルがワークス指定していけたが、結局けっきょく優勝ゆうしょうげることはできないまま2013ねん最後さいごにミニのワークスはWRCから姿すがたした。WRカーのベースとなったスーパー2000規定きてい仕様しよう開発かいはつ供給きょうきゅうされたが、おおきな戦果せんかげることはできなかった。

 
ALL4 レーシング(ダカール・ラリー仕様しよう)

WRCとおなじく2011ねんから、10ねんちかBMWセミワークスとしてラリーレイド参戦さんせんしていたX-raidにより、グループT1規定きてい ALL4 Racingでラリーレイドにも参戦さんせん実態じったいはそれまでもちいていたBMW・X3 CC[ちゅう 11]競技きょうぎ専用せんよう設計せっけい鋼管こうかんフレームはほぼそのままで、シルエットをカントリーマンにえただけのものであり、市販しはんしゃよりもあきらかに巨体きょたいになっている(2011ねん仕様しよう全長ぜんちょう4,333mm、全幅ぜんはば1,999mm、全高ぜんこう1,996mm)[26][27]規則きそくでフロントにマウントしてるエンジンもX3 CCにおな直列ちょくれつ6気筒きとうディーゼルの3.0Lツインターボで、最高さいこう出力しゅつりょく315ps/231kW、最大さいだいトルク72.4kg·m/710N·mを発揮はっき[28]よんりん駆動くどう出力しゅつりょくする。ダカール・ラリーでは2012ねんと2013ねんステファン・ペテランセル、2014ねんナニ・ロマ[ちゅう 12][30][29]、2015ねんにはナッサー・アル=アティヤ勝利しょうりし、砂漠さばく王者おうじゃ地位ちいきずいた。All4 Racingは2017ねんジョン・クーパー・ワークス・ラリー(JCWラリー)としてフルモデルチェンジされた。

 
2WDのジョンクーパーワークス・バギー

2016ねんと2017ねんMRレイアウトりん駆動くどう)のプジョー・スポールいきおい後塵こうじんはいしたため、2018ねんはJCWラリー4だいくわえ、MRのジョン・クーパー・ワークス・バギー(JCWバギー)3だいけい7だい投入とうにゅう。ただこのJCWバギーはサスペンションストロークりょうおおきく都合つごうじょう、ボディじょう半分はんぶん以外いがいはほぼ原型げんけいのシルエットをのこしていないため、賛否さんぴ両論りょうろんであった。JCWバギーはプジョー撤退てったいの2020ねん、2021ねん連覇れんぱたしている。

2023ねんにはJCWバギーにちかいデザインでよんりん駆動くどうした、新生しんせいグループT1+車両しゃりょうであるJCWラリー+投入とうにゅうされた。

 
ミニ・チャレンジ

サーキットでは国際こくさいレベルの活動かつどうおこなっていないが、米国べいこくMINIがIMSAのCTSC(コンチネンタル・タイヤ・スポーツカー・チャレンジ、2018ねんまで)やTCアメリカなどのツーリングカーレース参戦さんせんしている。なお米国べいこくMINIによるTCR規定きてい車両しゃりょう開発かいはつもされていたが、結局けっきょく投入とうにゅうされずにわっている。

英国えいこくでは2002ねんからワンメイクレース「ミニ・チャレンジ」を開催かいさいしており、2017ねんから日本にっぽんでも「ミニ・チャレンジ・ジャパン」が開催かいさいされている。ほんレースはJCWクラスとクーパークラスにかれており、2023ねん時点じてん英国えいこくのJCWクラスは250馬力ばりき程度ていどでドナーしゃこみやく5まんユーロ、クーパークラスは130馬力ばりきでドナーしゃこみやく1.2まんユーロとなっている[31]

脚注きゃくちゅう

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注釈ちゅうしゃく

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  1. ^ BMWが開発かいはつ関与かんよしたものでは1998ねんローバー75MG・ZTはつ、BMWブランドでは2014ねん2シリーズ アクティブツアラー(F45)がはつ
  2. ^ 2002ねん7がつからフェラーリ・マセラティ・グループのコンセプトデザイン担当たんとう役員やくいんつとめ、2005ねん2がつよりフィアット、2007ねん6がつよりアルファロメオに在籍ざいせき
  3. ^ ペンタゴン・エンジンともばれる。
  4. ^ 布袋ほていのトレードマークである白黒しろくろ幾何きかがく模様もようにデザイン
  5. ^ Sport Activity Coupe: スポーツ・アクティビティ・クーペ
  6. ^ 数値すうちは3ドアハッチバックのクーパー
  7. ^ PSAと共同きょうどう開発かいはつ新型しんがたで、プジョー・208基本きほん共有きょうゆうする。
  8. ^ ちょく噴と可変かへんの2つの技術ぎじゅつで、ツインターボではない[22]
  9. ^ 6ATは184 g/ km
  10. ^ 走行そうこうちゅうにアクセルペダルからあしはなすとエンジンとトランスミッションの駆動くどうりょく伝達でんたつ切断せつだん惰性だせい走行そうこうにより燃料ねんりょう消費しょうひ抑制よくせいする。GREENモードのみ作動さどうする。
  11. ^ Cross Country:クロスカントリー
  12. ^ 2004ねんの2りん部門ぶもん総合そうごう優勝ゆうしょうつづき4りん部門ぶもん制覇せいはし、史上しじょう3にんりょう部門ぶもん優勝ゆうしょう選手せんしゅとなった[29]

出典しゅってん

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  1. ^ “マグナシュタイヤー、BMWグループとあらたな受託じゅたく生産せいさん契約けいやく締結ていけつへ”. Response. (2014ねん2がつ3にち). http://response.jp/article/2014/02/03/216309.html 
  2. ^ “2007 MINI クーパーS コンバーチブル サイドウォーク (R52がた)”. MOTOR DAYS. (2010ねん6がつ1にち). http://www.motordays.com/usedcar/articles/2007_mini_cooper_s_convertible_sidewalk/ 
  3. ^ “「MINI」の新顔しんがお3だいがデビュー”. webCG. (2005ねん6がつ27にち). http://www.webcg.net/articles/-/13446 
  4. ^ 試乗しじょうレポート BMW MINI ONE SEVEN MINI COOPER PARK LANE MINI COOPER S CHECKMATE”. carview. http://www.carview.co.jp/road_impression/2006/bmw_mini3/ 
  5. ^ “ミニ史上しじょう最強さいきょう、ジョン・クーパー・ワークスGPキット”. HOBIDAS AUTO. (2006ねん7がつ11にち). http://www.hobidas.com/auto/newcar/article/58329.html 
  6. ^ 日本にっぽん専用せんよう、スペシャルデザインの「MINI」、300だい限定げんてい発売はつばい. webCG. (2006ねん11月13にち). http://www.webcg.net/articles/-/11288 
  7. ^ “パディントンベアから特別とくべつなサプライズ!斬新ざんしんな「くまモンMINI」が登場とうじょう!”. autoblog 日本にっぽんばん. (2013ねん7がつ12にち). http://jp.autoblog.com/2013/07/11/bmw-kumamon-mini/ 
  8. ^ “クラブマン 納車のうしゃ開始かいし…3月2にち、ミニのから”. Response. (2008ねん2がつ18にち). http://response.jp/issue/2008/0218/article105750_1.html 
  9. ^ “MINIクーパーS コンバーチブル(FF/6AT)【ブリーフテスト】”. webCG. (2009ねん7がつ23にち). http://www.webcg.net/articles/-/6870 
  10. ^ a b “MINIクーパー クーペ(FF/6AT)【短評たんぴょう】”. webCG. (2011ねん10がつ25にち). http://www.webcg.net/articles/-/3525 
  11. ^ “オープンの新型しんがたMINI、「ロードスター」登場とうじょう. webCG. (2011ねん11月1にち). http://www.webcg.net/WEBCG/news/n0000025190.html 
  12. ^ “MINIロードスター と布袋ほてい寅泰ともやすのコラボレーションが実現じつげん. Response. (2012ねん3がつ23にち). http://response.jp/article/2012/03/23/171827.html 
  13. ^ “MINI、布袋ほてい寅泰ともやすのコラボモデルを特別とくべつ展示てんじ. Response. (2012ねん7がつ3にち). http://response.jp/article/2012/07/03/177222.html 
  14. ^ “HOTEIxMINIコラボカーを全国ぜんこく展示てんじ. MINI.jp. (2012ねん10がつ12にち). http://www.mini.jp/news_events/events/201206_hotei_bgs/index.html 
  15. ^ “MINI クーペ と ロードスター、生産せいさん終了しゅうりょうへ…4ねん歴史れきしまく. carview!. (2015ねん2がつ16にち). http://carview.yahoo.co.jp/news/market/20150216-10218735-carview/ 
  16. ^ “MINI「ペースマン」”. Car Watch. (2013ねん3がつ18にち). https://car.watch.impress.co.jp/docs/news/impression/590898.html 
  17. ^ “ミニ・ペースマンの価格かかく決定けってい. AUTOCAR DIGITAL. (2012ねん9がつ14にち). http://www.autocar.jp/news/2012/09/14/14081/ 
  18. ^ だい3世代せだいミニがワールドプレミア。スペック情報じょうほうも”. carview. (2013ねん11月19にち). http://carview.yahoo.co.jp/article/scoop/101857/ 
  19. ^ “ミニ クラブマン コンセプト”. OPENERS. (2014ねん3がつ15にち). http://openers.jp/car/exclusive_auto_collection/bmw/news_mini_clubman_concept_geneva_43770.html 
  20. ^ “ミニ5ドア・ハッチ、生産せいさん開始かいし. AUTOCAR DIGITAL. (2014ねん7がつ2にち). http://www.autocar.jp/news/2014/07/02/81840/ 
  21. ^ a b “BMWグループ ジャパン、だい3世代せだいとなる新型しんがた「MINI」の日本にっぽん仕様しよう発表はっぴょう!”. autoblog 日本にっぽんばん. (2014ねん3がつ26にち). http://jp.autoblog.com/2014/03/26/2014-mini-japan-press-conference/ 
  22. ^ “BMWの「ツインパワー」は2つのターボじゃありません”. clicccar. (2012ねん4がつ10日とおか). http://clicccar.com/2012/04/10/133939/ 
  23. ^ “BMWグループジャパン、だい3世代せだいとなる新型しんがた「MINI」の日本にっぽん仕様しよう発表はっぴょう!”. autoblog 日本にっぽんばん. (2014ねん3がつ26にち). http://jp.autoblog.com/2014/03/26/2014-mini-japan-press-conference/ 
  24. ^ “【MINI】Specialist海外かいがい試乗しじょう 想像そうぞう以上いじょう進化しんかげた新型しんがたMINIクーパー レポート:石井いしいあきらどう. Auto Prove. (2014ねん2がつ18にち). http://autoprove.net/2014/02/46122.html 
  25. ^ “【試乗しじょう】BMW NEW MINI(新型しんがた ミニ・だい3世代せだい) 海外かいがい動画どうが試乗しじょうレポート/河口かこうまなぶ”. オートック ワン. (2014ねん4がつ18にち). http://autoc-one.jp/mini/mini/report-1730664/ 
  26. ^ “【ダカールラリー2012】 ブサカワだった「MINI All4 Racing」”. autoblog 日本にっぽんばん. (2012ねん1がつ17にち). http://jp.autoblog.com/2012/01/17/2012-mini-all4-racing/ 
  27. ^ 『WRC plus 2012 vol.1』P74
  28. ^ “MINIクロスオーバーのダカール仕様しよう写真しゃしん公開こうかい. Response. (2010ねん12月14にち). http://response.jp/article/2010/12/14/149284.html 
  29. ^ a b “2014ダカールラリーをX-RaidのMINI ALL4 Racingが制覇せいは!”. ENDLESS. http://www.endless-sport.co.jp/EndlessMagazine/motorsports/2014/supportrace/dakar20140206/index.html 
  30. ^ “ミニ・カントリーマン、ダカールで勝利しょうり. AUTOCAR DIGITAL. (2012ねん1がつ17にち). http://www.autocar.jp/news/2012/01/17/187/ 
  31. ^ class

関連かんれん項目こうもく

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外部がいぶリンク

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