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'''ケトーシス'''({{lang-en-short|ketosis}})には、[[生理せいりてきケトーシス]]と病理びょうりてきケトーシスがある。'''ケトーシス'''({{lang-en-short|ketosis}})は、[[ケトンたい]]([[3-ヒドロキシ酪酸]])が増加ぞうかすることである。[[ケトンたい]]は空腹くうふく運動うんどう増加ぞうかする<ref>Puchalska P, Crawford PA. Multi-dimensional Roles of Ketone Bodies in Fuel Metabolism, Signaling, and Therapeutics. Cell Metab. 2017 Feb 7;25(2):262-284. {{doi|10.1016/j.cmet.2016.12.022}}. {{PMID|28178565}}; {{PMCID|5313038}}.</ref><ref> Vidali S, Aminzadeh S, Lambert B, Rutherford T, Sperl W, Kofler B, Feichtinger RG. Mitochondria: The ketogenic diet--A metabolism-based therapy. Int J Biochem Cell Biol. 2015 Jun;63:55-9. {{doi|10.1016/j.biocel.2015.01.022}}. Epub 2015 Feb 7. {{PMID|25666556}}.</ref>。また[[ケトンたい]]の健康けんこう効果こうか期待きたいして[[ケトン供与きょうよたい]]を摂取せっしゅしたりして[[ケトンたい]]を増加ぞうかさせることもある。これを[[生理せいりてきケトーシス]]とぶ<ref>Cox PJ, Kirk T, Ashmore T, Willerton K, Evans R, Smith A, Murray AJ, Stubbs B, West J, McLure SW, King MT, Dodd MS, Holloway C, Neubauer S, Drawer S, Veech RL, Griffin JL, Clarke K. Nutritional Ketosis Alters Fuel Preference and Thereby Endurance Performance in Athletes. Cell Metab. 2016 Aug 9;24(2):256-68. {{doi|10.1016/j.cmet.2016.07.010}}. Epub 2016 Jul 27. {{PMID|27475046}}.</ref><ref>Soto-Mota A, Vansant H, Evans RD, Clarke K. Safety and tolerability of sustained exogenous ketosis using ketone monoester drinks for 28 days in healthy adults. Regul Toxicol Pharmacol. 2019 Dec;109:104506. {{doi|10.1016/j.yrtph.2019.104506}}. Epub 2019 Oct 23. {{PMID|31655093}}.</ref><ref>Soto-Mota A, Norwitz NG, Clarke K. Why a d-βべーた-hydroxybutyrate monoester? Biochem Soc Trans. 2020 Feb 28;48(1):51-59. {{doi|10.1042/BST20190240}}. {{PMID|32096539}}; {{PMCID|7065286}}. </ref>。最近さいきん[[ケトンエステル]]などの有力ゆうりょくな[[ケトン供与きょうよたい]]が開発かいはつされているので、ヒトにおける[[生理せいりてきケトーシス]]の研究けんきゅう蓄積ちくせきされつつある<ref>Soto-Mota A, Norwitz NG, Clarke K. Why a d-βべーた-hydroxybutyrate monoester? Biochem Soc Trans. 2020 Feb 28;48(1):51-59. {{doi|10.1042/BST20190240}}. {{PMID|32096539}}; {{PMCID|7065286}}.</ref><ref>Myette-Côté É, Caldwell HG, Ainslie PN, Clarke K, Little JP. A ketone monoester drink reduces the glycemic response to an oral glucose challenge in individuals with obesity: a randomized trial. Am J Clin Nutr. 2019 Dec 1;110(6):1491-1501. {{doi|10.1093/ajcn/nqz232}}. {{PMID|31599919}}; {{PMCID|6885474}}.</ref>。また[[ケトンエステル]]などの[[ケトン供与きょうよたい]]による[[生理せいりてきケトーシス]]においては有害ゆうがい事象じしょうこらなかったという報告ほうこく多数たすうある<ref>Soto-Mota A, Vansant H, Evans RD, Clarke K. Safety and tolerability of sustained exogenous ketosis using ketone monoester drinks for 28 days in healthy adults. Regul Toxicol Pharmacol. 2019 Dec;109:104506. {{doi|10.1016/j.yrtph.2019.104506}}. Epub 2019 Oct 23. {{PMID|31655093}}.</ref><ref>Clarke K, Tchabanenko K, Pawlosky R, Carter E, Todd King M, Musa-Veloso K, Ho M, Roberts A, Robertson J, Vanitallie TB, Veech RL. Kinetics, safety and tolerability of (R)-3-hydroxybutyl (R)-3-hydroxybutyrate in healthy adult subjects. Regul Toxicol Pharmacol. 2012 Aug;63(3):401-8. {{doi|10.1016/j.yrtph.2012.04.008}}. Epub 2012 May 3. {{PMID|22561291}}; {{PMCID|3810007}}.</ref>。
'''ケトーシス'''({{lang-en-short|ketosis}})は、[[とうしつ]]および[[脂質ししつ]]の代謝たいしゃ障害しょうがいにより、体内たいないの[[ケトンたい]]が異常いじょう増量ぞうりょうし、臨床りんしょう症状しょうじょうしめ状態じょうたい。'''ケトンしょう'''ともばれる。ちゅうのケトンたい増量ぞうりょうした状態じょうたいを'''ケトンしょう'''、尿にょうちゅうのケトンたい増量ぞうりょうした状態じょうたいを'''ケトン尿にょうしょう'''、ちちちゅうのケトンたい増量ぞうりょうした状態じょうたいを'''ケトンちちしょう'''と区別くべつする。臨床りんしょう症状しょうじょうともなわないケトンたい増量ぞうりょうはケトーシスとはみなされない。

獣医じゅうい領域りょういきにおいては、以下いかのような病理びょうりてきケトーシス問題もんだいとなることがある。おもに[[乳牛にゅうぎゅう]]においてちちりょう低下ていかする場合ばあい問題もんだいとなる<ref>Benedet A, Manuelian CL, Zidi A, Penasa M, De Marchi M. Invited review: βべーた-hydroxybutyrate concentration in blood and milk and its associations with cow performance. Animal. 2019 Aug;13(8):1676-1689. {{doi|10.1017/S175173111900034X}}. Epub 2019 Mar 11. {{PMID|30854998}}.</ref><ref>Ježek J, Cincović MR, Nemec M, Belić B, Djoković R, Klinkon M, Starič J. Beta-hydroxybutyrate in milk as screening test for subclinical ketosis in dairy cows. Pol J Vet Sci. 2017 Sep 26;20(3):507-512. {{doi|10.1515/pjvs-2017-0061}}. {{PMID|29166271}}.</ref>。[[とうしつ]]および[[脂質ししつ]]の代謝たいしゃ障害しょうがいにより、体内たいないの[[ケトンたい]]が異常いじょう増量ぞうりょうし、臨床りんしょう症状しょうじょうしめ状態じょうたい。'''ケトンしょう'''ともばれる。ちゅうのケトンたい増量ぞうりょうした状態じょうたいを'''ケトンしょう'''、尿にょうちゅうのケトンたい増量ぞうりょうした状態じょうたいを'''ケトン尿にょうしょう'''、ちちちゅうのケトンたい増量ぞうりょうした状態じょうたいを'''ケトンちちしょう'''と区別くべつする。臨床りんしょう症状しょうじょうともなわないケトンたい増量ぞうりょうはケトーシスとはみなされない。


ケトーシスは単一たんいつ原因げんいんによる発生はっせいすくなく、その原因げんいん種々しゅじゅ存在そんざいする。[[たん動物どうぶつ]]ではケトンたいは[[肝臓かんぞう]]でのみ合成ごうせいされる。肝臓かんぞうでのケトンたい合成ごうせい亢進こうしん下記かき場合ばあい発生はっせいする。
ケトーシスは単一たんいつ原因げんいんによる発生はっせいすくなく、その原因げんいん種々しゅじゅ存在そんざいする。[[たん動物どうぶつ]]ではケトンたいは[[肝臓かんぞう]]でのみ合成ごうせいされる。肝臓かんぞうでのケトンたい合成ごうせい亢進こうしん下記かき場合ばあい発生はっせいする。
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ケトーシスは分娩ぶんべん前後ぜんこう乳牛にゅうぎゅう発生はっせいおおく、そのおも原因げんいんとして、エネルギー要求ようきゅうりょう増加ぞうかによる[[てい血糖けっとう]]がかんがえられる。
ケトーシスは分娩ぶんべん前後ぜんこう乳牛にゅうぎゅう発生はっせいおおく、そのおも原因げんいんとして、エネルギー要求ようきゅうりょう増加ぞうかによる[[てい血糖けっとう]]がかんがえられる。
症状しょうじょうとしては元気げんき消失しょうしつちちりょう減少げんしょうなどがみられ、ときに神経症しんけいしょうじょうしめす。症状しょうじょうにより'''消化しょうかがたケトーシス'''、'''神経しんけいがたケトーシス'''、'''ちち熱型ねっけいケトーシス'''に分類ぶんるいされる。ちゅうのケトンたい、[[遊離ゆうり脂肪酸しぼうさん]]の上昇じょうしょう、[[グルコース]]、[[トリグリセリド]]、そう[[コレステロール]]、[[リン脂質ししつ]]、[[インスリン]]の低下ていかみとめられる。治療ちりょうには[[ビタミンBぐん]]、インスリン、[[キシリトール]]などを添加てんかしたグルコースえきの[[輸液]]がおこなわれる。
症状しょうじょうとしては元気げんき消失しょうしつちちりょう減少げんしょうなどがみられ、ときに神経症しんけいしょうじょうしめす。症状しょうじょうにより'''消化しょうかがたケトーシス'''、'''神経しんけいがたケトーシス'''、'''ちち熱型ねっけいケトーシス'''に分類ぶんるいされる。ちゅうのケトンたい、[[遊離ゆうり脂肪酸しぼうさん]]の上昇じょうしょう、[[グルコース]]、[[トリグリセリド]]、そう[[コレステロール]]、[[リン脂質ししつ]]、[[インスリン]]の低下ていかみとめられる。治療ちりょうには[[ビタミンBぐん]]、インスリン、[[キシリトール]]などを添加てんかしたグルコースえきの[[輸液]]がおこなれる。きも機能きのう障害しょうがいがある場合ばあいには、[[メチオニン]]や[[パントテンさん]]などが使用しようれる。

== 参考さんこう書籍しょせき ==
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*{{Citation |和書わしょ|year=2005 |title=獣医じゅういない科学かがくだい動物どうぶつへん) |publisher=ぶんえいどう出版しゅっぱん |editor=日本にっぽん獣医じゅういない科学かがくアカデミー |isbn=4830032006}}
*{{Citation |和書わしょ|year=1991 |title=明解めいかいじゅう医学いがく辞典じてん |publisher=チクサン出版しゅっぱん |editor=獣医じゅういがくだい辞典じてん編集へんしゅう委員いいんかい |isbn=4885006104}}
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== 関連かんれん項目こうもく ==
== 関連かんれん項目こうもく ==
*[[脂肪しぼうきも]]
* [[ケトンたい]]
*[[脂肪しぼう変性へんせい]]
* [[ケトン供与きょうよたい]]
* [[断食だんじき]]
* [[脂肪しぼう変性へんせい]]
* [[脂肪しぼうきも]]


== 参考さんこう文献ぶんけん ==
== 参考さんこう文献ぶんけん ==
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*日本にっぽん獣医じゅういない科学かがくアカデミーへん 『獣医じゅういない科学かがくだい動物どうぶつへん)』 ぶんえいどう出版しゅっぱん 2005ねん ISBN 4830032006
*獣医じゅういがくだい辞典じてん編集へんしゅう委員いいんかい編集へんしゅう 『明解めいかいじゅう医学いがく辞典じてん』 チクサン出版しゅっぱん 1991ねん ISBN 4885006104


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2023ねん12月16にち (土) 15:40時点じてんにおける最新さいしんばん

ケトーシスえい: ketosis)には、生理せいりてきケトーシス病理びょうりてきケトーシスがある。ケトーシスえい: ketosis)は、ケトンたい3-ヒドロキシ酪酸)が増加ぞうかすることである。ケトンたい空腹くうふく運動うんどう増加ぞうかする[1][2]。またケトンたい健康けんこう効果こうか期待きたいしてケトン供与きょうよたい摂取せっしゅしたりしてケトンたい増加ぞうかさせることもある。これを生理せいりてきケトーシス[3][4][5]最近さいきんケトンエステルなどの有力ゆうりょくケトン供与きょうよたい開発かいはつされているので、ヒトにおける生理せいりてきケトーシス研究けんきゅう蓄積ちくせきされつつある[6][7]。またケトンエステルなどのケトン供与きょうよたいによる生理せいりてきケトーシスにおいては有害ゆうがい事象じしょうこらなかったという報告ほうこく多数たすうある[8][9]

獣医じゅうい領域りょういきにおいては、以下いかのような病理びょうりてきケトーシスが問題もんだいとなることがある。おも乳牛にゅうぎゅうにおいてちちりょう低下ていかする場合ばあい問題もんだいとなる[10][11]とうしつおよび脂質ししつ代謝たいしゃ障害しょうがいにより、体内たいないケトンたい異常いじょう増量ぞうりょうし、臨床りんしょう症状しょうじょうしめ状態じょうたいケトンしょうともばれる。ちゅうのケトンたい増量ぞうりょうした状態じょうたいケトンしょう尿にょうちゅうのケトンたい増量ぞうりょうした状態じょうたいケトン尿にょうしょうちちちゅうのケトンたい増量ぞうりょうした状態じょうたいケトンちちしょう区別くべつする。臨床りんしょう症状しょうじょうともなわないケトンたい増量ぞうりょうはケトーシスとはみなされない。

ケトーシスは単一たんいつ原因げんいんによる発生はっせいすくなく、その原因げんいん種々しゅじゅ存在そんざいする。たん動物どうぶつではケトンたい肝臓かんぞうでのみ合成ごうせいされる。肝臓かんぞうでのケトンたい合成ごうせい亢進こうしん下記かき場合ばあい発生はっせいする。

  1. 大量たいりょう脂肪酸しぼうさん肝臓かんぞう流入りゅうにゅうすると、脂肪酸しぼうさんβべーた-酸化さんかによる過剰かじょうアセチルCoAからケトンたい合成ごうせいされる。
  2. オキサロ酢酸さくさん不足ふそくなどによりTCA回路かいろでのアセチルCoAの処理しょりのう低下ていかするとアセチルCoAはケトンたいとして蓄積ちくせきされる。
  3. NADPH低下ていかなどによりアセチルCoAからの脂肪酸しぼうさん合成ごうせい傷害しょうがいされるとアセチルCoAはケトンたいとして蓄積ちくせきされる。

ケトーシスは分娩ぶんべん前後ぜんこう乳牛にゅうぎゅう発生はっせいおおく、そのおも原因げんいんとして、エネルギー要求ようきゅうりょう増加ぞうかによるてい血糖けっとうかんがえられる。 症状しょうじょうとしては元気げんき消失しょうしつちちりょう減少げんしょうなどがみられ、ときに神経症しんけいしょうじょうしめす。症状しょうじょうにより消化しょうかがたケトーシス神経しんけいがたケトーシスちち熱型ねっけいケトーシス分類ぶんるいされる。ちゅうのケトンたい遊離ゆうり脂肪酸しぼうさん上昇じょうしょうグルコーストリグリセリドそうコレステロールリン脂質ししつインスリン低下ていかみとめられる。治療ちりょうにはビタミンBぐん、インスリン、キシリトールなどを添加てんかしたグルコースえき輸液おこなわれる。きも機能きのう障害しょうがいがある場合ばあいには、メチオニンパントテンさんなどが使用しようされる。

参考さんこう書籍しょせき[編集へんしゅう]

  • 日本にっぽん獣医じゅういない科学かがくアカデミー へん獣医じゅういない科学かがくだい動物どうぶつへん)』ぶんえいどう出版しゅっぱん、2005ねんISBN 4830032006 
  • 獣医じゅういがくだい辞典じてん編集へんしゅう委員いいんかい へん明解めいかいじゅう医学いがく辞典じてん』チクサン出版しゅっぱん、1991ねんISBN 4885006104 
  • 鎌田かまた信一しんいち; 押田おしだ敏雄としお; 酒井さかい健夫たけお; きょく博一ひろかず ちょえいはたはじめ へん獣医じゅうい衛生えいせいがくぶんえいどう出版しゅっぱん、2005ねんISBN 9784830031991 

関連かんれん項目こうもく[編集へんしゅう]

参考さんこう文献ぶんけん[編集へんしゅう]

  1. ^ Puchalska P, Crawford PA. Multi-dimensional Roles of Ketone Bodies in Fuel Metabolism, Signaling, and Therapeutics. Cell Metab. 2017 Feb 7;25(2):262-284. doi:10.1016/j.cmet.2016.12.022. PMID 28178565; PMC 5313038.
  2. ^ Vidali S, Aminzadeh S, Lambert B, Rutherford T, Sperl W, Kofler B, Feichtinger RG. Mitochondria: The ketogenic diet--A metabolism-based therapy. Int J Biochem Cell Biol. 2015 Jun;63:55-9. doi:10.1016/j.biocel.2015.01.022. Epub 2015 Feb 7. PMID 25666556.
  3. ^ Cox PJ, Kirk T, Ashmore T, Willerton K, Evans R, Smith A, Murray AJ, Stubbs B, West J, McLure SW, King MT, Dodd MS, Holloway C, Neubauer S, Drawer S, Veech RL, Griffin JL, Clarke K. Nutritional Ketosis Alters Fuel Preference and Thereby Endurance Performance in Athletes. Cell Metab. 2016 Aug 9;24(2):256-68. doi:10.1016/j.cmet.2016.07.010. Epub 2016 Jul 27. PMID 27475046.
  4. ^ Soto-Mota A, Vansant H, Evans RD, Clarke K. Safety and tolerability of sustained exogenous ketosis using ketone monoester drinks for 28 days in healthy adults. Regul Toxicol Pharmacol. 2019 Dec;109:104506. doi:10.1016/j.yrtph.2019.104506. Epub 2019 Oct 23. PMID 31655093.
  5. ^ Soto-Mota A, Norwitz NG, Clarke K. Why a d-βべーた-hydroxybutyrate monoester? Biochem Soc Trans. 2020 Feb 28;48(1):51-59. doi:10.1042/BST20190240. PMID 32096539; PMC 7065286.
  6. ^ Soto-Mota A, Norwitz NG, Clarke K. Why a d-βべーた-hydroxybutyrate monoester? Biochem Soc Trans. 2020 Feb 28;48(1):51-59. doi:10.1042/BST20190240. PMID 32096539; PMC 7065286.
  7. ^ Myette-Côté É, Caldwell HG, Ainslie PN, Clarke K, Little JP. A ketone monoester drink reduces the glycemic response to an oral glucose challenge in individuals with obesity: a randomized trial. Am J Clin Nutr. 2019 Dec 1;110(6):1491-1501. doi:10.1093/ajcn/nqz232. PMID 31599919; PMC 6885474.
  8. ^ Soto-Mota A, Vansant H, Evans RD, Clarke K. Safety and tolerability of sustained exogenous ketosis using ketone monoester drinks for 28 days in healthy adults. Regul Toxicol Pharmacol. 2019 Dec;109:104506. doi:10.1016/j.yrtph.2019.104506. Epub 2019 Oct 23. PMID 31655093.
  9. ^ Clarke K, Tchabanenko K, Pawlosky R, Carter E, Todd King M, Musa-Veloso K, Ho M, Roberts A, Robertson J, Vanitallie TB, Veech RL. Kinetics, safety and tolerability of (R)-3-hydroxybutyl (R)-3-hydroxybutyrate in healthy adult subjects. Regul Toxicol Pharmacol. 2012 Aug;63(3):401-8. doi:10.1016/j.yrtph.2012.04.008. Epub 2012 May 3. PMID 22561291; PMC 3810007.
  10. ^ Benedet A, Manuelian CL, Zidi A, Penasa M, De Marchi M. Invited review: βべーた-hydroxybutyrate concentration in blood and milk and its associations with cow performance. Animal. 2019 Aug;13(8):1676-1689. doi:10.1017/S175173111900034X. Epub 2019 Mar 11. PMID 30854998.
  11. ^ Ježek J, Cincović MR, Nemec M, Belić B, Djoković R, Klinkon M, Starič J. Beta-hydroxybutyrate in milk as screening test for subclinical ketosis in dairy cows. Pol J Vet Sci. 2017 Sep 26;20(3):507-512. doi:10.1515/pjvs-2017-0061. PMID 29166271.