アフター・サーヴィス

『アフター・サーヴィス』
YMO の ライブ・アルバム
リリース	1984年ねん2月がつ22日にち
録音ろくおん	1983年ねん12月12日にち - 13日にち 日本武道館にほんぶどうかん
ジャンル	エレクトロニック テクノポップ
時間じかん	Disc1 42分ふん05秒びょう Disc2 40分ふん28秒びょう
レーベル	アルファレコード / ¥EN
プロデュース	Y.M.O.
専門せんもん評論ひょうろん家かによるレビュー
Allmusic link
チャート最高さいこう順位じゅんい
2位い（オリコン、LPチャート）
YMO アルバム 年表ねんぴょう
『サーヴィス』 （1983年ねん） 『アフター・サーヴィス』 （1984年ねん） 『シールド』 （1984年ねん）
EANコード
EAN一覧いちらん EAN 4988024014530（1994年ねん） EAN 4988024022597（1998年ねん） EAN 4988006163225（1999年ねん） EAN 4562109401882（2003年ねん） EAN 4582290372129（2010年ねん） EAN 4560427448909（2019年ねん）

『アフター・サーヴィス』 (After Service) は、YMOの9枚まい目めのアルバム。1984年ねん2月がつ22日にちにアルファレコード（¥ENレーベル）からリリースされた。

解説かいせつ

1983年ねんに行おこなわれた散開さんかいライブ「1983 YMO ジャパンツアー」から12月12日にち、13日にちの日本武道館にほんぶどうかん公演こうえんを収録しゅうろくしたライブ・アルバムで、旧きゅうYMO（1978～1983）としては実質じっしつ的てきなラストアルバム。前作ぜんさく『サーヴィス』（1983年ねん）からの楽曲がっきょくは一部いちぶを除のぞきカットされている（シングルリリースの「See-Through」「以心電信でんしん」のみ収録しゅうろく）。

ライブごとにアドリブも含ふくめてアレンジを変かえることが多おおいYMOは、このライブでもアルバムとは違ちがうアレンジで演奏えんそうされており、初期しょきのアルバムからの曲きょくは全体ぜんたい的てきに明あかるめのアレンジとなっている。

サポートメンバーに元もとABCのデヴィッド・パーマーが参加さんかしており、高橋たかはし幸宏ゆきひろは（一部いちぶ曲きょくを除のぞき）ボーカル曲きょくではボーカルに徹てっしている。

後のちに同どう公演こうえんの映像えいぞうを使用しようした映画えいが『A Y.M.O. FILM PROPAGANDA』（1984年ねん）が公開こうかいされた他ほか、同どう公演こうえんでの演奏えんそう曲きょくを全すべて収録しゅうろくしたライブアルバム『コンプリート・サーヴィス』（1992年ねん）がリリースされた。

背景はいけい

1983年ねん10月19日にち放送ほうそうのニッポン放送にっぽんほうそうラジオ番組ばんぐみ『高橋たかはし幸宏ゆきひろのオールナイトニッポン』内ないにてメンバー3人にんの口くちから正式せいしきに「散開さんかい」が宣言せんげんされ、11月23日にちの北海道ほっかいどう立りつ産業さんぎょう共進きょうしん会場かいじょうを皮切かわきりにYMOにとって最後さいごとなるコンサートツアー「1983 YMO ジャパンツアー」が開始かいしされた。12月14日にちには散開さんかい記念きねんアルバムとして『サーヴィス』がリリースされ、オリコンチャートにて最高さいこう位い5位いを獲得かくとくした。ツアー最終さいしゅう日びとなる12月22日にちには日本武道館にほんぶどうかん公演こうえんが行おこなわれ、同どう公演こうえんは世界せかいコミュニケーション年ねん記念きねん、国連大学こくれんだいがく協力きょうりょくによるチャリティー・コンサートとなった。

12月28日にちには『高橋たかはし幸宏ゆきひろのオールナイトニッポン』が最終さいしゅう回かいを迎むかえ、ゲストとして細野ほその晴臣はるおみ、立花たちばなハジメ、鈴木すずき慶一けいいちが出演しゅつえんした他ほか、坂本さかもと龍一りゅういちと矢野やの顕子あきこは電話でんわにて出演しゅつえんした。12月29日にちにはNHK-FMにて12月22日にちの日本武道館にほんぶどうかん公演こうえんの模様もようが放送ほうそうされ、12月31日にちにはNHK総合そうごう特番とくばん『YMO SPECIAL』が放送ほうそうされ、散開さんかいライブの映像えいぞうを中心ちゅうしんとし、ゲストとして伊武いぶ雅刀まさとう、デヴィッド・ボウイが出演しゅつえんした。

1984年ねんに入はいり、1月がつ11日にちの江えの島しま水族館すいぞくかんでの撮影さつえいより映画えいが『A Y.M.O. FILM PROPAGANDA』がクランクインされる。1月がつ25日にちには高橋たかはしのライブアルバム『tIME aND pLACE』、細野ほそのが参加さんかした戸川とがわ純じゅんのアルバム『玉たま姫ひめ様さま』、細野ほそのが作曲さっきょくした安田やすだ成美まさみのシングル「風ふうの谷たにのナウシカ」がリリースされた。1月がつ28日にちには中野なかの刑務所けいむしょ脇わきにて3人にんの撮影さつえいが行おこなわれ、映画えいが『A Y.M.O. FILM PROPAGANDA』の撮影さつえいはクランクアップとなった。2月がつ10日とおかには映画えいがにて使用しようされた旧きゅうYMOとして最後さいごの作品さくひんとなる「M16」のレコーディングが行おこなわれた。

録音ろくおん

本ほん作さくは1983年ねん12月12日にちから12月13日にちにかけて開催かいさいされた日本武道館にほんぶどうかんでの散開さんかいライブの模様もようを収録しゅうろくしている。

当日とうじつの演出えんしゅつは劇団げきだん黒くろテントの設立せつりつ者しゃである佐藤さとう信しん、美術びじゅつは妹尾せのお河童かっぱが担当たんとうした。佐藤さとうのアイディアでメンバー3人にんは軍服ぐんぷくのような衣装いしょうを身みに纏まとい、セットはナチス・ドイツの宣誓せんせい台だいのようなものになっていた。この事ことや初期しょきに赤あかい人民じんみん服ふくを着衣ちゃくいしていた事ことに関かんして細野ほそのは「ファッショ=ファッション」と捉とらえて気軽きがるに行いっていたが、人民じんみん服ふくに関かんして中国人ちゅうごくじんから「あの人民じんみん服ふくはいけませんね」と宣告せんこくされた事ことや、ナチス・ドイツを模もした衣装いしょうに関かんしてアルファレコード社長しゃちょう村井むらい邦彦くにひこの秘書ひしょであるイギリス人じんに「自分じぶんのおじいさんはアウシュヴィッツにいたから、これは許ゆるせない」と嫌悪けんお感かんを示しめされた事ことを後のちに語かたっている。また高橋たかはしは、演出えんしゅつに関かんしてYMOのそれまでのツアーと異ことなりほとんどメンバーはノータッチであったこと、その理由りゆうとして「『今いまは自分じぶんたちでコントロールしているYMOじゃない』っていう気持きもちが完全かんぜんにあったんですね」と当時とうじを回想かいそうしている。

サウンド面めんに関かんしては、当日とうじつも含ふくめて「散開さんかいコンサートツアー」の頃ころには全すべてがシステマチックに構成こうせいされており、コンピュータ演奏えんそうとの同期どうきの困難こんなんさやトラブルとは無縁むえんとなっており、それに関かんして細野ほそのは「全然ぜんぜん緊張きんちょう感かんがなかったのが記憶きおくにありますね」と述のべている。

デヴィッド・パーマーがゲストとして参加さんかする事ことになった経緯けいいは、高橋たかはしの要望ようぼうやコネクションによる部分ぶぶんが大おおきく、パーマーの演奏えんそうに関かんして細野ほそのは「とても正確せいかくでシビアなものだったんで、やりやすかったですね」と述のべている。

最終さいしゅう的てきなミックスダウンの場ばに細野ほそのは携たずさわっているが、「もしも体からだはいたとしても、心しんはいなかったので、いないのも同然どうぜんですね」と述懐じゅっかいしている。

構成こうせい

当日とうじつ演奏えんそうされた曲きょくの内うち、「Shadows On The Ground」、「Perspective」、「The Madmen」、「Limbo」、「Chinese Whispers」は未み収録しゅうろくとなった。

1枚まい目め1曲きょく目めの「Propaganda」は後半こうはん部分ぶぶんのみのショートバージョンとなっており、『コンプリート・サーヴィス』にてフルバージョンが収録しゅうろくされた。

2枚まい目め9曲きょく目めの「Firecracker」の部分ぶぶんでは演奏えんそう終了しゅうりょう後ごに流ながれた会場かいじょうアナウンスも収録しゅうろくされている。

リリース

1984年ねん2月がつ22日にちにアルファレコードよりLP盤ばん2枚まい組ぐみ、カセットテープの2形態けいたいでリリースされた。初回しょかい版ばんのみレッド・ヴィニール、カスタム・レーベル仕様しよう。

1984年ねん6月25日にちに初はつCD化かされたが、「Focus」、「Kai-Koh」、「See-Through」が収録しゅうろく時間じかんの都合つごうでカットされた。

その後ごも1987年ねん3月25日にち、1992年ねん3月21日にち、1994年ねん6月29日にちとCDのみ再発さいはつ。

1998年ねん1月がつ15日にちには紙かみジャケット仕様しよう・CD2枚まい組ぐみにて再さいリリースされた。この版はんよりカットされた前述ぜんじゅつの3曲きょくは再ふたたび収録しゅうろくされるようになった。

1999年ねん9月22日にちには細野ほその監修かんしゅうによるリマスタリングが施ほどこされ、ライナーノーツを高野たかの寛ひろしが担当たんとうする形かたちで東芝とうしばEMIより再さいリリースされた。

2003年ねん1月がつ22日にちには坂本さかもと監修かんしゅうにより紙かみジャケット仕様しようにてソニー・ミュージックハウスより再さいリリース、音源おんげんは1999年ねんの細野ほその監修かんしゅうによるものが採用さいようされた。

2010年ねん9月29日にちにはブルースペックCDとして、2019年ねん8月がつ28日にちにはSACDハイブリッドとして再さいリリースされた。

批評ひひょう

専門せんもん評論ひょうろん家かによるレビュー
レビュー・スコア
出典しゅってん	評価ひょうか
コンパクトYMO	肯定こうてい的てき
CDジャーナル	肯定こうてい的てき

音楽おんがく本ほん『コンパクトYMO』にてライターの田山たやま三樹みきは、後のちに『コンプリート・サーヴィス』がリリースされた事ことなどを受うけ、本ほん作さくを「YMOのカタログの中なかでは中途半端ちゅうとはんぱな位置いちづけにいる」と指摘してき、また散開さんかいコンサートツアーでは全面ぜんめん的てきなプリプロを行おこなっていたために会場かいじょうごとの音色ねいろや演奏えんそうの違ちがいが大幅おおはばに減少げんしょうした事ことに対たいして、「コアなファンには物足ものたりない印象いんしょうがあるが、反面はんめん、ライヴでのシンセ・バンドの方法ほうほう論ろんを確立かくりつしたともいえ、この時代じだいにここまで完成かんせい度どの高たかいプリプロを作つくり上あげたYMOの力量りきりょうを評価ひょうかすべきだろう」と肯定こうてい的てきに評価ひょうかした。ただし、『浮気うわきなぼくら』以降いこうのクリーンなシンセ・サウンドの確立かくりつはTM NETWORKなどに影響えいきょうを与あたえたとし、「YMO最大さいだいの功罪こうざい」であると指摘してきした。

音楽おんがく情報じょうほうサイト『CDジャーナル』では、「考かんがえてみれば才能さいのうあふれる彼かれらは、今いままでずっと我々われわれにサーヴィスし続つづけてくれたのかもしれない」と本ほん作さくの存在そんざい意義いぎを肯定こうてい的てきに評価ひょうかした他ほか、「ドラムにデヴィッド・パーマーを加くわえ、バッキングにテープを使用しようしたサウンドは、YMOのファースト・フィナーレにふさわしい完成かんせい度どの高たかさ」と絶賛ぜっさんした。

チャート成績せいせき

オリコンチャートで最高さいこう位い2位いとなり、売上うりあげ枚数まいすうは累計るいけいで12.3万まん枚まいとなった。

収録しゅうろく曲きょく

Disc 1 A面めん

全ぜん編曲へんきょく: YMO。
#	タイトル	作詞さくし	作曲さっきょく	時間じかん
1.	「Propaganda」		YMO	1:53
2.	「Tong Poo／東風こち 」		坂本さかもと龍一りゅういち	5:06
3.	「Behind The Mask」	クリス・モスデル	坂本さかもと龍一りゅういち	4:33
4.	「Solid State Survivor」	クリス・モスデル	高橋たかはし幸宏ゆきひろ	4:09
5.	「La Femme Chinoise／中国ちゅうごく女おんな」	クリス・モスデル	高橋たかはし幸宏ゆきひろ	5:02

Disc 1 B面めん

#	タイトル	作詞さくし	作曲さっきょく	時間じかん
6.	「Ongaku／音楽おんがく」	坂本さかもと龍一りゅういち	坂本さかもと龍一りゅういち	3:27
7.	「Focus」	細野ほその晴臣はるおみ、ピーター・バラカン	細野ほその晴臣はるおみ、高橋たかはし幸宏ゆきひろ	3:47
8.	「Ballet」	高橋たかはし幸宏ゆきひろ、ピーター・バラカン	高橋たかはし幸宏ゆきひろ	4:37
9.	「Wild Ambitions」	細野ほその晴臣はるおみ	細野ほその晴臣はるおみ、坂本さかもと龍一りゅういち	5:15
10.	「Kai-Koh／邂逅かいこう」	坂本さかもと龍一りゅういち	坂本さかもと龍一りゅういち	4:09
合計ごうけい時間じかん:				42:05

Disc 2 A面めん

#	タイトル	作詞さくし	作曲さっきょく	時間じかん
1.	「Expecting Rivers／希望きぼうの河かわ」	高橋たかはし幸宏ゆきひろ	高橋たかはし幸宏ゆきひろ、坂本さかもと龍一りゅういち	4:48
2.	「See-Through」	ピーター・バラカン	YMO	3:40
3.	「Key／手掛てがかり」	細野ほその晴臣はるおみ、ピーター・バラカン	細野ほその晴臣はるおみ、高橋たかはし幸宏ゆきひろ	4:29
4.	「Technopolis」		坂本さかもと龍一りゅういち	4:14
5.	「Rydeen 」		高橋たかはし幸宏ゆきひろ	4:04

Disc 2 B面めん

#	タイトル	作詞さくし	作曲さっきょく	時間じかん
6.	「You've Got To Help Yourself／以心電信でんしん」	細野ほその晴臣はるおみ、ピーター・バラカン	坂本さかもと龍一りゅういち、高橋たかはし幸宏ゆきひろ	4:15
7.	「過激かげきな淑女しゅくじょ」	松本まつもと隆たかし	YMO	4:21
8.	「君きみに、胸むねキュン。－浮気うわきなヴァカンス－」	松本まつもと隆たかし	YMO	4:31
9.	「Firecracker」		マーティン・デニー	6:01
合計ごうけい時間じかん:				40:28

スタッフ・クレジット

イエロー・マジック・オーケストラ

• 細野ほその晴臣はるおみ - キーボード、ベース、ボーカル
• 坂本さかもと龍一りゅういち - キーボード、ボーカル
• 高橋たかはし幸宏ゆきひろ - ドラムス、パーカッション、キーボード、ボーカル

参加さんかミュージシャン

• デヴィッド・パーマー （ex. ABC） - ドラムス

スタッフ

• 小池こいけ光夫みつお - レコーディング、ミックス・エンジニア
• 土井どい章あきら嗣 - アシスタント・エンジニア
• 三好みよしシンジ - アシスタント・エンジニア
• YMO - ミックス・エンジニア
• 笠井かさい鉄平てっぺい（CBS・ソニー信濃しなの町まちスタジオ） - マスタリング・エンジニア
• 井上いのうえ嗣也 - アート・ディレクション
• Beans - デザイン
• 小尾こび一介かずすけ - A & Rコーディネーター
• 三浦みうら憲治けんじ - インサイド・フォト

リリース履歴りれき

No.	日付ひづけ	国名こくめい	レーベル	規格きかく	規格きかく品番ひんばん	最高さいこう順位じゅんい	備考びこう
1	1984年ねん2月がつ22日にち	日本にっぽん	アルファレコード／YEN	LP CT	YLR-40001/2 (LP) YLC-40001 (CT)	2位い	LP初回しょかい版ばんはレッド・ヴィニール、カスタム・レーベル仕様しよう
2	1984年ねん	オランダ	Pick Up Records	LP	LPU 0004	-
3	1984年ねん6月25日にち	日本にっぽん	アルファレコード	CD	38XA-14	-	CD1枚まい組ぐみ（「Focus」、「Kai-Koh」、「See-Through」未み収録しゅうろく）
4	1987年ねん3月25日にち				32XA-145
5	1992年ねん3月21日にち				ALCA-295
6	1992年ねん	アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく	Restless Records		7 72707-2	-
7	1994年ねん6月29日にち	日本にっぽん	アルファミュージック		ALCA-9048	-
8	1998年ねん1月がつ15日にち				ALCA-5225/6	-	CD2枚まい組ぐみ完全かんぜん盤ばん、紙かみジャケット仕様しよう
9	1999年ねん9月22日にち		東芝とうしばEMI		TOCT-24243/4	-	細野ほその晴臣はるおみ監修かんしゅう、リマスタリング盤ばん、ライナーノーツ：高野たかの寛ひろし
10	2003年ねん1月がつ22日にち		ソニー・ミュージックハウス		MHCL 213/4	77位い	坂本さかもと龍一りゅういち監修かんしゅう、紙かみジャケット仕様しよう
11	2004年ねん	イギリス、ヨーロッパ	エピック・レコード		513453 2	-
12	2010年ねん9月29日にち	日本にっぽん	ソニー・ミュージックダイレクト	ブルースペックCD	MHCL-20111/2	263位い	1999年ねんリマスタリング音源おんげん、紙かみジャケット仕様しよう、スーパーピクチャーCD
13	2019年ねん8月がつ28日にち			SACDハイブリッド	MHCL-10120/1	-	Bob Ludwigリマスタリング音源おんげん

関連かんれん項目こうもく

• 『テクノ・バイブル』（1992年ねん）
  • 当日とうじつの録音ろくおんからカットされた4曲きょく「The Madmen」「Chinese Whispers」「Shadows On The Ground」「Perspective」（12月12日にち、13日にち録音ろくおん）が「AFTER SERVICE OUT TAKES」として収録しゅうろくされた。

• 『コンプリート・サーヴィス』（1992年ねん）
  • 散開さんかいライヴ最終さいしゅう日び（12月22日にち）録音ろくおんの5曲きょくを追加ついかし、同日どうじつの曲きょく順じゅんに並ならべ替かえたものがブライアン・イーノのリミックスで発売はつばいされた。
• FM放送ほうそう（1983年ねんオン・エア・1984年ねん再さい放送ほうそう）
  • 散開さんかいライブ最終さいしゅう日び（12月22日にち）の公演こうえんは「Limbo」を除のぞいて、1983年ねん12月29日にちにNHK-FMでオンエアされた。この日ひの演奏えんそうでは「Tong poo」や「Kai-Koh」で、アフター・サーヴィスのテイクとは異ことなる坂本さかもとのキーボードソロを聴きくことができる。また、ライブ・ビデオ『Y.M.O.伝説でんせつ 1983散開さんかいコンサート at 武道館ぶどうかん』もこの日ひに収録しゅうろくされている。

外部がいぶリンク

• After Service - Discogs (発売はつばい一覧いちらん)