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ソユーズTM-17

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ソユーズTM-17
徽章きしょう
ミッションの情報じょうほう
ミッションめい ソユーズTM-17
乗員じょういんすう 3(出発しゅっぱつ
2(帰還きかん
コールサイン Си́риус(シリウス)
発射はっしゃだい バイコヌール宇宙うちゅう基地きち
ガガーリン発射はっしゃだい
打上うちあ日時にちじ 1993ねん7がつ1にち 14:32:58 (UTC)
着陸ちゃくりくまたは着水ちゃくすい日時にちじ 1994ねん1がつ14にち 08:18:20 (UTC)
ミッション期間きかん 196にち17あいだ45ふん22びょう
遠地点えんちてん 397 km
きん地点ちてん 388 km
公転こうてん周期しゅうき 92.4ふん
軌道きどう傾斜けいしゃかく 51.6°
年表ねんぴょう
前回ぜんかい 次回じかい
ソユーズTM-16 ソユーズTM-18

ソユーズTM-17 (Союз TM-17 / Soyuz TM-17) は、ソユーズのミッション。コールサインは「シリウス」。地球ちきゅうを3070しゅうした。

乗組のりくみいん

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出発しゅっぱつ

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帰還きかん

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  • ワシリー・ツィブリエフ (1)
  • アレクサンドル・セレブロフ (4)

ミッションハイライト

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宇宙うちゅうステーションミールへの17かい飛行ひこうである。

1994ねん1がつ14にち737ふん(MT)、ソユーズTM-17はミールからはなれた。743ふん、Korolyovのミッションコントロールセンターはツィブリエフにたいして、APAS-89ドッキングシステムを撮影さつえいするため、クリスタルモジュールから15m以内いないちかづくように操縦そうじゅうすることを指示しじした。746ふんにTsibliyevは操縦そうじゅう完了かんりょうした。写真しゃしん撮影さつえいのために、軌道きどうモジュールないにいたセレブロフは、太陽たいよう電池でんちちかすぎるため、宇宙船うちゅうせんをステーションのそとすようツィブリエフに依頼いらいした。ミールのなかでは、Viktor AfanasyevがValeri PolyakovとYuri Usachyovに、ソユーズTM-18に避難ひなんするようにった。

747ふん、コントロールセンターは、ソユーズTM-17の外部がいぶカメラの映像えいぞうはげしくれているのに気付きづいた。そしてセレブロフからソユーズがミールにぶつかったとの報告ほうこくがあったのち、どちらとも通信つうしんができなくなった。

752ふん断続だんぞくてき通信つうしん回復かいふくした。ミールとの音声おんせい交信こうしんは、82ふんにやっと回復かいふくした。ソユーズTM-17を精密せいみつ検査けんさしたところ、深刻しんこくなダメージはないことが確認かくにんされた。この交信こうしんにより、ロシアは、ソユーズ11ごう事故じこ契機けいきとして、宇宙うちゅう船内せんない減圧げんあつし、不慮ふりょ大気圏たいきけんさい突入とつにゅうそなえた研究けんきゅうをしていることがあきらかとなった。ミールの宇宙うちゅう飛行ひこう衝突しょうとつ衝撃しょうげきかんじなかったが、ステーションのガイドシステムは角速度かくそくど記録きろくし、自由じゆう飛行ひこうモードにえていた。

分析ぶんせきによって、軌道きどうモジュール右側みぎがわが2びょうおきに2、ミールにななめからぶつかったことがあきらかとなった。衝突しょうとつ部分ぶぶんは、ミールとの結合けつごうちかい、クリスタルモジュールで、衝突しょうとつ原因げんいんえのエラーだった。