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デストロイア - Wikipedia コンテンツにスキップ

デストロイア

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
デストロイア
ゴジラシリーズのキャラクター
はつ登場とうじょうゴジラvsデストロイア
作者さくしゃ
えんじ
  • 柳田やなぎだ英一ひでかず中間なかまたい
  • 播谷あきら完全かんぜんたい
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デストロイア (Destoroyah) は、映画えいがゴジラvsデストロイア』(1995ねん)に登場とうじょうする架空かくう怪獣かいじゅう別名べつめい完全かんぜん生命せいめいたい

このほか特撮とくさつテレビ番組ばんぐみゴジラアイランド』(1997ねん)、パチンコ『CRゴジラ3』にも登場とうじょうする。

概要がいよう[編集へんしゅう]

シリーズだい1さくゴジラ』でゴジラたおした兵器へいきオキシジェン・デストロイヤー」の影響えいきょうによって誕生たんじょうした怪獣かいじゅう。「平成へいせいVSシリーズ」の完結かんけつさいし、ゴジラの最後さいごてきとして用意よういされたオキシジェン・デストロイヤーの化身けしんともいうべき存在そんざい位置いちづけられている[1]

増殖ぞうしょく合体がったいかえし、微小びしょうたい(クロールたい)・幼体ようたい集合しゅうごうたい飛行ひこうたい完全かんぜんたいへと変化へんかする[2][3]。5段階だんかい成長せいちょう変化へんかはゴジラ映画えいがはつとされたが[1]、シリーズだい11さくゴジラたいヘドラ』に登場とうじょうしたヘドラとの類似るいじせい指摘してきされる[出典しゅってん 1]

非常ひじょうたか戦闘せんとう能力のうりょくつうえ、身体しんたいぐんたい構成こうせいされているため[3]なん欠損けっそんしようがそのたびに修復しゅうふくしてよみがえる。形態けいたい変化へんかさせることにより、地上ちじょう海中かいちゅう空中くうちゅう活動かつどう可能かのう形態けいたいによっては、これらすべてをおこなうことも可能かのう)。体液たいえき緑色みどりいろで、高温こうおん環境かんきょうだと突然変異とつぜんへんい促進そくしんされる[注釈ちゅうしゃく 1]が、ぎゃくごく低温ていおんでは活力かつりょくげんミクロオキシゲン」が無力むりょくするため、それが活動かつどう停止ていしつながる弱点じゃくてんとなっている。

『ゴジラvsデストロイア』のデストロイア[編集へんしゅう]

しょもと
デストロイア
DESTOROYAH[出典しゅってん 2][注釈ちゅうしゃく 2]
別名べつめい 完全かんぜん生命せいめいたい[出典しゅってん 3]
身長しんちょう 3 mm - 120 m[18][注釈ちゅうしゃく 3]
つばさちょう 不明ふめい - 210 m[17]
体重たいじゅう 0.5 g - 8まん t[出典しゅってん 4]
出身しゅっしん
  • 東京とうきょうわん[16]
  • 東京湾とうきょうわん海底かいてい[2][5]
  • 東京湾とうきょうわん海底かいていトンネル工事こうじ現場げんば[13]
  • 有明ありあけ臨海りんかいふく都心としん海底かいてい[21]
出現しゅつげん 東京とうきょうわん[出典しゅってん 5]

元々もともとは25おくねんまえ地球ちきゅうじょう酸素さんそがほとんど存在そんざいしなかった先カンブリア時代せんかんぶりあじだい生息せいそくしていたとされる甲殻こうかくるい特性とくせい微小びしょう生命せいめいたい一種いっしゅ[出典しゅってん 6][注釈ちゅうしゃく 4]東京湾とうきょうわん海底かいてい原始げんし地層ちそうちゅうねむっていたが、1954ねん芹沢せりざわ大助だいすけ博士はかせゴジラ抹殺まっさつするさい使用しようしたオキシジェン・デストロイヤーで周囲しゅうい環境かんきょう酸素さんそ状態じょうたいとなったために復活ふっかつした[出典しゅってん 8]うえ、そのやく40ねんの1996ねん東京とうきょうわん横断おうだん海底かいていトンネル建設けんせつ工事こうじ地層ちそうこされたことにより、急速きゅうそく酸素さんそ存在そんざいする外気がいきれる環境かんきょうかれたことから、酸素さんそふく現代げんだい大気たいき組成そせい適応てきおうするために異常いじょう進化しんか[出典しゅってん 9]怪獣かいじゅうした。

げきちゅうでの命名めいめいしゃ物理ぶつり化学かがくしゃ伊集院いじゅういんけんさく

形態けいたい[編集へんしゅう]

微小びしょうたい[編集へんしゅう]

しょもと
デストロイア
微小びしょうたい
全長ぜんちょう 3 - 5 mm[出典しゅってん 10]
体重たいじゅう 0.5 g[出典しゅってん 10]
出身しゅっしん 東京とうきょうわん[9]
出現しゅつげん しながわ水族館すいぞくかん[14]

青海あおみトンネル建設けんせつ工事こうじ現場げんば地層ちそうめられていたが、酸素さんそ充満じゅうまんする外気がいきれてその毒性どくせい酸素さんそ#光合成こうごうせい呼吸こきゅう参照さんしょう)を克服こくふくし、ゆう酸素さんそ状況じょうきょうでの活動かつどう可能かのうとなった肉眼にくがんではえないほどのちいささの最初さいしょ形態けいたい[出典しゅってん 11]

オキシジェン・デストロイヤーの影響えいきょうけて蘇生そせいしたため、体内たいないにミクロオキシゲンをゆうし、それをもちいて金属きんぞくやガラスにあなしょうじさせ、生物せいぶつ分解ぶんかい捕食ほしょくするなどの行動こうどうこす。

工事こうじ現場げんば海底かいていトンネル工事こうじようのシャフトをミクロオキシゲンでかすなどの被害ひがいしたのち現場げんばから採取さいしゅされてフラスコNo.6に保管ほかんされたなかひそんでいたが、ミクロオキシゲンでフラスコにあなけて脱出だっしゅつした[出典しゅってん 12]

クロールたい[編集へんしゅう]

しょもと
デストロイア
(クロールたい
全長ぜんちょう 2 mm - 30 cm[出典しゅってん 13][注釈ちゅうしゃく 5]
体重たいじゅう 2 g - 1.5 kg[出典しゅってん 14][注釈ちゅうしゃく 6]
出現しゅつげん 水族館すいぞくかん[9]

微小びしょうたい増殖ぞうしょく合体がったいしてえるサイズに成長せいちょうしたもの[注釈ちゅうしゃく 7]

掘削くっさくされたのち、ミクロオキシゲンをもちいて活発かっぱつうごはじめる。水道すいどうしながわ水族館すいぞくかん水槽すいそうないあらわれ、ミクロオキシゲンの効果こうか熱帯魚ねったいぎょからだ組織そしき分解ぶんかいし、白骨はっこつさせていつくした[20][12]事件じけん調査ちょうさするビデオ映像えいぞうのコンピュータ解析かいせきでその存在そんざい判明はんめいするが、伊集院いじゅういんは「はじめからこの姿すがたではなかったはずだ」と発言はつげんしている。

幼体ようたい[編集へんしゅう]

しょもと
デストロイア
幼体ようたい
全長ぜんちょう 2 - 18 m[出典しゅってん 15]
体重たいじゅう 350 kg - 260 t[出典しゅってん 16]
出現しゅつげん
  • 臨海りんかいふく都心としん[9]
  • 東京湾とうきょうわん海底かいていトンネル建設けんせつ工事こうじ現場げんば[14]

カニやクモのようなあしに、脊椎動物せきついどうぶつではありえないながくびそなえた、甲殻こうかくるい脊椎動物せきついどうぶつ両方りょうほう特徴とくちょうそなえた形態けいたいさきにはハサミのような部位ぶいがあり、人間にんげんいちにんなら軽々かるがるげるなどの怪力かいりきゆうする。くちなかにはもうひとつのあごそなわっている[25]

最初さいしょ人間にんげん成人せいじん程度ていどおおきさで青海あおみトンネルの工事こうじ現場げんば出現しゅつげんし、粒子りゅうしじょうこう濃度のうどのミクロオキシゲンを放射ほうしゃして物体ぶったい分解ぶんかい消滅しょうめつさせる[20][12]工事こうじ現場げんば機材きざいなどを消滅しょうめつさせたのちぐんたい青海あおみのプレミアムビルを占拠せんきょして警視庁けいしちょうたいゲリラ特殊とくしゅ部隊ぶたいSUMPと交戦こうせん[20]隊員たいいん複数ふくすうじんかして殺害さつがいするなどの被害ひがいあたえるが、反動はんどうほう火炎かえん放射ほうしゃ手榴弾しゅりゅうだんによって一部いちぶ撃破げきはされる。そのうち1たいおくれた山根やまねゆかりにおそかるが、ゆかりは伊集院いじゅういん救出きゅうしゅつされ、火炎かえん放射ほうしゃくされた。

成長せいちょうきわめてはやく、翌日よくじつ出現しゅつげんしたさいには軒並のきな巨大きょだいしており、進化しんか片鱗へんりんせる。地中ちちゅう海中かいちゅうからあらわれたところを冷凍れいとうメーサーほう攻撃こうげきされてだいダメージをけたが、直後ちょくご爆発ばくはつてき進化しんかげる。

  • スタッフには「カニさんタイプ」[1]や「2メートルデストロイア」[28]ばれていた。

集合しゅうごうたい[編集へんしゅう]

しょもと
デストロイア
集合しゅうごうたい[出典しゅってん 17][注釈ちゅうしゃく 8]
ぜんこう 40 m[出典しゅってん 19]
全長ぜんちょう 60 m[出典しゅってん 20]
体重たいじゅう 1まん5せん t[出典しゅってん 21]
出現しゅつげん 東京湾とうきょうわん臨海りんかいふく都心としん[14]

東京とうきょう港湾こうわん出現しゅつげんしたすべての幼体ようたい自衛隊じえいたい冷凍れいとうメーサー部隊ぶたい冷凍れいとう攻撃こうげきい、有明ありあけクリーンセンターへめられて生命せいめい危機ききひんした結果けっか、1かしょあつまって1たい融合ゆうごうした形態けいたい[出典しゅってん 22]出現しゅつげん地点ちてん東京とうきょう臨海りんかいふく都心としんクリーンセンター→天王てんのうしゅうアイル→国際こくさい展示てんじじょう[9]

幼体ようたい以上いじょう巨大きょだいしたことでパワーが大幅おおはばがり、そと骨格こっかく強度きょうどしたために冷凍れいとう兵器へいきもほとんどかなくなった。そのため、形勢けいせい逆転ぎゃくてんして冷凍れいとうメーサー部隊ぶたいらして進撃しんげき開始かいしする[20]

幼体ようたい巨大きょだいした外見がいけんかたからはなが触手しょくしゅが2ほん胴体どうたいからはやっとこじょううでからだささえる大小だいしょう多数たすうあしえている[出典しゅってん 23]体内たいないのミクロオキシゲンはオキシジェン・デストロイヤーに変化へんかし、くちから光線こうせんじょうオキシジェン・デストロイヤー・レイ[31][20](ミクロオキシゲン光線こうせん[出典しゅってん 24])として放射ほうしゃする。上空じょうくうたかくにまでがる驚異きょういてき跳躍ちょうやくりょくつほか、全身ぜんしんいたるところから蒸気じょうきのようなガスを噴射ふんしゃしている。任意にんい飛行ひこうたいへの変身へんしん可能かのうであり、その瞬間しゅんかんにはいったん肉体にくたい金色きんいろ粒子りゅうしじょう分解ぶんかいさせてさい構成こうせいするという方法ほうほうる。

天王てんのうしゅうでのゴジラジュニアとの交戦こうせんには、その巨体きょたいとパワーでたたかいに不慣ふなれなジュニアを終始しゅうし圧倒あっとうしてたか跳躍ちょうやくから多数たすうあしつぶし、ミクロオキシゲン粒子りゅうしばしただい2の口吻こうふんして獲物えもの体内たいない注入ちゅうにゅうして溶解ようかいさせる攻撃こうげきあわかせるが[出典しゅってん 25]すきかれて至近しきん距離きょりから熱線ねっせんつづけにけて左右さゆう突起とっきばされ、下記かき飛行ひこうたい変身へんしんしてげようとする。

ゴジラとの交戦こうせんには完全かんぜんたい複数ふくすう集合しゅうごうたい分離ぶんりして集中しゅうちゅう攻撃こうげきびせるが[注釈ちゅうしゃく 9]、ほとんど効果こうかはなく全滅ぜんめつふたた合体がったいし、再生さいせいした。このとき集合しゅうごうたいは、ジュニアとの対戦たいせんくらべてちいさく、やく半分はんぶん程度ていどおおきさである。

  • ジュニアとの対決たいけつスーツアクター柳田やなぎだ英一ひでかず[出典しゅってん 27]柳田やなぎだは、ジュニアのスーツアクターをつとめたやぶけんりゅう弟子でしにあたる[34][5]当初とうしょ岡田おかだゆういちが予定よていされていたが急遽きゅうきょ降板こうばんし、映画えいがREX 恐竜きょうりゅう物語ものがたり』(1993ねん)でスーツアクターの経験けいけんがあった柳田やなぎだ起用きようされた[37]
  • 書籍しょせき『ゴジラvsデストロイアちょう全集ぜんしゅう』では、デストロイアはミクロオキシゲンでかした相手あいて細胞さいぼう吸収きゅうしゅうすることができると説明せつめいしており、ジュニアにくちしていたのはそく歩行ほこう怪獣かいじゅうがた完全かんぜんたい)に進化しんかするためだったのではないかと推測すいそくしている[38]

飛翔ひしょうたい[編集へんしゅう]

しょもと
デストロイア
飛翔ひしょうたい[出典しゅってん 28][注釈ちゅうしゃく 10]
全長ぜんちょう 65 m[出典しゅってん 30]
つばさちょう 80 m[出典しゅってん 31]
体重たいじゅう 1まん5せん t[出典しゅってん 32]
出現しゅつげん 品川しながわえき周辺しゅうへん[14]

集合しゅうごうたい飛行ひこうするために必要ひつようおうじて変身へんしんした形態けいたい[20][12]出現しゅつげん地点ちてんはクリーンセンター→品川しながわ天王てんのうしゅうアイル[9]

かお昆虫こんちゅうのようなかたちから爬虫類はちゅうるいのようなかたちわり、頭部とうぶにはおおきなかくえているなど、完全かんぜんたいちかかたちになっている[12]体重たいじゅう集合しゅうごうたいから変化へんかしていない。りょうかた触手しょくしゅ胴体どうたいあいだまく形成けいせいされ、主翼しゅよくとなる。あしからミクロオキシゲンを噴出ふんしゅつして飛行ひこうする[出典しゅってん 33]

集合しゅうごうたい同様どうようくちからオキシジェンデストロイヤー・レイ[20](ミクロオキシゲン光線こうせん[15][11])をくことも可能かのう[39]飛行ひこうしながらの体当たいあたり攻撃こうげきはジュニアを転倒てんとうさせるほどの威力いりょく発揮はっきする[39][11]

集合しゅうごうたいからこの形態けいたい随意ずいい変化へんかできる[16][12]品川しながわえき周辺しゅうへん襲撃しゅうげきし、ジュニアの反撃はんげきけるとこの姿すがた変化へんかしてげようとするが、ジュニアのちの放射ほうしゃ熱線ねっせん直撃ちょくげきして品川しながわ火力かりょく発電はつでんしょ墜落ついらくして敗北はいぼく[20]爆発ばくはつまれた。

かん全体ぜんたい[編集へんしゅう]

しょもと
デストロイア
かん全体ぜんたい[出典しゅってん 34][注釈ちゅうしゃく 11]
ぜんこう 120 m[出典しゅってん 35]
全長ぜんちょう 230 m[出典しゅってん 36]
つばさちょう 210 m[出典しゅってん 37]
体重たいじゅう 8まん t[出典しゅってん 38]
出現しゅつげん 東京とうきょうわん[40]

ジュニアのDNAと、品川しながわ火力かりょく発電はつでんしょから吸収きゅうしゅうしたエネルギー、ジュニアの熱線ねっせん影響えいきょう進化しんか異常いじょう促進そくしんした結果けっか、ミクロオキシゲンがオキシジェン・デストロイヤーに変性へんせいしたことで変化へんかした最終さいしゅう進化しんか形態けいたい[20][3]出現しゅつげん地点ちてん品川しながわ火力かりょく発電はつでんしょ羽田空港はねだくうこう国際こくさい展示てんじじょう[9]

甲殻こうかくるいのようであった集合しゅうごうたいまでとことなり、直立ちょくりつそく歩行ほこうりょううでがあり、背中せなかには大小だいしょう4まいつばさった姿すがたになっている[12]地上ちじょうりたさいには巨大きょだいつばさたたんでいる[12]ひざつめは3ほんで、ひざなどには多数たすうあし合体がったいして2ほんあし形成けいせいしたことをうかがわせるつめえている[12]足型あしがた六角形ろっかっけいで、通常つうじょう生物せいぶつ進化しんかとはことなる存在そんざいであることをあらわしている[12]かお飛行ひこうたいており、3ついきばくちえている[12]体液たいえきいろ緑色みどりいろ[12]

集合しゅうごうたい同様どうよう頭部とうぶのスリットなど全身ぜんしんいたるところからガスのようなものを噴出ふんしゅつしている[12]大幅おおはば変身へんしんずに陸海空りくかいくう活動かつどうできるようになり、頭部とうぶかく先端せんたんやっとこじょう尻尾しっぽするどつめなどを武器ぶきとしてゴジラたたかいをいどむ。くち腹部ふくぶからオキシジェンデストロイヤーレイ[出典しゅってん 39](オキシジェン・デストロイヤー・レイ[出典しゅってん 40])はより強力きょうりょくなものにわり、長時間ちょうじかん照射しょうしゃすればゴジラを一撃いちげきでダウンさせられる。また、発光はっこうする一本いっぽんかくからミクロオキシゲンを放出ほうしゅつして形成けいせいしたエネルギーのてききざヴァリアブル・スライサー[出典しゅってん 41](ヴァリアヴル・スライサー[16])をもちい、尻尾しっぽ獲物えもの身体しんたいからめて体内たいないのエネルギーを吸収きゅうしゅうすることもできる[45]

さか品川しながわ火力かりょく発電はつでんしょほのおなかから出現しゅつげんし、羽田空港はねだくうこう飛来ひらいしてジュニアをさらったのち有明ありあけ上空じょうくう空中くうちゅうからとして瀕死ひんし重傷じゅうしょうわせ、その光景こうけいいかくるったゴジラと対峙たいじする。肉弾にくだんせんでゴジラを圧倒あっとうし、きずりまわしたままうみとすなど優位ゆういたたかいをすすめるが、かくエネルギーが暴走ぼうそうしていたゴジラにたいしてはオキシジェン・デストロイヤーすら決定けっていとなりえず、ゴジラの猛攻もうこうかさなって徐々じょじょ劣勢れっせいとなり、むね開口かいこう熱線ねっせん集中しゅうちゅう攻撃こうげき破砕はさいされ、大量たいりょう出血しゅっけつ吐血とけつ[注釈ちゅうしゃく 12]いたる。四散しさんしたとおもわれたその直後ちょくご複数ふくすう分裂ぶんれつたい[出典しゅってん 42]分裂ぶんれつしてゴジラを攻撃こうげきするが、全滅ぜんめつさせられてなおも再生さいせいし、ゴジラへのさん度目どめたたかいをいどむ。

メルトダウン寸前すんぜんのゴジラからはなたれたこれまで以上いじょう強力きょうりょくなハイパー熱線ねっせん[46]や、ゴジラ自身じしんからはなたれる猛烈もうれつ熱量ねつりょうによって全身ぜんしんかれたうえ、熱線ねっせん連続れんぞくけて顔面がんめん胸部きょうぶくだかれるほどめられる。たまらず空中くうちゅう逃走とうそうはかるが、スーパーXIIIちょう低温ていおんレーザーほう冷凍れいとうメーサー戦車せんしゃ集中しゅうちゅう攻撃こうげきによって傷口きずぐちから内部ないぶちょう低温ていおんさらされたうえ、つばさ破壊はかいされてちからうしな地上ちじょう墜落ついらくし、ばくさんした。

  • スーツアクターは播谷あきら[出典しゅってん 43]。ゴジラからけむり演出えんしゅつ炭酸たんさんガスをもちいているため、播谷もレギュレータ装着そうちゃくしてえんじた[48]。また、つばさのバランスがりづらいため、着用ちゃくようはスーツをうえからった状態じょうたいはいっている[48]
  • 書籍しょせき『ゴジラVSデストロイアちょう全集ぜんしゅう』では、完全かんぜんたいでのミクロオキシゲン噴出ふんしゅつりょう幼体ようたいの500ばいとしている[38]
  • この完全かんぜんたいがデストロイアのいちおう最終さいしゅう形態けいたいとされているが、映画えいがパンフレットには、この状態じょうたい進化しんかまる保証ほしょうはないとかれている[1]

制作せいさく[編集へんしゅう]

創作そうさく経緯けいい[編集へんしゅう]

企画きかく当初とうしょは、初代しょだいゴジラ亡霊ぼうれいとなってあらわれるゴーストゴジラてき怪獣かいじゅうとして検討けんとうされていたが、メカゴジラスペースゴジラなどゴジラにせた怪獣かいじゅう登場とうじょうつづいていたことから却下きゃっかされ、そのわりにだい1さく要素ようそからオキシジェン・デストロイヤーをもとにしたしん怪獣かいじゅうとして創作そうさくされた[出典しゅってん 44]。『VSデストロイア』の原型げんけいとなる企画きかくしょおよび脚本きゃくほん『ゴジラVSバルバロイ』を執筆しっぴつした特撮とくさつはん監督かんとく助手じょしゅおかひできは、のスタッフによる企画きかくあんではゴジラをなせるのにオキシジェン・デストロイヤーを使用しようしていたことがだい1さく『ゴジラ』の根幹こんかん否定ひていすることになるとかんがえ、オキシジェン・デストロイヤーを怪獣かいじゅう出自しゅつじむすびつけた[7]

特技とくぎ監督かんとく川北かわきた紘一こういちは、デストロイアを「きたオキシジェン・デストロイヤー」と定義ていぎしており[49]、「ゴジラす」というテーマにふさわしい相手あいてとしている[51]脚本きゃくほん担当たんとうした大森おおもり一樹かずきは、だい1さくでオキシジェン・デストロイヤーについての科学かがく考証こうしょう明確めいかくであったため、それを現代げんだいにつなげるのがむずかしかったとべており、オキシジェン・デストロイヤーが直接ちょくせつ作用さようしたのではなく、酸素さんそ破壊はかいされたことにより酸素さんそ時代じだい生物せいぶつよみがえったという設定せっていになった[49]。また、オキシジェン・デストロイヤーから誕生たんじょうしたことと、オキシジェン・デストロイヤーをけるようになるのは大森おおもり自身じしんもよくわからないとべている[49]川北かわきたは、うら設定せっていとして太平洋戦争たいへいようせんそう終戦しゅうせん東京とうきょうわん投棄とうきされた理化学研究所りかがくけんきゅうしょサイクロトロン残留ざんりゅうしていた放射能ほうしゃのう東京湾とうきょうわん海底かいてい甲殻こうかくるい影響えいきょうをおよぼしデストロイアの誕生たんじょうつながったと想定そうていしていることをかたっている[52]

物語ものがたり序盤じょばんでは、オキシジェン・デストロイヤーの使用しようめぐ葛藤かっとう人間にんげんがわドラマの中心ちゅうしんとなっているが、デストロイアの登場とうじょう以後いごはフェードアウトして明確めいかく結論けつろんされておらず[49]川北かわきたはデストロイアの存在そんざいがゴジラのやミクロオキシゲンをめぐ物語ものがたりにマッチしていたのか遊離ゆうりしてしまったのか判断はんだんしかねるむねかたっている[51]

製作せいさく初期しょきにはバルバロイ検討けんとうされていたが[出典しゅってん 45]、ギリシアで「野蛮やばんじん」という蔑称べっしょう意味合いみあいもあったことから変更へんこうされた[出典しゅってん 46][注釈ちゅうしゃく 13]おか企画きかくしょでは、古代こだいギリシアで「のこされた最後さいご希望きぼう」を意味いみするものと記述きじゅつしていたがこれは完全かんぜん創作そうさくであり、実際じっさいにはおか高校こうこう時代じだい執筆しっぴつした脚本きゃくほんから流用りゅうようした名称めいしょうであった[7]。これをけて製作せいさく富山とみやま省吾しょうごは、デスエックス[50]など、「デス」や「デッド」など連想れんそうさせる言葉ことばかんした名前なまえ多数たすう検討けんとうしたのち、オキシジェン・デストロイヤーをすじったデストロイアとした[7][注釈ちゅうしゃく 14]富山とやまは、「デストロイヤー」ではプロレスラーのザ・デストロイヤーなどがいたが、「デストロイア」であれば前例ぜんれいがなかったとべている[56]

変身へんしん成長せいちょうする怪獣かいじゅう」は、プロデューサーの田中たなか友幸ともゆき長年ながねんあたためていたアイディアであった[1][7][注釈ちゅうしゃく 15]川北かわきたは、5形態けいたい変貌へんぼうがデストロイアのキャラクターせい象徴しょうちょうしているとべており、得体えたいれなさやつかみどころのなさを表現ひょうげんしている[51][45]。また、成長せいちょう巨大きょだいするという設定せっていは、メルトダウンへかって暴走ぼうそうしているゴジラとの対比たいひ意図いとしていた[52]

デザイン[編集へんしゅう]

デザインは幼体ようたいから飛行ひこうたい吉田よしだみのるかん全体ぜんたい岡本おかもと英郎ひでおによる[出典しゅってん 47][注釈ちゅうしゃく 16]吉田よしだは、完成かんせいまでの経緯けいいからだれがデザインしたとはいがたいものになったとべており[53]岡本おかもとのデザイナーの要素ようそをまとめげて完成かんせいさせたとべている[59]。ゴジラシリーズの常連じょうれんデザイナーである西川にしかわしん監督かんとく助手じょしゅ中野なかの陽介ようすけ、『ゴジラvsビオランテ』(1989ねん)の原案げんあん手掛てがけた小林こばやし晋一郎しんいちろうなどもデザインあんえがいていた[61]西川にしかわは、吉田よしだ岡本おかもとらの画稿がこうへの着色ちゃくしょく手掛てがけた[62]

当初とうしょ川北かわきたはいわゆる怪獣かいじゅう体型たいけいではない奇抜きばつ形態けいたい要望ようぼう[53][4]、CGやみさおえんじ駆使くししたものを検討けんとうしていたが、最終さいしゅう形態けいたいのみは従来じゅうらいがたぐるみ怪獣かいじゅうとすることを指示しじされ、目論見もくろみくずれたという[53][注釈ちゅうしゃく 17]甲殻こうかくるいのイメージでまとめられる以前いぜん生物せいぶつんで成長せいちょうするという設定せっていで、エビなどの甲殻こうかくるい海中かいちゅう生物せいぶつ大型おおがた哺乳類ほにゅうるいやサメやウミウシなどのうみ生物せいぶつや軟体生物せいぶつなどさまざまな生物せいぶつわせたデザインがえがかれており[出典しゅってん 48]、そのあんなかにはアンギラスガイガン、『ガンヘッド』のエアロボットをしたものも存在そんざいした[出典しゅってん 49]名称めいしょうがバルバロイであったころには、ひとがた四足しそく怪獣かいじゅうのデザインも存在そんざいした[出典しゅってん 50][注釈ちゅうしゃく 18]

なまよりゆきはんよしによるイラストポスターでのデザインは検討けんとう段階だんかいのデザインあんをもとにさい構成こうせいしたものであり、かれのイラストをもとに岡本おかもとがまとめげた完全かんぜんたいのデザインが決定けってい稿こうとなった[出典しゅってん 51]吉田よしだは、ポスターでははっきり姿すがた予定よていではなかったといい、事実じじつじょうなまよりゆき基本きほんイメージをつくげたとべている[53][58]とくに、ぜんかたぶけ姿勢しせい背中せなかつばさなまよりゆきのデザインがオリジナルであるという[53]胸元むなもとは、のっぺりとした平面へいめんきら川北かわきた意見いけんにより、複雑ふくざつ形状けいじょうとなった[65]

西川にしかわによるデザインあんでは、制作せいさく作品さくひんモスラVSバガン』でのバガンのデザインあん流用りゅうようしたものもあった[63]。そのほか、ガスじょうのオキシジェン・デストロイヤーをはなつという設定せっていえがかれたものもあったが、同年どうねん地下鉄ちかてつサリン事件じけん発生はっせいした影響えいきょうにより、採用さいようとなった[63]

幼体ようたいおよび集合しゅうごうたい胴体どうたい下部かぶあしは、スーツアクターのあしかくすためにおおけられた[58]

飛翔ひしょうたいは、完全かんぜんたい途上とじょうというイメージからかお完全かんぜんたいせたものとしていたため、実際じっさいげきちゅうでは集合しゅうごうたい飛翔ひしょうたい変化へんか交互こうごおこなうかたちになり、吉田よしだはそのたび口元くちもとわってしまうことがになったとべている[58]

完全かんぜんたいは、頭部とうぶバラゴンかくみみをイメージしており、デザインでは体型たいけいまえかたぶけ姿勢しせいえがかれていた[5][66]吉田よしだは、完全かんぜんたい頭部とうぶ漫画まんがデビルマン』のデビルマンのシルエットに酷似こくじしてしまったことがになったとべている[58]

完全かんぜんたい腹部ふくぶディテールは、造型ぞうけい段階だんかい川北かわきたからの要望ようぼうにより吉田よしだ追加ついかでデザインした[58]

造形ぞうけい[編集へんしゅう]

造形ぞうけいモンスターズ[出典しゅってん 52][注釈ちゅうしゃく 19]。デザインが難航なんこうしたため、製作せいさく期間きかん集合しゅうごうたい飛行ひこうたい完全かんぜんたい同時どうじ進行しんこうで40にちというみじか期間きかんとなり[注釈ちゅうしゃく 20]総勢そうぜい22めいのスタッフがあつめられた[47][注釈ちゅうしゃく 21]同社どうしゃ若狭わかさ新一しんいちは、形態けいたいごとに造型ぞうけいのテイストがことならないようすべてけたが[出典しゅってん 53]徹夜てつやなんばんつづいたうえ、さい作業場さぎょうばのコンクリートのゆかであったなど、もっともきつい仕事しごとであったと述懐じゅっかいしており、通常つうじょうは3かげつから4かげつかける作業さぎょうであったとべている[70][5]

幼体ようたい集合しゅうごうたいぐるみのボディは、おな粘土ねんど原型げんけいからつくられた[出典しゅってん 54][注釈ちゅうしゃく 22]なかから操作そうさできるのは胴体どうたいつめのみで、集合しゅうごうたい触手しょくしゅあしつめは、みさおえんじによる[出典しゅってん 55]幼体ようたい集合しゅうごうからだともぐるみのほか、メカ内蔵ないぞうのものやアップようのギミックきの頭部とうぶのみのものなども用意よういされた[出典しゅってん 56]。メカ内蔵ないぞうのものははらした中心ちゅうしんあしさき移動いどうようのキャスターをけ、そうさせている[出典しゅってん 57][注釈ちゅうしゃく 23]。ゴジラジュニアとの戦闘せんとうシーンのアップでは、ハサミやツメなどのパーツのみをもちいている[77][78]川北かわきたは、集合しゅうごうたいのスーツは形状けいじょうゆえにうごかしづらく苦労くろうしたむねかたっている[34][36]。デザインを担当たんとうした吉田よしだも、完成かんせいした映像えいぞううごかすのに苦労くろうしていたかんじがつたわったといい、本編ほんぺんはんにはもうわけなくおもったとかたっている[58]。メカ内蔵ないぞうのものは、火炎かえん放射ほうしゃのシーンで実際じっさいやされた[65]

パトカーないのゆかりをおそうシーンには、頭部とうぶのみのギニョールがもちいられた[出典しゅってん 58]。ギニョールの操作そうさ本編ほんぺん助監督じょかんとく熊澤くまさわちかいじんによる[出典しゅってん 59]

巨大きょだいした幼体ようたい造形ぞうけいぶつは、本編ほんぺん造形ぞうけいぶつの1/2.5サイズのものが2たいつくられた[60][20]遠景えんけいには、バンダイソフビ人形にんぎょう試作しさくひん使用しようされた[出典しゅってん 60]若狭わかさによれば、バンダイの担当たんとうしゃってきたものを助監督じょかんとく鈴木すずき健二けんじて、翌日よくじつ大量たいりょうってくるよう注文ちゅうもんしたという[69]。ゴジラにむらがるシーンでは、1/2.5サイズの幼体ようたい改造かいぞうしたパペット1たい使用しようされ[出典しゅってん 61]合成ごうせい無数むすうやしている[出典しゅってん 62]

飛翔ひしょうたい原型げんけいは、コスモプロダクションの八木やぎ将勝まさかつ手掛てがけた[出典しゅってん 63]内部ないぶメカはレプリカが担当たんとう[出典しゅってん 64]みさおえんじようのみで、スーツは存在そんざいしない[85]かおはラジコンギミックを内蔵ないぞうし、やトゲはケミカルソフト(軟質なんしつウレタン)のちゅうがたつくられた[85][66]

完全かんぜんたいのスーツは、モンスターズの伊藤いとう成昭しげあき中心ちゅうしん製作せいさくされた[出典しゅってん 65]戦闘せんとうでのダメージ描写びょうしゃ破損はそんおおかったため、アクションのたびに修復しゅうふくされていた[1]伊藤いとうは、自身じしん愛好あいこうする『デビルマン』や『すごおう』などの永井豪ながいごう作品さくひんのイメージが造形ぞうけい根幹こんかんにあったとべている[66]あしは、そこにウレタンをった長靴ながぐつあさ補強ほきょうし、ウレタンをけて造形ぞうけいしている[65][87]つばさはず可能かのう[88]加工かこうした発泡はっぽうポリエチレンをラテックスで仕上しあげている[出典しゅってん 66]若狭わかさは、つばさ処理しょり難航なんこうしたと述懐じゅっかいしている[69]。スーツとはべつ尻尾しっぽが1つつくられ、ゴジラのくびめつけるシーンでもちいられた[20]

塗装とそうには自動車じどうしゃよう塗料とりょうもちいられた[出典しゅってん 67]若狭わかさは、『ゴジラvsメカゴジラ』でのファイヤーラドン配色はいしょく納得なっとくできていなかったため、それを改善かいぜんすべく川北かわきたこのみの発色はっしょくであるしん塗料とりょうもちいたという[69]たいこうせいたかいためほこりにもつよく、水洗みずあらいのみでよごれをとすことができるようになった[65]幼体ようたい集合しゅうごうたいでは色味いろみえている[66]

口内こうない粘液ねんえきは、保冷ほれいざい中身なかみもちいて表現ひょうげんしている[66]

完全かんぜんたい集合しゅうごうたいは、みさおえんじようの1/3サイズも制作せいさくされた[出典しゅってん 68]当初とうしょ幼体ようたい兼用けんよう集合しゅうごうたいが1たいのみであったが、クランクインしてから必要ひつようしょうじたため、完全かんぜんたいともう1たい集合しゅうごうたい追加ついかされた[65]。これらは撮影さつえい期間きかんちゅう、ピアノせんつながれた状態じょうたいでスタジオに設置せっちされていたが、盗難とうなんった[74][91]

微小びしょうたいはCGでえがかれた[出典しゅってん 69]造型ぞうけい予定よていもあったが、マケットのみで本番ほんばんようにはつくられず、CGモデルの参考さんこうもちいられたもののみとなった[出典しゅってん 70]

完全かんぜんたいのスーツは、2003ねんに『CRゴジラ』の撮影さつえい使用しようされたのち、2017ねん時点じてん頭部とうぶのみ東宝とうほう倉庫そうこ保管ほかんされているのが確認かくにんされている[92][93]。そのほか、完全かんぜんたいの1/3モデル、幼体ようたい集合しゅうごうたい)の小型こがたモデル2たいかく欠損けっそんした飛翔ひしょうたいのモデル、幼体ようたいのソフビ人形にんぎょうなどが保管ほかんされている[92][93]。2016ねん開催かいさいされたイベント「特撮とくさつのDNAてん」では、スーツとおながたから制作せいさくされた頭部とうぶつめや、伊藤いとう成昭しげあき撮影さつえいようとはべつ制作せいさくした頭部とうぶプロップなどが展示てんじされた[94]

撮影さつえい演出えんしゅつ[編集へんしゅう]

人間にんげんおそ幼体ようたい撮影さつえい本編ほんぺんはん担当たんとうした[出典しゅってん 71]当初とうしょ特撮とくさつはん担当たんとうする予定よていであったがスケジュールの都合つごうから変更へんこうとなり[28]本編ほんぺんはん撮影さつえい実数じっすう50にちのうち、20日はつかちかくが幼体ようたいのシーンについやされた[81][28]幼体ようたいのスーツは、高所こうしょ作業さぎょうしゃもちいてみさおえんじしている。監督かんとく大河原おおかわら孝夫たかおによれば、幼体ようたい造形ぞうけいぶつ仕上しあがったのは撮影さつえい当日とうじつ夕方ゆうがたであり、稼働かどうチェックのんでいない状態じょうたいうごかしたところタコおどりのようになってしまい、特殊とくしゅみさおえんじ鳴海なるみさとし指導しどうにより撮影さつえいにこぎつけられたと述懐じゅっかいしている[95]鳴海なるみは、通常つうじょうではおおきすぎてあつかえないレベルであったといい、ワイヤーの範囲はんいないでしかうごかせず、えんうごきになってしまうのがばれないように撮影さつえいしてもらったとかたっている[28]

幼体ようたいでのミクロオキシゲン光線こうせんは、現場げんば撮影さつえいしたガスに光線こうせんのエフェクトをくわえており、作画さくが合成ごうせい手間てま軽減けいげんしている[51]巨大きょだいは、白色はくしょくのままではにならないことから、むらさきけいいろくわえられた[51]特殊とくしゅ部隊ぶたいいんがミクロオキシゲン光線こうせんびせられる描写びょうしゃは、全身ぜんしんけるようなグロテスクな表現ひょうげんけ、光線こうせんのパワーが渦巻うずまいて背中せなかからすというイメージとなった[81]

飛翔ひしょうたい品川しながわ天王てんのうしゅう上空じょうくう出現しゅつげんするシーンは脚本きゃくほんになく、川北かわきた避難ひなんする一般人いっぱんじん演出えんしゅつするために追加ついかした[51]新幹線しんかんせんならぶシーンでは、あえてデストロイアのほうおそくしている[51]

かく形態けいたい変貌へんぼうシーンは、変化へんかする瞬間しゅんかん意図いとてきせておらず、観客かんきゃく想像そうぞうゆだねている[52]かん全体ぜんたい出現しゅつげんシーンでは、爆破ばくはでスーツがげてしまい、翌日よくじつりシーンまでになおされた[74][注釈ちゅうしゃく 24]。ジュニアの熱線ねっせんけて爆発ばくはつするシーンも撮影さつえいされていたが、編集へんしゅう段階だんかいでカットされた[74]

完全かんぜんたいの1/3モデルをもちいて、デストロイアが羽田空港はねだくうこう飛来ひらいするシーンも撮影さつえいされていたが、カットされた[91]

ゴジラとの戦闘せんとうシーンでは、従来じゅうらい平成へいせいVSシリーズで描写びょうしゃされてきた光線こうせんいはおさえ、切断せつだんわざによるスプラッター描写びょうしゃや、肉弾にくだんせんのぶつかりあいなどを意図いとてきれている[52]脚本きゃくほんでは分裂ぶんれつたいとなるシーンはなく[14][45]川北かわきた巨大きょだい怪獣かいじゅう同士どうしたたかいをけ、インパクトのあるバトル演出えんしゅつ意図いとしたことをべている[51][54]大森おおもりは、この描写びょうしゃについて「川北かわきた暴走ぼうそう」とひょうしている[96]

ゴジラをげるシーンでは、長距離ちょうきょりきずることで重量じゅうりょうかんしている[51]。この演出えんしゅつは、臨海りんかい部分ぶぶん埋立うめたてがフラットであったことから可能かのうとなった[51]

腹部ふくぶひらいて光線こうせんすが、弱点じゃくてんでもあるという使用しよう設定せっていもあり、撮影さつえいおこなわれた[74][83][注釈ちゅうしゃく 25]。このギミックはげきちゅう、ベイエリアにおける決戦けっせんでゴジラにこの部分ぶぶん集中しゅうちゅう攻撃こうげきされ、やぶれて大量たいりょう体液たいえきらすというシーンに流用りゅうようされた。

墜落ついらくするシーンでは、つばさ修理しゅうりよう表皮ひょうひ血糊ちのりをつけたウレタンをもちい、ボロボロになった状態じょうたい表現ひょうげんしている[74]

完成かんせい作品さくひんでは最終さいしゅうてきにカットされているが、自衛隊じえいたい撃墜げきついされたのちふたたがって自衛隊じえいたい冷凍れいとうだんけながらゴジラと戦闘せんとうつづけたすえ力尽ちからつき、ゴジラに先駆さきがけて消滅しょうめつするシーンも撮影さつえいされており[出典しゅってん 72]、DVDの特典とくてん映像えいぞう閲覧えつらんできる。川北かわきたは、物語ものがたり収束しゅうそくするにはゴジラのはなしうつさなければならなかったことをかたっている[51][83]結果けっかとして、スーパーXIIIによるデストロイアの撃退げきたいは、ゴジラシリーズで数少かずすくない自衛隊じえいたい怪獣かいじゅうにとどめをしたシーンとなった[40]脚本きゃくほんでは、ゴジラがデストロイアをかかえたままメルトダウンするという展開てんかいであった[97]

ごえは、映画えいが放射能ほうしゃのうX』を参考さんこう昆虫こんちゅう羽音はおとなどをイメージしている[51]

『ゴジラアイランド』のデストロイア[編集へんしゅう]

Xほしじんあやつ怪獣かいじゅうとして、かん全体ぜんたいのみ登場とうじょうメガロとも行動こうどうすることがおお[98]。「ゴジラの苦手にがて光線こうせん」と説明せつめいされる「オキシジェン・デストロイヤー光線こうせん」を武器ぶきにしており、直撃ちょくげきするとゴジラでもいちげきたおれる威力いりょくつ。

はつ登場とうじょうは、ジュニア誘拐ゆうかい作戦さくせん失敗しっぱいしたザグレスが、ふだとしておくむ。かなりの戦闘せんとうりょくっており、このときはゴジラ、ジュニア、モスラ、ラドン、モゲラを相手あいて互角ごかくわたう。初戦しょせんではゴジラにばされ、至近しきん距離きょり赤外線せきがいせん自動じどうほう熱線ねっせんびて爆発ばくはつしたのち、Gガードの科学かがく技術ぎじゅつはん再生さいせいされる。エネルギー抑制よくせいざい注射ちゅうしゃされたのち怪獣かいじゅう刑務所けいむしょ収監しゅうかんされるが、メガロととも脱獄だつごくして行動こうどうするようになる。映画えいが同様どうよう非情ひじょうかつ凶暴きょうぼう性格せいかくであり、ジュニアを執拗しつようおそったり、モスラのたまご襲撃しゅうげきしたりするなど、凶悪きょうあく側面そくめんつよい。物語ものがたり終盤しゅうばんでは、酸素さんそがなくても活動かつどうできるように遺伝子いでんし操作そうさされるなど、Xほしじん主力しゅりょく怪獣かいじゅうとして活躍かつやくする。

  • 前半ぜんはんは『vsデストロイア』とおなごえだが、後半こうはんもとごえにゴジラのごえぜたようなこえ変更へんこうされ、終盤しゅうばんではもとごえもどされるなど、ほん作品さくひん登場とうじょうする怪獣かいじゅうなかではごえ一定いっていしていない。
  • 造形ぞうけいぶつバンダイのソフビ人形にんぎょう

『CRゴジラ』のデストロイア[編集へんしゅう]

しんつまみカットで登場とうじょう実写じっしゃカットはオリジナル(『vsデストロイア』当時とうじのもの)のスーツを使用しよう[92]

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

注釈ちゅうしゃく[編集へんしゅう]

  1. ^ ただし、たかすぎるねつはダメ―ジになり、幼体ようたい特殊とくしゅ部隊ぶたい使つかった反動はんどうほう火炎かえん放射ほうしゃ手榴弾しゅりゅうだんにより、一部いちぶ殲滅せんめつされる。中間なかまたい飛翔ひしょうたいはゴジラジュニアのはなった熱線ねっせん撃退げきたいされる。かん全体ぜんたいはゴジラのはなったインフィニット熱線ねっせん重傷じゅうしょうわされ、逃亡とうぼうした。
  2. ^ 書籍しょせき『ゴジラほう』では、DESTROYER記述きじゅつしている[2]
  3. ^ 資料しりょうによっては、「2センチメートル - 120メートル[13]」「3ミリメートル - 230メートル[2]」「2ミリメートル - 120メートル[17][11]」と記述きじゅつしている。
  4. ^ 書籍しょせきによっては、「太古たいこ甲殻こうかくるい」と記述きじゅつしている[出典しゅってん 7]
  5. ^ 書籍しょせき宇宙船うちゅうせん別冊べっさつ GODZILLA VS DESTOROYAH』では、「20 - 30センチメートル」と記述きじゅつしている[26]
  6. ^ 書籍しょせき宇宙船うちゅうせん別冊べっさつ GODZILLA VS DESTOROYAH』では、「15キログラム」と記述きじゅつしている[26]
  7. ^ 書籍しょせき宇宙船うちゅうせん別冊べっさつ GODZILLA VS DESTOROYAH』では、うみせい生物せいぶつ溶解ようかい吸収きゅうしゅうし、その遺伝子いでんしんで進化しんかしたと記述きじゅつしている[26]
  8. ^ 資料しりょうによっては、ちゅうあいだたい記述きじゅつしている[出典しゅってん 18]
  9. ^ 書籍しょせきによってはデストロイア分離ぶんり戦法せんぽう[32]分裂ぶんれつたい[出典しゅってん 26]記述きじゅつしている。
  10. ^ 資料しりょうによっては飛行ひこうたい記述きじゅつしている[出典しゅってん 29]
  11. ^ 資料しりょうによっては、完成かんせいたい記述きじゅつしている[42]
  12. ^ カットされたシーンでは、熱線ねっせん貫通かんつうして背中せなかにくんでいる。
  13. ^ バルバロイ参照さんしょう
  14. ^ 富山とやまは、決定けっていのリミットがせまなかなやんだ電車でんしゃないっていたようにおもいついたと述懐じゅっかいしている[56]
  15. ^ モスラVSバガン参照さんしょう
  16. ^ 資料しりょうによっては、吉田よしだのみ紹介しょうかいしていた[60][53]
  17. ^ 吉田よしだ最初さいしょえがいたイメージは、その幼体ようたい飛翔ひしょうたいのイメージにがれた[58]
  18. ^ 岡本おかもとは、『フランケンシュタインの怪獣かいじゅう サンダたいガイラ』(1966ねん)のガイラをイメージしてひとがたのものをデザインしたとべている[59]岡本おかもとは、ひとがた怪獣かいじゅうおもれがあったといい、後年こうねんゴジラ2000 ミレニアム』(1999ねん)でもオルガのデザインあんとしてひとがたのものをえがいている[59]
  19. ^ 資料しりょうによっては、モンスターズとコスモプロと記述きじゅつしている[60][65]若狭わかさは、モンスターズの工房こうぼうだけでは複数ふくすう造形ぞうけいぶつをいっぺんに作業さぎょうできないため、コスモプロをり、同社どうしゃのスタッフにも手伝てつだってもらったと証言しょうげんしている[65]
  20. ^ 若狭わかさによれば、当時とうじ川北かわきたぐみでは発注はっちゅうから納品のうひんまで45日間にちかんおこなう「45にちルール」が存在そんざいしていた[69][70]
  21. ^ 内部ないぶメカの担当たんとうくわえると30にんちかくになったという[69][65]
  22. ^ 資料しりょうによっては、幼体ようたい集合しゅうごうたいはパーツのえと記述きじゅつしている[72][73]
  23. ^ 書籍しょせきだいゴジラ図鑑ずかん2』では、ひとはいったものもキャスターで移動いどうしていると記述きじゅつしている[60]
  24. ^ 書籍しょせき『ゴジラvsデストロイア コンプリーション』では、げたのは飛翔ひしょうたい造形ぞうけいぶつであると記述きじゅつしている[36]
  25. ^ 「デストロイアまぼろしはらビーム」との仮称かしょうあたえられており、DVDの特典とくてん映像えいぞう閲覧えつらんできる(ただし、映像えいぞうじょう確認かくにんできるのは瞬間しゅんかんてき胸部きょうぶ発光はっこうし、同時どうじにゴジラがばされる様子ようすのみであり、ビームよう視覚しかく効果こうかなどはくわえられていない)。

出典しゅってん[編集へんしゅう]

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