ハムカツ

ハムカツ
種類しゅるい	カツ
発祥はっしょう地ち	日本にっぽん
主おもな材料ざいりょう	ハム

ハムカツはハムに衣ころもをつけて揚あげた料理りょうり。

惣菜そうざい店みせ、肉屋にくやで売うられる。洋食ようしょく屋やで供きょうされることは少すくなく、定食ていしょく屋やや居酒屋いざかやで見みかけられる。コンビニエンスストアの拡大かくだい以前いぜんからあった中食ちゅうじきの商品しょうひんのひとつ。第だい二に次じ世界せかい大戦たいせん後ご、豚肉ぶたにくを主おもにした混合こんごう肉にく製品せいひんとして普及ふきゅうしたプレスハムを、惣菜そうざい屋やで揚あげて供きょうしたことから生うまれたといわれている。

調理ちょうり

ハムカツ

ハムカツは切きったハムに小麦粉こむぎこ（薄力粉はくりきこ）・卵たまご・パン粉ぱんこをつけて揚あげたカツレツである。

ハムを薄力粉はくりきこ、溶とき卵たまご、パン粉ぱんこの順じゅんにまぶす。または卵たまごと小麦粉こむぎこをあらかじめ混まぜた液えきにハムをくぐらせパン粉ぱんこをつける。

これを170 - 180度どの油あぶらで揚あげて調理ちょうりしたものである。ハムは厚あつ切ぎりにすることでボリュームが増ますとされ、薄切うすぎりのハムを重かさねて調理ちょうりするときもある。

卵たまごと小麦粉こむぎこを混まぜた液えきには塩しお・こしょうで味付あじつけするときもある。また、ハムに和わ辛子からしやマヨネーズなどで下味したあじをつけて調理ちょうりする場合ばあいもある。

日本にっぽんハムファイターズ

ハムカツは「ハム勝かつ」の語呂合ごろあわせで北海道ほっかいどう日本にっぽんハムファイターズのファンの間あいだでは験けん担かつぎの食たべ物ものとして浸透しんとうしている。2016年ねんの日本にっぽんシリーズで北海道ほっかいどう日本にっぽんハムファイターズは広島東洋ひろしまとうようカープと対戦たいせんしたが、対戦たいせんチームとなったカープの本拠地ほんきょち・広島ひろしまでは験けん担かつぎのためにハムカツの販売はんばいを一時いちじ的てきに中止ちゅうししたり、「ハム煮にカツ（ハムに勝かつ）」または「ハム喰くい」を販売はんばいした飲食いんしょく店てんもある。

関連かんれん項目こうもく

• カツレツ
• カツ

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