バルト・スラヴ語ご派は

バルト・スラヴ語ご派は
話はなされる地域ちいき	東ひがしヨーロッパ、バルカン半島ばるかんはんとう、バルト海ばるとかい東岸とうがん
言語げんご系統けいとう	インド・ヨーロッパ語族ごぞく バルト・スラヴ語ご派は
下位かい言語げんご	バルト語ご派は スラヴ語ご派は

バルト・スラヴ語ご派は

バルト・スラヴ語ご派は（バルト・スラヴごは、Balto-Slavic language）とは、インド・ヨーロッパ語族ごぞくのバルト語ご派はとスラヴ語ご派はを含ふくむグループである。バルト語ご派はとスラヴ語ご派はは他たの語かたり派はには見みられない、いくつかの言語げんご学がく的てき共有きょうゆう点てんをもち、最もっとも近ちかい共通きょうつうの祖語そごをもつと考かんがえられる。ほとんどのインド・ヨーロッパ語ご学者がくしゃはバルト語ご派はとスラヴ語ご派はを同一どういつの枝えだに位置付いちづけているが、政治せいじ的てきな問題もんだいからいくつかの詳細しょうさいで議論ぎろんがある。Gray & Atkinson 2003による系統けいとう樹じゅでは、両者りょうしゃはブートストラップ値ち100％で姉妹しまい群ぐんを成なす。 近年きんねんの言語げんご学者がくしゃはバルト・スラヴ語ごが東ひがしバルト語ご群ぐん、西にしバルト語ご群ぐん、スラブ語ご派はに同時どうじに三さん分岐ぶんきしたとの見方みかたを示しめしている。

バルト・スラヴ祖語そごは比較ひかく方法ほうほうによって再さい構され、インドヨーロッパ祖語そごからは、明瞭めいりょうに定義ていぎされる共有きょうゆうの音おと変化へんかによって分類ぶんるいづけられる。ある一ひとつの革新かくしん的てきな方言ほうげんが、バルト・スラヴ方言ほうげん連続れんぞく体たいからわかれ、スラヴ祖語そごとなったと考かんがえられる。