プンタ

プンタ Punta
様式ようしき的てき起源きげん	西にしアフリカ及およびカリブ海かりぶかい小しょうアンティル諸島しょとう先住民せんじゅうみん（Island Caribs）の音楽おんがく
文化ぶんか的てき起源きげん	ホンジュラス、グアテマラ、ベリーズ地域ちいきにおける18世紀せいき末まつのガリフナ音楽おんがく
使用しよう楽器がっき	シェケレ 巻貝まきがい カメの甲羅こうら コンガ スネアドラム ドラムス ガリフナの太鼓たいこ サクソフォーン エレクトリック・ギター エレクトリックベース シンセサイザー
地域ちいき的てきなスタイル
ベリーズでのプンタ - グアテマラでのプンタ - ホンジュラスでのプンタ
関連かんれん項目こうもく
ガリフナ音楽おんがく - パランダ音楽おんがく（Paranda music）

プンタ（Punta）は、祝典しゅくてんや祝祭しゅくさいの場ばで歌うたい踊おどられる、ガリフナの音楽おんがくとダンスの一いち形式けいしきである。

ダンスは、現代げんだいのセントビンセント島とうやドミニカ島とうに住すむガリフナ住民じゅうみん達たちの生活せいかつの中なかから生うまれたものである。

ホンジュラス、ベリーズ、グアテマラ、及およびニカラグアの一部いちぶ地域ちいきにおいて、最もっともよく知しられた伝統でんとう的てきなダンスはプンタで、現地げんちのガリフナの人達ひとたちは、それをバングイティ（banguity / new life という意味いみ）と呼よぶ。

プンタ発祥はっしょうの地域ちいきである中央ちゅうおうアメリカ

プンタの例れい

起源きげんと歴史れきし的てき経緯けいい

ガリフナ文化ぶんかにおいて、ガリフナの人々ひとびとは自みずからをガリナグ（Garinagu）ともガリフナ（Garifuna）とも称しょうするが、ガリフナと言いう場合ばあいは、主おもに、ガリフナ文化ぶんかや音楽おんがく、そしてダンスのことを指さすことが多おおく、人々ひとびとを指さし示しめす意味いみで使つかわれることは相対そうたい的てきに少すくない。ガリフナのダンスや音楽おんがくの代表だいひょう例れいであるプンタの起源きげんについては考かんがえられる説せつが様々さまざまある。プンタという語かたりは、ブンダ（bunda、マンデ系けいの言葉ことばで「尻しり」の意味いみ）と呼よばれる古代こだい西にしアフリカのリズムの名称めいしょうがラテン語らてんご化かしたものである。また、プンタのダンスは、クリアオ（kuliao）という呼よび名なでも知しられている。 この呼よび名なは、スペイン語ごの「culeado」（クレアド／fucked person、アナルSEXされた人ひと、の意味いみ）に由来ゆらいする。別べつの説せつでは、「from point to point」（爪先つまさきから爪先つまさき、場所ばしょから場所ばしょへ動うごく、といったニュアンス）を意味いみするスペイン語ごに由来ゆらいする、という説せつもある。

プンタのダンスは、男女だんじょのダンサーが観客かんきゃくに囲かこまれた輪わの中なかで別々べつべつに踊おどる形式けいしきで踊おどられる。男女だんじょのダンサーは向むき合あって踊おどり始はじめるが、踊おどりの動作どうさは各人かくじんが自由じゆうな振付ふりつけで踊おどるので、決きまった振付ふりつけの型かたがあるわけではないが、いつも男女だんじょの求愛きゅうあいを表あらわすダンスを踊おどり、まず、男おとこが求愛きゅうあいし、次つぎに女おんなが求愛きゅうあいし、夫おっと々が踊おどっている間あいだは片方かたがたは、その求愛きゅうあいダンスを見みている、という形式けいしき。そして、それを延々えんえんと繰くり返かえし、男女だんじょのどちらかが、疲労ひろうでもやる気きの減退げんたいでも理由りゆうは何なにであれ根負こんまけを認みとめて観客かんきゃくに取とり囲かこまれた輪わの外そとに退散たいさんし、その後ご、即座そくざにその抜ぬけた男女だんじょどちらかの代かわりに、誰だれかが輪わの中なかに入はいってきて踊おどり始はじめれば、また延々えんえんと継続けいぞくされ、誰だれも踊おどるものが出でなくなるまで、終おわることなく男女だんじょ交互こうごの求愛きゅうあいダンスは続つづけられる。

外部がいぶリンク

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