ルートヴィヒ・ミース・ファン・デル・ローエ

ルートヴィヒ・ミース・ファン・デル・ローエ
1934年ねん（撮影さつえい：ウーゴ・エルフルト）
生誕せいたん	マリア・ルートヴィヒ・ミヒャエル・ミース 1886年ねん3月27日にち ドイツ帝国ていこく プロイセン王国おうこく アーヘン
死没しぼつ	(1969-08-17) 1969年ねん8月がつ17日にち（83歳さい没ぼつ） アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく イリノイ州しゅう シカゴ
国籍こくせき	ドイツ国こく（1886年ねん – 1944年ねん） アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく（1944年ねん – 1969年ねん）
職業しょくぎょう	建築けんちく家か
受賞じゅしょう	プール・ル・メリット勲章くんしょう（1959年ねん） RIBAゴールドメダル（1959年ねん） AIAゴールドメダル（1960年ねん） 大統領だいとうりょう自由じゆう勲章くんしょう（1963年ねん）
建築けんちく物ぶつ	バルセロナ・パヴィリオン トゥーゲントハット邸てい ファンズワース邸てい シーグラム・ビルディング ベルリン国立こくりつ美術館びじゅつかん
デザイン	バルセロナチェア

ルートヴィヒ・ミース・ファン・デル・ローエ（Ludwig Mies van der Rohe、1886年ねん3月27日にち – 1969年ねん8月がつ17日にち）は、20世紀せいきのモダニズム建築けんちくを代表だいひょうする、ドイツ出身しゅっしんの建築けんちく家か。ル・コルビュジエ、フランク・ロイド・ライトと共ともに、近代きんだい建築けんちくの三さん大だい巨匠きょしょう、あるいは、ヴァルター・グロピウスを加くわえて、四よん大だい巨匠きょしょうとみなされる。

経歴けいれき

ミースは、ドイツのアーヘンに、墓石はかいしや暖炉だんろを主おもに扱あつかう石工せっこうのネーデルラント系けいの父ちちミヒャエル・ミースと母ははアマーリエ・ミース（旧姓きゅうせいファン・デル・ローエ）の息子むすことして生うまれた。大学だいがくで正式せいしきな建築けんちく教育きょういくを受うけることなく、地元じもとの職業しょくぎょう訓練くんれん学校がっこうで製図せいず工こうの教育きょういくを受うけた後のち、リスクドルフの建築けんちく調査ちょうさ部ぶで漆喰しっくい装飾そうしょくのデザイナーとして勤務きんむ。

1906年ねんにブルーノ・パウルの事務所じむしょに勤務きんむ。パウルの事務所じむしょの同僚どうりょうの紹介しょうかいにより、1907年ねんに最初さいしょの作品さくひんであるリール邸ていを手てがけている。この仕事しごとが認みとめられたことにより、1908年ねんから1912年ねんまで建築けんちく家かペーター・ベーレンスの事務所じむしょにドラフトマンとして在籍ざいせきし、建築けんちくを学まなぶことになる。1912年ねん、独立どくりつして事務所じむしょを開設かいせつ。

1913年ねん、アダ・ブルーンと結婚けっこん。アダの紹介しょうかいによりベルリン近郊きんこうの富裕ふゆう層そうの住宅じゅうたくの設計せっけいを手てがける。1927年ねん、ドイツ工作こうさく連盟れんめい主催しゅさいのシュトゥットガルト住宅じゅうたく展てんに参加さんかし、ベーレンス、ヴァルター・グロピウス、ル・コルビュジエ、ブルーノ・タウトらと共ともに、実験じっけん的てきな集合しゅうごう住宅じゅうたくを建設けんせつした。

バルセロナ・パビリオン（復元ふくげん建築けんちく）

1929年ねんのバルセロナ万国博覧会ばんこくはくらんかいで建設けんせつされたドイツ館かん、バルセロナ・パビリオン（Barcelona Pavilion）は、鉄てつとガラスで構成こうせいされ、大理石だいりせきの壁かべを配はいしたもの。モダニズムの空間くうかんを実現じつげんしたものとして、建築けんちく史上しじょう有名ゆうめい。なお、同館どうかんのためにミースがデザインしたバルセロナ・チェアもモダンデザインの傑作けっさくとして知しられる。パビリオンは、博覧はくらん会かい終了しゅうりょう後ごに取とり壊こわされたが、1986年ねんに同おなじ場所ばしょに復元ふくげんされ、「ミース・ファン・デル・ローエ記念きねん館かん」となっている。

グロピウスの推薦すいせんで、1930年ねんからバウハウスの第だい3代だい校長こうちょうを務つとめた。ナチスによってバウハウスが閉鎖へいさ（1933年ねん）された。ミース自身じしんも作風さくふうが十分じゅうぶんに「ドイツ的てき」（アーリア人じんの意い）でないとナチスに判断はんだんされた。その結果けっか、ミースはドイツ国内こくないでの依頼いらいを受うけることができなくなり、数すう年間ねんかんはほとんど建築けんちくを手てがけなかった為ため、1937年ねんにアメリカに亡命ぼうめいした。1938年ねんから58年ねん、シカゴのアーマー大学だいがく（後ごのイリノイ工科こうか大学だいがく）建築けんちく学科がっかの主任しゅにん教授きょうじゅを務つとめ、クラウン・ホールをはじめとする同どう大学だいがくのキャンパス計画けいかくを手てがけた。1944年ねんには、アメリカ市民しみん権けんを獲得かくとく。

ファンズワース邸てい

四方しほうをガラスの壁かべで囲かこんだファンズワース邸てい（1951年ねん アメリカイリノイ州しゅう）も代表だいひょう作さくの1つ。鉄骨てっこつによる構造こうぞうの特色とくしょくを活いかし、ユニバーサルな居住きょじゅう空間くうかんをもつように設計せっけいされたモダニズム建築けんちくの一いち典型てんけい。中央ちゅうおうコア部分ぶぶん以外いがいは、間仕切まじきりをもたず、外壁がいへきがすべてガラスとなっている。週末しゅうまつ別荘べっそうとして建たてられたもので、建設けんせつ費ひが当初とうしょ予算よさんを大幅おおはばに超こえたため、施主せしゅのエディス・ファンズワースと訴訟そしょう沙汰ざたになったがミースが勝訴しょうそした。2003年ねんにオークションに出だされ、地元じもとのナショナルトラストが取得しゅとくした。

シーグラム・ビルディング

超ちょう高層こうそうビルの実じつ作品さくひんとして、ニューヨークのシーグラム・ビルディング（1958年ねん竣工しゅんこう）があるが、モダニズムの超ちょう高層こうそうビルの中なかでは、SOMのリーバ・ハウス（1952年ねん竣工しゅんこう）と並ならんで、最もっとも優すぐれたデザインの超ちょう高層こうそうビルともいわれている。

他たの代表だいひょう作さくに、ブルノのトゥーゲントハット邸てい（1930年ねん チェコスロヴァキア）、レイクショアドライブ・アパートメント（1951年ねん シカゴ）、ベルリン国立こくりつ美術館びじゅつかん・新しんギャラリー（1968年ねん 西にしベルリン）などがある。

作品さくひん

レイクショアドライブ・アパートメント

イリノイ工科こうか大学だいがくクラウンホール

トゥーゲントハット邸てい

ベルリン国立こくりつ美術館びじゅつかん・新しんギャラリー

バルセロナチェア

スパルタクス団だん蜂起ほうきの記念きねん碑ひ

建築けんちく

名称めいしょう	竣工しゅんこう年ねん	所在地しょざいち	国くに	備考びこう
リール邸てい	1907年ねん	ポツダム	ドイツ
ペルルス邸てい	1911年ねん	ベルリン	ドイツ
ヴェルナー邸てい	1913年ねん	ベルリン	ドイツ
ウルヴィッヒ邸てい	1917年ねん	ポツダム	ドイツ
フリードリヒ街がいのオフィスビル案あん	1921年ねん	ベルリン	ドイツ	実現じつげんせず
ガラスのスカイスクレーパー案あん	1922年ねん		ドイツ	実現じつげんせず
ケンブナー邸てい	1922年ねん	ベルリン	ドイツ
アイヒシュテット邸てい	1922年ねん	ベルリン	ドイツ
フェルドマン邸てい	1922年ねん	ベルリン	ドイツ
ライダー邸てい	1923年ねん	ヴィースバーデン	ドイツ
煉瓦れんが造づくり田園でんえん住宅じゅうたく案あん	1924年ねん			計画けいかく案あん
ヴォルフ邸てい	1925年ねん	グーベン	ポーランド	現存げんそんせず
モスラー邸てい	1926年ねん	ポツダム	ドイツ
アフリカ通どおりの集合しゅうごう住宅じゅうたく	1927年ねん	ベルリン	ドイツ
ヴァイセンホーフ・ジードルング	1927年ねん	シュトゥットガルト	ドイツ
バルセロナ・パビリオン	1929年ねん	バルセロナ	スペイン
ランゲ邸ていとエスタース邸てい	1930年ねん	クレーフェルト	ドイツ
トゥーゲントハット邸てい	1930年ねん	ブルノ	チェコ
レムケ邸てい	1932年ねん	ベルリン	ドイツ
フェルサイダック社しゃ絹きぬ工場こうじょう	1936年ねん	クレーフェルト	ドイツ
イリノイ工科こうか大学だいがく鉱物こうぶつ金属きんぞく研究けんきゅう棟とう	1943年ねん	シカゴ	アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
イリノイ工科こうか大学だいがく工学こうがく研究けんきゅう棟とう	1945年ねん	シカゴ	アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
イリノイ工科こうか大学だいがく同窓どうそう会館かいかん	1946年ねん	シカゴ	アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
イリノイ工科こうか大学だいがくウィシュニック・ホール	1946年ねん	シカゴ	アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
イリノイ工科こうか大学だいがくペルスタイン・ホール	1946年ねん	シカゴ	アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
プロモントリィ・アバートメント	1949年ねん	シカゴ	アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
イリノイ工科こうか大学だいがくボイラー棟とう	1950年ねん	シカゴ	アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
イリノイ工科こうか大学だいがくガス工学こうがく研究所けんきゅうじょ	1950年ねん	シカゴ	アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
シェリダン-オークデイル・アパートメント	1951年ねん	シカゴ	アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
レイクショア・ドライブ・アパートメント	1951年ねん	シカゴ	アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
アルゴンキン・アパートメント	1951年ねん	シカゴ	アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
ファンズワース邸てい	1951年ねん	プレイノ	アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
ロバート・H・マコーミック邸てい	1952年ねん	エルムハースト	アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく	現げんエルムハースト美術館びじゅつかん
イリノイ工科こうか大学だいがく機械きかい工学こうがく棟とう	1952年ねん	シカゴ	アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
イリノイ工科こうか大学だいがくカー・メモリアル・チャペル	1952年ねん	シカゴ	アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
イリノイ工科こうか大学だいがくアメリカ鉄道てつどう協会きょうかい事務じむ棟とう	1953年ねん	シカゴ	アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
イリノイ工科こうか大学だいがくカルマンホール	1953年ねん	シカゴ	アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
ヒューストン美術館びじゅつかんカリナンホール	1954年ねん	ヒューストン	アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
イリノイ工科こうか大学だいがくカニンガムホール	1955年ねん	シカゴ	アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
イリノイ工科こうか大学だいがくベイリーホール	1955年ねん	シカゴ	アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
イリノイ工科こうか大学だいがく学生がくせい食堂しょくどう	1955年ねん	シカゴ	アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
イリノイ工科こうか大学だいがくクラウンホール	1956年ねん	シカゴ	アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
エスプラネード アパートメント	1956年ねん	シカゴ	アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
コモンウエルス・プロムナード・アパートメント	1956年ねん	シカゴ	アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
イリノイ工科こうか大学だいがく物理ぶつり学がく・電気でんき工学こうがく研究けんきゅう棟とう	1957年ねん	シカゴ	アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
イリノイ工科こうか大学だいがくシーゲル・ホール	1957年ねん	シカゴ	アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
シーグラム・ビルディング	1958年ねん	ニューヨーク	アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
ヒューストン美術館びじゅつかんキャロライン・ワイス・ロウ棟とう	1958年ねん	ヒューストン	アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
1959 ニコレット・プレイス	1959年ねん	デトロイト	アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
パビリオン＆コロネード・アパートメント	1960年ねん	ニューアーク	アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
バカルディ・ビル	1961年ねん	メキシコシティ	メキシコ
ハイフィールド・ハウス・アパートメント	1961年ねん	ボルチモア	アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
ワン・チャールズ・センター	1962年ねん	ボルチモア	アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
トゥーエル・スール・リーヴ	1962年ねん	モントリオール	カナダ
ホーム・フェデラル貯蓄ちょちく貸付かしつけ組合くみあいビル	1962年ねん	デモイン	アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
2400 レイクビュー・アパートメント	1963年ねん	シカゴ	アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
モリス・グリーンウォルド邸てい	1963年ねん	ウェストン	アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
ラファイエット・パーク	1963年ねん	デトロイト	アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
シカゴ大学だいがく社会しゃかい福祉ふくし管理かんり事務じむ棟とう	1965年ねん	シカゴ	アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
ドレイク大学だいがくメレディス・ホール	1965年ねん	デモイン	アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
デュケイン大学だいがくリチャード・キング・メロン科学かがく館かん	1968年ねん	ピッツバーグ	アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
ベルリン美術館びじゅつかん 新しんナショナルギャラリー	1968年ねん	ベルリン	ドイツ
ウエストモント・スクエア・センター	1968年ねん	ウエストマウント	カナダ
トロント・ドミニオン・センター	1969年ねん	トロント	カナダ
ナン島とうのガソリンスタンド	1969年ねん	モントリオール	カナダ
ワン・イリノイ・センター	1970年ねん	シカゴ	アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
マーティン・ルーサー・キング・ジュニア記念きねん図書館としょかん	1972年ねん	ワシントンD.C.	アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
IBMオフィスビル	1973年ねん	シカゴ	アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
シカゴ連邦れんぽうセンター	1973年ねん	シカゴ	アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
ヒューストン美術館びじゅつかんブラウン・パビリオン増築ぞうちく	1974年ねん	ヒューストン	アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく

家具かぐ

• 1927年ねん MRダイニングチェア
• 1929年ねん バルセロナチェア
• 1930年ねん ブルノチェア
• 1930年ねん トゥーゲントハット・アームチェア
• 1932年ねん MRシェーズロング

記念きねん碑ひ

• スパルタクス団だんのローザ・ルクセンブルクとカール・リープクネヒトのための記念きねん碑ひ（革命かくめい記念きねん碑ひ）を設計せっけい。しかし、1935年ねんにナチスにより破壊はかいされ、現存げんそんしない。

起用きようされなかった作品さくひん

• ゲルマニア計画けいかく - ナチスに嫌きらわれたバウハウス出身しゅっしんであったが、ベルリン改造かいぞう計画けいかくデザイン担当たんとう候補こうほに最後さいごまで挙あがっていた。

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  リール邸てい
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  ウルヴィッヒ邸てい
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  フリードリヒ街がいのオフィスビル案あん
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  ヴァイセンホーフ・ジードルング
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  ランゲ邸てい
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  トゥーゲントハット邸てい
• 
  レムケ邸てい
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  ヒューストン美術館びじゅつかんキャロライン・ワイス・ロウ棟とう
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  ハイフィールド・ハウス・アパートメント
• 
  ラファイエット・パーク
• 
  マーティン・ルーサー・キング・ジュニア記念きねん図書館としょかん
• 
  IBMオフィスビル

日本語にほんご文献ぶんけん

胸像きょうぞう

評伝ひょうでん文献ぶんけん（1980年代ねんだい以降いこう刊かん）

• 『評伝ひょうでんミース・ファン・デル・ローエ』 フランツ・シュルツ
  　澤村さわむら明あきら訳やく、鹿島かしま出版しゅっぱん会かい、1987年ねん／新装しんそう版ばん2006年ねん－美術びじゅつ史家しかによる大著たいちょ
• 『テクトニック・カルチャー 19–20世紀せいき建築けんちくの構法の詩学しがく』 ケネス・フランプトン
  　松まつ畑はた強つよし+山本やまもと想太郎そうたろう訳やく TOTO出版しゅっぱん、2002年ねん
• 『ミース再考さいこう その今日きょう的てき意味いみ』 ケネス・フランプトン、デイヴィット・スペースほか
  　澤村さわむら明あきらほか訳やく、鹿島かしま出版しゅっぱん会かい「SDライブラリー」、1992年ねん／同どう ＜SD選書せんしょ＞、2006年ねん
• 『ミース・ファン・デル・ローエ』 デイヴィッド・スペース
  　平野ひらの哲あきら行ぎょう訳やく、鹿島かしま出版しゅっぱん会かい＜SD選書せんしょ＞、1988年ねん
• 『ミース・ファン・デル・ローエ 真理しんりを求もとめて』 高山たかやま正實まさみ、鹿島かしま出版しゅっぱん会かい、2006年ねん
  　図版ずはん解説かいせつ多数たすう、著者ちょしゃはミースに師事しじ、SOM事務所じむしょで設計せっけいに従事じゅうじ。
• 『ミース・ファン・デル・ローエの建築けんちく言語げんご』 渡辺わたなべ明あきら次じ、工学こうがく図書としょ、2003年ねん－著者ちょしゃはミース事務所じむしょ勤務きんむ
• 『ミースという神話しんわ ユニヴァーサル・スペースの起源きげん』 八束やつかはじめ、彰あきら国こく社しゃ、2001年ねん
• 『ミース・ファン・デル・ローエの戦場せんじょう その時代じだいと建築けんちくをめぐって』 田中たなか純じゅん、彰あきら国こく社しゃ、2000年ねん
• 『ミース・ファン・デル・ローエ』 上田うえだ義彦よしひこ撮影さつえい、鹿島かしま出版しゅっぱん会かい、2012年ねん、大著たいちょの写真しゃしん集しゅう
• 『ミース、オーダー、黄金おうごん比ひ ミース・ファン・デル・ローエの建築けんちく理念りねんを辿たどる』佐野さの潤一じゅんいち、丸善まるぜんプラネット、2015年ねん、新あらたなミース像ぞう

入門にゅうもん書しょほか

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  墓はか

  『ミース・ファン・デル・ローエ 建築けんちく家かの講義こうぎ』 小林こばやし克弘かつひろ訳やく、丸善まるぜん、2009年ねん
  1955年ねんと1964年ねんに、自みずからの建築けんちく理念りねんを語かたった対話たいわ録ろく、小しょう著ちょ。
• 『20世紀せいき建築けんちくの3大だい巨匠きょしょう＋バウハウス』－入門にゅうもん書しょ、写真しゃしん図版ずはん多数たすう
  マガジンハウスムック、2002年ねん／改訂かいてい版ばん2006年ねん
• 『ミース・ファン・デル・ローエ 1886－1969 空間くうかんの構造こうぞう』－入門にゅうもん書しょ、写真しゃしん多数たすう
  クレア・ジマーマン文ぶん／Chizuru Ono(大野おおの千鶴ちづる)訳やく、タッシェン・ジャパン(Taschen Japan)、2007年ねん
• 『トゥーゲントハット邸てい ― 建築けんちく家か ミース・ファン・デル・ローエ』
  栗田くりた仁ひとし文ぶん／宮本みやもと和義かずよし撮影さつえい シリーズ World Architecture、バナナブックス、2008年ねん
• 『ファーンズワース邸てい　ミース・ファン・デル・ローエ』 後藤ごとう武たけし、東京書籍とうきょうしょせき、2015年ねん

刊行かんこうが古ふるい文献ぶんけん

• 『巨匠きょしょうミースの遺産いさん』 山本やまもと学まなぶ治ち・稲葉いなば武司たけし共著きょうちょ （彰あきら国こく社しゃ、1970年ねん、新装しんそう版ばん2014年ねん）- 下記かきと共ともに多数たすう重版じゅうはん
• 『現代げんだい建築けんちくの巨匠きょしょう 20世紀せいきの空間くうかんを創造そうぞうした人ひとびと』　ピーター（ペーター）・ブレイク
  　田中たなか正雄まさお・奥平おくだいら耕造こうぞう共ども訳やく （彰あきら国こく社しゃ、1963年ねん、新版しんぱん1995年ねんほか）
  　※ ミースのほかに、ル・コルビュジェと、フランク・ロイド・ライトの三さん大だい巨匠きょしょうを扱あつかう。
• 『ミース・ファン・デル・ローエ　現代げんだい建築けんちく家かシリーズ』 二川ふたかわ幸夫ゆきお写真しゃしん、浜口はまぐち隆一りゅういち文ぶん、渡辺わたなべ明あきら次じ解説かいせつ
  　（美術びじゅつ出版しゅっぱん社しゃ、1968年ねん） －※以下いかは主おもに写真しゃしん集しゅう
• 『ミース・ファン・デル・ローエ』 ワーナー・ブレイザー編へん・解説かいせつ、渡辺わたなべ明あきら次じ訳やく（A.D.A.EDITA Tokyo、1976年ねん）
• 『ミースの家具かぐ　現代げんだいの家具かぐシリーズ 5』 ワーナー・ブレイザー編へん・解説かいせつ、長尾ながお重しげる武たけ訳わけ（A.D.A.EDITA Tokyo、1981年ねん）
• 『GA.75 ミース・ファン・デル・ローエ バルセロナ・パヴィリオン／トゥーゲントハート邸てい』二川ふたかわ幸夫ゆきお企画きかく・撮影さつえい、フリッツ・ノイマイヤー文ぶん （A.D.A.EDITA Tokyo、1995年ねん）
• 『GA.27 ミース・ファン・デル・ローエ ファンズワース邸てい』 二川ふたかわ幸夫ゆきお企画きかく・撮影さつえい、ルゥドウィッグ・グレイサー文ぶん （A.D.A.EDITA Tokyo、1974年ねん）
  • 改訂かいてい版ばん『世界せかい現代げんだい住宅じゅうたく全集ぜんしゅう30 ファンズワース邸てい』二川ふたかわ由夫よしお編へん・解説かいせつ（2020年ねん）
• 『GA.14 ミース・ファン・デル・ローエ クラウン・ホール／ベルリン国立こくりつ近代きんだい美術館びじゅつかん』二川ふたかわ幸夫ゆきお企画きかく・撮影さつえい、ルゥドウィッグ・グレイサー文ぶん （A.D.A.EDITA Tokyo、1972年ねん）

設計せっけい図ず・設計せっけい論集ろんしゅう

• 『ミース・ファン・デル・ローエ ファンズワース邸てい』 ダーク・ローハン文ぶん、北村きたむら修一しゅういち製図せいず
  　GA.DETAIL.1（ディテール1号ごう）、A.D.A.EDITA Tokyo、改訂かいてい新版しんぱん2015年ねん（初版しょはん1976年ねん、新版しんぱん2000年ねん）
• 『ミース・ファン・デル・ローエ イリノイ工科こうか大学だいがくクラウンホール』「世界せかい建築けんちく設計せっけい図ず集しゅう34」同朋どうほう舎しゃ、1984年ねん
• 『バルセロナ・パヴィリオンの空間くうかん構成こうせいの方法ほうほう』 高砂たかさご正弘まさひろ、パレードブックス、2009年ねん

外部がいぶリンク

• Mies van der Rohe Foundation -Barcelona
• Tugendhat Villa in Brno