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ムンジャン

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
ムンジャン
はなされるくに アフガニスタンの旗 アフガニスタン
話者わしゃすう 5300にん(2008ねん[1]
言語げんご系統けいとう
言語げんごコード
ISO 639-3 mnj
消滅しょうめつ危険きけん評価ひょうか
Severely endangered (Moseley 2010)
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ムンジャン(Munjhan)はインド・ヨーロッパ語族ごぞくインド・イランイランぐんひがしイランぐん南東なんとうイランぐんパミール諸語しょごぞくする言語げんごである。ムンジ(Munji)、ムンジワル(Munjiwar)、ムンジムンジャニ(Munjani)ともいう[2]ムンジムンジャニはムンジャンが由来ゆらいである。アフガニスタン北東ほくとうバダフシャーンしゅうムンジャン渓谷けいこく(Munjan)ではなされている。

パキスタンカイバル・パクトゥンクワしゅうガラムチャシュマ英語えいごばん西にしチトラルロトコフ英語えいごばん高地こうち渓谷けいこくはなされているイドガ(Yidgha)に類似るいじした言語げんごである[3]

歴史れきしてきにはいま消滅しょうめつした言語げんごとなっているバクトリア言語げんごがくてきもっとちか可能かのうせいがある[4]

ガラムチャシュマ英語えいごばん地域ちいきアフガニスタン紛争ふんそうあいだ要衝ようしょうとなった。ソビエト連邦れんぽうはアフガニスタンのバダフシャーンしゅうとパキスタンのチトラルへだてるドラフとうげ英語えいごばんきかう武器ぶきひとながれをめることはできなかった。ママルガ渓谷けいこく地域ちいきムンジャン渓谷けいこく地域ちいきはなされ、北部ほくぶ方言ほうげん南部なんぶ方言ほうげんかれていた2つの方言ほうげんあいだで、アフガニスタンでの戦争せんそうにより人々ひとびとがより安全あんぜん地域ちいきもとめてチトラルがわ逃亡とうぼうしたのち、ムンジャンもともに移動いどうしている[5]

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

  1. ^ Munji at Ethnologue (18th ed., 2015)
  2. ^ Did you know Munji is threatened?” (英語えいご). Endangered Languages. 2017ねん2がつ10日とおか閲覧えつらん
  3. ^ Risley, H.H.; E.A. Gait (1903). Report on the Census of India, 1901. Calcutta: Superintendent of Government Printing. p. 294. オリジナルの2011ねん7がつ6にち時点じてんにおけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20110706114920/http://www.chaf.lib.latrobe.edu.au/dcd/page.php?title=1901&action=next&record=1433 
  4. ^ Waghmar, Burzine K. (2001) 'Bactrian History and Language: An Overview.' Journal of the K. R. Cama Oriental Institute, 64. pp. 40-48.
  5. ^ Decker, Kendell D. (1992). Languages of Chitral. National Institute of Pakistan Studies, Quaid-i-Azam University, Islamabad, Pakistan and Summer Institute of Linguistics. p. 50 

参考さんこう文献ぶんけん[編集へんしゅう]

  • Decker, Kendall (1992). Languages of Chitral. Islamabad: National Institute of Pakistan Studies, Quaid-i-Azam University and Summer Institute of Linguistics. http://www.ethnologue.com/show_work.asp?id=32850 
  • Morgenstierne, Georg (1926). Report on a Linguistic Mission to Afghanistan. Oslo: Instituttet for Sammenlignende Kulturforskning, Serie C I-2. ISBN 0-923891-09-9