大島おおしま (長崎ながさきけん西海さいかい)

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大島おおしま
所在地しょざいち 日本の旗 日本にっぽん 長崎ながさきけん西海さいかい
座標ざひょう 北緯ほくい332ふん30びょう 東経とうけい12936ふん35びょう / 北緯ほくい33.04167 東経とうけい129.60972 / 33.04167; 129.60972
面積めんせき 12.14 km²
海岸かいがんせんちょう 45.9 km
最高さいこう標高ひょうこう 194 m
大島の位置(長崎県内)
大島
大島おおしま
大島おおしま (長崎ながさきけん)
大島の位置(日本内)
大島
大島おおしま
大島おおしま (日本にっぽん)
地図
プロジェクト 地形ちけい
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大島おおしま(おおしま)は、長崎ながさきけん中部ちゅうぶ西彼杵半島にしそのぎはんとう西方せいほうにあるしま全島ぜんとう西海さいかいぞくする。肥前ひぜん大島おおしまとも呼称こしょうされる[1]。またおな長崎ながさき県内けんない平戸ひらどにある的山大島あずちおおしまなどと区別くべつして西彼せいひ大島おおしま(せいひおおしま)とばれる場合ばあいがある。

地理ちり[編集へんしゅう]

西彼杵半島にしそのぎはんとう北部ほくぶ西海さいかい西海さいかいまちから西にし位置いちする。西彼杵半島にしそのぎはんとうとのあいだには寺島てらしま南西なんせいにはかき浦島うらしま隣接りんせつし、どちらもはしむすばれている。

概要がいよう[編集へんしゅう]

石炭せきたんそう内包ないほうするいにしえだい三紀みきそうぞくする砂岩さがんどろがんつぶてがん凝灰岩ぎょうかいがんそうからなり、断層だんそうによる丘陵きゅうりょうせい地形ちけいていする。最高峰さいこうほうひゃくごうだけ標高ひょうこう194m)。

産業さんぎょう[編集へんしゅう]

1930年代ねんだいから1970ねん昭和しょうわ45ねん)まで、炭鉱たんこう三井松島産業みついまつしまさんぎょう大島おおしま鉱業こうぎょうしょ)からの石炭せきたん産出さんしゅつしま産業さんぎょう基幹きかんとなっていた。1970ねん閉山へいざん企業きぎょう誘致ゆうちつとめ、1972ねん昭和しょうわ47ねん)から大島造船所おおしまぞうせんしょ操業そうぎょうしている。現在げんざいのう漁業ぎょぎょう大島造船所おおしまぞうせんしょにおける造船ぞうせんしゅ産業さんぎょう

交通こうつう[編集へんしゅう]

しまへのアクセス[編集へんしゅう]

ながらく西彼杵半島にしそのぎはんとう太田和おおたわこう佐世保させぼ佐世保させぼこうからのフェリー高速こうそくせんたよっていたが、1999ねん平成へいせい11ねん11月11にち大島おおしま大橋おおはし開通かいつうし、寺島てらしま寺島てらしま大橋おおはし)を西彼杵半島にしそのぎはんとうむすばれた。佐世保させぼこうからの西海にしうみ沿岸えんがん商船しょうせん高速こうそくせん現在げんざいつづ運航うんこうされている。所要しょよう時間じかんやく25ふん

島内とうない交通こうつう[編集へんしゅう]

関連かんれん項目こうもく[編集へんしゅう]

出身しゅっしん人物じんぶつ[編集へんしゅう]

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

  1. ^ 土屋つちや利行としゆき日本にっぽんノコギリクワガタ大図おおずあきら」『BE・KUWA』だい55ごうむししゃ、2015ねん4がつ21にち、27ぺーじ 

参考さんこう文献ぶんけん[編集へんしゅう]

  • 角川かどかわ日本にっぽん地名ちめいだい辞典じてん編纂へんさん委員いいんかい角川かどかわ日本にっぽん地名ちめいだい辞典じてん 42 長崎ながさきけん』1987ねん ISBN 9784040014203