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日産にっさん・ラフェスタ

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
日産にっさん・ラフェスタ
日産にっさん・ラフェスタ ハイウェイスター
2代目だいめ 後期こうきがた
概要がいよう
別名べつめい マツダ・プレマシー(2代目だいめ ハイウェイスター - 、OEM供給きょうきゅうもとくるま
製造せいぞうこく 日本の旗 日本にっぽん
販売はんばい期間きかん 2004ねん - 2018ねん
ボディ
ボディタイプ 5ドアミニバン
駆動くどう方式ほうしき FF/4WD
系譜けいふ
先代せんだい 日産にっさん・リバティ
後継こうけい 日産にっさん・セレナ(5代目だいめ)に統合とうごう
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ラフェスタ(LAFESTA)は、日産自動車にっさんじどうしゃ販売はんばいしていた7にんりのミニバン。そのルーツは1982ねん登場とうじょうプレーリーにまでさかのぼる。

初代しょだい2011ねん6がつ以降いこうは「ラフェスタJOY」)の生産せいさん日産自動車にっさんじどうしゃ九州きゅうしゅうきゅう九州きゅうしゅう工場こうじょう)が担当たんとう。2代目だいめ「ハイウェイスター」はマツダからのリバッジモデルであり、生産せいさんはマツダ宇品うじなだい2工場こうじょうおこなわれていた。

概要がいよう[編集へんしゅう]

ムラーノ発表はっぴょうかいじょう同時どうじ発表はっぴょうされた6車種しゃしゅの1つ。リバティの後継こうけいしゃである。日産自動車にっさんじどうしゃとしてははじめてルノー・メガーヌ共通きょうつうCプラットフォーム採用さいようした。こうせきドアにはリバティと同様どうよう両側りょうがわスライドドア採用さいようしている。

SHIFT_ワード前期ぜんきがたは「SHIFT_open feeling開放かいほうかんを、シフトする)」、後期こうきがたは「SHIFT_easy driving(ミニバンの運転うんてんのしやすさをシフトする)」。スペースを確保かくほしやすいスクエアフォルムとしてまどおおきくとり、電動でんどうシェードとUVカット機能きのうそなえた大型おおがたサンルーフ「パノラミックルーフ」の標準ひょうじゅん装備そうびなどの工夫くふうすべてのせき開放かいほうかんたかめている。ヨーロッパでは、プジョー・307などで採用さいようされたこの大型おおがたサンルーフだが、日本にっぽんでの本格ほんかくてき採用さいようクーペなどをのぞきほぼこれがはじめてのことであり、初期しょきコンセプトのかくとしてアピールされ、ライフスタイル提案ていあんがたくるまとなった[注釈ちゅうしゃく 1]。ただし、マイナーチェンジは、パノラミックルーフはオプション設定せってい変更へんこうされている。

発売はつばい当初とうしょは、グレード構成こうせいが「20S」、「20M」、専用せんよう大型おおがたルーフレール、フロントグリル、前後ぜんごバンパーが装備そうびされた「プレイフル」の3種類しゅるいであったが、2005ねん8がつのマイナーチェンジで「ハイウェイスター」が追加ついかされ、「プレイフル」は廃止はいしされた[注釈ちゅうしゃく 2]

室内しつない空間くうかんは、はこがた形状けいじょうとすることにより、ボディサイズがちいさいながらも十分じゅうぶんひろさを獲得かくとく[1]、3れつについても、パノラミックルーフの電動でんどうシェード収納しゅうのう空間くうかんにより頭上ずじょうスペースはちいさめとなるものの、足元あしもと空間くうかんについてはクラストップレベルとした[2]。また、センターコンソール上端じょうたんには、3れつまで空調くうちょうとど送風そうふうシステムが標準ひょうじゅん装備そうびされており、室内しつない居住きょじゅうせい向上こうじょうへの配慮はいりょがなされている。また、このクラスとしては静粛せいしゅくせいたかい。リアハッチは樹脂じゅしせいAssy。

型式けいしき記号きごうは「B30」で、リバティ(M10-M12)よりも型式けいしきうえしゃかくがっている[注釈ちゅうしゃく 3]。また、生産せいさん工場こうじょうもプレサージュなどとおな九州きゅうしゅう工場こうじょう福岡ふくおかけん京都きょうとぐん苅田かんだまち)である。

初代しょだいでは生産せいさんしゃ一部いちぶ不具合ふぐあい確認かくにんされており、通称つうしょう不具合ふぐあい3てんセット”とばれていた。[よう出典しゅってん]2013ねん1がつ24にちセレナ・ラフェスタの2005ねんから2010ねん生産せいさんしゃ一部いちぶにおいて、部品ぶひん摩耗まもう損傷そんしょうによる異常いじょうおと振動しんどう)についての保証ほしょう期間きかん延長えんちょうリコールではない)が告知こくちされた。対象たいしょうは、フロントサスペンションメンバー[3]・プルダウンロッド[4]・エンジンマウントインシュレータ[5]の3てん通常つうじょう新車しんしゃからの5ねん・10まんkmの保証ほしょうのところ、9ねん距離きょり制限せいげん対応たいおうとなった。

2代目だいめ「ハイウェイスター」はプレマシーのバッジエンジニアリングならびにOEM車両しゃりょうとなり、全幅ぜんはば1.750mmの3ナンバー登録とうろくとなる。日産にっさんにとって登録とうろくしゃ乗用車じょうようしゃ他社たしゃからOEM供給きょうきゅうされるのは史上しじょうはつとなる。

初代しょだい B30がた(2004ねん - 2012ねん[編集へんしゅう]

日産にっさん・ラフェスタ(初代しょだい
日産にっさん・ラフェスタJOY
B30/NB30がた
前期ぜんきがた(2004ねん12月 - 2007ねん5がつ
前期ぜんきがた車内しゃない
後期こうきがた JOY X(2009ねん12月-2012ねん12がつ
概要がいよう
販売はんばい期間きかん 2004ねん - 2012ねん
ボディ
乗車じょうしゃ定員ていいん 7にん
ボディタイプ 5ドアミニバン
エンジン位置いち フロント
駆動くどう方式ほうしき FF/4WD
プラットフォーム Cプラットフォーム
パワートレイン
エンジン MR20DEかた 2.0L ちょく4 DOHC
最高さいこう出力しゅつりょく FFしゃ : 101kW(137PS)/5,200rpm
4WDしゃ:95kW(129PS)/5,200rpm
最大さいだいトルク FFしゃ:200N・m(20.4kg・m)/4,400rpm
4WDしゃ:187N・m(19.1kg・m)/4,000rpm
変速へんそく エクストロニックCVT
まえ まえ独立どくりつ懸架けんかストラットしき
FFしゃ:トーションビームしき
4WDしゃ:トレーリングアームしきマルチリンク
のち まえ独立どくりつ懸架けんかストラットしき
FFしゃ:トーションビームしき
4WDしゃ:トレーリングアームしきマルチリンク
車両しゃりょう寸法すんぽう
ホイールベース 2,700mm
全長ぜんちょう 4,530 - 4,575mm
全幅ぜんぷく 1,695mm
ぜんこう 1,600 - 1,615mm
車両しゃりょう重量じゅうりょう 1,420 - 1,520kg
系譜けいふ
先代せんだい 日産にっさん・リバティ
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エンジンは軽量けいりょう低速ていそくいきでのトルク重視じゅうししたしん開発かいはつMR20DEかた直列ちょくれつ4気筒きとう2.0Lエンジンを搭載とうさい駆動くどう方式ほうしきFFまたは4WDで、トランスミッションは駆動くどう方式ほうしきやグレードに関係かんけいなくかるちから操作そうさできる電動でんどうアシストシフトきのエクストロニックCVTになり、「20M」(モデル途中とちゅう廃止はいし)とモデル途中とちゅうから追加ついかされた「ハイウェイスター」には6そくマニュアルモード内蔵ないぞうパドルシフト装備そうび[注釈ちゅうしゃく 4]。また、サスペンションはのCプラットフォーム採用さいようしゃ共通きょうつうとなるが、補強ほきょう日産にっさん独自どくじった[6]。さらに、ショックアブソーバー設計せっけいなどについても日産にっさん独自どくじおこなわれた[7]

  • 2004ねん
  • 2005ねん
    • 4がつ27にち - 「20S」をベースに、パールスウェード/ネオソフィールコンビシート、ほんかわまき3ほんステアリングホイール、木目もくめ調ちょうのパワーウィンドウスイッチフィニッシャー、ホワイトのバンパー組込くみこみハロゲンフォグランプを装備そうびした特別とくべつ仕様しようしゃ「20S プレミアムインテリア」を発売はつばい
    • 8がつ25にち - せんようエアロパーツや16インチアルミロードホイールなどを採用さいようした「ハイウェイスター」を追加ついか
    • 10月 - 商品しょうひんデザイン部門ぶもんにおいて2005年度ねんどグッドデザインしょう受賞じゅしょう
    • 12月7にち - 一部いちぶ改良かいりょう。「20S」はフロントグリルをメタルブラックに変更へんこうし、「PLAYFUL」と「ハイウェイスター」はフォグランプとオートライトシステムを追加ついか。シフトノブはにぎやすおおきなグリップに改良かいりょうされた。あわせて、グレード体系たいけい一部いちぶ変更へんこう廃止はいしする「20M」の代替だいたいとして、ステッチをほどこしたシートデザインを採用さいようした「20S Pセレクション」、「20G」を追加ついか
  • 2006ねん6月1にち - えいコンランとのコラボレーションで製作せいさくされた「LAFESTA + CONRAN(ラフェスタ プラス コンラン)」を発表はっぴょう。20S・Pセレクションをベースとし、シート生地きじにパールスエードを採用さいようし、大型おおがたルーフレール、15インチアルミホイール、専用せんようグリル、インテリジェントキー、オートスライドドアなどを追加ついか。また、ボディカラーにはホワイトパールのほかに専用せんようしょくとしてショコラパールメタリックを設定せってい
  • 2007ねん
    • 5月15にち - マイナーチェンジ。フロントバンパー・フロントグリル・ヘッドライトのデザインを変更へんこうし、すっきりかつ上質じょうしつ雰囲気ふんいき獲得かくとくするとともに、リアランプとバンパーのデザインも変更へんこう。リアバンパーはマイナーチェンジにともなって廃止はいしされた「PLAYFUL」のものになった。また、前期ぜんきがたでは先代せんだいのリバティとおなじCIマークの真下ました配置はいちされていた「LAFESTA」のエンブレムの位置いち助手じょしゅせきがわリアランプのした変更へんこう内装ないそうではシートの形状けいじょうやシート表皮ひょうひ変更へんこうし、ぜんせき・2れつ大型おおがたヘッドレストを採用さいよう。メーターは平均へいきん燃費ねんぴ瞬間しゅんかん燃費ねんぴ渡航とこう可能かのう距離きょりなどを表示ひょうじする液晶えきしょうオド・ツイントリップ2れんリングメーター(「ハイウェイスター」は専用せんようブルーメタリックリング、そのグレードはシルバーリング)となり、ドアトリムにクロスを採用さいよう前期ぜんきがたでは全車ぜんしゃ標準ひょうじゅん装備そうび(-73,500えんでレス設定せってい可能かのうだった)となっていたパノラミックルーフは10まん5,000えんのメーカーオプションとなった。
      • 以上いじょうより、後期こうきがたは「パノラミックルーフによる開放かいほうかん」よりも「運転うんてんのしやすいミニバン」を重点じゅうてんかれ、SHIFT_ワードも「SHIFT_easy driving」に変更へんこうされた。CMソング「ラララ ドライビング ラララ ラフェスタ」(作詞さくし村越むらこしやすしだか博報堂はくほうどう)、さく編曲へんきょく河野こうのしん)のヴォーカルは森高もりたか千里せんり1999ねん結婚けっこん出産しゅっさん育児いくじによる休業きゅうぎょうからの久々ひさびさ復帰ふっきとなった。楽曲がっきょく販売はんばいてん配布はいふようとして非売品ひばいひんCD製作せいさくされた[8]
    • 10月5にち - 「ライダー」シリーズ10周年しゅうねん記念きねん特別とくべつ仕様しようしゃ「ライダー 10th アニバーサリー」を発売はつばい
      • オーテックジャパンあつかいの「ライダー スポーティパッケージ」をベースに、スモークに変更へんこうした専用せんようフロントグリル、専用せんよう10th Anniversaryエンブレム、専用せんようボディサイドグラフィック、専用せんようスポーティフロアカーペット、専用せんようキッキングプレート、スムースエントリーパック(両側りょうがわスライドドアイージークローザー、助手じょしゅせきがわリモコンオートスライドドア、インテリジェントキー、エンジンイモビライザー)を装備そうびした。2008ねん5がつまでの期間きかん限定げんてい販売はんばいで、成約せいやくしゃ全員ぜんいん専用せんようほんかわくるま検証けんしょうれが進呈しんていされた。
  • 2008ねん10月30にち - 仕様しよう向上こうじょう(11月1にち販売はんばい開始かいし)。「ハイウェイスター」に、リモコンオートスライドドア(助手じょしゅせきがわ)、インテリジェントキーとエンジンイモビライザーを標準ひょうじゅん装備そうび。また、カーウイングスナビゲーションシステム(HDD方式ほうしき装着そうちゃくしゃにETCユニットを追加ついか設定せっていされたほか全車ぜんしゃ運転うんてんせき助手じょしゅせきSRSカーテンエアバッグシステムを標準ひょうじゅん装備そうびした。
  • 2009ねん11月20にち - 仕様しよう向上こうじょう(12月15にち販売はんばい開始かいし)。「20S」・「20G」のグレード名称めいしょうを「JOY X」・「JOY G」に改名かいめい。「JOY X」は従来じゅうらいの「20S」にオートスライドドア(助手じょしゅせきがわ)と両側りょうがわスライドドアオートクロージャーを標準ひょうじゅん装備そうびし、ホイールカバーのデザインを変更へんこうしながらも価格かかくを2WDしゃやく11.2まんえん、4WDしゃで10.5まんえんげた。「JOY G」は従来じゅうらいの「20G」に16インチアルミホイールを追加ついかし、インテリアの質感しつかんげるため、インスト色味いろみ変更へんこうした。また、ぜんグレードの4WDしゃ寒冷かんれい仕様しよう標準ひょうじゅん設定せっていした。今回こんかい仕様しよう向上こうじょうにメーカーオプションとして設定せっていされていたカーウイングスナビゲーションシステムははぶかれた。
  • 2011ねん6月15にち - 「ハイウェイスター」のフルモデルチェンジをけ、ラインアップが「JOY X」のみに縮小しゅくしょうされたがつづ併売へいばいりのひとつであるパノラミックルーフのオプション設定せってい継続けいぞくされる。なお「ハイウェイスター」と区別くべつするために、くるまめいも「LAFESTA JOY」(ラフェスタ ジョイ)にあらためられた。
  • 2012ねん
    • 11月 - 生産せいさん終了しゅうりょう在庫ざいこ販売はんばいのみとなった。
    • 12月26にち - 販売はんばい終了しゅうりょう。ホームページの掲載けいさい終了しゅうりょう。ここまでの新車しんしゃ登録とうろく台数だいすう累計るいけいは13まん5757だい[9]。「ラフェスタ」のは、ハイウェイスターのみとなった。

2代目だいめ CWEFWN/CWFFWN/CWEAWNがた社内しゃない型式けいしきB35がた、2011ねん - 2018ねん[編集へんしゅう]

マツダ・プレマシー > 日産にっさん・ラフェスタハイウェイスター
日産にっさん・ラフェスタ ハイウェイスター(2代目だいめ
B35がた(CWEFWN/CWFFWN/CWEAWNがた
前期ぜんきがた フロント
前期ぜんきがた リア
後期こうきがた G スプレモ
概要がいよう
別名べつめい マツダ・プレマシー(3代目だいめ
マツダ・マツダ5
販売はんばい期間きかん 2011ねん - 2018ねん
ボディ
乗車じょうしゃ定員ていいん 7にん
ボディタイプ 5ドアミニバン
駆動くどう方式ほうしき FF/4WD
プラットフォーム マツダ・BKプラットフォーム
パワートレイン
エンジン LF-VDがた 2.0L ちょく4 DOHC
LF-VDSがた 2.0L ちょく4 DOHC
PE-VPSがた 2.0L ちょく4 DOHC(後期こうきがた
LF-VEがた 2.0L ちょく4 DOHC(4WD)
変速へんそく FFしゃ:5AT/6AT(後期こうきがたのみ)
4WDしゃ:4AT
まえ まえ:マクファーソンストラットしき
:マルチリンクしき
のち まえ:マクファーソンストラットしき
:マルチリンクしき
車両しゃりょう寸法すんぽう
ホイールベース 2,750mm
全長ぜんちょう 4,615mm
全幅ぜんぷく 1,750mm
ぜんこう 1,615 - 1,650mm
車両しゃりょう重量じゅうりょう 1,470 - 1,590kg
その
製造せいぞう事業じぎょうしゃ マツダ株式会社かぶしきがいしゃ
系譜けいふ
後継こうけい 日産にっさん・セレナ(5代目だいめ)に統合とうごう
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マツダ・プレマシーのリバッジモデルであるため、基本きほんてきなメカニズムは同車どうしゃそのものであり、初代しょだいモデルとはネーミング以外いがいまった関連かんれんせいい。

エンジンはマツダせいの2.0L・DISIならびにMZRエンジンを採用さいよう[注釈ちゅうしゃく 6]。いずれの場合ばあいにも「NISSAN」のエンボス加工かこうほどこされたヘッドカバーが装着そうちゃくされる。サスペンションはフロントがマクファーソンストラット、リヤがマルチリンク。マツダしゃがベースゆえ、ホイールのボルトピッチも通常つうじょう日産にっさんしゃ(P=1.25)とはことなりP=1.5に、また、ホイールハブみち日産にっさん5あなしゃ(66mm)とはことなり67mmとなる。

  • 2011ねん
    • 1がつ28にち - マツダ・日産にっさん共同きょうどうプレスリリースで、日産にっさんへのプレマシーのOEM供給きょうきゅう発表はっぴょう。その時点じてんではくるまめいあきらかになっていなかった[10]
    • 4がつ21にち - 発売はつばい先駆さきがけ、2代目だいめ「ハイウェイスター」の外観がいかん内装ないそうをホームページにて公開こうかい[11]同年どうねん5がつ10日とおかには発売はつばい予定よてい装備そうびるい・スペックとう追加ついか公開こうかいされた。
    • 6月15にち - 「ハイウェイスター」のみフルモデルチェンジ[12]以降いこう当該とうがい車種しゃしゅ販売はんばい主力しゅりょくとする。
      • プレスリリースじょうでは同年どうねん5がつ発売はつばい予定よていであったが、東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい影響えいきょう同日どうじつ順延じゅんえんされた。2代目だいめは3代目だいめプレマシーをベースにOEM供給きょうきゅうけたモデルとなったが、その理由りゆうは「投資とうし効率こうりつ」と「市場いちばのニーズ」、そして「すタイミング」を総合そうごうてき判断はんだんし、自社じしゃ生産せいさんよりもマツダからのOEMとしたほうが日産にっさんとマツダの双方そうほうにとってWin-Winになると判断はんだんしたためである [13]
      • プレマシーからの変更へんこう箇所かしょ多岐たきにわたり、外観がいかんヘッドランプフェンダー、サイドターンシグナル(ウインカー)レンズ以外いがいのフロントまわりが大幅おおはば変更へんこうされたほか、サイドドアはプレマシーの特徴とくちょうである「NAGAREライン」を撤去てっきょしたせん用品ようひんあたえられ[注釈ちゅうしゃく 7]、リヤバンパー形状けいじょう同一どういつだがフルカラード。バックドアガーニッシュはめっき仕上しあげとされ、そのガーニッシュ部分ぶぶんくるまめいロゴが刻印こくいんされる[注釈ちゅうしゃく 8]。なお、プレマシーがベースとなったことで、初代しょだいりのひとつであったパノラミックルーフはもちろん、通常つうじょうのサンルーフもオプション設定せっていがなくなった。 プレマシーに設定せっていされる「KARAKURI(カラクリ)7thシート」や「アドバンストキーレスエントリーシステム」、アイドリングストップ機構きこうi-stop」はそのまま採用さいようされるが、商標しょうひょうけん関係かんけい前者ぜんしゃは「フレキシブルシート」、ちゅうしゃは「インテリジェントキー」、後者こうしゃは「PURE DRIVE(アイドリングストップシステム)」に名称めいしょう変更へんこうされた。
      • ラインナップは「ハイウェイスター Jパッケージ(プレマシー「20CS Aero Style(「20CS」ベースの特別とくべつ仕様しようしゃ)」相当そうとう[注釈ちゅうしゃく 9]、2WDしゃのみ)」・「ハイウェイスター(どう「20E」相当そうとう)」・「ハイウェイスターG(どう「20S」相当そうとう)」の3しゅだが、全車ぜんしゃアルミホイールエアロパーツ装備そうびされるなどベースしゃより若干じゃっかん装備そうびえ、そのぶん価格かかく上昇じょうしょうしている。なお、プレマシーにある福祉ふくし車両しゃりょう設定せっていがない。
      • 自動車じどうしゃ検査けんさしょうひとし記載きさいされる車両しゃりょう型式けいしきは2WDしゃはCWEFWNがた、4WDしゃはCWEAWNがた(いずれもプレマシーの車両しゃりょう型式けいしきのち日産にっさんの"N"を付記ふきした型式けいしき)となるが、取扱とりあつかい説明せつめいしょひとし記載きさいされる社内しゃない型式けいしき駆動くどう方式ほうしきわず日産にっさんりゅうのB35がたとなる。
      • アイドリングストップシステムを搭載とうさいしているため、日産にっさん展開てんかいするエンジン進化しんかがたエコカー「PURE DRIVE(ピュアドライブ)」のだい6だん車種しゃしゅ位置いちづけられており、「ハイウェイスター」・「ハイウェイスターG」の2WDしゃにはリアに「PURE DRIVE」エンブレムも装着そうちゃくされる。また、エンジンルームないのシリンダーヘッドカバーには「NISSAN」のエンボス加工かこうほどこされたせん用品ようひん装着そうちゃくされる。ボディーカラーはプレマシーの7しょくから2しょくってけい5しょくとなるが、専用せんようしょくとしてRX-8MPV設定せっていされる「スパークリングブラックマイカ」が用意よういされる。
      • 初期しょきのCM出演しゅつえんしゃ井川いかわはるか。CMソングはRIP SLYMEの「あま生活せいかつ」。商品しょうひんキーワードは「イケダン」(イケてるダンナさま)。
    • 12月20にち - 特別とくべつ仕様しようしゃ「エアロパッケージ」を発売はつばい。「ハイウェイスター」ぜんグレードをベースに、フロントプロテクター、エアロマッドガード、青色あおいろ発光はっこうLEDのキッキングプレートを装備そうび。ボディカラーはスパークリングブラックパール、クリスタルパールホワイトパール、アルミニウムシルバーメタリック[注釈ちゅうしゃく 10]の3しょくのみを設定せっていする。なお、ほん仕様しようしゃオーテックジャパンあつかいとなる。
  • 2012ねん4がつ5にち - 特別とくべつ仕様しようしゃ「ハイウェイスターG スプレモ[注釈ちゅうしゃく 11]」を発表はっぴょう(4がつ26にち販売はんばい開始かいし)。
    • ほん特別とくべつ仕様しようしゃはプレマシーの「20S プレステージスタイルII」に相当そうとうする。「ハイウェイスターG」の2WDしゃをベースに、ピアノブラック調ちょうのセンタークラスターフィニッシャー、専用せんようほんかわ/ジャカードシート(ブラック+専用せんようブラウンパイピング&ダークグレーステッチ)、LEDサイドターンランプ内蔵ないぞう電動でんどう格納かくのうしきリモコンカラードドアミラー、光輝こうき仕様しよう専用せんよう17インチアルミホイール、クロームメッキアウトサイドドアハンドル、テールパイプフィニッシャーを装備そうび。ボディカラーは「エアロパッケージ」とおなじ3しょくのみを設定せっていする。
    • 同時どうじ仕様しよう向上こうじょうおこない、「ハイウェイスター」・「ハイウェイスターG」の2WDしゃ運転うんてんせき助手じょしゅせきSRS サイドエアバッグシステム&SRSカーテンエアバッグシステムやリアスタビライザー[注釈ちゅうしゃく 12]あらたに標準ひょうじゅん装備そうびした。
  • 2013ねん2がつ14にち - マイナーチェンジ(「ハイウェイスター Jパッケージ」は4がつ5にち販売はんばい開始かいし)。
    • 2WDしゃのアイドリングストップ搭載とうさいしゃでパワートレインを刷新さっしんし、エンジンにしん世代せだいだか効率こうりつちょく噴エンジン(プレマシーでは「SKYACTIV-G 2.0」とばれるPE-VPSがた)、トランスミッションにしん世代せだいだか効率こうりつ6そくAT(プレマシーでは「SKYACTIV-DRIVE」とばれる6そくAT)を採用さいよう[注釈ちゅうしゃく 13]。さらに、アイドリングストップシステムの改良かいりょうとうおこなったことで燃費ねんぴ向上こうじょうし、「ハイウェイスター」と「ハイウェイスターG」の2WDしゃは「平成へいせい27年度ねんど燃費ねんぴ基準きじゅん+10%」を達成たっせいした。
    • シートバックポケットを運転うんてんせきにも追加ついかし、ラゲッジアンダーボックスの収納しゅうのう容積ようせき拡大かくだいしたことで利便りべんせいたかめた。ボディカラーはメトロポリタングレーパール、カッパーレッドパールとえでメテオグレーパールとジールレッドパールを追加ついか[注釈ちゅうしゃく 14]し、アルミホイールのセンターキャップをブラック塗装とそう。インテリアでは「ハイウェイスターG」はほんかわまきシフトノブのデザインを変更へんこうし、センタークラスターフィニッシャーのオーディオ装着そうちゃく部分ぶぶん周辺しゅうへんにピアノブラック調ちょう採用さいよう。「ハイウェイスター Jパッケージ」と「ハイウェイスター」はシートのデザインを変更へんこうした。また、特別とくべつ仕様しようしゃとして発売はつばいされていた「ハイウェイスターG スプレモ」はあらたにダイレクトモード機構きこうづけステアリングシフトスイッチ、ASCD(オートスピードコントロール装置そうち)、自動じどうぼうまぶししきルームミラー、6スピーカーを標準ひょうじゅん装備そうびしカタロググレードした。
  • 2014ねん9がつ10日とおか - 一部いちぶ改良かいりょう[14]。4WDしゃにVDCを標準ひょうじゅん装備そうびしたほか、グレード体系たいけい見直みなおしにより、「ハイウェイスター Jパッケージ」を廃止はいしした。これにより、2WDしゃ全車ぜんしゃが「しん世代せだいだか効率こうりつちょく噴エンジン」搭載とうさいしゃとなった。
  • 2016ねん7がつ5にち - 一部いちぶ改良かいりょう[15]。2WDしゃ全車ぜんしゃ電動でんどうスライドドアとスライドドアイージークロージャーを標準ひょうじゅん装備そうび(「ハイウェイスター」・「ハイウェイスターG」は助手じょしゅせきがわのみ、「ハイウェイスターGスプレモ」は運転うんてんせき助手じょしゅせき)したほか、「ハイウェイスター」と「ハイウェイスターG」にインテリジェントキーを、「ハイウェイスターG」と「ハイウェイスターGスプレモ」にキセノンヘッドランプをそれぞれ標準ひょうじゅん装備そうびした。ボディカラーはしろけいの「クリスタルパールホワイトパール」を「スノーブレイクホワイトパール」にえた。
  • 2018ねん3月24にち - 販売はんばい終了しゅうりょうともない、ホームページへの掲載けいさい終了しゅうりょう日産にっさんから小型こがたのロールーフミニバンが消滅しょうめつし、1982ねん登場とうじょうのプレーリー→リバティ→ラフェスタとつづいた通算つうさん5だい36ねん歴史れきしまくろした。直接的ちょくせつてき後継こうけい車種しゃしゅはないものの、2.0Lクラスミニバンとしては既存きそんのセレナ(5代目だいめ)が事実じじつじょうざらとなる。

くるまめい由来ゆらい[編集へんしゅう]

イタリアで「あのしゅく休日きゅうじつ」、「たのしいできごと」の意味いみ

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

注釈ちゅうしゃく[編集へんしゅう]

  1. ^ こののちすぐにステーションワゴンくるま本田技研工業ほんだぎけんこうぎょう類似るいじコンセプトの「スカイルーフ」を採用さいようしたエアウェイブを、やく半年はんとしにはトヨタが「パノラマルーフ」採用さいようのトール2ボックスがたコンパクトカーラクティス」を発売はつばい。しかも各車かくしゃともにステアリングシフト採用さいようしている。その各社かくしゃ続々ぞくぞく新型しんがたしゃ特別とくべつ仕様しようしゃ大型おおがたサンルーフを採用さいようし、一時期いちじきのトレンドとなった。
  2. ^ セレナとはことなり3ナンバーではない。
  3. ^ 30番台ばんだいプレサージュなど中型ちゅうがたしゃてられる。なお、ラフェスタ以外いがい型式けいしきに30番台ばんだいてられている一般いっぱん車種しゃしゅ(プレサージュ・スカイラインティアナエクストレイルなど)はすべて3ナンバー。
  4. ^ 2008ねん4がつ現在げんざいではハイウェイスターのみにパドルシフト標準ひょうじゅん装備そうび
  5. ^ この発表はっぴょうかいには当時とうじ中田なかたひろし横浜よこはま市長しちょう出席しゅっせきした
  6. ^ ただし、商標しょうひょうけん都合つごうでカタログやサイトとうではそれらの言葉ことば使つかわれず、DISIは「2.0Lちょく噴ガソリン」、MZRは「2.0Lガソリン」と表記ひょうきされる。
  7. ^ フェンダーを流用りゅうようしつつも不自然ふしぜんなデザインにならないようにしたため、わずかな痕跡こんせきのこる。
  8. ^ プレマシーは左側ひだりがわテールランプのしたくるまめいロゴがある。
  9. ^ 2012ねん4がつ一部いちぶ改良かいりょう以降いこうは、カタロググレードの「20CS エアロ」に相当そうとうする。
  10. ^ プレマシーでの名称めいしょうは、それぞれスパークリングブラックマイカ、クリスタルホワイトパールマイカ、アルミニウムメタリック。
  11. ^ スペインで「最高さいこう」の意味いみ。かつて3代目だいめスタンザのグレードめいでも使用しようされた。また、ほん車種しゃしゅのバッジエンジニアリングもとであるプレマシーは、同義どうぎ英語えいご「SUPREMACY」を語源ごげんとしている。
  12. ^ 「ハイウェイスター」は電動でんどうスライドドア+スライドドアイージークローザー装着そうちゃくしゃとセットで装備そうびされる。
  13. ^ エンジンヘッドカバーは前期ぜんきつづいてせん用品ようひんとなり、マツダのCIマークと「SKYACTIV TECHNOLOGY」のわりに「NISSAN」のエンボス加工かこうはいる。
  14. ^ プレマシーでの名称めいしょうはメテオグレーマイカ、ジールレッドマイカ。そののバッジエンジニアリングしゃでも「マイカ」表記ひょうきは「パール」にえられる。ただし、「ハイウェイスター Jパッケージ」にはこれら2しょく設定せっていされない。

出典しゅってん[編集へんしゅう]

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  3. ^ セレナ、ラフェスタのフロントサスペンションメンバーにかんする保証ほしょう期間きかん延長えんちょうについて日産自動車にっさんじどうしゃ
  4. ^ セレナ、ラフェスタのプルダウンロッドにかんする保証ほしょう期間きかん延長えんちょうについて日産自動車にっさんじどうしゃ
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  14. ^ 「ラフェスタ ハイウェイスター」の仕様しよう一部いちぶ変更へんこう』(プレスリリース)日産自動車にっさんじどうしゃ、2014ねん9がつ10日とおかhttp://www.nissan-global.com/JP/NEWS/2014/_STORY/140910-01-j.html2014ねん9がつ10日とおか閲覧えつらん 
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外部がいぶリンク[編集へんしゅう]