日高ひだか繁明しげあき

ひだかしげあき; 日高ひだか繁明しげあき
生年月日せいねんがっぴ	1916年ねん7月がつ30日にち
没ぼつ年月日ねんがっぴ	不ふ詳しょう年ねん
出生しゅっしょう地ち	日本にっぽん・宮崎みやざき県けん
職業しょくぎょう	映画えいが監督かんとく、脚本きゃくほん家か
ジャンル	映画えいが
活動かつどう期間きかん	1936年ねん - 1967年ねん
配偶はいぐう者しゃ	川合かわい玉江たまえ
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日高ひだか繁明しげあき（ひだかしげあき^[1]、（1916年ねん（大正たいしょう5年ねん）7月がつ30日にち^[1] -没年ぼつねん不明ふめい）は日本にっぽんの映画えいが監督かんとく^[2]、脚本きゃくほん家か。宮崎みやざき県けん出身しゅっしん^[1]。通とおり名なは「はんめい」。妻つまは元もと東宝とうほう専属せんぞく女優じょゆうの川合かわい玉江たまえ。

主おもに時代じだい劇げきやアクション映画えいがなどの監督かんとくを務つとめた^[2]。

来歴らいれき

宮崎みやざき中学校ちゅうがっこう卒業そつぎょう後ご、衣ころも笠りゅう貞之助ていのすけに師事しじ^[1]。

1936年ねん（昭和しょうわ11年ねん）、松竹しょうちく下加茂したかも撮影さつえい所しょに入社にゅうしゃ^[1]。

1941年ねん（昭和しょうわ16年ねん）、東宝とうほうに移籍いせき^[1]。

1950年ねん（昭和しょうわ25年ねん）、『淑女しゅくじょと風船ふうせん』を中野なかの潔きよしと共同きょうどう監督かんとく^[1]。

1954年ねん（昭和しょうわ29年ねん）、『透明とうめい人間にんげん』（小田おだ基義もとよし監督かんとく）以後いご、映画えいが脚本きゃくほん家かとしても活躍かつやく^[1]。

1955年ねん（昭和しょうわ30年ねん）、『姿すがたなき目撃もくげき者しゃ』で正式せいしきに映画えいが監督かんとくデビュー^[1]。

1959年ねん（昭和しょうわ34年ねん）、東宝とうほうを退社たいしゃ^[1]。

1960年ねん（昭和しょうわ35年ねん）、第だい二に東映とうえいに入社にゅうしゃ^[1]^[2]。1967年ねん（昭和しょうわ42年ねん）まで東映とうえいの映画えいが監督かんとくとして活躍かつやく^[1]。主おもに青春せいしゅんコメディを多おおく手掛てがけた^[2]。

監督かんとく作品さくひん

淑女しゅくじょと風船ふうせん（1950年ねん、宝たから映うつプロ）
姿すがたなき目撃もくげき者しゃ（1955年ねん、東宝とうほう）
あの娘むすめが泣ないてる波止場はとば（1956年ねん、東宝とうほう）
眠ねむり狂四郎きょうしろう無頼ぶらい控ひかえ（1956年ねん、東宝とうほう）
眠ねむり狂四郎きょうしろう無頼ぶらい控ひかえ第だい二に話わ円えん月がつ殺ころせ法ほう（1957年ねん、東宝とうほう）
恐怖きょうふの弾痕だんこん（1957年ねん、東宝とうほう）
次郎じろう長ちょう意外いがい伝でん大だい暴あばれ次じ郎ろう長ちょう一家いっか（1957年ねん、東宝とうほう）
昭和しょうわ刑事けいじ物語ものがたり俺おれにまかせろ（1958年ねん、東宝とうほう）^[3]
ドジを踏ふむな（1958年ねん、東宝とうほう）
手錠てじょうをかけろ（1959年ねん、東宝とうほう）
青春せいしゅんを賭かけろ（1959年ねん、東宝とうほう）
十じゅう七なな歳さいの逆襲ぎゃくしゅう暴力ぼうりょくをぶっ潰つぶせ（1960年ねん、第だい二に東映とうえい）
十じゅう七なな歳さいの逆襲ぎゃくしゅう向むこう見みずの三さん日間にちかん（1960年ねん、第だい二に東映とうえい）
第だい三さん次じ世界せかい大戦たいせん四よん十じゅう一いち時じ間あいだの恐怖きょうふ（1960年ねん、第だい二に東映とうえい）
坊ぼっちゃん野郎やろう勢せいぞろい（1961年ねん、第だい二に東映とうえい）
花はなざかり七なな色しょく娘むすめ（1961年ねん、東映とうえい）
腕うでまくり七なな色しょく娘むすめ（1961年ねん、東映とうえい）
新婚しんこんシリーズ月給げっきゅう日びは嫌きらい（1962年ねん、東映とうえい）
新婚しんこんシリーズ最初さいしょが肝心かんじん（1962年ねん、東映とうえい）

脚本きゃくほん作品さくひん

透明とうめい人間にんげん（1954年ねん、東宝とうほう）
ゴジラの逆襲ぎゃくしゅう（1955年ねん、東宝とうほう）^{[注釈ちゅうしゃく 1]}
姿すがたなき目撃もくげき者しゃ（1955年ねん、東宝とうほう）
あの娘むすめが泣ないてる波止場はとば（1956年ねん、東宝とうほう）
哀愁あいしゅうの街まちに霧きりが降ふる（1956年ねん、東宝とうほう）
眠ねむり狂四郎きょうしろう無頼ぶらい控ひかえ第だい二に話わ円えん月がつ殺ころせ法ほう（1957年ねん、東宝とうほう）
手錠てじょうをかけろ（1959年ねん、東宝とうほう）

脚注きゃくちゅう

[脚注きゃくちゅうの使つかい方かた]

注釈ちゅうしゃく

^ 村田むらた武雄たけおと共同きょうどう。

出典しゅってん

^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f ^g ^h ⁱ ^j ^k ^l 東宝とうほうSF特撮とくさつ映画えいがシリーズ3 1985, p. 168, 「日高ひだか繁明しげあき・プロフィール」
^ ^a ^b ^c ^d ゴジラ大だい百科ひゃっか 1992, p. 124, 構成こうせい早川はやかわ優ゆう「ゴジラ映画えいがを100倍ばい楽たのしむ100のカタログ 12 怪獣かいじゅう映画えいがの文豪ぶんごうたち」
^ “昭和しょうわ刑事けいじ物語ものがたり俺おれにまかせろ”. キネマ旬報きねまじゅんぽうWEB. キネマ旬報社きねまじゅんぽうしゃ. 2023年ねん10月がつ17日にち閲覧えつらん。

参考さんこう文献ぶんけん

『ゴジラ / ゴジラの逆襲ぎゃくしゅう / 大だい怪獣かいじゅうバラン』東宝とうほう出版しゅっぱん事業じぎょう部ぶ〈東宝とうほうSF特撮とくさつ映画えいがシリーズVOL.3〉、1985年ねん5月がつ1日にち。ISBN 4-924609-07-2。
『ENCYCLOPEDIA OF GODZILLA ゴジラ大だい百科ひゃっか新しんモスラ編へん』監修かんしゅう田中たなか友幸ともゆき、責任せきにん編集へんしゅう川北かわきた紘一こういち、Gakken〈Gakken MOOK〉、1992年ねん12月がつ10日とおか。
『映像えいぞうメディア作家さっか人名じんめい事典じてん』日外にちがいアソシエーツ、1991年ねん。ISBN 4816911111。