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星ヶ城山(ほしがじょうさん、ほしがじょう)は、瀬戸内海中央部、小豆島町(旧・内海町)の中央東部にある標高817 m(東峰)の山である。西峰と東峰からなり、西側には日本三大渓谷美の1つに数えられる寒霞渓(三笠山)を有する。
標高816.7 mの星ヶ城山は瀬戸内海にある島々にある山の最高峰であり[1]、瀬戸大橋と大鳴門橋と明石海峡大橋が見渡せる。
南北朝時代に、南朝方の佐々木三郎左衛門尉飽浦信胤により築城した星ヶ城址、星ヶ城神社がある。 東西の両峰には、空壕、鍛冶場、水ノ手曲輪、烽火台などの跡が発見されている。
寒霞渓ロープウェイ山頂駅の北東、三笠山より登山道が続いている。また、小豆島ブルーラインから遊歩道がある。
- ^ 高松勤労者山の会「新・分県登山ガイド36(改訂版)香川県の山」山と渓谷社(2010年3月)ISBN 978-4-635-02386-3、100ページ