神かみ智学ちがく協会きょうかい

神かみ智学ちがく協会きょうかいの紋章もんしょう

ウイリアム・クァン・ジャッジ

神かみ智学ちがく協会きょうかい設立せつりつ趣意しゅい書しょ

神かみ智学ちがく協会きょうかい（しんちがくきょうかい、英語えいご: Theosophical Society）は、ヘレナ・P・ブラヴァツキー、ヘンリー・スティール・オルコット、ウィリアム・クアン・ジャッジらが1875年ねんにアメリカのニューヨークで結成けっせいした神秘しんぴ思想しそう団体だんたいである。神かみ智学ちがくを振興しんこうした。神智しんち協会きょうかい（しんちきょうかい）とも。

設立せつりつの背景はいけいには、19世紀せいき後半こうはんのアメリカ・ヨーロッパで既存きそんの教会きょうかいを批判ひはんする一種いっしゅのリベラリズムとして出現しゅつげんした「心霊しんれい主義しゅぎ」(spiritualism) の流行りゅうこうがある。神智しんち学がく協会きょうかいは仏教ぶっきょうやヒンドゥー教きょうなどの東洋とうようの宗教しゅうきょう思想しそうの西洋せいようへの普及ふきゅうに貢献こうけんし、一方いっぽう、インドの人々ひとびとには普遍ふへん主義しゅぎ的てきなヒンドゥー教きょう改革かいかく運動うんどうの一種いっしゅとして受うけ取とられた。

神かみ智学ちがく協会きょうかいは思想しそう面めんだけでなく社会しゃかい的てき・政治せいじ的てき面めんでも一定いっていの役割やくわりを果はたし、1920年代ねんだい頃ごろまでは、洋ようの東西とうざいを問とわず「世界せかいをおおうバニヤン樹じゅ」といえるほどの広範こうはんな影響えいきょう力りょくを有ゆうしていた。

協会きょうかい自体じたいの活動かつどうは1930年代ねんだいには下火したびになったが、その思想しそうは書物しょもつなどを通つうじて現代げんだいまで大おおきな影響えいきょうがみられる。中心ちゅうしん人物じんぶつであったブラヴァツキーの思想しそうは近きん現代げんだいの主要しゅような神秘しんぴ主義しゅぎ者しゃたちに直接ちょくせつ間接かんせつに影響えいきょうを与あたえ、のちのアメリカのニューエイジ運動うんどう（現在げんざいのスピリチュアル）における様々さまざまな思想しそう・信仰しんこう、大衆たいしゅう的てきオカルティズムの起源きげんとされる（詳細しょうさいは「神かみ智学ちがく」を参照さんしょう）。

神かみ智学ちがく協会きょうかいはいくつかに分裂ぶんれつしており、その実態じったいはつかみにくいが、21世紀せいきには、インドに本部ほんぶのある神智しんち学がく協会きょうかいは約やく70ヶ国かこくに支部しぶがあり、会員かいいん3万まん3千せん人にんほどとされる。

神かみ智学ちがく協会きょうかいの概略がいりゃく

ブラヴァツキー夫人ふじん

オルコット大佐たいさ

1875年ねん、ロシア出身しゅっしんのヘレナ・ペトロヴナ・ブラヴァツキー（通称つうしょうブラヴァツキー夫人ふじん、HPBと略記りゃっき、1831年ねん – 1891年ねん）、弁護士べんごしで名誉めいよ大佐たいさのヘンリー・スティール・オルコット（通称つうしょうオルコット大佐たいさ、1832年ねん - 1907年ねん）、オルコットの同僚どうりょうの若わかき弁護士べんごしウィリアム・クアン・ジャッジ（1851年ねん - 1896年ねん）ら、一握ひとにぎりの人々ひとびとによって「オカルティズムやカバラ等々とうとうの研究けんきゅうと解明かいめいのために」、ニューヨークで神智しんち学がく協会きょうかいが設立せつりつされた。

当時とうじ、ブラヴァツキーの住すんでいたアパートでは、オカルトに関心かんしんのある少数しょうすうの人々ひとびとが定期ていき的てきに集会しゅうかいを開ひらいており、1875年ねん9月がつの会合かいごうではジョージ・ヘンリー・フェルトという人物じんぶつがカバラやエジプトの秘ひ儀ぎについて講演こうえんを行おこなった。そこでのフェルトの精霊せいれいに関かんする議論ぎろんに刺激しげきを受うけて、オルコットはこの種たねのことを研究けんきゅうする会かいを組織そしきすることを思おもい立たち、ブラヴァツキーに提案ていあんした。

かくして同年どうねん11月がつ17日にち、「神かみ智学ちがく協会きょうかい」が発足ほっそくした。当初とうしょの会員かいいんは18名めいほどであった。オルコットが初代しょだい会長かいちょうとなり、初代しょだい副ふく会長かいちょうに解剖かいぼう学がく教授きょうじゅセス・パンコーストと前述ぜんじゅつのフェルト、通信つうしん書記しょきにブラヴァツキーが選出せんしゅつされた。草創そうそう期きの主おもな会員かいいんには元もと霊媒れいばいのエマ・ハーディング・ブリテン、著名ちょめいなフリーメイソンのチャールズ・サザラン、ニューヨークの心霊しんれい協会きょうかい会長かいちょうヘンリー・ニュートン、ニューヨークに来きていたロンドンの弁護士べんごしチャールズ・マシィなどがいた。

団体だんたい名めいに「神かみ智学ちがく」という言葉ことばを使つかうことを提案ていあんしたのはチャールズ・サザランであった。他たに、医学いがく者しゃアレクサンダー・ワイルダー、アブナー・ダブルデイ、トーマス・エジソンなど、さまざまな人物じんぶつが初期しょきの神智しんち学がく協会きょうかいに参加さんかした。

1877年ねん、ブラヴァツキーの主著しゅちょ『ヴェールを剥はがれたイシス』（Isis Unveiled: A Master-Key to the Mysteries of Ancient and Modern Science and Theology）が出版しゅっぱんされる。

1878年ねん、創立そうりつ時じからの会員かいいんである英人ひでとチャールズ・マシィが帰国きこくして「英国えいこく神智しんち学がく協会きょうかい」が設立せつりつされる。オルコットらはヒンドゥー教きょう改革かいかく団体だんたいアーリヤ・サマージとの提携ていけいを決きめ、12月、オルコット、ブラヴァツキーら数すう名めいがインドに向むけて出立しゅったつ。

雑誌ざっし『神智しんち学徒がくと』

1879年ねん、ボンベイ（現げんムンバイ）を拠点きょてんにインドでの活動かつどうを開始かいしし、雑誌ざっし『神智しんち学徒がくと』創刊そうかん。

1880年ねん、ブラヴァツキーがインドの有力ゆうりょくな英字えいじ紙しの編集へんしゅう者しゃであったアルフレッド・パーシー・シネットの夏なつの別荘べっそうに滞在たいざい中ちゅう、シネットの求もとめに応おうじて大師だいしクートフーミから返信へんしんの手紙てがみが届とどき、以後いご数すう年間ねんかんに及およぶマハトマたちとの文通ぶんつうが開始かいしされる（A・P・シネット宛あてマハトマ書簡しょかん）。

1882年ねん、マドラス（現げんチェンナイ）南郊なんこうのアディヤール (Adyar；アダィヤール [Adayar] とも) に神智しんち学がく協会きょうかい本部ほんぶが設立せつりつされる。

1883年ねん、協会きょうかい本部ほんぶ内ないに設もうけられた密閉みっぺいされているはずの厨子ずしの中なかにマハトマ書簡しょかんが頻繁ひんぱんに出現しゅつげんするようになる。アンナ・キングスフォードが英国えいこく神智しんち学がく協会きょうかいに加入かにゅう、ロンドン・ロッジの長ちょうとなるも、キリスト教きりすときょう神秘しんぴ主義しゅぎを志向しこうしたキングスフォードは帰国きこくしたA・P・シネットらのインド派はと対立たいりつ、シネットが同どうロッジの会長かいちょうとなる。

レッドビータ

1884年ねん、ブラヴァツキーとオルコットは欧州おうしゅうに旅行りょこうに出でる。おおぜいの聴衆ちょうしゅうに迎むかえられ、多おおくの名士めいしや知識ちしき人じん、新聞しんぶん記者きしゃらが見みに来くる。これに伴ともないドイツでは「ゲルマン神智しんち学がく協会きょうかい」が設立せつりつされる。アンナ・キングフォードは自身じしんの率ひきいるヘルメス・ロッジを「ヘルメス協会きょうかい」に改組かいそして神智しんち学がく協会きょうかいから独立どくりつ。アディヤール本部ほんぶの家政かせいを任まかされていた元もと使用人しようにんエマ・クーロンは、マハトマ書簡しょかんやその他たのさまざまな奇蹟きせきは虚偽きょぎだったと暴露ばくろし、「奇跡きせき」を起おこすように指示しじしたブラヴァツキーの手紙てがみを公開こうかい（クーロン事件じけん）。これを機きにロンドンの心霊しんれい現象げんしょう研究けんきゅう協会きょうかいは会員かいいんのリチャード・ホジソンを現地げんちに派遣はけんし、同年どうねん末まつ、ブラヴァツキーがヨーロッパから帰還きかんする前まえに調査ちょうさが開始かいしされる。チャールズ・ウェブスター・レッドビータが協会きょうかいに加くわわる。

1885年ねん、「マハトマ書簡しょかん」の筆跡ひっせきはブラヴァツキーのそれと同おなじであり、ブラヴァツキーは巧妙こうみょうな詐欺さぎ師しだと断定だんていするホジソンの報告ほうこく書しょが発表はっぴょうされ（ホジソン・レポート）、協会きょうかいは決定的けっていてきな打撃だげきを受うける。ブラヴァツキーは混乱こんらんを避さけてヨーロッパに舞まい戻もどり、オルコットはインドに残のこる。ホジソン・レポートの打撃だげきを克服こくふくするため、ブラヴァツキーは隠棲いんせい先さきのヴュルツブルクで原稿げんこうを書かき始はじめる。

機関きかん誌し『ルシファー』

1887年ねん、先さきの不祥事ふしょうじによる混乱こんらんが沈静ちんせい化かすると、ブラヴァツキーはイギリスのロンドンに移うつり、小説しょうせつ家かメイベル・コリンズの家いえに逗留とうりゅう。ロンドン・ロッジとは別べつにブラヴァツキー・ロッジを開設かいせつし、機関きかん誌し『ルシファー』が創刊そうかんされる。

1888年ねん、ブラヴァツキーが2年間ねんかんに書かき溜ためた原稿げんこうが第だい2の主著しゅちょ『シークレット・ドクトリン』（The Secret Doctrine）として出版しゅっぱんされる。ブラヴァツキーのロッジ内ないに「秘教ひきょう部ぶ」が創設そうせつされる。

アニー・ベサント

1889年ねん、後のちに協会きょうかいの中心ちゅうしんとなる社会しゃかい活動かつどう家かアニー・ベサントが加くわわる。

1891年ねん、ブラヴァツキー死去しきょ。後継こうけい者しゃとしてアニー・ベサントを指名しめいするが、権力けんりょく闘争とうそうとなる。

1895年ねん、アメリカのジャッジと、インドのオルコット、ベサントが決別けつべつ。アメリカのジャッジの組織そしきは「アメリカ神智しんち学がく協会きょうかい」として分離ぶんり独立どくりつ（この分裂ぶんれつ以降いこう、オルコットとベサントの率ひきいるインド、ヨーロッパの派閥はばつをアディヤール派はと呼称こしょうする）。

キャサリン・ティングリー

1896年ねん、米神こめかみ智学ちがく協会きょうかいを率ひきいたジャッジが死去しきょし、キャサリン・ティングリーがその運営うんえいを引ひき継つぐ（この派はは後のちにサンディエゴ近ちかくのポイントロマにコミュニティーを築きずき、ポイント＝ローマ派はと呼よばれる。）。ティングリーが各地かくちで自じ派はの正統せいとう性せいを訴うったえると、これに呼応こおうしてベルリンで米神こめかみ智学ちがく協会きょうかい傘下さんかの「ドイツ神智しんち学がく協会きょうかい」が設立せつりつされ、医師いしフランツ・ハルトマンがその指導しどう者しゃとなる。

1897年ねん、フランツ・ハルトマン、ミュンヘンで「国際こくさい神智しんち学がく同胞どうほう会かい」という分派ぶんぱを設立せつりつ（翌年よくねんライプツィヒへ移動いどう）。

シュタイナー

1902年ねん、会員かいいんの一人ひとりルドルフ・シュタイナーがベルリンに神智しんち学がく協会きょうかい（アディヤール派は）のドイツ支部しぶを設立せつりつ、その事務じむ総長そうちょうに就任しゅうにん。同地どうちでシュタイナーは雑誌ざっし『ルツィフェル』を発刊はっかん（後のちに『ルツィフェル＝グノーシス』に改名かいめい）。

1907年ねん、オルコット死去しきょ、ベサントがインドの神智しんち学がく協会きょうかい（現げん神かみ智学ちがく協会きょうかいアディヤール派は）のトップに就任しゅうにん。

クリシュナムルティ

1909年ねん、チャールズ・ウェブスター・レッドビータがインド人じん少年しょうねんジッドゥ・クリシュナムルティを見出みいだし、ベサントが養子ようしとして英才えいさい教育きょういくを施ほどこす。ロバート・クロスビーが米神こめかみ智学ちがく協会きょうかい（ポイント＝ローマ派は）から分わかれて「ユナイテッドロッジ」（en:United Lodge of Theosophists）を結成けっせい。イギリスの会員かいいんG・R・S・ミードが脱退だったいして「クエスト協会きょうかい」を設立せつりつ。

1912年ねん、神かみ智学ちがく協会きょうかいの第だい2代だい会長かいちょうであったベサントとレッドビータがクリシュナムルティを世界せかい教師きょうし（＝キリストの再来さいらい）とする動うごきに反発はんぱつし、ルドルフ・シュタイナーは神智しんち学がく協会きょうかいを脱退だったい。

1913年ねん、シュタイナーが分離ぶんり独立どくりつ、人智じんち学がく協会きょうかい（アントロポゾフィー協会きょうかい）を設立せつりつ。

アリス・ベイリー

1923年ねん、米国べいこくの神智しんち学がく協会きょうかい（アディヤール派は）に関かかわっていたアリス・ベイリー、独立どくりつして「アーケイン・スクール」（不朽ふきゅうの知恵ちえ、秘教ひきょう占うらない星ほし学がく）を発足ほっそくさせる。

1925年ねん、ベサントがクリシュナムルティをトップとする「東方とうほうの星ほし教団きょうだん」設立せつりつ。ディオン・フォーチュンの『コスミック・ドクトリン』が発表はっぴょうされ、フォーチュンは神智しんち学がく協会きょうかいキリスト教きりすときょう神秘しんぴ主義しゅぎロッジの会長かいちょうとなる（1927年ねんまで在任ざいにん）。

1929年ねん、クリシュナムルティ本人ほんにんが「真理しんりは集団しゅうだんで追求ついきゅうするものではない」との考かんがえに基もとづき、「東方とうほうの星ほし教団きょうだん」を解散かいさんする宣言せんげんを行おこない、神智しんち学がくおよびすべての宗教しゅうきょうから離はなれる。インド、スリランカなど一部いちぶを除のぞき、神かみ智学ちがく協会きょうかいの多おおくの組織そしきが離反りはん、協会きょうかいの大だい部分ぶぶんが消滅しょうめつする。

1934年ねん、レッドビータ死去しきょ。アディヤール派ははベサントとレッドビータの著作ちょさくをもとに〈神かみ智学ちがく〉を再さい構築こうちく（ネオ神智しんち学がく）。内容ないようはブラヴァツキーのものと幾分いくぶん異ことなる。

神かみ智学ちがく協会きょうかいの目的もくてき

「神かみ智学ちがく#〈神かみ智学ちがく〉の理論りろんと思想しそう」も参照さんしょう

神かみ智学ちがく協会きょうかいの目的もくてきは幾度いくども変更へんこうされた。その一部いちぶを掲載けいさいする。

創設そうせつ当初とうしょ

• 宇宙うちゅうを支配しはいしている法則ほうそくについての知識ちしきを収集しゅうしゅうし普及ふきゅうさせること (To collect and diffuse a knowledge of the laws which govern the universe)。

1881年ねん

1. 人類じんるいの普遍ふへん的てき同胞どうほう愛あいの追求ついきゅう (To form the nucleus of a Universal Brotherhood of Humanity)。
2. （これを実現じつげんするための）アーリヤ文献ぶんけん、宗教しゅうきょう、科学かがくの研究けんきゅう (To study Aryan literature, religion and science)。
3. To vintage the importance of this enquiry and correct misrepresentations with which it has been clouded.
4. To explore the hidden mysteries of nature and the latent powers of Man, on which the Founders believe that Oriental Philosophy is in a position to throw light.

1887年ねん

1. 人種じんしゅ、信条しんじょう、肌はだの色いろで差別さべつされない、人類じんるいの普遍ふへん的てき同朋どうほう愛あいの核かくを構成こうせいすること
2. アーリヤ人種じんしゅその他たの東洋とうようの文学ぶんがく、宗教しゅうきょう、科学かがくの研究けんきゅうを促進そくしんすること
3. 自然しぜんの謎なぞの法則ほうそくと人間にんげんの心霊しんれい能力のうりょくを探求たんきゅうすること

1896年ねん（現行げんこう）

1. 人種じんしゅ、信条しんじょう、性別せいべつ、階級かいきゅう、皮膚ひふの色いろにとらわれることなく、人類じんるいの普遍ふへん的てき同どう砲ほう団だんの核かくとなること。/ 人種じんしゅ、信条しんじょう、性別せいべつ、階級かいきゅう、皮膚ひふの色いろの相違そういにとらわれることなく、人類じんるいの普遍ふへん的てき同胞どうほう愛あいの中核ちゅうかくとなること。/ To form a nucleus of the Universal Brotherhood of Humanity without distinction of race, creed, sex, caste or colour.
2. 比較ひかく科学かがく、比較ひかく哲学てつがく、比較ひかく科学かがくの研究けんきゅうを促進そくしんすること。/ 比較ひかく宗教しゅうきょう、哲学てつがく、科学かがくの研究けんきゅうを促進そくしんすること。/ To encourage the study of comparative religion, philosophy and science.
3. 未いまだ解明かいめいされない自然しぜんの法則ほうそくと人間にんげんに潜在せんざいする能力のうりょくを開発かいはつすること。/ 未いまだ解明かいめいされない自然しぜんの法則ほうそくと人間にんげんに潜在せんざいする能力のうりょくを調査ちょうさ研究けんきゅうすること。/ To investigate unexplained laws of Nature and the powers latent in man.

歴代れきだい会長かいちょう

歴代れきだい会長かいちょう（分派ぶんぱ後ごはアディヤールに本部ほんぶを置おく神智しんち学がく協会きょうかいの会長かいちょう）

• 初代しょだい会長かいちょう（1875‒1907） ヘンリー・スティール・オルコット
• 2代だい会長かいちょう（1907‒1933） アニー・ベサント
• 3代だい会長かいちょう（1933‒1945） ジョージ・アルンデール （George S. Arundale 1878‒1945）
• 4代だい会長かいちょう（1946‒1953） C・ジナラージャダーサ（C. Jinarajadasa 1875‒1953）
• 5代だい会長かいちょう（1953‒1973） スリー・ラーム（Nilakanta Sri Ram 1889‒1973）
• 6代だい会長かいちょう（1973‒1979） ジョン・コーツ（John B S Coats 1906‒79）
• 7代だい会長かいちょう（1980‒2013） ラーダー・ブルニエ（Radha Burnier 1923‒ 2013）
• 8代だい会長かいちょう（2014- ） ティム・ボイド（Tim Boyd 1953- ）

この他ほかに、ベサントとともに協会きょうかいを主導しゅどうしブラヴァツキーの教義きょうぎに多おおくの修正しゅうせいを加くわえたが、児童じどう虐待ぎゃくたい疑惑ぎわく（少年しょうねんたちに自慰じい強制きょうせい）で一線いっせんを逐おわれたチャールズ・ウェブスター・レッドビータ（1858?‒1934年ねん、霊れい視し能力のうりょくを身みにつけたとされる）、ジョージ・アルンデールの妻つまで、バレエに範はんをとってインド古典こてん舞踊ぶようの改革かいかくに力ちからを注そそいだルクミニー・デーヴィー・アルンデール（1904‒86）などの有力ゆうりょく者しゃがいた。

日本にっぽんにおける神かみ智学ちがく協会きょうかい

ジェームズ・カズンズ

「神かみ智学ちがく#〈神かみ智学ちがく〉運動うんどうと日本にっぽん」も参照さんしょう

類似るいじ宗教しゅうきょう学者がくしゃ（自称じしょう）の吉永よしなが進一しんいちは、日本にっぽんの霊れい性せい文化ぶんかにおける〈神かみ智学ちがく〉の重要じゅうよう度どはアメリカに比くらべると1960年代ねんだいまでは低ひくく、明治めいじ期きから紹介しょうかいされたにもかかわらず、当初とうしょは常つねに忘却ぼうきゃくされていたと述のべている。〈神かみ智学ちがく〉が一般いっぱんに広ひろまったのは、「精神せいしん世界せかい」の流行りゅうこうや「第だい三さん次じ宗教しゅうきょうブーム」が見みられた「1970年代ねんだいから80年代ねんだい」以降いこうで、「精神せいしん世界せかいブーム」（現在げんざいの「スピリチュアル」）の重要じゅうような一角いっかくを占しめている。

日本にっぽんの「神かみ智学ちがく協会きょうかい」の活動かつどうとしては、明治めいじ22年ねんにはオルコットが来日らいにちし、文献ぶんけんが翻訳ほんやくされ神智しんち学がくロッジが作つくられたが、評価ひょうかは一部いちぶの仏教ぶっきょう青年せいねんに限かぎられ、仏教ぶっきょう復興ふっこう運動うんどうが軌道きどうに乗のると、〈神かみ智学ちがく〉は忘わすれられた。明治めいじ40年代ねんだいには、海軍かいぐん機関きかん学校がっこうの講師こうしであったE・S・スティーブンソンというポイント・ローマ派はの人物じんぶつが逗子ずしにロッジを開ひらき、ブラヴァツキーの書籍しょせきを翻訳ほんやくしている。

大正たいしょう期きには、詩人しじん・慶應義塾大学けいおうぎじゅくだいがく英語えいご教員きょういんのジェイムズ・カズンスが中心ちゅうしんとなり、アディヤール派はのロッジ活動かつどうが行おこなわれ、大正たいしょう9年ねんに東京とうきょう国際こくさいロッジが開設かいせつされた。その後ご鈴木すずき大拙だいせつ夫妻ふさいが京都きょうとにうつると、このロッジは閉鎖へいさされた。大正たいしょう13年ねんには、大拙だいせつの妻つま鈴木すずきビアトリスが大谷大学おおたにだいがく、龍谷大りゅうこくだい学がくの教員きょういんを中心ちゅうしんに大乗だいじょうロッジを発足ほっそくさせた。これにはアメリカのハリウッドにあるクロトナ神智しんち学がく学院がくいんに滞在たいざいした宇津木うつき二に秀しゅうも参加さんかし、京都きょうとでの活動かつどうは宇津木うつきと鈴木すずき大拙だいせつ夫妻ふさいが中心ちゅうしんとなって行おこなわれた。ロッジ活動かつどうは低迷ていめいしていたが、〈神かみ智学ちがく〉の思想しそうは大正たいしょう時代じだい以降いこう、ある程度ていど広ひろまった。

昭和しょうわ期きには、教育きょういく者しゃ・牧師ぼくし・翻訳ほんやく者しゃであった三浦みうら関造かんぞう（1883年ねん - 1960年ねん）が〈神かみ智学ちがく〉に興味きょうみを持もち、精神療法せいしんりょうほう家いえ兼子かねこ尚しょう積せきとの出会であいや見神けんしん体験たいけんを経へて霊的れいてきな実践じっせん家かとして活動かつどうするようになった。昭和しょうわ5年ねんにはアメリカに滞在たいざいし、サンディエゴのポイントロマの神智しんち学がく協会きょうかいで講演こうえんを行おこない、〈神かみ智学ちがく〉の影響えいきょうを受うけたメタフィジカル教師きょうしたちと交流こうりゅうした。神智しんち学がく的てきなメシア論ろんを展開てんかいし、戦中せんちゅうはファシスト的てきオカルティストと提携ていけいしていた。昭和しょうわ28年ねんにスワーミー・ヨーガーナンダのヨーガ技法ぎほうを集あつめた『幸福こうふくへの招待しょうたい』（東光とうこう書房しょぼう、1953年ねん）を著あらわし、最さい晩年ばんねんの7年間ねんかんは神かみ智学ちがく・ヨーガ教師きょうしとして活動かつどうし、神かみ智学ちがくヨガ団体だんたい「竜王りゅうおう会かい」（綜合そうごうヨガ団体だんたい竜王りゅうおう会かい）を結成けっせいした（ただし、竜王りゅうおう会かい発足ほっそく後ごに三浦みうらが紹介しょうかいしたのはヨーガーナンダのヨーガではなく、インドのヨーガは堕落だらくしており、アリス・ベイリー、ポール・ブラントン、モーリス・ドーリルなどを学まなぶことが重要じゅうようであると主張しゅちょうする一方いっぽう、「いかがわしい誤謬ごびゅうだらけの西洋せいよう模倣もほうヨガの本ほんを悉ことごとく捨すててしまいなさい」とも述のべている）。

三浦みうらによって「竜王りゅうおう文庫ぶんこ」が設立せつりつされ、機関きかん誌し『至上しじょう我がの光ひかり』（昭和しょうわ29年ねん創刊そうかん）を刊行かんこうし、三浦みうらの生前せいぜんには自著じちょや〈神かみ智学ちがく〉、ヨガの書籍しょせきが10冊さつほど出版しゅっぱんされた。当時とうじは冷戦れいせん時代じだいであり、三浦みうらは終末しゅうまつ思想しそうを展開てんかいしたドーリルの教きょう説せつに特とくに傾倒けいとうし、ブラヴァツキーの霊的れいてき進化しんか論ろん、新しん時代じだいの到来とうらいと終末しゅうまつ思想しそう、マスター（マハトマ）と彼かれらが住すむシャンバラの存在そんざい、救世主きゅうせいしゅの待望たいぼう、地球ちきゅう空洞くうどう説せつ、ユダヤ人じん陰謀いんぼう説せつなどを背景はいけいに、自身じしんの神格しんかく化かを強つよめ、竜王りゅうおう会かいは一種いっしゅの宗教しゅうきょう団体だんたいに近ちかくなっていった。昭和しょうわ35年ねんに三浦みうらが死去しきょしたため、竜王りゅうおう会かいの終末しゅうまつ思想しそうは激化げきかすることはなかった。会長かいちょう職しょくは娘むすめの田中たなか恵美子えみこが継ついだ。竜王りゅうおう文庫ぶんこは三浦みうらの著作ちょさくなどを刊行かんこうし続つづけ、1970年代ねんだいまで〈神かみ智学ちがく〉思想しそうの数少かずすくない供給きょうきゅう源げんであった。

1971年ねん（昭和しょうわ47年ねん）に、竜王りゅうおう会かいの内部ないぶ部門ぶもんとして神かみ智学ちがく協会きょうかい日本にっぽん支部しぶである「神かみ智学ちがく協会きょうかいニッポン・ロッジ」が作つくられ、田中たなか恵美子えみこが初代しょだい会長かいちょうとなった。田中たなか恵美子えみこが1995年ねんに没ぼっした後のち、1996年ねんから2003年ねんまではジェフ・クラークが第だい2代だい会長かいちょうを務つとめた。神かみ智学ちがくニッポン・ロッジは、2003年ねんに竜王りゅうおう会かいと分わかれ、インドのアディヤールに国際こくさい本部ほんぶがある神智しんち学がく協会きょうかい（神かみ智学ちがく協会きょうかいアディヤール）直属ちょくぞくとなった。杉本すぎもと良男よしおは、近年きんねんはあまりめだった活動かつどうは行おこなっていないようであると述のべている。

参考さんこう文献ぶんけん

• 稲生いのう平太郎へいたろう『定本ていほん 何なにかが空そらを飛とんでいる』国書刊行会こくしょかんこうかい、2013年ねん。 
• 海野うみの弘ひろし『癒いやしとカルトの大地だいち - 神秘しんぴのカリフォルニア』グリーンアロー出版しゅっぱん社しゃ〈カリフォルニア・オデッセイ4〉、2001年ねん。 
• 大田おおた俊寛としひろ『現代げんだいオカルトの根源こんげん - 霊れい性せい進化しんか論ろんの光ひかりと闇やみ』筑摩書房ちくましょぼう〈ちくま新書しんしょ〉、2013年ねん。ISBN 978-4-480-06725-8。 （第だい一いち章しょう「神智しんち学がくの展開てんかい」他た 参照さんしょう）
• 杉本すぎもと良男よしお「比較ひかくによる真理しんりの追求ついきゅう : マックス・ミュラーとマダム・ブラヴァツキー」『国立こくりつ民族みんぞく学がく博物館はくぶつかん調査ちょうさ報告ほうこく』第だい90号ごう、国立こくりつ民族みんぞく学がく博物館はくぶつかん、2010年ねん3月がつ31日にち、173-226頁ぺーじ、NAID 120003755699。 
• 杉本すぎもと良男よしお「マダム・ブラヴァツキーのチベット」『国立こくりつ民族みんぞく学がく博物館はくぶつかん研究けんきゅう報告ほうこく 40(2)』、国立こくりつ民族みんぞく学がく博物館はくぶつかん、2015年ねん、199-214頁ぺーじ、NAID 120005727188。 
• 野崎のさき晃あきら市し「平井ひらい金三きんぞうとフェノロサ : ナショナリズム・ジャポニズム・オリエンタリズム」『宗教しゅうきょう研究けんきゅう 79巻かん1輯』、日本にっぽん宗教しゅうきょう学会がっかい、2005年ねん6月がつ30日にち、73-96頁ぺーじ、NAID 110002826642。 
• 深澤ふかざわ英隆ひでたか「神かみ智学ちがく」『世界せかい宗教しゅうきょう百科ひゃっか事典じてん』丸善まるぜん出版しゅっぱん、2012年ねん、772-773頁ぺーじ。 
• 山下やました博司ひろし『インドゥー教きょう - インドという〈謎なぞ〉』講談社こうだんしゃ〈講談社こうだんしゃ選書せんしょメチエ〉、2004年ねん。 
• 山本やまもと弘ひろし「空中くうちゅうから手紙てがみが降ふってくる!? 神智しんち学がくの大家たいかブラヴァツキー夫人ふじん!」『トンデモ超ちょう常つね現象げんしょう99の真相しんそう』と学会がっかい［山本やまもと弘ひろし＋志水しみず一夫かずお＋皆みな神かみ龍太郎りゅうたろう］著ちょ、洋よう泉いずみ社しゃ、2006年ねん。 
• 横山よこやま茂雄しげお「影かげの水脈すいみゃく」『聖きよし別べつされた肉体にくたい - オカルト人種じんしゅ論ろんとナチズム』書肆しょし風ふうの薔薇ばら、1990年ねん。 
• 吉永よしなが進一しんいち「2.オカルトとニューエイジ : 一種いっしゅの思想しそう史しとして(II「精神せいしん世界せかい」のありさまをとらえる,ワークショップ(1)「精神せいしん世界せかい」の構図こうず-現代げんだい社会しゃかいと現代げんだい人じんの意識いしきを理解りかいする手てがかりとして-)」『宗教しゅうきょうと社会しゃかい. 別冊べっさつ, ワークショップ報告ほうこく書しょ 1997』、「宗教しゅうきょうと社会しゃかい」学会がっかい、1998年ねん3月がつ1日にち、16-22頁ぺーじ、NAID 110007653781。 
• 吉永よしなが進一しんいち 執筆しっぴつ「神かみ智学ちがく」『現代げんだい宗教しゅうきょう事典じてん』井上いのうえ順じゅん孝こう 編へん、弘文こうぶん堂どう、2005年ねん、279-280頁ぺーじ。 
• 吉永よしなが進一しんいち「近代きんだい日本にっぽんにおける神かみ智学ちがく思想しそうの歴史れきし(<特集とくしゅう>スピリチュアリティ)」『日本にっぽん宗教しゅうきょう学会がっかい宗教しゅうきょう研究けんきゅう 84巻かん2輯』、日本にっぽん宗教しゅうきょう学会がっかい、2010年ねん9月がつ30日にち、579-601頁ぺーじ、NAID 110007701175。 
• 吉村よしむら正和まさかず『心霊しんれいの文化ぶんか史し — スピリチュアルな英国えいこく近代きんだい』河出書房新社かわでしょぼうしんしゃ〈河出かわでブックス〉、2010年ねん。 
• 吉村よしむら正和まさかず『図説ずせつ 近代きんだい魔術まじゅつ』河出書房新社かわでしょぼうしんしゃ〈ふくろうの本ほん〉、2013年ねん。 
• レイチェル・ストーム『ニューエイジの歴史れきしと現在げんざい - 地上ちじょうの楽園らくえんを求もとめて』高橋たかはし巖いわお・小杉こすぎ英えい了りょう 訳やく、角川書店かどかわしょてん〈角川かどかわ選書せんしょ〉、1993年ねん。 
• クリストファー・パートリッジ 編著へんちょ『現代げんだい世界せかい宗教しゅうきょう事典じてん—現代げんだいの新しん宗教しゅうきょう、セクト、代替だいたいスピリチュアリティ』井上いのうえ順じゅん孝こう 監訳かんやく、悠ゆう書しょ館かん、2009年ねん。 
• アントワーヌ・フェーブル『エゾテリスム - 西洋せいよう隠かくれ秘ひ学がくの系譜けいふ』田中たなか義廣よしひろ 訳やく、白水しろみず社しゃ〈文庫ぶんこクセジュ〉、1995年ねん。 
• アレクサンダー・ワイルダー『新しんプラトン主義しゅぎと錬金術れんきんじゅつ - 神智しんち学がくの起源きげんをたずねて』堀江ほりえ聡さとし訳やく（電子でんし書籍しょせき版ばん）、宇宙うちゅうパプリッシング、2014年ねん。 
• Goodrick-Clarke, Nicholas (2008). The Western Esoteric Traditions. New York: Oxford University Press 
• Greer, John Michael (2003). The New Encyclopedia of the Occult. Woodbury, MN: Llewellyn Publications 

関連かんれん文献ぶんけん

• H.P.ブラヴァツキー 著しる、田中たなか恵美子えみこ、ジェフ・クラーク 訳やく『シークレット・ドクトリン 宇宙うちゅう発生はっせい論ろん 上じょう』神かみ智学ちがく協会きょうかいニッポン・ロッジ、1989年ねん。ISBN 4-89741-317-6。 
• H.P.ブラヴァツキー 著ちょ、田中たなか恵美子えみこ 訳やく『神智しんち学がくの鍵かぎ』神かみ智学ちがく協会きょうかいニッポンロッジ〈神かみ智学ちがく叢書そうしょ〉、1987年ねん。OCLC 144086366。全国ぜんこく書誌しょし番号ばんごう:87023321。 
• 三浦みうら関造かんぞう 訳わけ『聖典せいてん沈黙ちんもくの声こえ』（改訂かいてい版ばん）竜王りゅうおう文庫ぶんこ、1962年ねん。OCLC 674383420。全国ぜんこく書誌しょし番号ばんごう:63010536。 
• H.P.ブラヴァツキー 著ちょ、老ろう松まつ克博かつひろ 訳わけ、ボリス・デ・ジルコフ 編へん『ベールをとったイシス 第だい1巻かん』竜王りゅうおう文庫ぶんこ〈神かみ智学ちがく叢書そうしょ〉、2010年ねん。ISBN 978-4-89741-600-7。 
• H.P.ブラヴァッキー 著ちょ、田中たなか恵美子えみこ 訳やく『実践じっせん的てきオカルティズム』（改訂かいてい2版はん）竜王りゅうおう文庫ぶんこ、1988年ねん。ISBN 4-89741-318-4。 
• H.P.ブラヴァツキー『夢魔むま物語ものがたり』竜王りゅうおう文庫ぶんこ。 
• H.P.ブラヴァツキー 著ちょ、加藤かとう大典たいてん 訳やく『インド幻想げんそう紀行きこう 上じょう』筑摩書房ちくましょぼう〈ちくま学芸がくげい文庫ぶんこ〉、2003年ねん。ISBN 4-480-08754-0。 
• H.P.ブラヴァツキー 著ちょ、加藤かとう大典たいてん 訳やく『インド幻想げんそう紀行きこう 下か』筑摩書房ちくましょぼう〈ちくま学芸がくげい文庫ぶんこ〉、2003年ねん。ISBN 4-480-08755-9。 
• ヘレナ・ペトロヴナ・ブラヴァツキー 著ちょ、山口やまぐち多た一いち 訳やく、ウィニーフレッド・パーレィ 編へん『ブラヴァツキーのことば365日にち』アルテ／星雲せいうん社しゃ、2009年ねん。ISBN 978-4-434-13599-6。 
• ハワード・マーフェット 著ちょ、田中たなか恵美子えみこ 訳やく『近代きんだいオカルティズムの母ははH・P・ブラヴァツキー夫人ふじん』神かみ智学ちがく協会きょうかいニッポンロッジ〈神かみ智学ちがく叢書そうしょ〉、1981年ねん。ISBN 4-89741-308-7。 

関連かんれん項目こうもく

• 神かみ智学ちがく
• ヘレナ・P・ブラヴァツキー
• ネオ神智しんち学がく
• 東方とうほうの星ほし教団きょうだん
• アーリヤ・サマージ

外部がいぶリンク

• 神かみ智学ちがく協会きょうかい 日本語にほんご公式こうしきサイト
• 南みなみインド映画えいがと政治せいじとのかかわり＝神かみ智学ちがく運動うんどうと南みなみインド社会しゃかい＝　神かみ智学ちがく協会きょうかい関係かんけい年譜ねんぷ - ウェイバックマシン（2007年ねん10月がつ4日にちアーカイブ分ぶん）、《 梵・漢かん・和わ 》.com、中村なかむら聡さとし
• 神智しんち学がくの歴史れきし スピリチュアル(霊的れいてき) & 精神せいしん世界せかい