鯨波くじらなみ駅えき

鯨波くじらなみ駅えき
	駅舎えきしゃ（2021年ねん9月がつ）
	くじらなみ; Kujiranami;
	◄青海川おうみがわ (3.0 km) (3.7 km) 柏崎かしわざき►
所在地しょざいち	新潟にいがた県けん柏崎かしわざき市し鯨波げいは一いち丁目ちょうめ3 北緯ほくい37度ど21分ふん21.32秒びょう東経とうけい138度ど31分ふん4.66秒びょう / 北緯ほくい37.3559222度ど東経とうけい138.5179611度ど座標ざひょう: 北緯ほくい37度ど21分ふん21.32秒びょう東経とうけい138度ど31分ふん4.66秒びょう / 北緯ほくい37.3559222度ど東経とうけい138.5179611度ど
所属しょぞく事業じぎょう者しゃ	東日本旅客鉄道ひがしにほんりょかくてつどう（JR東日本ひがしにっぽん）
所属しょぞく路線ろせん	■信越本線しんえつほんせん
キロ程ほど	32.6 km（直江津なおえつ起点きてん）
電報でんぽう略号りゃくごう	クナ
駅えき構造こうぞう	地上ちじょう駅えき（盛土もりつち上うえ）
ホーム	2面めん2線せん
開業かいぎょう年月日ねんがっぴ	1904年ねん（明治めいじ37年ねん）4月がつ1日にち
備考びこう	無人むじん駅えき（乗車じょうしゃ駅えき証明しょうめい書しょ発行はっこう機き有ゆう）
	テンプレートを表示ひょうじ

鯨波くじらなみ駅えき（くじらなみえき）は、新潟にいがた県けん柏崎かしわざき市し鯨波げいは一いち丁目ちょうめにある、東日本旅客鉄道ひがしにほんりょかくてつどう（JR東日本ひがしにっぽん）信越本線しんえつほんせんの駅えきである^[1]。

概要がいよう

当とう駅えきは日本海にほんかいに程近ほどちかい柏崎かしわざき市しの鯨波げいは地区ちくに所在しょざいする無人むじん駅えきである。以前いぜんは有人ゆうじん駅えきで、無人むじん駅えき化か後ごも繁忙はんぼう期きには駅員えきいんが窓口まどぐちで営業えいぎょうを行おこなっていたが、夏期かきは海水浴かいすいよく場じょう利用りよう客きゃくに対応たいおうするため駅員えきいんを臨時りんじ派遣はけんしており、国鉄こくてつ時代じだい1986年ねんまでは硬かた券けん入場にゅうじょう券けんや乗車じょうしゃ券けんも発売はつばいされていた。JR化かされた1987年ねんの夏季かきには簡易かんい的てきな自動じどう発券はっけん機きが駅舎えきしゃ内ないに持もち込こまれて、駅員えきいんが感熱かんねつ紙しタイプ乗車じょうしゃ券けんを発売はつばいしていたが、1988年ねん頃ころには駅員えきいんの臨時りんじ派遣はけんが中止ちゅうしされた。現在げんざいは通年つうねんで無人むじん化かされている。

また、海水浴かいすいよくシーズンには埼玉さいたま県けんの熊谷くまがや駅えきから上越じょうえつ市しの柿崎かきざき駅えき間あいだで運転うんてんされていた臨時りんじ快速かいそく列車れっしゃ「マリンブルーくじらなみ号ごう」が当とう駅えきを経由けいゆして運転うんてんされていた。

歴史れきし

1902年ねん（明治めいじ35年ねん）7月がつ10日とおか：北越ほくえつ鉄道てつどうの臨時りんじ駅えきとして9月30日にちまで開設かいせつ^[3]。
1903年ねん（明治めいじ36年ねん）4月がつ15日にち：北越ほくえつ鉄道てつどうの仮かり駅えきとして10月31日にち限定げんていであったが^[4]、後のちに1904年ねん3月31日にちまで延長えんちょう^[5]。
1904年ねん（明治めいじ37年ねん）4月がつ1日にち：北越ほくえつ鉄道てつどうの駅えきとして開設かいせつ^[1]^[2]。
1907年ねん（明治めいじ40年ねん）8月がつ1日にち：北越ほくえつ鉄道てつどうが国有こくゆう化か、帝国ていこく鉄道てつどう庁ちょうの駅えきとなる^[2]。
1969年ねん（昭和しょうわ44年ねん）
- 1月がつ1日にち：貨物かもつ取扱とりあつかい廃止はいし^[2]。
- 7月がつ3日にち：駅舎えきしゃ改築かいちく落成らくせい式しき挙行きょこう^[6]。
1971年ねん（昭和しょうわ46年ねん）12月1日にち：荷物にもつ扱あつかい廃止はいし^[7]、無人むじん駅えき化か^[8]。
1987年ねん（昭和しょうわ62年ねん）4月がつ1日にち：国鉄こくてつ分割ぶんかつ民営みんえい化かに伴ともない、JR東日本ひがしにっぽんの駅えきとなる^[2]。
2012年ねん（平成へいせい24年ねん）5月1日にち：名誉めいよ駅長えきちょうを配置はいち^[9]。

駅えき構造こうぞう

築堤ちくてい上うえに相対そうたい式しきホーム2面めん2線せんを有ゆうする地上ちじょう駅えき^[1]。両りょうホームは跨線橋こせんきょうで連絡れんらくしている^[1]。

長岡ながおか駅えき管理かんりの無人むじん駅えき。駅えき及および駅えき周辺しゅうへんの美化びか活動かつどうを行おこなうボランティアとしてJR東日本ひがしにっぽんを退職たいしょくしたOBに名誉めいよ駅長えきちょうを委嘱いしょくしている^[9]。

駅舎えきしゃ2階かいが待合室まちあいしつとなっている。以前いぜんは当地とうちの繁忙はんぼう期きである夏季かき海水浴かいすいよく客きゃくに対応たいおうするため、臨時りんじで駅員えきいんが派遣はけんされており、1975年ねん頃ごろは通常つうじょう1日にち50人にんの利用りよう客数きゃくすうが2500人にんから3800人にんとなることがあった^[10]。

駅舎えきしゃ内ないには2階かいに乗車じょうしゃ駅えき証明しょうめい書しょ発行はっこう機き・運行うんこう情報じょうほう確認かくにん用よう電話でんわ・お知しらせ標しるべ、1階かいに男女だんじょ化粧けしょう室しつ・郵便箱ゆうびんばこ・公衆こうしゅう電話でんわが設置せっちされている。

のりば

ホーム	路線ろせん	方向ほうこう	行先ゆくさき
南側みなみがわ	■信越本線しんえつほんせん	上のぼり	直江津なおえつ方面ほうめん
北側きたがわ	■信越本線しんえつほんせん	下くだり	柏崎かしわざき・長岡ながおか方面ほうめん

（出典しゅってん：JR東日本ひがしにっぽん:駅えき構内こうない図ず）

※案内あんない上じょうののりば番号ばんごうは割当わりあてられていない。

待合室まちあいしつ（2021年ねん9月がつ）
ホーム（2021年ねん9月がつ）

駅えき周辺しゅうへん

バス路線ろせん

駅えきを出でてすぐに越後えちご交通こうつうの「鯨波げいは駅前えきまえ」バス停ばすていがある。各かく路線ろせんの詳細しょうさいは「柏崎かしわざき市し公共こうきょう交通こうつうガイドブック」および「越後えちご交通こうつう柏崎かしわざき地区ちく時刻じこく表ひょう」を参照さんしょう。

鯨波げいは駅前えきまえ
- 鯨波げいは3丁目ちょうめ・川内かわうち・谷根たんね行ゆき
- 柏崎かしわざき駅前えきまえ行ぎょう

隣となりの駅えき

東日本旅客鉄道ひがしにほんりょかくてつどう（JR東日本ひがしにっぽん）

■信越本線しんえつほんせん

青海川おうみがわ駅えき - 鯨波くじらなみ駅えき - 柏崎かしわざき駅えき

脚注きゃくちゅう

[脚注きゃくちゅうの使つかい方かた]

^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f ^g ^h 『週刊しゅうかん JR全ぜん駅えき・全ぜん車両しゃりょう基地きち』 14号ごう長野ながの駅えき・新津あらつ駅えき・高田たかだ駅えきほか、朝日新聞あさひしんぶん出版しゅっぱん〈週刊しゅうかん朝日あさひ百科ひゃっか〉、2012年ねん11月11日にち、23頁ぺーじ。
^ ^a ^b ^c ^d ^e 石野いしの哲あきら（編へん）『停車場ていしゃじょう変遷へんせん大だい事典じてん国鉄こくてつ・JR編へん Ⅱ』JTB、1998年ねん、583-584頁ぺーじ。ISBN 978-4-533-02980-6。
^ 「臨時りんじ停車場ていしゃじょう開始かいし」『官報かんぽう』1902年ねん7月がつ15日にち（国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかんデジタル化か資料しりょう）
^ 「仮かり停車場ていしゃじょう開始かいし」『官報かんぽう』1903年ねん4月がつ17日にち（国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかんデジタル化か資料しりょう）
^ 「仮かり停車場ていしゃじょう使用しよう継続けいぞく」『官報かんぽう』1903年ねん10月がつ27日にち（国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかんデジタル化か資料しりょう）
^ 『鯨波げいはの新築しんちく駅舎えきしゃが完成かんせい』昭和しょうわ44年ねん7月がつ4日にち読売新聞よみうりしんぶん新潟にいがた読売よみうりB
^ 「日本にっぽん国有こくゆう鉄道てつどう公示こうじ第だい460号ごう」『官報かんぽう』1971年ねん11月30日にち。
^ 「通報つうほう ●信越本線しんえつほんせん上下浜じょうけはま駅えきほか6駅えきの駅員えきいん無む配置はいちについて（旅客りょかく局きょく）」『鉄道てつどう公報こうほう』日本にっぽん国有こくゆう鉄道てつどう総裁そうさい室しつ文書ぶんしょ課か、1971年ねん11月30日にち、6面めん。
^ ^a ^b 『「名誉めいよ駅長えきちょう」の配置はいちについて』（pdf）（プレスリリース）東日本旅客鉄道ひがしにほんりょかくてつどう新潟にいがた支社ししゃ、2014年ねん4月がつ27日にち。2014年ねん10月がつ25日にち閲覧えつらん。
^ 「夏場なつばに稼かせぐ“停留所ていりゅうじょ・鯨波くじらなみ駅えき”新鉄しんてつ」『交通こうつう新聞しんぶん』交通こうつう協力きょうりょく会かい、1975年ねん8月がつ8日にち、2面めん。

外部がいぶリンク

駅えきの情報じょうほう（鯨波くじらなみ駅えき）：JR東日本ひがしにっぽん

[zeneki14-1] ^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f ^g ^h 『週刊しゅうかん JR全ぜん駅えき・全ぜん車両しゃりょう基地きち』 14号ごう長野ながの駅えき・新津あらつ駅えき・高田たかだ駅えきほか、朝日新聞あさひしんぶん出版しゅっぱん〈週刊しゅうかん朝日あさひ百科ひゃっか〉、2012年ねん11月11日にち、23頁ぺーじ。

[停車場-2] 石野いしの哲あきら（編へん）『停車場ていしゃじょう変遷へんせん大だい事典じてん国鉄こくてつ・JR編へん Ⅱ』JTB、1998年ねん、583-584頁ぺーじ。ISBN 978-4-533-02980-6。

[3] 「臨時りんじ停車場ていしゃじょう開始かいし」『官報かんぽう』1902年ねん7月がつ15日にち（国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかんデジタル化か資料しりょう）

[4] 「仮かり停車場ていしゃじょう開始かいし」『官報かんぽう』1903年ねん4月がつ17日にち（国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかんデジタル化か資料しりょう）

[5] 「仮かり停車場ていしゃじょう使用しよう継続けいぞく」『官報かんぽう』1903年ねん10月がつ27日にち（国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかんデジタル化か資料しりょう）

[6] 『鯨波げいはの新築しんちく駅舎えきしゃが完成かんせい』昭和しょうわ44年ねん7月がつ4日にち読売新聞よみうりしんぶん新潟にいがた読売よみうりB

[7] 「日本にっぽん国有こくゆう鉄道てつどう公示こうじ第だい460号ごう」『官報かんぽう』1971年ねん11月30日にち。

[8] 「通報つうほう ●信越本線しんえつほんせん上下浜じょうけはま駅えきほか6駅えきの駅員えきいん無む配置はいちについて（旅客りょかく局きょく）」『鉄道てつどう公報こうほう』日本にっぽん国有こくゆう鉄道てつどう総裁そうさい室しつ文書ぶんしょ課か、1971年ねん11月30日にち、6面めん。

[jr-9] 『「名誉めいよ駅長えきちょう」の配置はいちについて』（pdf）（プレスリリース）東日本旅客鉄道ひがしにほんりょかくてつどう新潟にいがた支社ししゃ、2014年ねん4月がつ27日にち。2014年ねん10月がつ25日にち閲覧えつらん。

[10] 「夏場なつばに稼かせぐ“停留所ていりゅうじょ・鯨波くじらなみ駅えき”新鉄しんてつ」『交通こうつう新聞しんぶん』交通こうつう協力きょうりょく会かい、1975年ねん8月がつ8日にち、2面めん。

[1]

[2]

[3]

[4]

[5]

[6]

[7]

[8]

[9]

[10]