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9M311

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
9M311
種類しゅるい 近距離きんきょり防空ぼうくうミサイル
近接きんせつ防空ぼうくうミサイル
製造せいぞうこく ソビエト連邦の旗 ソビエト連邦れんぽう/ロシアの旗 ロシア
性能せいのうしょもと
ミサイル全長ぜんちょう 2,560mm[1]
ミサイル重量じゅうりょう 57kg[1]
弾頭だんとう 連続れんぞくロッド弾頭だんとうHE:9kg)
信管しんかん レーザー近接きんせつ信管しんかん
射程しゃてい 8キロメートル (5.0 mi)(9M311)
10キロメートル (6.2 mi)(9M311-M1)[1]
だか 3,500メートル (11,500 ft)
推進すいしん方式ほうしき 段式だんしき固体こたいロケット
誘導ゆうどう方式ほうしき 無線むせんSACLOS
飛翔ひしょう速度そくど 発射はっしゃ段階だんかい:900m/s
巡航じゅんこう段階だんかい:600m/s[2]
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9M311 トレウゴリニクロシア: 9М311 «Треугольник»、三角形さんかっけい)は、ソビエト連邦れんぽう現在げんざいロシア連邦れんぽう)のKBP器械きかい製造せいぞう設計せっけいきょく開発かいはつされた近距離きんきょり防空ぼうくうミサイル / 近接きんせつ防空ぼうくうミサイルNATOコードネームはSA-19 グリスン(Grison)。

もっとも初期しょき開発かいはつされた9M311を原型げんけいとして、艦載かんさいかた9M311K(3M87)、輸出ゆしゅつがた9M311-1改良かいりょうがた9M311M(3M88)、9M311-M1と、順次じゅんじ発展はってんした。最終さいしゅう発達はったつがたの9M311-M1では、ECCM性能せいのう向上こうじょうするとともに、射程しゃていも10kmに延伸えんしんされた。

9M311シリーズは、独立どくりつしたミサイル・システムとしてではなく、対空たいくう機関きかんほうとのふくあいシステムとして装備そうびされることがおおい。陸上りくじょうがたはししき対空たいくう車両しゃりょうとしては2K22 ツングースカ艦載かんさいがた近接きんせつ防御ぼうぎょ火器かきシステムとしてはコールチク輸出ゆしゅつばんはカシュタン)が開発かいはつされているが、これらはいずれも30mm口径こうけい機関きかんほうわされている。

21世紀せいき初頭しょとうより、後継こうけいとなる9M335(57E6、NATOコードネーム:SA-22 グレイハウンド)ミサイルが実用じつようされ、これを搭載とうさいするはししき対空たいくう車両しゃりょうとしてパーンツィリ-S1開発かいはつされている。

出典しゅってん

[編集へんしゅう]
  1. ^ a b c Зенитный ракетно-пушечный комплекс 2К22 "Тунгуска" (SA-19 Grison)” (Russian). Вестника ПВО (3-10-2000). 18 August 2008てんオリジナルよりアーカイブ。2008ねん8がつ9にち閲覧えつらん
  2. ^ Peter Goon. “Russian/PLA Point Defense”. Air Power Australia. 15 July 2008てんオリジナルよりアーカイブ。2008ねん7がつ21にち閲覧えつらん