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JIPS

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』

JIPS(ジップス Japanese Information Processing System)はNEC開発かいはつした日本語にほんご処理しょりシステムの名前なまえである。実際じっさいじょうは、『JIPS』という用語ようごは、そのシステムじょう使つかわれる漢字かんじコードのことしていることがおおいため、本稿ほんこうではその漢字かんじコードについて説明せつめいする。

概要がいよう

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『JIPS』にて使つかわれる漢字かんじコードは、JIS C 6226-1978をベースに拡張かくちょう文字もじを9〜13登録とうろくし、さらにGRいきに『G1集合しゅうごう』とばれる拡張かくちょう文字もじぐん登録とうろくした符号ふごう文字もじ集合しゅうごうである。

  • 上記じょうきそのものをあらわJIPS(J)
  • JIPS(J)のうえ1バイト、した1バイトをそれぞれEBCDIC変換へんかんしてられるJIPS(E)
  • JIPS(J)のうえ1バイトをASCII文字もじかぶらないようにシフトしたNEC内部ないぶコード(J)
  • NEC内部ないぶコード(J)のうえ1バイト、した1バイトをそれぞれEBCDIC変換へんかんしてられるNEC内部ないぶコード(E)

の4つのバリエーションがある。

  • JIPS(J)は『ACOS-6
  • JIPS(E)は『ACOS-2』、『ACOS-4
  • NEC内部ないぶコード(E)は『ITOS』、『A-VXとうのオフコン

でそれぞれもちいられる。

なお、NEC内部ないぶコード(J)を使用しようしていた業務ぎょうむようマシンとして、『NTOS』および『PTOS』がかつて存在そんざいした。

JIPSの外字がいじ

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1めん(G0)84〜94と2めん(G1)64〜94に1,034+2,914=3,948文字もじをユーザ外字がいじ領域りょういきとして利用りようできる。これはeucJP-MSが、1めん(G1)84〜94と2めん(G3)84〜94合計ごうけい2,068文字もじのユーザ外字がいじ領域りょういきっていることとている。

ただし、JIPSの1めん(GO)はGL表現ひょうげんであり、eucJP-MSの1めん(G1)はGR表現ひょうげんである。そして、JIPSの2めん(G1)はG0からシフト符号ふごうしでめん出来できるのにたいし、eucJP-MSの2めん(G3)はG1からシングルシフトでえるてんちがう。

脚注きゃくちゅう

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関連かんれん項目こうもく

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外部がいぶリンク

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