嚆矢こうし

日本語にほんご

この単語たんごの漢字かんじ
嚆	矢や
こう 表ひょう外がい漢字かんじ	し 第だい二に学年がくねん
音読おんよみ

発音はつおん

• (東京とうきょう式しき) こ​ーし [kóꜜòshì] (頭あたま高だか型がた – [1])
• IPA^(?): [ko̞ːɕi]

名詞めいし

嚆矢や (こうし)

1. 鏑矢かぶらや。
2. （会戦かいせんにおいて鏑矢かぶらやを互たがいに放はなって戦せんを始はじめたことから転てんじて）物事ものごとの始はじまり。
   • 「それでキリスト教きりすときょうの演説えんぜつ会かいで演説えんぜつ者しゃが腰こしを掛かけて話はなしをするのはたぶんこの講師こうしが嚆矢こうしであるかも知しれない」（内村うちむら鑑三かんぞう『後世こうせいへの最大さいだい遺物いぶつ』）

派生はせい語ご

• 嚆矢こうし濫觴らんしょう

動詞どうし

活用かつようと結合けつごう例れい

嚆矢こうし-する 動詞どうし活用かつよう表ひょう（日本語にほんごの活用かつよう）

サ行ぎょう変格活用へんかくかつよう
語幹ごかん	未然みぜん形がた	連用形れんようけい	終止しゅうし形がた	連体れんたい形がた	仮定かてい形がた	命令めいれい形がた
嚆矢こうし	し せ さ	し	する	する	すれ	しろ せよ

各かく活用かつよう形がたの基礎きそ的てきな結合けつごう例れい

意味いみ	語形ごけい	結合けつごう
否定ひてい	嚆矢こうししない	未然みぜん形がた + ない
否定ひてい(古風こふう)	嚆矢こうしせず	未然みぜん形がた + ず
自発じはつ・受身うけみ 可能かのう・尊敬そんけい	嚆矢こうしされる	未然みぜん形がた + れる
丁寧ていねい	嚆矢こうしします	連用形れんようけい + ます
過去かこ・完了かんりょう・状態じょうたい	嚆矢こうしした	連用形れんようけい + た
い切いきり	嚆矢こうしする	終止しゅうし形がたのみ
名詞めいし化か	嚆矢こうしすること	連体れんたい形がた + こと
仮定かてい条件じょうけん	嚆矢こうしすれば	仮定かてい形がた + ば
命令めいれい	嚆矢こうししろ 嚆矢こうしせよ	命令めいれい形がたのみ