私語しご

日本語にほんご

名詞めいし

私わたし 語かたり（しご）

1. ささやき合あうこと。ひそひそ話ばなしをすること。
2. 沈黙ちんもくすべき場ばで、仲間なかま内ないで勝手かってに話はなしをすること。
   • 授業じゅぎょう中ちゅうの私語しごはやめなさい。

動詞どうし

活用かつようと結合けつごう例れい

私語しご-する 動詞どうし活用かつよう表ひょう（日本語にほんごの活用かつよう）

サ行ぎょう変格活用へんかくかつよう
語幹ごかん	未然みぜん形がた	連用形れんようけい	終止しゅうし形がた	連体れんたい形がた	仮定かてい形がた	命令めいれい形がた
私語しご	し せ さ	し	する	する	すれ	しろ せよ

各かく活用かつよう形がたの基礎きそ的てきな結合けつごう例れい

意味いみ	語形ごけい	結合けつごう
否定ひてい	私語しごしない	未然みぜん形がた + ない
否定ひてい(古風こふう)	私語しごせず	未然みぜん形がた + ず
自発じはつ・受身うけみ 可能かのう・尊敬そんけい	私語しごされる	未然みぜん形がた + れる
丁寧ていねい	私語しごします	連用形れんようけい + ます
過去かこ・完了かんりょう・状態じょうたい	私語しごした	連用形れんようけい + た
い切いきり	私語しごする	終止しゅうし形がたのみ
名詞めいし化か	私語しごすること	連体れんたい形がた + こと
仮定かてい条件じょうけん	私語しごすれば	仮定かてい形がた + ば
命令めいれい	私語しごしろ 私語しごせよ	命令めいれい形がたのみ

和語わごの漢字かんじ表記ひょうき

私わたし語かたり (ささやき)

1. ささやきの漢字かんじ表記ひょうき。
   • 昼ひるのものさわがしさに引ひかえて、かさなり合あった青葉あおば若葉わかばが、そよ吹ふく風ふうに葉はずれの私語しご（ささやき）を音おとに立たてています。（白しろ百ひゃく合ごう「葉はずれの私語しご」、溝口白羊みぞぐちはくよう編集へんしゅう『若わかき女おんなの日記にっき』所収しょしゅう）〔1912年ねん〕[1]
   • 何なんの思慮しりょも無ない甘あまい私語しご（ささやき）には、これ程ほど心配しんぱいしている親おやの力ちからですら敵てき（かな）わないか、と考かんがえた。（島崎しまざき藤村とうそん『家いえ』）〔1955年ねん〕[2]

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中国ちゅうごく語ご

動詞どうし

私わたし 語かたり (sīyǔ 簡体字かんたいじ:私わたし语)

1. ささやく、ささやきあう。
2. 私的してきな話題わだいを話はなす。
3. 密談みつだんする。

成句せいく

• 竊竊私語しご
• 切切せつせつ私語しご