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阴阳 - 维基百科，自由的百科全书
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阴阳

（重定しげさだ向こう自じ陰陽いんよう）

陰陽いんよう，起源きげん於古代こだい中國ちゅうごく的てき哲學てつがく觀念かんねん和わ思おもえ維模式しき（英えい语：Mindset），描述性質せいしつ相反あいはん相成あいな，互相對立たいりつ又また互相依賴いらい，恆久こうきゅう持續じぞく的てき兩りょう種たね力量りきりょう。[1][2][3]起おこり初はつ，陰陽いんよう僅指晴朗せいろう和わ陰かげ暗くら兩りょう種たね天氣てんき，向陽こうよう和わ背せ光こう兩りょう種たね位置いち，溫暖おんだん炎えん熱ねつ和かず涼すずか爽寒冷かんれい兩りょう種たね氣候きこう，後來こうらい視し作さく萬物ばんぶつ構成こうせい的てき要素ようそ——氣き。[4][5]中國ちゅうごく古代こだい認みとめ為ため宇宙うちゅう萬物ばんぶつ誕生たんじょう於混沌こんとん不ふ分ぶん的てき元氣げんき，[6]或ある謂いい之の太極たいきょく、太一たいち、道みち。[7][8][9]從したがえ元氣げんき之の中ちゅう分化ぶんか出で陰陽いんよう之の氣き，化か形がた為ため天てん地ち。從したがえ陰陽いんよう之の氣き產さん生せい四よん時じ流轉るてん和わ五ご行ぎょう生勝いけがち，衍化宇宙うちゅう萬物ばんぶつ。[10][11]

代表だいひょう陰陽いんよう的てき太極たいきょく圖ず
太極たいきょく惟おもんみ一いち氣き，分ふん清濁せいだく為ため兩りょう儀ぎ，生成せいせい金木かなぎ水火すいか為ため四よん象ぞう，衍萬物ぶつ為ため八卦はっけ。

陰陽いんよう二に氣き有ゆう各自かくじ的てき性質せいしつ，具有ぐゆう主導しゅどう萬物ばんぶつ生せい殺ころせ變化へんか的てき力量りきりょう。[1][12]陰氣いんき濁にご重おも、晦冥かいめい、寒冷かんれい、肅殺，性情せいじょう沉靜、柔順じゅうじゅん、內斂，孟秋もうしゅう出で於東おひがし南みなみ而北行ぎょう，秋分しゅうぶん在ざい東ひがし，冬至とうじ在ざい北きた，春分しゅんぶん在ざい西にし，孟夏もうか伏ふく於西南せいなん，數字すうじ為ため偶數ぐうすう，德性とくせい為ため義よし，掌てのひら懲惡、刑罰けいばつ、萬物之凋敝衰敗；陽氣ようき清きよし輕けい、光明こうみょう、炎熱えんねつ、厚生こうせい，性情せいじょう好こう動どう、剛健ごうけん、外向がいこう，孟春もうしゅん出で於東おひがし北きた而南行ぎょう，春分しゅんぶん在ざい東ひがし，夏至げし在ざい南みなみ，秋分しゅうぶん在ざい西にし，孟冬もうとう藏ぞう於西北きた，數字すうじ為ため奇數きすう，德性とくせい為ため仁ひとし，掌てのひら養やしなえ善ぜん、慶けい賞しょう、萬物ばんぶつ之の蓬ほおけ勃興ぼっこう旺。[13]

古人こじん對たい陰陽いんよう二に氣き賦ふ予よ的てき性質せいしつ，起おこり自じ人ひと對たい氣候きこう寒暖かんだん與あずか物象ぶっしょう變化へんか的てき感知かんち，並なみ且用陰陽いんよう二氣交相更代的循環來解釋四季しき之これ寒さむ暑あつ交替こうたい、物もの候こう興きょう衰おとろえ、晝夜ちゅうや長短ちょうたん。[1][14]又また日出にっしゅつ日び落風雨う雷電らいでん霜雪そうせつ等とう各種かくしゅ天氣てんき現象げんしょう，日食にっしょく、月食げっしょく、隕星、彩あや虹にじ、乾いぬい旱ひでり、洪水こうずい、地震じしん等とう災わざわい異こと，也被古人こじん認みとめ為ため是ぜ陰陽いんよう二に氣き的てき作用さよう。[15][16]人ひと之これ出生しゅっしょう也認為ため是ぜ兼けん具ぐ陰陽いんよう二に氣き，陰氣いんき主ぬし骨肉こつにく，陽氣ようき主ぬし精神せいしん。又また魄たま是ぜ附ふ形がた之の靈れい，為ため形體けいたい之の功こう用よう，陰かげ之の精氣せいき；魂たましい是ぜ附ふ氣き之の神かみ，為ため精神せいしん之の性せい識，陽ひ之の精氣せいき。[17]

古人こじん也將許多きょた制度せいど與あずか文化ぶんか事物じぶつ的てき起源きげん用よう陰陽いんよう加か以解釋かいしゃく，賦ふ予よ意義いぎ。易えき卦け是これ巫みこ師し將はた奇偶きぐう數字すうじ排列はいれつ組合くみあい用よう於卜筮ぼくぜい，解釋かいしゃく為ため能のう表徵ひょうちょう天地てんち萬物ばんぶつ之の變化へんか，所以ゆえん聖人せいじん造みやつこ八卦はっけ，仿造陰陽いんよう變化へんか之の理り。[18][19]禮れい是ぜ古代こだい氏族しぞく風俗ふうぞく的てき發展はってん，解釋かいしゃく為ため能のう表現ひょうげん天地てんち之の次序じじょ，所以ゆえん聖人せいじん制せい禮れい，依よ循陰陽ひ尊卑そんぴ、四よん時じ常つね序じょ。[20][21]樂らく是ぜ先さき民情みんじょう感かん的てき自然しぜん流露りゅうろ，解釋かいしゃく為ため能のう宣せん達たち天地てんち之の和かず暢とおる，所以ゆえん聖人せいじん作樂さくら，調和ちょうわ陰陽いんよう之の聲こえ，令れい音聲おんせい剛つよし柔やわら相しょう濟ずみ、清濁せいだく相しょう諧。[20][22][23]

除じょ此之外がい，古代こだい中國ちゅうごく的てき神秘しんぴ文化ぶんか，如風水ふうすい、相あい術じゅつ、算さん命いのち、擇よ日ひ、占うらない卜ぼく、內丹、中ちゅう醫い等ひとし術數じゅっすう和わ方術ほうじゅつ也援用えんよう陰陽いんよう、五ご行ぎょう、氣き作為さくい其理論ろん解釋かいしゃく的てき基本きほん概念がいねん。天文てんもん、曆法れきほう在ざい古代こだい中國ちゅうごく與あずか術數じゅっすう關係かんけい緊密きんみつ，亦また歸かえり為ため術數じゅっすう一類いちるい。兵家へいか、農家のうか當とう中ちゅう，亦また有ゆう應用おうよう術數じゅっすう的てき作法さほう，如《漢書かんしょ·藝文げいぶん志こころざし》載の兵家へいか陰陽いんよう一類いちるい「順じゅん時じ而發，推刑德とく，隨ずい斗と擊げき，因いん五ご勝しょう」，《田家たや五ご行ぎょう》、《田家たや占うらない候こう集しゅう覽らん》載の有ゆう農家のうか占うらない候こう之の法ほう。[24]中國ちゅうごく傳統でんとう的てき養生ようじょう和わ武術ぶじゅつ理論りろん也受到陰陽いんよう思想しそう的てき浸潤しんじゅん，如道教きょう內丹術じゅつ要よう鍊成的てき還かえ丹たん是ただし「象ぞう水火すいか成なり萬物ばんぶつ，稟天地ち陰陽いんよう之の氣き」，[25]明あきら清しん時期じき部ぶ份武術ぶじゅつ家か將はた陰陽いんよう、五ご行ぎょう、八卦等概念用作其武術理論之根據，形成けいせい太極拳たいきょくけん、五ご行ぎょう拳こぶし、八卦はっけ掌てのひら等ひとし中國ちゅうごく武術ぶじゅつ拳法けんぽう。[26]

字じ詞し意義いぎ

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陰かげ、陽ひ兩りょう字じ的てき古こ義ぎ是ぜ背せ日和びより向日むこう（山南さんなん水北すいほく，向日むこう為ため「陽ひ」；山北さんぽく水南すいなん，背せ日び為ため「陰かげ」）[27]，起おこり初はつ并无任にん何なに哲学てつがく思想しそう内ない涵[4]。

  • 陰かげ，《说文解かい字じ》曰：「陰かげ，闇やみ也，水みず之の南山なんざん之の北きた也；從したがえ阜，侌聲」。侌，即そく古文こぶん『𩃬』(霒)字じ，「𩃬，雲くも覆くつがえ日ひ也，從したがえ雲くも，今こん聲こえ」。
  • 陽ひ，《说文解かい字じ》曰：「陽ひ，高こう明也あきや；從したがえ阜，昜聲」。「昜，開ひらき也。從したがえ日び、一いち、勿。一いち曰飛揚ひよう，一いち曰長，一いち曰彊(強つよし)者しゃ眾貌」。段だん玉だま裁さい《說せつ文ぶん解かい字じ注ちゅう》：「闢戸謂いい之の乾ひ，故こ曰開也。从日一いち勿。从勿者しゃ、取と開ひらき展てん意い。」

按照徐じょ復ふく觀かん的てき解釋かいしゃく，侌、昜二に字じ為ため陰かげ、陽ひ的てき本字ほんじ，兼けん具ぐ意い符ふ和聲わせい符ふ的てき作用さよう。「侌」字じ為ため雲くも覆くつがえ日ひ，雲くも覆くつがえ日にち則そく陰かげ暗くら；「昜」字じ為ため日出ひので照あきら於地上じょう，日出ひので照あきら於地上ちじょう則そく明朗めいろう。「一いち」象ぞう大地だいち之の形かたち，「勿」乃象日び初出しょしゅつ時じ的てき光芒こうぼう。侌、昜的原意げんい就是有無うむ日光にっこう的てき兩りょう種たね天氣てんき[4]。

《詩經しきょう》的てき陰かげ字じ多た指ゆび天氣てんき昏暗，也有やゆう用作ようさく陰かげ闇やみ的てき意思いし，有ゆう一處取引伸義為覆蔭。陽ひ字じ多た指ゆび山水さんすい的てき方位ほうい，也有やゆう指ゆび日光にっこう或ある氣候きこう溫暖おんだん的てき意思いし，有ゆう一處取日光的引伸義為明朗，疊字じょうじ詞し「陽ひ陽ひ」是ぜ由よし天氣てんき晴朗せいろう引伸為ため舒展自得じとく。陰陽いんよう之の連用れんよう見み於〈公おおやけ劉りゅう〉，指ゆび山やま之の南北なんぼく[4]。《詩經しきょう》的てき陰陽いんよう皆みな無む陰陽いんよう二に氣き之の意思いし，以陰陽ひ指ゆび陰氣いんき和わ陽氣ようき為ため後ご起おこり的てき觀念かんねん[4]。若わか《國語こくご·周しゅう語ご》的てき記載きさい可か信しんじ，虢文公こう勸すすむ周しゅう宣せん王おう舉行籍せき田た之これ禮れい，提ひっさげ到いた陽氣ようき，已やめ有ゆう陰陽いんよう二に氣き的てき觀念かんねん[5]。另外《逸いっ周しゅう書しょ》的てき〈周しゅう月がつ〉和かず〈時とき訓くん〉也有やゆう陰氣いんき或ある陽氣ようき之の字句じく。

據よりどころ《逸いっ周しゅう書しょ·成なり開ひらく》「天てん有ゆう九きゅう列れつ，別べつ時じ陰陽いんよう；地ち有ゆう九州きゅうしゅう，別べつ處しょ五ご行ぎょう」、《逸いっ周しゅう書しょ·武たけ順じゅん》「地ち有ゆう五ご行ぎょう，不通ふつう曰惡；天てん有ゆう四よん時じ，不時ふじ曰凶」、《左ひだり傳でん·昭あきら公おおやけ元年がんねん》「天てん有ゆう六ろく氣き，降くだ生なま五味ごみ，發はつ為ため五ご色しょく，徵しるし為ため五ご聲こえ……六氣曰陰陽風雨晦明也」、《左ひだり傳でん·昭あきら公おおやけ二に十じゅう五ご年ねん》「則のり天てん之の明あきら，因いん地ち之これ性せい，生なま其六ろく氣き，用よう其五ご行ぎょう，氣き為ため五味ごみ，發はつ為ため五ご色しょく，章あきら為ため五ご聲こえ」、《左ひだり傳でん·昭あきら公おおやけ三さん十じゅう二に年ねん》「天てん有ゆう三さん辰たつ，地ち有ゆう五ご行ぎょう」、《國語こくご·魯語》「天てん之の三さん辰たつ，民みん所以ゆえん瞻仰也；及地之の五ご行ぎょう，所以ゆえん生殖せいしょく（生產せいさん商品しょうひん與あずか增殖ぞうしょく貨物かもつ）也」、《周しゅう易えき說せつ卦け傳でん》「立たて天てん之の道みち曰陰與あずか陽ひ，立地りっち之の道みち曰柔與あずか剛つよし」（韓かん康やすし伯はく注ちゅう：在ざい天成てんせい象ぞう，在地ざいち成形せいけい。陰陽いんよう者しゃ言げん其氣，剛つよし柔やわら者しゃ言げん其形）、《鶡冠子こ·王おう鈇》：「天てん用よう四よん時じ，地ち用よう五ご行ぎょう」、《鶡冠子こ·天てん權けん》：「下しも因いん地ち利り，制せい以五ご行ぎょう……取と法ほう於天，四よん時じ求もとめ象ぞう」，陰陽いんよう為ため天てん時じ之の變化へんか，表現ひょうげん為ため寒暖かんだん明暗めいあん、風吹ふぶき雨あめ打だ、四季しき與あずか日夜にちや之の交替こうたい，五ご行ぎょう為ため地ち利之としゆき豐ゆたか盛もり，表現ひょうげん為ため水源すいげん、篝火かがりび、木材もくざい、金屬きんぞく、土石どせき等とう物資ぶっし之の分ぶん佈與多寡たか。

除じょ了りょう指ゆび陰陽いんよう二に氣き，陰陽いんよう也用來らい表示ひょうじ兩りょう事物じぶつ間あいだ的てき相對そうたい關係かんけい，這種相對そうたい關係かんけい，反映はんえい古代こだい中國ちゅうごく對たい自然しぜん秩序ちつじょ與あずか社會しゃかい秩序ちつじょ的てき看み法ほう。如《說せつ苑えん》稱しょう「陽ひ者しゃ陰かげ之の長ちょう也，其在鳥とり則雄のりお為ため陽ひ而雌為ため陰かげ，在ざい獸しし則そく牡おす為ため陽ひ而牝為ため陰かげ；其在民ざいみん則夫のりお為ため陽ひ而婦為ため陰かげ，其在家か則そく父ちち為ため陽ひ而子為ため陰かげ，其在國ざいこく則そく君くん為ため陽ひ而臣為ため陰かげ。」這樣的てき關係かんけい被ひ用もちい來らい解釋かいしゃく災わざわい異こと之の變へん，如山崩やまくずれ解釋かいしゃく為ため君くん道どう崩壞ほうかい，因よし為山いざん屬ぞく陽ひ，象徵しょうちょう君王くんのう，水みず屬ぞく陰かげ，象徵しょうちょう人民じんみん[16]。對たい這種相對そうたい關係かんけい的てき認定にんてい也可能かのう出現しゅつげん分ぶん歧，例れい如：董ただし仲なか舒認為ため「『性せい』善よ為ため陽ひ，『情じょう』惡あく為ため陰かげ」，劉りゅう向こう認みとめ為ため「『情じょう』出だし於外為がいため陽ひ，『性せい』在ざい身み而不發はつ為ため陰かげ」[28]。

儒家じゅか

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說せつ卦け傳說でんせつ：「立たて天てん之の道みち曰陰與あずか陽ひ」，繫辭傳說でんせつ：「一陰一陽之謂道」、「形而上けいじじょう者しゃ謂いい之の道みち，形而下けいじか者しゃ謂いい之の器うつわ」，這裡的てき「道みち」，即そく宇宙うちゅう運行うんこう，事物じぶつ變化へんか的てき背後はいご法則ほうそく。所以ゆえん，戰國せんごく時期じき的てき儒家じゅか著作ちょさく，已やめ吸納「道みち」與あずか「陰陽いんよう」作為さくい天地てんち萬物ばんぶつ變化へんか之の理り的てき概念がいねん。

繫辭傳でん又また說せつ：「易えき有ゆう太極たいきょく，是ぜ生せい兩りょう儀ぎ，兩りょう儀ぎ生せい四よん象ぞう，四よん象ぞう生せい八卦はっけ。」易えき傳でん中ちゅう的てき「太極たいきょく」與あずか「道みち」字じ相しょう通どおり，正因まさより為ため萬物ばんぶつ由よし「道みち」所生しょせい，萬物變化亦不脫離陰陽，因いん此仿造づくり天地てんち陰陽いんよう變化へんか之の理り的てき易えき經けい卦け象ぞう才能さいのう蓋ぶた括くく所有しょゆう變化へんか，成なり為ため卜筮ぼくぜい的てき依據いきょ。

漢かん儒編纂へんさん的てき《禮れい記き》也有やゆう許多きょた篇章へんしょう用よう陰陽いんよう的てき觀念かんねん來らい解釋かいしゃく禮れい，賦ふ予よ《儀禮ぎれい》的てき禮法れいほう以新的てき禮れい義よし[20]。

荀子在ざい〈禮れい論ろん〉主張しゅちょう「天てん能のう生物せいぶつ，不ふ能辨のうべん物ぶつ，地ち能のう載の人ひと，不能ふのう治人はるひと」，雖肯定こうてい天地てんち生育せいいく承うけたまわ載の萬物ばんぶつ的てき功績こうせき，陰陽いんよう變化へんか萬まん物的ぶってき能力のうりょく，然しか而分辨べん事物じぶつ（善惡ぜんあく好こう壞），治ち理り民みん眾，仍然是ぜ靠もたれ聖人せいじん之の道みち。聖人せいじん結合けつごう本ほん始はじめ樸しらき素之もとゆき情じょう性せい與あずか人為じんい條理じょうり之の禮法れいほう，讓ゆずる天下でんか得とく以治理り。在ざい〈天てん論ろん〉提ひさげ及因隕星墜落ついらく的てき衝擊しょうげき而樹木じゅもく鳴な響ひびき[29]，這是「天地てんち之の變へん，陰陽いんよう之これ化か」，讓ゆずる稀有けう的てき事物じぶつ到來とうらい。因よし此感到いた奇き怪かい，是ぜ人じん之の常つね情じょう，為ため此畏懼則沒ぼつ必要ひつよう。

至いたり西にし漢かん儒生じゅせい董ただし仲なか舒的てき《春秋しゅんじゅう繁しげる露ろ》，好こう言げん「天人てんにん感應かんおう」與あずか「陰陽いんよう災わざわい異こと」，又また將はた陰陽いんよう五行視為政教制度的設立依據和根源。《漢書かんしょ·五ご行ぎょう志こころざし》稱しょう「董ただし仲なか舒治公こう羊ひつじ春秋しゅんじゅう，始はじめ推陰陽ひ，為ため儒者じゅしゃ宗むね」，漢かん代だい儒家じゅか用よう陰陽いんよう推演災わざわい異こと，藉以附會ふかい人事じんじ，勸戒かんかい君王くんのう，起おこり自じ於董仲なか舒治《春秋しゅんじゅう》的てき陰陽いんよう災わざわい異い之これ說せつ[16][30]。

道家みちや

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老子ろうし的てき《道德どうとく經けい》中ちゅう，就提及「陰陽いんよう」與あずか宇宙うちゅう萬物ばんぶつ之の生成せいせい，並なみ認みとめ為ため陰陽いんよう背後はいご有ゆう「道みち」作為さくい萬物ばんぶつ之の根源こんげん。不同ふどう於《春秋しゅんじゅう繁しげる露ろ》、《說せつ苑えん》貴き陽ひ賤陰的てき觀點かんてん，《道德どうとく經けい》主張しゅちょう貴き柔やわら守もり雌めす。

《莊そう子こ》一いち書しょ也有やゆう近似きんじ的てき觀念かんねん。在ざい〈知ち北きた遊ゆう〉提ひさげ及人之の生死せいし皆みな是ぜ氣き之の聚散，若死わかじに生せい相しょう隨したがえ，為ため何なん要よう擔憂？所以ゆえん萬物ばんぶつ皆みな一いち體たい，天下てんか皆みな一氣いっき。在ざい〈田子たご方かた〉說明せつめい宇宙うちゅう萬物乃陰陽二氣合和所生，「至いたり陰かげ肅肅しゅくしゅく，至いたり陽ひ赫赫かくかく。肅肅しゅくしゅく出で乎天，赫赫かくかく發はつ乎地，兩者りょうしゃ交通こうつう成和せいわ而物生せい焉」。其中，「肅肅しゅくしゅく之の陰氣いんき」發はつ自じ「天てん」，代表だいひょう陰氣いんき出自しゅつじ上方かみがた而下沉，「赫赫かくかく之の陽氣ようき」發はつ自じ「地ち」，代表だいひょう陽氣ようき出自しゅつじ下方かほう而上昇じょうしょう，因いん此二に儀ぎ交通こうつう，化生かせい萬物ばんぶつ[31][32]。而在陰陽いんよう二に氣き背後はいご，更さら有ゆう「道みち」為ため其根源げん，如〈則のり陽ひ〉說せつ：「天地てんち者しゃ，形かたち之の大だい者しゃ也；陰陽いんよう者しゃ，氣き之の大だい者しゃ也。道者どうしゃ為之ためゆき公おおやけ。」[31]

至いたり宋そう代だい之これ後ご，道教どうきょう思想家しそうか為ため了りょう區別くべつ先天せんてん的てき氣き與あずか後天こうてん的てき氣き，採用さいよう「炁」來らい代表だいひょう先天的せんてんてき氣き，代表だいひょう無む極きょく，氣き則そく被ひ當とう成なり是ぜ後天的こうてんてき氣き，為ため太極たいきょく。但ただし是ぜ道教どうきょう以外いがい的てき文獻ぶんけん，沒ぼつ有ゆう這樣的てき區別くべつ。

道教どうきょう的てき太極たいきょく圖ず最さい早見はやみ於趙ちょう撝謙的てき《六書りくしょ本義ほんぎ》，他た從したがえ陳ちん伯はく敷じき得え到いた此圖，傳說でんせつ該圖是ぜ蔡元定じょう從したがえ蜀しょく地ち隱者いんじゃ所しょ獲え。太極たいきょく圖ず以一條曲線將圓形分為兩半，形成けいせい一いち半白はんぱく一半いっぱん黑くろ，白しろ者しゃ像ぞう陽ひ，黑くろ者しゃ像ぞう陰かげ，白しろ中ちゅう又また有ゆう一いち個こ黑點こくてん，黑くろ中ちゅう又また有ゆう一いち個こ白しろ點てん，表示ひょうじ陽ひ中有ちゅうう陰かげ，陰かげ中有ちゅうう陽ひ。分ぶん開ひらき的てき兩りょう半はん，酷似こくじ兩りょう條じょう魚ぎょ，所以ゆえん俗稱ぞくしょう陰陽いんよう魚ぎょ。

太極たいきょく符號ふごう（☯）的てきUnicode編へん碼是0x262f（十じゅう六ろく進しん位い），在ざい網もう頁ぺーじHTML當とう中ちゅう可か以寫成なり☯。

陰陽いんよう家か

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司馬しば談だん〈論ろん六ろく家いえ要旨ようし〉列れつ陰陽いんよう、儒、墨すみ、名な、法ほう、道みち為ため六ろく家いえ，稱たたえ六家皆同歸但殊途，皆みな以治世ちせい為ため務つとむ，但ただし立だて說せつ不同ふどう。陰陽いんよう家か的てき要旨ようし為ため：以萬物在四時生長收藏之規律作為天道之大經：春生はるお、夏なつ長ちょう、秋あき收おさむ、冬ふゆ藏ぞう。依よ順じゅん此理者しゃ昌あきら盛もり，違たがえ逆ぎゃく者しゃ不ふ立たて刻こく死去しきょ也會衰亡すいぼう。陰陽いんよう家か禁忌きんき很多，按照陰陽いんよう、四季しき、八はち個こ方位ほうい、十じゅう二に個こ天てん區く，二に十じゅう四節氣都各有教令，讓ゆずる人じん受到許多きょた拘束こうそく而感到いた畏かしこ懼。

劉りゅう向むかい、劉りゅう歆的てき《七なな略りゃく》見み於《漢書かんしょ·藝文げいぶん志こころざし》，認みとめ為ため「陰陽いんよう家か者しゃ流りゅう，蓋ぶた出で於羲、和之かずゆき官かん」，其長處しょ為ため「敬けい順じゅん蒼天そうてん，觀察かんさつ推算すいさん日月じつげつ星辰せいしん，制定せいてい曆法れきほう為ため民みん所用しょよう」，短たん處しょ為ため「牽於禁忌きんき，泥どろ於術數すう，捨人事じんじ而任鬼神きじん」。

陰陽いんよう家か主要しゅよう代表だいひょう人物じんぶつ為ため戰國せんごく時期じき的てき齊ひとし國こく人ひと鄒衍，司馬しば遷稱他た「深ふか觀かん陰陽いんよう消息しょうそく，而作怪かい迂まが之の變へん」，作さく〈終始しゅうし〉、〈大聖たいせい〉十じゅう餘あまり萬まん言こと，先さき從したがえ當世とうせい說せつ起おこり，上うえ至いたる黃き帝みかど，載の其禨祥さち度ど制せい，以五德ごとく終始しゅうし說せつ談だん世代せだい盛衰せいすい，好こう談だん不可ふか考かんがえ、不能ふのう睹之事ごと，如天地ち未生みしょう、海外かいがい九州きゅうしゅう，不ふ過か仍以仁義じんぎ、節儉せっけん為ため學說がくせつ之の歸趨きすう。

《漢書かんしょ·藝文げいぶん志こころざし》著錄ちょろく陰陽いんよう家か著作ちょさく「二に十じゅう一家いっか，三さん百ひゃく六ろく十じゅう九きゅう篇へん」，都と沒ぼつ有ゆう流傳りゅうでん下か來らい。但ただし是ぜ在ざい其他一些著作仍能窺見陰陽家的思想。

戰國せんごく時期じき深ふか受陰陽ひ家か思想しそう影響えいきょう的てき著作ちょさく，有ゆう《管かん子こ》以及《呂りょ氏し春秋しゅんじゅう》，例れい如《管かん子こ·四よん時じ》論說ろんせつ四よん時じ、五ご行ぎょう與あずか刑けい德とく（罪つみ罰ばつ和わ賞しょう功こう），《呂りょ氏し春秋しゅんじゅう·應おう同どう》載の五德ごとく終始しゅうし說せつ，《呂りょ氏し春秋しゅんじゅう·十じゅう二に紀き》以四よん時じ、五ご行ぎょう作為さくい各月かくつき教きょう令れい的てき依據いきょ。

漢かん代だい的てき《淮南ワイナン子こ》也充斥陰陽ひ家か思想しそう，整合せいごう道みち分陰ふんいん陽ひ的てき宇宙うちゅう圖式ずしき與あずか五ご行ぎょう生せい剋的體系たいけい。《淮南ワイナン子こ·天文てんもん训》讲天地ち的てき起源きげん和わ萬物ばんぶつ之の生成せいせい，认为天地てんち未ひつじ分ぶん以前いぜん，混沌こんとん既すんで分ぶん之の后きさき，轻清者しゃ上じょう升ます为天，重じゅう浊者凝しこり结为地ち；天てん为阳气，地ち为阴气，二に气作用よう，产生四よん時じ，四よん時じ之の精せい化か為ため万物ばんぶつ。董ただし仲なか舒的てき《春秋しゅんじゅう繁しげる露ろ》也能看み到いた一些陰陽家的學說內容。

醫家いか

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古ふる時とき人民じんみん從したがえ生活せいかつ中ちゅう，觀察かんさつ到いた各種かくしゅ對立たいりつ的てき自然しぜん現象げんしょう，如天地ち、日月じつげつ、晝夜ちゅうや、暑寒しょかん、雌雄しゆう、上下じょうげ等とう，而產生出おいで「陰陽いんよう」的てき觀念かんねん，認みとめ為ため這是天地てんち萬物ばんぶつ變化へんか的てき道理どうり，故こ《黃き帝みかど內經》中ちゅう的てき《素す問とい·陰陽いんよう應おう象ぞう大だい論ろん》認みとめ為ため：「陰陽いんよう者しゃ，天地てんち之の道也みちや。」。由よし此，中國ちゅうごく傳統でんとう醫學いがく認みとめ為ため人體じんたい的てき生理せいり機き制せい和わ病因びょういん機き理り也是由よし陰陽いんよう而決定けってい，可用かよう陰陽いんよう來らい說明せつめい。

中國ちゅうごく傳統でんとう醫學いがく（漢かん醫い、中ちゅう醫い）用よう陰陽いんよう的てき概念がいねん來らい說明せつめい[33]：

  • 人體じんたい生理せいり組織そしき的てき分類ぶんるい，如臟為ため陰かげ，腑ふ為ため陽ひ，心こころ在ざい上うえ應おう夏なつ為ため陽ひ中ちゅう之の陽ひ，腎じん在ざい下した應おう冬ふゆ為ため陰かげ中ちゅう之の陰かげ。
  • 人體じんたい的てき生理せいり功こう能のう，是ぜ由よし陰陽いんよう二に氣き作用さよう維持いじ平衡へいこう。
  • 人體じんたい病理びょうり的てき變化へんか，包括ほうかつ分析ぶんせき病因びょういん的てき陰陽いんよう屬性ぞくせい，如六淫外感屬陽邪，飲食いんしょく、居きょ處しょ、情じょう志こころざし失調しっちょう屬ぞく陰かげ邪よこしま。而六ろく淫いん之の中なか，風邪かぜ、暑あつ邪よこしま、火ひ（熱ねつ）邪よこしま屬ぞく陽ひ，寒さむ邪よこしま、濕しめ邪よこしま屬ぞく陰かげ，還かえ有ゆう分析ぶんせき病理びょうり變化へんか，如陰陽ひ偏へん盛もり、陰陽いんよう偏へん衰おとろえ，以及陰陽いんよう互損。
  • 疾病しっぺい的てき診斷しんだん和わ治療ちりょう，包括ほうかつ診察しんさつ疾病しっぺい和わ辨べん識症候しょうこう，如是にょぜ邪氣じゃき偏へん盛もり的てき實み症しょう，則のり洩も之これ，正氣しょうき不足ふそく的てき虛きょ症しょう，則のり補ほ之の。
  • 藥物やくぶつ性能せいのう的てき分類ぶんるい，如能減げん輕かる或ある消しょう除じょ熱ねつ症しょう的てき藥物やくぶつ，一般屬於寒性或涼性。能のう減少げんしょう或ある消しょう除じょ寒かん症しょう的てき藥物やくぶつ，一般屬於熱性或溫性。

人體じんたい不同ふどう的てき部位ぶい、組織そしき，以至不同ふどう的てき生理せいり活動かつどう，都と可か劃分為ため陰陽いんよう兩りょう類るい，它是一種相對的分類而非絕對的分類。根據こんきょ《素もと問とい·陰陽いんよう離合りごう論ろん》：「陰陽いんよう者しゃ，數かず之の可か十じゅう，推之可か百ひゃく；數すう之の可か千せん，推之可か萬まん；萬まん之これ大だい，不可ふか勝かち數すう，然しか其要一也かずや。」故こ陰陽いんよう可か無限むげん細分さいぶん，而這概念がいねん亦また應用おうよう於傳統でんとう醫學いがく上じょう，以解釋かいしゃく生理せいり活動かつどう的てき不同ふどう狀態じょうたい。例れい如：五臟ごぞう在ざい內為陰かげ，六腑ろっぷ在ざい外為がいため陽ひ。五臟ごぞう之の中なか，心こころ為ため陽ひ，腎じん為ため陰かげ。當とう中なか的てき每ごと一いち個こ臟器ぞうき，其活動かつどう狀態じょうたい又また可か細分さいぶん為ため陰陽いんよう，如心陰かげ、心こころ陽ひ；腎じん陰かげ、腎じん陽ひ等とう。

術數じゅっすう家か

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在ざい古代こだい，陰陽いんよう、五ご行ぎょう或ある陰陽いんよう五ご行ぎょう也用作さく術數じゅっすう的まと代だい稱たたえ，如《文ぶん心こころ雕龍》：「於是伎數之の士し附ふ於詭術じゅつ，或ある說せつ陰陽いんよう，或ある序じょ災わざわい異こと」，又また如《魏ぎ書しょ》稱しょう屈こごめ拔「少しょう好こう陰陽いんよう學がく」，《南みなみ史し》稱しょう陶とう宏ひろし景けい「尤ゆう明あかり陰陽いんよう五ご行ぎょう、風ふう角かく星ほし算ざん」，《舊きゅう唐とう書しょ》稱しょう李り淳あつし風ふう「尤ゆう明あかり天文てんもん、曆こよみ算さん、陰陽いんよう之の學がく」，稱しょう一いち行ぎょう「尤ゆう精せい曆象れきしょう、陰陽いんよう、五ご行ぎょう之の學がく」，《宋そう史ふみ》稱しょう胡えびす宿やど「兼けん通どおり陰陽いんよう、五ご行ぎょう、災わざわい異い之これ學がく」，指ゆび的てき是ぜ這些人じん能のう了解りょうかい陰陽いんよう五ご行ぎょう變化へんか的てき道理どうり。

宋そう代だい有ゆう流りゅう外的がいてき陰陽いんよう官かん，負ふ責せめ陰陽いんよう占うらない驗けん、擇よ日ひ、葬そう地ち之の事こと。元もと代だい於地方ちほう置おけ陰陽いんよう學がく，若わか有ゆう通曉つうぎょう陰陽いんよう之これ人にん，設しつらえ教師きょうし以訓誨之。其有術數じゅっすう精通せいつう者しゃ，可か赴都城みやこのじょう考試こうし受驗じゅけん，果はて有ゆう異い能のう，則のり可か進入しんにゅう中央ちゅうおう的てき天文てんもん機關きかん。設置せっち陰陽いんよう學がく的てき作法さほう一直沿用到清代。

日本にっぽん神道しんとう下しも以源自じ中國ちゅうごく的てき陰陽いんよう五ご行ぎょう為ため基礎きそ的てき陰陽いんよう道どう(在ざい日本にっぽん是ぜ法ほう術じゅつ的てき代名詞だいめいし)，古代こだい在ざい律令制りつりょうせい管理かんり下か中務なかつかさ省しょう的てき陰陽いんよう寮りょう內所屬しょぞく的てき官職かんしょく之の一いち，稱しょう作さく陰陽いんよう師し（日にち語ご：陰陽いんよう師し／おんみょうじ Onmyōji *）。

其他

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龐加萊對偶たいぐう

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参まいり见：對偶たいぐう (數學すうがく)

丘おか成しげる桐きり曾評論說ろんせつ：「我わが們中國ちゅうごく喜き歡講的てき陰陽いんよう，其實就是一いち個こ屬ぞく於幾何きか的てき對稱たいしょう。在ざい數學すうがく上うえ有ゆう一いち個こ叫さけべ龐加萊對偶たいぐう的てき概念がいねん，其實就是陰陽いんよう，但ただし這個概念がいねん要よう比ひ陰陽いんよう具ぐ體得たいとく多た，同時どうじ也真正しんせい用よう在ざい了りょう數學すうがく的てき發展はってん上じょう[34]。」

量子力學りょうしりきがく

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波なみ耳みみ的てき量子力學りょうしりきがく的てき互補原理げんり和大かずひろ象ぞう勳章くんしょう上じょう的てき太極たいきょく圖ず以及格言かくげん-對立たいりつ即そく互補（Niels Bohr's complementarity principle in quantum theory of mechanics and taichi on Order of the Elephant: contraria sunt complementa）
参まいり见：波なみ粒つぶ二に象ぞう性せい

愛あい因いん斯坦曾於そお1909年ねん提出ていしゅつ，在ざい描述光こう的てき物理ぶつり行為こうい时，必須ひっす將はた其波動はどう性せい與あずか粒子りゅうし性せい都と納入のうにゅう考量こうりょう。1923年ねん，路みち易えき·德とく布ぬの羅ら意い假定かてい物質ぶっしつ粒子りゅうし也都具有ぐゆう波なみ粒つぶ二に象ぞう性せい，即そく具有ぐゆう波動はどう和わ粒子りゅうし的てき雙そう重じゅう性質せいしつ。這一論述ろんじゅつ後來こうらい稱たたえ為ため德とく布ぬの罗意假かり说。1927年ねん，戴維森もり－革かわ末まつ實驗じっけん证实了りょう德とく布ぬの罗意假かり说。這一系列重要發展促使玻爾與海森堡聚焦研究波粒二象性，可か是ぜ，由ゆかり於其極きょく具ぐ難なん度ど，儘管絞しぼ盡つき腦のう汁じる研究けんきゅう探索たんさく，他た們仍舊きゅう無法むほう找到正確せいかく解答かいとう[35]。1927年ねん2月がつ，玻尔在ざい挪威疗养时構想こうそう出で了りょう互補原理げんり[36]。這一原理げんり闡明せんめい，基き於不同ふどう的てき实验框かまち架か，事物じぶつ会かい表ひょう现出像ぞう波なみ粒つぶ二象性这样明显对立的てき雙そう重じゅう性せい质[37]。在ざい同どう一いち段だん時期じき，海うみ森もり堡也發展はってん出で不ふ確定かくてい性せい原理げんり。那な年ねん秋あき天たかし，海うみ森もり堡升遷為萊比錫すず大學だいがく的てき教授きょうじゅ。從したがえ4月がつ份開始かいし，延のべ續ぞく了りょう一整個暑期，奧おく斯卡·克かつ萊因負ふ責せめ聽寫玻爾口述こうじゅつ與あずか修おさむ改あらため關せき於互補ほ原理げんり的てき論文ろんぶん。同年どうねん9月がつ，在ざい義ぎ大利おおとし科か莫召開的てき伏ふく打だ会かい议（英えい语：Volta Conference）中なか，玻爾首くび次じ提出ていしゅつ互補原理げんり[38]。從したがえ量子力学りょうしりきがく的てき新しん概念がいねん所しょ衍生的てき哲学てつがく问题引起了りょう广泛的てき争そう论。尽つき管かん为量子力学りょうしりきがく贡献良りょう多た，爱因斯坦對たい於這些新概念がいねん还是提出ていしゅつ了りょう諸多しょた批評ひひょう。互補原理げんり也不在ざい例外れいがい。爱因斯坦与あずか玻尔后きさき来らい就这些问题进行ぎょう了りょう旷日持久じきゅう的てき论争，直ちょく到いた爱因斯坦去さ世よ[39]。

随ずい着ぎ第だい二次世界大战告终，玻尔在ざい1945年ねん8月がつ25日にち回かい到いた了りょう哥本哈根，并于9月がつ21日にち重おも新しん當とう选为丹に麦むぎ皇すめらぎ家か科学かがく院いん院いん长[40]。1947年ねん10月がつ17日にち，在ざい克かつ里さと斯蒂安やす十じゅう世せい的てき追悼ついとう仪式上じょう，国王こくおう弗どる雷かみなり德とく里さと克かつ九きゅう世せい宣布せんぷ授予玻尔大だい象ぞう勋章。通常つうじょう只ただ有ゆう王室おうしつ成なり员和国家こっか元首げんしゅ能のう获此殊こと荣。国王こくおう说这一荣誉不仅仅只是授予玻尔个人，更さら是ぜ授予整せい个丹麦むぎ科学かがく界かい[41][42]。玻尔设计了りょう自己じこ的てき纹章。纹章中ちゅう附ふ有ゆう太ふとし极图以及格言かくげん“对立即そく互补”（拉ひしげ丁ひのと語ご：contraria sunt complementa）[43][42]。

參まいり見み

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參考さんこう文獻ぶんけん

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  1. ^ 1.0 1.1 1.2 楊珮君くん. 董ただし仲なか舒《春秋しゅんじゅう繁しげる露ろ》中ちゅう「理り」的てき內涵考察こうさつ. 有ゆう鳳おおとり初はつ鳴な年刊ねんかん. 2017, 13: 295–315. 董ただし仲なか舒認みとめ為ため「天てん之の大だい經けい，三さん起おこり而成，四よん轉てん而終」，三さん起おこり即そく孟はじめ、仲なか、季き的てき月がつ令れい分ぶん判ばん，象徵しょうちょう由よし初はつ而末、陽氣ようき或ある陰氣いんき由ゆかり多た而少、由ゆかり盛もり至いたる衰おとろえ的てき歷程れきてい。故こ陰陽いんよう二氣的多寡決定了四季的生成，此所謂いわゆる「天道てんとう之の大だい者しゃ在ざい陰陽いんよう」。……關せき於陰陽ひ為ため何なん會かい有ゆう如此盛衰せいすい歷程れきてい的てき變化へんか，董ただし仲なか舒以陰陽いんよう二氣各於宇宙四方相續流轉的方位變遷來說明，此可視し為ため董ただし氏し對たい《繫辭傳でん》所しょ云うん「一陰一陽之謂道」與あずか《說せつ卦け》「立たて天てん之の道みち，曰陰與あずか陽ひ」的てき發揮はっき闡釋。其〈陰陽いんよう義よし〉云うん：天地てんち之の常つね，一いち陰かげ一いち陽ひ。陽ひ者しゃ，天てん之の德也とくや，陰かげ者しゃ，天てん之の刑けい也。董ただし氏し不ふ僅視陰陽いんよう二氣為作用於宇宙間的兩種力量，且各有ゆう相しょう異い的形まとがた上じょう特性とくせい，陽氣ようき有生ゆうせい生せい之の能のう，故こ為ため德とく；陰かげ有ゆう傷きず喪も之の能のう，故こ為ため刑けい。〈官制かんせい象ぞう天てん〉中なか董ただし氏し依よ陰陽いんよう二氣因可同類相動於無形所產生聚合之多寡的現象，區分くぶん為ため少しょう陽ひ、太陽たいよう、少しょう陰かげ、太陰たいいん四種型態以配春、夏なつ、秋あき、冬ふゆ。四季對於人間萬物的活動具有生、養やしなえ、收おさむ(殺ころせ)、藏次くらなみ序じょ相しょう從したがえ、不斷ふだん循環じゅんかん往復おうふく的てき意義いぎ；而空間あいだ上じょう四季しき有ゆう暖だん、暑あつ、清きよし、寒かん四よん種しゅ不同ふどう氣息きそく的てき流布るふ，以便萬物ばんぶつ出入でいり有ゆう時じ，達成たっせい活動かつどう與あずか休息きゅうそく的てき平衡へいこう。這邊可か以發現はつげん董ただし仲なか舒將上古じょうこ以來いらい人じん們依照あきら曆法れきほう時じ令れい進行しんこう春耕しゅんこう秋あき收おさむ的てき活動かつどう納入のうにゅう其宇宙うちゅう論ろん系統けいとう中ちゅう，以人文じんぶん活動かつどう來らい解釋かいしゃく宇宙うちゅう變動へんどう的てき整體せいたい趨向すうこう；另一方面ほうめん，董ただし子こ又また將人まさと對たい自然しぜん氣候きこう之の暖だん寒さむ與あずか對たい物象ぶっしょう變化へんか的てき客觀きゃっかん感知かんち，統すべ歸がえ為ため二に元げん，形成けいせい陽ひ暖だん陰かげ寒かん、陽ひ生せい陰かげ殺ころせ、陽ひ善ぜん陰かげ惡あく、陽ひ德とく陰かげ刑けい等とう概念がいねん。這些二元概念涵攝於循環主一的天理運作中…… 
  2. ^ Harry Donkers. the Yi-jing Cosmic Model: With an Application of an Alternative to Neoliberalism. Comparative Philosophy. 2020, 11 (2): 1–35 [2024-02-07]. （原始げんし内容ないよう存そん档于2024-04-05）. Events in the cosmos or in the human world are the result of the interplay between polarities, like Yang and Yin, where opposite forces play an important role......The Yin-Yang dynamic is essential to achieve harmonious balance. It describes how seemingly opposite, but complementary forces are interconnected and mutually dependent...... When there is no more separation between Yin and Yang we experience unity of Yin and Yang, which is called the Dao (道みち). 
  3. ^ 《周しゅう易えき繫辭傳でん》：「剛つよし柔やわら相しょう摩ま，八卦はっけ相しょう盪。……剛つよし柔やわら相しょう推而生せい變化へんか。……剛つよし柔やわら者しゃ，晝夜ちゅうや之の象ぞう也。……範圍はんい天地てんち之これ化か而不過か，曲きょく成なり萬物而不遺，通つう乎晝夜よる之の道みち而知，故こ神かみ无方而易无體。」
    《周しゅう易えき繫辭傳でん》：「一いち陰かげ一いち陽ひ之の謂いい道どう。」
    《周しゅう易えき說せつ卦け傳でん》：「立たて天てん之の道みち曰陰與あずか陽ひ，立地りっち之の道みち曰柔與あずか剛つよし。……分陰ふんいん分ぶん陽ひ，迭用柔やわら剛ごう。」
    《道德どうとく經けい》：「萬物負陰而抱陽，沖おき氣き以為和わ。」
    《墨ぼく子こ·辭じ過か》：「聖人せいじん有ゆう傳でん：天地てんち也，則のり曰上下じょうげ；四よん時じ也，則のり曰陰陽ひ；人情にんじょう也，則のり曰男女だんじょ；禽獸きんじゅう也，則のり曰牡牝めす雄ゆう雌めす也。」
    《莊そう子こ·則そく陽ひ》：「是ぜ故こ天地てんち者しゃ，形かたち之の大だい者しゃ也；陰陽いんよう者しゃ，氣き之の大だい者しゃ也；道者どうしゃ為之ためゆき公おおやけ。」
    《列れつ子こ·天てん瑞みず》：「陰陽いんよう之の氣き所しょ不ふ交，故こ寒かん暑あつ亡ほろび辨べん。……其陰陽ひ之の審しん度ど，故こ一いち寒かん一いち暑あつ。」
    《鶡冠子こ·度ど萬まん》：「陰陽いんよう者しゃ氣き之の正也まさや，天地てんち者しゃ形かたち神しん之の正也まさや。」
    《鶡冠子こ·近きん迭》：「陰陽いんよう寒さむ暑あつ與あずか時とき至いたり。」
    《鶡冠子こ·夜行やこう》：「陰陽いんよう，氣き也。」
    《荀子·天てん論ろん》：「列れつ星ぼし隨ずい旋，日月じつげつ遞炤，四よん時代じだい御ご，陰陽いんよう大だい化か，風雨ふうう博はく施ほどこせ，萬物各得其和以生，各かく得とく其養以成，不ふ見み其事，而見其功，夫おっと是ぜ之の謂いい神しん。皆みな知ち其所以成，莫知其無形がた，夫おっと是ぜ之の謂いい天てん功こう。……在天ざいてん者しゃ莫明於日月がつ，在地ざいち者しゃ莫明於水火ひ……故こ日月じつげつ不ふ高こう，則のり光輝こうき不ふ赫；水火すいか不ふ積せき，則のり煇潤不ふ博はく。」
    《管かん子こ·四よん時じ》：「是ぜ故こ陰陽いんよう者しゃ，天地てんち之の大だい理り也；四よん時じ者しゃ，陰陽いんよう之の大だい經けい也；刑けい德とく者しゃ，四よん時じ之の合ごう也。」
    董ただし仲なか舒《春秋しゅんじゅう繁しげる露ろ·陰陽いんよう義よし》：「天地てんち之の常つね，一いち陰かげ一いち陽ひ。陽ひ者しゃ，天てん之の德也とくや；陰かげ者しゃ，天てん之の刑けい也。」
  4. ^ 4.0 4.1 4.2 4.3 4.4 徐じょ復ふく觀かん. 附錄ふろく二に 陰陽いんよう五行及其有關文獻的研究. 中國人ちゅうごくじん性せい論ろん史し (先さき秦はた篇へん). 臺灣たいわん商務しょうむ印しるし書しょ館かん. 1969 [2024-02-07]. （原始げんし内容ないよう存そん档于2024-02-02）. 
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  6. ^ 《楚すわえ辭じ·天てん問とい》：「遂とげ古いにしえ之の初はつ，誰だれ傳道でんどう之の？上下じょうか未み形かたち，何なに由よし考こう之の？冥めい昭あきら瞢暗，誰だれ能のう極ごく之これ？馮翼惟おもんみ象ぞう，何なに以識之の？」
    《鶡冠子こ·泰たい錄ろく》：「故こ天地あまち成しげる於元氣げんき，萬物乘於天地」
    《太平たいへい御覽ごらん·天てん部ぶ》引賀述じゅつ《禮れい統みつる》：「天地てんち者しゃ，元氣げんき之の所生しょせい，萬物之所自焉。」
    《老子ろうし河上かわかみ公こう章句しょうく》：「元氣げんき生せい萬物ばんぶつ而不有ゆう。」
    王おう充たかし《論ろん衡·言ごと毒どく》：「萬物ばんぶつ之の生なま，皆みな稟元氣げんき。」
    《太平たいへい御覽ごらん》引張ちょう衡《玄げん圖ず》：「玄げん者しゃ無形むけい之の類るい，自然しぜん之の根ね；作さく於太始はじめ，莫之能のう先さき；包含ほうがん道德どうとく，構掩乾坤けんこん；橐籥元氣げんき，稟受無形むけい。」
    《漢書かんしょ·律りつ曆れき志こころざし》：「太極たいきょく運うん三さん辰たつ五ご星ほし於上，而元氣轉きてん三さん統すべ五ご行ぎょう於下おした。」
    許もと慎まき《說せつ文ぶん解かい字じ》：「一いち：惟おもんみ初はつ太ふとし始はじめ，道みち立りつ於一，造みやつこ分ぶん天地てんち，化成かせい萬物ばんぶつ。」
    《易えき緯ぬき乾いぬい鑿度》：「昔むかし者しゃ聖人せいじん因いん陰陽いんよう，定てい消息しょうそく，立たて乾坤けんこん，以統天地てんち也。夫おっと有形ゆうけい生せい於无形がた，乾坤けんこん安やす從したがえ生せい？故こ曰：有ゆう太ふとし易えき，有ゆう太初たいしょ，有ゆう太ふとし始はじめ，有ゆう太ふとし素す也。太ふとし易者えきしゃ，未見みけん氣き也。太初たいしょ者しゃ氣き之の始はじめ也。太ふとし始はじめ者しゃ形がた之の始はじめ也。太ふとし素もと者しゃ質しつ之の始はじめ也。炁形質けいしつ具ぐ而未離はなれ。故こ曰渾淪。渾淪者しゃ，言げん萬物相渾成而未相離。視し之の不ふ見み，聽之不ふ聞，循之不ふ得え，故こ曰易也。易えき无形畔ほとり。易えき變へん而為一いち。一變いっぺん而為七なな。七なな變へん而為九きゅう。九者氣變之究也，乃復變へん而為一いち。一いち者しゃ形がた變へん之の始はじめ，清きよし輕けい者しゃ上じょう為ため天てん，濁にご重おも者しゃ下か為ため地ち。」，亦また見み於《列れつ子こ·天てん瑞みず》
    王おう充たかし《論ろん衡·談だん天てん》：「說せつ《易えき》者しゃ曰：「元氣げんき未ひつじ分ぶん，渾沌こんとん為一ためいち。」儒書又また言げん：「溟涬濛澒，氣き未ひつじ分ぶん之の類るい也。及其分離ぶんり，清しん者しゃ為ため天てん，濁にご者しゃ為ため地ち。」」
  7. ^ 俞懿嫻. 太一たいち. 教育きょういく大だい辭書じしょ. 2000 [2024-02-07]. （原始げんし内容ないよう存そん档于2024-03-18）. 〔莊そう子こ‧天地てんち篇へん〕則のり以「泰たい初はつ」（或ある作さく太初たいしょ）為ため「道みち」的てき別名べつめい：「泰やすし初はつ有無うむ，無む有無うむ名めい，一之かずゆき所しょ起おこり，有ゆう一いち而未形がた」，可か見み泰やすし初はつ與太よた一均是指宇宙初始天地未分的渾沌狀態，也可說せつ是ぜ「道みち」的てき原げん貌，以及萬物ばんぶつ復歸ふっき於「道みち」後ご的てき終極しゅうきょく狀態じょうたい。……此外〔呂りょ氏し春秋しゅんじゅう．大だい樂らく篇へん〕稱しょう：「音樂おんがく之の所由しょゆう來者らいしゃ遠どお矣。生なま於度量りょう，本ほん於太一いち。太一たいち出で兩りょう儀ぎ，兩りょう儀ぎ出で陰陽いんよう，陰陽いんよう變化へんか，一いち上じょう一いち下か，合ごう而成章あきら。……道也みちや者しゃ，至いたり精せい也，不可ふか為ため形がた，不可ふか為ため名めい，疆為之の，謂いい之の太一たいち。」以及〔淮南ワイナン子こ．詮かい言げん訓くん〕中ちゅう說せつ：「洞ほら同どう天地てんち，渾沌こんとん為ため樸しらき，未み造みやつこ而成物ぶつ，謂いい之の太一たいち。」均ひとし本ほん諸しょ老ろう莊そう思想しそう，以「太一たいち」為ため渾沌こんとん之の「道みち」。……至いたり於〔禮れい記き．禮れい運うん篇へん〕則のり以「太一たいち」為ため天地てんち未ひつじ分ぶん的てき渾沌こんとん狀態じょうたい，同時どうじ也是人文じんぶん價か值創造そうぞう的てき根本こんぽん。〔禮れい運うん篇へん〕中ちゅう說せつ：「是ぜ故こ夫おっと禮れい，必本於太一いち，分ふん而為天地てんち，轉てん而為陰陽いんよう，變へん而為四よん時じ，列れつ而為鬼神きじん。」就是說せつ禮れい以宇宙うちゅう渾沌こんとん未ひつじ分ぶん，至大しだい沌一的てき原理げんり為ため根本こんぽん，沌一的原理分而為天地，運轉うんてん為ため陰陽いんよう相對そうたい的てき現象げんしょう，變化へんか為ため春夏秋冬しゅんかしゅうとう四よん時季じき節ふし，列れつ位い成なり通どおり過去かこ未來みらい的てき鬼神きじん。 
  8. ^ 傅でん元もと龍りゅう. 太極たいきょく. 教育きょういく大だい辭書じしょ. 2000 [2024-02-07]. （原始げんし内容ないよう存そん档于2024-02-07）. 易學えきがく以「太極たいきょく」說明せつめい宇宙うちゅう萬象ばんしょう之の本源ほんげん。〔周しゅう易えき．繫辭上じょう〕第だい十じゅう一いち章しょう中ちゅう說せつ：「……是ぜ故こ易えき有ゆう太極たいきょく，是ぜ生せい兩りょう儀ぎ，兩りょう儀ぎ生せい四よん象ぞう，四よん象ぞう生せい八卦はっけ。」周しゅう敦あつし頤〔太極たいきょく圖說ずせつ〕闡述太極たいきょく生せい兩りょう儀ぎ之の過程かてい為ため：「太極たいきょく動どう而生陽ひ，動どう極ごく而靜，靜せい而生陰かげ，陰極いんきょく復ふく動どう，一いち動どう一いち靜せい，互為其根，分陰ふんいん分ぶん陽ひ，兩りょう儀ぎ立りつ焉。」由ゆかり此可知かち，太極たいきょく係がかり一いち種しゅ陰陽いんよう未ひつじ分ぶん、元氣げんき渾淪之の狀態じょうたい，也就是ぜ鄭てい玄げん〔周しゅう易えき．注ちゅう太極たいきょく〕所しょ稱しょう：「淳あつし合ごう未ひつじ分ぶん之の氣き。」〔周しゅう易えき．繫辭〕所しょ稱しょう之の太極たいきょく，原本げんぽん指ゆび天地てんち未ひつじ分ぶん之の前まえ，渾淪之の元氣げんき。 
  9. ^ 陳ちん雪ゆき麗うらら. 道みち. 教育きょういく大だい辭書じしょ. 2000 [2024-02-07]. （原始げんし内容ないよう存そん档于2024-02-03）. 就其形がた上じょう意義いぎ來らい看み，先哲せんてつ視し「道みち」為ため宇宙うちゅう萬まん物的ぶってき本體ほんたい，是ぜ「形而上けいじじょう」的てき，所以ゆえん〔周しゅう易えき‧繫辭上じょう傳つて‧第だい十じゅう二に章しょう〕說せつ：「是ぜ故こ形而上けいじじょう者しゃ謂いい之の道みち。」〔周しゅう易えき‧繫辭上じょう傳つて‧第だい五ご章しょう〕又また說せつ：「一いち陰かげ一いち陽ひ之の謂いい道どう。」指ゆび明あかり宇宙うちゅう萬物的生成是由陰、陽ひ兩りょう種たね元もと質しつ交感こうかん合あい宜むべ而成。因よし此，「道みち」可か說せつ是ぜ宇宙うちゅう最高さいこう的てき形式けいしき或ある法則ほうそく，也就是ぜ宇宙うちゅう中ちゅう最さい根本こんぽん、至高しこう無上むじょう、至大しだい無限むげん的てき本體ほんたい。相關そうかん說法せっぽう還かえ有ゆう〔韓非子かんぴし〕文中ぶんちゅう所說しょせつ之の：「道者どうしゃ，萬物ばんぶつ之の始はじめ。」「道者どうしゃ，萬物之所以成也。」「道者どうしゃ，萬物之所然也，萬まん理之まさゆき所しょ稽也。」「道者どうしゃ，萬物之所以成也。」「道者どうしゃ，萬物ばんぶつ之の始はじめ ，是非ぜひ之の紀きの也。」等とう ，都と說明せつめい「道みち」是ぜ萬物賴之以生、依よ之これ以行的てき永えい恆ひさし不滅ふめつ的てき真理しんり。 
  10. ^ 《楚すわえ辭じ·天てん問とい》：「明あきら明あきら暗暗あんあん，惟時これとき何なに為ため？陰陽いんよう三さん合ごう，何なん本ほん何なん化か？」
    《穀こく梁りょう傳つたえ·莊そう公こう三さん年ねん》：「獨どく陰かげ不ふ生せい，獨どく陽ひ不ふ生せい，獨どく天てん不ふ生せい，三さん合ごう然しか後生ごしょう。」
    董ただし仲なか舒《春秋しゅんじゅう繁しげる露ろ·順じゅん命いのち》：「天てん者しゃ萬物ばんぶつ之の祖そ，萬物ばんぶつ非ひ天てん不ふ生せい。獨どく陰かげ不ふ生せい，獨どく陽ひ不ふ生せい，陰陽いんよう與あずか天地てんち參さん然しか後生ごしょう。」
    王おう符ふ《潛せん夫おっと論ろん·本ほん訓くん》：「上古じょうこ之の世よ，太ふとし素之もとゆき時じ，元氣げんき窈冥，未み有形ゆうけい兆ちょう，萬まん精せい合あい并，混こん而為一いち，莫制莫御。若わか斯久之の，翻然ほんぜん自じ化か，清濁せいだく分別ふんべつ，變成へんせい陰陽いんよう。陰陽いんよう有體ありてい，實生みしょう兩りょう儀ぎ。天地てんち壹いち鬱うつ，萬物ばんぶつ化か淳じゅん。和氣わき生せい人じん，以統理之まさゆき。」
    《老子ろうし河上かわかみ公こう章句しょうく》：「道みち使し所生しょせい者しゃ一也かずや。一生陰與陽也，陰陽いんよう生せい和わ、清きよし、濁にご三さん氣き，分ふん為ため天地人てんちじん也。天地人てんちじん共生きょうせい萬物ばんぶつ也，天てん施ほどこせ地ち化か，人にん長ちょう養やしなえ之の也。」
    《列れつ子こ·天てん瑞みず》：「一いち者しゃ，形かたち變へん之の始はじめ也。清きよし輕けい者しゃ上じょう為ため天てん，濁にご重おも者しゃ下か為ため地ち，沖おき和氣わき者しゃ為ため人じん；故こ天地てんち含精，萬物ばんぶつ化生かせい。」
    《禮れい記き·禮れい運うん》：「是ぜ故こ夫おっと禮れい，必本於大おだい一いち，分ふん而為天地てんち，轉てん而為陰陽いんよう，變へん而為四よん時じ，列れつ而為鬼神きじん。」，亦また見み於《孔子こうし家か語ご·禮れい運うん》。《太平たいへい御覽ごらん·天てん部ぶ》夾注：「太一たいち，謂いい元氣げんき也。」
    《淮南ワイナン子こ·天文てんもん訓くん》:「天てん墬未形がた，馮馮翼翼よくよく，洞ほら洞ほら灟灟，故こ曰太昭あきら。道みち始はじめ生なま虛きょ廓くるわ，虛きょ廓くるわ生せい宇宙うちゅう，宇宙うちゅう生氣せいき。氣き有ゆう涯垠，清きよし陽ひ者しゃ薄うす靡而為ため天てん，重じゅう濁にご者しゃ凝滯ぎょうたい而為地ち。清せい妙たえ之これ合ごう專せん易えき，重じゅう濁にご之これ凝しこり竭難，故こ天てん先さき成なり而地後ご定じょう。天地てんち之の襲かさね精せい為ため陰陽いんよう，陰陽いんよう之の專せん精せい為ため四よん時じ，四時之散精為萬物。」
    董ただし仲なか舒《春秋しゅんじゅう繁しげる露ろ·五ご行ぎょう相生あいおい》：「天地てんち之の氣き，合ごう而為一いち，分ふん為ため陰陽いんよう，判ばん為ため四よん時じ，列れつ為ため五ご行ぎょう。」
    《白虎びゃっこ通どおり·天地てんち》：「始はじめ起おこり先さき有ゆう太初たいしょ，後ご有ゆう太ふと始はじめ，形かたち兆ちょう既成きせい，名めい曰太素もと。混沌こんとん相しょう連れん，視し之の不ふ見み，聽之不ふ聞，然しか後こう剖判。清濁せいだく既すんで分ぶん，精せい曜出布ぬの，庶物しょぶつ施ほどこせ生せい。精せい者しゃ為ため三さん光ひかり，粗あら者しゃ為ため五ご行ぎょう。五ご行ぎょう生せい情じょう性せい，情じょう性せい生せい汁じる中ちゅう（協きょう中ちゅう），汁しる中ちゅう（協きょう中ちゅう）生なま神明しんめい，神かみ明生あきお道德どうとく，道德どうとく生せい文章ぶんしょう。」
    周しゅう敦あつし頤《太極たいきょく圖說ずせつ》：「自じ無む極きょく而為太極たいきょく。太極たいきょく動どう而生陽ひ，動どう極ごく而靜，靜せい而生陰かげ，靜しずか極ごく復ふく動どう。一いち動どう一いち靜せい，互為其根；分陰ふんいん分ぶん陽ひ，兩りょう儀ぎ立りつ焉。陽ひ變へん陰かげ合あい，而生水すい、火ひ、木き、金きむ、土ど。五ご氣き順じゅん布ぬの，四よん時じ行ぎょう焉。五ご行ぎょう，一いち陰陽いんよう也；陰陽いんよう，一いち太極たいきょく也；太極たいきょく，本ほん無む極きょく也。五ご行ぎょう之の生なま也，各かく一いち其性。無む極きょく之の真ま，二に五ご之の精しらげ，妙みょう合あい而凝。「乾いぬい道成みちなり男おとこ，坤ひつじさる道成みちなり女おんな」，二に氣き交感こうかん，化生かせい萬物ばんぶつ。萬物ばんぶつ生生せいせい，而變化へんか無窮むきゅう焉。惟おもんみ人じん也，得とく其秀而最靈れい。」
  11. ^ 蕭しょう又また寧やすし. 第だい四よん章しょう 氣化きか宇宙うちゅう論ろん的てき架か構 (PDF). 董ただし仲なか舒《春秋しゅんじゅう繁しげる露ろ》氣き論ろん思想しそう研究けんきゅう. 中國ちゅうごく文化ぶんか大學だいがく中國ちゅうごく文學ぶんがく研究所けんきゅうじょ. 2009. 曾春海はるみ在ざい討論とうろん陰陽いんよう五ご行ぎょう時じ，認みとめ為ため「董ただし氏し稱しょう運轉うんてん四よん時じ、化生かせい萬物之功能的氣為元氣，在ざい元氣げんき運うん化か中ちゅう所しょ顯あらわ的てき陰陽いんよう二氣乃天道之常；五行與陰陽皆助成天地生養萬物之功，五行依從於陰陽，陰陽いんよう導しるべ領りょう五ご行ぎょう。」，故こ可知かち陰陽いんよう二氣由元氣而出，陰陽いんよう與あずか五ご行ぎょう之の間あいだ又また相互そうご影響えいきょう。……而董仲なか舒更認みとめ為ため陰陽いんよう運行うんこう導しるべ致了四よん時じ的てき變化へんか，故こ雖五行與陰陽一樣都是助成天地之功的力量，但ただし陰陽いんよう仍實居きょ於主導しゅどう地位ちい，五行則與陰陽配合而成生化萬物的任務。……在ざい董ただし仲なか舒之前まえ的てき《淮南ワイナン鴻おおとり烈れつ》，或ある之これ後ご的てき揚あげ雄ゆう、王おう充たかし等とう皆みな有ゆう此觀念かんねん，雖對氣き的てき概念がいねん上じょう有ゆう所しょ不同ふどう，但ただし都と利用りよう「氣き」來らい做為變化へんか的てき依據いきょ或ある解釋かいしゃく，並なみ大量たいりょう使用しよう陰陽いんよう、五ご行來いきき說明せつめい生成せいせい變化へんか的てき過程かてい中ちゅう，事物じぶつ間あいだ的てき關係かんけい，並なみ將はた全部ぜんぶ的てき萬物ばんぶつ關聯かんれん在ざい一起かずき，故こ認みとめ為ため宇宙うちゅう為ため一いち有機ゆうき體たい，萬事萬物皆為氣之所成，為ため兩りょう漢かん的てき通論つうろん而非董ただし仲なか舒獨有ゆう。 
  12. ^ 《周しゅう易えき繫辭傳でん》：「在ざい天成てんせい象ぞう，在地ざいち成形せいけい，變化へんか見み矣。（韓かん康やすし伯はく注ちゅう：象ぞう況きょう日月じつげつ星辰せいしん，形かたち況きょう山川やまかわ草木くさき也。懸かか象ぞう運轉うんてん以成昏明，山澤やまさわ通氣つうき而雲行ぎょう雨う施ほどこせ，故こ變化へんか見み矣。）是ぜ故こ剛つよし柔やわら相しょう摩ま，（韓かん康やすし伯はく注ちゅう：相あい切きり摩ま也，言げん陰陽いんよう之の交感こうかん也。）八卦はっけ相しょう盪。（韓かん康やすし伯はく注ちゅう：：相あい推盪也，言げん運うん化か之の推移すいい。）鼓こ之の以雷霆らいてい，潤じゅん之の以風雨う。日月じつげつ運行うんこう，一いち寒かん一いち暑あつ。」
    《荀子·禮れい論ろん》：「天地てんち合あい而萬物ばんぶつ生せい，陰陽いんよう接せっ而變化へんか起おこり……。天てん能のう生物せいぶつ……地ち能のう載の人ひと。」
    《列れつ子こ·周しゅう穆きよし王おう》：「一體いったい之の盈虛えいきょ消息しょうそく，皆みな通どおり於天地ち，應おう於物類るい。故こ陰氣いんき壯たけし，則のり夢ゆめ涉わたる大水おおみず而恐懼きょうく；陽氣ようき壯たけし，則のり夢ゆめ涉わたる大火たいか而燔焫；陰陽いんよう俱壯，則のり夢ゆめ生せい殺ころせ。」
    《黃き帝みかど內經·陰陽いんよう應おう象ぞう大だい論ろん》：「黃き帝みかど曰：陰陽いんよう者しゃ，天地てんち之の道也みちや，萬物ばんぶつ之の綱紀こうき，變化へんか之の父母ちちはは，生なま殺ころせ之の本もと始はじめ，神明しんめい之の府ふ也。……故こ天てん有精ゆうせい，地ち有形ゆうけい；天てん有ゆう八はち紀き，地ち有ゆう五ご里り，故こ能のう為ため萬物ばんぶつ之の父母ちちはは。清きよし陽ひ上天じょうてん，濁にご陰かげ歸き地ち，是ぜ故こ天地てんち之の動靜どうせい，神明しんめい為之ためゆき綱紀こうき，故こ能のう以生長せいちょう收藏しゅうぞう，終おわり而復始はじめ。」
    《呂りょ氏し春秋しゅんじゅう·大だい樂らく》：「四よん時代じだい興きょう，或ある暑あつ或ある寒かん，或ある短みじか或ある長なが，或ある柔やわ或ある剛ごう。萬物ばんぶつ所出しょしゅつ，造みやつこ於太一いち，化か於陰陽ひ。」
    董ただし仲なか舒《春秋しゅんじゅう繁しげる露ろ·陽ひ尊みこと陰かげ卑》：「陽ひ始はじめ出で，物もの亦また始はじめ出で；陽ひ方かた盛もり，物もの亦また方かた盛もり；陽ひ初はつ衰おとろえ，物もの亦また初はつ衰おとろえ。物もの隨ずい陽ひ而出入でいり，數かず隨ずい陽ひ而終始しゅうし。……陽ひ天てん之の德とく，陰かげ天てん之の刑けい也。陽氣ようき暖だん而陰氣き寒かん，陽氣ようき予よ而陰氣いんき奪だつ，陽氣ようき仁じん而陰氣いんき戾もど，陽氣ようき寬ひろし而陰氣き急きゅう，陽氣ようき愛あい而陰氣き惡あく，陽氣ようき生せい而陰氣いんき殺ころせ。」
  13. ^ 《易えき緯ぬき乾いぬい鑿度》：「清きよし輕けい者しゃ上じょう為ため天てん，濁にご重おも者しゃ下か為ため地ち。」，亦また見み於《列れつ子こ·天てん瑞みず》
    許もと慎まき《說せつ文ぶん解かい字じ》：「地ち：元もと气初分ぶん，輕けい清きよし陽ひ爲ため天てん，重じゅう濁にご陰かげ爲ため地ち。萬物ばんぶつ所しょ陳ひね𠛱也。」
    王おう充たかし《論ろん衡·說せつ日び》：「夏なつ時じ、陽氣ようき多おお，陰氣いんき少しょう，陽氣ようき光明こうみょう，與あずか日ひ同どう耀……冬ふゆ、陰氣いんき晦冥かいめい，掩日之の光ひかり。」
    王おう充たかし《論ろん衡·寒さむ溫あつし》：「或ある曰：「以類相しょう招致しょうち也。喜き者しゃ和かず溫あつし，和かず溫あつし賞賜しょうし，陽ひ道どう施ほどこせ予よ，陽ひ氣溫きおん，故こ溫氣うんき應おう之の。怒いか者しゃ慍恚，慍恚誅殺ちゅうさつ，陰かげ道どう肅殺，陰氣いんき寒かん，故こ寒氣さむけ應おう之の。」
    《左ひだり傳でん·昭あきら公おおやけ元年がんねん》：「天てん有ゆう六ろく氣き，降くだ生なま五味ごみ，發はつ為ため五ご色しょく，徵しるし為ため五ご聲こえ，淫いん生せい六ろく疾やまし（六氣過度則生六疾），六ろく氣き曰陰，陽ひ，風ふう，雨あめ，晦みそ，明也あきや，分ぶん為ため四よん時じ，序じょ為ため五ご節せつ，過か則のり為ため菑，陰かげ淫いん寒さむ疾やまし，陽ひ淫いん熱ねつ疾やまし，風ふう淫いん末まつ疾やまし，雨あめ淫いん腹はら疾やまし，晦みそ淫いん惑疾，明あきら淫いん心しん疾やまし。」
    荀悅《申さる鑒·俗ぞく嫌いや》：「陽氣ようき生せい養やしなえ，陰氣いんき消けし殺ころせ。」
    揚あげ雄ゆう《太ふとし玄げん經けい》：「陽動ようどう吐，陰かげ靜せい翕。」
    《莊そう子こ·天道てんとう》：「靜せい而與陰かげ同どう德とく，動どう而與陽ひ同どう波なみ。」
    《周しゅう易えき繫辭傳でん》：「乾ひ，陽ひ物ぶつ也；坤ひつじさる，陰かげ物ぶつ也；陰陽いんよう合あい德とく，而剛柔やわら有體ありてい。」《周しゅう易えき正義まさよし》：「若わか陰陽いんよう不ふ合ごう，則のり剛つよし柔やわら之の體からだ無む從したがえ而生。以陰陽ひ相合そうごう乃生萬物ばんぶつ，或ある剛つよし或ある柔やわら，各かく有ゆう其體。陽ひ多た為ため剛つよし，陰かげ多おお為ため柔やわら也。」
    王おう充たかし《論ろん衡·本性ほんしょう》：「劉りゅう子こ政せい曰……形かたち外がい則そく謂いい之の陽ひ，不發ふはつ者しゃ則そく謂いい之の陰かげ。」
    劉りゅう熙《釋しゃく名めい·釋しゃく天たかし》：「陰かげ，蔭かげ也，氣き在ざい內奧蔭かげ也。陽ひ，揚あげ也，氣き在外ざいがい發揚はつよう也。」
    董ただし仲なか舒《春秋しゅんじゅう繁しげる露ろ·陰陽いんよう位い》：「陽氣ようき始はじめ出で東北とうほく而南行ぎょう，就其位い也；西にし轉てん而北入いれ，藏ぞう其休也。陰氣いんき始はじめ出で東南とうなん而北行ぎょう，亦また就其位い也；西にし轉てん而南入いれ，屏へい其伏也。是ぜ故こ陽ひ以南いなん方かた為ため位い，以北いほく方かた為ため休きゅう；陰かげ以北いほく方かた為ため位い，以南いなん方かた為ため伏ふく。陽ひ至いたり其位而大暑熱しょねつ。陰かげ至いたり其位而大寒だいかん凍こお。陽ひ至いたり其休而入化か於地，陰かげ至いたり其伏而避德とく於下おした。是ぜ故こ夏なつ出で長ちょう於上、冬ふゆ入いれ化か於下おした者しゃ，陽ひ也；夏なつ入にゅう守もり虛きょ地ち於下おした，冬ふゆ出で守もり虛位きょい於上者しゃ，陰かげ也。」
    董ただし仲なか舒《春秋しゅんじゅう繁しげる露ろ·陽ひ尊みこと陰かげ卑》：「故こ陽氣ようき出で於東おひがし北きた，入にゅう於西北きた，發はつ於孟春もうしゅん，畢於孟冬もうとう，而物莫不應おう是ぜ。」
    董ただし仲なか舒《春秋しゅんじゅう繁しげる露ろ·陰陽いんよう出入でいり上下じょうげ》：「天てん之の道みち，初はつ薄うす大だい冬ふゆ，陰陽いんよう各かく從したがえ一方いっぽう來き，而移於後。陰かげ由よし東方とうほう來らい西にし，陽ひ由よし西方せいほう來らい東ひがし，至いたり於中冬ふゆ之これ月がつ，相あい遇ぐう北方ほっぽう，合ごう而為一いち，謂いい之の曰至。別べつ而相去あいさり，陰かげ適てき右みぎ，陽ひ適てき左ひだり。適てき左ひだり者しゃ其道順じゅん，適てき右みぎ者しゃ其道逆ぎゃく。逆ぎゃく氣き左上ひだりうえ，順じゅん氣き右みぎ下か，故こ下した暖だん而上寒かん。以此見み天てん之の冬ふゆ右みぎ陰かげ而左陽ひ也，上所かみところ右みぎ而下所しょ左ひだり也。冬ふゆ月がつ盡つき，而陰陽ひ俱南還かえ，陽南ようなん還かえ出で於寅，陰かげ南みなみ還かえ入にゅう於戌，此陰陽ひ所しょ始はじめ出で地ち入地いりじ之の見處みどころ也。至いたり於仲春之はるゆき月がつ，陽ひ在ざい正せい東ひがし，陰かげ在ざい正せい西にし，謂いい之の春分しゅんぶん。春分しゅんぶん者しゃ，陰陽いんよう相しょう半はん也，故こ晝夜ちゅうや均ひとし而寒暑あつ平たいら。陰かげ日び損そん而隨陽ひ，陽ひ日び益えき而鴻，故こ為ため暖だん熱ねつ初はつ得とく。大だい夏なつ之これ月がつ，相あい遇ぐう南方なんぽう，合ごう而為一いち，謂いい之の日にち至いたり。別べつ而相去あいさり，陽ひ適てき右みぎ，陰かげ適てき左ひだり。適てき左ひだり由よし下か，適てき右みぎ由よし上じょう，上うえ暑あつ而下寒かん，以此見み天てん之の夏なつ右みぎ陽ひ而左陰かげ也。上うえ其所右みぎ，下しも其所左ひだり。夏月かづき畫が，而陰陽ひ俱北還かえ。陽ひ北きた還かえ而入於申，陰かげ北きた還かえ而出於辰，此陰陽ひ之の所ところ始はじめ出で地ち入地いりじ之の見處みどころ也。至いたり於中秋ちゅうしゅう之これ月がつ，陽ひ在ざい正せい西にし，陰かげ在ざい正せい東ひがし，謂いい之の秋分しゅうぶん。秋分しゅうぶん者しゃ，陰陽いんよう相しょう半はん也，故こ晝夜ちゅうや均ひとし，而寒暑あつ平たいら。陽ひ日び損そん而隨陰かげ，陰かげ日び益えき而鴻，故こ至いたり於季秋きしゅう而始霜しも，至いたり於孟冬もうとう而始寒かん，小雪こゆき而物咸成，大寒だいかん而物畢藏，天地てんち之の功こう終おわり矣。」
    《周しゅう易えき繫辭傳でん》：「陽ひ卦け奇き，陰かげ卦け偶。」
    《禮れい記き·郊特牲》：「鼎かなえ俎まないた奇き，而籩豆まめ偶，陰陽いんよう之の義也よしや。」
    《周しゅう易えき說せつ卦け傳でん》：「立だて人じん之の道みち曰仁與あずか義ぎ。」
    《禮れい記き·鄉きょう飲酒いんしゅ義ぎ》：「天地あまち嚴いわお凝しこり之の氣き，始はじめ於西南せいなん，而盛於西北きた，此天地ち之の尊嚴そんげん氣き也，此天地ち之の義氣ぎき也。天地てんち溫厚おんこう之の氣き，始はじめ於東おひがし北きた，而盛於東おひがし南みなみ，此天地ち之の盛德せいとく氣き也，此天地ち之の仁じん氣き也。」
    董ただし仲なか舒《春秋しゅんじゅう繁しげる露ろ·王道おうどう通どおり》：「陰陽いんよう之の理り，聖人せいじん之の法ほう也。陰かげ，刑けい氣き也；陽ひ，德とく氣き也。」
    《韓非子かんぴし·二に柄え》：「何なに謂いい刑けい德とく？曰：殺戮さつりく之の謂いい刑けい，慶けい賞しょう之の謂いい德とく。」
    劉りゅう向むかい《說せつ苑えん·政せい理り》：「德とく者しゃ，養やしなえ善ぜん而進闕者也；刑けい者しゃ，懲惡而禁後者こうしゃ也；故こ德化とっか之の崇たかし者しゃ至いたり於賞，刑罰けいばつ之の甚者至いたり於誅。」
    《管かん子こ·四よん時じ》：「南方なんぽう曰日，其時曰夏，其氣曰陽，陽ひ生せい火ひ與あずか氣き，其德施ほどこせ捨修樂らく，其事號令ごうれい，賞賜しょうし賦ふ爵，受祿順じゅん鄉きょう，謹修神しん祀まつ，量りょう功こう賞しょう賢けん，以動陽氣ようき。……北方ほっぽう曰月，其時曰冬，其氣曰寒，寒かん生水なまみず與あずか血ち，其德淳あつし越こし溫あつし怒いか周密しゅうみつ，其事號令ごうれい，修おさむ禁きん徙民，令れい靜止せいし。地ち乃不泄。斷だん刑けい致罰，無む赦有罪ざい，以符陰氣いんき。」
    王おう充たかし《論ろん衡·四よん諱いみな》：「神有かみあり吉凶きっきょう，勤つとむ德とく致福，犯はん刑けい起おこり禍か。」（「勤つとむ」現行げんこう本ほん作さく「動どう」字じ，義ぎ不通ふつう順じゅん。勤つとむ和わ動どう字形じけい相近すけちか，古書こしょ有ゆう「勤つとむ德とく」一いち詞し，但ただし絕ぜっ少しょう有ゆう「動どう德とく」一いち詞し，《逸いっ周しゅう書しょ·芮良夫おっと解かい》的てき懃德之の懃字在ざい《群ぐん書しょ治ち要よう》中ちゅう亦また誤作動ごさどう字じ。）
  14. ^ 《周しゅう易えき正義まさよし》：「自じ天地開闢てんちかいびゃく，陰陽いんよう運行うんこう，寒さむ暑あつ迭來，日月じつげつ更さら出で，孚まこと萌もえ庶類，亭ちん毒どく群ぐん品ひん，新しん新しん不ふ停とま，生生せいせい相續そうぞく，莫非資し變化へんか之の力ちから，換かわ代だい之の功こう。然しか變化へんか運行うんこう，在ざい陰陽いんよう二に氣き，故こ聖人せいじん初はつ畫が八卦はっけ，設しつらえ剛つよし柔やわら兩りょう畫が，象ぞう二に氣き也。布ぬの以三さん位い，象ぞう三さん才さい也。謂いい之の爲ため易えき，取と變化へんか之の義ぎ。……天地てんち之の道みち，陰陽いんよう升ます降くだ，溫ぬる暑あつ涼すずし寒さむ迭相變革へんかく，然しか後のち四時之序皆有成也。」
    《管かん子こ·乘馬じょうば》：「春秋しゅんじゅう冬ふゆ夏なつ，陰陽いんよう之の推移すいい也；時じ之の短長たんちょう，陰陽いんよう之の利用りよう也；日び夜よる之の易えき，陰陽いんよう之これ化か也。」
    《管かん子こ·形勢けいせい解かい》：「春はる者しゃ，陽氣ようき始はじめ上じょう，故こ萬物ばんぶつ生せい。夏なつ者しゃ，陽氣ようき畢上，故こ萬物ばんぶつ長ちょう。秋あき者しゃ，陰氣いんき始はじめ下か，故こ萬物ばんぶつ收おさむ。冬ふゆ者しゃ，陰氣いんき畢下，故こ萬物ばんぶつ藏ぞう；故こ春はる夏なつ生長せいちょう，秋冬あきふゆ收藏しゅうぞう，四よん時じ之の節也せつや。賞賜しょうし刑罰けいばつ，主おも之の節也せつや。四時未嘗不生殺也，主しゅ未み嘗不賞罰しょうばつ也；故こ曰：春秋しゅんじゅう冬ふゆ夏なつ，不ふ更さら其節也せつや。」
    董ただし仲なか舒《春秋しゅんじゅう繁しげる露ろ·陰陽いんよう終始しゅうし》：「春はる夏なつ陽よう多た而陰少しょう，秋冬あきふゆ陽ひ少しょう而陰多た。……春秋しゅんじゅう之の中なか，陰陽いんよう之の氣き俱相並なみ也。」
    董ただし仲なか舒《春秋しゅんじゅう繁しげる露ろ·循天之の道みち》：「春はる氣き生せい而百物ぶつ皆みな出で，夏なつ氣き養やしなえ而百物ぶつ皆みな長ちょう，秋氣しゅうき殺ころせ而百物ぶつ皆みな死し，冬ふゆ氣き收おさむ而百物ぶつ皆みな藏ぞう。」
    王おう充たかし《論ろん衡·說せつ日び》：「儒者じゅしゃ曰：「冬日ふゆび短たん，夏なつ日長ひなが，亦また復ふく以陰陽ひ。夏なつ時じ、陽氣ようき多おお，陰氣いんき少しょう，陽氣ようき光明こうみょう，與あずか日ひ同どう耀，故こ日出にっしゅつ輒無鄣蔽。冬ふゆ、陰氣いんき晦冥かいめい，掩日之の光ひかり，日にち雖出，猶なお隱かくれ不ふ見み，故こ冬日ふゆび日び短たん，陰かげ多た陽ひ少しょう，與あずか夏なつ相反あいはん。」……或ある曰：「夏なつ時じ陽氣ようき盛もり，陽氣ようき在ざい南方なんぽう，故こ天てん舉而高だか；冬ふゆ時じ陽氣ようき衰おとろえ，天てん抑そもそも而下。高こう則のり日び道どう多た，故こ日長ひなが；下か則のり日び道どう少しょう，故こ日にち短たん也。」」
    《淮南ワイナン子こ·天文てんもん訓くん》：「夏なつ日にち至いたり則そく陰かげ乘じょう陽ひ，是ぜ以萬物ぶつ就而死し。冬日ふゆび至いたり則そく陽ひ乘じょう陰かげ，是ぜ以萬物ぶつ仰おおせ而生。晝ひる者しゃ陽ひ之の分ぶん，夜や者しゃ陰かげ之これ分ぶん。是ぜ以陽氣ようき勝則かつのり日び修おさむ而夜短たん，陰氣いんき勝則かつのり日び短たん而夜修おさむ。」
  15. ^ 王おう充たかし《論ろん衡·說せつ日び》：「儒者じゅしゃ曰：「日にち朝見ちょうけん，出で陰かげ中ちゅう；暮くれ不ふ見み，入にゅう陰かげ中ちゅう。陰氣いんき晦冥かいめい，故こ沒ぼつ不ふ見み。」」
    《大だい戴禮記き·曾子天てん圓えん》：「陰陽いんよう之の氣き，各かく從したがえ其所，則のり靜せい矣；偏へん則そく風ふう，俱則雷かみなり，交則電でん，亂らん則そく霧きり，和則かずのり雨う；陽氣ようき勝しょう，則のり散ち為ため雨露うろ；陰氣いんき勝しょう，則のり凝しこり為ため霜雪そうせつ；陽ひ之の專せん氣き為ため雹，陰かげ之の專せん氣き為ため霰，霰雹者しゃ，一氣いっき之これ化か也。」
    《淮南ワイナン子こ·天文てんもん訓くん》：「天てん之の偏へん氣き，怒いか者しゃ為ため風ふう；地ち之の含氣，和わ者しゃ為ため露つゆ。陰陽いんよう相しょう薄うす，感かん而為雷かみなり，激げき而為霆，亂らん而為霧きり。陽氣ようき勝則かつのり散ち而為雨露うろ，陰氣いんき盛もり則そく凝しこり而為霜雪そうせつ。」
    董ただし仲なか舒《雨あめ雹對》：「二氣之初蒸也，若わか有ゆう若わか無む，若わか實じつ若わか虛きょ，若わか方かた若わか圓えん，攢聚相合そうごう，其體稍やや重おも，故こ雨あめ乘じょう虛きょ而墜。風ふう多た則のり合ごう速そく，故こ雨あめ大だい而疏。風ふう少しょう則のり合ごう遲おそ，故こ雨あめ細ほそ而密。其寒月がつ則のり雨う凝しこり於上，體たい尚なお輕微けいび，而因風ふう相しょう襲かさね，故こ成なり雪ゆき焉。寒かん有高ありだか下か，上うえ暖だん下か寒かん，則のり上合かみあい為ため大雨おおあめ，下しも凝しこり為ため冰，霰雪是也これや。雹霰之の至いたり也，陰氣いんき暴上，雨あめ則そく凝しこり結成けっせい雹焉。……雨あめ既すんで陰陽いんよう相しょう蒸ふけ」
    《太平たいへい御覽ごらん·風ふう部ぶ》引楊泉《物理ぶつり論ろん》曰：「風ふう者しゃ，陰陽いんよう亂らん氣き激發げきはつ而起者しゃ也。猶なお人ひと之の內氣，因いん喜怒哀樂きどあいらく激越げきえつ而發也。故こ春はる氣溫きおん，其風溫ゆたか以和，喜き風ふう也。夏なつ氣き盛もり，其風熛以怒いか，怒いか風ふう也。秋氣しゅうき勁，其風清きよし以貞，清風せいふう也。冬ふゆ氣き石せき，其風慘むご以烈，固かた風ふう也。此四正之まさゆき風ふう也。」
    《春秋しゅんじゅう元もと命いのち苞つと》：「陰陽いんよう聚為雲くも，陰陽いんよう和わ為ため雨う」
    《黃き帝みかど內經·陰陽いんよう應おう象ぞう大だい論ろん》：「故こ清きよし陽ひ為ため天てん，濁にご陰かげ為ため地ち；地氣ちき上じょう為ため雲くも，天氣てんき下か為ため雨う；雨う出で地氣ちき，雲出くもいで天氣てんき。」（姚止庵あん注ちゅう：雨あめ從したがえ雲くも以施化か，故こ言げん雨う出で地ち，雲くも憑氣以交合こうごう，故こ言げん雲出くもいで天てん）
    《莊そう子こ·外物がいぶつ》：「陰陽いんよう錯行，則のり天地てんち大だい絯，於是乎有雷かみなり有ゆう霆。」
    《新しん唐とう書しょ·五ご行ぎょう志こころざし》：「陽ひ德とく衰おとろえ則そく陰氣いんき勝しょう，故こ常つね雨あめ。」
    《論ろん衡·順じゅん鼓こ》：「大水おおみず用よう鼓こ，或ある時とき再さい告つげ社しゃ。陰かげ之の太ふとし盛もり，雨あめ湛たたえ不ふ霽，陰かげ盛もり陽よう微ほろ，非道ひどう之の宜むべ。口くち祝しゅく不ふ副ふく，以鼓自助じじょ，與あずか日食にっしょく、鼓こ用よう牲于社しゃ，同一どういつ義也よしや。俱為告つげ急きゅう，彰あきら陰かげ盛もり也。」
    《白虎びゃっこ通どおり·災わざわい變へん》：「日食にっしょく者しゃ必殺ひっさつ之の何なに？陰かげ侵おかせ陽ひ也。……日食にっしょく，大水おおみず則そく鼓こ於用牲於社しゃ，大旱たいかん則そく雲くも祭さい未み雨あめ，非ひ苟虛也，助じょ陽ひ責せめ下か，求もとめ陰かげ之の道也みちや。月食げっしょく救すくい之これ者しゃ，陰かげ失しつ明也あきや，故こ角かく尾お交日。」
    《荀子·天てん論ろん》：「星ほし隊たい（墜）木き鳴な，國人くにびと皆みな恐こわ。曰：是ぜ何なん也？曰：無む何なん也！是ぜ天地てんち之の變へん，陰陽いんよう之これ化か，物もの之の罕至者しゃ也。怪かい之の，可也かなり；而畏之の，非ひ也。夫おっと日月じつげつ之の有ゆう食しょく，風雨ふうう之の不時ふじ，怪かい星ぼし之の黨とう見み，是ぜ無む世よ而不常つね有ゆう之の。」
    《左ひだり傳でん·僖公十じゅう六ろく年ねん》：「十じゅう六ろく年ねん春はる，隕石いんせき于宋五ご，隕星也。六ろく鷁退飛ひ，過か宋そう都と，風ふう也。」周しゅう內史叔興聘于宋そう，宋そう襄じょう公おおやけ問とい焉……」退すさ而告人じん曰：「君きみ失しつ問とい。是ぜ陰陽いんよう之の事こと，非ひ吉凶きっきょう所生しょせい也。吉凶きっきょう由人よしと。吾われ不ふ敢逆君くん故こ也。」」
    《釋しゃく名めい·釋しゃく天たかし》：「虹にじ，攻おさむ也，純じゅん陽ひ攻おさむ陰氣いんき也。」
    劉りゅう向むかい《說せつ苑えん·辨べん物ぶつ》：「夫おっと水すい旱ひでり俱天下か陰陽いんよう所為しょい也。大旱たいかん則そく雩祭而請雨う，大水おおみず則そく鳴な鼓こ而劫社しゃ（「劫こう」，《論ろん衡》等とう書作しょさく「攻おさむ」）。何なに也？曰：……今こん大旱たいかん者しゃ，陽氣ようき太ふと盛もり以厭（壓あつ）於陰，陰かげ厭いや陽ひ固かた，陽ひ其填也，惟おもんみ填はま厭いや之の太ふとし甚，使つかい陰かげ不能ふのう起おこり也，亦また雩際拜はい請而已やめ，無む敢加也。至いたり於大おだい水すい及日蝕にっしょく者しゃ，皆みな陰氣いんき太ふと盛もり而上減げん（滅めつ）陽ひ精しらげ，以賤乘じょう貴たか，以卑陵りょう尊みこと，大逆だいぎゃく不義ふぎ，故こ鳴な鼓こ而懾之の，朱しゅ絲いと縈而劫こう之の。由よし此觀之の，春秋しゅんじゅう乃正天下でんか之の位くらい，徵しるし陰陽いんよう之の失しつ。直ちょく責せめ逆ぎゃく者しゃ不ふ避其難なん，是ぜ亦また春秋しゅんじゅう之の不ふ畏かしこ強きょう禦也。」
    《國語こくご·周しゅう語ご》：「陽ひ伏ふく而不能ふのう出で，陰かげ迫はさま而不能ふのう烝，于是有ゆう地震じしん。」
  16. ^ 16.0 16.1 16.2 宋そう惠めぐみ如. 《漢書かんしょ．五ご行ぎょう志こころざし》之の董ただし仲なか舒《春秋しゅんじゅう》災わざわい異說いせつ--以論弒為中心ちゅうしん. 當代とうだい儒學じゅがく研究けんきゅう. 2015, 19: 67–102 [2024-02-07]. （原始げんし内容ないよう存そん档于2024-02-02）. 〈五ご行ぎょう志こころざし〉記載きさい104 條じょう董ただし氏し災わざわい異說いせつ，確かく為ため董ただし氏し說せつ，且與弒君相關そうかん者しゃ23 條じょう，本文ほんぶん分ぶん為ため地理ちり之の變へん：大水だいすい、火ひ、地震じしん、山崩やまくずれ，與あずか天文てんもん異い象ぞう一いち：星ほし隕、星ほし孛，天文てんもん異い象二しょうじ：日食にっしょく……其說《春秋しゅんじゅう》災わざわい異い以陰陽ひ變化へんか為ため基底きてい，在日ざいにち食しょく之の例たとえ又また合ごう以分野ぶんや說せつ 
  17. ^ 王おう充たかし《論ろん衡·訂てい鬼おに》：「人ひと所以ゆえん生者しょうじゃ，陰かげ、陽氣ようき也。陰氣いんき主ぬし為ため骨肉こつにく，陽氣ようき主ぬし為ため精神せいしん。人ひと之の生なま也，陰かげ、陽氣ようき具ぐ，故こ骨肉こつにく堅けん，精氣せいき盛もり。」
    《禮れい記き·郊特牲》：「魂たましい氣き歸き于天，形かたち魄たま歸き于地。故こ祭まつり，求もとめ諸しょ陰陽いんよう之の義也よしや。」
    《左ひだり傳でん·昭あきら公おおやけ七なな年ねん》：「趙ちょう景子けいこ問とい焉，曰：伯はく有ゆう猶なお能のう為ため鬼おに乎？子こ產さん曰：能のう。人生じんせい始はじめ化か曰魄。既すんで生せい魄たま，陽ひ曰魂。用よう物ぶつ精せい多た，則のり魂魄こんぱく強きょう，是ぜ以有精ゆうせい爽，至いたり於神明しんめい。」《春秋しゅんじゅう左ひだり傳でん正義まさよし》：「人ひと稟五常ごじょう以生，感かん陰陽いんよう以靈。有ゆう身體しんたい之の質しつ，名めい之の曰形。有ゆう噓吸之の動どう，謂いい之の為ため氣き，形かたち氣合きあい而為用よう，知力ちりょく以此而彊，故こ得とく成なり為ため人じん也。……人ひと之の生なま也，始はじめ變化へんか為ため形がた，形かたち之の靈れい者しゃ名めい之の曰魄也。既すんで生せい魄たま矣，魄たま內自有ゆう陽氣ようき，氣き之の神かみ者しゃ，名めい之の曰魂也。魂魄こんぱく，神靈しんれい之の名めい，本ほん從したがえ形がた氣き而有，形かたち氣き既すんで殊こと，魂魄こんぱく亦また異い，附ふ形がた之の靈れい為ため魄たま，附ふ氣き之の神かみ為ため魂たましい也，附ふ形がた之の靈れい者しゃ，謂いい初生しょせい之の時とき，耳目じもく心こころ識，手足てあし運動うんどう，啼呼為ため聲ごえ，此則魄たま之の靈れい也。附つけ氣き之の神かみ者しゃ，謂いい精神せいしん性せい識，漸やや有ゆう所しょ知ち，此則附ふ氣き之の神かみ也。是ぜ魄たま在ざい於前，而魂在ざい於後。……魂魄こんぱく雖俱是ぜ性せい靈れい，但ただし魄たま識少而魂識多。……人ひと之の生なま也，魄たま盛もり魂たましい強きょう。及其死し也，形かたち消しょう氣き滅めつ。……以魂本ほん附ふ氣き，氣き必上浮，故こ言げん魂たましい氣き歸き于天；魄たま本ほん歸き形がた，形かたち既すんで入にゅう土ど，故こ言げん形がた魄たま歸き于地。聖王せいおう緣えん生せい事こと死し，制せい其祭祀さいし，存亡そんぼう既すんで異こと，別べつ為ため作名さくな，改あらため生せい之の魂たましい曰神，改あらため生せい之の魄たま曰鬼。……魂たましい既すんで附ふ氣き，氣き又また附ふ形がた，形かたち彊つよし則のり氣き彊つよし，形かたち弱じゃく則そく氣弱きよわ，魂たましい以氣彊つよし，魄たま以形強きょう。」
  18. ^ 汪ひろし寧やすし生せい. 八卦はっけ起源きげん. 古俗こぞく新しん研とぎ. 敦煌とんこう文藝ぶんげい出版しゅっぱん社しゃ. 2001: 31—39 [2024-02-07]. （原始げんし内容ないよう存そん档于2024-02-06）. 這兩種しゅ符號ふごう之の稱たたえ為ため“陽ひ”“陰かげ”，無む疑うたぐ是ぜ後ご來所らいしょ賦ふ予よ的てき名稱めいしょう。據よりどころ研究けんきゅう抽象ちゅうしょう的てき陰陽いんよう概念がいねん初はつ見み於西周しゅう晚期ばんき，在ざい《周しゅう易えき》卦け辭やめ、爻辭中ちゅう還かえ不ふ見み“陰陽いんよう”兩りょう字じ。一定要人們思想中先有“陰陽いんよう”概念がいねん，才さい會かい把わ這兩種しゅ符號ふごう稱しょう為ため“陰かげ”“陽ひ”兩りょう字じ。最早もはや應おう該是僅有⚊ ⚋兩個りゃんこ符號ふごう而沒有名ゆうめい稱しょう。……總そう結ゆい上述じょうじゅつ，我わが們的看み法ほう是ぜ陰陽いんよう兩りょう爻乃古代こだい巫みこ師し舉行筮法時じ用よう來らい表示ひょうじ奇數きすう和わ偶數ぐうすう的てき符號ふごう，八卦則是三個奇偶數的排列和組合。 
  19. ^ 《莊そう子こ·天下でんか》：「《易えき》以道陰陽いんよう。」
    《禮れい記き·祭さい義よし》：「聖人せいじん建けん陰陽いんよう天地てんち之の情じょう，立たて以為《易えき》。」
    《周しゅう易えき繫辭傳でん》：「易えき與あずか天地てんち準なずらえ，故こ能のう彌わたる綸天地ち之の道みち。仰おおせ以觀於天文てんもん，俯以察於地理ちり，是ぜ故知こち幽明ゆうめい之の故こ。原始げんし反はん終おわり，故知こち死生しせい之の說せつ。精氣せいき為ため物ぶつ，遊ゆう魂たましい為ため變へん，是ぜ故知こち鬼神きじん之の情狀じょうじょう。與あずか天地てんち相似そうじ，故こ不ふ違たがえ。知ち周しゅう乎萬物ぶつ，而道濟ずみ天下でんか，故こ不ふ過か。……聖人せいじん有ゆう以見天下でんか之の賾，而擬諸しょ其形容けいよう，象ぞう其物宜よろし，是ぜ故こ謂いい之の象ぞう。聖人せいじん有ゆう以見天下でんか之の動どう，而觀其會通どおり，以行其典禮てんれい，繫辭焉，以斷其吉凶きっきょう，是ぜ故こ謂いい之の爻。……是ぜ故こ，易えき有ゆう太極たいきょく，是ぜ生せい兩りょう儀ぎ，兩りょう儀ぎ生せい四よん象ぞう，四よん象ぞう生せい八卦はっけ，八卦はっけ定てい吉凶きっきょう，吉凶きっきょう生せい大業おおわざ。是ぜ故こ，法ほう象ぞう莫大ばくだい乎天地ち，變通へんつう莫大ばくだい乎四よん時じ，縣けん象ぞう著ちょ明あかり莫大ばくだい乎日月がつ，崇高すうこう莫大ばくだい乎富貴き；備物致用，立たて成なり器き以為天下でんか利り，莫大ばくだい乎聖人じん；探さがせ賾索隱かくれ，鉤かぎ深ふか致遠，以定天下でんか之の吉凶きっきょう，成なり天下でんか之の亹亹者しゃ，莫大ばくだい乎蓍龜かめ。是ぜ故こ，天生あもう神かみ物ぶつ，聖人せいじん則そく之の；天地てんち變化へんか，聖人せいじん效こう之の；天てん垂たれ象ぞう，見み吉凶きっきょう，聖人せいじん象ぞう之の。河出かわで圖ず，洛らく出で書しょ，聖人せいじん則之のりゆき。易えき有ゆう四よん象ぞう，所以ゆえん示しめせ也。繫辭焉，所以ゆえん告つげ也。定之さだゆき以吉凶きっきょう，所以ゆえん斷だん也。……古いにしえ者しゃ包つつみ犧氏之の王おう天下でんか也，仰おおせ則のり觀かん象ぞう於天，俯則觀法かんぽう於地，觀かん鳥獸ちょうじゅう之の文ぶん，與あずか地ち之の宜むべ，近きん取と諸しょ身み，遠とお取と諸物しょぶつ，於是始はじめ作さく八卦はっけ，以通神明しんめい之の德とく，以類萬物ばんぶつ之の情じょう。……是ぜ故こ，易者えきしゃ，象ぞう也，象ぞう也者像ぞう也。彖者，材ざい也，爻也者しゃ，效こう天下でんか之の動どう者しゃ也。是ぜ故こ，吉凶きっきょう生せい，而悔吝しわ著ちょ也。」
  20. ^ 20.0 20.1 20.2 彭林. 禮れい的てき哲學てつがく詮かい釋しゃく. 哲學てつがく門もん. 2007, 8 (2): 23–36. 《儀禮ぎれい》詳しょう于記述きじゅつ，沒ぼつ有ゆう哲學てつがく意味いみ；《禮れい記き》則のり相反あいはん，處處しょしょ著ちょ眼め于哲學がく詮かい釋しゃく，使用しよう得とく最多さいた的てき哲學てつがく範疇はんちゅう首くび推陰陽ひ。……音樂おんがく的てき出現しゅつげん，遠とお在ざい陰陽いんよう概念がいねん出現しゅつげん之の前まえ，因いん而是不可能ふかのう按照陰陽いんよう的てき概念がいねん來らい制作せいさく的てき。……禮れい是ぜ從したがえ氏族しぞく時代じだい的てき某ぼう些風俗ふうぞく發展はってん而來的てき，到いた商しょう代だい漸次ぜんじ形成けいせい為ため一套祭祀鬼神的儀式。殷いん周しゅう鼎かなえ革かわ之これ後ご，隨ずい著ちょ民本主義みんぽんしゅぎ思想しそう的てき出現しゅつげん，禮れい開始かいし具備ぐび體現たいげん道德どうとく理念りねん的てき制度せいど形態けいたい。《儀禮ぎれい》所しょ記き冠かんむり、婚こん、喪も、祭まつり、射い、鄉さと、聘、覲，以及特とく牲、少しょう牢ろう、饋食之の禮法れいほう，樸しらき茂しげる無む華はな，鮮有哲學てつがく色彩しきさい，全書ぜんしょ甚至不ふ見み“陰かげ”、“陽ひ”二に字じ，顯示けんじ了りょう周しゅう代だい之の禮れい的てき本初ほんしょ面貌めんぼう。……經過けいか數すう百ひゃく年ねん的てき發展はってん，禮れい突破とっぱ既すんで有ゆう的てき藩はん籬ませ，開始かいし向こう內容的てき、深度しんど的てき方向ほうこう發展はってん，其特色しょく之の一いち，就是要よう賦ふ予よ《儀禮ぎれい》的てき禮法れいほう以新的てき禮れい義よし……《禮れい記き》可か以看作さく是ぜ這一時期じき禮れい學がく思想しそう的てき結晶けっしょう。 
  21. ^ 《禮れい記き·禮れい運うん》：「故こ聖人せいじん作さく則そく，必以天地てんち為本ためもと，以陰陽ひ為ため端はし，以四よん時じ為ため柄がら，以日星ぼし為ため紀き，月がつ以為量りょう，鬼神きじん以為徒と，五ご行ぎょう以為質しつ，禮れい義ぎ以為器き，人情にんじょう以為田た，四よん靈れい以為畜。以天地ち為本ためもと，故こ物もの可か舉也；以陰陽ひ為ため端はし，故こ情じょう可か睹也；以四よん時じ為ため柄がら，故事こじ可か勸すすむ也；以日星ぼし為ため紀き，故事こじ可か列れつ也；月がつ以為量りょう，故こ功こう有ゆう藝げい也；鬼神きじん以為徒と，故事こじ有ゆう守也もりや；五ご行ぎょう以為質しつ，故事こじ可か復ふく也；禮れい義ぎ以為器き，故事こじ行ぎょう有ゆう考こう也；人情にんじょう以為田た，故人こじん以為奧おく也；四靈以為畜，故こ飲食いんしょく有ゆう由也よしや。……是ぜ故こ夫おっと禮れい，必本於大おだい一いち，分ふん而為天地てんち，轉てん而為陰陽いんよう，變へん而為四よん時じ，列れつ而為鬼神きじん。其降曰命，其官於天也。夫おっと禮れい必本於天，動どう而之地ち，列れつ而之事ごと，變へん而從時じ，協きょう於分藝げい，其居人じん也曰養やしなえ，其行之の以貨力りょく、辭じ讓ゆずる：飲食いんしょく、冠かんむり昏、喪も祭さい、射い御ご、朝あさ聘。」
    《禮れい記き·喪服もふく四よん制せい》：「凡禮之の大體だいたい，體からだ天地てんち，法ほう四よん時じ，則のり陰陽いんよう，順じゅん人情にんじょう，故こ謂いい之の禮れい。夫おっと禮れい，吉凶きっきょう異い道みち，不ふ得とく相しょう干ひ，取と之これ陰陽いんよう也。」
    《禮れい記き·樂らく記き》：「大禮たいれい與あずか天地てんち同どう節ふし。……節ふし故こ祀まつ天てん祭さい地ち。……禮者れいしゃ殊こと事ごと合ごう敬けい者しゃ也。……禮者れいしゃ，天地てんち之の序じょ也。……序じょ故こ群ぐん物ぶつ皆みな別べつ。」
  22. ^ 李り美よし燕つばめ. 《樂らく緯ぬき》的てき樂らく教きょう思想しそう與あずか音樂おんがく宇宙うちゅう觀かん. 中國ちゅうごく學術がくじゅつ年刊ねんかん. 2000, 21: 89–122 [2024-02-07]. （原始げんし内容ないよう存そん档于2024-02-06）. 
  23. ^ 《莊そう子こ·天運てんうん》：「吾われ奏そう之の以人，徵ちょう之の以天，行ぎょう之の以禮義よし，建けん之の以太清きよし。夫おっと至いたり樂らく者しゃ，先さき應おう之の以人事じんじ，順じゅん之の以天理てんり，行ぎょう之の以五德ごとく，應おう之の以自然しぜん，然しか後こう調理ちょうり四よん時じ，太ふとし和わ萬物ばんぶつ。四よん時じ迭起，萬物ばんぶつ循生；一いち盛もり一いち衰おとろえ，文武ぶんぶ倫りん經けい；一いち清一せいいち濁にご，陰陽いんよう調和ちょうわ，流りゅう光こう其聲。」
    《 呂りょ氏し春秋しゅんじゅう·大だい樂らく》：「音樂おんがく之の所由しょゆう來者らいしゃ遠どお矣。生なま於度量りょう，本ほん於太一いち。太一たいち出で兩りょう儀ぎ，兩りょう儀ぎ出で陰陽いんよう，陰陽いんよう變化へんか，一いち上じょう一いち下か，合ごう而成章あきら。……形體けいたい有ゆう處しょ，莫不有ゆう聲ごえ。聲こえ出で於和，和かず出いずる於適。和わ適てき先王せんおう定てい樂らく，由ゆかり此而生せい。……凡樂，天地てんち之の和わ，陰陽いんよう之の調しらべ也。」
    《 呂りょ氏し春秋しゅんじゅう·古樂こがく》：「昔むかし古ふる朱しゅ襄じょう氏し之の治ち天下でんか也，多た風ふう而陽氣ようき畜積，萬物ばんぶつ散ち解かい，果實かじつ不ふ成なり，故こ士し達たち作為さくい五ご弦げん瑟，以來いらい陰氣いんき，以定群生ぐんせい。」
    《白虎びゃっこ通どおり·禮樂れいがく》：「音おと者しゃ，飲いん也，言げん其剛柔やわら清濁せいだく和わ而相飲いん也。」
    《國語こくご·周しゅう語ご》：「樂らく從したがえ和わ，和わ從したがえ平たいら。聲こえ以和樂わらく，律りつ以平いたいら聲ごえ。金石かねいし以動之の，絲竹いとたけ以行之の，詩し以道之の，歌うた以詠之の，匏ふくべ以宣之の，瓦かわら以贊之の，革かわ木き以節之の，物もの得とく其常曰樂極ごく，極ごく之これ所しょ集しゅう曰聲，聲こえ應おう相しょう保ほ曰和，細大さいだい不ふ逾曰平たいら。如是にょぜ，而鑄之の金きむ，磨すり之の石いし，繫之絲いと木き，越えつ之の匏ふくべ竹ちく，節せつ之の鼓こ而行之の，以遂八はち風ふう。于是乎氣無な滯とどこお陰かげ，亦また無む散ち陽ひ，陰陽いんよう序次じょじ，風雨ふうう時じ至いたり，嘉よしみ生なま繁しげる祉，人民じんみん龢利，物もの備而樂らく成なり，上下じょうげ不ふ罷やめ，故こ曰樂正ただし。……發はつ以聲音おん，而文以琴瑟きんしつ，動どう以干戚，飾かざり以羽旄，從したがえ以簫管かん。奮至德之のりゆき光こう，動どう四よん氣き之の和わ，以著萬物ばんぶつ之の理り。是ぜ故こ清明せいめい象ぞう天てん，廣大こうだい象ぞう地ち，終始しゅうし象ぞう四よん時じ，周しゅう還かえ象ぞう風雨ふうう。五色ごしき成文せいぶん而不亂ふらん，八風從律而不姦，百ひゃく度ど得え數すう而有常つね。小しょう大だい相成あいな，終始しゅうし相生あいおい。倡和清濁せいだく，迭相為ため經けい。故こ樂らく行ぎょう而倫清きよし，耳目じもく聰明そうめい，血氣けっき和平わへい，移うつり風ふう易えき俗ぞく，天下てんか皆みな寧やすし。」
    《禮れい記き·樂らく記き》：「大だい樂らく與あずか天地てんち同和どうわ。……和かず故こ百ひゃく物ぶつ不ふ失しつ。……樂らく者しゃ異い文ぶん合ごう愛あい者しゃ也。……樂らく者しゃ，天地てんち之の和也かずや。……和かず故こ百ひゃく物ぶつ皆みな化か。」
    《禮れい記き·樂らく記き》：「是ぜ故こ先王せんおう本ほん之の情じょう性せい，稽之度數どすう，制せい之の禮れい義ぎ。合ごう生氣せいき之の和わ，道みち五常ごじょう之これ行ぎょう，使つかい之の陽ひ而不散ち，陰かげ而不密みつ，剛つよし氣き不ふ怒いか，柔やわら氣き不ふ懾，四暢交於中而發作於外，皆みな安やす其位而不相しょう奪だつ也。」陳ちん澔《禮れい記き集しゅう說せつ》：「言げん聖人せいじん之の作樂さくら，本ほん於人心しん七なな情じょう所しょ感かん之の音おと，而稽考こう於五聲ごえ十じゅう二に律りつ之の度數どすう，而制之の以清濁せいだく髙下尊卑そんぴ隆たかし殺ころせ之これ節ぶし，而各得とく其冝。然しか後こう用よう之の以合天地てんち生氣せいき之の和わ，而使其陽之の動どう而不至いたり於散，陰かげ之の靜しずか而不至いたり於密，道人どうじん心こころ五常ごじょう之これ行ぎょう，而使剛ごう者しゃ之の氣き不ふ至いたり於怒，柔やわら者しゃ之の氣き不ふ至いたり於懾。天地てんち之の陰陽いんよう，人心じんしん之の剛つよし柔やわら，四者各得其中而和暢焉，則のり交暢於中而𤼵形かたち於外。於是宫君、商しょう臣しん、角かく民みん、徴ちょう事ごと、羽はね物ぶつ，皆みな安やす其位而不相しょう奪だつ倫りん也。此言聖人せいじん始はじめ因いん人情にんじょう而作樂らく，有ゆう度數どすう禮れい義之よしゆき詳しょう，而以之の和わ天地てんち之の氣き，平たいら天下でんか之の情じょう。及天氣てんき人情にんじょう感かん而太和わ焉，則のり樂たのし無む怗懘之の音おと矣，然しか後こう推樂之の教きょう以化民みん成なり俗ぞく也。」
  24. ^ 杜もり新しん豪ごう. 課か晴はれ問とい雨う：明代あきよ中ちゅう後期こうき日用にちよう類るい書中しょちゅう的てき農業のうぎょう占うらない候こう研究けんきゅう. 史し林りん. 2021, 4: 43–52 [2024-02-11]. （原始げんし内容ないよう存そん档于2024-01-17）. 
  25. ^ 《陶とう真人まさと內丹賦ふ》注ちゅう：「混こん陰陽いんよう者しゃ，水火すいか為ため藥やく也。是ぜ水銀すいぎん混沌こんとん，清濁せいだく未ひつじ分ぶん，故ゆえ號ごう太ふとし易者えきしゃ，是ぜ陰陽いんよう之の象ぞう，傾かたぶけ一いち處しょ之の義也よしや。然しか後こう陰陽いんよう合あい德とく，而剛柔やわら有體ありてい。陰陽いんよう者しゃ氣き也，剛つよし柔やわら者しゃ形がた也。故こ志士しし則そく而行之の，侯ほう水火すいか主ぬし也。分ぶん判はん有ゆう時じ，方ぽう辯べん陰陽いんよう之の變化へんか。……始はじめ火ひ者しゃ，火ひ數すう二に，水みず數すう一いち。火ひ既すんで滅ほろび，四よん時じ輻や奏そう一氣いっき，十じゅう五ご日にち二十四氣にじゅうしき，生成せいせい萬物ばんぶつ。夫おっと還かえ丹に者しゃ，象ぞう水火すいか成なり萬物ばんぶつ，稟天地ち陰陽いんよう之の氣き，氣き以剛柔やわら，合ごう度ど四よん時じ，不能ふのう陶すえ鑄い，則のり真しん一いち之これ道どう畢矣。」
    《道みち樞くるる》：「故こ金きむ丹まこと亦また應おう于日月がつ之の玄げん象ぞう，龍虎りゅうこ起伏きふく，水火すいか運用うんよう，得とく四時之正候則有大功矣。……鉛なまり汞者，日月じつげつ也；日月じつげつ者しゃ，水火すいか也；水火すいか者しゃ，龍虎りゅうこ也；龍虎りゅうこ者しゃ，陰陽いんよう也；陰陽いんよう者しゃ，天地てんち也；天地てんち者しゃ，乾坤けんこん也；乾坤けんこん者しゃ，易えき之の門戶もんこ，眾卦之の父母ちちはは也。」
  26. ^ 許もと光こう麃. 傳統でんとう中國ちゅうごく武術ぶじゅつ之の基本きほん學說がくせつ與原よはら則そく. 體育たいいく學がく系けい(所ところ)刊かん. 2008, 8: 41-50 [2024-02-08]. （原始げんし内容ないよう存そん档于2024-02-08）. 
  27. ^ 山水さんすい之の陰陽いんよう. [2018-01-03]. （原始げんし内容ないよう存そん档于2018-01-04）. 
  28. ^ 王おう充たかし《論ろん衡·本性ほんしょう》
  29. ^ 何なに志こころざし華はな. 《荀子 •天てん論ろん篇へん》「星ほし隊たい木き鳴な，國人くにびと皆みな恐おそれ」解かい詁 (PDF). 中國ちゅうごく文化ぶんか研究所けんきゅうじょ學がく報ほう. 2011, 53: 173–192 [2024-02-23]. （原始げんし内容ないよう存そん档 (PDF)于2023-10-03）. 
  30. ^ 王おう博ひろし. 董ただし仲なか舒《春秋しゅんじゅう》陰陽いんよう災わざわい異說いせつ的てき政治せいじ哲學てつがく解讀かいどく. 哲學てつがく與あずか文化ぶんか. 2018, 45 (12): 161–175 [2024-02-26]. （原始げんし内容ないよう存そん档于2024-02-26）. 
  31. ^ 31.0 31.1 顏かお銘めい俊しゅん. 辨べん析「氣き」概念がいねん在ざい《莊そう子こ》哲學てつがく中ちゅう 的てき意い涵面向むこう (PDF). 彰あきら化か師し大國たいこく文學ぶんがく誌し. 2015, 30: 107–147. 
  32. ^ 參まいり見み《書しょ·洪ひろし範はん》：「水みず曰潤下か，火ひ曰炎上えんじょう」、《鶡冠子こ·度ど萬まん》：「天てん者しゃ神かみ也，地ち者しゃ形がた也，地ち濕しめ而火生せい焉，天てん燥而水生すいせい焉。法ほう猛もう刑けい頗則神しん濕しめ，神かみ濕しめ則のり天てん不ふ生水なまみず，音おと故こ聲こえ倒たおせ則のり形がた燥，形かたち燥則地ち不ふ生なま火ひ。水火すいか不ふ生せい，則のり陰陽いんよう無む以成氣き，度量どりょう無む以成制せい，五勝無以成埶，萬物ばんぶつ無む以成類るい。」
  33. ^ 陰陽いんよう概がい述じゅつ - 仁じん心中しんちゅうの醫い診み所しょ. [2024-02-07]. （原始げんし内容ないよう存そん档于2024-02-07）. 
  34. ^ https://www.leiphone.com/news/201710/JXViV3L0nQuP1dTu.html （页面存そん档备份，存そん于互联网档案あん馆） 丘おか成しげる桐きり演えんじ讲全文ぜんぶん：工程こうてい上じょう取得しゅとく很大发展，但ただし理り论基础仍非常ひじょう薄弱はくじゃく，人工じんこう智能ちのう需要じゅよう一个可被证明的理论作为基础 | CNCC 2017
  35. ^ Pais 1991，第だい301–302頁ぺーじ.
  36. ^ Kumar 2011，第だい229–230頁ぺーじ.
  37. ^ MacKinnon 1985，第だい112–113頁ぺーじ.
  38. ^ Pais 1991，第だい311頁ぺーじ.
  39. ^ Dialogue 1985，第だい121–140頁ぺーじ.
  40. ^ Pais 1991，第だい504頁ぺーじ.
  41. ^ Pais 1991，第だい166, 466–467頁ぺーじ.
  42. ^ 42.0 42.1 Wheeler 1985，第だい224頁ぺーじ.
  43. ^ Copenhagen.

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  《欽定きんてい古今ここん圖書としょ集成しゅうせい·曆象れきしょう彙編·乾いぬい象ぞう典てん·陰陽いんよう部ぶ》，出自しゅつじ陈梦雷かみなり《古今ここん圖書としょ集成しゅうせい》
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