馬うま寮りょう

日本にっぽん古代こだい常見つねみ軍馬ぐんば「木曾きそ馬ば」

騎馬きば的てき日本にっぽん武士ぶし

馬うま寮りょう，日本にっぽん律令制りつりょうせい官かん署名しょめい，不ふ從屬じゅうぞく於太政官だじょうかん，為ため獨立どくりつ機構きこう。馬うま寮りょう分ぶん左右さゆう兩個りゃんこ部門ぶもん，負ふ責せめ管理かんり、飼育しいく、訓練くんれん、培養ばいよう地方ちほう各國かっこく上じょう貢みつぎ而來的てき馬匹ばひつ，並なみ且也包含ほうがん製作せいさく馬具ばぐ、調しらべ配はい飼料しりょう等とう事務じむ的てき部門ぶもん。唐名とうみょう稱しょう之の為ため駕が部ぶ、太ふと僕ぼく寺てら、典てん廄。實際じっさい最高さいこう總裁そうさい為ため相當そうとう從したがえ三さん位い的まと令れい外がい官かん上じょう卿きょう：左右さゆう馬ば寮りょう御ご監かん，這個職位しょくい按照慣例かんれい由ゆかり左右さゆう近衛このえ大將たいしょう兼任けんにん。

而律令制りつりょうせい的てき四よん等とう官制かんせい下か，馬うま寮りょう的てき長官ちょうかん為ため相當そうとう從したがえ五ご位い上じょう的てき左右さゆう馬頭めず（唐名とうみょう：駕が部ぶ郎ろう中ちゅう、太ふと僕ぼく寺てら卿きょう等ひとし），而因為ため馬匹ばひつ和わ戰爭せんそう、武士ぶし的てき高度こうど相關そうかん，因いん此馬寮りょう也成為ため武家ぶけ社會しゃかい裡うら非常ひじょう重要じゅうよう的てき官署かんしょ，如室町むろまち幕府ばくふ時期じき，便びん將はた「左ひだり馬頭めず」視し作さく下か一いち代だい將軍しょうぐん的てき職位しょくい，在ざい幕府ばくふ裡うら被ひ視み作さく相當そうとう於「副ふく將軍しょうぐん」的てき身分みぶん，可か見み其地位い之の重要じゅうよう。

沿革えんかく

「廄戶王おう」
聖德太子しょうとくたいし像ぞう

律令制りつりょうせい以前いぜん的てき馬うま官かん

在ざい日本にっぽん發展はってん為ため律令制りつりょうせい國家こっか以前いぜん，在ざい日本にっぽん的てき中央ちゅうおう朝廷ちょうてい裡うら就已經けい有ゆう與あずか培養ばいよう和わ訓練くんれん馬匹ばひつ相關そうかん的てき官署かんしょ。飛鳥あすか時代ときよ（538年ねん－710年ねん）初期しょき，歷史れきし上じょう有名ゆうめい的てき聖德太子しょうとくたいし（572年ねん－621年ねん）的てき本名ほんみょう為ため廄戶，在ざい日本にっぽん史書ししょ《古事記こじき》裡うら記載きさい其為「上宮かみみや之の廄戶豐ゆたか聰さとし耳みみ命いのち」，另外在がいざい《日本にっぽん書記しょき·卷まき第だい廿にじゅう二に·推古元年がんねん(593年ねん)·四よん月がつ己おのれ卯う條じょう》裡うら也記載きさい到いた「夏なつ四よん月がつ庚午こうご朔ついたち己おのれ卯う。立たて厩うまや戸ど豐ゆたか聰さとし耳みみ皇子おうじ爲ため皇太子こうたいし。仍錄揶政。以萬まん機き悉委焉。橘たちばな豐ゆたか日にち天皇てんのう第だい二に子し也。母はは皇后こうごう曰穴あな穗ほ部ぶ間あいだ人じん皇女おうじょ。皇后こうごう懷ふところ姙開胎之日び。巡行じゅんこう禁中きんちゅう。監察かんさつ諸しょ司つかさ。至いたり于馬官かん。乃當廐戸。而不勞ふろう忽ゆるがせ産さん之の。生なま而能言ごと。有ゆう聖ひじり智さとし。及壯一いち聞十じゅう人にん訴。以勿失しつ能辨のうべん。兼けん知ち未然みぜん。且習内ない教きょう於高麗うらら僧そう惠めぐみ慈。學外がくがい典てん於博士はかせ覺さとし哿。並なみ悉達矣。父ちち天皇てんのう愛あい之の令れい居きょ宮南みやみなみ上殿かみどの。故こ稱しょう其名謂いい上宮かみみや廐戸豐ゆたか聰さとし耳みみ太子たいし。」可知かち當時とうじ便びん已やめ有ゆう管かん馬ば的てき官員かんいん存在そんざい了りょう。

到いた了りょう飛鳥あすか後期こうき，文武ぶんぶ天皇てんのう大寶たいほう元年がんねん（701年ねん）頒布はんぷ的てき大寶たいほう律令りつりょう以及孝こう謙けん天皇てんのう天平てんぴょう寶たから字じ元年がんねん（757年ねん）養老ようろう律令りつりょう這兩個りゃんこ律令りつりょう裡うら面めん，就有提ひっさげ到いた有ゆう設立せつりつ左右さゆう馬ば寮りょう，並なみ且以左右さゆう馬頭めず為ため長官ちょうかん，負ふ責せめ管理かんり、飼育しいく、訓練くんれん、培養ばいよう地方ちほう各國かっこく上じょう貢みつぎ而來的てき馬匹ばひつ，並なみ且也包含ほうがん製作せいさく馬具ばぐ、調しらべ配はい飼料しりょう等とう事務じむ。

而後在ざい《續ぞく日本にっぽん紀き·卷まき廿にじゅう六ろく·天平てんぺい神護かんご元年がんねん（765年ねん）·五ご月がつ庚かのえ戌いぬ條じょう》裡うら也提到いた「播磨はりま守まもる從したがえ四位上日下部宿祢子麻呂等言。部下ぶか賀古かこ郡ぐん人外じんがい從したがえ七位下馬養造人上款云。人ひと上じょう先祖せんぞ吉備きび都と彦之苗裔びょうえい。上道じょうとう臣しん息いき長ちょう借か鎌かま。於難波は高津たかつ朝ちょう庭にわ。家居いえい播磨はりま國こく賀古かこ郡ぐん印南野いんなみの焉。其六世之孫牟射志。以能養やしなえ馬ば仕上しあげ宮みや太子たいし被ひ任にん馬司まつかさ。因よし斯。庚午こうご年ねん造づくり籍せき之これ日にち。誤あやま編へん馬うま養よう造づくり。伏ふく願ねがい。取と居きょ地ち之の名な。賜たまもの印南野いんなみの臣しん之の姓せい。國司こくし覆審ふくしん。所ところ申さる有ゆう實み。許もと之の。」也提到いた了りょう負ふ責せめ培養ばいよう朝廷ちょうてい馬匹ばひつ的てき官署かんしょ馬司まつかさ和わ相應そうおう馬ば官かん的てき存在そんざい。

馬うま寮りょう監かん時期じき

根據こんきょ日本にっぽん歷史れきし學者がくしゃ、東京大學とうきょうだいがく名譽めいよ教授きょうじゅ坂本さかもと太郎たろう對たい於左右さゆう馬ば寮りょう的てき研究けんきゅう（續ぞく日本にっぽん紀き研究けんきゅう）中ちゅう認みとめ為ため，在ざい飛鳥あすか浄きよし御ご原はら令れい（681年ねん）的てき法令ほうれい制度せいど下か，作為さくい過渡かと時期じき，馬うま寮りょう可能かのう還かえ沒ぼっ有ゆう分ぶん化成かせい左右さゆう兩りょう部分ぶぶん。在ざい奈良なら時代じだい初期しょき設置せっち了りょう馬ば寮りょう監かん這個職位しょくい，作為さくい左右さゆう馬ば寮りょう的てき總理そうり官員かんいん，作為さくい令れい外がい官かん去さ管轄かんかつ左右さゆう馬頭めず及馬寮りょう的てき各項かくこう事務じむ。首くび次じ見み於日本にっぽん史書ししょ上じょう是ぜ在ざい《續ぞく日本にっぽん紀き·卷まき五ご·和銅わどう4年ねん12月（712年ねん1月がつ）條じょう》：「以從したがえ五ご位い下か葛木かつらぎ王おう。補ほ馬ば寮りょう監かん」的てき這條描述裡うら。

令れい制せい官かん馬ば寮りょう

大寶たいほう令れい和わ養老ようろう令れい這兩項こう律令りつりょう中ちゅう提ひっさげ到いた令れい制せい官かん下か的てき左右さゆう馬ば寮りょう的てき各項かくこう內容，如《養老ようろう職員しょくいん令れい》：「掌てのひら閑馬かんま調ちょう習、養やしなえ飼、供御くご乘具じょうぐ、配給はいきゅう穀こく草くさ及飼部ぶ戶口とぐち名籍めいせき事ごと。」並なみ且在裡うら面めん規定きてい了りょう左右さゆう馬ば寮りょう的てき職員しょくいん配置はいち，各かく配置はいち了りょう頭あたま1人にん、助じょ1人ひとり、大だい允まこと，小しょう允まこと各かく1人ひとり、大だい属ぞく，小しょう属ぞく各かく1人ひとり。而馬寮りょう四等官之下還各有馬醫2人にん、馬うま部ぶ60人にん、使つかい部ぶ20人にん、直ちょく丁ひのと2人にん，以及還かえ有ゆう負まけ責せめ飼養しよう的てき飼丁人員じんいん。

在ざい桓武かんむ天皇てんのう當とう政せい的てき平安へいあん時代じだい初期しょき，曾經一度將左右兩個馬寮合併為一個部門「主しゅ馬うま寮りょう」，而後在ざい下した一任いちにん天皇てんのう，平城ひらじろ天皇てんのう時代じだい裡うら，大同だいどう3年ねん（808年ねん）合併がっぺい了りょう兵部ひょうぶ省しょう下しも屬ぞく的てき機構きこう兵馬へいば司し進入しんにゅう馬ば寮りょう裡うら面めん，並なみ重おも新しん將しょう馬ば寮りょう分ぶん為ため左右さゆう兩個りゃんこ機構きこう。

構成こうせい

總裁そうさい

原はら皇族こうぞく葛城王かつらぎおう（葛木かつらぎ王おう）
正せい一いち位い・左大臣さだいじん橘諸兄たちばなのもろえ

東大寺とうだいじ獻物けんもつ帳ちょう中ちゅう的てき「國家こっか珍寶ちんぽう帳ちょう」開ひらき頭あたま

『御ご監かん』（從したがえ三さん位い）

左ひだり馬ば寮りょう御ご監かん和わ右みぎ馬ば寮りょう御ご監かん是ぜ左右さゆう馬ば寮りょう的てき總裁そうさい長官ちょうかん，是ぜ設しつらえ於律令制りつりょうせい四等官制之上的令外官，因いん馬ば寮りょう對たい於國家こっか的てき重要じゅうよう，因いん此特設とくせつ該職總理そうり此官署しょ，且位列れつ「從したがえ三さん位い」的てき公卿くぎょう，是ぜ朝廷ちょうてい上じょう卿きょう之の一いち，定員ていいん為ため各かく1人ひとり。

日本にっぽん歷史れきし上じょう首くび次じ紀き錄ろく「馬うま寮りょう監かん」一いち職しょく是ぜ在ざい《續ぞく日本にっぽん紀き·卷まき五ご·和銅わどう4年ねん12月（712年ねん1月がつ）條じょう》：「以從したがえ五ご位い下か葛木かつらぎ王おう。補ほ馬ば寮りょう監かん」，可か見み在ざい奈良なら時代じだい（710年ねん－794年ねん）初期しょき以前いぜん日本にっぽん就已經けい有ゆう這個職位しょくい存在そんざい了りょう。而後在ざい天平てんぴょう勝かち寶たから8年ねん（756年ねん）6月がつ12日にち的てき孝こう謙けん天皇てんのう的てき東大寺とうだいじ宮みや宅たく田園でんえん施ほどこせ入にゅう勅みことのり和わ同年どうねん6月がつ21日にち、7月がつ26日にち的てき東大寺とうだいじ獻物けんもつ帳ちょう等とう文獻ぶんけん中ちゅう首くび次じ提ひっさげ到いた「左右さゆう馬ば監かん」一いち職しょく，被ひ設しつらえ於左右さゆう馬ば寮りょう所有しょゆう官員かんいん之の上うえ，為ため統轄とうかつ兩りょう寮りょう的てき令れい外がい官職かんしょく位い。

在ざい平安へいあん時代じだい以後いご，由ゆかり天皇てんのう的てき御ご林はやし軍ぐん統すべ領りょう，近衛府このえふ長官ちょうかん「左右さゆう近衛このえ大將たいしょう」兼任けんにん該職位い。而到了りょう鎌倉かまくら時代ときよ（1185年ねん－1333年ねん）中期ちゅうき起おこり，公家くげ裡うら擁よう有ゆう清華せいか家か家格かかく的てき西園寺さいおんじ家か世襲せしゅう馬ば寮りょう御ご監かん的てき職位しょくい。而室町むろまち幕府ばくふ第だい3任にん征夷大將軍せいいたいしょうぐん足利あしかが義滿よしみつ以後いご開始かいし，日本にっぽん的てき歷代れきだい幕府ばくふ將軍しょうぐん都會とかい世襲せしゅう兼任けんにん「馬うま寮りょう御ご監かん」這個軍事ぐんじ重職じゅうしょく。

長官ちょうかん

『頭あたま』（從したがえ五ご位い上じょう）

《養老ようろう令れい·職員しょくいん令れい》：「頭あたま一いち人にん。掌てのひら左右さゆう閑馬かんま調ちょう習。養やしなえ飼。供御くご乘具じょうぐ。配給はいきゅう穀こく草くさ及飼部ぶ戶口とぐち名籍めいせき事ごと。」

左ひだり馬頭ばとう和かず右みぎ馬頭ばとう是ただし左右さゆう馬ば寮りょう四等官しとうかん中ちゅう的てき長官ちょうかん，該官職しょく的てき定員ていいん為ため左右さゆう各かく1名めい，左右さゆう馬頭めず的てき職務しょくむ是ぜ掌てのひら管かん朝廷ちょうてい馬匹ばひつ和わ天皇てんのう御ご廄的管理かんり、培養ばいよう飼餵、製作せいさく馬匹ばひつ的てき各かく式しき乘具じょうぐ，並なみ且管理かんり飼部（牧人ぼくじん，養やしなえ馬ば人じん）的てき戶口とぐち資料しりょう，並なみ且也負ふ責せめ管轄かんかつ分配ぶんぱい在ざい各國かっこく的てき朝廷ちょうてい牧場ぼくじょう（養老ようろう律令りつりょう時期じき，分配ぶんぱい在ざい武藏むさし國こく、上野うえの國こく、甲斐かい國こく、信濃しなの國こく這四よん個こ令れい制せい國こく的てき32所しょ牧場ぼくじょう，裡うら面めん有ゆう飼養しよう牛馬ぎゅうば等とう動物どうぶつ）及下屬官ぞっかん員いん。唐から名稱めいしょう為ため「駕が部ぶ郎ろう中ちゅう」、「尚なお乘の奉たてまつ御お」、「乘の黃き令れい」、「太ふと僕ぼく卿きょう」、「典てん廄令」。

而因為ため馬匹ばひつ和わ戰爭せんそう、武士ぶし的てき高度こうど相關そうかん，因いん此馬寮りょう也成為ため武家ぶけ社會しゃかい裡うら非常ひじょう重要じゅうよう的てき官署かんしょ，如室町むろまち幕府ばくふ時期じき，便びん將はた「左ひだり馬頭めず」視し作さく下か一いち代だい將軍しょうぐん的てき職位しょくい，在ざい幕府ばくふ裡うら被ひ視み作さく相當そうとう於「副ふく將軍しょうぐん」的てき身分みぶん，可か見み其地位い之の重要じゅうよう。

次官じかん

『助すけ』（正せい六ろく位い下か）

左ひだり馬ば助じょ和わ右みぎ馬ば助じょ是ぜ左右さゆう馬ば寮りょう四等官しとうかん中ちゅう的てき次官じかん，該官職しょく的てき定員ていいん為ため左右さゆう各かく1名めい，唐から名稱めいしょう為ため「駕が部員ぶいん外郎ういろう」、「太ふとし僕ぼく少しょう卿きょう」、「典てん廄少令れい」、「典てん廄員外郎ういろう」、「駙馬都と尉じょう」。權けん官かん稱しょう為ため「左右さゆう馬ば權助ごんすけ」。

判官ほうがん

『大だい允まこと』（正せい七なな位い下か）

左ひだり馬ば大だい允まこと和わ右みぎ馬ば大だい允まこと是ぜ左右さゆう馬ば寮りょう四等官しとうかん中ちゅう的てき上級じょうきゅう判官ほうがん，該官職しょく的てき定員ていいん為ため左右さゆう各かく1名めい，唐から名稱めいしょう為ため「太ふとし僕ぼく丞すすむ」、「典てん廄丞」、「馬うま都と尉じょう」。

『少しょう允まこと』（從したがえ七なな位い上じょう）

左ひだり馬ば少しょう允まこと和わ右みぎ馬ば少しょう允まこと是ぜ左右さゆう馬ば寮りょう四等官しとうかん中ちゅう的てき下級かきゅう判官ほうがん，該官職しょく的てき定員ていいん為ため左右さゆう各かく1名めい，唐から名稱めいしょう為ため「太ふとし僕ぼく丞すすむ」、「典てん廄丞」、「馬うま都と尉じょう」。

主しゅ典てん

『大だい屬ぞく』（從したがえ八はち位い上じょう）

左ひだり馬ば大だい屬ぞく和わ右みぎ馬ば大だい屬ぞく是ぜ左右さゆう馬ば寮りょう四等官中的上級主典，該官職しょく的てき定員ていいん為ため左右さゆう各かく1名めい，唐から名稱めいしょう為ため「駕が部ぶ主事しゅじ」、「尚なお乘じょう令れい史し」。

『少しょう屬ぞく』（從したがえ八はち位い下か）

左ひだり馬ば少しょう屬ぞく和わ右みぎ馬ば少しょう屬ぞく是ぜ左右さゆう馬ば寮りょう四等官中的下級主典，該官職しょく的てき定員ていいん為ため左右さゆう各かく1名めい，唐から名稱めいしょう為ため「駕が部ぶ主事しゅじ」、「尚なお乘じょう令れい史し」。

職員しょくいん

• 『馬うま醫い』：令れい義ぎ解かい（718年ねん）：「馬うま医い二に人にん。」馬うま醫い負ふ責せめ馬匹ばひつ的てき各項かくこう治療ちりょう有ゆう關せき的てき職務しょくむ，定員ていいん為ため左右さゆう各かく2人ふたり，官位かんい為ため相當そうとう『從したがえ八はち位い上じょう』。
• 『史生ふみお』：負ふ責せめ公文こうぶん書寫しょしゃ、文案ぶんあん整理せいり的てき下級かきゅう書記官しょきかん。該官職しょく的てき定員ていいん起おこり初はつ為ため2名めい，後ご面めん改あらため為ため4名めい。
• 『馬うま部ぶ』：負ふ責せめ實際じっさい為ため馬匹ばひつ調理ちょうり身體しんたい和わ飼養しよう培つちかえ育そだて的てき職員しょくいん，該官職しょく的てき定員ていいん左右さゆう各かく60名めい。
• 『使つかい部ぶ』：負ふ責せめ接受せつじゅ官員かんいん驅使くし去さ做各項かくこう雜務ざつむ的てき職員しょくいん。該官職しょく的てき定員ていいん為ため30名めい。正せい六ろく位い－從したがえ八はち位い官員かんいん的てき成年せいねん滿まん21歲さい且未在朝ざいちょう廷任職しょく的てき嫡子ちゃくし（日本にっぽん律令りつりょう五ご位い以上いじょう為ため貴族きぞく），這些還沒ぼつ當とう官かん的中てきちゅう下級かきゅう官員かんいん嫡子ちゃくし，朝廷ちょうてい會かい根據こんきょ其能力りょく區分くぶん為ため上中かみなか下か三さん等とう，上等じょうとう便びん會かい被ひ分配ぶんぱい來らい大だい舍人とねり寮りょう擔任たんにん天皇てんのう近侍きんじ之の一いち的てき「大だい舍人とねり」，次じ之の的中てきちゅう等とう則のり會かい被ひ分配ぶんぱい到いた兵衛ひょうえ府ふ擔任たんにん天皇てんのう侍さむらい衛まもる的てき「兵衛ひょうえ」，再さい次つぎ之の的てき下等かとう則そく會かい被ひ分配ぶんぱい到いた各かく役所やくしょ擔任たんにん受驅使くし各項かくこう雜務ざつむ的てき下級かきゅう職員しょくいん「使つかい部ぶ」。
• 『直ちょく丁ひのと』：負ふ責せめ被ひ驅使くし各項かくこう雜役ざつえき的てき職員しょくいん，左右さゆう各かく2名めい。
• 『飼丁』