趙ちょう賢けん

趙ちょう賢けん
	大明だいめい南京なんきん吏部尚書しょうしょ
籍せき貫ぬき	河南かなん汝なんじ寧やすし府ふ汝なんじ陽ひ縣民けんみん籍せき
字じ號ごう	字じ良りょう弼，號ごう汝なんじ泉いずみ
出生しゅっしょう	嘉よしみ靖やすし十じゅう三さん年ねん（1534年ねん）甲きのえ午うま正月しょうがつ二に十じゅう五ご日にち;
逝世	萬まん曆れき三さん十じゅう四よん年ねん（1606年ねん）十じゅう月がつ;
配偶はいぐう	娶めと盧の氏し，累るい封ふう恭きょう人じん
親おや屬ぞく	（子こ）趙ちょう壽ひさし祖そ
出身しゅっしん
	嘉よしみ靖やすし三さん十じゅう四年乙卯科舉人; 嘉よしみ靖やすし三さん十じゅう五年丙辰科進士出身;

趙ちょう賢けん（1534年ねん—1606年ねん），字じ良りょう弼，號ごう汝なんじ泉いずみ，河南かなん汝なんじ寧やすし府ふ汝なんじ陽ひ縣けん人ひと，明朝みょうちょう政治せいじ人物じんぶつ。嘉よしみ靖やすし丙へい辰たつ進士しんし，萬曆年間官至南京吏部尚書。

生平おいだいら

嘉よしみ靖やすし三さん十じゅう四よん年ねん（1555年ねん）乙おつ卯う科か河南かなん鄉きょう試ためし第だい二に名めい舉人，三さん十じゅう五ご年ねん（1556年ねん）中ちゅう式しき丙へい辰たつ科か會かい試ためし第だい三さん十じゅう七なな名めい，二に甲かぶと第だい二に十じゅう七なな名めい進士しんし^[1]^[2]。工こう部ぶ觀かん政せい，授戶部ぶ主事しゅじ，歷れき升ます員いん外郎ういろう、郎ろう中ちゅう，四よん十じゅう二に年ねん出で為ため順德じゅんとく府ふ知ち府ふ，四よん十じゅう四よん年ねん復ふく除じょ湖こ廣ひろ荊州府ふ。隆りゅう慶けい二に年ねん（1568年ねん）升ます湖みずうみ廣こう參政さんせい，仍管府ふ事ごと，三年十月父親去世丁憂，十じゅう二に月がつ致仕ちし。六年正月復除原職，四月升浙江按察使，七月升都察院右僉都御史、巡じゅん撫なで湖みずうみ廣こう兼けん理り軍務ぐんむ，萬まん曆れき三さん年ねん（1575年ねん）五月升都察院左僉都御史、協きょう理り院いん事ごと，五年九月升右副都御史、山東さんとう巡じゅん撫なで，八年升吏部右侍郎，九月升左侍郎，十年五月升南京吏部尚書，十じゅう一いち年ねん四よん月がつ以病乞休。萬まん曆れき三さん十じゅう四よん年ねん（1606年ねん）十じゅう月がつ卒そつ^[3]。

家族かぞく

曾祖そうそ趙ちょう敬たかし；祖父そふ趙ちょう興きょう；父ちち趙ちょう學まなぶ（1492年ねん-1569年ねん），號ごう望もち菴，封ふう中ちゅう憲けん大夫たいふ荆州府ふ知ち府ふ；母はは張ちょう氏し，贈おく安やす人ひと；繼母けいぼ宋そう氏し^[4]。從兄じゅうけい趙ちょう遷、趙ちょう鉞、趙ちょう銘めい。兄あに趙ちょう舉、趙ちょう章あきら，弟おとうと趙ちょう贇。子こ趙ちょう壽ひさし祖そ，己おのれ卯う舉人、庚かのえ辰たつ進士しんし，歷れき官かん四川しせん布ぬの政せい。孫まご趙ちょう得とく卯う，官かん生せい；趙ちょう得とく巳み，中書ちゅうしょ。曾孫そうそん趙ちょう靈れい昭あきら，官かん生せい。

参考さんこう文献ぶんけん

^ 张朝瑞みず. 《皇すめらぎ明あかり贡举考こう》卷まき五ご. 《续修四よん库全书》史し部ぶ第だい828册さつ.
^ 鲁小俊しゅん，江こう俊しゅん伟著. 贡举志こころざし五ご种上じょう. 武たけ汉: 武たけ汉大学がく出版しゅっぱん社しゃ. 2009. ISBN 978-7-307-07043-1.
^ 《大明神だいみょうじん宗むね顯あらわ皇帝こうてい實錄じつろく·卷まき之の四よん百ひゃく二に十じゅう六ろく》：萬まん曆れき三さん十じゅう四よん年ねん十じゅう月がつ己おのれ亥い原はら任つとむ南京なんきん吏部尚書しょうしょ趙ちょう賢けん卒そつ。賢けん，河南かなん汝なんじ州しゅう人じん。嘉よしみ靖やすし丙へい辰たつ進士しんし。起おこり家か戶と曹，出で守もり順德じゅんとく，再さい守もり荊州。久ひさ之の撫なで楚すわえ，再さい撫なで齊ひとし魯，遷南大だい宰おさむ。賢けん守もり荊時，大盜たいとう楊得勝しょう輩やから剽ひょうげ掠かすめ江湖こうこ，賢けん單車たんしゃ詣まい賊ぞく營諭解かい之の。撫なで楚すわえ，殲懷遠どお牛うし角かく之の寇。撫なで山東さんとう，又また靖やすし妖亂數輩すはい。世よ稱しょう邊べ才ざい，然しか附ふ故こ相あい張ちょう居きょ正ただし。守まもり荊時，起おこり遼りょう大獄たいごく，賢けん有力ゆうりょく焉。居きょ正せい敗はい，遂とげ以南いなん宰おさむ乞休。已やめ，因いん言げん者しゃ追つい訟奪官かん。後こう以覃恩おん復原ふくげん官かん致仕ちし卒そつ。
^ 龚延明主めいしゅ编. 天てん一阁藏明代科举录选刊登とう科か录点てん校本こうほん. 宁波: 宁波出版しゅっぱん社しゃ. 2016. ISBN 978-7-5526-2320-8. 《天てん一閣藏明代科舉錄選刊.登とう科か錄ろく》之の《嘉よしみ靖やすし三さん十じゅう五年丙辰科登科錄》

官かん衔
前任ぜんにん：孫まご用よう	明朝みょうちょう荊州府ふ知ち府ふ 1566年ねん－1568年ねん	繼つぎ任にん：王おう元もと敬けい

[1] 张朝瑞みず. 《皇すめらぎ明あかり贡举考こう》卷まき五ご. 《续修四よん库全书》史し部ぶ第だい828册さつ.

[2] 鲁小俊しゅん，江こう俊しゅん伟著. 贡举志こころざし五ご种上じょう. 武たけ汉: 武たけ汉大学がく出版しゅっぱん社しゃ. 2009. ISBN 978-7-307-07043-1.

[3] 《大明神だいみょうじん宗むね顯あらわ皇帝こうてい實錄じつろく·卷まき之の四よん百ひゃく二に十じゅう六ろく》：萬まん曆れき三さん十じゅう四よん年ねん十じゅう月がつ己おのれ亥い原はら任つとむ南京なんきん吏部尚書しょうしょ趙ちょう賢けん卒そつ。賢けん，河南かなん汝なんじ州しゅう人じん。嘉よしみ靖やすし丙へい辰たつ進士しんし。起おこり家か戶と曹，出で守もり順德じゅんとく，再さい守もり荊州。久ひさ之の撫なで楚すわえ，再さい撫なで齊ひとし魯，遷南大だい宰おさむ。賢けん守もり荊時，大盜たいとう楊得勝しょう輩やから剽ひょうげ掠かすめ江湖こうこ，賢けん單車たんしゃ詣まい賊ぞく營諭解かい之の。撫なで楚すわえ，殲懷遠どお牛うし角かく之の寇。撫なで山東さんとう，又また靖やすし妖亂數輩すはい。世よ稱しょう邊べ才ざい，然しか附ふ故こ相あい張ちょう居きょ正ただし。守まもり荊時，起おこり遼りょう大獄たいごく，賢けん有力ゆうりょく焉。居きょ正せい敗はい，遂とげ以南いなん宰おさむ乞休。已やめ，因いん言げん者しゃ追つい訟奪官かん。後こう以覃恩おん復原ふくげん官かん致仕ちし卒そつ。

[4] 龚延明主めいしゅ编. 天てん一阁藏明代科举录选刊登とう科か录点てん校本こうほん. 宁波: 宁波出版しゅっぱん社しゃ. 2016. ISBN 978-7-5526-2320-8. 《天てん一閣藏明代科舉錄選刊.登とう科か錄ろく》之の《嘉よしみ靖やすし三さん十じゅう五年丙辰科登科錄》

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