餘よ三さん館かん

餘よ三さん館かん
位置いち	臺灣たいわん彰あきら化か縣けん永えい靖やすし鄉きょう港西みなとにし村むら中ちゅう山路やまじ一いち段だん451巷ちまた2號ごう
建たて成しげる时间	清朝せいちょう光ひかり緒いとぐち17年ねん（1891年ねん）
中華民國ちゅうかみんこく文化ぶんか資產しさん
類型るいけい	登錄とうろく等級とうきゅう：縣けん定てい古蹟こせき 登錄とうろく種類しゅるい：宅たく第だい
詳細しょうさい登錄とうろく資料しりょう

餘よ三さん館かん是ぜ位い在ざい臺灣たいわん彰あきら化か縣けん永えい靖やすし鄉きょう的いくわ縣けん定てい古蹟こせき（原はら為三ためぞう級きゅう古蹟こせき），公告こうこく於1985年ねん11月27日にち。餘あまり三さん館かん是ぜ祖そ籍せき廣東かんとん省しょう潮うしお州しゅう府ふ饒にょう平たいら縣けん元高もとだか都と可か塘埔鄉きょう大だい榕よう社しゃ的てき陳ひね家か之の宅たく邸てい，為ため陳ちん成しげる鑑かん（有光ありみつ）於光緒いとぐち十じゅう年ねん（1884年ねん）將はた陳ひね家か舊宅きゅうたく擴建而成。光ひかり緒いとぐち十じゅう七なな年ねん（1891年ねん）落成らくせい後ご宅たく邸てい命名めいめい為ため餘あまり三さん館かん，為ため紀き念ねん祖先そせん創業そうぎょう艱辛，蔭かげ澤さわ後代こうだい「多た福ぶく、多た壽ことぶき、多子おいご」之の意い；另一說いっせつ，「餘よ三さん」語ご出で於三國こく董ただし遇ぐう：「冬ふゆ者しゃ歲之としゆき餘あまり；夜よる者しゃ日び之の餘よ；陰かげ雨う者しゃ時じ之の餘よ。」以歲餘あまり、日にち餘あまり、時餘じよ之の意い，期き許もと子孫しそん善用ぜんよう生命せいめい裡うら的てき時じ光ひかり與あずか閒あいだ暇ひま，以成就學しゅうがく業ぎょう或ある事業じぎょう。。

沿革えんかく

北白川宮能久親王きたしらかわのみやよしひさしんのう遺蹟いせき碑ひ

永えい靖やすし餘あまり三館陳家為出身廣東潮州饒にょう平たいら的てき潮うしお州しゅう人じん，於十世祖陳智可時來臺定居今彰化永靖，在ざい第だい十じゅう二祖陳德耀擔任墾首時逐漸致富。在ざい戴潮春はる事件じけん中なか，陳ひね家か第だい十じゅう五祖陳義方曾於同治元年（1862年ねん）率りつ鄉ごう勇いさむ協きょう助じょ清しん軍ぐん，日にち後ご得え到いた臺灣たいわん總そう兵へい曾玉明あきら與あずか福建ふっけん兵備へいび道どう丁ちょう曰健舉荐而因軍功ぐんこう欽加五ご品ひん頂戴ちょうだい。

興きょう建けん餘あまり三さん館かん的てき陳ちん有光ありみつ（1840年ねん－1909年ねん）為ため陳ちん義方よしえ長子ちょうし，同どう治ち十じゅう二に年ねん（1873年ねん）捐納而得「貢みつぎ元もと」之の銜。他た於光緒いとぐち十じゅう年ねん（1884年ねん）擴建舊宅きゅうたく，工程こうてい於光緒いとぐち十じゅう七なな年ねん（1891年ねん）落成らくせい。

日にち治ち時期じき，北白川宮能久親王きたしらかわのみやよしひさしんのう曾經在ざい餘あまり三さん館かん裡うら療養りょうよう，留とめ宿やど三さん夜や，後來こうらい遂とげ在ざい第だい十じゅう七世祖陳捷鰲時以山林土地來交換宅前田地建立神社公園，於昭和しょうわ九きゅう年ねん（1934年ねん）6月がつ落成らくせい，而公園えん內除神社じんじゃ之の外そと還かえ立たて有ゆう「北白川宮能久親王きたしらかわのみやよしひさしんのう遺蹟いせき碑ひ」。昭和しょうわ十じゅう年ねん（1935年ねん）12月5日にち，以「湳港西にし舍營しゃえい所しょ」的てき名義めいぎ與あずか其他的てき「北白川宮能久親王きたしらかわのみやよしひさしんのう御ご遺跡いせき」一起かずき被ひ臺灣たいわん總督そうとく府ふ指定してい為ため史蹟しせき。二次大戰後陳家將宅前重新闢為水田耕作，紀きの念ねん碑ひ本體ほんたい則そく被ひ收おさむ起おこり來らい，近年きんねん已やめ重じゅう新立しんだて起おこり。

建築けんちく

餘よ三館院門及前方之風水池

餘よ三さん館かん為ため院いん門もん、正せい廳ちょう、護まもる龍りゅう所しょ組成そせい的てき三さん合ごう院いん，座ざ西にし朝あさ東ひがし。其院門かど寬ひろし三さん開ひらき間あいだ，中央ちゅうおう正門せいもん兩りょう旁つくり有ゆう房ぼう舍しゃ與あずか槍やり孔あな，可か防禦ぼうぎょ外敵がいてき。院いん門もん牆壁しょうへき為ため土ど埆牆，外そと鋪しき瓦かわら片へん，基き座ざ則そく為ため鵝卵石せき。院いん門もん後ご為ため外がい埕與內埕，兩者りょうしゃ之の間あいだ有ゆう一矮牆隔著，而再裡うら面めん為ため正せい廳ちょう「創そう垂たれ堂どう」，前面ぜんめん設しつらえ有ゆう一座いちざ四よん柱はしら式しき的てき軒のき亭てい。「創そう垂たれ堂どう」是ぜ餘あまり三さん館かん的てき自立じりつ堂どう號ごう，指ゆび後代こうだい子孫しそん能のう承繼しょうけい祖先そせん福澤ふくさわ並なみ予よ以發揚はつよう光こう大だい之の意い，裡うら頭あたま共有きょうゆう陳ひね家か歷代れきだい先祖せんぞ，並なみ放置ほうち有ゆう「成なり均ひとし進士しんし」與あずか「恩おん授貢元もと」，而在後方こうほう立りつ有ゆう木造もくぞう屏風びょうぶ，可か遮さえぎ陽ひ防ぼう雨う。

護まもる龍りゅう簷廊掛かけ有ゆう「歷れき山さん」、「雷かみなり澤さわ」二に匾，取と「舜しゅん耕こう歷れき山やま」的てき典故てんこ，而護龍りゅう屋や簷排水口みずぐち設しつらえ有ゆう鰲魚泥どろ塑，有ゆう「獨占どくせん鰲頭」之の意い，此外左ひだり護まもる龍りゅう門もん印しるし以篆字てんじ刻こく有ゆう「是非ぜひ善惡ぜんあく」四よん字じ，顯示けんじ了りょう對たい後代こうだい的てき期き許もと與あずか告つげ誡。而在餘あまり三館的正廳與兩廂房裡還保存有光緒十四年（1888年ねん）的てき彩繪さえ。

此外餘あまり三館前方有一座風水池，左右さゆう護まもる龍りゅう外がい還かえ有ゆう外そと護まもる龍りゅう，但ただし已やめ改あらため建けん，正せい廳ちょう後ご面めん的てき後ご院いん設しつらえ有ゆう長ちょう工房こうぼう、柴しば房ぼう與あずか水井みずい（已やめ不ふ存そん）。

外部がいぶ連結れんけつ

• 永えい靖やすし餘あまり三さん館かん
• 微笑びしょう台灣たいわん：在ざい彰あきら化か，古こ厝的時間じかん單位たんい是ぜ「甲子きのえね」 （页面存そん档备份，存そん于互联网档案あん馆）