張ちょう祚

  關せき於與「張ちょう祚」標題ひょうだい相近すけちか或ある相あい同どう的てき條目じょうもく頁ぺーじ，請見「張ちょう祚 (消しょう歧義)」。

涼りょう威い王おう
統治とうち	353年ねん–355年ねん
出生しゅっしょう	？
逝世	355年ねん
安やす葬そう	愍陵
年號ねんごう 和平わへい：354年ねん五ご月がつ-355年ねん九きゅう月がつ 諡號しごう 威い王おう
政權せいけん	前ぜん涼りょう

涼りょう威い王おう張ちょう祚（327年ねん前まえ—355年ねん），字じ太ふとし伯はく，安定あんてい烏がらす氏し人ひと。十じゅう六ろく國こく時期じき前ぜん涼りょう君主くんしゅ，前ぜん涼りょう文ぶん王おう張ちょう駿しゅん庶長子ちょうし，前ぜん涼りょう桓王張ちょう重しげる華はな異母いぼ兄けい。張ちょう祚與張ちょう重しげる華はな寵臣ちょうしん勾結，又また與太よた后きさき通どおり姦かん，得とく以在張ちょう曜靈繼つぎ位い不ふ久ひさ即そく廢はい其自立じりつ，更さら曾經稱しょう帝みかど。然しか而在稱しょう帝みかど翌年よくねん就被政變せいへん推翻及被殺ころせ。

生平おいだいら

侵おかせ奪だつ上位じょうい

張ちょう祚受封ふう長ちょう寧やすし侯こう，他た博學はくがく且強壯きょうそう勇武ゆうぶ，又また有ゆう政治せいじ才能さいのう，可か是ぜ為ため人じん狡ずる詐いつわり善ぜん於奉承うけたまわ，與あずか張ちょう重しげる華はな寵臣ちょうしん趙ちょう長おさむ、尉じょう緝等とう人ひと勾結並なみ結ゆい為ため異姓いせい兄弟きょうだい。建けん興きょう四よん十じゅう一いち年ねん（353年ねん）張ちょう重しげる華はな病びょう重おも時とき，曾下手へた令れい召酒泉いずみ太守たいしゅ謝しゃ艾もぐさ入朝にゅうちょう輔政，但ただし為ため趙ちょう長等ながら壓あつ下か。同年どうねん張ちょう重しげる華はな死し，由ゆかり其年幼よう的てき長子ちょうし張ちょう曜靈繼つぎ位い，趙ちょう長等ながら就假稱かしょう張ちょう重しげる華はな遺のこ令れい，以張祚為持じ節ぶし、都と督とく中外ちゅうがい諸しょ軍事ぐんじ、撫なで軍ぐん將軍しょうぐん身み份輔政せい。時とき趙ちょう長等ながら以張曜靈年ねん幼よう，稱しょう國家こっか需要じゅよう年長ねんちょう君主くんしゅ，張ちょう祚因與あずか張ちょう重しげる華はな之の母はは馬うま太ふとし后きさき通つう姦かん，遂とげ煽動せんどう馬うま太ふとし后きさき廢はい黜了張ちょう曜靈，立たて張ちょう祚為主ぬし。張ちょう祚於是ぜ自稱じしょう大だい都と督とく、大將軍だいしょうぐん、涼りょう州しゅう牧まぎ、涼りょう公こう。張ちょう祚位後ご即そく淫亂いんらん張ちょう重しげる華はな的てき妻妾さいしょう及其未み嫁女よめじょ兒じ。

和平わへい元年がんねん（354年ねん），張ちょう祚稱帝みかど，改元かいげん「和平わへい」，設しつらえ宗廟そうびょう、八はち佾舞，並置へいち百官ひゃっかん，尚書しょうしょ馬うま岌因いん切きり諫被免官めんかん，郎ろう中ちゅう丁ちょう琪進すすむ諫更被ひ殺ころせ，又また殺ころせ謝しゃ艾もぐさ。張ちょう祚又曾進攻しんこう驪靬，但ただし大敗たいはい而還。同年どうねん東あずま晉すすむ桓溫北きた伐き，也有やゆう配合はいごう北きた伐き的てき秦しん州しゅう刺史しし王おう擢派は人じん報告ほうこく張ちょう祚稱桓溫善ぜん於用兵へい，軍勢ぐんぜい難なん測はか。張ちょう祚聞訊恐懼きょうく，但ただし還かえ擔憂王おう擢會倒たおせ過か來らい進攻しんこう自己じこ，於是派は人じん暗殺あんさつ他た，但ただし因いん被ひ王おう擢發現はつげん而不成なり。張ちょう祚在暗殺あんさつ失敗しっぱい後ご更さら加か恐懼きょうく，於是出兵しゅっぺい聲ごえ稱たたえ要よう東征とうせい，實則さねつね是ぜ想そう西にし退すさ至いたり敦煌とんこう自じ保たもて，只ただ是ぜ遇ぐう上じょう桓溫退すさ兵へい才ざい取消とりけし行動こうどう。不ふ過か，張ちょう祚仍繼續けいぞく打擊だげき王おう擢，派は了りょう牛うし霸率三さん千兵打敗王擢，逼使王おう擢投降とうこう前ぜん秦はた。

亂らん政せい致禍

張ちょう祚治國こく不ふ道みち，曾置五都尉去專抓別人過失，又また限定げんてい四品以下官員不得送贈衣布，庶人不能ふのう畜養奴婢ぬひ及乘坐すわ車馬しゃば。張ちょう祚為人じん荒淫こういん暴虐ぼうぎゃく，國人くにびと無む不ふ側目そばめ，都と作さく諷刺ふうし其淫亂いんらん的てき詩し。和平わへい二に年ねん（355年ねん），張ちょう祚因不ふ欲よく河かわ州しゅう刺史しし張ちょう瓘強大きょうだい，於是命令めいれい他た去さ討伐とうばつ叛胡，其實已やめ派は易えき揣及張ちょう玲れい率りつ三さん千兵襲擊張瓘。王おう鸞識術數じゅっすう，向むかい張ちょう祚說：「這支軍隊ぐんたい出で去ざ，肯定こうてい不ふ會かい回かい來らい，涼りょう國會こっかい陷おちい於危險けわし。」更さら上陳かみじん張ちょう祚三さん不ふ道みち。張ちょう祚聞言げん大だい怒いか，認定にんてい王おう鸞所說せつ是ぜ妖言ようげん，將はた他た處しょ斬き。王おう鸞臨死し前ぜん就說：「我わが死後しご，軍隊ぐんたい在外ざいがい面めん戰敗せんぱい，大王だいおう在ざい內死亡しぼう，肯定こうてい會かい發生はっせい的てき！」張ちょう祚更誅殺ちゅうさつ王おう鸞一族ぞく人じん。不ふ過か，張ちょう瓘就殺ころせ了りょう張ちょう祚派去さ代だい其守枹なら罕的索さく孚まこと，易えき揣等渡わたり過か黃河こうが途中とちゅう就被張ちょう瓘攻擊げき，張ちょう瓘更出兵しゅっぺい跟隨單騎たんき逃還的てき易えき揣，兵へい向こう姑しゅうと臧。張ちょう瓘軍前まえ來らい的てき消息しょうそく震動しんどう姑しゅうと臧人心しん，時じ宋そう混こん、宋そう澄きよし兄弟きょうだい因いん其兄宋そう修おさむ與あずか張ちょう祚有前ぜん嫌いや，就出城じょう聚眾響ひびき應おう張ちょう瓘，並なみ反攻はんこう姑しゅうと臧。時とき張ちょう瓘傳檄げき州しゅう郡ぐん，要よう復ふく立りつ張ちょう曜靈，故こ張ちょう祚就派は楊秋胡えびす殺害さつがい張ちょう曜靈；另又收おさむ捕と並なみ處しょ死し張ちょう瓘的兩個りゃんこ弟おとうと弟おとうと張ちょう琚及張ちょう嵩たかし。二人知要被捕時卻在市招募數百，大だい叫さけべ張ちょう瓘大軍ぐん已やめ經けい到達とうたつ姑しゅうと臧城東ひがし，恐おそれ嚇敢動どう手しゅ的てき人じん要よう被ひ誅三族ぞく。收おさむ捕と的てき人じん果はて被ひ嚇退，然しか後のち二人西城門迎宋混等入城。趙ちょう長等ながら人じん懼怕因いん擁立ようりつ張ちょう祚獲罪ざい，於是請馬太ふとし后きさき出で殿どの，改あらため立りつ張ちょう玄げん靚為ため主ぬし，不ふ過か易えき揣等人じん卻引兵へい入いれ殿どの，收おさむ殺ころせ趙ちょう長等ながら人じん。宋そう混こん等とう入城にゅうじょう後ご，張ちょう祚按劍けん命令めいれい部ぶ眾死戰せん，但ただし因よし為ため他た失しつ眾心，將士しょうし根本こんぽん毫無鬥志，張ちょう祚於是ぜ為ため宋そう混こん等とう殺ころせ死し，頭とう被ひ斬き下しも宣せん示しめせ內外，更さら遭曝屍かばね在ざい大道だいどう左邊さへん，城しろ內人民じんみん都と大呼たいこ萬まん歲さい。

陵墓りょうぼ

事後じご張ちょう祚以庶人的てき禮儀れいぎ下か葬そう，直ちょく至いたり其弟張ちょう天たかし錫すず即位そくい時じ，才ざい改葬かいそう到いた愍陵，追つい諡おくりな為ため威い王おう。

家庭かてい

妻子さいし

• 辛からし王おう后きさき

子女しじょ

• 太子たいし張ちょう泰和やすかず，一說いっせつ張ちょう太ふとし和わ，354年ねん立りつ，355年ねん被ひ變へん軍ぐん所しょ殺ころせ。
• 建たて康やすし公おおやけ張ちょう庭にわ堅けん，一說いっせつ張ちょう廷堅，354年ねん封ふうじ，355年ねん被ひ變へん軍ぐん所しょ殺ころせ，張ちょう天たかし錫すず後ご追つい封ふう為ため金澤かなざわ侯こう。

參考さんこう資料しりょう

1. 《資し治ち通どおり鑑かん》（卷まき九きゅう十じゅう九きゅう及一百ひゃく）
2. 《晉すすむ書しょ·張ちょう軌傳》

前任ぜんにん： 侄前涼りょう哀あい公こう張ちょう曜靈

前ぜん涼りょう君主くんしゅ 353年ねん—355年ねん

繼つぎ任にん： 侄前涼りょう沖おき王おう張ちょう玄げん靚