チビクロの美術びじゅつさんぽ

ランチしたチビクロわ、
美術館びじゅつかんへと行いきましたにゃ。

「生誕せいたん140年ねん記念きねん特別とくべつ展てん
木島きしま櫻さくら谷たに
PartⅠ近代きんだい動物どうぶつ画がの冒険ぼうけん」


構成こうせい
Ⅰ青年せいねんのころ
Ⅱ壮年そうねんのころ
Ⅲ暮くれ年ねんのころ


3年ねん前まえの回顧かいこ展てんで
木島きしま櫻さくら谷だにの「寒月かんげつ」を見みた
チビクロわ、
作品さくひんのキレのある素晴すばらしさに
驚おどろいちゃって
今回こんかいの展覧てんらん会かいわ、とても楽たのしみに
していたですにゃ。

木島きしま櫻さくら谷だにわ、明治めいじから昭和しょうわにかけて、
活躍かつやくした京都きょうとの日本にっぽん画家がかですにゃ。

チラシより引用いんようしますにゃ。
「京都きょうとの円山まるやま・四条しじょう派はの流ながれをくむ
今尾いまお景けい年ねんに学まなんだ櫻さくら谷だには、
20代だいで頭角とうかくを現あらわし、明治めいじ後半こうはんから
大正たいしょう期きにかけて文展ぶんてんの花形はながたとして
活躍かつやくしました。
画業がぎょうの中なかで最もっとも評価ひょうかされたのが
動物どうぶつ画がです。
それは徹底てっていした写生しゃせいを基礎きそに、
卓越たくえつした技術ぎじゅつと独自どくじの感性かんせいにより
創造そうぞうされたもの。確実かくじつで精緻せいちに
とらえられた動物どうぶつの表情ひょうじょうは、
一方いっぽうで情趣じょうしゅにあふれ、
どこかもの言いいたげです。」（略りゃく）

チビクロ気きになった作品さくひんわ、
全部ぜんぶなんだけど、
「寒月かんげつ」が一番いちばんなのですにゃ。

「寒月かんげつ」わ、大正たいしょう元年がんねんに制作せいさくされ、
第だい六ろく回かい文展ぶんてんに出品しゅっぴんされたですにゃ。

解説かいせつから引用いんようしますにゃ。
「冬ふゆの夜よる、雪ゆきの竹林ちくりんを下弦かげんの月つきが
照てらす。冴さえわたる月光げっこうと冷気れいきに
満みちた世界せかいに一いち頭とうの狐きつねが現あらわれ、
周囲しゅういに気きを配くばりながら
一歩一歩いっぽいっぽ進すすむ。
深ふかまりゆく空間くうかんのなか、倒たおれた細竹ほそだけや綿毛わたげを残のこすシロヨメナなど
細部さいぶにいたる写実しゃじつ表現ひょうげん、疎密そみつに
配はいされた竹たけの構成こうせい美びなどが
一体いったいとなった櫻さくら谷だにの代表だいひょう作さく。
モノクロームの世界せかいとみえながら
竹たけ幹みきや木々きぎには、青あお、緑みどり、茶ちゃなど
の色いろ料りょうが薄うすく厚あつく筆跡ひっせきを残のこして
施ほどこされ、見みる角度かくどによって
鮮あざやかに浮うかび上あがる。
それは酷寒こっかんに耐たえる生命せいめいが
風ふうに揺ゆらぎ月光げっこうに照てらされる
一瞬いっしゅんを見みるようだ。」（略りゃく）

冷ひえ冷びえとした空気くうきが
感かんじられるようですにゃ。
竹たけや木きや、植物しょくぶつが写実しゃじつ的てきで
カッコよく配置はいちされているですにゃ。
まるで
モノクロの写真しゃしんみたいですにゃ。
そこに、
寒さむくて、孤独こどくで飢うえた狐きつね。
チビクロわ、なぜか
自由じゆうを感かんじたですにゃ。
群むれない、とか一匹狼いっぴきおおかみとか
野生やせい動物どうぶつの挟はさみ持じ、
あと、武士ぶしわ食くわねど高楊枝たかようじ？
みたいなものですにゃ。

画面がめんから伝つたわってくるのわ、
硬質こうしつな精神せいしん性せいでわないかと
思おもうのですにゃ。

こんな作品さくひんわ、他たにわないですにゃ。
木島きしま櫻さくら谷だにのすばらしさが
ここにあるですにゃ。

今日きょうも素晴すばらしい作品さくひんに出会であえ
ありがとうございますにゃ。

本日ほんじつもお読よみいただき
ありがとうございますにゃ。

チビクロわ、美術館びじゅつかんに行いく前まえに
ランチをすることにしたですにゃ。

神かみ谷町たにまち駅えき2番ばん出口でぐちを出でたら、
東京とうきょうタワー方面ほうめんに少すこし歩あるくですにゃ。
チビクロわ、逆ぎゃく方向ほうこうに行いっちゃって
定番ていばんの方向ほうこうオンチですにゃ。

「ナポリスタカ」
東京とうきょう都と港みなと区く麻布台あざぶだい1-11-4
いんなぁとりっぷビル1階かい
月曜げつようお休やすみ

イタリア人じんの人ひとがやってる
ピッツァのお店みせですにゃ。

ランチメニューですにゃ。


セットのサラダですにゃ。

こちらが、ドンサルヴォですにゃ。
トマト、バジル、
チーズわ2種しゅはいっていて、
みずみずしくフレッシュな
お味あじですにゃ。

ドンサルヴォわ、
星ほし型がたの形かたちをしているですにゃ。
額縁がくぶちみたいになってるところが
厚あつみがあるから、ナポリピッツァな
生地きじのモチモチ感かんとか生地きじのお味あじが
より一層いっそう味あじわえるのですにゃ。
中なかにわ、ピリ辛からしのソーセージみたいな
のが、はいっていて、
メリハリお味あじの変化へんかが
楽たのしめるですにゃ。

チビクロわ、ナポリピッツァの
モチモチ生地きじが大好だいすきなので
ボリュームあるけど
どんどんいけちゃったのですにゃ。

チビクロわ、
よくばりだから、
デザートも注文ちゅうもんしたですにゃ。
アンズのタルトですにゃ。
家庭かてい的てきなお味あじですにゃ。


セットの
エスプレッソですにゃ。
苦にがいのだけど、食後しょくごに
キュっと飲のむと、
なんかスッキリするですにゃ。


店内てんないわ、混こんでいるし、
活気かっきがあってにぎやかですにゃ。
おいしいピッツァ
ごちそうさまでした。
今度こんどわ、丸まるいピッツァも
食たべてみたいですにゃ。


本日ほんじつもお読よみいただき
ありがとうございましたにゃ。

ランチしたチビクロわ、
恵比寿えびす駅えきで日比谷線ひびやせんに乗のり換かえして
六本木ろっぽんぎ駅えきに向むかったのですにゃ。

「寛永かんえいの雅みやび　
江戸えどの宮廷きゅうてい文化ぶんかと遠とお州しゅう・仁清ひときよ・探さがせ幽かそけ」
サントリー美術館びじゅつかん



お写真しゃしんの
美うつくしい器うつわわ、なんとの野々村ののむら仁清ひときよが
作つくったものですにゃ。
「白しろ釉円孔あな透とおる鉢はち」
カラフルな色絵いろえで知しられている仁清ひときよの
知しらない一いち面めんですにゃ。
シンプルで、印象いんしょう的てきな作品さくひんですにゃ。
会場かいじょうでわ、ライティングも美うつくしくて、
まるでモダンアートのようでした
にゃ。

構成こうせい
第だい一いち章しょう　新しん時代じだいへの胎動たいどう-寛永かんえいのサロン
第だい二に章しょう　古典こてん復興ふっこう-御ご水尾みずお院いんと宮廷きゅうてい文化ぶんか
第だい三さん章しょう　新あらたなる美意識びいしきⅠ小しょう堀ほり遠とお州しゅう
第だい四よん章しょう　新あらたなる美意識びいしきⅡ
金森かなもり宗はじめ和わと仁清ひときよ　　　　　　　
第だい五ご章しょう　新あらたなる美意識びいしきⅢ
狩野かの探さがせ幽かそけ　　　　　　　　　　　　

チビクロわ、夏なつの展覧てんらん会かいで見みた
美うつくしい鳳凰ほうおうの屏風びょうぶを
見みたかったのですにゃ。


桐きり鳳凰ほうおう図ず屏風びょうぶ　狩野かの探さがせ幽かそけ
こちらの写真しゃしんわ、夏なつの展覧てんらん会かいの時ときわ、
撮影さつえいが大丈夫だいじょうぶだった時ときのもの
ですにゃ。

神々こうごうしい程ほどの輝かがやきでいっぱいの
鳳凰ほうおう様さまですにゃ。
緑みどりの発色はっしょくが美うつくしくて
うっとりしますにゃ。
日本にっぽん画がの絵えの具ぐわ
鉱物こうぶつなどまぜてあるって
きいたことあるけど、
何なにがはいってるんだろうにゃ。




展示てんじわ、
天皇てんのう家かや徳川とくがわ将軍家しょうぐんけにまつわるものも
多おおくて、とても格調かくちょう高たかく
まとめられた展示てんじ内容ないようですにゃ。

チビクロが気きになった作品さくひんですにゃ。
48.青磁せいじ鳳凰ほうおう耳みみ花はな生せい　銘めい千せん声こえ
中国ちゅうごく南みなみ宋そう時代じだい13世紀せいき　陽明ようめい文庫ぶんこ
トーハクや先日せんじつ見みた五島ごしま美術館びじゅつかんの
作品さくひんと似にていて同おなじ時代じだいのものかにゃと思おもったですにゃ。
同おなじ青磁せいじでも、色いろに違ちがいがあり、
模様もようも味あじわいがあるように思おもえたですにゃ。お名前なまえもつけられていて、
大事だいじにされていますにゃ。
この作品さくひんわ、重要じゅうよう文化財ぶんかざい指定していで
展示てんじ替がえがありますにゃ。

82.祥瑞しょうずい蜜柑みかん水すい指ゆび　根津ねづ美術館びじゅつかん
美うつくしい青あおい絵付えつけの作品さくひんわ、
中国ちゅうごく明あかり時代じだい17世紀せいきですにゃ。
果物くだもののみかんがいっぱい描えがかれいるし、お猿さるさんやくちばしを広ひろげた
鳥とりが楽たのしい絵えですにゃ。

茶道具ちゃどうぐの茶碗ちゃわんや茶入ちゃいれが驚おどろくほどの数かずが
ありますにゃ。

127.名古屋なごや城じょう上洛じょうらく上段じょうだん之の間あいだ襖ふすま絵え　
帝みかど鑑かん図ず「高士こうし渡橋わたりはし」
名古屋なごや城じょう総合そうごう事務所じむしょ
重要じゅうよう文化財ぶんかざい指定していの作品さくひんで
前期ぜんきのみ展示てんじですにゃ。
お殿様とのさまのための襖ふすま絵えで狩野かの派はの
絵えの力ちからがぎゅっとなっている作品さくひん
ですにゃ。
金かねの技法ぎほうも美うつくしいですにゃ。
襖ふすまの框かまちについてる家紋かもんわ、
忘わすれちゃったけど、きっと
徳川とくがわ家かのものだと思おもうですにゃ。

江戸えど時代じだいの新あたらしい一いち面めんを知しったし、
素晴すばらしいコレクションを
見みることができて
ありがとうございますにゃ。

本日ほんじつもお読よみいただき
ありがとうございますにゃ。

チビクロわ、
先週せんしゅう行おこなったけどおいしくて、
また食たべたくなっちゃって、
来きてしまったのですにゃ。

「ア・レガ　ピッツァ・
アルターリオ&ジェラート」
東京とうきょう都と庭園ていえん美術館びじゅつかんの前まえにある
お店みせですにゃ。

こちらわ、ランチセットメニューで
3種類しゅるいのお味あじが楽たのしめて、
グリーンサラダ付づけですにゃ。

ジェラートわ、
古いにしえ（いにしえ）のローマという名前なまえの
お味あじで、チーズベースに
よくわかんないけど、おいしいソースと、
違ちがうかもだけど、
ビスコッティみたいなのが
はいっていて、コクがあるですにゃ。
それと、ピスタチオの2種しゅ盛もりですにゃ。
クセになるおいしさですにゃ。
もっといっぱい
食たべたくなるですにゃ。


こちらわ、ブリオッシュ生地きじのパンに
生なまクリームがたっぷりの
イタリアのパンらしいですにゃ。
名前なまえきけば、よかったですにゃ。
生なまクリームと、バターの香かおりの
ブリオッシュのパンわ、
バッチリのコンビネーション
ですにゃ。

今日きょうチビクロが行おこなった時ときわ、
混雑こんざつしていて少すこし待まったから
早はやめに行いくか、
時間じかんを少すこしずらして行いくとか
した方ほうが良よいかもですにゃ。
おいしいお店みせわ、人気にんきですにゃ。

今日きょうわ、売うり切きれだったけど
ライスコロッケもおいしいそうなので
今度こんどぜひ食たべてみたいのですにゃ。
イタリアンなランチ
ごちそうさまでしたにゃ。

本日ほんじつもお読よみいただき
ありがとうございますにゃ。