(Translated by https://www.hiragana.jp/)
ミクロネシア - Wikipedia

ミクロネシア

オセアニアの地域ちいきひと

ミクロネシア(Micronesia)は、オセアニア海洋かいよう分類ぶんるいひとつ。カロリン諸島しょとうなど4つの主要しゅよう群島ぐんとうから構成こうせいされる地域ちいき。「マイクロネシア」とばれる場合ばあいもある。

ミクロネシア
Location of ミクロネシア
くに地域ちいき
面積めんせき
 • 合計ごうけい 3,307 km2
人口じんこう
 • 合計ごうけい 523,556にん
ひとしときおび
  • UTC+9(パラオ、小笠原諸島おがさわらしょとう
  • UTC+10(グアム、きたマリアナ諸島しょとう
  • UTC+11(ミクロネシア連邦れんぽう
  • UTC+12(マーシャル諸島しょとう、ナウル、キリバス)

概要がいよう

編集へんしゅう
 
パラオのロックアイランド
 
キリバスのオノトア環礁かんしょう

ミクロネシアはギリシャのミクロス(μικρός ちいさい)ネソス(νにゅーῆσος しま)から、「ちいさな島々しまじま」という意味いみである[1]おおむ南緯なんい3北緯ほくい20東経とうけい130180範囲はんいにある諸島しょとう総称そうしょうである[注釈ちゅうしゃく 1]パラオミクロネシア連邦れんぽう[2]マーシャル諸島しょとうナウル各国かっこくおよびキリバスギルバート諸島しょとう地域ちいきと、アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく領土りょうどであるマリアナ諸島しょとうウェークとうふくまれる。なお、マリアナ諸島しょとうのうち最南端さいなんたんグアムとう米国べいこくじゅんしゅうであり、そのしま米国べいこく自治じち連邦れんぽう(コモンウェルス)であるきたマリアナ諸島しょとうぞくする。

ミクロネシアは、以下いかの4つの主要しゅよう群島ぐんとうから構成こうせいされる。

自然しぜん環境かんきょう

編集へんしゅう

地質ちしつ地理ちり

編集へんしゅう

ミクロネシアの島々しまじまは、その地質ちしつ構造こうぞうによっておおきくふたつの種類しゅるい分類ぶんるいされる。火山かざんとう隆起りゅうきサンゴ礁さんごしょうである。火山かざんとう西部せいぶミクロネシアのマリアナ諸島しょとうテニアンとうのぞく)、ヤップとうパラオ諸島しょとう中央ちゅうおうミクロネシアのチューク諸島しょとうポンペイとうコスラエとうの6群島ぐんとうで、ちいさな島々しまじまはすべて隆起りゅうきサンゴ礁さんごしょうしまである。火山かざんとう面積めんせき隆起りゅうきサンゴ礁さんごしょうしまよりもだいたいおおきく、高度こうどすうひゃくmあるものがおおい。最大さいだいしまはマリアナ諸島しょとうにあるグアムとうである。面積めんせきやく550km2たかさはやく400m。バベルダオブとう(パラオ本島ほんとう)は面積めんせきやく400km2たかさはやく200m、ポンペイとうやく340km2高度こうど734m、コスラエとうやく116km2高度こうどやく650mである[3]

おも熱帯ねったい雨林うりん気候きこう(Af)でとし平均へいきん気温きおんは26〜28℃、温暖おんだん降水こうすいりょうおおい。西部せいぶマリアナ諸島しょとうではよわ乾季かんきがあり熱帯ねったいモンスーン気候きこう(Am)に分類ぶんるいされる地点ちてんもある。

生物せいぶつ

編集へんしゅう

国際こくさい自然しぜん保護ほご連合れんごうのUdvardy (1975)では、生物せいぶつ地理ちり区分くぶんじょうにおいて、日本にっぽん小笠原諸島おがさわらしょとうオセアニアミクロネシア地区ちく島嶼とうしょ混合こんごうけいぞくしている[4]

人口じんこう文化ぶんかなど

編集へんしゅう

人口じんこう(2000ねん推計すいけい)は514,400にん[5]であり、先住民せんじゅうみん大半たいはんはミクロネシアけいであるが、カピンガマランギ環礁かんしょうなど、ポリネシアけい住民じゅうみんらすしまもごくわずかに存在そんざいし、それらは域外いきがいポリネシア(Polynesian outlier)と呼称こしょうされる。ちなみにカロリン諸島しょとうには、ポリネシアのものにきわめてちか航法こうほう技術ぎじゅつウェイファインディング)が残存ざんそんしており、先史せんし時代じだいのミクロネシアとポリネシアのあいだ文化ぶんかてき交流こうりゅうがあり、かつ両者りょうしゃおなじオーストロネシアけい民族みんぞくによって形成けいせいされた文化ぶんかであることをしめしている。また、日系にっけいじん人口じんこうおおい。

現代げんだいでは、太平洋たいへいよう芸術げいじゅつさいなどによってポリネシアやメラネシアの先住民せんじゅうみんとの文化ぶんかてき交流こうりゅうされているほか、ミクロネシア連邦れんぽうヤップしゅうサタワルとう航法こうほうマウ・ピアイルックがハワイの先住民せんじゅうみん運動うんどう(ハワイアン・ルネッサンス)に協力きょうりょくし、その功績こうせきから「パパ・マウ」とばれている。

太平洋戦争たいへいようせんそうだい東亜とうあ戦争せんそう)は、ミクロネシアの人々ひとびとにとってはじめての近代きんだいてき戦争せんそう経験けいけんであり、この社会しゃかい文化ぶんかくつがえ事件じけんであった。そのためミクロネシア社会しゃかいは、アジア・太平洋たいへいようてき伝統でんとう社会しゃかいシステムからキリストきょうてき価値かちかん基礎きそとする欧米おうべいてき生活せいかつ様式ようしき転換てんかんした[6]太平洋戦争たいへいようせんそう痕跡こんせきは、キリバスのタラワ環礁かんしょう、パラオのペリリューとう、マリアナ諸島しょとうサイパンとうなどミクロネシアの各所かくしょいまなおのこされている。また、日本にっぽん軍兵ぐんびょうやアメリカへい墓標ぼひょう慰霊いれい)が、戦後せんごになって遺族いぞく政府せいふなどによって建立こんりゅうされている[7]。また、1946ねんから1958ねんにかけて、アメリカが110かいあまりの原水爆げんすいばく実験じっけんをマーシャル諸島しょとう実施じっしした。その影響えいきょうロンゲラップ環礁かんしょうひとたちをはじめだい福竜丸ふくりゅうまるなどおおくの人々ひとびと被爆ひばくした[8]

政治せいじ行政ぎょうせい単位たんい以下いかとおりである。

主権しゅけん国家こっか

以下いかの3つは主権しゅけん国家こっかであるが、アメリカによって自由じゆう連合れんごう盟約めいやく援助えんじょきん(コンパクト・グラント)を供与きょうよされている[11]

  アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくりょう

先史せんし時代じだいのミクロネシア

編集へんしゅう
 
ミクロネシアの航海こうかいじゅつ使つかわれた「海図かいず」のれい
 
ナンマトル遺跡いせき
 
ラッテ・ストーン

この地域ちいき考古学こうこがくてき研究けんきゅうはまだ発展はってん途上とじょうであり、はっきりしたことはわかっていないが、いまから4200ねんまえごろまでは無人島むじんとうであった。ミクロネシア西部せいぶのマリアナ諸島しょとうには、いまから3500ねんまえごろからひと移住いじゅうしてきており、土器どき石器せっきかいせい装飾そうしょく貝類かいるいをつくり、サンゴ島内とうないでの漁労ぎょろうなどをおこならしはじめた[17]文化ぶんかてきて、最初さいしょにフィリピン周辺しゅうへんから直接ちょくせつパラオ、ヤップなどに植民しょくみんしたオーストロネシアけいグループと、のち西にしポリネシア方面ほうめんからカロリン諸島しょとう植民しょくみんしたオーストロネシアけいグループがいたのではないかと推測すいそくされている。

この地域ちいき先住民せんじゅうみん文化ぶんかもっとつよ特色とくしょくづけているのは、シングル・アウトリガー・タイプの航海こうかいカヌーであり、かれらはこれをもちいて広範こうはん交流こうりゅうおこなっていた。とくにヤップとうはこれらの島々しまじまなかでももっと強力きょうりょく権力けんりょくち、カロリン諸島しょとう島々しまじまから定期ていきてきにヤップとうまでみつものとどける航海こうかい(サウェイ交易こうえき)がおこなわれていた。ヤップとう酋長しゅうちょう権力けんりょく現在げんざいつよく、カロリン諸島しょとう島々しまじまたいして一定いってい権威けんい保持ほじしている。

また、巨石きょせき文明ぶんめいきずかれたしまもあり、マリアナ諸島しょとうラッテ・ストーン、ポンペイとうナンマトル遺跡いせき、コスラエとうレラ遺跡いせきなどが現存げんそんしている。

年表ねんぴょう

編集へんしゅう
 
1883ねんのヤップとう
 
日本にっぽん統治とうち時代じだいコロール(4丁目ちょうめ
 
サイパンのたたか末期まっき民間みんかんじん投降とうこうけるアメリカ海兵かいへい隊員たいいん
 
ハゴイ飛行場ひこうじょうのこリトルボーイ保管ほかんしていた保管ほかん保管ほかんみぎにあるのが原爆げんばく搭載とうさい記念きねんである。
 
太平洋たいへいよう諸島しょとう信託しんたく統治とうちりょう政府せいふ高等こうとう弁務べんむかん職員しょくいん
 
サイパンを行幸ぎょうこうする明仁あきひと天皇てんのうおよび美智子みちこ皇后こうごう

人種じんしゅ民族みんぞく

編集へんしゅう
 
ミクロネシアじん女性じょせい

ミクロネシアの民族みんぞくモンゴロイドオーストラロイドじった人種じんしゅぞくす。ポリネシアじんメラネシアじんとの混血こんけつ複雑ふくざつすすんでいて、それぞれの人々ひとびと身体しんたいてき特徴とくちょう差異さいおおきい[35]たん痩躯そうく褐色かっしょくはだ黒髪くろかみゆうする。

ミクロネシアの民族みんぞくオーストロネシアじん一派いっぱだがその起源きげんは2系統けいとうある。1つはスラウェシとうから直接ちょくせつひがし進路しんろをとったグループで、パラオじんチャモロじんふくまれる。2つはスラウェシとうからニューギニアとう沿岸えんがんメラネシアより北上ほくじょうしたグループで、ミクロネシア諸語しょごはなキリバスひとカロリンじんなどがふくまれる。このほかに、ツバルから西進せいしんしたポリネシアじん域外いきがいポリネシアにぞくするしまもある。

Y染色せんしょくたいハプログループはオセアニアのオーストロネシアじんひろられるハプログループO1a (Y染色せんしょくたい)ハプログループO2 (Y染色せんしょくたい)ハプログループK (Y染色せんしょくたい)優勢ゆうせいだが、日本人にっぽんじんこう頻度ひんどハプログループO1b2 (Y染色せんしょくたい)およびハプログループD1a2a (Y染色せんしょくたい)が5.9%ずつみられる[36]弥生やよい時代じだい以降いこう(おそらく日本にっぽんによる統治とうちおこなわれていた時代じだい)に日本にっぽんからミクロネシアへもたらされたことがかんがえられる。

地域ちいきによる差異さいはあるが、オーストロネシア語族ごぞくぞくしており、南東なんとうにおいてはナウルコスラエなどといったミクロネシア諸語しょごひろはなされる。ミクロネシア諸語しょごには全部ぜんぶで50種類しゅるい前後ぜんこう特有とくゆう言語げんごがあり、それぞれが近似きんじせいたもちながらも島嶼とうしょあいだ交流こうりゅう困難こんなんさから独自どくじ発展はってんしていった[37]。ミクロネシアで流通りゅうつうしている言語げんごのうち、ミクロネシア諸語しょごふくまれないものとしては、スンダ・スラウェシぐん英語えいごばんぞくするマリアナ諸島しょとうチャモロパラオ共和国ぱらおきょうわこくパラオがある。これらはスラウェシとうから直接ちょくせつ東進とうしんしたグループであり、ミクロネシア諸語しょごとは経歴けいれきことにする。このほかに、アドミラルティ諸島しょとう諸語しょごきんえんであるヤップとうヤップポリネシア諸語しょごぞくするヌクオロ環礁かんしょうヌクオロ、カピンガマランギ環礁かんしょうカピンガマランギがある[38]

共通きょうつうした特徴とくちょうとしては自然しぜん現象げんしょうかんする語彙ごい表現ひょうげんゆたかさ、食物しょくもつ魚類ぎょるい航海こうかい技術ぎじゅつかんする用語ようごおおられることがげられる。たとえばウォレアイでは、ココナッツ表現ひょうげんするのに、ごな具合ぐあいによってgurub,sho,paawol存在そんざいするなど、名詞めいし豊富ほうふさがうかがえる[39]

その、16世紀せいき以降いこう植民しょくみん影響えいきょうによってスペインドイツ日本語にほんご英語えいごなどからおおくの借用しゃくよう語彙ごい誕生たんじょうしている[40]日本語にほんごからの借用しゃくようはナッパ、ハラマキ、ジドーシャなど、日常にちじょうてきもちいられる名詞めいし数多かずおおふく[40][41]近年きんねん都市とし英語えいご影響えいきょう顕著けんちょとなっており、伝統でんとうたもってきた土地とち固有こゆう言語げんごすたれつつある[40]

社会しゃかい

編集へんしゅう

宗教しゅうきょう

編集へんしゅう

元来がんらいミクロネシアじん独自どくじ精霊せいれい信仰しんこうっていたが、植民しょくみんともなキリスト教きりすときょう普及ふきゅうした[35]。16世紀せいき移入いにゅうしたキリストきょうだいいち世界せかい大戦たいせん日本にっぽん統治とうちてもすたれることはく、今日きょうのミクロネシアの人々ひとびと生活せいかつ根付ねついている[39]一方いっぽうで、万物ばんぶつれい宿やどるとした伝統でんとうてき信仰しんこう体系たいけい一部いちぶしまのぞすたれていってしまっている[35]

 
ベテル・チューイング
 
ヤップとういし

生活せいかつ

編集へんしゅう

古来こらいよりミクロネシアじん社会しゃかい体系たいけいヤップとうギルバート諸島しょとうなどの一部いちぶのぞけば母系ぼけいせい一般いっぱんてきであり、女系じょけい系譜けいふ共有きょうゆうする親族しんぞく集団しゅうだんによって土地とち所有しょゆう移譲いじょうおこなわれてきた[42]。ただしこの制度せいどドイツ日本にっぽん統治とうち政策せいさく影響えいきょうによってすたれているしまもあるため、現在げんざいでは一意いちい特徴とくちょう見出みいだすことはできない[35]政治せいじてきにも首長しゅちょうせい選択せんたくして複雑ふくざつ地位ちい体系たいけい構成こうせいし、階層かいそう社会しゃかいをきずきあげたポンペイとうコスラエとうなどから、親族しんぞく体系たいけい以外いがい地位ちいたないチューク諸島しょとうカロリン諸島しょとうなどまで、様々さまざま文化ぶんか混在こんざいしている。

西欧せいおう諸国しょこくとの接触せっしょくにより金属きんぞく存在そんざいられるようになると、ミクロネシアじん生活せいかつ環境かんきょう大幅おおはば変容へんようしたが、それまではいしかいなどを原料げんりょうとしたおのばりココヤシ繊維せんいあみなどをもちいた漁撈ぎょろう生活せいかつおもとし、パラオ諸島しょとうなど一部いちぶしまでは土器どき利用りようされていた[35]栽培さいばい家畜かちく飼育しいく小規模しょうきぼながらおこなわれており、ブタイヌニワトリ飼育しいくタロイモパンノキココヤシヤムイモ栽培さいばいなどがなされている[43]

文化ぶんかてきにはポリネシアメラネシアとの共通きょうつうこうられ、キンマつつんだビンロウ石灰せっかいぜたものを習慣しゅうかんベテル・チューイング)やメラネシアのカヴァ相当そうとうするシャカオなどがある。こうした文化ぶんかてき共通きょうつうせいはミクロネシア東部とうぶくほど色濃いろこくなっている[35]

また、ヤップとうでは現代げんだいにおいても儀礼ぎれいてき交換こうかんおこな場合ばあいにはいし(フェ)を使用しようしており、貨幣かへいなかでは世界せかい最大さいだいほこ[44]

 
ミクロネシアの木彫きぼりぞう(ディルカイ)- メトロポリタン美術館びじゅつかん

芸術げいじゅつ

編集へんしゅう

美術びじゅつ

編集へんしゅう

ミクロネシアじん美術びじゅつ木彫きぼり工芸こうげいにその特徴とくちょうることができ、パラオ諸島しょとう象嵌ぞうがん細工ざいく(ディルカイ)、モートロック諸島しょとう仮面かめん(タプアヌ)、チューク諸島しょとうポンペイとう儀礼ぎれいようかいなどがられる[35][45]。また、近年きんねんパラオでは日本人にっぽんじん彫刻ちょうこく土方ひじかたひさいさおつたえたストーリーボード(パラオの歴史れきし伝説でんせつ浮彫うきぼりにした木彫きぼ細工ざいく)が観光かんこうよう民芸みんげいひんとしてひろつくられるようになっている[46]

音楽おんがく

編集へんしゅう

ミクロネシアの音楽おんがく島嶼とうしょあいだ相互そうご交流こうりゅうにより類似るいじせいしめしつつもかくしまでそれぞれ伝統でんとうてき発展はってんせた[47]しゅとして身体しんたいそうやほらがいによる吹奏すいそうられるが、ポリネシアじんもちいるような打楽器だがっきはほとんどられない。また、伝統でんとうてきおどりについては、すうにんからすうじゅうにんによってみじか旋律せんりつ歌詞かし繰返くりかえうたいながら同一どういつ動作どうさるようにおどり、跳躍ちょうやくしょうじないのが一般いっぱんてきである。動作どうさ性別せいべつによってゆるやかな規定きていがあり、連動れんどうしながらもそれぞれ別個べっこうごきをる。

近年きんねんでは若者わかもの中心ちゅうしんとしてひろしミクロネシアポップスとばれるうた中心ちゅうしん音楽おんがく流行りゅうこうしており、1960ねんごろより徐々じょじょ発展はってんした。これは、土着どちゃくした賛美さんび外来がいらい音楽おんがくJ-POPハワイアンロック (音楽おんがく)レゲエヒップホップなど)と現地げんち音楽おんがく融合ゆうごうさせたもので、ラジオやライブなどを中心ちゅうしんひろがりをせている[48][49]

脚注きゃくちゅう

編集へんしゅう

注釈ちゅうしゃく

編集へんしゅう
  1. ^ 東経とうけい130~175あいだ、2300を島々しまじま散在さんざいする。陸地りくち面積めんせきは、2851km2。(しるし東道とうどう太平洋戦争たいへいようせんそう(ミクロネシアのしまじま」/ しるし東道とうどう編著へんちょ『ミクロネシアをるための58しょう明石書店あかししょてん 2005ねん 16ページ)

出典しゅってん

編集へんしゅう
  1. ^ 片山かたやま一道いちどう身体しんたいかた人間にんげん歴史れきし 人類じんるいがく冒険ぼうけん筑摩書房ちくましょぼう、2016ねん、175ぺーじISBN 978-4-480-68971-9 
  2. ^ 1991ねん国際こくさい連合れんごう加盟かめい
  3. ^ しるし東道とうどう火山かざんとうとサンゴとう」/ しるし東道とうどう編著へんちょ『ミクロネシアをるための58しょう明石書店あかししょてん 2005ねん 20-21ページ
  4. ^ 世界せかい遺産いさん条約じょうやく暫定ざんていリスト 環境省かんきょうしょう林野庁りんやちょう
  5. ^ 棚橋たなはしさとし解説かいせつ オセアニア島嶼とうしょ」/ 綾部あやべ恒雄つねお監修かんしゅう 前川まえかわあきらくん棚橋たなはし編集へんしゅう講座こうざ 世界せかい先住民せんじゅうみんぞく -ファースト・ピープルズの現在げんざい- 09 オセアニア』 明石書店あかししょてん 2005ねん 184ページ
  6. ^ 高橋たかはし康昌やすまさ太平洋戦争たいへいようせんそうだい世界せかい大戦たいせん)」/ しるし東道とうどう編著へんちょ『ミクロネシアをるための58しょう明石書店あかししょてん 2005ねん 82ページ
  7. ^ 高橋たかはし康昌やすまさ太平洋戦争たいへいようせんそうだい世界せかい大戦たいせん)」/ しるし東道とうどう編著へんちょ『ミクロネシアをるための58しょう明石書店あかししょてん 2005ねん 84-85ページ
  8. ^ しるし東道とうどう「ミクロネシアのしまじま」/ しるし東道とうどう編著へんちょ『ミクロネシアをるための58しょう明石書店あかししょてん 2005ねん 19ページ
  9. ^ City Population閲覧えつらん:2017ねん1がつ30にち
  10. ^ City Population閲覧えつらん:2017ねん1がつ30にち
  11. ^ 高橋たかはしやすし唱「自立じりつ経済けいざい」/しるし東道とうどう編著へんちょ『ミクロネシアをるための58しょう明石書店あかししょてん 2005ねん 189ページ
  12. ^ City Population閲覧えつらん:2017ねん1がつ30にち
  13. ^ City Population閲覧えつらん:2017ねん1がつ30にち
  14. ^ City Population閲覧えつらん:2017ねん1がつ30にち
  15. ^ City Population閲覧えつらん:2017ねん1がつ30にち
  16. ^ City Population閲覧えつらん:2017ねん1がつ30にち
  17. ^ しるし東道とうどう「ミクロネシアの人々ひとびと」/ しるし東道とうどう編著へんちょ『ミクロネシアをるための58しょう明石書店あかししょてん 2005ねん 44-45ページ)
  18. ^ 増田ますだ2004、p.54
  19. ^ パラオ - 国際こくさい機関きかん 太平洋たいへいよう諸島しょとうセンター
  20. ^ 石川いしかわ榮吉えいきち接触せっしょく変容へんよう諸相しょそう : 江戸えど時代じだい漂流ひょうりゅうみんによるオセアニア関係かんけい史料しりょう」『国立こくりつ民族みんぞくがく博物館はくぶつかん研究けんきゅう報告ほうこく別冊べっさつだい6ごう国立こくりつ民族みんぞくがく博物館はくぶつかん、1989ねん2がつ、429-456ぺーじdoi:10.15021/00003744ISSN 0288-190XNAID 110004413389 
  21. ^ 増田ますだ2004、p.181
  22. ^ 増田ますだ2004、p.144
  23. ^ 増田ますだ2004、pp.193-194
  24. ^ 沿革えんかく 南洋なんよう貿易ぼうえき株式会社かぶしきがいしゃ
  25. ^ 野村のむら2005、p.57
  26. ^ 野村のむら2005、p.118
  27. ^ 野村のむら2005、p.52
  28. ^ a b 野村のむら2005、pp.71-72
  29. ^ The Stamford Historical Society: Peleliu(英語えいご
  30. ^ アンガウルしゅう憲法けんぽうパラオ共和国ぱらおきょうわこくアンガウルしゅう、1982ねん10がつ8にち制定せいてい
  31. ^ りょう陛下へいかおとずれ】サイパン、パラオ、そして日本人にっぽんじん戦没せんぼつしゃすう海外かいがいもっとおおいフィリピン ご慰霊いれいたびかせぬ”. 産経新聞さんけいしんぶん (2016ねん1がつ8にち). 2016ねん6がつ11にち閲覧えつらん
  32. ^ ビキニ環礁かんしょう世界せかい遺産いさん”. 朝日新聞あさひしんぶん (2010ねん8がつ2にち). 2016ねん6がつ11にち閲覧えつらん
  33. ^ ざいパラオ日本国にっぽんこく大使館たいしかん
  34. ^ りょう陛下へいかあすパラオへ 訪問ほうもんが「祝日しゅくじつ」に”. にっテレNEWS24. (2015ねん4がつ7にち). https://news.ntv.co.jp/category/society/272531 2015ねん6がつ11にち閲覧えつらん 
  35. ^ a b c d e f g 矢野やの1990
  36. ^ Michael F Hammer; Tatiana M Karafet; Hwayong Park; Keiichi Omoto; Shinji Harihara; Mark Stoneking; Satoshi Horai (2006). “Dual origins of the Japanese: common ground for hunter-gatherer and farmer Y chromosomes”. Journal of Human Genetics 51 (1): 47 - 58. doi:10.1007/s10038-005-0322-0. PMID 16328082.
  37. ^ しるしひがし2005、p.48
  38. ^ しるしひがし2005、p.51
  39. ^ a b しるしひがし2005、p.49
  40. ^ a b c しるしひがし2005、p.52
  41. ^ ミクロネシア連邦れんぽう - 愛知あいちけん国際こくさい交流こうりゅう協会きょうかい
  42. ^ 田辺たなべ1983
  43. ^ いちたに2003
  44. ^ しるしひがし2005、p.174
  45. ^ しるしひがし2005、p.155
  46. ^ しるしひがし2005、p.156
  47. ^ ワールドカルチャーガイド、p.100
  48. ^ しるしひがし2005、p.182
  49. ^ ワールドカルチャーガイド、p.78

参考さんこう文献ぶんけん

編集へんしゅう

書籍しょせき

編集へんしゅう
  • しるし東道とうどう『ミクロネシアをるための58しょう明石書店あかししょてん、2005ねんISBN 4750322229 
  • しるし東道とうどう『ミクロネシアをるための60しょう だい2はん明石書店あかししょてん、2015ねんISBN 9784750341378
  • 田辺たなべさとる母系ぼけい島々しまじま - ミクロネシアのみんさぐる』創造そうぞう書房しょぼう、1983ねんISBN 4881595032 
  • 矢野やのすすむ『オセアニアを事典じてん - ミクロネシアじん平凡社へいぼんしゃ、1990ねんISBN 4582126278 
  • WCG編集へんしゅうしつ『ミクロネシア』トラベルジャーナル、1999ねんISBN 4895594734 
  • 増田ますだ義郎よしお太平洋たいへいよう - ひらかれたうみ歴史れきし集英社しゅうえいしゃ、2004ねんISBN 4087202739 
  • 野村のむらすすむ日本にっぽんりょうサイパンとういちまんにち岩波書店いわなみしょてん、2005ねんISBN 4000242385 
  • いちたに勝之かつゆき, とおじょう道雄みちお「ミクロネシアにおけるヤムイモ栽培さいばい」『熱帯ねったい農業のうぎょうだい47かん日本にっぽん熱帯ねったい農業のうぎょう学会がっかい、2003ねん9がつ、115-116ぺーじISSN 00215260NAID 110003710136 

外部がいぶリンク

編集へんしゅう

関連かんれん項目こうもく

編集へんしゅう