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文化財 - Wikipedia
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文化財ぶんかざい

日本にっぽんにおける各種かくしゅ文化財ぶんかざい
（指定してい文化財ぶんかざいから転送てんそう）
曖昧さ回避 この項目こうもくでは、日本にっぽんで保護ほごされる歴史れきし的てき・文化ぶんか的てき作品さくひん（日本にっぽんの文化ぶんか）や遺跡いせきについて説明せつめいしています。日本にっぽんに限かぎらないものについては「文化ぶんか遺産いさん」、「文化ぶんか遺産いさん保護ほご制度せいど」をご覧らんください。

文化財ぶんかざい（ぶんかざい）とは、人間にんげんの文化ぶんかによって残のこされた有形ゆうけい・無形むけいのもののうち、価値かち（文化ぶんか的てき価値かち）を広ひろく認みとめられたものの総称そうしょう。

日本にっぽんの国宝こくほうに指定していされている平等院びょうどういん鳳凰堂ほうおうどう（京都きょうと府ふ宇治うじ市し）。

日本にっぽんの法規ほうき

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文化財ぶんかざいについて日本にっぽんの文化財ぶんかざい保護ほご法ほう第だい2条じょう第だい1項こうは次つぎのように規定きていしている。なお、以下いかの文中ぶんちゅうの「我わが国くに」は日本にっぽん国こくを指さす。

この法律ほうりつで「文化財ぶんかざい」とは、次つぎに掲かかげるものを言いう：
  1. 建造けんぞう物ぶつ、絵画かいが、彫刻ちょうこく、工芸こうげい品ひん、書跡しょせき、典籍てんせき、古文書こもんじょその他たの有形ゆうけいの文化ぶんか的てき所産しょさんで我わが国くににとって歴史れきし上じょう又または芸術げいじゅつ上じょう価値かちの高たかいもの（これらのものと一体いったいをなしてその価値かちを形成けいせいしている土地とちその他たの物件ぶっけんを含ふくむ。）並ならびに考古こうこ資料しりょう及およびその他たの学術がくじゅつ上じょう価値かちの高たかい歴史れきし資料しりょう（以下いか「有形ゆうけい文化財ぶんかざい」という。）
  2. 演劇えんげき、音楽おんがく、工芸こうげい技術ぎじゅつその他たの無形むけいの文化ぶんか的てき所産しょさんで我わが国くににとつて歴史れきし上じょう又または芸術げいじゅつ上じょう価値かちの高たかいもの（以下いか「無形むけい文化財ぶんかざい」という。）
  3. 衣食住いしょくじゅう、生業せいぎょう、信仰しんこう、年中ねんじゅう行事ぎょうじ等ひとしに関かんする風俗ふうぞく慣習かんしゅう、民俗みんぞく芸能げいのう、民俗みんぞく技術ぎじゅつ及およびこれらに用もちいられる衣服いふく、器具きぐ、家屋かおくその他たの物件ぶっけんで我わが国民こくみんの生活せいかつの推移すいいの理解りかいのため欠かくことのできないもの（以下いか「民俗みんぞく文化財ぶんかざい」という。）
  4. 貝かいづか、古墳こふん、都城みやこのじょう跡あと、城跡じょうせき、旧宅きゅうたくその他たの遺跡いせきで我わが国くににとつて歴史れきし上じょう又または学術がくじゅつ上じょう価値かちの高たかいもの、庭園ていえん、橋梁きょうりょう、峡谷きょうこく、海浜かいひん、山岳さんがくその他たの名勝めいしょう地ちで我わが国くににとつて芸術げいじゅつ上じょう又または観賞かんしょう上じょう価値かちの高たかいもの並ならびに動物どうぶつ（生息せいそく地ち、繁殖はんしょく地ち及および渡来とらい地ちを含ふくむ。）、植物しょくぶつ（自生じせい地ちを含ふくむ。）及および地質ちしつ鉱物こうぶつ（特異とくいな自然しぜんの現象げんしょうの生しょうじている土地とちを含ふくむ。）で我わが国くににとつて学術がくじゅつ上じょう価値かちの高たかいもの（以下いか「記念きねん物ぶつ」という。）
  5. 地域ちいきにおける人々ひとびとの生活せいかつ又または生業せいぎょう及および当該とうがい地域ちいきの風土ふうどにより形成けいせいされた景観けいかん地ちで我わが国民こくみんの生活せいかつ又または生業せいぎょうの理解りかいのため欠かくことのできないもの（以下いか「文化ぶんか的てき景観けいかん」という。）
  6. 周囲しゅういの環境かんきょうと一体いったいをなして歴史れきし的てき風致ふうちを形成けいせいしている伝統でんとう的てきな建造けんぞう物ぶつ群ぐんで価値かちの高たかいもの（以下いか「伝統でんとう的てき建造けんぞう物ぶつ群ぐん」という。）

すなわち、歴史れきし上じょう・芸術げいじゅつ上じょう・学術がくじゅつ上じょう・観賞かんしょう上等じょうとうの観点かんてんから価値かちの高たかい有形ゆうけい文化財ぶんかざい・無形むけい文化財ぶんかざい・民俗みんぞく文化財ぶんかざい・記念きねん物ぶつ・文化ぶんか的てき景観けいかん・伝統でんとう的てき建造けんぞう物ぶつ群ぐんの6種類しゅるいが、指定してい等とうの有無うむにかかわらず「文化財ぶんかざい」に該当がいとうする。文部もんぶ科学かがく大臣だいじんは文化財ぶんかざいのうち重要じゅうようなものを指定してい、認定にんてい、選定せんてい、登録とうろく、選択せんたくし、保護ほごのもとにおくことができる。ただし指定してい等とうおよびその解除かいじょにあたっては、文部もんぶ科学かがく大臣だいじんはあらかじめ文化ぶんか審議しんぎ会かいに諮問しもんしなければならない（文化財ぶんかざい保護ほご法ほう第だい153条じょう）。

文化財ぶんかざいの種類しゅるい

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有形ゆうけい文化財ぶんかざい

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詳細しょうさいは「有形ゆうけい文化財ぶんかざい」を参照さんしょう
 
国宝こくほうに指定していされている鳥獣ちょうじゅう人物じんぶつ戯画ぎが。

有形ゆうけい文化財ぶんかざいは、建造けんぞう物ぶつ、絵画かいが、彫刻ちょうこく、工芸こうげい品ひん、書跡しょせき、典籍てんせき、古文書こもんじょその他たの有形ゆうけいの文化ぶんか的てき所産しょさん（これらと一体いったいをなしてその価値かちを形成けいせいしている土地とち、工作こうさく物ぶつなどを含ふくむ場合ばあいがある）および考古こうこ資料しりょう、歴史れきし資料しりょうを指さすと定義ていぎされている。文部もんぶ科学かがく大臣だいじんは、有形ゆうけい文化財ぶんかざいのうち特とくに重要じゅうようと判断はんだんされるものを重要じゅうよう文化財ぶんかざいに指定していすることができる（第だい27条じょう第だい1項こう）。さらに、重要じゅうよう文化財ぶんかざいのうち世界せかい文化ぶんかの見地けんちから価値かちの高たかいもので、たぐいない国民こくみんの宝たからたるものを国宝こくほうに指定していすることができる（第だい27条じょう第だい2項こう）。

1996年ねん（平成へいせい8年ねん）の文化財ぶんかざい保護ほご法ほう改正かいせいにより、国くにまたは地方ちほう公共こうきょう団体だんたいの指定していを受うけていない有形ゆうけい文化財ぶんかざいのうち、保存ほぞんと活用かつようが特とくに必要ひつようなものを登録とうろく有形ゆうけい文化財ぶんかざいに登録とうろくする制度せいどが創設そうせつされた（第だい57条じょう）。登録とうろくの対象たいしょうは当初とうしょは建造けんぞう物ぶつに限定げんていされていたが、2004年ねん（平成へいせい16年ねん）の法ほう改正かいせいでそれ以外いがいの有形ゆうけい文化財ぶんかざいにも適用てきよう範囲はんいが拡大かくだいされた。

無形むけい文化財ぶんかざい

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詳細しょうさいは「無形むけい文化財ぶんかざい」を参照さんしょう

無形むけい文化財ぶんかざいは、演劇えんげき、音楽おんがく、工芸こうげい技術ぎじゅつその他たの無形むけいの文化ぶんか的てき所産しょさんであると定義ていぎされている。文部もんぶ科学かがく大臣だいじんは、無形むけい文化財ぶんかざいのうち特とくに重要じゅうようと判断はんだんされるものを重要じゅうよう無形むけい文化財ぶんかざいに指定していすることができる（第だい71条じょう第だい1項こう）。重要じゅうよう無形むけい文化財ぶんかざいの指定していにあたっては、当該とうがい重要じゅうよう無形むけい文化財ぶんかざいの保持ほじ者しゃまたは保持ほじ団体だんたいを認定にんていしなければならない（第だい71条じょう第だい2項こう）。保持ほじ者しゃの認定にんていには、個人こじんを各かく個別こべつに認定にんていする各個かっこ認定にんていと、保持ほじ者しゃの団体だんたいの構成こうせい員いんを一体いったいとして認定にんていする総合そうごう認定にんていがある。各個かっこ認定にんていを受うけている保持ほじ者しゃは人間にんげん国宝こくほうと通称つうしょうされる。文化庁ぶんかちょう長官ちょうかんは、重要じゅうよう無形むけい文化財ぶんかざい以外いがいの無形むけい文化財ぶんかざいのうち、その記録きろくを作成さくせいし、保存ほぞんし、または公開こうかいするための措置そちを講こうずるべきものを「記録きろく作成さくせい等とうの措置そちを講こうずべき無形むけい文化財ぶんかざい」として選択せんたくすることができる（第だい77条じょう）。これを選択せんたく無形むけい文化財ぶんかざいと通称つうしょうする。

民俗みんぞく文化財ぶんかざい

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詳細しょうさいは「民俗みんぞく文化財ぶんかざい」を参照さんしょう
 
重要じゅうよう無形むけい民俗みんぞく文化財ぶんかざいに指定していされている車くるま大歳おおとし神社じんじゃの翁おう舞まい。

民俗みんぞく文化財ぶんかざいは、衣食住いしょくじゅう、生業せいぎょう、信仰しんこう、年中ねんじゅう行事ぎょうじ等ひとしに関かんする風俗ふうぞく慣習かんしゅう、民俗みんぞく芸能げいのう、民俗みんぞく技術ぎじゅつ及およびこれらに用もちいられる衣服いふく、器具きぐ、家屋かおくその他たの物件ぶっけんであると定義ていぎされている。

文部もんぶ科学かがく大臣だいじんは、有形ゆうけいの民俗みんぞく文化財ぶんかざいのうち、特とくに重要じゅうようなものを重要じゅうよう有形ゆうけい民俗みんぞく文化財ぶんかざいに指定していすることができる（第だい78条じょう第だい1項こう）。2004年ねん（平成へいせい16年ねん）の文化財ぶんかざい保護ほご法ほう改正かいせいにより、国くにまたは地方ちほう公共こうきょう団体だんたいの指定していを受うけていない有形ゆうけいの民俗みんぞく文化財ぶんかざいのうち保存ほぞんと活用かつようが特とくに必要ひつようなものを登録とうろく有形ゆうけい民俗みんぞく文化財ぶんかざいに登録とうろくできることになった（第だい90条じょう第だい1項こう）。最初さいしょの登録とうろく物件ぶっけんは「若狭わかさめのう玉たま磨すり用具ようぐ」「勝沼かつぬまのぶどう栽培さいばい用具ようぐ及および葡萄酒ぶどうしゅ醸造じょうぞう用具ようぐ」「雲くも州しゅうそろばんの製作せいさく用具ようぐ」の3件けんで、2006年ねん（平成へいせい18年ねん）3月がつ15日にちに官報かんぽう告示こくじされた。

また、文部もんぶ科学かがく大臣だいじんは、風俗ふうぞく慣習かんしゅう、民俗みんぞく芸能げいのう、民俗みんぞく技術ぎじゅつなどの無形むけいの民俗みんぞく文化財ぶんかざいのうち特とくに重要じゅうようなものを重要じゅうよう無形むけい民俗みんぞく文化財ぶんかざいに指定していすることができる（第だい78条じょう第だい1項こう）。また、文化庁ぶんかちょう長官ちょうかんは、重要じゅうよう無形むけい民俗みんぞく文化財ぶんかざい以外いがいの無形むけいの民俗みんぞく文化財ぶんかざいのうち、その記録きろくを作成さくせいし、保存ほぞんし、または公開こうかいするための措置そちを講こうずるものを「記録きろく作成さくせい等とうの措置そちを講こうずべき無形むけいの民俗みんぞく文化財ぶんかざい」として選択せんたくすることができる（第だい91条じょう）。これを選択せんたく無形むけい民俗みんぞく文化財ぶんかざいと通称つうしょうする。

記念きねん物ぶつ

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詳細しょうさいは「記念きねん物ぶつ」を参照さんしょう

貝塚かいづか、古墳こふん、都城みやこのじょう跡あと、城跡じょうせき、旧宅きゅうたくなどの遺跡いせき、庭園ていえん、橋梁きょうりょう、峡谷きょうこく、海浜かいひん、山岳さんがくなどの名勝めいしょう地ち、動物どうぶつ、植物しょくぶつ、地質ちしつ鉱物こうぶつなどの自然しぜんの産物さんぶつは記念きねん物ぶつと総称そうしょうされている。文部もんぶ科学かがく大臣だいじんは、記念きねん物ぶつのうち重要じゅうようなものを史跡しせき、名勝めいしょう、天然記念物てんねんきねんぶつに指定していすることができる（第だい109条じょう第だい1項こう）。さらに、その中なかでも特とくに重要じゅうようなものを特別とくべつ史跡しせき、特別とくべつ名勝めいしょう、特別とくべつ天然記念物てんねんきねんぶつに指定していし、重点的じゅうてんてきな保護ほごのもとにおくことができる（第だい109条じょう第だい2項こう）。

2004年ねん（平成へいせい16年ねん）の文化財ぶんかざい保護ほご法ほう改正かいせいにより、国くにまたは地方ちほう公共こうきょう団体だんたいの指定していを受うけていない記念きねん物ぶつのうち、保存ほぞんと活用かつようが特とくに必要ひつようなものを登録とうろく記念きねん物ぶつに登録とうろくできることになった（第だい132条じょう第だい1項こう）。最初さいしょの登録とうろく物件ぶっけんは「函館はこだて公園こうえん」（北海道ほっかいどう函館はこだて市し）、「再度さいど公園こうえん及および再度山ふたたびさん永久えいきゅう植生しょくせい保存ほぞん地ち」（兵庫ひょうご県けん神戸こうべ市し）[注ちゅう 1]、「相楽さがら園えん」（神戸こうべ市し）の3件けんで、2006年ねん（平成へいせい18年ねん）1月がつ26日にちに官報かんぽう告示こくじされた。

文化ぶんか的てき景観けいかん

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詳細しょうさいは「文化ぶんか的てき景観けいかん」を参照さんしょう

文化ぶんか的てき景観けいかんは、地域ちいきにおける人々ひとびとの生活せいかつまたは生業せいぎょう、および当該とうがい地域ちいきの風土ふうどにより形成けいせいされた景観けいかん地ちと定義ていぎされている。2004年ねん（平成へいせい16年ねん）の文化財ぶんかざい保護ほご法ほう改正かいせいにより創設そうせつされた文化財ぶんかざいのジャンルであり、「日本にっぽんの原げん風景ふうけい」などと呼よばれるような、棚田たなだや里山さとやまなどの景観けいかんがこれに該当がいとうする。文化庁ぶんかちょうは文化ぶんか的てき景観けいかんの保存ほぞん・活用かつよう事業じぎょうを実施じっししており、文化庁ぶんかちょうの「文化ぶんか的てき景観けいかんの保存ほぞん・整備せいびに関かんする検討けんとう委員いいん会かい」が第だい三さん次じ調査ちょうさで180の重要じゅうよう地域ちいきを選定せんていした。文部もんぶ科学かがく大臣だいじんは、景観けいかん地区ちくなどとして都道府県とどうふけんまたは市町村しちょうそんが保存ほぞん措置そちを講こうじている文化ぶんか的てき景観けいかんの中なかから特とくに重要じゅうようなものを重要じゅうよう文化ぶんか的てき景観けいかんとして選定せんていすることができる（第だい134条じょう第だい1項こう）。重要じゅうよう文化ぶんか的てき景観けいかん選定せんていの第だい1号ごうは滋賀しが県けん近江八幡おうみはちまん市しの「近江八幡おうみはちまんの水郷すいごう」で、2006年ねん（平成へいせい18年ねん）1月がつ26日にちに官報かんぽう告示こくじされた。

伝統でんとう的てき建造けんぞう物ぶつ群ぐん

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詳細しょうさいは「伝統でんとう的てき建造けんぞう物ぶつ群ぐん保存ほぞん地区ちく」を参照さんしょう

伝統でんとう的てき建造けんぞう物ぶつ群ぐんは、周囲しゅういの環境かんきょうと一体いったいをなして歴史れきし的てき風致ふうちを形成けいせいしている伝統でんとう的てきな建造けんぞう物ぶつ群ぐんと定義ていぎされている。宿場しゅくば町まち、城下町じょうかまちなどの町並まちなみ、集落しゅうらくがこれに該当がいとうする。重要じゅうよう文化財ぶんかざい等とうとは異ことなり、まず市町村しちょうそんが都市とし計画けいかくまたは条例じょうれいにより、歴史れきし的てきな集落しゅうらくや町並まちなみの保存ほぞんを図はかることを目的もくてきとして伝統でんとう的てき建造けんぞう物ぶつ群ぐん保存ほぞん地区ちくを定さだめ（第だい143条じょう第だい1項こう）、それらの伝統でんとう的てき建造けんぞう物ぶつ群ぐん保存ほぞん地区ちくの中なかから特とくに価値かちが高たかいものを文部もんぶ科学かがく大臣だいじんが重要じゅうよう伝統でんとう的てき建造けんぞう物ぶつ群ぐん保存ほぞん地区ちくとして選定せんていすることができる（第だい144条じょう第だい1項こう）。

埋蔵まいぞう文化財ぶんかざい

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詳細しょうさいは「埋蔵まいぞう文化財ぶんかざい」を参照さんしょう

埋蔵まいぞう文化財ぶんかざいは、他たの文化財ぶんかざいとは異ことなり土地とちに埋蔵まいぞうされている状態じょうたいにある文化財ぶんかざいである。埋蔵まいぞう文化財ぶんかざいの発掘はっくつ調査ちょうさを行おこなう場合ばあいは事前じぜんに文化庁ぶんかちょう長官ちょうかんへ届とどけ出でなければならない（第だい92条じょう第だい1項こう）。埋蔵まいぞう文化財ぶんかざいを包蔵ほうぞうする土地とちは遺跡いせき地図ちず等とうにより周知しゅうちが図はかられている（第だい95条じょう）。こうした周知しゅうちの埋蔵まいぞう文化財ぶんかざい包蔵ほうぞう地ちにおいて土木どぼく工事こうじを行おこなう場合ばあいも同様どうように文化庁ぶんかちょう長官ちょうかんへ届とどけ出でなければならない（第だい93条じょう第だい1項こう）。地中ちちゅうから発見はっけんされた埋蔵まいぞう物ぶつが文化財ぶんかざいと認みとめられるときは、警察けいさつ署長しょちょうは都道府県とどうふけん教育きょういく委員いいん会かいへ物件ぶっけんを提出ていしゅつし、都道府県とどうふけん教育きょういく委員いいん会かいは物件ぶっけんが文化財ぶんかざいであるかどうかを鑑査かんさする（第だい102条じょう）。

選定せんてい保存ほぞん技術ぎじゅつ

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詳細しょうさいは「選定せんてい保存ほぞん技術ぎじゅつ」を参照さんしょう

文化財ぶんかざいの保存ほぞんのために欠かくことのできない材料ざいりょう製作せいさく、修理しゅうり、修復しゅうふくなどの伝統でんとう的てきな技術ぎじゅつは、文化財ぶんかざいには該当がいとうしないが、文化財ぶんかざい保護ほご法ほうによる保護ほごの対象たいしょうとなっている。文部もんぶ科学かがく大臣だいじんは、選定せんてい保存ほぞん技術ぎじゅつを選定せんていし（第だい147条じょう第だい1項こう）、その技術ぎじゅつの保持ほじ者しゃまたは保持ほじ団体だんたいを認定にんていする（第だい147条じょう第だい2項こう）。

文化財ぶんかざいの保存ほぞんと活用かつよう

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文化財ぶんかざいの所有しょゆう者しゃは、個人こじん、法人ほうじん（美術館びじゅつかん・博物館はくぶつかんや宗教しゅうきょう法人ほうじん、財団ざいだん法人ほうじん、株式会社かぶしきがいしゃなど）、地方ちほう公共こうきょう団体だんたい（都道府県とどうふけん・市区しく町村ちょうそん）、国くになど多岐たきにわたる。文化財ぶんかざいの所有しょゆう者しゃおよび関係かんけい者しゃは、文化財ぶんかざいを公共こうきょうのために大切たいせつに保存ほぞんするとともに、できるだけこれを公開こうかいする等ひとしその文化ぶんか的てき活用かつように努つとめなければならない。文化財ぶんかざいのうち、社寺しゃじなど施設しせつ・場所ばしょの多おおくが見学けんがくを受うけ入いれているほか、芸術げいじゅつ作品さくひんなども常設じょうせつまたは企画きかく展てんで公開こうかいされることがある。文化財ぶんかざいを撮影さつえいして写真しゃしん集しゅうを含ふくむ書籍しょせきや展示てんじ会かい図録ずろくとして出版しゅっぱんしたり、テレビ番組ばんぐみや映像えいぞうソフトで見みせたりすることは20世紀せいきから行おこなわれているが、21世紀せいきには高こう精細せいさい画像がぞうでデジタル画像がぞう化かして保存ほぞん・公開こうかいすることも行おこなわれている[1]。

重要じゅうよう文化財ぶんかざいの場合ばあいを例れいにとれば、重要じゅうよう文化財ぶんかざいの所有しょゆう者しゃは、文部もんぶ科学かがく省令しょうれい及および文化庁ぶんかちょう長官ちょうかんの指示しじに従したがって当該とうがい重要じゅうよう文化財ぶんかざいを管理かんりしなければならず（第だい31条じょう）、所有しょゆう者しゃが判明はんめいしない場合ばあい又または所有しょゆう者しゃ若もしくは管理かんり責任せきにん者しゃによる管理かんりが著いちじるしく困難こんなん叉または不ふ適当てきとうであると明あきらかに認みとめられる場合ばあいには、文化庁ぶんかちょう長官ちょうかんは地方ちほう公共こうきょう団体だんたいなどを管理かんり団体だんたいに指定していし、所有しょゆう者しゃに代かわって管理かんりにあたらせることができる（第だい31条じょうの2）。

重要じゅうよう文化財ぶんかざいの現状げんじょう変更へんこうには文化庁ぶんかちょう長官ちょうかんの許可きょかが必要ひつようである（第だい43条じょう）。重要じゅうよう文化財ぶんかざいの輸出ゆしゅつは原則げんそくとして禁止きんしされている（第だい44条じょう）。また、文化庁ぶんかちょう長官ちょうかんは重要じゅうよう文化財ぶんかざいの公開こうかいを勧告かんこくすることができる（第だい51条じょう）。一方いっぽうで、重要じゅうよう文化財ぶんかざいの管理かんり又または修理しゅうりにつき多額たがくの経費けいひを要ようする場合ばあいは、所有しょゆう者しゃ又または管理かんり団体だんたいには補助ほじょ金きんが交付こうふされる（第だい35条じょう）。有形ゆうけい文化財ぶんかざいのうち、登録とうろく有形ゆうけい文化財ぶんかざいに関かんする規定きていは、重要じゅうよう文化財ぶんかざいに関かんするものに比くらべてゆるやかなものとなっており、例たとえば現状げんじょう変更へんこうは届出とどけで制せいとなっている（第だい64条じょう第だい1項こう）。

文化財ぶんかざいの保存ほぞんや修復しゅうふく・修理しゅうりもには高度こうどな技術ぎじゅつと費用ひようが必要ひつようで、学界がっかいを含ふくめた官民かんみんの連携れんけいが重要じゅうようである。文化庁ぶんかちょうと宮内庁くないちょうと読売新聞よみうりしんぶんグループは2018年ねん11月29日にち、皇室こうしつ所有しょゆう分ぶんを含ふくむ文化財ぶんかざいの保存ほぞん、修理しゅうり、公開こうかいを一体いったいで進すすめる「紡つむぐプロジェクト」を始はじめると発表はっぴょうした[1]。

文化財ぶんかざい愛護あいごシンボルマーク

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文化庁ぶんかちょうが、文化財ぶんかざい愛護あいご運動うんどうの推進すいしんおよびその象徴しょうちょうとして、1966年ねん（昭和しょうわ41年ねん）5月がつに制定せいていした「文化財ぶんかざい愛護あいごシンボルマーク」は、3段だんに重かさねた組物くみもの（斗と栱）をイメージしたものである[2]。

文化財ぶんかざいの亡失ぼうしつと捜索そうさく・防犯ぼうはん

編集へんしゅう

文化財ぶんかざいは損壊そんかいしたり、所在しょざい不明ふめいになったりすることも多おおい。日本にっぽんでは国宝こくほう・重文じゅうぶんの美術びじゅつ工芸こうげい品ひん1万まん524件けんのうち142件けんが所在しょざい不明ふめい（2021年ねん時点じてん）のほか、都道府県とどうふけん指定してい文化財ぶんかざいも合計ごうけい150件けん程度ていどが所在しょざい不明ふめいである[3]。所在しょざい不明ふめいになり理由りゆうとしては所有しょゆう者しゃの転居てんきょや死亡しぼう、法人ほうじん解散かいさん、売買ばいばい、盗難とうなんなどのほか、第だい二に次じ世界せかい大戦たいせん直後ちょくごの連合れんごう国軍こくぐん占領せんりょう下かの日本にっぽんで接収せっしゅうを経へて海外かいがいに持もち出だされた例れいもある[3]。文化庁ぶんかちょうは所在しょざい不明ふめい文化財ぶんかざいの一覧いちらんサイトを開設かいせつ[4]するなどして捜索そうさくしている。盗難とうなんは特とくに仏像ぶつぞうで深刻しんこくであり、仏教ぶっきょう寺院じいんやその所在しょざい自治体じちたいでは仏像ぶつぞうの精密せいみつな写真しゃしん撮影さつえい、3Dプリンターで製作せいさくした「お身代みがわり」の安置あんちといった対策たいさくを講こうじている[3]。少子しょうし高齢こうれい化かや地方ちほうの過疎かそ化かなどにより、住職じゅうしょくがいない寺てらが盗難とうなんに遭あいやすくなったり、文化財ぶんかざいや史料しりょうとしての価値かちが判断はんだんされる前まえに古文書こもんじょなどが廃棄はいきされたりするリスクが増ましている[3]。

地方ちほう公共こうきょう団体だんたいの条例じょうれいにおける文化財ぶんかざい

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文化財ぶんかざい保護ほご法ほう第だい182条じょう第だい2項こうは次つぎのとおり規定きていしている。

地方ちほう公共こうきょう団体だんたいは、条例じょうれいの定さだめるところにより、重要じゅうよう文化財ぶんかざい、重要じゅうよう無形むけい文化財ぶんかざい、重要じゅうよう有形ゆうけい民俗みんぞく文化財ぶんかざい、重要じゅうよう無形むけい民俗みんぞく文化財ぶんかざい及および史跡しせき名勝めいしょう天然記念物てんねんきねんぶつ以外いがいの文化財ぶんかざいで当該とうがい地方ちほう公共こうきょう団体だんたいの区域くいき内ないに存そんするもののうち重要じゅうようなものを指定していして、その保存ほぞん及および活用かつようのため必要ひつような措置そちを講こうずることができる。

この規定きていに基もとづき、地方ちほう公共こうきょう団体だんたい（都道府県とどうふけん、区く市町村しちょうそん）の多おおくがそれぞれ「文化財ぶんかざい保護ほご条例じょうれい」等とうの名称めいしょうの条例じょうれいを制定せいていし、国くに指定してい等とうの文化財ぶんかざい以外いがいの重要じゅうような文化財ぶんかざいについて、教育きょういく委員いいん会かいが指定してい等とうを行おこない保護ほごを図はかっている。ただし、地方ちほう公共こうきょう団体だんたい指定してい等とうの文化財ぶんかざいが国くにの指定してい等とうを受うけた場合ばあいは、当該とうがい地方ちほう公共こうきょう団体だんたいによる指定してい等とうは解除かいじょされる。地方ちほう公共こうきょう団体だんたいの制度せいどはおおむね国くにの制度せいどに準じゅんじたものであるが、それぞれの実情じつじょうに応おうじて個々ここの特色とくしょくを持もった制度せいどが定さだめられている。以下いかに東京とうきょう都と、山梨やまなし県けん、岐阜ぎふ県けん、神奈川かながわ県けん横浜よこはま市し、石川いしかわ県けん金沢かなざわ市し、神戸こうべ市しの条例じょうれいの挙あげる。

東京とうきょう都と文化財ぶんかざい保護ほご条例じょうれい（抄しょう）
  • 有形ゆうけい文化財ぶんかざいのうち重要じゅうようなものを東京とうきょう都と指定してい有形ゆうけい文化財ぶんかざいに指定していすることができる。
  • 無形むけい文化財ぶんかざいのうち重要じゅうようなものを東京とうきょう都と指定してい無形むけい文化財ぶんかざいに指定していすることができる。
  • 有形ゆうけいの民俗みんぞく文化財ぶんかざいのうち重要じゅうようなものを東京とうきょう都と指定してい有形ゆうけい民俗みんぞく文化財ぶんかざいに、無形むけいの民俗みんぞく文化財ぶんかざいのうち重要じゅうようなものを東京とうきょう都と指定してい無形むけい民俗みんぞく文化財ぶんかざいに指定していすることができる。
  • 記念きねん物ぶつのうち重要じゅうようなものを、東京とうきょう都と指定してい史跡しせき、東京とうきょう都と指定してい旧跡きゅうせき、東京とうきょう都と指定してい名勝めいしょう又または東京とうきょう都と指定してい天然記念物てんねんきねんぶつに指定していすることができる。
山梨やまなし県けん文化財ぶんかざい保護ほご条例じょうれい（抄しょう）
  • 有形ゆうけい文化財ぶんかざいのうち重要じゅうようなものを山梨やまなし県けん指定してい有形ゆうけい文化財ぶんかざいに指定していすることができる。
  • 無形むけい文化財ぶんかざいのうち重要じゅうようなものを山梨やまなし県けん指定してい無形むけい文化財ぶんかざいに指定していすることができる。
  • 有形ゆうけいの民俗みんぞく文化財ぶんかざいのうち重要じゅうようなものを山梨やまなし県けん指定してい有形ゆうけい民俗みんぞく文化財ぶんかざいに、無形むけいの民俗みんぞく文化財ぶんかざいのうち重要じゅうようなものを山梨やまなし県けん指定してい無形むけい民俗みんぞく文化財ぶんかざいに指定していすることができる。
  • 記念きねん物ぶつのうち重要じゅうようなものを山梨やまなし県けん指定してい史跡しせき、山梨やまなし県けん指定してい名勝めいしょう又または山梨やまなし県けん指定してい天然記念物てんねんきねんぶつに指定していすることができる。
  • 文化ぶんか的てき景観けいかんのうち重要じゅうようなものを山梨やまなし県けん選定せんてい文化ぶんか的てき景観けいかんとして選定せんていすることができる。
  • 伝統でんとう的てき建造けんぞう物ぶつ群ぐん保存ほぞん地区ちくで価値かちが特とくに高たかいものを山梨やまなし県けん選定せんてい伝統でんとう的てき建造けんぞう物ぶつ群ぐん保存ほぞん地区ちくとして選定せんていすることができる。
岐阜ぎふ県けん文化財ぶんかざい保護ほご条例じょうれい（抄しょう）
  • 有形ゆうけい文化財ぶんかざいのうち特とくに価値かちの高たかいものを岐阜ぎふ県けん重要じゅうよう文化財ぶんかざいに指定していすることができる。
  • 無形むけい文化財ぶんかざいのうち特とくに価値かちの高たかいものを岐阜ぎふ県けん重要じゅうよう無形むけい文化財ぶんかざいに指定していすることができる。
  • 民俗みんぞく文化財ぶんかざいのうち特とくに価値かちの高たかいものを岐阜ぎふ県けん重要じゅうよう有形ゆうけい民俗みんぞく文化財ぶんかざい又または岐阜ぎふ県けん重要じゅうよう無形むけい民俗みんぞく文化財ぶんかざいに指定していすることができる。
  • 記念きねん物ぶつのうち特とくに価値かちの高たかいものを岐阜ぎふ県けん史跡しせき、岐阜ぎふ県けん名勝めいしょう又または岐阜ぎふ県けん天然記念物てんねんきねんぶつに指定していすることができる。
横浜よこはま市し文化財ぶんかざい保護ほご条例じょうれい（抄しょう）[5]
  • 文化財ぶんかざいのうち、地域ちいき住民じゅうみんが守まもってきたもの及および地域ちいきを知しる上じょうで必要ひつような文化財ぶんかざいを横浜よこはま市し地域ちいき文化財ぶんかざいとして登録とうろくすることができる。
金沢かなざわ市しにおける伝統でんとう環境かんきょうの保存ほぞんおよび美うつくしい景観けいかんの形成けいせいに関かんする条例じょうれい（抄しょう）
  • 伝統でんとう環境かんきょうを保存ほぞん育成いくせいするために必要ひつような土地とちの区域くいき（以下いか「伝統でんとう環境かんきょう保存ほぞん区域くいき」という。）または近代きんだい的てき都市とし景観けいかんを創出そうしゅつするために必要ひつような土地とちの区域くいき（以下いか「近代きんだい的てき都市とし景観けいかん創出そうしゅつ区域くいき」という。）を指定していすることができる。
  • 都市とし景観けいかんの形成けいせいのため、建築けんちく物ぶつ等とうおよび木き竹ちくを保存ほぞん対象たいしょう物ぶつとして指定していすることができる。
神戸こうべ市し文化財ぶんかざいの保護ほご及および文化財ぶんかざい等とうを取とり巻まく文化ぶんか環境かんきょうの保全ほぜんに関かんする条例じょうれい（抄しょう）
  • 文化財ぶんかざいのうち必要ひつようなものを神戸こうべ市し登録とうろく文化財ぶんかざいとして登録とうろくすることができる。
  • 文化財ぶんかざいのうち必要ひつようなものを神戸こうべ市し地域ちいき文化財ぶんかざいとして認定にんていすることができる。
  • 文化ぶんか環境かんきょうを保存ほぞんするため必要ひつような区域くいきを文化ぶんか環境かんきょう保存ほぞん区域くいきとして指定していすることができる。
  • 文化ぶんか環境かんきょう保存ほぞん区域くいき内ないに存そんする有形ゆうけい文化財ぶんかざいのうち重要じゅうようなものを神戸こうべ市し歴史れきし的てき建造けんぞう物ぶつその他たの有形ゆうけいの文化ぶんか的てき所産しょさんに選定せんていすることができる。

文化財ぶんかざい学科がっかを持もつ日本にっぽんの大学だいがく

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文化財ぶんかざい関連かんれん学科がっか・コースを持もつ日本にっぽんの大学だいがく

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脚注きゃくちゅう

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[脚注きゃくちゅうの使つかい方かた]

注釈ちゅうしゃく

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  1. ^ 「再度さいど公園こうえん及および再度山ふたたびさん永久えいきゅう植生しょくせい保存ほぞん地ち」は、2007年ねん（平成へいせい19年ねん）2月がつ6日にちに「再度さいど公園こうえん・再度山ふたたびさん永久えいきゅう植生しょくせい保存ほぞん地ち・神戸こうべ外国がいこく人じん墓地ぼち」として名勝めいしょうに指定していされたため、現在げんざいは登録とうろく記念きねん物ぶつではなくなっている。

出典しゅってん

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  1. ^ a b 国宝こくほう・十分じゅうぶん・皇室こうしつゆかりの名品めいひん／日本にっぽんの美び 未来みらいへ「紡つむぐ」文化庁ぶんかちょう・宮内庁くないちょう・読売新聞よみうりしんぶん 特別とくべつ展てんや保存ほぞん、修理しゅうり『読売新聞よみうりしんぶん』夕刊ゆうかん2018年ねん11月29日にち1面めん
  2. ^ 文化庁ぶんかちょう. “文化財ぶんかざい愛護あいごシンボルマーク”. 文化庁ぶんかちょうサイト. 2022年ねん9月がつ7日にち閲覧えつらん。
  3. ^ a b c d 【ニュースの門もん】消きえた文化財ぶんかざい 取とり戻もどせ『読売新聞よみうりしんぶん』朝刊ちょうかん2022年ねん6月がつ12日にち（解説かいせつ面めん）
  4. ^ 文化庁ぶんかちょう：所在しょざい不明ふめいになっている国くに指定してい文化財ぶんかざい（美術びじゅつ工芸こうげい品ひん）2022年ねん6月がつ18日にち閲覧えつらん
  5. ^ 横浜よこはま市し文化財ぶんかざい保護ほご条例じょうれい（抄しょう）

参考さんこう文献ぶんけん

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  • 文化財ぶんかざい保護ほご法ほう研究けんきゅう会かい『最新さいしん改正かいせい 文化財ぶんかざい保護ほご法ほう』ぎょうせい、2006年ねん5月がつ、ISBN 4324078734
  • 中村なかむら賢二郎けんじろう『わかりやすい文化財ぶんかざい保護ほご制度せいどの解説かいせつ』ぎょうせい、2007年ねん9月がつ、ISBN 4324082944

関連かんれん項目こうもく

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外部がいぶリンク

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プロジェクト 文化ぶんか遺産いさん保護ほご制度せいど
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