讃岐 国
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国名
沿革
近代 以降 の沿革
- 「
旧 高 旧領 取調 帳 」に記載 されている明治 初年 時点 での国内 の支配 は以下 の通 り(395村 ・293,628石 余 )。太字 は当該 郡 内 に藩 庁 が所在 。国名 のあるものは飛地 領 。香川 郡 (49村 ・40,353石 余 ) -高松 藩 三野 郡 (37村 ・30,106石 余 ) -丸亀 藩 、多度津 藩 豊田 郡 (46村 ・20,655石 余 ) -丸亀 藩 大内 郡 (34村 ・14,642石 余 ) -高松 藩 那珂 郡 (46村 ・28,630石 余 ) -幕府 領 (倉敷 代官 所 )、高松 藩 、丸亀 藩 寒川 郡 (27村 ・21,919石 余 ) -高松 藩 鵜 足 郡 (30村 ・29,034石 余 ) -高松 藩 、丸亀 藩 山田 郡 (33村 ・29,364石 余 ) -高松 藩 三木 郡 (20村 ・17,491石 余 ) -高松 藩 多度 郡 (24村 ・17,314石 余 ) -丸亀 藩 、多度津 藩 阿野 郡 (36村 ・31,576石 余 ) -高松 藩 小豆島 (所属 郡 なし/9村 ・9,037石 余 ) -幕府 領 (倉敷 代官 所 )、美作 津山 藩 塩飽 島 (所属 郡 なし/1村 ・2,613石 余 ) -自治領 (高松 藩 預 地 )直島 ・男木島 ・女木島 (所属 郡 なし/3村 ・888石 余 ) -幕府 領 (高松 藩 預 地 )
- 1868
年 (慶応 4年 ) - 1871
年 (明治 4年 ) - 1872
年 (明治 5年 )1月 25日 -小豆島 西部 が北条 県 から香川 県 (第 1次 )に移管 。全域 が香川 県 (第 1次 )の管轄 となる。 - 1873
年 (明治 6年 )2月 20日 -名東 県 の管轄 となる。 - 1875
年 (明治 8年 )9月5日 -香川 県 (第 2次 )の管轄 となる。 - 1876
年 (明治 9年 )8月 21日 -第 2次 府県 統合 により愛媛 県 の管轄 となる。 - 1888
年 (明治 21年 )12月3日 -香川 県 (第 3次 )の管轄 となる。
国内 の施設
国府
国分寺 ・国分 尼寺
讃岐 国分寺 跡 (高松 市 国分寺 町 国分 、北緯 34度 18分 11.3秒 東経 133度 56分 39秒 / 北緯 34.303139度 東経 133.94417度 )国 の特別 史跡 。跡地 上 の白 牛山 千手 院 国分寺 が法燈 を継承 する。
讃岐 国分 尼寺 跡 (高松 市 国分寺 町 新居 、北緯 34度 18分 35.31秒 東経 133度 57分 44.88秒 / 北緯 34.3098083度 東経 133.9624667度 )国 の史跡 。跡地 上 の大慈 山 法華寺 が法燈 を継承 する。
神社
総社 :総社 神社 (坂出 市 林田 町 、北緯 34度 20分 03.58秒 東経 133度 53分 24.41秒 / 北緯 34.3343278度 東経 133.8901139度 )一宮 :田村 神社 (高松 市 一宮 町 、北緯 34度 17分 11.53秒 東経 134度 01分 38.25秒 / 北緯 34.2865361度 東経 134.0272917度 )二宮 :大 水上 神社 (三豊 市 高瀬 町 、北緯 34度 08分 53.61秒 東経 133度 45分 17.72秒 / 北緯 34.1482250度 東経 133.7549222度 )
要塞
屋島 城 (高松 市 屋島東 町 、北緯 34度 21分 14.76秒 東経 134度 6分 19.21秒 )
地域
郡
大内 郡 -引田 ・白鳥 ・入野 ・与 泰 (与田 )寒川 郡 小豆 郡 (かつて備前 国 に属 していたが、宝永 年間 には讃岐 国 に編入 されていた)三木 郡 山田 郡 香川 郡 阿野 郡 鵜 足 郡 那珂 郡 多度 郡 三野 郡 豊田 郡 (かつての刈田 郡 、『伊呂波 字 類 抄 』に国元 では「豊田 という」とみえる。)
『
江戸 時代 の藩
人物
国司
※
讃岐 守
大伴 犬 養 (従 四 位 下 ):760年 頃 藤原 楓 麻呂 (従 四 位 上 ):宝 亀 2年 (771年 )5月 14日 任官 藤原 継 彦(従 五 位 上 ):延 暦 24年 (805年 )10月 4日 任官 春原 五 百 枝 (従 四 位 上 ):大同 2年 (807年 )8月 26日 任官 多 入 鹿 (従 四 位 下 ):弘 仁 元年 (810年 )9月 10日 任官 春原 五 百 枝 (従 四 位 上 ):弘 仁 元年 (810年 )9月 18日 任官 藤原 友人 (従 五 位 下 ):弘 仁 2年 (811年 )5月 14日 任官 滋野 貞 主 (従 四 位 上 ):承 和 8年 (841年 )1月 7日 任官 正 躬王(従 四 位 上 ):承 和 12年 (845年 )1月 11日 任官 藤原 長良 (従 四 位 上 ):承 和 13年 (846年 )9月 13日 任官 弘 宗 王 (従 五 位 上 ):仁 寿 2年 (852年 )2月 任官 伴 善男 (従 四 位 下 ・参議 ):仁 寿 4年 (854年 )1月 16日 (854年 )-斉 衡4年 (857年 )1月 源 寛 (正 四 位 ):斉 衡4年 (857年 )1月 14日 任官 藤原 良 縄 (従 四 位 下 ):天 安 2年 (858年 )正月 -天 安 2年 (858年 )11月25日 紀 夏井 (従 五 位 上 ・右 中 弁 兼行 部 式部 少 輔、播磨 介 ):天 安 2年 (858年 )11月25日 -貞 観 6年 (864年 )1月 藤原 良 縄 (正 四 位 下 ・参議 右 衛門 督 ):貞 観 6年 (864年 )1月 16日 任官 藤原 有 貞 (従 四 位 下 ・右 近衛 少将 ):貞 観 8年 (866年 )正月 任官 藤原 常行 (従 三 位 ・参議 ):貞 観 10年 (868年 )1月 16日 -貞 観 12年 (870年 )1月 13日 源 生 (正 四 位 下 ・参議 }:貞 観 10年 (868年 )1月 16日 任官 (権守 )
藤原 家 宗 (従 四 位 上 ・参議 右 大 弁 ):貞 観 14年 (872年 )6月 -同年 8月 25日 藤原 良 世 (従 三 位 ・参議 皇太后 宮 大夫 ):貞 観 14年 (872年 )8月 25日 任官 藤原 家 宗 (正 四 位 下 ):元 慶 元年 (877年 )1月 3日 任官 源 冷 (正 四 位 下 ):元 慶 元年 (877年 )1月 15日 任官 高向 公 輔(従 四 位 下 ):元 慶 元年 (877年 )2月 3日 任官 (権守 )
源 舒(正 四 位 下 ):元 慶 5年 (881年 )2月 15日 任官 菅原 道真 (従 五 位 上 ・式部 少 輔、文章 博士 ):仁和 2年 (886年 )1月 16日 -仁和 6年 (890年 )藤原 仲平 (正 四 位 下 ):寛平 2年 (890年 )1月 11日 任官 源 直 :寛平 9年 (897年 )6月 18日 任官 藤原 枝 良 (従 四 位 上 ・参議 、侍従 、右 馬頭 、右 中 弁 、大 皇 大 后 亮 ):昌 泰 2年 (899年 )1月 11日 任官 源 昇 :延喜 5年 (905年 )任官 紀 長谷 雄 (従 四 位 上 ・参議 →正 四 位 下 ・参議 ):延喜 7年 (907年 )1月 13日 -延喜 10年 (910年 )1月 13日 藤原 保 忠 (従 四 位 上 ):延喜 10年 (910年 )1月 13日 任官 源 清 蔭 (正 四 位 下 ):延喜 21年 (921年 )1月 30日 任官 藤原 玄 上 (正 四 位 下 ):延長 3年 (925年 )1月 30日 任官 藤原 富 幹 (従 四 位 下 ):延長 6年 (928年 )任官 藤原 實 頼 (従 四 位 下 ):承 平 2年 (932年 )3月 14日 任官 源 是 茂 :承 平 6年 (936年 )4月 29日 任官 源 高明 (従 三 位 ):天 慶 9年 (946年 )3月 13日 任官 源 正明 (従 四 位 上 ):天 暦 元年 (947年 )1月 30日 任官 源 等 (従 四 位 上 ):天 暦 2年 (948年 )1月 任官 藤原 朝忠 :天 暦 10年 (956年 )1月 27日 任官 藤原 有 相 :天 暦 10年 (956年 )1月 27日 任官 (権守 )
藤原 元名 :天徳 4年 (960年 )1月 24日 任官 藤原 師 尚 (中宮 少 輔越後 但馬 権守 )天徳 年間 (権守 )
藤原 兼 通 :安和 3年 (970年 )2月 25日 任官 藤原 済 時 :天 延 2年 (974年 )1月 29日 任官 藤原 佐 理 (正 四 位 下 ・参議 ):天元 2年 (979年 )1月 29日 任官 橘 俊 綱 藤原 顕 綱 高階 泰 仲 :応 徳 3年 (1086年 )任官 平正盛 (従 四 位 下 ):保安 元年 (1120年 )12月14日 -保安 2年 (1121年 )藤原 家 成 (正 四 位 下 ):大治 4年 (1129年 )12月26日 任官 藤原 成 親 (従 五 位 上 ):久安 2年 (1146年 )任官 藤原 俊 盛 :保 元 2年 (1157年 )1月 26日 -永 暦 1年 (1160年 )4月 7日 藤原 季 能 :応 保 3年 (1163年 )1月 24日 -嘉 応 1年 (1169年 )12月30日 平 親 宗 :嘉 応 2年 (1170年 )1月 26日 -嘉 応 2年 (1170年 )7月 26日 平時 実 :嘉 応 2年 (1170年 )7月 26日 任官 藤原 季 能 :安元 3年 (1177年 )6月 28日 任官 平 維時:治 承 3年 (1179年 )11月18日 任官 一条 能 保 :1190年 頃 北条 泰 時 (従 五 位 下 →従 五 位 上 ):建 保 6年 (1218年 )-建 保 7年 (1219年 )1月 22日 吉田 定房 (従 五 位 上 ):弘安 6年 (1283年 )4月 5日 任官 北条 基 時 (従 五 位 上 →正 五 位 下 ):徳治 元年 (1306年 )2月 21日 -正和 3年 (1314年 )9月 21日 北条 守時 (正 五 位 下 ):正和 4年 (1315年 )12月15日 任官 足利 貞 氏 :足利尊氏 の父
讃岐 介
守護
鎌倉 幕府
室町 幕府
- 1337
年 -1352年 :細川 顕 氏 - 1352
年 -1359年 :細川 繁 氏 - 1362
年 -1379年 :細川 頼 之 - 1383
年 -1392年 :細川 頼 之 - 1392
年 -1397年 :細川 頼元 - 1397
年 -1426年 :細川 満 元 - 1426
年 -1429年 :細川 持 元 - 1429
年 -1442年 :細川 持 之 - 1442
年 -1473年 :細川 勝元 - 1473
年 -1507年 :細川 政 元 - 1507
年 :細川 澄 之 - 1507
年 -1508年 :細川 澄 元 - 1508
年 -?:細川 高 国
戦国 時代
戦国 大名
十河 氏 :在地 の土豪 で、阿波 の三好 氏 と結 び、勢力 を拡大 した。三好 氏 没落 後 、長宗我部 元親 に領土 を奪 われるが、豊臣 秀吉 により十河 城 周辺 のみを安堵 された。讃岐 香川 氏 :讃岐 守護 代 。鎌倉 景正 の子孫 で讃岐 西 半分 を支配 したが、長宗我部 元親 に降伏 し従 ったため、秀吉 により改易 された。長宗我部 元親 :土佐 の戦国 大名 。香川 氏 を従 えさせ、1580年 頃 には讃岐 の大半 を平定 、1584年 には十河 城 を落 とし讃岐 を完全 に平定 (離島 部 を除 く)(異論 あり)したが、翌年 の豊臣 秀吉 の四国 侵攻 により土佐 一 国 のみ安堵 される。
豊臣 政権
仙石 秀久 :高松 10万 石 (聖 通 寺 城 →高松 城 )、1585年 - 1586年 (四国 征伐 後 に入 封 。九州 征伐 に従軍 して戸次 川 の戦 いで大敗 、改易 処分 )十河 存 保 :十河 3万 石 (十河 城 )、1585年 - 1586年 (四国 征伐 後 に本領 安堵 。九州 征伐 に従軍 して戸次 川 の戦 いで戦死 、所領 没収 )尾藤 知 宣 :丸亀 18万 石 (丸亀 城 )、1586年 - 1587年 (仙石 氏 に代 わって入 封 。九州 征伐 に従軍 し、根 白 坂 の戦 いでの失態 により改易 処分 )生駒 親 正 :高松 17万 3千 石 (高松 城 )、1587年 - 1600年 (関ヶ原 の戦 い後 も本領 安堵 、高松 藩 初代 藩主 となる)
武家 官位 としての讃岐 守
江戸 時代 以前
阿波 守護 細川 家 (讃 州 家 )細川 頼 春 :鎌倉 時代 後期 から南北 朝 時代 の武将 、室町 幕府 管領 細川 家 (京 兆 家 )の祖 。阿波 ・伊 予 ・備後 ・日向 ・越前 守護 河野 通 堯:南北 朝 時代 の守護 大名 。伊予 守護 山名 義幸 :南北 朝 時代 の守護 大名 。丹後 ・出雲 ・隠岐 守護 小田 持家 :室町 時代 の武将 。常陸 小田 氏 当主 十河 一存 :戦国 時代 の武将 。三好 長慶 の弟 。宗 晴康 :対馬 の守護 大名 ・戦国 大名 。宗 氏 第 16代 当主 細川 元 勝 :安土 桃山 時代 の武将 。京 兆 家 16代
江戸 時代
讃岐 国 の合戦
脚注
注釈
出典
参考 文献
角川 日本 地名 大 辞典 37香川 県 旧 高 旧領 取調 帳 データベース
関連 書籍
木原 溥幸 『近世 讃岐 地域 の歴史 点描 』美 巧 社 、2016年 7月 初版 。ISBN 978-4-86387-074-1木原 溥幸 『地域 にみる讃岐 の近世 』美 巧 社 、2016年 12月第 2版 。ISBN 978-4-86387-079-6唐木 裕志 ・橋詰 茂 ・大山 真 充 ・渋谷 啓一 ・古野 徳久 ・萩野 憲司 (著 ,編集 ),芳 地 智子 ・石井 信雄 ・森 格 也・松本 和彦 ・松田 朝 由 ・片桐 孝浩 ・乗 松 真 也・山内 譲 ・久 葉 裕 可 ・土居 聡 朋 ・山内 治 朋 ・福家 清司 ・長谷川 賢二 ・市村 高男 (著 ) 『中世 の讃岐 』美 巧 社 、2016年 11月第 2版 。ISBN 978-4-86387-078-9木原 溥幸(著 ,編集 ),井上 勝之 ・植村 正治 ・岡 俊二 ・小山 泰弘 ・千葉 幸伸 ・平井 忠志 ・眞 井 孝 征 ・丸尾 寛 ・溝渕 利博 ・渡部 明夫 (著 ) 『近世 の讃岐 』美 巧 社 、2013年 12月第 2版 。ISBN 978-4-86387-042-0木原 溥幸(著 ,編集 ),安藤 文 良 ・井上 勝之 ・大山 真 充 ・坂田 知己 ・長町 博 ・渡辺 昭夫 (著 ) 『古代 の讃岐 』美 巧 社 、2013年 11月第 2版 。ISBN 978-4-86387-040-6武田 和昭 『讃岐 の仏像 下 』美 巧 社 、2014年 1月 第 2版 。ISBN 978-4-86387-051-2武田 和昭 『讃岐 の仏像 上 』美 巧 社 、2013年 11月第 2版 。ISBN 978-4-86387-043-7小林 良 生 『讃岐 の紙 』美 巧 社 、2013年 7月 初版 。ISBN 978-4-86387-032-1木原 溥幸 『近世 後期 讃岐 の地域 と社会 』美 巧 社 、2012年 11月初版 。ISBN 978-4-86387-027-7木原 溥幸 『史料 にみる讃岐 の近世 』美 巧 社 、2010年 11月初版 。ISBN 978-4-86387-009-3木原 溥幸 『藩政 にみる讃岐 の近世 』美 巧 社 、2007年 4月 初版 。ISBN 978-4-938236-14-4阿津 秋良 (津森 明 ) 『讃岐 おもしろ人物 図鑑 パートⅢ』美 巧 社 、2009年 7月 初版 。ISBN 978-4-938236-15-1阿津 秋良 (津森 明 ) 『讃岐 おもしろ人物 図鑑 パートⅡ』美 巧 社 、2003年 2月 初版 。ISBN 978-4-938236-82-3阿津 秋良 (津森 明 ) 『讃岐 おもしろ人物 図鑑 』美 巧 社 、1997年 11月初版 。- さぬきうどん
研究 会 『新 讃岐 うどん入門 』美 巧 社 、2006年 10月 改訂 第 4版 。ISBN 978-4-938236-81-6 津森 明 『古典 に見 る讃 岐路 』美 巧 社 、2006年 4月 初版 。ISBN 978-4-938236-95-3津森 明 『義経 讃岐 を駆 ける』美 巧 社 、2005年 1月 初版 。ISBN 978-4-938236-90-8
関連 項目
外部 リンク
讃岐 国司 一覧 江戸 時代 年表 宝永 年間 - ウェイバックマシン(2019年 1月 1日 アーカイブ分 )- 『
讃岐 国 』 - コトバンク